＜皮＞SNSで知り合った男に皮にされるまで①～出会い～ (Pixiv Fanbox)

とある女子高生が突然豹変して”家出”したー。

心配する両親ー

心配する友達ー

両親の捜索願により、捜索を続ける警察ー。

「ーーークククー」

だがー

当の本人は、今、笑みを浮かべながら

とある場所で胸を揉み、イヤらしい格好をして、

”少女の記憶”を存分に堪能していたー。

皮の脱いで、皮になった少女の唇とキスをする男ー

「ーー君の全てが、俺のものだー」

そう呟くと、男は再び少女の皮を身に着けて

完全に少女になるー。

これはー

”とある女子高生”が

SNSで知り合った男に皮にされるまでの物語ー

（第1週）

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1月16日

女子高生・”宮渕　優美香（みやぶち　ゆみか）”は

いつものように、学校から帰宅すると、

「ただいま～！」と両親に声をかけて、そのまま2階へと上がるー。

「ふぅ…」

優美香はひと息つくと、

”あ、そうだ、今日も少し遊ぼ～！”と、呟きながら

あるものを手にして、それを起動したー。

人気のパズルゲームー。

優美香がはまっているゲームで、

優美香は、日常的にそのパズルゲームで遊んでいたー。

「やった！」

”オンライン対戦”を楽しむ優美香ー。

そんな優美香が、そのゲームの話題をSNSに書き込むとー、

何件かコメントがついたー

人が”SNSで知り合う”きっかけは些細なものだー。

優美香の場合も、そうー。

まさか、この出会いが、”悲劇”に繋がるとは、夢にも思わずにー。

1月17日

優美香はご機嫌だったー。

昨日、優美香がSNSによく遊んでいるパズルゲームの

話題を呟いたところ、何件か反応があったのだー。

優美香は普段、

そこまでSNSをたくさん利用するタイプではないー。

昨日はたまたま連勝して気分が良くなったため、

ゲームの話題をSNS上に上げたものの、

よくよく考えたら、ゲームの話題を出したのも

始めてだったかもしれないー。

だがー、

そんな”些細なゲームの話題”から、

同じゲームを楽しむ仲間と知り合うことができたのだー。

「やっぱり、同じゲームの話題で盛り上がれるのっていいよねー」

優美香はそんな風に呟きながら微笑むー。

これが”悲劇”の入口であるとも知らずにー。

1月18日

”タクヤ”

”ririko"

”エンジョイゲーマーおばさん”

優美香は、自分のゲームの話題に反応してくれたことを

きっかけに、3つのアカウントと仲良くなっていたー。

その中でも特に”タクヤ”というアカウントは、

優美香に対してとても優しくー、

優美香がゲームのコツを説明したときも、丁寧に教えてくれたー。

”ゆみさんは、本当に上手ですねー。”

”ゆみ”とは、優美香のアカウント名だー。

他のアカウントのことは知らないが、優美香は流石に本名を

使う気はなかったため、自分の本名を元に、そんなアカウント名をつけていたー。

1月19日

「ークククー」

男が微笑むー。

”ゆみ”と、楽しそうにゲームの話を

SNS上を通じて交わす男ー。

男は、”ゆみ”のこれまでのツイートから、

”ゆみ”＝優美香が女子高生であると確信していたー。

「ーーーー」

男は笑みを浮かべるー。

”裏ルート”で入手した

”人を皮にする注射器”ー。

それを使い、欲望の日々を送る男ー。

男のパソコンの画面を見つめるー。

そこには”ゆみ”と”タクヤ”の会話が表示されているー。

「ーー君のこと、もう少しだけ知りたいなー」

男は、そう考えながら、静かに笑みを浮かべたー。

1月20日

”あっ！あっ！ダメ！ダメ！あぁ～～～～！！！”

別にエッチなことをしているわけではないー。

”ririko”と、チャットをしながら対戦していたのだー。

ririkoの断末魔の悲鳴が聞こえて来て、

優美香は「ーまた勝っちゃった！」と笑みを浮かべるー。

ririkoは、学校は違うものの、ちょうど同い年の女子高生で

あったことから、こうしてチャットをしながら対戦を

していたのだったー

”また負けちゃった…ゆみちゃん、本当に強いよぉ～”

”ririko”の悲しそうな声が聞こえてくるー。

「ーどうする？もう1回やるー？」

優美香がそう呟くと、

”ririko”もそれを承諾するー。

しかし、直後、”ririko”が”あ、お母さんに呼ばれてる！ごめんなさい”と、

言ってきたため、その日の対戦はそれで終了となったー。

1月21日

「そういえば、まだあのゲームやってるのー？」

高校の友達・紗枝（さえ）が笑いながらそう呟くー。

優美香は「あ、うん！まだやってるよー」と、

”例のパズルゲーム”の話題を出すー。

紗枝も以前は一緒にそのゲームを遊んでいたものの、

紗枝は少し前にそれに飽きて、既に卒業しているー。

「ーーわたし、全然勝てないからなぁ…」

紗枝の言葉に、

優美香は「う～ん…紗枝ちゃんは、適当に勢いで積むタイプだからね～」と

苦笑いするー。

優美香は、クラスの中心人物ー…という感じではないものの、

”そこそこのポジション”な感じの女子高生で、

友達は多すぎず、少なすぎず、という感じー。

ゲームばかりやっているわけではなく、

その他の私生活も充実しているー。

しかしー

そんな”ほどほどの私生活”を送っていてー、

容姿も可愛らしいこともまたー

”狙われる”原因のひとつになってしまったのかもしれないー。

1月22日

”エンジョイゲーマーおばさん”と

ダイレクトメッセージでやり取りをする優美香ー。

最初はパズルゲームの話題で盛り上がっていたものの、

次第に旦那の愚痴に変わっていくー。

”あははは…”

優美香は、苦笑いな返事を返すー。

優美香は女子高生ー。

まだ、旦那の愚痴を言われてもいまいちピンとこない部分もあるー。

両親が円満だから、なおさらかもしれないー。

”ーーゆみさん、今日、対戦どうですかー？”

そんな中”タクヤ”から、対戦の申し込みが入りー、

優美香は静かに微笑むのだったー。

その、穏やかで優しい微笑むが、

もうすぐー

”狂気の微笑みに変わる”ことも知らずにー。

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”現在”ー。

「ーーこの頃、現在行方不明になっている宮渕　優美香さんが、

　加害者の男と知り合ったものと考えられますー」

若い刑事がそう報告をするー。

「これが、先日目撃された写真です」

サングラスをかけて、ラバースーツ姿で夜の街を

歩く優美香の写真ー

年齢に不釣り合いな容姿だからか、

誰も、それを優美香と気づかなかったー。

「ーーご苦労様ですー」

捜査責任者の男がそう呟くと、

静かに若い刑事に”その先”の報告を促したー。

「ー情報を整理しましょうー。

　続けて下さいー」

責任者の男の言葉に、若い刑事は静かに頷きー

優美香のSNSを解析して、解明された

”1月23日”以降の行動を語り始めたー。

②へ続く

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コメント

今日から土曜日枠は新しい作品がスタートデス～！☆

この枠で「皮モノ」を執筆するのは初めてですネ～！

今回もゾクゾクできる内容を目指して頑張ります～！

”優美香を乗っ取った男視点の「現在」”

”優美香が乗っ取られるまでの日常

”「現在」の警察の捜査”

そんな、3場面構成で物語を進めていきます～！

次回もぜひお楽しみくださいネ～！

※毎週土曜日の更新（コンパクト枠）とは？

（いつもと同じ説明デス↓　既に知ってる方は読まなくて大丈夫デス！！）

毎週土曜日（以前は火曜日でした！）は、

私が仕事の都合で書く時間を確保できないので、

本来更新は難しいのですが

少しでも皆様にご恩返しということで、他の6日間で毎日

少しずつ執筆して、土曜日にも、作品をお届けしています！

そのため、いつもより少し文章量が少ないため

毎週土曜日の作品は、100円プランでも読めるようにしてあります！

（※土曜日枠のお話は必ず完結まで100円プランで読めるようにします！

　　途中から上がったりはしませんので、安心してください）