【女→男小説】『バカな女友達騙して足嗅いだ』【靴下、臭い、足コキ】 (Pixiv Fanbox)
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今俺は盛大に悩んでいる。
大学がもうすぐテスト期間になるから悩んでいる訳ではない。
「ねぇ拓馬、山川君が片手でブラジャー外せるって自慢してたんだけど、山川君ってブラジャーしてるの?」
「……」
恐らく女の子との行為の途中での話を山川は言っていたんだと思うが、沙耶にとってはその解釈になってしまうのだ。
「うん。してんじゃね?」
「まじかぁ!!私と同じとこで買ってたりして!」
「え、そこ!?」
そう。沙耶は天然だった。
いや、天然と言えば聞こえは良いが、ただのバカだ。
勉強ができない訳ではないが、やることなすこと全てがバカなのだ。
この前だってそうだ。
「ねぇねぇ、割の良いバイトを見つけた」
「ん?」
「パパ活って知ってる?」
「……」
もうこの時点で嫌な予感はしていたが、至って真面目に言う沙耶の話を一応聞いてみる。
「なんか今、援助する子を探してるパパが多くて女の子が足りないらしいの」
「で?」
「ほら見てよ。めっちゃかっこ良い人でしょ?」
見せてきたスマホの画面には、まるで俳優のように渋い40代前後の男性が写っていた。
「お金貰える上に、こんな人とデートできるなんてすごく良いと思って、話聞きに行ったのよ」
「え、行ったのかよ」
「そしたら、月に3、4人パパを紹介してくれて、それに応じる応じないってのも選べるらしいの」
「仕事なのに相手選べるのかよ」
「そうなのよ!」
パパ活と言うのは、普通パパ側が女の子を選ぶのではないだろうか。
「だけどやっぱりお金持ってる男の人って結構礼儀?とかが厳しいらしくて、紹介を受けるには有料の研修を受けないといけないらしいの」
「……いくらだよ」
「20万」
「バカか!!そりゃ詐欺だろ!!」
この後も「20万は高いけど、紹介されたらすぐ元は取れるから」と言って粘る沙耶を説得するのに苦労した。
大学に入ってから知り合い、まだそんな時間は経っていないが、ポジティブで明るくて、いつも発言がバカで、なんだか憎めない沙耶が俺は好きだった。
そして冒頭に戻るのだが…
「あぁ!!やっぱ勉強嫌い!!しかも2年になってからすごい提出物も増えたし。テストなくなんないかな…」
俺の部屋で一緒に勉強している沙耶は、足をこちらに向けて寝転がった。
白地にピンクの縁が入ったスニーカーソックス、所謂スニソを履き、その女性にしては大きい足裏を惜しみなく見せつけてきている。
癖なのかスニソ越しに足指をグニグニと動かしている様を見て、俺は悩んでいた。
『どうやったらこの足を好きだとバレずに堪能できるか』
靴下フェチの俺は、勉強などそっちのけでそのことで先ほどから悩んでいたのだ。
「テストってマークシートだよね?もう一か八かで受けるか…」
「いやそれは止めとけ。単位に関わることなんだから」
「あぁぁぁっ!!勉強嫌だぁぁ!!」
子供のように足をバタバタとさせ駄々を捏ねるバカな沙耶を見て、『あぁ、この足にチンポ擦り付けてぇな』と考えている俺も十分バカなんだと思った。
「どうすっかなぁ…」
「ん?何が?」
やべ、声に出てた。
「あ、いや、どうやったら良い点取れるかと思ってよ」
「なんか裏技とかないのかなぁ…」
「裏技……」
どうせ嗅ぐなら臭い方が良いよなぁ…
何日も連履きした沙耶のくっせぇ靴下嗅ぎたいし、やっぱそっからの靴下足コキがベスト…
そんなことを考えながら話していると、ふと沙耶から出た『裏技』という言葉。
バカな沙耶相手ならいけるか…?
「なぁ、裏技じゃねぇけど、俺の高校で流行った願掛けやるか?」
「願掛け?」
「ん~…おまじないって言ったら分かりやすいか?」
「おまじない??そんなの効果あるの?」
「めっちゃあるぞ。高校の時、全く勉強しねぇくせにいつも平均点ぐらいを取ってる奴がいたんだけど、そいつに教わったんだよ。俺も試しにやったら、見事勉強せずに、平均点のほう取らせて頂きました」
まぁ嘘だけど。
「ほんとにぃ?」
疑った台詞の割には俄然声が乗り気になり、目が輝いていた。
「で、何すれば良いのよ」
チョロっ!!しかもわかりやすっ!!
あぁ…見た目は背も高くて綺麗系のくせに犬みたいにしっぽ振ってるのが丸分かりな感じが可愛いよなぁ…
「簡単簡単。今日からテストが終わるまで、同じ靴下を履き続ければ良いんだよ」
「え?臭くならない?」
そこ?自分で言っといてなんだが、まず胡散臭さを疑えよ。
「その匂いが良いらしい。勉強するときはなるべく人間の五感を使いながらした方が頭に入るんだよ。よく勉強は読むだけじゃなくて、声に出して聴覚も使った方が良いって言うだろ?それと同じだよ」
「あぁ、なるほど。分かってきた」
分かってきた!?
「ぶふっ……んん"っ」
一瞬吹き出しそうになるのを堪えて続ける。
「日に日に靴下が臭くなってくだろ?そのまま勉強することによって、テストの時に『あぁ、あの匂いの時にやったやつだ』って思い出しやすくなんだよ」
嘘だけど。
「へぇ~…」
「まぁやるだけタダだし、やってみるか?」
今考えたにしては中々上手くまとまったと思うが、どうだ…?
「いやぁ…テストは3日後だし、私元々足臭いし…同じ靴下履くのはキツいわ。やめとく」
クソ!!
いくらバカでも流石にダメか…
それにしても足が臭ぇってまじかよ!!
あ"ぁもうっ!!そんな美味しい情報だけ渡してきて焦らしやがって!!
そのくっせぇ足に顔埋めさせろや!!
「あ!これやりたかったゲームじゃん!!やろう!!」
俺が心の中で悔しがっていると、俺の部屋のゲームを見て嬉しそうに言う沙耶。
あぁもう可愛いから許す!
「いや勉強しろ勉強」
「ちょっとぐらい大丈夫だって!やろうよぉ」
「…仕方ねぇな…」
そんなキラキラした目で言われると、断ることなんて俺にはできない。
結局そのあと全く勉強せずにゲームをやってしまった。
そして次の日、大学で会った沙耶の靴からはピンクの縁の白いスニソが僅かに見えていた。
まさかな…
「ねぇねぇ今日映画行かない?見たい映画あるのよ」
沙耶が講義が終わった後に声を掛けて来る。
「はぁ?お前昨日だって勉強しなかったくせに大丈夫かよ」
「大丈夫だいじょーぶ」
「昨日家帰った後勉強したのか?」
「ん?してないよ?普通に寝たけど」
「……」
まさかな。
「ねぇ行こうよ映画!」
俺の腕を掴みながら誘ってくる沙耶に、俺は思わず頷いてしまっていた。
映画は今話題のアニメ映画で、熱いバトルシーンが多い作品だ。
沙耶は見ていて自分まで熱くなってきたのか、途中で靴を脱ぎ、潰すように足を靴の上に乗せている。
その靴を脱いで現れた沙耶の足に履いたスニソは、昨日俺の家に履いてきたスニソと同じものだった。
こいつやってやがる!!!
いやいや待て待て。
たまたまかもしれない。
今日沙耶は講義が始まるギリギリに来たし、もしかしたら朝急いでて同じ靴下を意図せず履いてしまったのかもしれないじゃないか。
そうだ。そうに違いない。
自分にそう言い聞かせて映画に集中する。
しかし、僅かに漂ってくる沙耶の足の匂いに気付いてからは、全く映画の内容が入って来なくなってしまった。
それなりに顔まで距離があると言うのに、ここまで匂ってくると言うことは、足が臭いと言うのは本当らしい。
あぁ…くせぇ…
この匂いにまみれたい…もっと近くで嗅ぎたい…
そう思った俺は、靴紐を結ぶフリをして、椅子に座りながらグッと頭を下げた。
おぉっ♡くっせぇぇ♡
一気に強くなる沙耶の臭い足の匂いに、俺は思わず勃起してしまう。
この臭い足が俺の鼻に押し当てられたらどんなに幸せだろうか。
もっと…もっと嗅ぎたい…
しかしいつまでも頭を下げたままでいる訳にはいかない俺は、その気持ちを堪えて再び頭を上げて画面に顔を戻す。
その後も集中できず、結局映画の内容は全く覚えてないが、本当に来て良かった。
心からそう思った。
映画終わり、沙耶は泣いていた。
余程映画に感動したらしい。
「そんな良かったのか?」
「すごく良かったよ。なんか知らないけど最後に味方が死んだじゃん?音楽も悲しい感じだったし、みんな泣いてたから思わず」
「………」
なんか知らねぇけど…?
こいつは本当に映画を理解したのか不安になった。
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そして次の日もまた沙耶に講義終わりに声を掛けられる。
「ねぇ、ちょっと服買いたいんだけど付き合ってくれない?」
「おいおい、流石に勉強しないとまずいだろ。明日テストだぞ?」
「大丈夫だって!」
「いつ勉強してんだよお前」
「家帰ったらするって。ねぇ行こうよ!」
「いや流石に今日は勉強しないと…」
「えぇ…拓馬いないとつまんないじゃん!私、服とかよくわかんないし、拓馬アパレルでバイトしてるんだから選んでよ」
「……ったく、仕方ねぇな!!」
天然でこういうことを言ってくる沙耶は本当にずるい。
それに簡単に引っかかる俺も俺だが…
いつも俺が行くショップではなく、沙耶に似合いそうな服が売っている店へと向かった。
「沙耶は足長いからパンツはスニキーかテーパードパンツで、あとは適当なシャツを合わせれば…色は無難に白とか…いやこっちも良いな」
沙耶は女子ながら野球をやっているため身体が締まっている。
身長もあるから服の着せがいがあると言うか、俺が女性に着て欲しい服をきっちり着こなしてくれるってのは最高だ。
「色々あり過ぎてよくわかないなぁ…」
「まぁお前に選ばせるととんでもない服持ってきそうだからな」
「はははっ!なんか大和みたいなこと言うな」
大和と言うのは沙耶の彼氏だ。
沙耶と同じ野球部で、歳は1つ上の3年生だが、身体ががっしりとして男らしいかっこ良い先輩だ。
俺の嫉妬の対象である。
つまり敵。
邪魔する訳ではないが、早く別れることをずっと願っているのだが…
大和先輩にベタ惚れの沙耶は、今のところそんな予兆はない。
「てか先輩に服選んでもらえば良いじゃんか。これ着て欲しいとかあるだろうし。俺なんか誘わないでさ」
「拓馬との方が一緒にいるの楽なの!大和といるとやっぱ気を遣っちゃって。それにあいつすぐ怒るし」
じゃあ別れちまえ!!んで俺と付き合え!!
そう言ってしまいたいのを堪えた。
「ふ~ん…まぁ良いけどよ」
やべ、なんか嬉しくて声が震えちまった。
「ん?なんで声にビブラートかけたの?」
「ビブ…いや、歌が上手くなるには日頃から声の震えに意識した方が良いって聞いてな」
「へぇ~、歌が上手い人って意識が高いんだねぇ」
あぁ、ほんとバカで良かった。
ちなみに沙耶は音痴だ。
俺の選んだ服を持ち、試着室へと入って行く沙耶。
靴を脱いで入る瞬間を俺は見逃さなかった。
白にピンクの縁のスニソを履いた足を。
こ、こいつ!!やっぱやってやがる!!!
そこでふと気が付いた。
この前まで勉強しないとって必死だった沙耶が、急に映画やら買い物やら余裕ができた訳に。
俺の願掛けを信じてやがるな…
いや願掛けしても最低限勉強しねぇと意味ねぇから!!
あれは匂いで勉強した時のことを思い出すっていう…
いやそもそもそんな願掛けねぇわ!!
流石に言おう。
全く勉強しねぇのはまずい。
このままじゃ本気で単位落とすぞ。
「お、おい沙耶…」
試着室のカーテン越しに声を掛けると、タイミングよくカーテンが開き、中から服を着た沙耶が出て来た。
「どう?」
………
「めっちゃ似合ってる。最高。ヤバイ」
「え、そんなか?」
カーテンから現れた沙耶は、まさに俺の理想の姿になっていた。
「すごい良いよ。もういっそ抱きたいレベル」
ヤベ。本音出た。
「拓馬にそんだけ言われると自信付くわぁ。よし、全部買う!」
冗談と受け取ったらしい沙耶は、照れたような顔で喜んでいた。
あぁ、クソ。可愛いな。
俺に金があれば買ってやりたいぐらいだよ。
「いやさ、大和にも言われたのよ。『お前はセンスないから拓馬にでも服を選んで貰え』って」
「先輩が?」
「そうよ。私、男友達といた方が楽なんだけど、大和は私が他の男友達と遊ぶと怒るの。だけど拓馬のことは信用できるって言って遊んでも何も言わないのよねぇ」
「へ、へぇ~」
ま、まぁ、大和先輩も悪い人ではないし?
沙耶が先輩を好きだって言うなら、もう少し付き合ってても許してやっても良いかな。
やっぱり俺もバカらしい。
俺は沙耶に願掛けのことの忠告をすっかり忘れ、その日一日なんだかんだで夕飯まで一緒に食って、帰ったのは夜遅くになってしまった。
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そしてテスト当日。
昨日買った服をそのまま全部着て来た沙耶に、内心キュンとしたのは内緒だ。
余程俺に褒められて嬉しかったらしい。
よし、頑張ろう。
そんな姿の沙耶を見て、少しだけ気合が入った。
テストが終わった。
色々な意味で。
沙耶に付き合って遊んでたんだから当然だ。
マークシートとは言え、ほぼ勘で答えを入れたせいで、結果が来るのが怖くて仕方ない。
「ねぇ拓馬、今日私の家来てくれない?」
「ん?」
机で茫然としていると、呑気な声で沙耶が声を掛けて来る。
「いやさぁ、私んちのPCちょっと調子悪くてさ、拓馬詳しいでしょ?」
「お前、明日もテストだろ…俺今日散々だったぞ」
「大丈夫大丈夫。明日のは資料とか書籍見て良いやつだし、よゆー」
「あ、そうだっけな」
言われて思い出したが、今日のテスト以外は基本論文や参考書を見ても良いテストだった。
まぁそれなら良いか…
「PCが調子悪いってなんだよ」
「なんか動きが良くないって言うか、なんか付いてるランプが変なの」
「どんな感じに光ってんだよ」
「?結構綺麗な色で光ってた」
「……もう良い。行くぞ」
「う、うん」
聞いた俺がバカだった。
話をここで聞くよりも直接行った方が早い。
「あぁ、これもうハードディスク寿命だわ。中古で買ったか?」
「良く分かったね!安かったから」
「やっぱな。ノート PCを中古で買うのはやめとけよ。ノートの場合パーツ交換できねぇから壊れたら終わるし。騙し騙し使うか、買い替えだな」
「えぇ…修理とか出してもダメ?」
「これを修理に出すぐらいなら買った方が安いよ。どうせレポート書くか動画見るかしか使う予定ないだろ?3万台の買っておけば十分だよ」
「別に動画ばっか見てるわけじゃ…ちゃんと勉強に使ってるから!」
焦って言う沙耶のPCのデスクトップには、動画サイトの動画のショートカットが大量に貼ってあった。
「なになに、『カップラーメン全種類制覇【悲報】売って無かった』…なんでタイトルで全部ネタバレしてんだよ!!この動画のショートカット作る意味!!」
「うわぁぁ!!やめてよ!!」
ショートカットのタイトルには『やってみた』というタイトルが多い。
あぁ、そういやよく授業中も見て笑ってたな…
「ははははっ」
呆れながら沙耶を見ると、照れを隠すように笑っていた。
ったく…
ふと癖で沙耶の足元を見ると、やはりあの白にピンクの縁ラインが入ったスニソを履いていた。
そりゃ今日も履いてるよな…
靴脱いだ時も匂ったが、今は沙耶との距離が近い分匂いが濃い。
あぁくせぇ…このスニソ4日は連履きしてんだよな…
この大足に顔押し付けて嗅ぎまくりてぇ…
今日沙耶の部屋に来たのは偶然だが、ふと今がチャンスなんかないかと思い出す。
「なぁ沙耶、お前俺が言った願掛けやっただろ」
「え!?なんでわかったの!?」
気付いてないと思ってたのか、沙耶は驚いた顔で俺を見る。
「お前の足が臭ぇからもしかしてと思ってカマ掛けたら、やっぱやってたのかよ」
「いやぁ…ははははっ」
顔を赤くしながらまた笑って誤魔化す沙耶。
「で、効果はあったのかよ」
「いやそれがね!ほんとに効果あったんだよ!」
いや嘘だろ…
「ほんとかよ…」
「ほんとほんと。流石に何日も同じ靴下履いてると、席に座ってるだけでも自分の臭い足の匂いがして来るのよ。で、テスト中もぷ~んと私の足の匂いが香ってきて、その瞬間答えが降りてきたっていうか、ひらめくっていうか…」
何を言っているんだこいつは。
何か怪しい宗教やマルチに騙されそうで俺は心配だよ。
「そ、そうか。効果があったなら良かったよ」
あ、そうだ。
俺は沙耶のその臭い足の匂いを堪能できるかもしれない作戦を考えた。
「なぁ、効果があったってなら、その効力分けてくんねぇ?」
「ん?どういうこと?」
「その何日も同じ靴下を履いた奴の足を嗅ぐことによって、そいつにも願掛けの効果が少しあるんだよ」
「え?ほんとに?」
少し微妙そうな顔で言う沙耶。
流石に臭い足を嗅がれるのは嫌なのか…?
「あぁ。ほんとだ。俺は今回願掛けしてねぇんだ。明日のテストのために、少し分けてくれよ」
「うぅん……」
「嗅がれんの嫌なのか?」
「いや、それってさ、私の願掛けの効果弱くなんない?」
心配してたのそこ!?
「だ、大丈夫だ!寧ろ誰かに嗅がせることによって、効果は倍になる」
「まじで!!すごいじゃん!!」
余程今日のテストでの効果を実感したのか、素直に俺の言うことを信じているようだ。
あぁ…俺バカな奴が好きで良かった…
「あ、でも私の足、かなり臭いけど大丈夫?私は自分の足だし慣れてるから平気だけど、拓馬にとってはキツいかもしれないわよ」
あぁ…そんな煽るなよ…
俺はそのくっせぇ足が好きなんだよ。
「大丈夫だ。俺とお前のテストの為だ。目一杯嗅いでやる」
「拓馬…ありがとう」
「頑張って一緒に単位取ろうぜ!」
「うん!!じゃあ早速嗅いで!」
上手くいったぁぁ!!!
え、嘘、こんな上手くいくもんか?
しかもこいつ俺が嗅ぐことで感謝までしてんぞ?
「はい」
テーブルの上にドンと大きな足を乗せる沙耶。
でけぇえええっ!!
白いスニソが可哀相なぐらいパツパツになる程足指が主張し、それを支える幅広の足の平は、突如大きな壁が現れたかと錯覚する程に逞しい。
ほんとにこれが女の足か…?
それが今、目の前に二つも並んでいるのだ。
「お、おぉ…」
あまりの迫力に感嘆の声が漏れる。
「あぁ…やっぱ嫌?足嗅ぐなんて…」
それを俺が嫌がっていると勘違いした沙耶が、心配そうな顔で俺を見ていた。
「いや、大丈夫だ」
むしろ早く嗅ぎたくて仕方ないです。
その連履きした臭そうなスニソの中で、早く嗅いで欲しいと言わんばかりに足指をグネらせている。
「いくぞ」
俺はそのド迫力な足の、土踏まずの部分へと鼻を近づけ、少しだけ鼻から息を吸い込んだ。
「んぉぉっ!!」
ほんの少し嗅いだだけだと言うのに、足の匂いをふんだんに含んだ生ぬるい空気が流れ込んでくる。
くっせぇぇぇ!!!
思わず面食らって顔を離してしまった。
「ね、ねぇ、大丈夫?」
「だ、大丈夫だ」
冷静を装って言ったが、内心はその臭すぎる匂いに凄まじく動揺していた。
足が臭いとは言っていたが、想像以上の臭さが襲ってきたからだ。
や、やべぇ…
こんな臭ぇ足…最高じゃねぇか!!
てかよくこいつこんなくっせぇ足のまま過ごせたな!?
隣の奴とか臭くてテストどころじゃなかったんじゃねぇのか…?
俺は再び土踏まず目指して顔を近づける。
今度は感触も味わう為に、鼻先をスニソの足に押し付けた。
「……!!」
鼻先に汗で湿り、履きすぎて薄くなったスニソの感触が触れる。
温かく弾力のある足裏は、まだ嗅いでいないと言うのに、臭いと認識させる程に蒸れていた。
堪らず今度は思い切り鼻から息を吸こんだ。
「お"ぉっ!!」
さっきよりも大量に流れ込む沙耶の足の濃い匂い。
くっせぇぇぇぇぇぇぇえええっ♡
靴と素足の間で汗を吸い込み、じっとりと蒸されて生まれる、酸味よりも納豆系の粘りがあるような匂い。
たまんねぇええっ♡
今度は顔を離さず鼻を沙耶の足裏に張りつけたままでいれた。
「臭いよね…夏じゃなくて良かったよ。夏だったら私、靴下1日2回は臭すぎて履き替えるから、それを連履きしたやつなんて嗅げたもんじゃないわよ」
笑いながら沙耶は言うが、これでも十分臭い。
そもそも夏に靴下履き替えなんて、シャツじゃねぇんだし、してるやつなんて聞いたことねぇぞ。
どんだけ臭くなんだよ♡
夏場の沙耶の足の匂いも嗅ぎたいと思いながらも、何度も何度も鼻から息を吸い込み、足の匂いを堪能する。
おぉぉぉっ♡くせぇえええっ♡くせぇよぉぉぉ♡
匂いが水蒸気のように放出しているのではないかと、勘違いする程に濃い匂いが何度も流れ込む。
あぁぁぁっ♡沙耶のくせぇ足一生嗅いでたいぜ♡
そう思う程に好みの足の匂いだった。
「あぁっ…おぉっ…」
思わず匂いに喘いでしまいそうになるのを我慢し、小さく吐息混じりの声を漏らす。
「すごい嗅いでんね…なんかごめんね。私のテストの為に。今度拓馬がやる時は、私も嗅ぐから」
お互いの臭ぇ足を嗅ぎ合うってのも良いな…
そんなことを考えながら、より一層強い匂いを放つ場所へと鼻を移動させていく。
長い足親指の根元だ。
指と指の間に鼻を差し込むと、一際蒸れたスニソの布の感触が鼻を包み込む。
あぁぁぁっ♡くっせぇ沙耶のスニソに俺の鼻食われてる♡
そのままその蒸れに蒸れた場所を嗅いだ。
「んぉぉっ!!あ"あぁっ…おおぉぉぉおっ♡」
先ほどとは比べ物にならない程の激臭が、鼻から脳天まで一気に貫いた。
臭ぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええっ♡!!!!!
さっきのがお遊びだったかと思う程に凶悪な足の匂い。
「おぉぉぉっ♡んおぉぉぉおおっ♡」
「ね、ねぇ拓馬!もう良いって、やめて!」
臭くて臭くてずっと嗅いでいられるような匂いじゃないはずなのに、俺はその臭過ぎる沙耶の足の匂いを嗅ぐことを止められなかった。
吸い込む度に鼻の中にへばり付きながら、奥へ奥へと進んでいく臭い足の匂い。
それが一種の麻薬のように嗅ぐことを止めることができなくなってしまっていた。
「大丈夫っ♡…だっ!!こ、これは俺の為でもっ…あるから♡」
「けど相当臭いんでしょ?やめときなさいって」
「良いっ、から…♡俺が逃げられないようにっ…足で顔挟んでくれっ…!!♡」
「はぁ!?そんなことしたら…」
「いいから早く!!」
「あぁもう知らないわよ!!」
巨大な壁のような双方のスニソの足が、俺の頬を挟むように両側から迫り、顔を足が包み込んだ。
「おぉぉぉっ、おぉぉぉぉおおおおっ♡」
じっとりと湿ってザラつく温かいスニソの感触が顔全体を覆い、足で顔を蒸されるような感覚に思わず興奮の声が漏れる。
「ちょっと!拓馬平気!?」
心配して声を掛けて来る沙耶を構ってる余裕がなくなる。
やべぇぇっ♡今俺沙耶の足に顔埋めちゃってる♡くっせぇ足顔に押し付けられてるぅぅ♡
そのネットリと湿るスニソに顔を擦り付けながら、その強烈な臭い足の匂いを思い切り吸い込む。
「んほぉぉぉおおおっ♡」
両足から放たれる、濃度が上がった臭くて臭くて仕方ない足の匂いが大量に流れ込み、思わず脳内がトリップしそうになってしまう。
あぁぁぁぁっ♡臭ぇぇ♡臭ぇぇ♡くっせぇ匂いでキマりそぉぉお♡
「拓馬!!」
足を離そうとするのを感じ、それを防ぐために両足をガッチリと掴む。
「た、拓馬!?」
自らその臭い沙耶の足を俺の顔に押さえつけ、顔を擦り付けながら嗅ぎ続ける。
んおぉぉぉぉっ♡沙耶のスニソ足やべぇぇえっ♡顔中沙耶のスニソに犯されてるぅう♡あぁぁぁ幸せぇええ♡沙耶のくっせぇえ蒸れスニソ足パック最高♡♡
「あ"あ"ぁ"っ♡おぉぉぉぉっ♡」
「拓馬!!もう無理しないでっ!!テストの為に必死過ぎでしょ!!」
見当違いなことを未だに言う沙耶に愛しさを感じながらも、その沙耶の足から顔を離すことができなかった。
「んおぉっ♡んおぉぉぉおっ♡」
これでもかという程に足の匂いを嗅ぎ、その臭い匂いを身体に取り込む。
すげぇええっ♡嗅いでも嗅いでも濃いくっさい足の匂いが次々と湧き出てくる♡くせぇぇええっ♡こんな沙耶がこんな足が臭ぇとか最高じゃねぇか♡♡
「あぁぁぁっ♡もう、もうっ」
「もう限界!?ほら、もう止めときなさい!ね?」
ダメだ、もう興奮し過ぎて我慢できねぇ…!!この足にチンポを擦り付けてぇぇ!!
俺は沙耶の足から顔を勢いよく離し、沙耶の顔を見る。
「やっとやめた…」
足のせいで見えなかったため、久しぶりに見た沙耶の顔は、安堵したような嬉しそうな顔だった。
そんなグっとくるような顔を見たら、もう手を止めることはできない。
自分のベルトを外し、下着ごと一気に下ろすと、完全に勃起した俺のチンポが勢いよく出て来た。
「拓馬!?何やってんのよ!!ってか、え!?」
パニックになる沙耶を無視して、テーブルに乗った足を掴んで持ち上げる。
「うわぁぁっ!!」
足を上げた勢いで後ろに倒れる沙耶。
立った俺のチンポの高さに丁度足が来たため、俺は沙耶に構わずその両足の隙間にできた穴にチンポを突っ込んだ。
「んおぉぉぉぉおおっ♡」
ザラつく靴下が蒸れていて、足の弾力も相まって程よくチンポを挟み込む感触が最高に気持ち良い。
やっべぇえっ♡沙耶の足で足コキの夢叶った!!
折角うまい具合に俺の性癖隠しながら匂いを嗅ぐのに成功したと言うのに、それを一気に台無しにする行動だと言うことはもう今更どうでも良い。
いやどうでも良くはないがもうこうなったら仕方ない。
あんなにくっせぇ足してる沙耶が悪いんだよ!!
「おい!!おかしくなっちゃったの!?汚いからやめてって!!」
「良いから沙耶は黙って足だけ貸せば良いんだよ!」
「えぇぇ!?あっ…」
一瞬驚き、何かに気付いたよう声を上げると、何故か力強くうなずく沙耶。
え、なんか勝手に納得した!?
まぁ丁度良い…
俺は沙耶の足を両手で掴み、ねっとりと蒸れた靴下でチンポを包むように挟むと、その沙耶の足でできたオナホで腰を振り始めた。
「おぉぉっ♡おぉぉぉおっ♡」
あぁぁぁあっ♡沙耶の足気持ちぃぃぃっ♡
あのくっせぇ足でチンポ足コキされんのやべぇえ♡
温かくて湿った靴下が竿から亀頭までを擦り上げ、我慢汁も混じってきて最高に気持ち良かった。
「わ、私は何したら良い!?」
何故か協力的になった沙耶に、疑問を持ちながらも、「足指をできるだけ沢山動かせ」と頼む。
「これで良い!?」
デカく太い足指が靴下の中でグニグニと動き始める。
うほぉぉぉっ♡えっろ!!!動かす度にくっせぇ匂いが鼻に届いてきやがる♡
その足指の動く場所へとチンポを移動させ、そこで腰のピストンを再開する。
「あぁぁぁっ♡やっべ、おぉぉぉおっ♡」
動く足指のおかげで、電動オナホのようにチンポをマッサージされながらの足コキは更に興奮と快感が上がった。
あぁぁぁっ♡すげぇえ♡沙耶の臭ぇ足指でチンポ揉まれてる♡おぉぉぉおっ♡ソックスオナホ気持ちぃぃっ♡
「ちょっと足指疲れる…」
必死な顔で足を上げたまま足指を動かし続ける沙耶。
なぜこんなに真面目に、俺の足フェチプレイに付き合ってくれているのかが謎だった。
「頑張ってくれ!んんんっ♡もう少しだから!」
沙耶の蒸れて臭い足にチンポを擦りつけながら言うと、「よ、よし!」と気合いを入れる声を出した。
あぁぁぁあっ♡沙耶のグチョグチョの靴下気持ち良ぃ♡やっべ、興奮し過ぎてイきそっ♡
足の指の並ぶ溝にチンポを嵌め、動く足指の感触を靴下越しにたっぷり味わえるようにする。
沙耶の足がでかいせいで、亀頭の先から竿までを包んで10本の足指がバラバラに動く。
それが興奮のせいでバカみたいに気持ち良いのだ。
「んあぁぁぁっ♡おぉぉぉぉおおっ♡」
気持ち良ぃぃぃいいっ♡沙耶の足マンコ最高♡あぁぁっ、あのくっせぇ足もっかい嗅ぎながらコきてぇぇええ♡
そう思ったら我慢できず、俺は沙耶の片足をグッと持ち上げ、頭を低くして顔に押し付け、そしてチンポはもう片方の足の裏に乗せるように置き、足裏いっぱいに擦り付けるように腰を振った。
「また嗅ぐの!?」
「おぉぉぉおおおおっ♡んほぉおぉぉぉぉおおおおっ♡」
さっきまでチンポを擦り付けていた足裏は未だに蒸れており、足独特の汗の発酵したネバつく匂いを発していた。
くっせぇぇぇぇえええっ♡あぁぁぁっ♡やっぱ直接嗅ぐと頭おかしくなるぐらい臭ぇえ♡
その匂いで一気に加速する射精感。
スパートをかけるように足裏にチンポを激しく擦り付ける。
汗のたっぷり染み込んだスニソが、裏筋と亀頭の傘に擦れて最高に気持ち良い。
沙耶は言いつけ通りまだ足指を動かしているせいで、それも竿や亀頭を振動させて更なる快感となっていた。
「あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"っ♡お"お"ぉ"ぉ"ぉ"っ♡」
「!?!?!?」
くっせぇぇぇえええ♡こんなくせぇ足嗅いだら他の奴の足じゃ満足できねぇだろこれ!あぁぁぁ好きだぁあ♡匂いでキマり過ぎてチンポ気持ち良すぎぃ♡
興奮し過ぎている俺は、そのデカい沙耶の足裏にキスをしながら臭い足の匂いを思い切り嗅ぐ。
そんな姿を目を見開きながら見て驚いてる様子の沙耶。
あ、やべ、イク。
「おぉぉおっ♡あぁぁぁぁっ、やべっ、出るっ♡」
「え?あ?え!?」
一番臭い足指の根元に鼻をうずめ、沙耶の顔を見ながら腰のピストンを早めた。
あぁぁっ♡沙耶のくっせぇ足嗅ぎながらイっちゃう♡沙耶のくっせぇ足でコかれていっちゃうぅうっ♡きもちぃぃっ♡ぎもぢぃぃぃいいいいっ♡
「あぁぁぁっ♡イクッ♡出るっ、出ちまうっ!!んぉぉっ♡あぁあぁ♡」
もうイくという瞬間、沙耶の履いていたスニソを脱がし、俺のチンポへと被せて数回シゴいた。
あぁぁぁぁぁっ♡イクっイクっイクぅぅぅぅううううっ♡
「おぉぉぉぉおおおおおっ♡♡!!」
大きな快感と共にチンポから吹き出る精液。
ドクンドクンとチンポが震え、沙耶のスニソの中に液が吐き出されていく。
「お、おぉぉぉぉおっ…♡」
その度に身体が震える程に快感が訪れ、その余韻に浸る。
「はぁ…♡はぁ…♡」
すこしずつ落ち着いてきてふと見ると、茫然とした顔で沙耶が俺を見ていた。
…うん、どうしよう。
射精のお陰で段々と興奮が落ち着いた俺は、一気に冷静になっていく。
なんて言ったら良いか…
そういやなんでこいつはこんなにも俺の足コキに積極的だったんだ…?
「ふぅ…これで願掛けは終了だ。疲れたぜ」
自分でも苦しいと思いながらも、沙耶が勝手に勘違いしてくれてることを願ってそう言ってみる。
「あ、これも願掛けだったのか!」
え?あれ?違った?
じゃあ沙耶はなんであんな積極的に…
俺はスニソでチンポを拭き、下着へと戻しながら言う。
「じゃなかったらこんなことしねぇって。なんだと思ってたんだよ」
「いやぁ…てっきり拓馬が足フェチで、私の足の匂い嗅いで興奮しちゃったのかと思ってさ。まぁ服選んで貰ったし足ぐらい良いかって言われた通りにしてたんだけど…なぁんだ願掛けだったのか!私もほんとバカよねぇ…あっはっはっ」
「……」
なんでこういうのだけ鋭いんだよ!!!
しかも足ぐらい良いかってなんだよ。
こんな嘘付く必要無かったじゃねぇか!!
「あ、願掛けってことは、もしかして私もやるしかないの…?拓馬にやらせといてあれだけど、流石に男の足にアソコ擦りつけるなんて嫌なんだけど…」
「……大丈夫だ。願掛けはこれで終わりだ」
「あぁ、そうか!安心した。こんだけやったんだから明日のテストもばっちりね!」
「あ、あぁ…」
「そういえば、私靴下片方汚れちゃったから流石に明日履いていけないんだけど…どうすれば良いの?」
「……片方は素足で靴履けば良いんだよ。もっと臭くなって思い出しやすくなるだろ」
「なるほど!」
なんだか一気に疲れが押し寄せてくるのを感じた。
いつの間にか日が落ちていた。
「夕飯、食いに行くか?」
「うん!行こう!私ハンバーガー食べたい」
「あぁ…」
意気揚々と外へ出る準備をする沙耶を、俺は脱力しながら見ていた。
そして、勿論俺と沙耶は単位を落とした。
END