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妹・雫の豹変の理由を調べていく悠馬ー。

彼女の愛梨沙が協力を申し出てくれる中、

悠馬は、雫の彼氏である九条輝樹から、

”雫が正気ではないかもしれない”という話を聞かされるー。


オールバックにトレンチコートの男が

そのような電話をしているのを、偶然輝樹が聞いたというのだー。


そんな中、雫を尾行していた愛梨沙からも、

その”オールバックにトレンチコートの男”を雫が不良たちと

遊んでいるゲームセンター付近で見かけたと聞かされてー…?


☆前回はこちら↓☆

<MC>歪められた絆⑦~尾行~

妹に裏切られた悠馬ー。 それでも、悠馬は妹の雫を信じる気持ちを捨てずー、 雫の豹変の原因を探ろうとするー。 そんな中、彼女の愛梨沙が、 コスプレ趣味を活用して、悠馬の代わりに雫を尾行する、と 言い始めー、戸惑う悠馬を他所に、OL姿に変装した愛梨沙が 雫を尾行する準備を始めるー。 一方、偶然街で、”神里雫が...

・・・・・・・・・・・・・・・・・


★主な登場人物★


・神里 悠馬(かみさと ゆうま)

大学生。妹の雫が豹変したことに困惑する。


・神里 雫(かみさと しずく)

高校生。兄の悠馬のことが大好き。少しイタズラっ子な一面も。


・森永 愛梨沙(もりなが ありさ)

大学生。悠馬の彼女。成績優秀な優等生。コスプレ趣味がある。


・藤嶋 亮介(ふじしま りょうすけ) 

大学生。高校時代からの親友。困った時には頼りになる存在。


・西園寺 美桜(さいおんじ みお)

高校生。妹・雫の親友。表裏が非常に激しい。


・九条 輝樹(くじょう てるき)

高校生。妹・雫の幼馴染で悠馬とも小さいころから面識がある。


・玉城 東吾(たまき とうご)

裏社会の便利屋。ヘルメットの人物と共に雫を洗脳した。


・・・・・・・・・・・・・・・・・


OL姿の愛梨沙が悠馬の家に戻ってくると、

愛梨沙は、雫を尾行した結果を悠馬に伝え始めたー


「さっき、連絡した時にも書いたけどー」


そう言いながら、

今日も雫は暴走族たちと合流して行動していたことー、

暴走族たちの溜まり場となっているゲームセンター・エンジェルエデンで

今日も長い間、暴走族たちと遊んでいたことー


そして、例のオールバックの男についても口にしたー。


「ーー実はー」

愛梨沙からの報告を聞くと、悠馬は

愛梨沙が雫を尾行しに向かったあとー、

雫の彼氏である九条輝樹が、家に来たことを話し始めたー


悠馬の彼女である愛梨沙と、

悠馬の妹・雫の彼氏である輝樹には直接の面識はないー。


だが、愛梨沙も雫に彼氏がいることは聞いていたし、

その名前や話は何度か聞いたことがあったー。


「ーー本当にそう言ったの?」

悠馬の話を聞いて、愛梨沙が表情を歪めるー。


「ーーあぁ、まぁ、俺は直接聞いたわけじゃないしー、

 九条くんから聞いただけなんだけどさー」


悠馬は戸惑いながら、そう呟くー。


雫の彼氏・輝樹によれば、

オールバックの男が電話をしながら


”ーーしっかしー

 ”神里 雫”も正気を取り戻したら

 今の自分のしてることを見て、何て言うんだろうなー?”


と、話していたのを確かに聞いたと言うのだー。


「ーーー…でも、もしそれが本当なら、

 わたしが見た男の人と同じ人だと思うー」


愛梨沙が言う。


雫の妹・輝樹がすれ違ったという

”オールバックの髪型にトレンチコートの男”ー。


そして、愛梨沙が今日目撃した、

ゲームセンター前で雫と何やら会話をしていた男ー


その男も、髪型はオールバックで

服装はトレンチコートだったー。


「ーーー偶然とは思えないなー」


悠馬は険しい表情を浮かべながらそう呟くー。


雫の彼氏・輝樹は、その男が

”ーーしっかしー

 ”神里 雫”も正気を取り戻したら

 今の自分のしてることを見て、何て言うんだろうなー?”

と、電話で誰かと話しているのを聞いたー


そして今日、悠馬の彼女である愛梨沙は、

ゲームセンター前で雫とその男が何やら会話をしているのを

見たと言うー。

しかも、雫はぼーっとした感じで、少し様子がおかしかった、とも

愛梨沙は言ったー。


「ーーー…」

悠馬は険しい表情を浮かべながら

輝樹が言った言葉をさらに思い出すー。


「例えばー…拷問みたいのを受けて、精神的におかしくされたとかー」


「変な薬を打たれたとかー

 あるいはー”洗脳”されたとかー」


そんなこと、あるはずがないー。

そう、思いながらも、”そういうこと”が起きてでもいない限りー、

雫があそこまで急激に別人のようになってしまった説明がつかないー。


「ーーー…あ、ごめんごめんー」

悠馬はつい、一人で考え込んでしまったことにハッとして

愛梨沙に「本当に色々ありがとうな」とお礼の言葉を口にすると、

まだOLのコスプレ姿のままの愛梨沙は

「ーーお姉さん、頼りになるでしょ?」と、眼鏡をいじりながら

得意気な表情を浮かべたー


「ーー…は、ははははー」

悠馬は顔を赤くしながら少し目を逸らすと、

少し間を置いてから

「ーとりあえずそのオールバックの怪しい男が何者なのかー」と、

言葉を口にするー。


雫の彼氏・輝樹と愛梨沙の話を総合すれば、

その”オールバックの髪型にトレンチコートの男”が

関係していることはほぼ間違いないー。


まずは、その男の正体ー、あるいは雫との関係性を

突き止めることが、最優先だと、悠馬は感じたー


「あ…じゃあ、わたしはそろそろ帰るね」

愛梨沙が時計を見つめるとそう呟きながら立ち上がるー。


「あ、そうだったなー

 遅くまでありがとうー」


愛梨沙は一人暮らしのため、悠馬は”泊まってくか?”と、

気遣いの言葉を投げかけるー。


別に下心だとか、そういったことではなく、

純粋に”もう夜遅いから”という心配からの言葉だー。


しかし、愛梨沙は少し考えたあとに苦笑いしながら

首を横に振ったー。


「ーー本当は泊っていくのもいいかなー…って思ったけどー

 この前みたいに、雫ちゃんと言い合いになっちゃうかもしれないしー」

と、申し訳なさそうに言葉を口にした愛梨沙は、

「せっかく気遣ってくれてるのに、ごめんね」と、

言葉を口にしたー。


先日ー、

愛梨沙が洗脳された雫と対面した際には

ちょっとした”言い合い”になってしまっていたー。


その時の光景を思い出しながら、悠馬は

「ーーははは…本当にごめんな」と、雫に代わって

愛梨沙に対してお詫びの言葉を口にするー。


「ーーううん。大丈夫ー

 雫ちゃんが”正気”じゃないのだとしたらー尚更、

 悠馬も、雫ちゃんも悪くないから」


それだけ言うと帰宅する準備をする愛梨沙ー。


「ーーって、愛梨沙、その姿のまま帰るのか?」

悠馬が、OL姿の愛梨沙に対して言うと、

愛梨沙は「そうだよー。来るときもこの格好だったし」と

悠馬のほうを見て微笑んだー


「は~~~そういう格好で普通に外歩けるのは

 すごいよなぁ~」


悠馬は少し感心したように言うと、

愛梨沙は「べ、別にそんな感心することじゃー」と、

照れくさそうに笑うー。


帰宅の準備が終わり、既に帰宅していた悠馬の父親・茂雄と、

母親の裕子に挨拶をすると、愛梨沙は玄関先で

「じゃあ、またねー」と、悠馬に手を振ったー。


悠馬は”送って行こうか?”と提案したものの、

”雫ちゃんがもうすぐ帰ってくるかもしれないし、家にいてあげて”と、

愛梨沙は結局、そのまま一人で帰って行ったー。


程なくして、雫が帰宅するー。


相変わらずの不機嫌そうな態度ー。


「ー雫!」

悠馬は自分の部屋に向かおうとする雫を呼び止めるー


「ーー何?うっざいな」

雫はうんざりした様子で振り返り、悠馬を睨みつけるー。


その目に、悠馬はショックを受けながらも

心の中で決意するー。


もしー

もしも、雫が”正気”じゃないのだとしたらー


もしもー

オールバックにトレンチコートの男に

”何かされた”のだとしたらー。


雫が本当はこんなことしたくないのだとしたらー


一番つらいのは、雫のはずだー。


「ーーーー俺は、雫の味方だからー」

悠馬が悲しそうに呟くー


「は?」

そんな悠馬の言葉に、階段を半分まで登った状態の

雫が不満そうに首を傾げるー。


「ーこれから先ー

 何を言われたとしてもー

 何をされたとしてもー

 俺は、雫の味方だからー」


悠馬は、雫を信じることにしたー。


例え、何を言われたとしてもー

たとえ、何をされたとしてもー


「ーーバッカじゃないのー」

雫はそれだけ言うと、そのままうんざりした様子で

2階に上がって行ってしまうー。


雫の身に何が起きているのか、まだハッキリとは分からないー。


でもー


「ーーー俺は、負けないー。

 雫ー…

 何か起きてるなら、絶対助けるからー

 もう少しだけー

 もう少しだけ、待っててくれー」


悠馬はそう呟くと、”雫の豹変”の真相を

何としてでも突き止めて、雫を救うことを決意したー。


・・・・・・・・・・・・・・・・


「ーーーーーー」


夜の街を歩く

ヘルメットの人物ー。


”雫が洗脳された時”に、

オールバックの男…裏社会の便利屋である

玉城東吾と一緒にいた謎の人物だー。


フルフェイスのヘルメットで顔を隠しー

機械音声のような加工された声で喋る謎の人物が、

ふと立ち止まったー


「ーーーー」

笑みを浮かべながら反対側から近づいてくる人物ー


反対側からやってきた人物を前に、

ヘルメットの人物は

”全て予定通り”だと告げたー。


そしてー

ヘルメットを静かに取るとー、

もう一人の人物は、ヘルメットの下の素顔を見て

満足そうに笑みを浮かべたー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


翌日ー。


大学の食堂で、

彼女の愛梨沙、親友の亮介、そして亮介の友人である我妻 達也の

3人と共に、悠馬は昼食を食べていたー


「ーそいつだよ」

達也がそう呟くー。


少し前、悠馬は亮介の親友である我妻達也から、

”今日さ大学の周りで変な奴がお前を探してたんだよ”

と、忠告されていたー。


そして、達也が話したという男も、

オールバックにトレンチコートの男だと、この前言っていたのを

思い出し、悠馬は彼から情報を聞いていたー


「ーーまぁ、この前言った通り、

 お前のこと聞かれて、そいつ、どう考えてもヤバそうな

 やつだったからさー

 ”いや、知らんっす”って答えておいたんだよー」


達也が口にカレーライスを運びながら言うと、

横でカツ丼を食べていた亮介が、

「そのやべぇ奴に”知らんっす”って堂々と答えられるところが、

 お前のすげぇところだよな」と、笑いながら言うー。


「ーーーーでもーやっぱり、その人が雫ちゃんの様子が

 変わったことに関係あるのかな?」


そう呟く愛梨沙ー。


「ーー…」


愛梨沙に、雫の彼氏・輝樹ー、そして大学の同級生の我妻達也にまで

”オールバックの男”が、絡んでいるー。


やはり、到底無関係ではないー。


「ーー…雫の異変に、そいつが関係してると思うんだー」

悠馬は、三人を前に、そう呟くと、

「ー俺、そいつが何者なのか、色々調べてみようと思うー」

と、自分の決意を口にしたー。


「でもーーー」と、悠馬は言葉を続けるー。

そのオールバックの男が、達也に”神里悠馬は最近どうしてる?”などと

聞きに来たように、悠馬がその男について調べようとすれば、

”周囲の人間”にも影響が及ぶ可能性があるー。


「ーだからーー…みんなは、俺から距離を取って貰っても構わないー。

 みんなことは巻き込みたくないしー、

 俺と、雫の問題で、あまり迷惑をかけるわけにもー」


悠馬がそこまで言うと、


「何だよ水くせぇな」

と、亮介は言葉を口にしたー


「ー俺とお前の仲だろー。

 そんな他人行儀なこと言うなよー」


亮介がそう言うと、亜理紗も微笑みながら

「ー悠馬のためなら、わたし、できる限り協力するから!」と

優しく言葉を投げかけるー


「ーでもー…俺のためにみんなを危険な目に遭わせたりしたらー」

悠馬が、困惑しながら亮介と愛梨沙のほうを見るー。


しかし、二人の意思は固かったー


「はははー親友が困ってたら助けるのは当然だろ?

 そのオールバックだかバックドロップ野郎だか

 知らねぇけど、何かしてきたら俺がぶっ飛ばしてやるぜ!」


亮介が言うー。


「ーわ、わたしは藤嶋くんみたいに乱暴なことはしないけどー

 悠馬の力になりたい気持ちは同じ!」


亮介にだけなぜかいつも棘がある愛梨沙がそう言うと、

悠馬は「亮介ー…愛梨沙ー…」と、心底申し訳なさそうに、

けれども嬉しそうに名前を呟くー。


「ーーーーん?」

亮介の視線を感じた達也が、カレーライスを口に運びながら

顔を上げると、

「あ、いや、俺はー 危険なのはちょっとー、いいっす」と、

悠馬と亮介から目を逸らしたー。


「ーははは、分かってるよー

 巻き込みそうになって悪かったなー、我妻ー」


悠馬がそう言うと、達也は「いや、いいけどさーあれぐらいなら」と、

カレーの最後の一口を口に運びながら、静かにそう呟いたー。



「ーーーーーーー」

そんな会話をする4人の姿を、偶然食堂を通りがかった

村瀬教授は険しい表情で悠馬たちのほうを見つめたー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ーーねぇ 雫ー」


高校では雫の親友・西園寺 美桜が雫に声を掛けていたー。


眼鏡をかけた真面目そうな風貌の美桜ー。

長い黒髪に、整った服装ー、

全身から”真面目”そうなイメージが漂っているー。


そんな彼女は、生徒会副会長に雫と共に立候補したものの、

最終的に雫に敗れ、生徒会副会長になることはできなかったー。


表裏の激しい美桜は、内心で強い嫉妬を感じながらも、

表向きは、親友の雫のことを祝福していたー。


けれどー


「ーなんで、生徒会の話し合い、サボってるの?」

不満そうに呟く美桜ー。


そんな美桜を、冷たい目線で見返す雫ー。


”洗脳された雫”は、

美桜に対しては、兄の悠馬に対する”敵意”のようなものまでは

植え付けられていなかったが、

周囲に反抗的な性格や、自己中心的な性格などー、

あらゆる部分を捻じ曲げられてしまっていて、

美桜に対しても、挑発的な態度を取り続けているー。


「ーあんなくだらない話し合いー意味ないでしょ」

雫は鼻で笑うようにしてそう呟くー。


「ー…くだらないー?だったら、だったら何で立候補したの?」

美桜が思わず舌打ちをしながら雫に言い放つー。


「ーー何でってー…」

雫は、”自分の行動の整合性”が取れていないことに

わずかに違和感を覚えながらも、

”洗脳”された雫の脳は、無理やり合理的な理由を脳内で

創り出してしまうー。


「ーー美桜を落とすために決まってるでしょー?」

クスッと笑う雫ー。


「ー美桜より可愛くて優秀なわたしが立候補すれば、

 美桜は生徒会副会長にはなれないー

 そう思ったから、立候補したのー」


雫が意地悪そうな笑みを浮かべるー。


「ーな、なんでそんなことー!」

美桜が歯ぎしりしながら雫を見つめると、

雫は、挑発的に笑い返すー


当然ー、

本来の雫はそんな理由ではないー。


美桜に対しても”美桜より可愛いわたし”などとはー

恐らく思っていなかったはずー。


「ーーーーーー」

雫は、そんな美桜をあざ笑うようにして、

そのまま立ち去っていくー。


「ーーーー」

一人残された美桜は、

「チッチッチッチッチッチッチッ」と、

何度も舌打ちを繰り返すとー

この前、雫と、その彼氏の輝樹が話していた会話を

思い出しながら再び舌打ちをして呟いたー


「ーーーー”正気じゃない”癖にー」

とー。


「ーーーあ、西園寺ちゃん!」


その時だったー

背後から美桜がお世話になっている先輩の男子に声を

掛けられた美桜は、

鬼のような形相から、満面の笑みになって振り返りー


「あ、せんぱ~い♡」と、

今までの舌打ちが嘘かのように、甘えるような声と

笑顔を浮かべたー


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ーー話があるー」


悠馬は、暴走族らのたまり場”エンジェル・エデン”に

再び足を踏み入れていたー


「んだよ、またテメェかよ。今日はお前の妹は来てないぜー」

暴走族のリーダー、倉田 修が、

格闘ゲームをプレイしながら、そう呟くー


「ーーいや、雫はいいんだー。

 今日はお前に話があって、ここに来たー」


悠馬は、先日、この暴走族らに散々痛めつけられた際の

傷が癒えないまま、再びここに来た。


もちろん、こんな場所にもう2度と来たくなかったが、

これも、雫を救うためー。


「ーーあ~待て待て待て!今ラスボスと戦ってんだから!」

修はそれだけ言うと、格闘ゲームに夢中になりながら、

やがて、相手に敗れ去り「あぁ、くっそ!」と、

ゲーム機を思いっきり叩きつけたー。


もう一度コンティニューしようとする修ー。


「おい、俺の話をー」

悠馬がすかさず言い放つと、修は「んだよ!うっせーな!」と

立ち上がったー。


「ーーー髪型がオールバックで、トレンチコートの男、

 知ってるか?」


悠馬は、そう尋ねたー。

雫の豹変に”関与している”と思われるその男の情報を求めてー


「ーーーーー!」

暴走族のリーダー・修の表情が変わるー


「ー知ってるんだな?」

その反応から、悠馬はそう言い放つと、修は困惑した表情を

浮かべたあとに、静かに口を開いたー



⑨へ続く


・・・・・・・・・・・・・・・・・


コメント


長編第8話でした~!☆

不穏な気配が漂っていますネ~!☆


まだまだ色々なことが起きていくので、

今後もぜひお楽しみください~★!


今日もありがとうございました~!!

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