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裏路地に隠れるようにして存在する憑依や入れ替わりなどを

実体験することができる謎のお店・漆黒の楽園(エデン)ー。


そんなお店を見つけた男子大学生の厚樹に連れられて、

漆黒の楽園にやってきた節史は、最初でこそ戸惑っていたものの、

次第にそのお店の魅力に魅了されていくー…


そしてー…


★前回はこちら↓★

<TSF>漆黒の楽園①~欲望~

とある街の裏路地に存在する謎のお店・”漆黒の楽園(エデン)”ー。 そのお店では、憑依や入れ替わりー、皮… 普通では、味わない”体験”を提供していたー。 好きなメニューとスタッフを選び、一定時間憑依したり、 入れ替わり体験をしたり、その相手を皮にしたり、 あるいは店員を女体化させたり、男体化させたりー、 色々...

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「なぁなぁ、気付いてたか?」

笑みを浮かべながら、厚樹が”端末”を操作しながら、隣の端末を

操作している節史に対して、言葉を口にするー。


二人とも今日が”3回目”の利用ー。

既に受付を済ませて、”希望コース”の設定を端末でしている最中だー。


「ーー何にー?」

節史が不思議そうに返事を返すと、

厚樹は笑みを浮かべるー。


「あのバニーガールの店員さんさー、

 いつも、”大人の玩具”服の中に入れて感じてるみたいだぜー?」


その言葉に、節司は「えっ!?」と、顔を赤らめながら、

後ろのカウンターの方にいるバニーガールの店員を見つめるー。


「ーーー…た、確かにあのお姉さんー、

 いつも少し顔が赤い気がするけどー」

節史はそう言葉を口にすると、

厚樹は「店員も変態ばかりなんて、ますます興奮するよなー」と、

笑みを浮かべながら、操作を終えるー。


「ーー今日は僕は”女体化”で楽しませてもらうぜー。」

そう言いながら、端末から出て来た”レシート”のようなものを手にするー


そこには希望コース:女体化 スタッフ:美彩(みさ)

と書かれているー。


「ーそういや、女体化ってスタッフの人、必要か?」

節史が首を傾げながらそう呟くと、

「ーへへー”女の子同士”で楽しめるだろ?」と、厚樹は

ニヤニヤしながら、バニーガールの女の方にそのレシートを

持って行くー。


「ーーー」

節史は端末に視線を戻すと、”憑依”を選び、

初日に担当してくれた”野々花”を再び選択したー。

そして、オプションで”披憑依者の意識あり”を選択するー。


”野々花さんー”


前に、”入れ替わり”で担当して貰った時には

”もう少し楽しめばいいのに”なんて、呆れられてしまったー。


「ーー俺…今度はちゃんと楽しみますからー」

そう言葉を口にすると、受付のバニーガールの女に、

紙を持って行くー。


チラッと、さっき厚樹から聞いた話が気になって

彼女の服のほうをじっと見つめていると、

「ーどうかしましたか?」と、聞かれてしまい、

ドキッとしながら節史は「いえ、なんでもありませんー!」と、

慌てた様子で、”野々花”のいる部屋に向かったー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ーあ!この前の真面目くんじゃんー

 久しぶり」


部屋に入ると、野々花は笑いながら手を振って来たー。


「ーーあはは…お久しぶりですー

 今日も相方に連れて来られてー」

節史がそう言うと、野々花は笑いながら、

「ー少しはこのお店、楽しめるようになった?」と、

呟きながら、手元の端末で”コース”を確認し始めるー。


「ーふ~ん 憑依ー 意識あり、ねー

 じゃ、早速、そこの憑依薬を飲んでー」

と、そう言葉を口にするー。


「ーあの…今日は、楽しんでもいいですかー?」

節史がそう言葉を口にすると、

野々花は「もちろんー。この前言ったでしょ?

ここは、そういうお店なんだからー」と、微笑むー。


節史は「ありがとうございますー」と、言いながら憑依薬を飲むと、

野々花は「やっぱり、真面目くんー」と、少しだけ笑うー。


そしてー、野々花に憑依した節史は、

野々花の手を動かしながら、ドキドキで顔を真っ赤にするー


”ーあはははー…ねぇねぇ、もうわたしの身体、火照らせちゃってー

 その調子で1時間も持つの?”


”意識あり”を選択したため、野々花の意識がそう語り掛けて来るー。


「ーーえ、え~っと… い、いえ、

 野々花さんみたいな綺麗な人に憑依したら

 誰だってこうなりますよ!」


野々花の声でそう叫ぶ節史ー。

”野々花の声”が口から出たことに、さらにドキッとしてしまうー。


”ーそれが、そうでもないんだけどねー。

 この店の常連さんなんて、わたしに憑依して死んだ目で

 胸を揉み続けたりしてるからー”


野々花の言葉に、

節史は野々花の声で「え~~~…そんなプロみたいな人がー?」と、笑うー。


そしてー、ひと息ついてから、

「今日は俺、揉みますー」と、顔を赤らめながら

野々花の声で宣言すると、

”ーふふー 望むところよー”と、野々花の”声”が頭の中に響いたー。


野々花の胸を揉み始める節史ー。

今まで、感じたことのない感触と快感ー。

そして、他人の身体でそれをしているという背徳感に、

脳がとろけそうなほどの刺激を味わうー


「あっ… ふへっ… す、すごいー き、気持ちいい…♡!」


思わず、そんな声を上げる野々花に憑依した節史ー。


理性を失いそうなほどの気持ち良さに、

思わず途中から、自分のー、野々花の身体を抱きしめて

嬉しそうに声を上げるー。


”あははー…楽しめてるようで何よりー”

野々花の意識がそんな言葉を口にするとー、

”せっかくなんだし、イクところまで経験してみたら?”と、

揶揄う様に言葉を口にしたー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ーゲッ…」


”美彩”の前で女体化薬を飲んだ厚樹は、

肥満体系の”女”に女体化して

表情を歪めたー


「ーーー…」

無口な美彩が冷たい目で、厚樹を見つめるー。


「ーーー…し、しまったー」

女体化した厚樹は、端末を手に、

”自分の設定したコース”を確認するー。


”体型補正:なし”と書かれているー。


元々太っている厚樹は、体型補正なしで女体化コースを注文したため、

そのままの体格で、女体化してしまったのだー。


「ぐっ…くそっー、スレンダーな美女になるつもりだったのにー!

 た、体型補正、今から”痩せ”に設定できますか!?」


女体化した厚樹が叫ぶと、イスに座ったまま、

”人形”のような美人の美彩は「できません」と、淡々と答えたー。


「ーそ、そこをなんとかー!」

女体化した厚樹が、美彩に近付くー。


「ーせ、せっかく、美彩さんのような綺麗な人と

 百合百合できるチャンスだってのに!

 どうか、体型補正をやせ型にー」


女体化した厚樹は、みっともなく叫ぶー。


がー


「ー例外はありません。ダメです」

美彩は、冷たい目でそう言い放ったー


「け、ケチ!!」

思わず厚樹が叫ぶと、次の瞬間ー


パチン!と音が響き渡ったー


「ーうるさいですよ。お客様ー」

美彩に、ビンタされた女体化した厚樹ー。


ビンタされた厚樹は驚いたような表情を浮かべているー。


がーーー


「ーーーい…イイーー…美彩ちゃん、イイーーー!」


ビンタされたことに快感を覚えたのか、

厚樹は嬉しそうに叫ぶと、

「ぼ、ぼ、僕をもっと叩いて下さい!」と、

嬉しそうにそう叫んだー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


1時間が終わるー。


「ーーすみませんー

 最後まで楽しんじゃってー」


節史が申し訳なさそうに言うと、

憑依状態から解放された野々花は

「ー”これ”が、このお店の楽しみ方ー。気にしないで」と、笑うー。


少し顔を赤らめながら節史は

「ありがとうございますー」と、そう言葉を口にすると、

野々花は「またいつでも来てね」と、笑みを浮かべたー。


「ーはい」

節史は嬉しそうにそう言葉を口にすると、

女体化を体験していた厚樹と合流するー。


厚樹の頬が真っ赤なのに気づいた節史は

「え…?何してたんだよ?」と笑うと、

厚樹は「美彩ちゃん…イイ!」と、下品な笑みを浮かべたー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


数日後ー


”4回目”の漆黒の楽園にやってきた二人ー。


「ーーー」

節史は、今日も”野々花”に担当して貰おうと、

”皮”を選択して”野々花”を選択しようとしたー。


がー


”野々花”は2回目の時と同じように”利用中”になっていたー。


「ーーーー」

まるで”失恋”したかのように、残念そうな表情を浮かべる節史ー。


「ーどうしたんだ?僕は先に行くぞー」

ニヤニヤしながら、厚樹がレシートのような伝票を手に、

バニーガールの女が待つカウンターに向かうー。


しかしー、

ふと、その紙を見て、節史は声を上げたー


希望コース:入れ替わり 担当スタッフ:野々花ー


厚樹の紙にそう書かれていたのだー


「お、お前…野々花ちゃんを選んだのか!?」

節史が思わず声を上げるー。


「ん?え?何で?可愛いから選んだだけだけどー」

厚樹が立ち止まりながら言うと、

節史は「ーーお、俺が野々花ちゃんに会おうと思ったのにー」と

不満そうに呟くー。


その言葉に、厚樹は「おいおいー、同じ子に夢中になりすぎるなよ?」と、

ニヤニヤしながら言うと、そのまま”野々花”との入れ替わりを楽しもうと

歩いていくー。


「ーちぇっ」

”野々花ちゃんだって俺に会いたいはずなのにー”

節史はそう思いながら、仕方がなく”麻奈美”を指定するー。


最初にこのお店を利用した時、厚樹が”憑依”で存分に楽しんだ子だー。


”皮”を選び、そのまま麻奈美のいる部屋に向かう節史ー。


「ーー”皮”ですねー。

 よろしくお願いしますー」

事務的に頭を下げる麻奈美ー。


しかし、節史は「よろしくお願いします」とだけ呟くと、

そのまますぐに麻奈美を皮にして、”麻奈美”を着てー、

無心で胸を揉み始めたー。


「ーー…野々花さんー 野々花さんー…

 野々花さんーー…はぁ…」


麻奈美のことなど、眼中にないかのように、

麻奈美を着て、麻奈美の胸を揉みながら、

”野々花”の名前を何度も何度も口にする節史ー。


節史はいつの間にか、”野々花”のことが

気になって気になって仕方がなくなってしまっていたー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ーーうへへへー…

 ぼ、僕ー、”自分”にフェラをするのが夢だったんですー」


”野々花”と入れ替わった厚樹は、

野々花の身体で下品な笑みを浮かべると、

「ーーあははー…”自分の”棒、咥えることに抵抗とかないの?」

厚樹(野々花)は苦笑いしながら、野々花(厚樹)に尋ねるー。


「ーいや…ふへー

 正直、僕はオェッ、って思いますけどー、

 でもーーうへへへへー

 それを、野々花ちゃんみたいなかわいい子の身体でできるってのがー

 うへへへへー

 興奮するんじゃないですかー」


野々花(厚樹)のそんな言葉に、

厚樹(野々花)は「ーあははーわたしの顔でそんな欲望丸出しに

しちゃってー」と、呟くと、野々花(厚樹)はニヤニヤ笑いながら、

「ーーじゃあーー…僕が、僕の身体にフェラしますー」と、

ドキドキしながら、自分のそれを咥えて、嬉しそうに笑い始めたー。


「ーーーーねぇねぇーーーそろそろ出そうだけど、

 顔にかけちゃっていいの?」

厚樹(野々花)が笑うー。


野々花(厚樹)は「も、もちろん!ぼ、僕のミルクの味も知りたいし!」と、

顔を真っ赤にしながら、はぁはぁと息を吐き出すー。


やがてー、自分の体液を浴びながら、嬉しそうに笑うとー、

「きったねぇぇ~~!でもたまんねぇ~~!」と、

狂ったようにペロペロとそれを舐め始めたー。


四つん這いになって、床に落ちた自分の体液を

”野々花の口”で舐め回る野々花(厚樹)ー


「ーーど、どうですかー!?”変態すぎる自分”を見る感想ー

 はぁはぁはぁ… き、聞かせてくださいー ぐへへへ」


野々花(厚樹)は、”あえて”変態な”野々花”を、厚樹(野々花)に

見せ付けて感想を聞くことにも興奮していたー。


「ーヤバすぎ!!でも、このお店を良く楽しめてるって感じで素敵!」

厚樹(野々花)が笑いながら言うと、

野々花(厚樹)は「へへー…野々花ちゃんって話しやすいなぁ」と、

”節史が気に入るのも分かるぜ”と、

心の中で呟いたー。



やがてー…

4回目の”1時間”が終わったー。


節史は、麻奈美の身体でほとんどずっと、無心で胸を揉み続けただけで

部屋から出てきていたー。


そしてー…


「ーーじゃあ、また来てね~」

野々花が、部屋から顔を出して、厚樹を見送るー。


がーー…


「ーーー!!!」


野々花の顔が酷く汚れていて、

乱れ切っているのを見て、

節史はカッとなって、部屋から出て来た厚樹に近付くと、

「の、野々花さんの身体で何をした!?」と、

声を荒げたー。


「ーーは…?な、なんだよー」

厚樹が戸惑うー。


顔を出していた野々花も、

「ーーちょっとちょっとー。何してんの?」と、

節史の方を見つめながら声を掛けると、

「ーごめんなさい野々花さんー。

 コイツ、野々花さんの身体で、何をー?」と、

節史はすぐに謝罪の言葉を口にするー。


しかしー、野々花はすぐに

「何言ってるのー?

 ここは、そういうお店でしょ?

 真面目くんだって、よく知ってるよね?」

と、ため息をつきながら言うー。


「ーーー…そ、それはー」

節史が戸惑っていると、

野々花は「喧嘩はだめ」と、微笑むー


「ーーー…は、はいーすみませんー」

節史はようやく落ち着いたのか、そう言うと、

野々花は「二人とも仲良くね」と、釘を刺すようにして言いながら、

そのまま部屋の外に出て、事務所のある奥の通路の方へと歩いて行ったー。


「ーーーおい」

厚樹は、不満そうに節史を見つめるー。


「ーーーーーわ、悪かったよ」

節史がそう言うと、

厚樹は「僕みたいに適当に欲望のまま楽しめよ」と、

そんな言葉を口にしたー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


数日後ー。


再び、お店にやってきた二人ー。


節史は、”変身”を選択するー。

担当スタッフはー、

一瞬、他の子を見たものの、

やっぱり我慢できずに”野々花”を選択してしまうー。


「ーーー」

厚樹は、そんな節史を横目で見ながら”僕はー”と、

心の中でそう呟いていると、

ふと、通路の方から、いつもは受付をやっている

バニーガール姿の女が出て来るのが見えたー。


「ーーー…(え、あの部屋ー…スタッフで遊ぶ部屋のひとつだよなー?)」

厚樹はそんなことを心の中で思うー。


一緒に出て来た眼鏡の男が

”裏コース、最高でした!”と、笑みを浮かべるー。


「ーーしっ!わたしで遊べるのは”VIP"だけなんだからー、

 秘密ですよ」


バニーガールの女は、そう言うと、笑みを浮かべながら

奥の事務室に入っていくー。


”ーーーー”

厚樹は、そんな光景を見ながら、端末の背後の

カウンターを見つめるー。


今日は、バニーガールの女ではなく、

別の、巫女服のスタッフが受付にいるー。


「ーーーんへへへへー

 そうかそうかー

 あの受付のバニーガールの女にも憑依したりできるのかー」


通常、受付にいるバニーガールの女は、”メニュー”に記載されていないー


がー、

”VIP"ー。

このお店には、どうやら”裏メニュー”もあるらしいー。


厚樹は「必ず僕もVIPになってみせるぞー」

と、ニヤニヤしながら、

今日は節史が以前、一度指名したことのある

ポニーテールの子、”純恋”を選択して、”憑依”を

楽しむことにしたー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ーーーの、野々花さんの姿で、野々花さんと色々したいですー」


節史が恥ずかしそうにそう言うと、

野々花は「あははー、いつもわたしを選んでくれてありがとう」と、

笑いながら答えるー。


「ーーど、どうしたしましてー」

笑みを浮かべる”野々花”に変身した節史ー。


”野々花さん、俺が指名すると本当に嬉しそうにしてくれるー”


節史は、そんなことを思いながら、

嬉しそうに、野々花の姿で、野々花にキスをし始めるのだったー。



③へ続く


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


コメント


次回が最終回デス~~!☆


最初は乗り気じゃなかった節史くんが

なんだか不穏な感じですネ~☆


厚樹くんの方は、お店の裏メニューに気付いたようデス~笑


今日もお読み下さりありがとうございました~!

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