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宮地楽器さんがセールしていて、それに引っ張られたサウンドハウスさんが値下げ(国内最低価格保証なので、他店が安くなると安くなるシステム♡)していたのでこの機に手に入れてしまいました♡


MC-101というリズム機材とどっちにしようかすごく悩んでたんですけど、サウンドハウスさんで買うとポイントがつくので、そのポイント使うとMC101が半額くらいで買えてしまうので、この際一気に揃えてしまおうかと。


PCとかの更新も必要なんですけど、PCの更新しても生活が変わるわけではないので現実逃避したかった!


曲を作ること自体はKORG ガジェットというiPadアプリで間に合ってるんですけど、ビンテージ音源ほぼ全部入りで、5キロ程度の重さのjupiter-xmはすごく興味あったんです。

V-synthGT・FA06以来、もう7年ぶりくらいに楽器を買うので嬉しくて興奮する37歳。

ダンボールからあふれる肉汁・・・じゃなかった新鮮な初モノの香り・・・

クンクン・・・はぁ・・・これがjupiter-xmちゃんの産まれたお家(工場)の匂い・・・(完全に女の子のお部屋を想像するおかしい人

ハァハァ・・( ^ω^ ) い、今・・・初めてのウェディングベールを優しく剥いであげるお!

あっ あっ (*゚∀゚*) キミ・・・ 綺麗だ・・・!!

今からじっくり使い込んで、アタイの色に染め上げてあげるからね・・・


jupiter-xmはこのコンパクトな筐体の中に

・jupiter8

・juno106

・JX-8P

・SH-101

・XV-5080

・RD

・リズムマシン各種

が入ってます。

XV-5080が1つ入っていたら実際音源としては十分な音数なんですけど、それ以外にビンテージシンセとRDピアノ音源も入ってるので隙がない感じ。

全部単品で買ったら部屋が埋まる大所帯の機材、100万円軽く超えちゃう金額の機材が凝縮されてる、ミニマムなモンスターなんです。




例えますと机の上に戦隊ロボの最終形態か、デバステイターが置いてあるような感じ。

遊べる合体ロボ感。


ただの音源アーカイブマシンじゃあんま価値がないんですけど、jupiter-xmは4つまで往年のマシンを重ねて音が出せます。

自分で4つのマシンの音を調整して、それを一斉に出せる。


しかもMOOGとシーケンシャルという他メーカーの2大お高いビンテージ機器となんとなく似たような音の感じにできちゃう魔法のフィルターボタンもウッカリついてるので、まさに過去が今に繋がるドリームシンセ。


今はPCとソフトシンセの性能がいいので、単純な音数だけで言えばソフトが圧勝で勝負になりませんけど、じゃあ数千・数万種類の音を持っていて実際にそのうちどれくらいを使うのか?と言えば、大体が死蔵に近い状態になってしまう。


PCの性能がモンスター化した分、音質や音数は向上したけど、製作スタイルは転換期に来ているとすごく感じていたんです。


ipadが絵を描いたり作曲できるほどの性能を手に入れて、持ち運びも可能になったのに、世の中全体の方向性として、PC機材の性能をとにかくあげて、使うスタイルはずっと旧来のままデスクの前だったのが今までだった。


これまでは機材の進化の都合に人間が合わせていたけど、これからは人間側の生活スタイルに機材がアジャストしないと、せっかくの資産が埋もれる時代になってしまった気がしていた。


個人的にはピアノ音に数百ギガバイト使う解像度の高い巨大音源は必要なく、すべてに最高を求めると天井がない事を知っているので、今でも十分に使える音を手軽に使いたかったんです。


しっかりした鍵盤、スピーカー、頑強で、持ち運びできるちゃんとしたハード機材というのは、今、現代のテクノロジーで求められる正解の1つの姿ではないか・・・?

と常々思っていたんですね。


そう考えていた時に自分にベストな選択肢に感じたのがjupiter-xmだった。


今まであまり企業の社長に対して共感を感じた事はなかったんですけど、現ローランドの三木社長には共感を持ちました。


「最近家に帰るとリビングでスマホばっかり見てて、家のシンセの電源はおろかPCの電源すらいれない・・・食卓に乗っけられるシンセ、ウクレレみたいに使えるものがあればいいなと思った」という内容のインタビューを見て、こういう庶民感覚の着眼点があるのは超大事だなと。


闇雲に「ユーザーは最高のモノを作ればついてくるはず」ではなく、1ユーザーとしての「何がほしいか、どう使いたいか」視点を持っている事が大事な気がします。

机の奥行きがあるのでベストフィット♡


jupiter-xmはスピーカーを搭載しているので、本体そのものから音が出ます。

スピーカーのおかげで弾くと筐体にわずかに振動が。

ゲーム機のコントローラーもそうなんですけど、こういう振動って案外大事で、

その音の波形の手触りレスポンスみたいなのが指に来るので、「おぉ・・・音を出してる感じがする♡」と嬉しくなります。


jupiter-xはフルサイズとミニ版の2つがあります。

自分は机の上に置くか、いつでも近くに置いてすぐに弾くっていう使い方がしたかったのでミニ版一択でした。


将棋の世界で藤井棋聖がPCのAI将棋で鍛えた新世代の人という感じですが、

jupiter-xmにもAI制御のアルペジオ機能があって、最初はこの機能はいらないんじゃないか・・・って個人的に思ってたんですけど、実際に使ってみるといろんなアルペジオが生まれるので、これは自分では思いつかないリズムだなぁと新鮮な気持ちに。

AIからヒントを得るっていうのが、これからの在り方なのかもしれません。


「美しい事故」っていう表現がアートリアのシンセを作っている中の人のインタビューでありましたけど、偶然の一瞬にいかにエンカウントできるか、そのキッカケ作りになる気がします。


この関係性、まるでサイバーフォーミュラのアスラーダみたい♡


こんなドリームマシンが手に入る価格帯で出るなんて、2020年だなぁって思います♡




■20200926追記

jupiter-xmのサウンドハウスさんポイントでMC-101も加わりました。

無骨な運搬のためだけのjupiter-xmの外箱と違い、MC101はシャレオツです♡

無骨なダンボールに商品名だけというのも「製品!」って感じで好きなんですけど、化粧箱があると気分がちょっとアガります。


なんとなく箱の状態で並べたくなる親心。仲良くするんだよ♡


想像通りのピッタリサイズ!

MC707というフルサイズ仕様もあるんですが、敢えてこっちにしたのはグルーブボックス系が初めてだったのと、持ち運びができると言う点に一番の価値を感じていたため。


音楽のプロじゃないし、DJプレイをするわけではないので単機で本格的に作り込めなくてよかった。

むしろ気軽に音楽出来るという事が一番の価値と言えるほど、今の自分には小さい事が正義。


MC101は一見するとただの黒いお弁当箱ですが、この中にたっぷり音源が詰まっています。


機能的にレイアウトされたボタン群を軽く説明すると、

1〜16までの四角いパッド、これが1小節16個の音符になっていて、

ドラムを打ち込む時はここを適当に押すとトコトコと鳴り始めます。


ベースやその他の音階のあるものを演奏する時は、ここがキーボードに早変わり。


このグルーブボックスは、曲・音楽を構成する要素を自分で体験しながら作っていく事ができる製品。


現代音楽は大体

・ドラムパート(テンポを作る)

・ベースパート(ノリを作る)

・ギター・ストリングス・コードパート(空気感・雰囲気を作る)

・リード・ボーカル(1番上に乗っかる主旋律、曲のキャラクター)

この4つが基本構成要素になってます。



1〜4の数字のついたスライダーが4つありますが、ここに好きな楽器を4パート設定できます。

つまり1グループの個人バンドを持てちゃうようなイメージです。

サイバーフォーミュラのOP・EDのG・GRIPも4人組♡


このスライダーの上げ下げで演奏をミュートしたり、目立たなくしたり、ジワジワ上げて行ったりとかできるわけです。


少ないフレーズでも、スライダーの上げ下げだけで結構音楽になっちゃいます。

この1〜4パートの組み合わせで曲を作っていく感じです。


なんか「作曲!」って言うと難しい事のように感じますけど、

絵とおんなじで、自分の聴いてて好きなジャンルを耳で聞いて自分で似たような感じでやるだけなので、音を組み合わせて「なんか出来たぞ」でいいと思う。

MC101はそのハードルが非常に低い器材なんです。

7色に光ってるのはゲーミングを意識してるわけではなく、ちゃんと理由があります。


スキャッター機能という、DJがよくやる キュキュ!ブィィィ!とターンテーブルを回して音に変化をつける効果が16種類搭載されていて、色でその効果がカテゴライズされています。


こう言うところは流石日本人、1つのパッドに幾つも色んな機能を効果的に搭載しています。

4畳半思考というか、1つの部屋が寝床になったり飯食うとこになったり、狭い空間を効率的に使おうとすると日本人はとにかく強い。


このスキャッター機能のおかげで、作ったフレーズに効果をつけて色んな表情を楽しむ事ができる。


食べ物で例えると、スパイスとか調味料をちょっと加えて飽きなくさせる感じ。


NINTENDO switchとMC101は横のサイズはほぼ同じ。

厚みはMC101の方が遥かにありますが、本体が軽いので手に持って操作できます。

ラジコンのプロポみたいな感じ。


持ち運び出来て、小さくて凝縮されたものが自分はお好みみたいです。

スピーカーを内蔵するjupiter-xmに接続して、MC101をリズムマシンとして使うのが自分の目的の1つ。


MC101はどこでも持ち運び可能なコンパクトマルチ音源(4パートあるので、頑張ればこれ一台で曲を作る事も可能)で、jupiter-xmは机の上に置けるコンパクト・ビンテージシンセ。


モジュール構成というか、役割が綺麗に分かれました。


これ、これがやりたかった!


図らずも兄弟機であるjupiter-xを綺麗に分割させたイメージ。


物理的に大は小を兼ねない。


MC101は軽量電池駆動で、ヘッドホンでどこでも出来るので重宝しそうです♡


今月は大きな散財しちゃいましたけど、今の状況がいつまで続くか分かんないので、オリジナルコンテンツ用のBGMをちょこちょこ作っておこうと思います♡

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