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今回は12・13話Blu-ray発売記念ということで、そのジャケットイラストの原画をお見せします。

これはラフから原画まで全部るなむーさんによるもの。


まずはアイデアスケッチ。

A~E案まで描かれています。



妹紅と輝夜というのは決まっていて、その配置いろいろというかんじですね。

キャラ二人の組み合わせはもうパターンが何種類かに決まっていて、毎回同じになりそうなのがるなむーさんの悩みの種だそうです。

これらの中で一番アピール力のあるE案が採用になりました。

二人の関係性を押し出しつつ、見てうれしいかんじかなと。


そして次がラフ画。

アイデアスケッチを一段精密にしたかんじですね。


次がBG原図と呼ばれるものですね。

ラフ画とセットで描かれるもので、これを元に美術担当のぬまんさんに背景画を描いてもらいます。

織姫と彦星とかるなむーさん的には色々こだわりがあることがわかります。


次もラフの一部で、不死鳥の羽根ですね。


次がそれを清書した原画。

まずは不死鳥の羽根。


妹紅と輝夜の線画です。

アニメ本編ではこの原画を、

動画担当がトレースし、さらに仕上げ担当が色を塗りやすいように一旦2値化(完全に白か黒だけの絵に加工)するのですが、

ジャケット画の場合、この原画の線をそのまま使っています。


次が影付け指示です。

ジャケット画では、この指示を元に、仕上げ担当のちゃむ・べりーさんが手作業で細かく塗り分けます。

わかりやすいので、この影付けを「原画」と言って見せることがほとんどですね。


で、色を塗ったものにヤクシニさんが撮影処理をかけて、完成したジャケットイラストがこれです。

いいかんじのジャケット絵にしあがったのではないでしょうか。

肝試しの章は13話DVDのジャケットの妹紅と慧音のイラストがいい雰囲気で人気も高く、あれを越えるのは難しいだろうと思ってましたが、これはなかなかエモいかんじかなと。


絵のまわりの黒いフチは、Blu-rayのジャケットだと切れて見えない部分です。

印刷にはある程度絵のまわりに余裕が必要なので、見えないところも描いてます。


では次回もお楽しみに。





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