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とある街の裏路地に存在する謎のお店・”漆黒の楽園(エデン)”ー。


そのお店では、憑依や入れ替わりー、皮…

普通では、味わない”体験”を提供していたー。

好きなメニューとスタッフを選び、一定時間憑依したり、

入れ替わり体験をしたり、その相手を皮にしたり、

あるいは店員を女体化させたり、男体化させたりー、

色々な遊びを楽しむことができる、夢のようなお店だー。


今日も、その店に二人組の男がやってくるー


「おいおい、絶対怪しい店だって、やめようぜー…?」

二人組の一人、男子大学生の井川 節史(いがわ せつじ)は、

店の入り口でそんな言葉を口にするー


「ーんふふふふ 僕の目に間違いがあるとでもー?」

”趣味を楽しみつくすのに、人生は短すぎる”と、いつも愚痴を

言っている、同じ大学に通う友人・松田 厚樹(まつだ あつき)は、

そんな言葉を口にするー。


様々なオタク趣味を持っていて、

いつも忙しそうに趣味を楽しんでいるー。


そんな厚樹が見つけた”秘密のお店”に、今日は

二人でやってきているのだー。


「ーむふふふふー

 可愛い子に憑依したり、入れ替わったりが現実にできるー

 なんて聞いたら、この目で確かめるわけにはいかないだろ?」


厚樹が眼鏡をいじりながらそう言葉を口にするー。


「ーーいや…でもー…絶対あり得ないしー」

節史は店内を見回しながらそう呟くー。


厚樹によれば、この店では”憑依”に”入れ替わり”

それに、人を着ぐるみのようにして着たり、女体化や男体化の体験、

他人に変身する体験などができるのだと言うー。


”普通”では見つけることができないような場所に存在しており、

ネット上でもその情報はかなり”隠れた”感じになっていて、

”毎日ネットサーフィンをしている僕だからこそ見つけることができた”と、

厚樹はドヤ顔をしているー。


「なぁ、帰ろうぜー

 ヤバい店だったらどうするんだよ」

戸惑いの声を上げる節史ー


がー


「いらっしゃいませ~」

愛想の良さそうなバニーガール姿の女性店員が節史たちに気付き、

笑顔でそう言葉を口にするー。


「ーー!」

節史は、”店員に声を掛けられたこと”で、

もう逃げることはできない、と悟り「あ…ど、どうもー」と、

頭を下げるー。


厚樹はニヤニヤしながら、節司と共に

バニーガールの店員がいる方に向かって行くー。


節史は、表情を曇らせながら、「あのー…」と、

その店員に話しかけると、言葉を続けたー。


「ーー…このお店って、本当に”憑依”したり、

 入れ替わったり、できるんですかー?」

節史は、疑いの目を向け乍ら、そう言葉を口にするー。


がー

その言葉に、バニーガール姿の店員はにっこりと微笑むー。


「はいっ♡ 希望するメニューと希望するスタッフを選んで

 時間まで楽しめるお店になっております~」

愛想よく、そう答える女ー。


その言葉に、節司は「ははー…それが本当なら、すごいやー」と、

そう呟いていると、バニーガール姿の女性店員が、

店内にある端末を指差したー。


「ーあそこにある機械で希望するコースとスタッフ、時間を

 選ぶと、紙が出て来るのでそれを持ってきてくださいね」


その言葉に、厚樹は「よし!行くぞ」と、早速

ドシドシと端末の方に歩いていき、

指定された端末を見つめたー。


”憑依”

”入れ替わり”

”皮”

”女体化/男体化”

”変身”


そう書かれたボタンがあるー。


「ーーーへへ、僕は当然 憑依だなー

 可愛い子に憑依してー

 ぐへへー しゃぶりつくしてやるぜー…」


厚樹は、自らの欲望を隠そうともせず、

ぽっちゃりした身体を揺らしながら端末を操作するー。


「ーーーへぇ…すげぇじゃんー」

厚樹は、”憑依”のボタンを押すと、

続けて表示された”スタッフの一覧”を見つめるー。


顔写真と名前が表示されていて、

好きなスタッフを選び、そのスタッフに憑依したり、入れ替わったり

することができるようだー。


顔写真が暗くなっているスタッフは”現在利用中”だー。


「ーーじゃあ、僕は麻奈美(まなみ)ちゃんで!」

ニヤニヤしながら、ツインテールの”麻奈美”という子を選択する

厚樹ー。


最後に”詳細な設定”をする画面が表示されるー


「とりあえず1時間コースで試すか。

 節史ー。お前も1時間コースにしろよ?」


厚樹がそう言うと、厚樹は端末の操作を終えて、

端末から出て来たレシートのような紙を手にするー。


「ーーーー……」

がー、節司は画面を前に固まっていたー


「ほ、ホントにー…これ、そういうこと、できるのかー?」

緊張した様子の節司ー。


「へへーそんな興奮すんなってー。

 嘘かどうかは試してみれば分かるだろー?」


厚樹はそう言い放つー。

明らかに怪しい店を前にしても、怯まないその度胸は

見習うべきなのだろうかー。


「ーーー…」

節史は、ゴクリと唾を飲み込みながら、

「相手の身体を乗っ取るとー…なんか悪い気がするからー」と

”入れ替わり”を選択するー。


「ーーはは、入れ替わりかー。

 ガバッと、憑依で相手の身体奪っちまえばいいのにー」

厚樹がそう言いながら、節司を揶揄うー。


「ーいやいやいやー」

節史は、適当に言葉を交わすと、”野々花(ののか)”と

書かれた子を選択して、

そのままレシートのようなものを印字したー。


バニーガールの女がいるカウンターにそれを持って行き、

支払いを済ませると、二人はそれぞれ、奥の通路に案内されて、

選択したスタッフがいる部屋へと向かうー。


「ーーじゃあ楽しめよ」

厚樹の言葉に、「ーーわ、わかったー」と、節司は戸惑いながら

返事をすると、用意された個室のひとつへと入るー。


すると、その中には、選択した”野々花”という子が

待ち構えていたー


「ーー選んでくれてありがと~!

 今日はよろしくね!」

優しく微笑む野々花ー。


とても明るくて優しそうな子だー。


「ーあ、はいー。よ、宜しくお願いしますー」

節史がそう言葉を口にすると、

野々花は「え~っと、お客様が選んだのは入れ替わりだからー…」と、

赤い糸のようなものを手に、

「これで、わたしとお客様の身体を入れ替えちゃいましょ~!」と、

笑顔でそう言葉を口にしたー


「ーーー…えーーーえ、あ、はいー」

節史は、思うー。


きっと、このお店は

”憑依した気持ちになりきったり”

”入れ替わったつもりになりきったり”しながら

楽しむお店なのだとー。


絶対に、普通に入れ替わることなどできるわけがないー。


そう思いつつ、指示された通りに赤い糸を手にしたその時だったー


「ーー!?!?!?」

突然、今まで感じたことのない”ふわふわと”した不思議な感触に襲われるー。


そして、目の前がぐるぐるするような感覚がしたその直後ー…


「ーー!?!?!?!?」

”自分が立っていた場所と反対側”にワープしたような感じになってー、

驚いて顔を上げると、目の前に”自分”がいたー


「ーーえっ!?!?!?」

声を上げる節史ー。

しかも、その声は”自分の声”ではなく、”女の声ー”


「ーーう、う、嘘だろ!?えっ!?本当に入れ替わってるー!?」

野々花になった節史がそう叫ぶと、

節史になった野々花は「ふふーびっくりした?」と、

笑いながら言葉を口にしたー。


まさか本当に入れ替わるとは思っていなかった野々花(節史)は、

野々花の綺麗な手を見つめるだけで、ドキッとしてしまって

顔を赤らめるー


「ーーう…な、なんかすみませんー」

顔を赤らめてしまったことに、恥ずかしそうに謝罪の言葉を口にすると、

節史(野々花)は「ーあははー気にしなくて大丈夫ー。

ここはそういう店なんだからー。」と、優しく言葉を口にするー。


「ーーーあ…は、はいー」

野々花(節史)は、そう言いながらも、落ち着かない様子で

用意された座席に座り、部屋を見渡すー。


カラオケのような設備に、ベッド、シャワールーム…

ラブホとカラオケが融合したかのような、そんな部屋に見えるー。


恐らくは”いろいろ”楽しめるような部屋になっているのだろうー。


がーー

野々花(節史)は気まずそうにしながら

”ほ、ほ、本人に見られていると気まずいー”と、そう心の中で叫んだー。


何もしないにしても、”元の身体の持ち主”に見られた状態のまま

1時間過ごすのは、正直かなりきついー。


こんなことなら、憑依にしておけば良かったー、と

一瞬後悔していると、

節史(野々花)は「ーす、座ってるだけだと、勿体ないよー?」と、

そんな言葉を口にしたー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ーーー”憑依”ですねー…

 よろしくお願いしますー」


一方、この店を見つけた厚樹は、

ツインテールのスタッフ・麻奈美を前にニヤニヤしていたー


「ーへ…へへーな、何をしてもいいんですよね?」

下心を隠さず、そう言葉を口にすると

麻奈美は「ーあ、はいー」と、恥ずかしそうに頷くー


「ーうへへへへー じゃあ早速ー」

”憑依薬”として案内された飲み物を口にしようとする厚樹ー。


もし、これが本当に憑依できるお店なら最高だー。


そう思いつつ、憑依薬を飲み干した厚樹はー、

自分の身体から力が抜けるのを感じるー


「むふふふふっ…やっぱりこの店は本物だー

 僕の目に狂いはなかった!」


霊体になった厚樹は、そのままツインテールのスタッフ・麻奈美に

迷わず霊体を突進させるーーー


「ーーあっ…!」

勢いよく飛び込んだからか、麻奈美の身体が激しくビクンと

震えるとー、

麻奈美は突然、大人しそうな表情からニヤリと笑みを浮かべて、

欲望を露わにしたー


「くひひひひひ…すごいー

 麻奈美ちゃんの身体が僕のものだー…

 うひひひひひひ…」


大人しそうな顔は歪み、麻奈美に憑依した厚樹は、

容赦なく麻奈美の胸を揉みー、髪の香りを堪能しー、

さらには指を嬉しそうに舐め始めるー。


太腿を触りながら、下品な笑みを浮かべると、

「ーーこれから1時間、たっぷり楽しませてもらうからねぇ…」

と、麻奈美の身体に向かって、嬉しそうに言葉を口にしたー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ーーーどうしてこのお店で働いてるんですか?」


別の部屋で、”入れ替わり”を希望して、

野々花と入れ替わった節史は、野々花の身体になっても、

一切変なことはせずに、普通に雑談していたー。


「ーーえ~?

 ほら、こういう特殊なお店だから、給料がいいのー。

 それにー、こういう体験をするのも、

 普段できないことじゃん?

 だから、楽しくてー」


節史(野々花)はそう言葉を口にすると、

「ーへ~…そうなんですねー」と、野々花(節史)は、

納得したように頷くー。


「ーまぁ、それだけじゃなくて、

 ”他のルート”を経由して採用されている子もいるけどね」


節史(野々花)は、飲み物を飲みながらそう呟くと、

「っていうか、何もしないの?」

と、不思議そうに言葉を口にするー


野々花(節史)は、その言葉に

「えっ…!?あぁ、いや、俺は友達に連れて来られただけですしー」と、

そんな言葉を口にするー。


「ーあはは 真面目だね~…

 でも、ここはそういう店なんだし、あなたはお金を払って

 ここにいるんだから、ルールの範囲内で好きにしていいのにー」


節史(野々花)は「勿体ないなぁ」と、言いながら

言葉を口にするー。


「ーーま、まぁ、なんか、こうー

 他の人の身体で、他の人の声で喋れているだけで十分っていうかー…」

野々花(節史)がそう言うと、

節史(野々花)は、「お友達、何番の部屋にいるの?」と、

そんな言葉を口にするー。


「えー…確か、16番だった気がしますー。

 ーーえ~っと、憑依相手は麻梨奈さんって子だったかとー」


野々花(節史)が顔を赤らめながらそう言うと、

節史(野々花)は「ふーん」と言いながら、モニターの方に向かって

何か操作をするー。


すると、16番の部屋の様子が映し出されたー。


節史の友人・厚樹に憑依された麻梨奈が

胸を揉みながら喘ぎ狂っているー。

その顔は欲望に染まり、「気持ちいいっ…たまんねぇ…!」

などと叫んでいるー。


「ーーほら、お友達はたっぷり楽しんでるー」

節史(野々花)はそう言いながら、モニターの画面を消すと、

「ーな、なんかすみませんー」と、

野々花(節史)は恥ずかしそうに言葉を口にするー。


「ーーー…だから~謝ることじゃないってばー

 ここはそういうお店なんだからー」


節史(野々花)がやれやれ、という様子でそう言葉を口にするも、

結局、野々花(節史)はそのままほとんど何もせず、

1時間を終えてしまったー。


時間が終わり、元に戻る二人ー。


「ーーー大丈夫?お金、損したんじゃないー?」

心配そうに呟く野々花ー。


「い、いやー…そ、そんなことはありませんけどー」

節史がそう言うと、野々花は「もし、”次”があるならー

今度はもうちょっと、楽しんだ方がいいと思うよ!」と、

笑いながら、少し心配そうにそう言葉を口にしたー。


「ーは…ははは…次があればー…頑張りますー」

節史は照れくさそうにそう言いながら野々花と別れて

部屋の外に出るー。



一方ー、

麻奈美に憑依した厚樹は、麻奈美の身体で

1時間、欲望の限りを尽くしたー。


乱れ切った麻奈美が、下品な笑みを浮かべながら

幸せそうに床に倒れ込んでいるー。


やがてー、時間が終了し、麻奈美の身体から外に追い出されて、

自分の身体に戻った厚樹は、

意識を取り戻した麻奈美を見て

「ーへへへーありがとうございましたー」と、そう言葉を口にしたー。


麻奈美は「あ…はいー…お疲れ様でしたー」と、

かなり乱れた自分を見ても、特に動揺する様子はなく、

”慣れて”いるような素振りを見せたー。


「ーへへー驚かないんですねー?

 憑依されている間の記憶ってあるんですか?」

厚樹がニヤニヤしながらそう聞くと、麻奈美は「いえー…」と、

憑依されている間の記憶はないことを告げるー。


「ーでもー…慣れてますし、憑依だと、寝てるだけで仕事の時間が

 過ぎる感じですからー」

麻奈美は恥ずかしそうにしながらも、そう言葉を口にすると、

厚樹は「へへー確かに 乗っ取られている間は意識がないなら、楽かもですね」

と、ニヤニヤしながら部屋から退出したー。


「むふふふふー 節史ー楽しめたか?」


「ーーえ…?あぁ、いやー… まぁ」


戸惑う節史を見て、厚樹は「僕は最高だったぜー」と、

嬉しそうに笑ったー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


後日ー。


”漆黒の楽園”にハマった厚樹は、再び節史を連れて

店にやってきていたー。


バニーガールの店員が「あ、2回目ですね!」と、

笑いながら二人を出迎えるー。


節史は「俺はもういいって言ったのにー」と、

呟きながら、ふと、前回入れ替わった野々花のことを思い出すー。


”もし、”次”があるならー

 今度はもうちょっと、楽しんだ方がいいと思うよ!”


そんな野々花の言葉を思い出しながら、

”ーースタッフの人の身体を使うのは悪いからー”という理由で

”変身”を選択するー。


そしてー、”野々花”を選択しようとしたものの、

野々花は現在”利用中”のようで”利用中”の表示がされていたー。


「ーーー…あ…」

少し残念に思いながら”純恋(すみれ)”と書かれた

ポニーテールの優しそうな子を選ぶー。


「ーーーへへ…僕はーこのお嬢様っぽい子でー」

厚樹は、”皮”を選択ー、

その上で”蘭(らん)”と書かれた子を選択すると、

ニヤニヤと笑みを浮かべたー。


お互いに、それぞれのスタッフが待つ部屋に向かうー。


厚樹は、部屋に入ると、

蘭に対して、

「僕みたいなモテそうにない太った男に、

 プライドの高いお嬢様が着られてしまうーー

 そんなシチュエーションを味わいたいので、

 まず、僕を罵って下さいー」

と、ニヤニヤしながら注文をつけるー。


「ーー…はぁ~~???

 なんか、キモい趣味ねー」


蘭は、そう言いながら、

「ーーまぁ、いいわー。罵ってあげるー」と、

そう言葉を口にすると、

厚樹を馬鹿にし始めるー。


散々馬鹿にされてから、厚樹は

事前に説明されていた通り、人を皮にする注射器を蘭に

突き立てて、笑みを浮かべるー。


「ーぁ」

”皮”になっていく蘭ー。


「どうだい?僕みたいな男に着られる気分はー?」

ニヤニヤしながら、厚樹はそう言うと、

皮になった蘭を満足そうに着始めたー。



そしてーー

1時間が経過するー。


「ーーそろそろ時間ですね~~~」

ポニーテールのスタッフ・純恋がそう言うと、

「ーーあ…もうそんな時間ですかー?」

と、今回は前回、”野々花”から言われた通り、

少し積極的に楽しんでいた節史が、

”純恋”の姿で胸を揉んでいた手を止めるー。


「ーーふふー。1時間って早いですからね」

純恋はそう言うと、節司の変身を解除するー。


「ーそれにしても、最初は恥ずかしそうにしてたのにー

 途中から楽しそうで何よりー

 やっぱり楽しんでもらえないとこっちも悲しいですし~」

加恋のそんな言葉に、節司は

「ちょっと、色々やりすぎたかもしれませんけどー」と、

照れくさそうに言うと、

加恋は「いえいえー全然大丈夫ですよ」と、明るく言葉を口にしたー。


部屋を出る節史ー。


”変身”で初めて欲望を味わった節史はー、

前回とは違い、このお店で味わえる欲望に”病みつき”に

なり始めていたー…



②へ続く


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


コメント


TSFな欲望を堪能できるお店を舞台としたお話デス~!

早速、二人とも色々なジャンルを楽しんでいますネ~!☆!


次回以降も、色々なジャンルの描写が登場するので、

ぜひ楽しんでくださいネ~!


今日もありがとうございました~~!

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