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とある神社に、

”空間のゆがみ”が発生する場所があったー。


その中では、幽体離脱が発生し、自由に他人の身体に

憑依できる現象が起きるー。

しかし、空間のゆがみはすぐに修正され、そこでの出来事は

無かったことになり、居合わせた人々の記憶からも消えるため

誰もそのことを認識することはできなかったー。


がー、彼だけは別だったー。

何故か、その場での記憶が消えない哲治は、

”他の人には記憶が残らない”特性を利用し、欲望の限りを尽くすー。


しかしーーー


★前回はこちら↓★

<憑依>そんな話、誰も信じやしない①~都市伝説~

「ーーーおいっ…!お前!!!  何してるんだよー……!」 戸惑いの表情で叫ぶ男ー… 「へへへへー…何って?お前の彼女の身体で楽しんでるんだよー」 女は、ニヤニヤしながら 叫んだ男の方を見つめているー。 「ーや…やめてよ…!ねぇってば…!」 その場にいたもう一人の男が、まるで女のような口調でそう叫ぶー。 がー、女...

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


親友・哲治がクラスメイトたちに憑依して、

欲望の限りを尽くしていることを知った重幸は、

何とか周囲にそのことを伝えようとしていたー。


神社の石像が立つあの場所はー、

毎日黄昏時に空間のゆがみが発生しー、

それが原因で、その場に居合わせた人間の魂が抜けてしまい、

他の人の身体に入り込んでしまう奇妙な現象が起きるー。


哲治は、それを利用してクラスの萌々香や、

他の子の身体を乗っ取っては”お楽しみ”を繰り返していたー。


しかしー、あの場で起きた出来事は、空間のゆがみが修復される都度、

”なかったこと”になってしまい、

その場に居合わせた人々の記憶からも消えるー。


それを利用して、哲治はやりたい放題の状態だったー。


”でも、何で俺と哲治だけ、記憶が消えないんだー?”

重幸は表情を歪めるー。


萌々香に、萌々香の彼氏である伸二に、

とにかく、哲治の凶行を伝えようとする重幸ー。


しかしー…最悪なことに今日は”エイプリルフール”ー。

誰からも信じてもらうことはできなかったー


「ーーーくそっ…」

重幸は表情を歪めながら座り込むー。


すると、哲治から連絡が入ったー


”今日はお前の彼女の奈美(なみ)に憑依することにしたぜー”

とー。


「ーーーは???ふ、ふざけんなー!

 奈美を巻き込むな!」


彼女であるクラスメイトの奈美の名前を出されて

怒りの形相で叫ぶ重幸ー。


しかし、哲治は笑ったー


”そう怒るなってシゲー。

 あの場所での出来事は俺とお前以外、記憶から消えるー。

 だから、俺が奈美ちゃんに憑依したって、

 別に奈美ちゃんが傷つくわけじゃないー”


哲治の言葉に、重幸は

「そ、そういう問題じゃねぇだろ!」と、

そう声を荒げるー。


だがーー…

哲治は笑ったー。


”へへへへー

 せっかくなんだからお前も楽しめばいいのにー。

 何をしたって、他の奴らの記憶には残らないんだー


 女の身体ってー、へへーホントに気持ちいいぜ?

 男じゃ味わえない感覚だー。


 それにさー、

 普段、”絶対にしないような行動”をさせたり、

 ”絶対に言わないようなこと”を言わせたりー、

 ホント、ゾクゾクするぜ?”


哲治はそれだけ言うと、

”ま、お前も楽しむ気になったら神社に来いよ。じゃ”

と、そう言葉を口にして、電話を切ったー。


「ーーーぐ…」

時計を見つめる重幸ー。


神社で、”あの謎の現象”が起きるのは黄昏時ー。

まだ数時間あるー。


彼女の奈美に慌てて電話を入れる重幸ー。


「ーーな、なぁ、哲治のやつから連絡なかったか?」

そんな言葉を口にする重幸ー。


”えーー?いきなりどうしたの?別にないけどー”

奈美がそう言うと、重幸は慌てた様子で、

「あ、アイツから神社に呼び出されたりしても、絶対に

 行かないでほしいんだー」

と、そう言葉を口にするー


”ーー??? どうしたの?いきなり?”

さらに困惑する奈美ー。


奈美の反応は、確かに当たり前だー。

だが、奈美を止めないと、哲治のやつに憑依されてしまうー。


いくら、奈美の記憶から消えると言ってもーー、

そんなこと

奈美だって、そんなこと望まないはずだー。


重幸は、必死に”あの場所”で起きることを伝えるー。


がー


”あははー…そっか、今日、エイプリルフールだもんね”

優しい口調で笑う奈美ー。


「ち、ち、ち、違うんだ奈美!

 た、確かに今日はエイプリルフールだけど、

 これはエイプリルフールネタじゃなくて、本当なんだ!」


重幸の言葉に、奈美は”え~?でも、憑依なんてー”と、笑うー。


”ーーそんなこと、絶対ないでしょ?”

奈美の言葉に、重幸はさらに焦るー。


「と、と、とにかく!アイツは悪だくみを考えてるから

 もし誘われたりしても行かないでほしいんだ!頼む!」


重幸が必死にそう叫ぶと、

奈美は”ま…まぁ…そこまで言うならー”と、渋々重幸の

言葉を受け入れてくれたー。


「ーーはぁ……とりあえずー…これで大丈夫かなー」

重幸は、そう呟きながら”あとで、あの神社に行ってみるか”と、

心の中でそう呟くー。


奈美は大丈夫ーだと思いたいが、

”また”哲治が何かしでかすかもしれないー。

恐らく今日も、黄昏時に哲治は神社に姿を現すー。


哲治をとっ捕まえて”バカなことはやめろ”と、

そう言ってやろうと重幸は思いながら

神社に向かって歩き出したー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ーーーー」


黄昏時間近ー。

神社にやってきた重幸ー。


がーー…

重幸は表情を歪めたー。

神社に、”哲治”と、重幸の彼女である”奈美”の姿が見えたのだー


「な…奈美!?なんで!?」

重幸は表情を歪めるー。


”さっき、哲治から呼ばれても行かないでほしいって言ったのにー”と、

そう思いながらー。


哲治は、ニヤニヤしながら奈美を”例の現象”が起きる方向ー

神社の敷地内の端の方へと連れていくー。


「ーーーおい!哲治!」

走りながら重幸がそう声を上げるー。


がーーー

既にもう、”あの現象”が起きる時間は近付いていたー。


神社の一角の空間がゆがみー、

そこに”空間のゆがみ”が発生するー。

その場にいた人間の魂が抜けて、他の身体に憑依できる現象が

また、起きるー。


「ーーし、重幸ーーー」

奈美が重幸の方を見ながら困惑するー


「な、なんでここに来たんだ!

 だ、ダメだって言ったのに!」

重幸が必死にそう言い放つと、

奈美は何かを口にしようとしたー。


がーー


「そう怒るなってー

 ここでの出来事は”空間のゆがみ”が正されれば消えるんだからー」


哲治は笑みを浮かべながら言うー。


「ーー哲治ー」

そんな言葉に重幸が、哲治を睨みつけるー。


すると、哲治はニヤニヤとしながら

言葉を口にしたー。


「いいじゃねぇかー。

 どうせ、奈美ちゃんはここでの出来事は忘れるー。

 だから、何も減りやしないんだー」


哲治の言葉に、重幸は怒りの形相で

「ーーバカなことはやめるんだー」と、そんな言葉を口にするー。


がーーー

空間のゆがみがさらに進みー、

その場にいた哲治・重幸・奈美の三人の魂が、

身体から抜けるー


”ーーー!!!くっ、またー”

重幸は、魂だけの状態になりながら、心の中でそう呟くー。


”ーーー!”

近くには”哲治”のものと思われる魂と、

”奈美”のものと思われる魂が浮かんでいるー。

奈美がこの現象に遭遇するのは恐らくはじめてー。

いや、2回目以降だったとしても記憶がない以上、

戸惑っているだろうー。


哲治と重幸は知らないもののー、

”この空間”での出来事の記憶が消えないことには、

ある理由があったー。

それは、幼少期にこの場所を訪れ、この現象に巻き込まれていることー。

哲治も、重幸も小さい頃にこの現象に巻き込まれていたことで

何らかの抵抗力のようなものを持っていて、

この出来事での空間を忘れない状態になっているのだー。


しかし、二人がそれに気づくことはないー。


”ーーーん?”

重幸は、すぐに2つの魂のうちの一つが、”奈美の身体”の方に

向かっていくことに気付いたー。


あれが、哲治の魂だー。


そう思った重幸は、慌てて”奈美の身体”の方に向かっていくー。


”哲治のやつに憑依させるぐらいなら、俺が先に憑依して奈美を守るー”

そう思いながら、重幸は奈美の身体に突進したー


がーーーー


「ーーーぅっ…!?」

奈美の身体がビクンと震えるー。


両手が勝手に動きー、すぐに両胸を揉もうとするー。


しかしー

奈美に憑依した重幸は、慌ててその手を離しー、

「ふざけるな!」と、奈美の口でそう叫んだー


「ーおやおや…まさか、俺とシゲー…お前が同時に

 憑依しちまったみたいだなー」

奈美の口から、”哲治”の言葉も発されるー。


通常ー、一つの身体に魂は一つー。

だがー、”哲治”と”重幸”が同時に憑依してしまったことで、

奈美の身体に両方の魂が入り込んでしまったー


「ーーー…な、なにこれー…?」

状況が分からず、上空を漂っていた奈美の魂は、

強制的に重幸の身体に憑依した状態になり、

戸惑いの言葉を口にするー。


奈美に二人が憑依したことで、”抜け殻”となった

哲治の身体はその場に倒れ込んだまま、動かないー。


「ーーーー…へへへへへへー」

ニヤニヤしながら胸を揉もうとする奈美ー


「ふ…ふざけんな…やめろって…!」

すぐに表情を変えて、そう言葉を口にしながら

手を胸から離そうとする奈美ー


「おいおいおい邪魔すんなよー」

ニヤッとしたかと思えばー

「ーー人の身体で、遊ぶんじゃねぇ…!」

と、怒りの形相に変わるー。


奈美の身体を哲治と重幸の両方が動かしー、

必死に争っているー


「ーー…ど、どういうことー…

 な、何なのこれー!?」

重幸に憑依した状態の奈美は、

目の前の”様子がおかしなわたし”を見て戸惑っているー。


「ーーーへへへへへーーー」

しかし、奈美はそんな言葉を無視して、

やがて、自分の胸を揉み始めるー


「ーーーぐ…」

表情を歪める奈美ー。


哲治に抵抗していた重幸は、

次第に奈美の身体の主導権を握られていくー


それもそのはずー

既に”哲治”はこの空間で何度も憑依を楽しんでいるー。

”身体を支配する”ことに慣れているのだー。


「ーーーーーへへへへへー

 残念だったなシゲ!


 そうだーお前の彼女が”何でここに来たか”

 教えてやろうかー?」


奈美の身体の主導権を握り、小声で哲治は語るー。


重幸は、奈美の身体の主導権を何とか取り戻そうとしながら

その言葉を聞くー。


確かにー、何故、電話で事前に”哲治から神社に誘われても行かないで”と

教えたのに、奈美はここに来てしまったのだろうかー。


そう思っていると、

哲治は奈美の口で呟いたー。


「ー奈美ちゃん”浮気”してるぜー?

 それをネタに、”来ないと秘密をばらす”って言ったらー…

 ここに来てくれたよー」

奈美の身体で哲治は言うー。


”う、浮気ーー??”

重幸は、驚くー。


彼女の奈美が”浮気”しているというのかー?


そう思っていると、

奈美の身体を完全に支配した哲治は笑ったー


「はははは!まぁ、そういうことだからー

 お前の彼女の身体は、俺がーーー」


がーーー

そこまで言いかけた奈美は、言葉を止めたー。


”抜け殻”となった哲治自身の身体が、

泡を噴き、痙攣し始めたのだー


「ーーー!?!?!?!?」

奈美は表情を歪めるー。


「ーーち、ちょっとー!?ど、どうしたの!?」

重幸の身体に憑依している奈美は驚いて、

倒れたままの哲治に駆け寄るー。


魂が”空っぽ”の状態が続いたことで、

哲治の身体に異変が生じたのだー。


通常、この現象が起きている際には

この空間内にいる人間が、誰かの身体に憑依し、

”抜け殻”になる身体はないー。


しかし、今は奈美に二人が憑依してしまい、

”哲治の身体”はあまりものになっていたー


「ーーーお、俺の身体がー!」

奈美の身体のまま、そう叫ぶ哲治ー。


”哲治”の支配が弱まったことを感じた重幸はー

「奈美の身体で好き勝手するなぁ!!!」と、

強靭な意思で、哲治の支配を払いのけるー。


「ーーー…!よ、よしっーー動いた!」

奈美の身体の主導権を奪い返した重幸がそう言葉を口にするとーーー


神社の”空間のゆがみ”の時間が終わりーー、

その場は光に包まれたーーー



「ーーーーーーーーーーーーー!!!!!」


あの場での出来事はなかったことになりー、

”記憶”も消えるー。


哲治と、重幸以外からはーーー


「ーーーーーな、何とか奈美の身体を守ることはでーーー


 ーーーーーえ…?」


奈美の身体で好き放題されることを阻止した重幸は、

安堵の表情でそう言葉を口にしかけて、

言葉を止めたー。


自分の口から”奈美”の声が出ているー。


「ーーーえ…」

身体を見下ろすと、重幸はーー

”奈美”に憑依したままになっていたー。


「ーーーは……?」

慌てて、奈美になってしまった重幸は

神社へと戻るー。


するとー、

そこにはーー

重幸自身の姿があったー


”ーーあ、あれは、俺ーー?”

奈美に憑依している重幸は、そう思いながら

「ーーー…な、奈美かー?」と、

声を掛けると、振り返った重幸は

「ーーえ?? あ、あぁ、奈美ー?どうかしたのか?」と、

そう言葉を口にしたー。


「ーーーえ…?」

奈美は呆然とするー。


てっきり、”自分”の身体には奈美が憑依したままなのかと思ったもののー…


「ーーーどうして、こんなところにー?」

と、重幸は”いつもの重幸”のように笑うー。


「ーーえ……な、奈美…だろ?」

奈美に憑依した状態の重幸が言うと、

重幸は笑ったー。


「ーははは、奈美もエイプリルフールに乗るんだなー」

とー。


「ーーーぇ…」

呆然とする奈美ーーー


ひとつの身体に二人が憑依したからだろうかー。

それとも、哲治から奈美の身体を取り戻すために、

奈美の身体を強い意思で支配したからだろうかー。


”空間のゆがみ”が修正された際の”修正”にー

”不具合”が起きたー


重幸自身は、”重幸”に戻ったもののー、

”奈美”も、”重幸”になってしまい、重幸の魂が定着してしまったー。


”奈美”は消えーーー

重幸も、奈美も”重幸”になってしまったーー


そしてーーーー


「ーー哲治って、誰ー?」

重幸が笑うー。


「ーーーえ…」

呆然とする奈美ー。


”空間のゆがみ”が起きている途中に、身体が死亡してしまった哲治はー、

”修正作用”により、この世から消えてしまいー、

”最初から存在しないこと”になってしまっていたー。


「ーーー…そ、そんな馬鹿な」

呆然とする奈美になった重幸ー。


この世の”バグ”とも言える空間のゆがみが起きている場所で

”普段とは違う行動”をするー。

それは、”更なるバグ”のトリガーとなるー。


結果ー、

あの空間で欲望を楽しんでいた哲治は”この世から存在ごと消滅”ー。

”奈美”の身体にも、重幸の身体にも、重幸の魂がいる状態に

なってしまいー、

しかも、元に戻せなくなってしまったー…。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


それからー、年月は流れー

”奈美”と”重幸”は結婚したー。


”奈美”も”重幸”も中身は重幸ー。


しかし、奈美に憑依した重幸は、

あのあと「ー俺、重幸なんだ!」と、周囲に必死に話しても

エイプリルフールネタ扱いされてしまい、

翌日以降もついに信じてもらうことはできなかったー。


次第に周囲も”最近、奈美ちゃんおかしくない?”という状況に

なってきてしまい、奈美に憑依した重幸は

仕方がなく、”奈美のフリ”をして、奈美として生きてきたー。


しかしまさか、”自分自身”と結婚することになるとはー。


そして、この日は、

あの日と同じエイプリルフール。


「ー実は俺さ~、お前自身ー、”重幸”なんだよなぁ~」

奈美が笑いながら言うー。


普段は”奈美”として振る舞っているものの、

毎年この日だけ、”元の自分”…重幸として振る舞うー。


「ーーーははは…好きだなぁそれー」

重幸は笑いながら、奈美の方を見つめるー。


「ーーーへへーだって俺は、本当にお前なんだからー」

奈美に憑依して、魂が定着してしまったあの時から、

毎年、奈美はこんな嘘をついているー。


”それにしてもー”

奈美は、心の中でふと思うー。


あの日、神社で哲治が言っていたー、

”奈美が浮気している”という話は、本当だったのだろうかー。


あの日は、エイプリルフールだったし、

哲治が嘘を言っていただけかもしれないー。

奈美が浮気していたなんて、信じられないし

そんな素振りも一切なかったー。


でもー、だったら何故、奈美はあの日、

重幸が”神社に行かないでくれ”と言ったのに

神社に来たのかー。

哲治の言っていた通り”浮気をネタに脅された”のではないかー。


だがーー

もう、それを知ることはできないー。


哲治は、”空間のゆがみ”に巻き込まれる形で消滅し、

奈美は、重康の魂が憑依した状態で定着してしまったため、

奈美本人の意識と、もう話すことはできないー。


「ーーーどうした?急に難しい顔をしてー」

重幸が笑うー。


奈美は、そんな重幸の方を見つめながら微笑んだー


「ーううんー。なんでもないー。」


こうなってしまった以上ー、

もう、”奈美”として生きていくしかないー。


奈美になってしまった重幸は、そう思いながら

少しだけ寂しそうに微笑んだー。



おわり


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


コメント


エイプリルフールと都市伝説を絡めた憑依でした~!☆


昨月の漆黒プランの特典で募集した

”登場させた欲しい嘘”を、4名様分盛り込んだお話だったので、

全て詰め込んだ結果、こういうお話になりました~!


お名前公表と頂いた原文公表OKのむ~やん様から頂いたのは


・・・・・・・・・・・(む~やん様原文)


都市伝説系でとある時間帯にその場にいるとその空間にいる人が入れ替わるっていう話。

(実際は魂が抜けて周辺の人物にそれぞれ入ってしまってる。憑依とゆうより入れ替わりに近い)

その時間帯は本来ならありえない狭間の空間なので、一定の場所とか時間経って次の場所につくとそのときに起こったことは

リセットされて何事もなくなりそれぞれの体にもどって何もなかったことになる。

稀にそのことに気付ける人がいて、その現象を利用して他の人の体に入って周りも動き出したときにお楽しみする。

(そのことはなかったことになるから)また元々の持ち主の魂を別の体にいれて自分はその相手になり互いにたのしんだりみたいなこと起きても良い

てのどう?入れ替わりの都市伝説が実はこんなことになってるみたいな。また、予想外なアクシデント起きて自分はその体に定着。

周りはリセットかかるから本来の自分も存在することになり(現象を知らないときの)はみ出してしまった人物もいたりする


要は入れ替わりが起きるけど、そのことは本人たちも覚えてないみたいな嘘ついたら、

実際にそんなことが起き、周りに喋ろうにもその空間のことは一定の条件でなかったことになるなら説明もできない。

けど、その間のことはリセットなるから他の人の体になって楽しんだりしちゃい、もとに戻ったらなったそばにいた人物の見る目変わっちゃったりする 

みたいなながらなったりする

実はその現象を覚えてる人も稀にいて、それを利用して楽しんでる人もいる(そのひとはとある理由で元の本来とは別にその体で定着され二度と戻れない)とか


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


と、いうものでした~!


思ったより濃密な設定が送られてきたのでこれをベースに、


匿名希望様から頂いた、

「彼女の浮気」「憑依したけど、してないフリをする」という嘘を

織り交ぜ、

さらにもう1名様(内容も秘密希望)の嘘を混ぜて、

こういう物語になったのデス…!


意外と頭を悩ませつつでしたが、

新鮮な経験になりました★!


ここまでお読み下さりありがとうございました~!☆


明日は、天才外科医とナースの入れ替わりの続きデス~!

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