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男子大学生・恭太郎のオタク趣味をあざ笑う

お嬢様育ちの麗華ー。


そんな麗華に腹を立てた恭太郎は、麗華を”洗脳シール”で洗脳、

自らの意のままに操り、麗華をオタクにした上で、さらには彼女にしてしまうー。


完全に麗華を手中に収めた恭太郎は、

店長から追加で洗脳シールを購入し、

麗華の取り巻きだった二人にも狙いを定めるのだった…。


☆前回はこちら↓☆

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御衣野 舞子(みぞの まいこ)

福沢 結衣(ふくざわ ゆい)ー


麗華の取り巻きの女二人だー。


恭太郎は、麗華に洗脳シールを貼り付けて、麗華を支配したあとも、

未だに恭太郎のことを馬鹿にしてくるその二人にも、

洗脳シールを貼り付けて支配しようとしていたー。


「舞子と結衣ー、あの二人のことをどう思う?」

恭太郎が笑みを浮かべながら言うと、

麗華は「前のわたしみたいに、バカな女たちだと思う」と

恭太郎に抱き着くようにしながら呟くー。


ツインテール姿の麗華を優しく抱きしめると、

恭太郎は「くくく…いいのか?お友達のことをそんな風に言っても?」と

ニヤニヤしながら言うー


麗華は「うん!だって、オタクを馬鹿にするなんて、許せないから!」と

本当に怒っているかのような口調で言うー。


「そうかそうか。

 でも、お前は俺に”洗脳シール”で洗脳されてるんだぜ?

 本当はそんなこと思ってないのに、言わされてるんだぜ?くくく」


恭太郎はついに、洗脳されている麗華に対して

”お前は洗脳されているんだ”ということを直接伝えたー


しかしー

麗華はそれでも微笑んだー。


「恭太郎には感謝してるのー

 だって、わたしを目覚めさせてくれたんだからー。

 バカなわたしを、オタクにしてくれたんだからー」


うっとりとしながら言う麗華ー


「ーーははははははっ!バカな女だぜ!

 俺を馬鹿にしてた頃の面影もまるでねぇ!

 バカな女だなお前は!」


恭太郎が嬉しそうに叫ぶと、

麗華は笑いながら「わたし、バカだもん!」と

得意げに微笑むー


「ーーあははははははははっ!」

ご機嫌な恭太郎は、洗脳シールを2枚、麗華に手渡すと

笑みを浮かべたー


「ーお前の馬鹿な”元”お友達二人も、仲間にしてやるんだー。

 でも、俺に彼女は3人もいらないー

 二人のことは、お前が考えて、滅茶苦茶にしてやるんだー。

 いいな?」


その言葉に、麗華は「うふっ…任せておいて」と笑みを浮かべたー


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「最近、麗華おかしくなっちゃったよね~」

結衣が笑いながら廊下を歩いているー。


「ーうん!あのキモオタと付き合いだすとか、ヤバくない?」

舞子もゲラゲラと笑っているー


「ーあ、じゃ、わたしは先に帰るから。また明日!」

結衣が手を振ると、舞子は「うん。じゃ」と、結衣に手を振り返すー。


”それにしてもーーー

 どうしてあんなに急に、麗華はー?”


麗華が”オタク”を自称し始めて、恭太郎と付き合い始めてからは、

麗華とはすっかり疎遠の状態ー。

今の麗華のことは”キモオタ”だと、舞子は見下しているものの、

”どうしてあんなに急に変わったのか”という疑問も抱いていたー

明らかに、不自然すぎるからだー


”あいつに何かされたとかー

 いやーそんなことーー”


ーーー!?


舞子は、突然背後から掴まれて、ちょうど横にあった

女子トイレに押し込まれたー


舞子が驚いて振り返ると、そこには

身も心も”オタク”になった麗華の姿があったー


ツインテールのゴスロリ風ファッションの麗華がほほ笑むー。


「ー恭太郎が、あんたのこと、うざいって」

とー。


「ーーれ、、れ、、麗華!」

舞子が叫ぶー。


「ーオタクを馬鹿にして…許さない!」

麗華の言葉に、舞子は、

「き、急にどうしちゃったの!?麗華だって、あいつのことー」と

言い返そうとするー


しかし、麗華は大声で叫ぶー


「わたしはオタクよ!」

とー。


そして、腕をまくって”洗脳シール”が貼られている部分をわざと

見せつける麗華ー。


「な、、何それ…?」

舞子が不安そうに呟くと、

麗華は「洗脳シールよ」と堂々と言い放つー


「このシールでわたし、本当のわたしになることができたのー」

麗華が笑うー


「え…それって…?ど、、どういうこと?」

舞子が涙目で叫ぶようにして言うと、

麗華は微笑んだー


「恭太郎の意のままに、操られちゃうってことー

 素敵でしょ?」


麗華はそう言うと、舞子を無理やり押さえつけて、

舞子にシールを貼り付けようとするー


「ちょ!?やめて、麗華、、やめて!」

叫ぶ舞子ー


麗華は「うるさい!」と大声で叫ぶと、

そのまま舞子の首筋にシールを貼り付けたー


「あ……」

舞子が虚ろな目になって立ち尽くすー


麗華は、そんな舞子の様子を見て、満足そうに微笑んだー。


”滅茶苦茶にしてやるんだ”

恭太郎の言葉を思い出し、麗華は自分の頭を使って、

舞子を滅茶苦茶にする方法を考えるー。


そしてー


「ー舞子。あんた、男好きだもんね?

 身体が滅茶苦茶になるまで、手当たり次第、男とヤリまくってきなさい」


麗華がそう言うと、

舞子は「はい…男と…身体が壊れるまで、ヤリますー」と、呟いて

そのまま立ち去って行ったー


「ーあんたみたいなゴミ…壊れればいいのよ」

麗華は心の底からそう呟いたー。

かつての親友に対してー。


廊下に出ると、恭太郎が待ち構えていて、麗華を抱きしめたー


「ーーククク どうだ?自分の友達を洗脳して壊した気分は?」

恭太郎が言うと、

麗華は「わたし…恭太郎のためなら何でもする…」と、

顔を赤らめながら微笑むー。


「そうかそうかそうかそうか。じゃ、もう一人も、潰せ」

恭太郎が言うと、麗華は「うん」と、微笑んだー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


帰宅中の結衣は、チラッと背後を確認したー。


「ーーー(…麗華?)」

麗華が、先ほどから自分についてきているような気がするのだー。


アニメキャラのグッズを大量につけたカバンを持ちながら、

こちらを見ている麗華ー。


「ーー気持ちわる…」

結衣は思わずそう呟くー。


あまり人通りのない道に入った結衣は、

少しして立ち止まったー。


「ーーねぇ」

結衣が声を出すー。


結衣を尾行していた麗華が立ち止まるー。


「ーーどうして、ついてきてるの?

 わたしに何か用?」

結衣が不快そうに振り返ると、麗華は「うん」とほほ笑むー。


まるで別人のような見た目の麗華ー。


「ーーーっていうかさ、最近どうしたの?

 今の麗華のやってること、完全にあいつと同じじゃん!

 毎日あいつと一緒にオタクグッズ買いに行ってるでしょ?

 キモイキモイ言ってたのに、

 自分がそのキモイ存在になってるとか、どう考えてもおかしくない?」

結衣の言葉に、麗華は「うん。わたしもおかしいと思うー」と

笑いながらうなずくー


「でもねー」

麗華は嬉しそうに、かばんに着けているキーホルダーを見つめるー


「ーあみちゃん、すっごく可愛いの…尊いの…」

恭太郎が好きなアニメキャラ”あみちゃん”のキーホルダーを

見つめながら顔を赤らめる麗華ー


「ーあ、、あんた…おかしいよ!」

結衣が言うと、麗華は「うん。でも…やめられない…!」と叫ぶー


「わたし、今の自分が大好きなの…!」

自分を抱きしめる麗華ー


「ーれ、、麗華…あ、、、あいつに、何かされたんじゃ?」

結衣が言うと、麗華はクスッと笑うー。


「ー恭太郎は、二次元のかわいい子と比べたらゴミみたいな

 三次元のわたしに、進むべき道を示してくれたのー」


麗華の言葉に、結衣は表情を歪めるー


そしてー

ふと、スマホを見つめるー


さっきから舞子との連絡も取れなくなっているー


「ーー(…何なの…?)」

先ほど洗脳シールを貼られてしまった舞子よりも

計算高い性格の結衣は、麗華から少し距離を取りながら呟くー。


「ーーあんた、絶対おかしいよー」

結衣の言葉に、麗華はニヤリと笑うー


「ー恭太郎とわたしのこと、どう思ってるか聞かせて?」

とー。


結衣は表情を歪めながらー

「キモイって思ってるに決まってるでしょ!」と叫ぶー


「ーふ~~ん…」

麗華はクスッと笑いながら

「じゃあ、わたしのこと、陰で笑ってるんだ?」

と、微笑むー


「ーわ、、笑うに決まってるでしょ!

 散々あいつのこと嫌がってたのに

 あいつの彼女になるとか、頭おかしいでしょ!」


結衣が叫ぶと、麗華は微笑んだー。

洗脳シールを手にー


「な、、何それ?」

結衣が叫ぶー


「ーわたしを笑うあんたも、今日からわたしの仲間よ」

麗華の言葉に、

結衣は「やっぱあんた、あいつに何かされてー!?」と叫ぶー


そしてー

結衣は、必死に抵抗してきたー

麗華に殴りかかる勢いで襲い掛かってくる結衣ー。


しかしー

麗華は、結衣の腕を掴むと、手に洗脳シールを貼り付けたー。


「ーーあ…ぅ…」

結衣の目が虚ろになるー。


「ーあんたはオタクー。

 破産しても関係ないー

 できる限りの手段でお金を稼いで、オタク業界に貢献するのよ」


麗華が鋭い口調で言うと、

結衣は「はい……」と呟いて、そのまま立ち去って行ったー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「はははははははははっ!」

数日後ー

オタク仲間とのオフ会が開かれていたー。


そこで、恭太郎がご機嫌そうに笑うー。


”あみちゃん”のコスプレをした麗華が

嬉しそうに微笑みながら他の男たちと話しているー


そのオフ会に参加していたメンバーは、

元々の麗華が確実に嫌いそうな”オタク”ばかりー

麗華に言わせれば”キモオタ”な人間たちばかりだー。


しかし、麗華は嬉しそうに、オタクトークを繰り広げていて

アニメの話で興奮している様子だったー


「ーーしっかし、お前にこんな彼女ができるとはな」

オタク仲間の一人が言うと、

「へへへ…だろ?」と恭太郎は嬉しそうに答えるー


麗華はあみちゃんの決めポーズやセリフをしながら

オタクたちを喜ばせているー

麗華本人にとって、屈辱の中の屈辱と言える行動をー

今、自ら嬉しそうにやっているー。


恭太郎は、その様子を見ながら、満足そうに微笑むー。


取り巻きだった結衣と舞子は大学に来なくなったー


噂によれば、結衣は金を盗んでまでオタクグッズを

買おうとして捕まったと聞いているー

舞子の方は、どうなったかの情報も入ってこないが

男とヤリまくって、どこかで壊れているのだろうー。


「ククク」

”洗脳シール”があれば、何も怖いものはないー

恭太郎は店長に感謝しながら

”また必要になったら麗華に身体を使わせて、金を稼がせるか”と

笑みを浮かべたー


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


(そろそろ、最大の屈辱を与えてやるかー)


オフ会が終わり、恭太郎に楽しそうに話しかけている

麗華を見つめながら、恭太郎は静かに笑みを浮かべたー


「今日は、俺の家に泊って行けよ」


「え!?!?いいの!?!?」

麗華が嬉しそうに言うー。


「ーーあぁ、いいぜ。お前の大っ嫌いなキモオタの家に

 お前を泊めてやる」


恭太郎の言葉に、麗華は「うれしい…!」と

目を輝かせながら、涙すらこぼしそうになるー。


「ーー…俺と、ヤりたいか?」

恭太郎が言うと、麗華は「え…!?!?うそ…!」と、嬉しそうに呟くー


「ーーお前が”そうしてほしい”なら

 お前とエッチしてやる。

 どうだ?したいか?」

恭太郎が言うと、麗華は涙を流し始めたー


「恭太郎と一緒に…うそ…夢みたい…うれしい…」

泣きながら言う麗華に対して、

恭太郎は「ククク…大嫌いな俺とセックスできることをそんなに

喜ぶなんて…バカなやつだな?」と、微笑むー


麗華はうれし涙で、何度も何度もうなずくと、

そのまま”大嫌いな”恭太郎の家に足を踏み入れたー


恭太郎は、笑みを浮かべるー


”お前をイカせたあとにー

 洗脳シールを、剥がしてやるよー。

 お前に、地獄を見せてやるー”


邪悪な笑みー

その先に待つ運命を、彼はまだー

知らなかったー



⑤へ続く


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次回が最終回デス!

恭太郎と麗華に待ち受ける運命は…!?


今日もお読みくださりありがとうございました!!

(Fanbox)


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