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道端に落ちている紫色の封筒。 あまり見ない色合いに、明らかに何か入っていそうな膨らみ。 人通りの多い道の端に、それは無造作に落ちていた。 しかし、通り過ぎる人々はそれに目も向けなければ興味も示さない。 まるで封筒が存在していないかのような無関心さだ。 そんな封筒に、少女は気付いていた。 誰も目を向けない、誰にも気付かれないその封筒。 ある日、人の目がない隙を狙って拾い上げた。 そこにはなんと、膨らみに相応のお金が入っているではないか! 喜び勇んだ矢先、良心の呵責に襲われる少女。 結局はそれを交番に届けることにする。 次の日、少女は驚いた。 以前までとは別の場所に、またあの紫色の封筒が落ちているではないか! 今度は拾い上げるのに躊躇はない。 だって誰も見えていないのだから。 手にした封筒は、以前にも増して中身がパンパンに詰まっているようだ。 重みも厚みも、前回の比ではない。 少女は震える手で、その封を切った。 途端に飛び出る異形の腕。 封筒の体積を無視したその豪腕は、少女の身体をやすやすと包み込んだ。 驚き、困惑する少女の耳に、地響きのような声が聞こえる。 『対価ハ払ッタ。我ガ嫁ヨ...』 その言葉を最後に、少女は気を失った。 次に目覚めた先に待ち受けるのは、悍ましい触手で覆われた世界。 少女はその日、触手の嫁となる。 犯され、孕み、触手の愛を受ける、肉となる。 ××××× またまた触手モノでございます。 一部の国では「冥婚」という風習があるそうですね(詳しくは冥婚で検索すると出てきます。日本ではあまり慣れないものですが、死者を想う人の優しさも見える風習です)。 今回のネタは、それにミミックやトラップボックスの要素を足したものになっています。 ポイントのシチュエーション:丸呑み もがく少女か少しずつ封筒に飲まれていくシーンなんかが書けるといいですね。 今回、少しお試し要素を入れてみました。 ・ネタメモだけでも超短編のようなテイストで書く。 →単にネタを見るだけでなく、実際の作品を見るような楽しさがプラスできるかも? ・思いついたネタを、そのまま投稿する。 →投稿頻度の向上や、メモし忘れで消えてしまうネタを留めておけるかも? ・メタ文章中に、焦点を当てるシチュを書いてみる。 →支援者の皆様にハマるシチュかどうかを判別する参考になるかも? より沢山のネタをストックしつつ、支援してくださる皆様に、作品化以外の部分でも楽しめるようなコンテンツにしたいと考え、このようにしてみました。 これで少しでも投稿頻度が上がるといいなー。

Comments

Anonymous

 触手の嫁、なんとも夢のある結婚ですね……彼らには誓いの儀や披露宴のようなものがあるのか気になりますが、やはり孕むところは一番のメインだと思います。意思疎通ができる触手ならば、人間に睡眠が必要だと理解していると思うので触手の寝袋やベッドなどあっても面白そうです。  膣や子宮に侵入してくる触手やその卵を何度も受け止めているうちに、少女がそれを愛と認識して受け入れる瞬間はとても良いものになるでしょうね……最初は拘束されながら精子を流し込まれたり、卵を産み付けられて托卵させられたりしていたのが、いつの間にか自ら愛しの肉触手を肌が隠れるほど身にまとって快楽に顔を蕩けさせる……そんな孕み嫁に異界の魔物は満足してくれるのでしょうか……

さざんか

触手の世界に囚われた以上、少女の心は一気に触手へと向けられるはず。 若干共依存のような状況になりますが、互いに互いを思いやる形が生まれてくるかもしれませんね。 少女が触手を受け入れるに従って、触手も少女という孕み嫁への接し方を変えていく・・・そんな展開も良さそうです。