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「はぁ…はぁ…はぁ…」

麻都香が冷蔵庫を開けて

荒い息をしていたー


「ない…ない…」

麻都香が呟く。


「ない…!」

麻都香が泣きそうになりながら

部屋の方に走って行くー。


「--?」

たまたまその姿を見かけた麻都香の母親が

首をかしげたー。


部屋に戻った麻都香は、

空っぽのペットボトルを振るー。

どんなに振っても、

覗いてもー

その中身は空っぽだー。


「あああ…」

麻都香はイライラした様子でペットボトルを

放り投げて放心状態で座り込む。


友達の玲菜から貰った

”野菜ジュース”が無くなってしまったのだー


最初は一口ー

次の日はコップ1杯ー。

どんどん飲む量が増えていき、

3本あったペットボトルは、

全部カラっぽになってしまっていたー


土曜日の時点ではまだ、ペットボトル2本分の

”野菜ジュース”があったのにー


今ー

日曜日の午後の時点では

もう無くなってしまっていたー。


「---あああ…」

麻都香は苦しそうにはぁはぁ言いながら

スマホを取るー


麻都香のスカートがパンパンに膨らんでいるー


女の身体にはないはずの

”アレ”が勃起しているー


最初は不安に思っていた麻都香ー

けれど、今は不思議と、

自分の身体にそれがあることを

受け入れていたー。


「--れ、、、玲菜…」

スマホで、親友の玲菜に連絡する麻都香。


”ん~?どうしたの~?”

玲菜が電話に出る。


「野菜ジュース…無くなっちゃった…

 足りない…足りないよぉ…」

麻都香が苦しそうに言う。


すると、電話の向こうの玲菜は

笑ったー


”んふふふふ…

 麻都香もわたしの仲間になれたんだね…

 でもね、わたしにも限界があるの。

 早く麻都香も自分でジュースを作れるようになろ~?”


意味不明な返事が玲菜から帰ってくる。


いったい、何を言っているのか。


麻都香は震えながら

スマホを放り投げたー。


「ああああ…ううぅぅぅぅぅ…」

麻都香は狂ったように髪の毛を

掻き毟るー


野菜ジュースが…

野菜ジュースが足りない…!


麻都香は狂ったように、自分の部屋から

飛び出す。


そして、外に飛び出すと、

そのまま近くのコンビニへと走った。


コンビニで冷や汗をかきながら、

大量の野菜ジュースをカゴに入れて

購入するー


「はぁ…っ はぁっ…はぁっ」

麻都香は今まで感じたことのないような

ゾクゾクを感じながら

荒い息で会計を待つー。


可愛らしい女子高生が

鼻息荒く、恐ろしい形相で

大量の野菜ジュースを買っていることに、

コンビニの店員は少し違和感を感じたがー

そのまま事務的に処理をした。


野菜ジュースを購入した麻都香は

コンビニから飛び出して

自宅へと駆け込むー


そしてーー

野菜ジュースを手当たり次第に

飲み始めたー


1本ー

2本ー

3本ー


しかし…


「--ちがうっ!」

麻都香が3本目を飲んでいる途中で

紙パックを放り投げた。


「ちがうちがうちがうちがうちがう!」

麻都香はそう言うと、

泣きながらしゃがみこんでしまったー


普通の野菜ジュースじゃ満足できないー

麻都香は狂ったように

スカートを脱いで、下着を脱ぎ捨てると

勃起したそれを見つめて

うっとりとした表情を浮かべたー


「ごめんなさい…ごめんなさい…」

麻都香が泣きながら

勃起したそれを撫でるー。


生えてきた当初は、

”何かの病気”かと心配していた麻都香ー


けれどー

今の麻都香にその時の面影はない。

心底心配そうに、

涙を流しながら”それ”を優しく撫でている。


麻都香の綺麗な手に撫でられたソレは、

気持ちよさそうにヒクヒクと痙攣しー

そこから、うっすらと緑色の液体が

漏れ出していたー


・・・・・・・・・・・・・・・


「うふ…♡ えへ…♡ えへへへ…♡」


麻都香の友人・玲菜が、自分の部屋で

スカートを脱いでー

”アレ”を手で刺激していたー


玲菜の身体には

麻都香と同じように

”アレ”が生えているー。


麻都香よりも早く

玲菜はー

”犠牲”になっていたー


今では、肉棒の欲望に支配されているー。


「--うへ…♡ え…♡ うふふふふふふ♡」

顔を真っ赤にしながら激しく手を

動かして、肉棒を刺激していく玲菜。


そしてー


ヒクヒクと震えた肉棒からー

”緑色の液体”が勢いよく飛び出したー。


男子で言う射精ー。

けれど、玲菜のソレから放たれたのは

緑色の液体ー。

それをバケツに入れて、

ペットボトルに入れていく玲菜ー


”野菜ジュース”


麻都香が飲んでいたものは

野菜ジュースなどではなかったー


玲菜のアレから

放出されたー

”謎の緑色の液体”


麻都香が野菜ジュースだと思って

飲んでものは、

玲菜のーー謎の液体だった。


玲菜は笑いながら

もう一度、肉棒を刺激し始めるー


そして恍惚の表情を浮かべながら

バケツの中に緑色の液体を

再び放つのだったー


・・・・・・・・・・・・・・


翌日ー


月曜日ー

麻都香は真っ先に玲菜のところによっていくと、

玲菜に「あれをちょうだい!」と叫んだ。

玲菜は笑いながら「早く自分で出せるようになりなよ」と

微笑んだー。


そして、玲菜からペットボトルを受け取る麻都香。


麻都香はまるで中毒者のように

勢いよくペットボトルのフタを開けると、

”野菜ジュース”を飲み干したー

昨日、玲菜の身体から出た”液体”であることを知らずにー


麻都香の身体がゾクゾクするー

あまりの興奮に麻都香は

その場で顔を真っ赤にして

嬉しそうな笑みを浮かべるー


「--どう?麻都香ちゃんの

 大切なモノ、育ってきた?」


玲菜が言うー


麻都香は「うん…!」と嬉しそうに答えたー


玲菜は微笑むー。


玲菜もー

3か月前までは”ふつうの少女”だったー

だが、バイト先の女子大生に

”野菜ジュース”を渡されて

試しに飲み始めー


今ではー

”アレ”を生やし、自ら”緑色の液体”を

作り出しているー

アレが玲菜の脳に快感物質を絶え間なく供給し、

玲菜は、日々、快感に溺れているー。


彼氏とも別れたー

この身体は、全て、ご主人様のためにあるー


玲菜はー

”肉棒”のことを自分の中では

”ご主人様”と呼んでいたー


玲菜に液体を渡した

バイト先の女子大生の目的は分からないー


いやー

彼女も、もしかしたら玲菜や麻都香と

同じようにー

”誰か”から緑色の液体を

受け取ったのかもしれないー


この”緑色の液体”を

最初に放った人物は何者なのかー

少女たちにアレを生えさせて

そしてまた、被害者を増やさせて

何がしたいのかー。

彼女たちが、それを知ることはないー


「はぁ…はぁ…」

麻都香は帰宅すると

自分の部屋に戻った。


さっきから興奮して仕方がない

ゾクゾクして仕方がないー


麻都香は下着を脱ぎ捨てると

ノーパンの状態で

スカートをめくりあげて、

生えているアレを手で握りしめた。


「んっ…♡ ふぅぅ♡」

麻都香は、こうしたくて

たまらなかった。

ゾクゾクが止まらないー

ドキドキが止まらないー


まるで、肉棒に操られているかのようにー


これが、生えて来てから

何かがおかしいー。

麻都香はそんな風に思っていたー

けどー

今は、それが幸せ。


もう、どうでも良かった。


麻都香が手で自分のアレを

刺激し始める。


今までに感じたことのない

ゾクゾクが身体を駆け巡る。


麻都香は一瞬

”わたし、こんなことしてていいのかな…”という

疑問を感じかけたが、

その思考は、すぐに塗りつぶされるかのように

消え去り、

麻都香は勢いよく、アレに刺激を与えていく。


アレがぶるぶると震えるー


そしてー


「んっ♡ あぁっ♡」

麻都香が人生で一番幸せそうな表情を浮かべながらー

アレから、緑色の液体を勢いよく放ったー


壁や床に液体が飛び散りー

スカートにも付着するー


「え…」

麻都香は唖然とするー

自分の身体から、アレが生えてきて

しかも、それで射精した挙句、

出てきたものが緑色の液体、と

なれば驚いてしまうのも無理はないだろう。


けれどー

麻都香はすぐに口元を歪めた。


「あはっ…♡

 あは…♡

 あははははははははっ♡」

嬉しそうに叫ぶ麻都香ー

緑色の液体で汚れた手を

ぺろぺろと舐めまわす。


「あぁ…玲菜ちゃんの野菜ジュースぅ…」

じゅるじゅるとイヤらしい音が

部屋の中に響き渡る。

麻都香はうっとりとした表情で

笑みを浮かべると、四つんばいになって

自分が出した緑色の液体を

舐めはじめた。


「んふふふふふふっ…♡

 しあわせ…しあわせ…♡ あぁ…♡

 しあわせぇぇっ♡」


麻都香は大声で叫ぶと、

再び狂ったように、

自分のアレを触り始めるのだったー


麻都香は、

その日を境に完全に変わってしまったー


好きだったアイドルグループへの

興味は嘘のように失せて

部屋に籠ることが多くなったー

学校でやっていた部活も辞めてー

バイトのお金は、全て

”エッチなこと”に使うようになったー

学校では、玲菜と一緒に過ごす時間が

さらに長くなっていたー。


最近では、玲菜と二人きりになったときには、

玲菜のことを”お姉様”と呼んでいるー


玲菜とは同い年だが、

玲菜は、自分にご主人様を生やしてくれた

偉大な大先輩だ。


「--あぁ…♡ごしゅじんさま…♡」


自宅では、

自分の肉棒を、愛おしいものを

見つめるかのように、

撫でまわしている麻都香の姿があったー。


もう、遅いー

麻都香は完全に肉棒の虜になっていた。


もう、元の麻都香には戻れないー

性欲を極限まで強められた麻都香は

エッチなしでは生きていけない身体に

なっていたー


そしてー


「--ねぇねぇ、恵子ちゃん~!」

麻都香は学校で、後輩の女子生徒に

声をかけた。


「あ、麻都香先輩~!」

後輩の女子生徒が笑みを浮かべる。


麻都香が辞めた部活の後輩だー。


「---恵子ちゃん、

 よく貧血になるって言ってたよねぇ~?」

麻都香はそう言いながら

”え?あ、はい”と苦笑いする恵子に

対して、持ってきたペットボトルを手渡したー。


「---これは?」

緑色の液体の入ったペットボトルを見つめる恵子。


「んふふふふ…

 わたしの親戚のおじさんがね、

 ジュース作る会社にいるんだけど、

 特別に今度新発売する

 野菜ジュース貰ったの!


 すっごく美味しいから、

 恵子ちゃんも飲んでみて!」


麻都香が笑顔で言うと、

恵子は「え、いいんですかぁ?」と答えたー。


「うんー」

麻都香は満面の笑みでそう答えたー


”こんなに気持ちいいんだもの…”

自宅に帰った麻都香は、

いつものように、肉棒を刺激してー

そこから緑色の液体を出すー。


帰宅してから、

狂ったように、緑色の液体を

肉棒から絞り出し続ける麻都香ー


脳が常に興奮しているー

とっても、気持ちイイー。


麻都香は学校以外のほとんどの時間ー

ずっと、肉棒を刺激し続けていたー


異常変異を起こした体内では

”緑色の液体”が大量に分泌されているー


そして、麻都香は

何かに操られたかのように

それを他人に渡して、

”仲間”を増やしているー


麻都香が、玲菜にそうされたように…



おわり


・・・・・・・・・・・・


コメント


ふたなり系の作品でした~!

このジャンルはまだ2作目で、

全然不慣れなのですが、

チャレンジしてみました!


出来栄えは…分かりませんが、

ここまでお読み下さりありがとうございましたー!




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