パンツだと思った? ざーんねん、○○○でしたー。 (Pixiv Fanbox)
Published:
2021-11-12 09:00:00
Edited:
2023-12-31 23:56:44
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「パンツだと思った? ざーんねん、体操着のハーパンでしたー」
今日も幼なじみのアサミが、制服のスカートをめくって俺に見せにくる。
はじめはドキッとしたものだが、毎日のように繰り返されると、もはや日常のひとコマだ。
「わー、びっくりしたー」
チラッと見ただけでため息混じりに平板な声で告げると、アサミはなぜか意味ありげに嗤った。
「パンツだと思った? ざーんねん、体操着のハーパンでしたー」
いつものようにスカートをめくり上げ、幼なじみのタカシに告げる。
「わー、びっくりしたー」
すると彼は、興味なさげにチラッと見て平板な声で答えた。
毎日のように繰り返される日々のやりとり。
だが、彼は知らない。私がハーパンの下に、なにを穿いているのかを。
それに興味を示したら、穿いている鋼鉄の下着の鍵を渡してあげようと思っていることも。
そうだ、明日はハーパンの代わりに薄手の競泳水着を着けてみようか。
それでも気づがなければ、それも着けずに見せてやろうか。
そのとき、タカシはどんな顔をするだろう。
そのときのことを考えるだけで、私の口元は自然と緩んでいた。