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守矢神社勢の設定画の締めは諏訪子です。

もちろん描いたのはるなむーさん。

神奈子と共に、「月に叢雲華に風」PVの時に描かれました。


原作ゲームの諏訪子は服に鳥獣戯画の模様があるのですが、幻想万華鏡では省略して鳥獣戯画のカエルの大僧正だけ描かれてます。

服の模様は手描きアニメでは大変なんですよ。いちいち手で描かないといけないので。


かわいい崩し顔も描かれてますが、本編では使われていません。

(るなむーさん的にはキャライメージをつかむために描いているみたいです)


原作の諏訪子の帽子は市女笠であるようなのですが、幻想万華鏡では実際の市女笠の形にあまり忠実にしないで、一般的な二次創作であるような形に寄せています。

そして一番問題になったのが、帽子についているカエルの目玉です。

立体としては一体どういう構造なのか?

目を閉じたり表情をつけるときにまぶたがほしいが、それはどういう立体構造なのか?

幻想万華鏡の答えは「どの角度から見ても中心に瞳がある」。

ビー玉の中心部に黒いコアがあるような立体、です。

まぶたは必要に応じてどこからともなく適当に出現します、というものです。

いいんです、アニメですから。

立体的なつじつまを合わせるよりも、目玉なのだから表情を見せることを優先しましょう、ということです。


色彩設定がこれ。

これも僕トミー朕が影をつけてます。


諏訪子は原作からそもそも色がいいしハイソックスとかファッションがかわいいですよね。

(ZUNさんを絵が下手という人もいますが、デザインセンスはもともとすごく良いと思います)

紫は高貴な人の色なので、可愛いだけでなく品があるというか。

デザインモチーフはカエルですが、モデルが正体不明の土着神ミシャグジさまということで納得というか。


幻想万華鏡の諏訪子は、6話のラストで敵役の悪い顔を見せましたが、実際に戦う16話・17話では悪い顔になりませんでしたね。

どちらかというと守矢神社サイドの少年ヒーローみたいな描かれ方になっていた気がします。

蕨抜六監督的には「隠居したおばあちゃん」みたいなイメージだそうですが。

まあお年寄りは子供にかえっていくと言いますし。


では次回もお楽しみに。

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