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一応この話だけでも読めますが、こちらの続きになります。

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「んひゃひははははっ♡!!イース様ぁぁぁ好ぎいぃぃいっ♡ぎもぢぃぃぃぃぃいいっ♡」

日に焼けたような黒い肌に、短髪の黒髪、そして丹精な顔立ちを持つ悪魔、イース。

そのイースに抱えられるように抱かれながら、白いナイロンの手袋に包まれた8本の手が、身体中をくすぐり、乳首をこね繰り回し、そしてあろうことか、勇者のまだ未熟な身体には不釣り合いな、イースの極太のチンポが深々と突き刺さっていた。

「んほぉぉぉおおっ♡イグッ、イグぅぅぅぅぅぅううっ!!♡」

身体をビクビクと痙攣させながら、顔を涙と唾液でグチャグチャにしながら絶頂を迎える勇者。

チンポは勃起していたが、精液は出ていなかった。

「おぉ。やっと良い締め付けになってきたぞ。ご褒美にもっとくすぐってやんねぇとな」

「んひゃひはははははははっ!!あ"あ"ぁぁぁぁぁぁっ♡」

催淫効果のある唾液をたっぷり含んだ濃厚なキスをされながら、勇者は永遠の快楽に泣き叫んだ。



■■■■■■■■


どうしてこうなってしまったのだろう。

生まれた時から俺は特別だった。

赤ん坊の頃から魔力は一般兵よりも多く、5歳になった時には既に剣を握り、7歳で魔法を覚え、10歳になる頃には国では一番強い勇者となった。

母親は俺を生んだ時に亡くなり、父は魔王軍との戦いの途中で死んだ。

国に最強の勇者と認められた時、父の仇を取れるととても嬉しかったのを覚えている。

最強と認められたのは嬉しいことばかりではない。

周りからの嫉妬も凄かった。

当然だ。

長年の厳しい訓練や実践で強くなった兵士達を、年下である俺にあっと言う間に超されてしまったのだから。

仲間である兵士達に防具を壊され、嘘の情報を伝えられ、陰湿ないじめを受けた時は、国の名誉ある兵士達がやることかと呆れたが、俺は負けなかった。

強い者は心も強くなくてはいけない。

俺は人間種では最強。

そんな格下の者どもをまともに相手にする必要はないのだ。

小さいことは無視し、あまりに酷い時は力で捻じ伏せた。

俺以外の人間は弱い。

俺が守らなくてはいけない。

皆俺についてくれば良い。

俺が守ってやる。

俺を邪魔する奴は、人間の敵。

俺について来ない奴はみんな敵。

少しずつ人格が歪んでいくのを感じた。

そんな歪んでいく俺の唯一の癒しは、国の姫の存在だった。

俺よりも少し年上で、美しく優しい姫。

「いつもありがとう。私に何かあったら助けてくださいね」

そう言って俺の頬にキスをした姫。

思えば父親が死んでからこんなに温かい気持ちになったのは、あの時が初めてだったかもしれない。

俺が絶対に姫を守る。

俺は姫に恋をしていたんだと思う。

国民のことを一番に考え、いつも戦いにいく兵士達の心配をし、訓練で疲労した俺達にいつも労いの言葉を掛けてくれる優しい姫に。

国王が間違っていればはっきりと意見を言い、才色兼備ながら、何かあれば自分の犠牲も厭わない勇敢でいつも凛とした美しい姫に。

だから魔王軍の幹部と名乗る悪魔が城に来た時も、無残に殺されていく兵士達を見て、姫は自分から人質になることを提案した。

俺に『助けに来て』という言葉を残して。


魔王城に行く前日、俺は姫に寝室へと呼ばれた。

そこにいたのは一糸纏わぬ姿の姫。

男の裸は大衆浴場で嫌と言う程見て来たが、女性の裸を見るのはそれが初めてだった。

膨らんだ胸、丸みを帯びて綺麗な線を描く身体、そして男とは違い、チンポの付いていない股間。

それを見て、何故か自分のチンポが熱を持っていくのを感じた。

「勇者よ。明日私は魔王の人質となります」

「姫様…どうか、お考え直しを…私が魔王を必ず倒します!!」

姫の為ならばこの命など惜しくない。

本気でそう思っていた。

しかし姫から返ってきた言葉は冷静な言葉だった。

「今のあなたにはそれは無理です」

「しかしっ…」

自分でもわかっている。

今の俺では魔王の足元にも及ばない。

きっと無駄死にするだけだろうと。

だけど姫をみすみす魔王に渡すことなんてできない。

「聞きなさい。きっと魔王は私を殺すことまではしないでしょう。それでは人間を生きたまま利用しようと考えている魔王軍にとって、それは得策ではないからです。勇者よ。あなたはとても強い、恵まれた人間…あなたならきっと魔王すらも倒せるようになると私は信じています」

姫は優しく微笑みながら言葉を続けた。

「だから、もっと強くなって、私を助けに来てください…」

「姫…」

「来なさい」

ベッドに呼ばれ、俺は姫の近くへと寄る。

すると、姫はその姿のまま俺を抱きしめた。

柔らかい胸が顔に押し付けられる。

「魔王を倒したその時、私はあなたに全てを捧げます。この身体も全て…」

身体もと言う意味は分からなかったが、俺の返す言葉は決まっている。

「わかりました…必ず姫をお助けに参ります」

何故こうなったのか分からなかったが、俺のチンポは硬く大きくなっていた。


姫がいなくなった後、俺は血反吐が出るまで訓練を続けた。

そして古い魔導書にあった、最強の魔法。

『魔法の矢(マジックアロー)』を習得したのだ。

光の速さで進み相手を貫く矢を、武器が無くても放つことができる最強の魔法。

これで魔王の心臓を貫けば…

俺はこの最強の魔法を持って、姫を救う旅へと出た。

道中、俺と同じように魔王討伐の旅の途中の仲間と出会い、一緒に魔王城を目指す。

仲間達のお陰で、なんとか魔王城の近くまで来ることができたが、そこで俺らの前に立ちはだかった悪魔達によって、パーティは全滅した。

今までの敵とは比べ物にならない力を持った5人の悪魔によって、皆バラバラに連れ去られていまったのだ。

そして運よく俺は魔王へと直接対峙できることになる。

そこであんな地獄を見ることになるなんて、その時は微塵も思っていなかった…


■■■■■■■■■■■■■■■


「人間にしてはましな味ですね」

「俺の唾液のお陰だな」

「おいしぃ~」

「あひゃひはははははっ!!んあぁぁぁぁっ♡あひぃぃぃぃっ♡」

アラバス達は俺の出した液を舐め終わると、身体をくすぐり、今度はウルズが俺のチンポを咥え込んだ。

「あひははっはははははっ!!んぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああっ♡」

先ほどイったばかりなのに、俺の身体はまだまだ疼き、快楽を求めていた。

「我々が満足するまで搾り続けて差し上げます。しっかり射精を楽しんでくださいね」

「またたっぷり唾液飲ませてやるよ。永遠に出し続けられるぞ」

「んんんんんっ、んちゅっ、ん~~、おいしぃ~」

「んはははひはははひゃひはははははははっ!!!んおぉぉぉっ♡あひあぁぁぁぁぁっ♡♡」


あっさりと魔王に敗れ、アラバス達によって快楽とくすぐりの拷問を受け、散々弄ばれたあと、三人は俺を殺すかどうかの話合いをしていた。

「私としてはこのままくすぐり殺すのが良いと思います。魔王城に人間は二人もいりません」

「えぇ~、僕としては、一生精を出し続ける人形として生かさず殺さずが効率が良いと思うんだよねぇ。精はいくらあっても困らないって言うでしょぉ?」

「おいおい、こいつは俺のペットにするんだよ!人間にしては魔力もあるし、たっぷり可愛がってやる」

もういっそ殺して欲しい。

くすぐり殺すではなく、剣で貫いてすぐにでも…

地獄のくすぐりと快楽、焦らしを受けた俺は、二度とあんな目に会うのは嫌だった。

そして国民にあんな醜態を晒した今、生きているのがもう嫌だった。

それ程までにいき過ぎた快感は痛みよりも辛かったのだ。

姫…

まともじゃなくなってきている頭でも、やはり思い出すのは姫のこと。

お救いできなくてごめんなさい…

三人の話合いの声が聞こえる中、俺は意識を手放した。

あぁどうか。このまま一生目が覚めませんように。

そう願って。


■■■■■■■■■■■■■■


「んんっ…」

目を覚ますと、俺は全裸のままベッドの上にいた。

「あれ…俺…」

起き上がって周りを見渡すと、自分が寝ている大きなベッドだけがある狭い部屋だった。

この部屋に入るためのドアすらも無い。

散々くすぐりと快楽で責められた身体は、不思議とダルさも傷もなく、あんなにおかしくなっていた頭も今はまともに考えることができるようになっていた。

「死んでなかったのか…」

残念な気持ちと安堵した気持ちが同時に訪れる。

結局俺の処分はどうなったのだろう。

このあと俺はくすぐり殺されるのか、それとも人形として一生精を吐き出すのか、それとも…

そんなことを考えていると、部屋の空間に穴が開き、そこから何かが現れた。

「うわっ!!」

「おう、目が覚めたか」

日に焼けたような黒い肌に短い髪、男らしさのある恐ろしく整った顔。

そして8本の腕が生えており、その手には全て手首までの手袋を嵌めた悪魔。

俺を散々苦しめたアラバスの兄弟の一人で、確か名前はイース…

俺は戦うため奴に手を伸ばし、魔法を発動した。

「『魔法の矢(マジックアロー)』」

光のような速さで放たれる矢が俺の手から…出なかった。

「え?『魔法の矢(マジックアロー)』」

もう一度唱えるが同じだった。

ニヤニヤと笑いながらその様子を見ていたイースが口を開く。

「無駄だぞ。お前には魔封じの首輪をつけた」

急いで自分の首に触れると、確かに何か首に巻き付けられていた。

「只でさえ少ねぇ魔力を無駄に使わせたりはしねぇよ」

「くそっ!!」

「まぁもし使えても、お前のクソ雑魚魔法なんて俺には全く効かねぇけどな」

「クッ…!!」

確かにこいつの言う通りだ。

恐らくこいつは、俺の魔法が通用しなかった俺を魔王城に連れて来た悪魔よりも強い。

俺は手を下ろすしかなかった。

「殺せよ…」

「お前のことは殺さねぇよ」

「クソ野郎が…」

こいつらがあっさり殺してくれる程優しくないことは知っている。

こいつが来たと言うことは…

「お前は俺のペットになったんだよ。俺はペットの躾には厳しいからな」

8本の手をワキワキと動かしながらイースが俺に近付いてくる。

手には前とは違い、手の甲に三本の線が入った白い手袋が嵌められていた。

「ひぃぃぃっ」

一気にあの時の記憶がフラッシュバックし、俺はベッドの上で後ずさった。

「ははははっ!さっきまで威勢が良いと思ったらなんだ?情けねぇ声なんか上げてよ」

自分でも驚く程に恐怖心を植え付けられてしまっているらしい。

イースのその手付きが与えようとしてくるものが恐ろしくて仕方ないのだ。

「あぁ…やっぱお前のその顔は悪くねぇなぁ…安心しろって。痛ぇことなんかなんもしねぇよ。あ、そうだ。お前の大切な姫様の様子を見せてやるよ」

「なんだと…?」

そう言うと、イースは手を上に向け、空間に何か映像を映し出し始める。

『ひぎぃぃぃぃぃいいっ♡チンポぎもぢぃぃのぉぉぉっ♡』

聞こえてきたのは艶の混じる声で叫ぶ女の声。

聞き間違えるはずのない、姫の声だ。

そして鮮明に映り始めた映像には、裸で狂ったように叫ぶ姫の姿があった。

「姫…?」

男の悪魔二人に、身体を舐められ、乳房を揉まれ、そして股間と尻には、俺の何倍もあるようなその悪魔達の隆起したチンポが挿さっていた。

『おい姫さん。お前を助けに勇者が来たってよ』

『はははっ。今更勇者のチンポじゃ満足できねぇだろ。なっ!!』

『んひぃぃぃぃいいっ♡無理ぃぃぃっ♡勇者のチンポじゃ無理ぃぃぃいいっ♡』

『勇者のちっせチンポじゃ奥まで届かねぇもんなぁ』

『ほら、奥の子宮ゴリゴリされんのが気持ちぃんだろ?』

『ああぁぁぁぁぁっ♡もっどぉぉぉっ♡奥がぎもぢぃぃぃっ』

性を貪る魔物のように快楽に溺れる姫の姿。

「貴様ら!!!姫に何をした!!!」

怒りのあまり魔力を封じられていることを忘れ、手を前に出し魔法を発動させようとするが、やはり手からは何も出ない。

「おいおい、あんなに姫様は嬉しそうにしてるってのに、そんな怒ることなのか?」

「姫様はあんな淫らなことをしない!!貴様らが操ってるんだろう!!」

「はぁ…いくらお前のチンポじゃ嫌だって姫様に言われたからってそれはないだろぉ。姫様に洗脳なんかしてねぇよ?ただインキュバス二人が快楽を与えてただけだ。お前の愛する姫様は、たった1日でああなったよ。姫様がチンポを離してくれないって嘆いてたぐらいだ。よっぽど姫様はセックスが気に入ったらしい」

「うるさい!!そんなはずない!!」

俺は言いたい放題言うイースを黙らせようと飛びかかる。

しかし武器も魔力も封じられている俺が飛びかかったところで、イースは簡単に俺の手足を掴んでベッドに組み敷いてしまった。

「離せ!!!」

「ほら、よく見ろよ。姫様のここ。ほんとだったらお前がそのちっせぇチンポをここに突っ込むはずだったのにな。今じゃガバガバマンコになっちまって、お前のじゃ姫様は入ったかどうかもわかんねぇぞ」

「黙れ黙れ黙れぇぇ!!」

「はははっ!姫様の乳首も吸われ過ぎてあんなでっかくなってやがる。良いこと教えてやるよ。姫様は乳首吸われながらチンポで子宮ゴリゴリされると、泣いて喜ぶんだってよ」

「殺す殺す殺す殺す!!!」

手足を凄い力で押さえられ、いくら暴れてもイースに届くことはない。

しかし必死に頭を振り、なんでも良いから攻撃を与えてやりたかった。

「おいおい、お前がそんな怒れる立場か?お前は自分の快楽のために姫や国を捨て、あんなみっともない姿を国民に晒したんだぞ?それが今更姫がこんな風になったからって、俺らに食って掛かるなんて都合が良すぎるだろ。お前が姫を守れなかっただけじゃないか」

「違う!!!俺は!!俺はぁぁあああ!!!」

違う。

確かに俺は姫を救えず、国民ではなく自分の快楽を取ってしまった。

だけどそれは姫様を救うことを諦めただけで、姫様が無事でいることを諦めた訳ではない。

都合が良いかもしれないが、自分がどうなったとしても、どんなに恥を晒しても、姫が普通に生きているならそれで良かった。

それだけが最後の希望だった。

『ほら、姫が大好きなくすぐりだぞ』

『あひはははははははっ♡!!んひあぁぁぁぁっ♡」

『はははっ!!腋くすぐったらマンコ締めてきやがった』

『姫はくすぐりセックス大好きだもんな~』

映像の中でインキュバスにくすぐられ、嬉しそうに声を上げて感じる姫。

あんな凛として美しかった姫がこんな姿になっているのは無事とは言わない。

姫様に俺と同じようにあんな辛く苦しいことを強いるなんて、絶対に許されることではない。

「許さない!!姫をあんな姿に!!絶対に許さない!!!」

悔しさで涙を流しながら睨みつける俺を、イースはニヤニヤと嬉しそうに笑ってみていた。

「さて、姫様の姿はこれで終わりだ」

そう言うと、上に向けていた手を閉じ、映像を消すイース。

「そろそろ俺も楽しもうかな。威勢の良いペットができたんだ。俺好みに躾けてやるよ」

そう言ってイースは俺の股間の方へと目をやる。

「おい、お前…」

呆れるような声が聞こえ、俺も目線を下へ移す。

そこには、膨れ上がって硬くなった自分のチンポがあった。

「な、なんで…!!」

「ははははっ!あんなことを言っておきながら姫の凌辱される姿に興奮していたのか!」

「ち、違う!!」

「何が違うんだ。俺はまだお前を発情なんてさせてねぇぞ?勝手に興奮したのはお前だろ?」

「!!!」

自分でも分からなかった。

高貴で美しい姫があんな姿にされた怒りは本物のはず。

なのになぜ…

「そうかそうか。お前も未熟ながら男ってことだな」

「これは違う!!」

「何が違う?」

そう言ってイースは俺の勃起したチンポへと触れた。

「んあぁぁっ!」

イースのサラサラとした手袋の指がチンポへと触れた瞬間、身体の奥がゾクゾクするような快感が瞬時に訪れる。

そして同時にイースを含めたアラバス三匹に責められた時のことを、身体が思い出したかのように熱くなっていくのを感じた。

「ほら、少し触られただけで良い声で鳴くじゃねぇか。ほんとはこれを姫様のマンコに突っ込んで、掻き回してやりたいんだろ?」

「やめろ!!」

「お前の勃起がおさまったら止めてやるよ。まぁ無理だよな?俺らにあんだけ可愛がられて快感を知った後じゃ。あんだけでけぇの咥え込んでる姫のガバマンじゃ、お前のチンポなんて入れたとこで締めつけ足んねぇかもしんねぇぞ?はははっ!まぁ姫だってお前のちっせぇチンポじゃ、入ったかどうかも分かんねぇだろうけどよ」

チンポに指を絡ませながら、形を確かめるように撫でるイースの手。

嫌で嫌で仕方ないのに、その手袋の指の感触が気持ち良くて仕方なくなっていた。

「んんっ…やめろぉぉお!!あぁっ」

「俺にチンポ触られて感じてるくせにやめろはないだろ?まぁ良いさ。ほら、口開けろ。俺の唾液飲ませてやる」

「誰がっ!んんんんんっ!!」

言った瞬間、イースの大きな手でチンポ全体を少し強めに握られる。

痛みに声を上げると、俺を見下ろすイースが嬉しそうに笑って言った。

「俺は口開けろって言ったんだよ。このままてめぇのチンポ潰してやろうか?」

「んぎぃぃぃいっ!!んんんんんんっ!!」

「回復(ヒール)使えば何回潰したって元に戻んだよ。2.3回潰してから言うこと聞かせてやろうか?」

「やめっ!!んぐおぉぉぉおおっ!!」

外傷的な痛みより、チンポを強く握られる痛みは内部に直接くるような痛みだった。

「ほら、お前だって痛ぇより気持ちぃ方が良いだろ?早く口開けろ」

再び力を緩め、優しくチンポを撫でながら言うイース。

先ほどの痛みとは正反対に甘い快感に、俺は口を開けてしまった。

「噛んだら潰すからな」

そう言ってイースの綺麗な顔が近づき、唇と唇が重なった。

「んんんんっ!!ジュプッ、んんっ、じゅるっ」

合わさった瞬間、イースの太い舌と共に、甘い唾液が区内へと流れ込む。

その唾液はイースの舌を辿り、俺の喉奥へと流れて行った。

「んぐっ、んんんっ、ちゅっ、んぐっ」

俺の唾液とイースの唾液を混ぜるようにイースの舌が口内を動き回り、その甘い汁を吐き出すこともできずに飲み干してしまう。

「んんっ…んぐっ…じゅるっ…んんんっ」

舌が絡み、歯茎を舐められ、犯すように暴れるイースの舌が段々と気持ち良くなっていく。

頭もぼーっとしてきて、ビクビクと身体が震え始める。

まずい…

唾液の効果が早速出て来たのだ。

もう触れられていないと言うのに、チンポが更に硬くなっていくのを感じた。

イースは暫く俺の口内を堪能するように、角度を変えながらキスを何度も何度も繰り返した。

そしてようやく口が離れた頃には、身体の力が抜け、何かに全身を優しく触れられているかのようにゾクゾクする感覚が、絶え間なく襲っていた。

息は荒くなり、身体が熱く、イースの唾液で濡れた唇やクニクニと動かす手の指が、なんだかとてもいやらしいもののように感じ始める。

「良い顔になったじゃねぇか。まだいくぞ」

そう言いながら唾液で光る舌を出し、そのまま俺の腋を舐め始める。

「んひぁぁっ!!」

温かくヌルつく舌の感触がくすぐったく、思わず声が漏れた。

腋を舐める舌は、舌先で窪みに唾液を塗り広げるように丁寧に這う。

一通り舐めると、次はもう片方の腋も舐め上げた。

唾液で濡れた腋は、なんだかそこだけ異様に感覚が鋭くなった気がした。

空気が触れるだけで声が出そうになってしまう程に敏感になっている腋。

「あぁぁぁぁっ、あぁぁぁぁあっ!!」

そしてその舌は腋から脇腹へと唾液を塗り広げていく。

くすぐったいような気持ち良いような、なんとも言えない感覚が嫌でたまらなかった。

両脇腹を舐め終えると、今度は一旦身体から口を離し、俺の乳首目掛けて進んでいく。

「んひゃあぁぁぁっ♡」

ちゅぷっという音と共に俺の乳首を咥え、口内で舌を使って尖った乳首を吸いながら舐められた。

チンポを触られた時のような快感が走り、思わず仰け反って嬌声を上げてしまう。

「ちゅぷっ、じゅっ」

「んあぁぁっ♡あぁぁぁっ♡」

舌先が乳首を弾き、形をなぞるように舐められ、そこから何か出るんではないかと勘違いしそうな程に感じてしまう乳首。

口内で散々弄んだあと、今度はもう片方の乳首を口に含まれる。

「あひぃあああぁっ♡」

同じように吸いしゃぶられ、その快感に甲高い声が漏れてしまった。

「じゅぷっ、ちゅっ」

舌の少しザラつく感触がやけにリアルに感じ、その凹凸を乳首の先に擦り付けられ、それが気持ち良くて仕方なかった。

「んおっ、んおぉぉっ♡」

なんでこんな…

身体を洗う時に自分で触れてもこんなことになったことはない。

しかし前もそうだが、アラバスの触れ方のせいなのか、乳首が感じて仕方ないのだ。

唇で挟まれ、先端をこちょこちょと舌でされると、震える声を抑えることができない。

イースの顔が身体から離れる頃には、全身の力が抜け、意識しないと口もだらしなく開けたまま閉じれなくなり、手足を押さえていたイースの手が退けられたあとも、ベッドに力なく横たわっていることしかできなくなっていた。

「んんっ…あぁっ…♡」

ベッドのシーツすらも気持ち良くなってしまう程に火照った身体は、徐々に快楽を求め始めていく。

「もう暴れられねぇだろ」

8本の手が自由になったイースは満足そうに言うと、俺の身体に触れるか触れないかの距離で、その手達を構える。

首、腋、乳首、脇腹とその8本の手がくすぐるように動き、触れるのを今か今かと待ち構えてた。

「んぁぁっ♡んんんんっ」

まだ触れられていないにも関わらず、その指が起こす僅かな風に身体が反応して声が出てしまう。

「俺の唾液飲んで、しかも外からも塗られたんじゃ、もう全部チンポみたいに感じれんぞ。嬉しいだろ?」

ニヤニヤと笑って言うイース。

「んんっ…誰っがっ…はぁっ…」

「なぁ、今この手でくすぐられたらどうなると思う?今日はわざわざアイズに借りて、この白い手袋を嵌めてきてやってんだ。これも十分滑るが、革よりもザラつきがある分快感が強いだろうなぁ」

手の甲に三本の線の入る白の手袋が、俺の身体をくすぐろうといやらしく動いていた。

「やめっ…ろっ!!」

今それでくすぐられたら、またあの時みたいに快楽とくすぐったさで辛い目に会うのが目に見えている。

あの地獄のような時間が始まってしまうのだ。

嫌だ…あれはもう嫌だ…

撫でられただけでも感じてしまうこの疼く身体を、もしこの手達にくすぐられたら…

考えただけでも恐ろしかった。

しかし気持ちとは裏腹に、身体の熱は増し、その指先で触れられたいとウズウズしてくる。

「そんな潤んだ目ぇしながら言われてもおねだりにしか聞こえねぇぞ。俺の唾液で発情してんだろ?今触れられたら狂っちまう程に気持ち良いだろうな」

「ひぃいっ!!」

イースの興奮したような目で見られ、三匹に責められた記憶がフラッシュバックし、思わず身体が震えがった。

どんなに止めてと泣いても叫んでも際限なく続くくすぐりと快感での責め。

どんな拷問よりも辛かった。

「いやっ、だっ…やめてっくれっ…んんっ」

「あぁ?あんなに気持ち良くしてやったのによぉ。ったく。じゃあ良いぜ。お前が『ほんとは姫様のマンコに今すぐにでもチンポ突っ込みたい』って認めるなら、今日はこのまま俺は帰ってやっても良いぞ」

「!?」

姫様…

瞬時に浮かぶ姿は、性に狂ってしまった姫様の姿ではなく、俺に助けに来てとベッドで言った、誇り高く美しい姫様の姿だった。

快楽と疼きで薄まっていた怒りが、再び燃え上がる。

「やれっ、よ…はぁっ…俺は姫様をっ…助けるっ…んんっ」

「はぁ…お前バカだな。今更助けたって、あんな性に狂った姫はもうインキュバス無しじゃ生きていけねぇぞ」

「んぁっ…救って…みせるっ…んんっ」

「あっそーかよ。まぁどうでも良いさ。どうせお前は一生俺のペットなんだからよ。今言わなかったこと、後悔するなよ?」

自らの唇を舌で舐めながら、意地悪く笑ったイースは、その8本の手で一斉に俺の身体をくすぐり始めた。

「んひゃひははははははっ!!ひぎぃぃぃぃぃぃいいっ♡♡あああぁぁぁぁあああああっ♡♡!!!」

そのピッチリと嵌められた手袋の長い指が、首、腋、乳首、脇腹を踊るようにくすぐり、一気に想像を絶するくすぐったさが全身を襲ってくる。

ただくすぐったいだけではない。

イースの唾液を飲み、塗られたこの身体は、そのくすぐりがおかしい程に感じてしまい、その快感はくすぐったさを上回っていた。

あまりのくすぐったさと快感に身体をよじり、腋を閉じようとするが、なぜかシーツが俺の手足を拘束するように絡みつき、頭と指先ぐらいしか動かすことができない。

「なんでぇぇぇえあひひゃははひはははっ!!んおぉぉぉぉおおっ♡あひひゃひはははふひひははっ♡」

「何を驚いてんだ?物を操作する魔法なんて低位の魔法だぞ?まぁお前等人間じゃ使える奴なんていねぇだろうがな。ほら、くすぐられんのは気持ち良くてたまんねぇだろ?」

「うひははははひゃひははははっ!!んひぃぃぃいいっ♡あぁぁぁああああっ♡」

首元を指先でこちょこちょとくすぐられ、腋をほじくるように指で掻かれ、脇腹を撫で回され、乳首は摘ままれながら先端を中心に指先で擦るようにくすぐられる。

そのあまりのくすぐったさと快感に、俺は既に後悔し始めていた。

「すげぇ顔だな。全身が敏感になってるせいで、くすぐりだけでイっちまうんじゃねぇの?ははははっ!!おら、もっと感じろよ」

「んひぃぃぃぃぃいいいっ♡あひゃひはははははっ!!もうやめでぇぇえええっんひゃひははふはははっ♡」

「はぁ?まだ始めたばっかだろ?もうギブアップか?こんなんでへばってたら、これからもっと気持ち良くなんのに大丈夫かぁ?」

そう。まだ俺は身体をくすぐられているだけ。

この快楽くすぐり責めで勃起し、主張し続けている俺のチンポはまだ触れられていないのだ。

「あぁぁぁああっ♡んひはははひゃひはふはははっ!!あ"あ"ぁ"ぁ"ぁぁっ♡」

「はははっ!チンポがビクンビクンしてやがる。ほら、イけんならイっても良いんだぞ?俺のぺットの教育方針は、『いつイっても何回イっても良い』だからな。まぁイければの話だがな」

そのイースの言葉の意味を今痛い程実感している。

死ぬほど気持ち良いのにイけない。

チンポに触れられていないせいで、どんなに気持ち良くても、どんなに乳首だけでイきかけても、まだ未熟な俺の身体は絶頂を迎えさせてくれないのだ。

疼く身体はいくら快感を与えられても解消せず、ただただ焦らされ、身体の熱は快感を与えられる度に増していく。

「あ"あ"あ"ぁ"ぁ"っ♡やめでぇぇえええっ!!あひゃひはははふははははっ♡」

「やめねぇってのに。お前がくすぐられる方を選んだんだろ?自分の行動には責任を持たないとな」

「あひはははははっ!!んひひゃぁぁぁぁああっ♡もういやだぁぁぁぁあああっ♡」

『ほんとは姫様のマンコに今すぐにでもチンポ突っ込みたい』

あの時は死んでも言ってたまるかと思っていたが、この辛い責めに、少しずつその強固な思いが崩れ始めてきていた。

腋と脇腹は上下に場所を移動しながらバラバラに指を動かすようにくすぐられ、興奮でピンと勃起した乳首も、器用に五本の指先が先端をこちょこちょと弄られ、その全部がくすぐったくてくすぐったくて、気持ち良かった。

もう嫌だ!!くすぐられるのはもう!!

そう言いたくても言葉にできる程イースの責めは生易しくない。

「さて、そろそろマーキングの準備でもするか」

俺をくすぐって責めながら、手をずらして2本の手を空け、それで俺の腰を持ち上げる。

チンポを口に含まれるのかと思いきや、イースの目線が違う場所を見ているのに気付く。

「狭い穴だな…まぁ良い」

そして、イースの長い舌が俺の尻の穴の方へと伸びていった。

まさか…

「んひいぃぃぃぃいいいいいっ♡あひゃひははははっ!!おぉぉおおぉっ♡」

ヌルヌルとした弾力のある太い舌が、俺の穴の入り口を舐め回す。

その身体中を襲っているくすぐったさと快感とは少し違った、なんだかモゾモゾするような感覚。

人に舐められるなんて初めての経験だが、唾液を含んだ舌での刺激は間違いなく快感だった。

あぁぁっ!!なんで尻の穴なのにこんなっ、こんなっ!!

「なぁなぁ、なんで俺らの舌がこんなに太くて自由に動くか分かるか?」

イースは舌で俺の穴の入り口をほぐすように舐め、たっぷりと唾液を垂らしながら器用に話す。

「こうやって、マンコやケツをほじくってやるためだよ!」

「んほぉぉぉぉぉおおおおおおっ♡」

イースの舌が穴に侵入してくる。

思ったよりもすんなりと入る舌は熱く、ズプズプといやらしい音を当てながら入って行く。

そして奥まで唾液が流れ込んでくるのをお腹の方に感じた。

唾液を吸収する度に穴は広がり、イースの舌を受け入れていく。

なんで…

そんな場所に舌を突っ込まれるのなんて、気色悪いだけのはずなのに、身体を襲う無数の手によるくすぐりと快楽、そして飲まされた唾液も手伝って、それすらも気持ち良くて仕方ない。

「あぁぁぁっ♡あぁぁぁぁぁぁああっ♡」

嫌だ!嫌だ!!

身体の中に直接快楽をぶち込まれているような舌での責め。

嫌悪感しかないその責めなのに、身体は喜ぶように痙攣をしている。

イースは俺に舌を突っ込みながら、見下ろすように俺を見ると、目を歪ませて笑って顔を上下に振り、舌の出し入れを見せつけてくる。

「んひゃひはははっ♡んふぉぉぉぉぉっ♡あぁぁぁぁぁぁあああああっ♡」

更に唾液が奥へ奥へと流れ込むのがリアルに伝わってきた。

「粘膜に直接唾液をつけてやったらどうなると思うか?」

イースがそう言った瞬間、尻の違和感に気付く。

なんだか急に麻痺でもしたかのように、快感に僅かに混じっていた舌を受け入れている不快感がなくなっていた。

な、なんだ!?

そして熱と共に突如穴に訪れる猛烈な痒みと疼き。

「あ"あ"ぁ"ぁ"あ"っ!!なんだよごれぇぇぇぇっ♡あんひゃひはははあぁぁぁぁああっ♡」

「効いてきたな」

そう言って穴から舌を引き抜き、俺の腰をベッドへと下ろす。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁああああああっ!!♡」

ポスンという優しい振動が身体にきただけだと言うのに、悍ましい程の快感が穴の奥へと響いていく。

「どうだ?直接塗り込まれると最高にキマるだろ?」

イースは一旦俺を責める手を止めた。

くすぐりは止んだと言うのに、あまりにくすぐられ続けたせいで、未だに身体にくすぐったいような感覚が続いている。

しかし今はそれどころではない。

尻の穴が熱くて痒くて疼いて仕方ないのだ。

なんだよこれ…今すぐ棒突っ込んで掻き毟りたい…

そうしないとおかしくなってしまいそうな程に疼き、ただそれを行った時の快感もまた容易く想像できて、それが恐ろしかった。

「あぁぁぁぁっ♡あぁぁぁぁぁぁぁぁあぁっ♡」

今は何もされていないと言うのに、あまりの疼きで声でも出していないと狂ってしまいそうだった。

「ほら、見ろよ」

イースを見るといつの間に出したのか、イースのチンポが完全に露出していた。


嘘…だろ…


その露出しているチンポは、俺のと比べ物にならない程に大きく、ダラダラと涎を垂らすように液を滴らせながら、硬く反り勃っていた。

まるで腕のように太く逞しいイースのチンポ。

それが俺の尻へと宛がわれる。

「んひぃぃぃぃぃいいいっ♡」

熱く硬く、ヌルヌルとするそのチンポが穴に触れた瞬間、そこから内臓に直接感じるようなゾクゾクとした感覚が走り抜けた。

嫌だ。怖い。

俺を襲った感情は『恐怖』だった。

その恐怖は痛みを恐れてのことではない。

穴の入り口はイースのチンポの先端に吸い付き、今にも受け入れようとしている。

唾液のせいで緩くなっているため、イースのあの凶悪なチンポですら問題なく入ってしまうだろう。

この恐怖の正体は、これから訪れるであろう快感への恐怖だった。

穴の中全体が尋常じゃない程に熱くむず痒く疼き、太くて硬い何かでゴリゴリと掻き回されたくて仕方なくなっている。

そしてその奥の奥には、意識しただけでお腹の奥から快感が生まれるような、今までとは全く違う感覚の何かがあるのだ。

恐らくイースのチンポならそこまで届くだろう。

その疼く穴を無理やりそのチンポが貫き、奥の何かを思いきり突かれたらどうなるか。

それは想像を絶する程の快感になることは間違いない。

その強大な未知の快感が自分に降りかかる。

散々快楽で苦しめられてきた俺は、その快感が怖くて怖くて仕方なかったのだ。

「や、やめでぐれぇぇえぇっ!!!」

「あぁ?おいおい、俺のをこんなにしておきながらお預けって、そんな薄情なこと言うのかぁ?はははっ。大丈夫だって。俺のチンポ、結構評判良いんだぜ?みーんな泣き叫びながら『死ぬ程気持ち良い』って言うんだよ」

「いやだぁぁぁあああっ!!」

イースが少し身体を前に出し、ほんの少しだけイースのチンポの先端が入り口に押し付けられる。

「ひぃぃぃぃぃぃぃいいいいいっ♡」

たったそれだけなのに、身体中が痙攣する程の快感が手足の指先まで貫く。

快感の恐怖のため、逃げようと腰を動かすが、しっかりと押さえられているせいでイースのチンポから逃れられる程動かすことができない。

怖い、怖い、怖い。気持ち良いのが怖い。

こんなに怖いのに、身体はイースのチンポを欲するように穴の中の襞一本一本が蠢き、早く入れて欲しいと言わんばかりにヒクついている。

「嫌だぁぁぁあ!!だずげでぇぇぇぇっ!!!」

上から嬉しそうな顔で見下ろすイースに向かって言う。

「助けて…か。お前は姫様を助けるんじゃないのか?」

そう言われ、俺はどう答えて良いのか分からず、言葉が詰まる。

姫様は助けたい。その為なら俺はどうなっても良いと言うのも本当の気持ちだ。

だが今自分に訪れようとしている快感は、そんな忠義の心さえも覆そうとしていた。

「嫌…だ…うぅっ…やめてっ…くれっ…」

「おいおい…泣いてんのか?やめろよな…」

目から溢れる涙。

このどうしようもない状況に、ただただ泣くことしかできなかった。

「そんな泣かれたら…我慢できなくて入れちまいそうになんだろぉ…」

はぁはぁと熱い息を吐き、目をギラギラとさせながら言うイースに恐怖が膨れ上がる。

嫌だ嫌だ嫌だ!!怖い、誰か助けて、嫌だぁぁぁ!!!


クチュッ


イースの先端が少しだけ穴に入ってきた。

「ひぎぃぃぃぃぃぃいいいいいっ♡♡!!!!!ごべんなざいぃいいいいっ!!やべでぐださいぃぃぃいいっ!!」

おかしくなりそうな程の快感が再び電撃のように駆け回るが逃げられない。

「ははははっ!!あの時姫様に突っ込みたいって言っときゃ良かったなぁ」

また少しチンポが入ってくる。

「あ"あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"あ"っ♡!!みどめるがらぁぁぁぁぁっ!!!もうやめでぇぇぇぇえええっ!!」

「もう遅いっての。先っちょだけ入れて止めれるはずねぇだろ?」

気持ち良い気持ち良い気持ち良い。

痒く疼く中がチンポで擦られる度に身体が喜びの悲鳴を上げる程に快感が訪れる。

「あぁ…どうしよう。このままゆーーっくり入れてやろうか…その方が長く気持ち良くなれんぞ?その方が良いよなぁ?はははっ」

「抜いでぇぇぇぇえええっ!!うわぁぁぁぁぁっ!!あぁぁぁぁぁああああっ!!」

イースの冷酷な言葉に俺は号泣した。

「そんな喜ぶなって。まだ亀頭の半分も入ってねぇぞ?これから一番ぶっといとこが入ってぇ、ゴツゴツの竿が入ったら奥の一番イイとこゴリゴリしてやるからなぁ。おらっ」

「お"おおお"お"お"ぉ"ぉ"ぉ"おお"お"ぉ"っっ♡♡」

先ほどよりも少し多く入ってくる。

「じぬぅぅぅぅうううっ!!!抜いでぇぇぇえええっ!!抜いでぇぇぇぇえええええっ!!!」

「殺さないから安心しろって。狂っても元に戻してやるし、傷付いたら回復してやる。俺って優しいだろ?」

イースの悪趣味な言葉などまともに聞いている余裕などない。

あまりの快感に全身が痙攣し、焦点が合わず、息がしにくくなる。

「だずげでぐださいだずげでぐだざいだずげでぐだざいだずげでぐだざい」

「ははははっ!!もう壊れちまってんのか?そんなに言うなら、1から666まで全部足した数答えられたら入れるの止めてやっても良いぞ?」

「あぁぁぁぁぁああああっ♡1+2は3んひあぁぁあっ♡3+3は6おぉぉぉぉおおおおっ♡」

僅かな望みを掛けて数を足し始める。

その間もゆっくりゆっくりとイースのチンポが入って来て、狂いそうな程の快感を与えてきた。

「ほらほら、早く数えないと全部入っちまうぞ?おら」

「んほぉぉぉおおぉおおおおおおっ♡6+4はぁぁぁぁああっ!!」

ヌチュッという音と共にまた入って来る。

こんな状態で数を数えるなんて無理だ。

それでも止めて貰う方法はそれしかないので数えることを止めることはできない。

「あぁ…お前んなかすげぇヒクヒクしんぞ?チンポの先に襞が絡みついてきやがる。あぁ…一気に入れちまいたいなぁ…」

「ひぃぃぃぃいいいいいいっ♡10+5おぉぉぉおおっ♡無理ぃぃぃいいいっ!!!おがじぐなっぢゃうぅぅぅうううううっ♡」

「あ、そうだ。準備しとかねぇとな」

そう言ったイースは、自身の手達を自分の口の方へと持ってくると、その手に唾液を吐き出した。

それを手に嵌めた手袋に塗り込み、その唾液が付いて手を組み合わせてヌチュヌチュという粘着質な音を立て始める。

それで何をする気なのかは考えたくもないし、今は気にしている余裕などない。

「ああぁぁぁぁぁぁぁぁああっ♡15+6はぁぁぁぁぁあああっ♡おおぉぉおおおおっ!!」

「あぁ…俺ってほんと拷問って向かねぇなぁ…そんな必死なお前見てると、可哀相になっちまうんだよ。辛いよなぁ…分かった」

そう言ってイースは腰を引き、入ったチンポを抜いた。

え…?ほんとに助けてくれるのか…?

「あうぅぅぅっ、んおぉぉぉぉおっ♡あぁぁあっ」

悍ましい程の快感は無くなり、残すのは異常な程に疼く身体だけ。

だけど先ほどまでの、少し動いただけでも狂ってしまいそうな程の快感よりは何倍もましだった。

イースを見ると、目を赤く充血させ口を歪ませた、まさに悪魔の笑みを浮かべていた。


「今、楽にしてやるからな」


その言葉が聞こえた瞬間、イースのチンポが一気に最奥まで突っ込まれた。


「っっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


息ができない。

目の前が真っ白になり、身体が自分の物ではないように動かなくなる。

快楽の槍で尻から脳まで身体の中を貫かれたような衝撃。

チンポから大量の精液がドクドクと零れる。

身体が溶けてなくなりそうになる程の快感は、俺の頭を一瞬でショートさせた。




「誰が気ぃ失って良いって言ったんだよ!!!」

「んひぃぃぃぃぃぃいいいいいっ♡!!!」

気を失っていたのを、尻への衝撃で強制的に目を覚まされる。

思い切り腰を打ち付けられたらしい。

奥の触れられたくない場所に、イースの太くて硬いチンポが当たる。

それがいっそ死んでしまいたくなる程に気持ち良い。

「おいおい、俺に抱かれながらイって寝るなんて良い度胸じゃねぇか。あぁ?」

再びガツンと腰を打ちつけられる。

「おぉぉぉぉぉおおおっ♡おぉぉぉおおおおおおおおっ♡」

またチンポから液が零れたのを感じる。

もう嫌だ…殺してくれ…気持ち良いのはもう嫌だ…殺してくれ…

言葉をもう発することもできない程に快感に包まれ、ただただ心の中で殺してくれと何度も願った。

「おら、ここがイイんだろ?」

奥の敏感で一番疼く気持ち良い場所。

そこにイースの亀頭がグリグリと押し当たっていた。

「お"お"ぉ"ぉ"ぉ"お"ぉ"おっ♡お"お"おぉぉぉぉおおおおっ♡」

殺してくれ…もうこんな気持ち良いのは嫌だ…

「知ってるかぁ?まだまだ気持ち良くなれんだぞ?」

イースの手が俺のいたる場所に触れ、チンポを握った。

そのヌルつく手袋を嵌めた手が。

「地獄はこれからだぞ」

そう言ってイースは、俺の全身をくすぐり、乳首を摘まみしごき、チンポは亀頭から竿までを大きな手で包み込んで上下に擦った。

そしてそれに合わせて腰の律動を早め、俺の穴にチンポを何度も何度も打ち付ける。

「あ"あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"あ"あ"ぁ"あ"あぁぁぁぁあああああっっ♡♡!!!!!!!!!」

一気に押し寄せる快感。

チンポで内側から、そして手で外側から爆発のような快感を与えられる。

そして俺は一瞬で射精した。

「お"お"ぉ"ぉ"ぉ"お"ぉ"おっ♡」

先ほど突かれた時にイったのとは違い、チンポへの刺激でイく快感。

イく快感は穴から与えられる死にたくなる程の快感ではなく、純粋に気持ち良いと思える快感だった。

「はははっ、俺の唾液飲んでんならいくらでもイけんぞ?おらっおらっ」

ガツガツと掘られながら、全身をヌルヌルとした手袋でくすぐられ、チンポを手で搾るようにグチュグチュと動かされる。

「んお"お"ぉ"ぉ"ぉ"お"ぉ"おっ♡お"お"ぉ"ぉぉぉぉおっ♡」

再び射精し、全身にまた快感が訪れた。

あぁ…♡イくの気持ち良いぃぃ♡

イってる間は穴を突かれる快感ではなく、ちゃんと気持ち良くなれる。

もっとイきたい♡もっと、もっとイきたい♡

「顔が快楽で染まってきてるぞ。そんなにイくのが気持ち良いのか。ならもっともっとイかせてやらねぇとなぁ」

「んお"お"ぉ"ぉ"ぉ"お"ぉ"おっ♡お"お"ぉ"ぉ"ぉ"お"ぉ"おっ♡」

もっとイかせて貰える。

その言葉が嬉しくて、俺はイースを見つめる。

もうイースに歯向かう気持ちなど微塵も起きない。

むしろもっともっとイかせて欲しいとイースを求めてすらいた。

「時間はいくらでもあるんだ。こんなケツじゃ俺のチンポは満足しねぇからな。俺好みにたっぷり躾けてやるからな。お前は永遠に俺のペットなんだからな」

俺の唇に再びイースの口が重なり、唾液がまた流し込まれる。

この時の俺は、イースの言った永遠と言うのは、俺が死ぬまでかと思っていた。

しかしこの部屋が『永遠の牢獄(インフィニットプリズン)』の中。

永遠に歳を取らず、時間が進まない牢獄だと後から知ることになる。

俺は死ぬこともできないまま、文字の通り永遠にこの快楽を与え続けられるのだ。

「あ"あ"ぁ"ぁ"ああああぁああっ♡」

イースの唾液で発情させられ、『回復(ヒール)』や『状態異常回復(キュア)』で壊れそうになる度に強制的に戻され、イースのペットとして永久に生きていくしかない。

「お前ぐらいの魔力がある人間はそういない。俺の調教が終わったら、他のインキュバス達にもお披露目してやるよ。一生この部屋で可愛がってやるからな」

これは魔王が人間に倒される時まで続くのだろう。



あぁどうか、あの凶悪な魔王を倒してください。



それが俺の、最後の願いです。



END 

(Fanbox)


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