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「ーーーーえ?あれ?坂根(さかね)くんじゃないー?」

「ーーえ?嘘!?ほんとだ!」


とある街ー。

周囲の通行人の一部が、街を歩いていたある人物を見て

騒がしくなり始めるー。


それもそのはずー、

人気グループに所属するアイドル・坂根 道彦(さかね みちひこ)が

突然姿を現したのだー。


「ーーさ、坂根さんですよね…!

 あ、握手して下さいー」

ファンの女性がダメ元でそう声をかけるー。


「え!?ちょ!?いきなり失礼だよ!」

隣にいた友達らしき子が、慌てた様子で

握手を求めた友達を止めるとー、

アイドル・坂根 道彦は笑みを浮かべながら「いいですよ」と、

そう言葉を口にしたー。


「ーえ、ほんとですか!? え、うそー…!」

握手を求めた女性ファンは、まさか本当に握手して貰えるとは

夢にも思っていなかったのか、握手する前から

感動のあまり、涙ぐんでいるー。


そんな彼女の横にいた友達も「え、え!?じ、じゃあわたしも!」と

お願いすると、道彦は「はははー。もちろん」と、その場で

握手に応じるー。


周囲にスタッフと思われる人物もおらず、

一人で人気アイドルが姿を現したことに、街中は騒然とするー。


しかも、道彦は握手を求める声に次々と応じているー。


「ーーほ、ホントに夢みたいー!」

最初に握手を求めた女子大生は泣きながらそんな言葉を口にしているー。


「ーーも~~!そんな泣いちゃだめでしょ~!」

友達は笑いながらそう言葉を口にしつつも、

自分も感動のあまり震えているー。


そんな二人を横目に、一通り握手を終えると

「それじゃー」と、笑みを浮かべながら立ち去っていくー。


裏路地に入る坂根 道彦ー


がーーー

彼の姿が突然、スライムのように歪みー、

一瞬にして別の顔へと変わっていくー。


いや、顔だけではないー

胴体も、手も、足も、部分部分がそれぞれ変化をすると、

坂根 道彦は、先ほど握手を求めてきた女子大生の姿に変身したー


「クククククー」

さっき喜んでいた女子大生とは別人のような笑みを浮かべながら

自分の手を見つめるー。


その手も、さっきまで握手をしていた”道彦”の手ではなく、

女子大生の色白な手に変わっているー。


そして、呟くー。


「ーー新しい”変身レパートリー”ゲットォ~~」

邪悪な笑みを浮かべながら、”変身”して女子大生の姿になった

自分の手をペロリと舐めると、

ニヤニヤしたまま、手の全体を舐め回すー。


さっき、握手して貰えて喜んでいた彼女本人が見たら

驚きのあまり悲鳴を上げてしまうような、そんな光景ー。


そしてー、再び顔が歪むと、

すぐに別の顔に変わるー。


今度は、最初に握手を求めた女子大生の友達の顔に変わるー。


がー、”手”は、最初に握手を求めた女子大生のままー。


「ーーククククーこの力があれば、

 俺は一生退屈しねぇー」

女子大生の声でそう呟くと、男は今一度、自分の手を顔に向けるとー

そのまま、アイドル・坂根 道彦でも、ファンの女子大生たちでもない、

細目の、人相の悪い男の顔へと変わったー。


「ーー俺のこの手はーー”最高”だぜー」

”元の自分の姿”に戻った男ー。


彼は、人気アイドル・坂根 道彦ではないー。

今、本物の坂根 道彦はとあるスタジオで撮影の仕事の最中で、

こんな街中にいるはずなどないのだー。


彼の名はー

洞口 優斗(どうぐち ゆうと)ー。


その”右手”で触れた他人に”変身”することができる力を持つ男だー。


一度でも触れた相手には”いつでも”変身できるようになるー。


そのため彼は、かつてとあるイベントを利用して”触れた”ことのある

人気アイドル・坂根 道彦の姿に変身した上で、

通行人たちと”握手”をして、変身レパートリーを増やしたー。

道彦は女性に人気のイケメンアイドルであったためー、

”予想通り”たくさんの女性が集まってきて、

変身レパートリーを増やすことができたー。


色々な人間に触れれば触れるほど、彼は

色々な人の姿に変身できるようになるー。

それを彼は”変身レパートリー”と呼んでいるー。


「ーー…クククー しかしまさかー」

そう言いながら、自分の顔を再び先程の女子大生の顔に

変身させると、

「ーまさか、自分の姿がこんな風にいつでも使われる状況に

 なっちまったとは、夢にも思わねぇだろうなー」と、

笑みを浮かべると、

そのまま”顔から下”は、先ほど、この子の横にいた友達の姿に

変身させたー。


「ーくくくー友達と混ざっちゃったみたいで興奮するぜー」

そう呟きながら、彼は”手”だけを人気アイドル・坂根 道彦の手に

変身させると、自分の胸ーーー…

先程のファンの子の友達の胸を揉みながら

嬉しそうに笑みを浮かべたー。


「ほらほら~、大好きな坂根くんから触られてるぞぉ~?」

そんなことを呟きながら、一人ゲラゲラ笑い始めた優斗は、

その女子大生の姿のまま、そのまま闇へと姿を消したー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


帰宅した優斗は、

早速、先ほどGETした女子大生の姿に”顔だけ”変身しながらー、

残りの部分は、前のGETした中性的な男子大学生の身体に変身させるー。


身体と首から下、それぞれ別人のものに変身した状態の

優斗はー、

「ーーん~~~…身体は男のものにすると、”男の娘”に見えるよなー」と、

ニヤニヤしながら自分を見つめるー。


先程手に入れた女子大生の”顔”で、

「ーじ、実は僕ー、男なんだー ふふー」と、

顔を赤らめながら、イヤらしい笑みを浮かべるー。


「ーだって、ついてるもんー」

そう言いながらズボンの上から、あそこのあたりを触ると、

”女の顔”で、男の快感を感じ始めるー。


今度は、”自分の顔”に、顔を戻して

首から下を、先ほどの女子大生の友達のものに”変身”させると、

「ーんっふ…♡」と、

男の顔で、女の快感を味わい始めたー。


優斗の、誰も聞きたくない”女の快感を味わっている”

”男の喘ぎ声”が部屋中に響き渡るー。


優斗は一人でニヤニヤすると、自分の顔を

前に手に入れた女子高生のものに変身させながら

「はぁぁ…やっぱりこういう方がゾクゾクするぅ~」と、

自分の声の変化に喜ぶような言葉を口にしたー。


やがてー、遊び終えると優斗は立ち上がるー。


今日の”晩御飯”は、

”魚の缶詰”だー。


優斗は今、金欠気味だったー。

と、いうのも仕事は”好きな時にやる”スタイルで、

定職についているわけではないー。


そのため、欲望を満たすことに集中していて、

仕事をするのを忘れているとこうなってしまうー。


「ーーと、魚が上手い”ツラ”に変身しないとなー」

女子高生の顔のままそう呟くと、

優斗は右手をかざして、自分の顔を、

以前手に入れた”冴えないおじさん”の顔に変身させるー。


「ーこの顔も声も嫌いだけどー…

 こいつの味覚で魚を食うと妙にうまいんだよなー」


そう言葉を口にしながら、冴えないおじさんの顔で

魚の缶詰を食べていくー。


変身すると、その部分は感覚もその本人のものになるー。


こうしてー、”何を食べる時は、この顔で食べるとうまい”ということを

覚えておくことで、

毎日の食事を常に”ご馳走”にすることができるのだー。


「ーーふ~~~…食った食ったー」

魚の缶詰を食べ終えると、「この声はもう聴きたくねぇ」と、

そう言葉を口にしながら、自分の顔を

いつぞや手に入れたOLの顔に変身させー、

ついでに身体もそのOLの身体に変身させた‐。


「ーこいつの胸は揉み心地がいいからなー

 食事のデザートだー」


足だけ、元の自分の足のまま、

胸を揉んでいた優斗はー、

「ーっと、毛が生えてる足が見えると白けるなー」

と、足まで含めて、身体の全てをそのOLのものに

変身させたー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ーーまさか、”噂の便利屋”が、

 女だったとはー」


数日後の夜ー。

少し驚いた様子で覆面姿の男が呟くと、

先日のー、男性アイドルに握手を求めた女子大生の友人”が、

サングラスをかけたまま、笑みを浮かべたー。


もちろん、”本人”ではなく、優斗が変身した姿だー。


「ーーふふー

 別に、構わないでしょ?


 こういう”姿”だと、色々”武器”にもなるしね」


クスクスと笑いながら、そう言い放つと

優斗はその女の姿のまま”裏取引”のブツを相手に手渡したー。


覆面で顔を隠した男はそれを受け取ると、報酬を

”女”の姿に変身している優斗に手渡したー。


「ーーーふふふー

 ありがと」


そう言いながら、男にさりげなく抱き着くー。


「ーーー…へへー

 大胆な女だー」

相手の男は、覆面越しでも少しニケけたのが分かったー。


「ーーふふー」

優斗は、そのまま取引を終えて立ち去ると、

尾行されていないことを確認しー、

裏路地に入ったところで、すぐに”別の姿”に変身したー。


そしてー、さらに途中でも何度か変身を繰り返すと、

自分の家に帰宅するーー。


「クククー”覆面で顔を隠しても”無駄なんだよなぁ」

そう呟くと、さっき、”抱き着いた”際に手に入れた

新たな”変身レパートリー”ーー

取引相手の男の姿に変身したー


「お~お~悪そうな顔だなー」

取引相手の男に変身した優斗は笑うー。


そうー。

顔を隠しても無駄なのだー

一度触れてしまえば、いつでもその姿を利用できるのだからー。


取引相手の顔を存分に確認すると、

「さてとー今日も存分に楽しむか」と、自身の変身能力を使って

存分に楽しむために、街に向かって歩き出したー。


「ーーごめんーちょっと、待っててねー」

「ーあぁ」


街中でカップルの女がそう言葉を口にして、

トイレの方に向かっていくー。


それを見た優斗は笑みを浮かべながら、以前街中で手に入れた

女性の姿に変身すると、

そのままその女にさりげなく触れるー。


”男”の自分がさりげなく触れると、騒がれる可能性が高いー。

がー、この姿ならほぼ警戒されないー。


「ーーー…クク」

そして”レパートリー”をまた増やした優斗は、

そのまま彼氏が待つ場所へと向かい、勝手にその彼女の姿で

「お待たせ~!いこっ!」と、言葉を口にするー


「お、亜梨紗(ありさ)早かったなー」

彼氏がそう言葉を口にしながら、

目の前にいる彼女=亜梨紗が偽物だとは夢にも思わずに

そのまま一緒に歩き出すー。


”ククククーさてと、どう楽しませてもらおうかなー”

優斗は心の中でそう呟きながら、身体の上半分ー

胸のあたりまでを亜梨紗の身体にしたまま、

下半分を男性アイドル・坂根 道彦のものに変身させるー。


そしてーー、

少し歩いたところで、わざと亜梨紗の胸を触りながらー、

道彦のそれを勃起させたー。


「ーーーねぇねぇー

 そういえばわたし、ずっと隠してたことがあるんだけどー」

ニヤッとしながら”亜梨紗”の声でそう言葉を口にするとー、

スカート越しにも分かるほどに大きくなった”男のソレ”を、

わざと目立たせるようにしながら

「わたし、実は男なのー」と、邪悪な笑みを口にしながら

そう言葉を口にしたー


「ーーえ…?? え…亜梨紗ー!? えっ!?」

彼氏が混乱しているー。


「は、ははははーわ、悪い冗談だなー」

そう言い放つ彼氏を前に、

「嘘じゃないよー触ってごらん」と、そう言葉を口にするー。


彼氏がどうしていいか分からない、という様子で狼狽えるのを見ると

亜梨紗・道彦の二人の姿を上下でミックスさせた状態の優斗は

その彼氏の手を無理やり掴んで、

”彼女が実は男”だと思わせるためにそれを触らせたー。


呆然としている彼氏を無視して物陰に隠れると、

優斗は別の女の姿に変身して、何食わぬ顔でまた姿を現すー。


そこにーーー

”本物の亜梨紗”が戻って来るー。


別の女の姿でその光景を見つめながら笑う優斗ー。


「あ、いたいた~!」

本物の亜梨紗が何も知らずに戻ってきて、彼氏に声をかけるー。


が、彼氏は困惑した表情のまま

「お、お前が男だとは思わなかったよ!」とだけ吐き捨てると

そのまま逃げるように立ち去っていくー。


「ーへへへへー… クククククー」

笑いを堪えながら、優斗はその場から静かに立ち去っていくのだったー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


帰宅した優斗は、さらに”変身”で遊ぼうと笑みを浮かべるー。


がー

その時だったー。


♪~~~


スマホが鳴り、優斗は表情を歪めるー。


「ーー!」

その画面には別の場所で暮らす”双子の姉”ー、

梨奈(りな)の名前が表示されていたー。


優斗は、すぐに変身を解除すると、

「よぅ、姉さんーどうかしたのか?」と、そう言葉を口にしたー。


”ーーううんー別にどうってことはないんだけどー

 最近、あまり話出来てなかったからー”


その言葉に、優斗は「はははーそうだな」と、笑うー。


しばらく雑談をする二人ー。


そしてーーー

通話が終わりそうになったそのタイミングで

梨奈は言葉を口にしたー


”ーーところで、”あの力”は使ってないよねー?”

とー。


「ーーー」

優斗は表情を歪めるー。


が、すぐに

「はははーもちろんだよー

 ”俺たち”は異質な力を生まれ持った存在ー。

 それを悪用したりしたら、大変なことになるからな」

と、そう言葉を口にするー。


双子である梨奈と優斗は

”生まれつき”他人に変身できる力を持っていたー。


姉の梨奈は”こんな恐ろしい力は、絶対に使っちゃだめ”と、

小さい頃から弟の優斗によく言い聞かせていたー。


今も、それは変わらないー。


「ーじゃ、またー」

電話を終えると、スマホを机に置いた優斗は笑みを浮かべるー。


「ククククククーーーー

 ”恐ろしい力”ーー?

 

 クククーー

 こんな素晴らしい力、使わずに死ぬなんてもったいないぜー…」


優斗は、梨奈の言いつけも守らずー、

日々、欲望の限りを尽くしているー。


邪悪な笑みを浮かべながらそう言葉を口にすると

優斗は早速、また変身の力を使って己の欲望を満たし始めたー


②へ続く


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


コメント


漆黒プラン特典(※条件ありのリクエスト特典 不定期開催)で

む~やん様より頂いたものを元に作った作品デス~!


今回はネタバレにならないので、先に原文をご紹介します~!


頂いた原文は、


・・・・・・・

(頂いた原文デス)


他者変身モノ

コピーした相手の女性に変身しその体で欲望の時間を楽しむ。また今までコピーした相手の情報を今の体の体系に反映させることができ、

首から上はAだが、その下からの体系は別の相手のスタイルに変えてオリジナル体系にしつつ楽しむ

体はBのカラダのため感じ方や敏感なとこは同じだが、

その口から出る声はAのため、Aが感じて発してるようなどの不釣り合いさも楽しむ


例)たとえばAは見た目はいいけど体が弱いのが難点だから、

健康な女性の体にして楽しむとか


部位だけ変えれるため自分のモノを生やし相手を

犯すためだけに生やし楽しんだあと別の相手に変身し、

自分は素知らぬ顔で化けた相手に全部なすりつけるとか


ファンタジーでも現代でも可能


・・・・・・・・・・・・・・・


と、いうものですネ~!

これを元に考えたのが今回のお話デス~!☆

(※名前と原文は公表許可を得ています~! ※選択制デス)


この先、どうなっていくのかは、

私が独自に料理(?)していくので

楽しんでくださいネ~!


お読み下さりありがとうございました~!


今日は、17時頃に

”今後執筆予定の新作”を新たに8作品ご紹介するので

そちらも楽しみにしていて下さいネ~!☆!

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