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どうも豪放磊落です。

ここのところ、ここFANBOXやTwitterでの更新が鈍化していますが、同人作業に加えありがたいことに個人様からのご依頼を進めているため、あまり手がつけられない状況です。なんの音沙汰もなく更新頻度だけが落ちている状況というのはあまり好ましくないので、日頃支援してくださっている方々に向けて近況を報告するための記事です。


個人様からのご依頼では、何枚かのイラストと差分をリクエストいただきました。結構な枚数になるのもありますが、本格的な差分制作の経験が薄いので苦戦を強いられています。制作したイラスト自体は自由に公開していいとのことなので、現在までに完成したイラストを用いてどのようなものを描いているのかご紹介します。

制作内容は、所謂パイズリのイラストです。キャラクターはいくつかの作品から引用した二次創作。上記のキャラは「戦姫絶唱シンフォギア」から雪音クリスです。いつのキャラクターにいくつかの衣装、5枚のシーン差分ということで、上手く流用できる部分は使いつつ、必要なパーツは都度書き足していく方式で効率化を図っています。


しかし先述の通りあまり差分制作に慣れていないので、レイヤーの枚数が膨大なものになってしまいました。一時期100枚以上になってしまって、パソコンの動作が激重に。保存するときも低スペックPCなのであわや固まってしまうところでした。後にまとめられるレイヤーはまとめて軽量化。後々修正が必要なときは大変になりますが、作業を進めながら統合するべきレイヤーを判断していったので、大きな問題は起こらないはず。

キャラクターの顔はキャラごとにまるごと挿げ替え。体はシーンによって必要な範囲だけ描き、衣装は上から被せる形で制作します。またキャラクターの表情は眉・目・口をいくつか用意し、組み合わせである程度色々な表情が作れるように。

さらに瞳も別パーツにして、目線を自由に動かせるようになっています。例えば…


こちらは「虚構推理」より七瀬かりん。眉が下がり眉になっていますが、他はほぼデフォルトの状態。


例えばこれを片目をつぶったウインクの状態にして斜め上に目線を向かせたり、口を結んだ状態に変えることも。

驚いた表情にして顔を赤らめることもできます。リクエストいただいたシチュエーションからセリフを考えて、それに合った表情を作るという手順。表情をいじっているときは結構楽しいです。これを応用すればいろいろな表情差分が作れますね。


またキャラクターの手もある程度は柔軟にシチュエーションに対応できるよう、独立しています。この状態だとわかりませんが…

実はつながってません。デスタムーア状態。もちろん位置によっては違和感が出てしまうので肩の方をいじったりしますが、そこそこ広い範囲をカバーできます。


難しいのはキャラクターを書くことより台詞を考えることです。本来そのキャラクターがいいそうにないことや口調で喋らせてしまうと、違和感がすごいことになってしまいます。しかし自分はあまり広くアニメを見ているわけではなく、創作も一次創作中心なので知識が乏しい。依頼者様からシチュエーションはご提案いただけるよう交渉し、こちらは動画などでキャラクターの口調を勉強してそれっぽくしています。…なってるだろうか?この辺二次創作の難しいところですね。流行りものに飛びついてもキャラの理解が浅くて非難されるケースは昨今珍しくないので、できるだけ避けたいところです。


上記イラストは、機会があればどこかで公開します。


また、もちろん同人も制作続行中ですが、流石にペースは落ちています。しかし少なくとも来月中にはペン入れしたものをFANBOXで公開いたしますので、それまでお待ちいただけると幸いです。今月中に進捗報告もいたします。


それでは今回はこのへんで。また次回!



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