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るなむーさんによる聖白蓮のキャラクター設定画です。

白蓮も紐のディテールが多いですね。

服装は足袋も含めて原作通りですね。

顔は垂れ目の優しい印象のデザインになっています。

原作では胸はこんなにはないのですが、幻想万華鏡では胸の大きさは母性に比例するとるなむーさんが言ってました。

胸が大きくなるとよくわかるのですが、胸を強調したなかなか色っぽいデザインですよね。


後ろ姿と、あのエア巻物の設定画も描かれています。

右下が原作絵を意識したようなポーズになっていますね。

マントの付き方は原作の絵だとよくわからないのですが、幻想万華鏡ではこういう解釈になっています。


色彩設定がこちら。

白蓮は紫と同様唇に色がついています。

髪の毛の塗り分けがよくわかりますね。

セル画の段階ではこうやって二色で塗り分けて、撮影の段階でグラデーションになるようぼかしをかけるという工程になっています。

白蓮の髪の毛は、原作ゲームの画像をよく見ると、実は頭上にかかげたエア巻物の光をうけたところの色が変わって見えているだけっぽいのですが、東方の二次創作ではグラデーションのある髪という解釈が定着しているので、そちらを採用したかんじです。


エア巻物はいわゆる透過光処理なので、線が色トレスになっているだけです。

セル画の段階ではこれを一色で塗りつぶして、撮影段階でマスク素材として使用し光っているような処理をするわけです。

(幻想万華鏡の作中にはまだ登場してませんが)


ついでに4話カット142の原画です。

まずはるなむーさんによる作監修正。

鎖で縛られた中二病的なかっこいいポーズです。

胸の大きさに目が行きますね。


次はれっきーさんによる原画です。





雷を受けて光るみたいな演出になっているので、影が3種類も描かれています。



線画自体は、実はるなむーさんの作監修正がそのまま使われています。



できあがった画面がこれ。



鎖で繋がれて水晶のような中に閉じ込められた状態になっています。

魔界に封印された白蓮のイメージカットというかんじですね。

原作では実際は魔界でけっこう自由に行動できていて、その間に弾幕を学んだりしていた的な設定もありますが、幻想万華鏡の解釈ではこうなっているというわけです。


髪のグラデーション処理をしてるのですが、画面だとよくわかりませんね。


ナズーリンの設定画の回で書いたとおり、この先の展望が見えると楽しいかなと思ってクリフハンガー的に4話紅霧異変の章ラストで出したわけですが、実は4話の後に星蓮船でOPを作ろうかという話もあったのです。

作中に登場していない星蓮船の他の妖怪についても、るなむーさんのラフ画までは存在しています。

ところが2~4話紅霧異変の章の制作が思った以上に長引いてしまって、完成した頃には幻想万華鏡といえばストーリーがあってのもので、今さら1分30秒くらいのOPを出しても喜ばれないし売れないんじゃ、みたいになっていて、結局立ち消えになりました。

で、かわりに花の異変の章を作ったわけです。

紅霧異変の章がさくっと完成していれば星蓮船のOPや本編が作られた未来があったかもしれません。

(しかし紅霧異変の章がさくっと完成した未来は、どう考えてもやっぱりありえなかった気がします)


白蓮はこの後7話で星たちと一緒にちょっとだけ登場してます。

また登場することがあるでしょうか。


では次回もお楽しみに。

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