淫魔の女体化エロトラップダンジョン -ショタガキ冒険者がムチエロボディにTSしちゃっておまんこ屈服する話- (Pixiv Fanbox)
Content
skebで書かせていただいた作品です。
FANBOXで先行公開し、1週間後(6/6)に全体公開としてpixivに投稿します。
濃厚なリクエスト、ありがとうございました!
現在私のPixivリクエスト(https://www.pixiv.net/request/send?creatorUserId=2467259¤tPlanId=67530)、skeb (https://skeb.jp/@sazankahisashi)、FANBOXにて有償リクエストを募集しています。
1文字1円、5000文字から受付でき、依頼額+5000文字で執筆します。
またFANBOXにて1週間早く読むことができます!
素敵なエロネタがありましたら、僕に具現化させてください!
リクエストお待ちしています!
※僕の知らない作品の二次創作ですと支援者様のものでもお受けできない場合があります。
◆◆◆◆◆
「こ、ここが淫魔の塔……か? 聞いてたより古臭くてきったねえなぁ! マジでこれが噂のダンジョンなのかぁ?」
小さな街を見下ろすようにして立つ大きな塔。
一人の少年が、今にも崩れ落ちそうなその外観を落胆した顔で見上げていた。
黒いボディインナーの上にショートパンツとジャケットを合わせた冒険者の標準装備。
額の汗を拭うと、雪山の狼を思わせる銀色の髪がキラキラと太陽光を反射する。
少年ハクロ。
とある噂を聞きつけて、
『淫魔の塔』と呼ばれる難攻不落のダンジョンができたという噂は大陸全土に行き渡っていた。
難攻不落、などと言うと壮大に聞こえてくるが、未踏破のダンジョンなどこの世に軽く100はある。
「いや、逆に雰囲気があるってヤツか? そんだけ昔からあって、誰も踏破させてないってコトだもんな」
問題はその『未知さ』である。
発見されて1年程経つが、全くと言っていいほど情報がない。
全体でいくつのフロアがあるのか不明。
どんな敵が出てくるのか、どんなお宝が出たのかも不明。
せいぜい、沢山の罠が張り巡らされているタイプのダンジョンであるという情報。
脅威も利益もまるでわからない、踏破する意味があるのかすらも曖昧なダンジョン。
そもそもどんな経緯で『淫魔の塔』と呼ばれるに至ったのかすらも明らかになってはいないのだ。
それなのに、挑む者が後を絶たない。
「この1年であんなにしっかり街までできるとか……噂になっていないだけで何かでっかい秘密があるってことだろっ!」
そう意気込んで、ハクロは麓の街を振り返る。
小さいながらも冒険に必要な施設が揃ったいい場所だ。
長年未踏、かつ何かしらの利益を産むダンジョンの付近にはああして街が出来上がる。
発見から時間をおかずにしっかりとしたコロニーを形成できるのは、それだけこの塔から価値ある何かが発見されているのだ。
「それにしてもなぁ! 街にいるのはどいつもこいつも『ヘンな格好の』女ばっかり! 男なんて俺以外いなかったんじゃねえのか?」
景気良く煙突から登る煙を眺め、ハクロは呆れたように言葉を漏らす。
まだ名前もついていないあの街は、人口の9割以上を女性が占めていた。
宿も酒場もギルドも商店も、見渡す限りが女冒険者という不思議な街。
それはダンジョンが持つ性質による影響だった。
塔の名前は『淫魔の塔』、内装は数多の罠が仕掛けられたトラップダンジョン。
そう、このダンジョンは女性冒険者限定の罠で構成された特殊ダンジョンなのだ。
「『注意:突入は女性限定』『男子禁制、匂いでわかります』ね……へへっ。ってことはさ、男が入ればノーリスクで踏破できるって事じゃん?」
ハクロは自信に満ちた表情で入り口に立てられた看板を読み上げる。
レンガを積み上げてできたアーチには何やら魔法陣が書き込まれ、淡い魔力を放っている。
そ先には硬く閉じられた扉。
アーチを潜らなければ扉には辿り着けず、しかしアーチを潜るには女性の『匂い』がなければいけない。
こうして挑戦者を女性限定にすることで特殊ダンジョンとして成り立っているのだろう。
「へへ……匂いでわかるんだよな。匂いでバレなきゃ、イイんだよなっ!」
ハクロはずる賢く笑った。
彼の冒険者としての職業は盗賊(シーフ)。
数多のアイテムを活用しながら戦闘は避け、罠は外し、誰にも気取られる事なくダンジョンを攻略するトリッキータイプ。
その適正から、彼はダンジョンの攻略方法を思いついていた。
バッグから取り出したのはピンク色の液体が入った小瓶。
「ニョランソウの蜜液……どうして誰もコイツに気付かなかったんだろうな! おかげで俺がダンジョンの踏破者になれるぜっ!」
ハクロは手のひらに垂らした液体を顔や髪へと塗っていく。
ニョランソウは誘惑草の名でも知られる薬草の一つ。
蜜には女性を昂り狂わせる効果を持った毒が含まれる。
しかし蜜を希釈して使えば、顔を熱らせ目を潤ませ、女性的魅力が強調される。
また同時に、所謂女性フェロモンと呼ばれる『匂い』を振り撒くようになるのだ。
普通なら、意中の男を狙う女性が使用する香水。
「それを俺が付ければあら不思議、匂いだけなら立派な女になるって訳だっ!」
瓶一つ分の蜜液を全身に付けたハクロ。
自信満々、何一つの躊躇もなく入り口のアーチをくぐった。
アーチは何も言わない。
魔法陣も魔力も、何も揺らがない。
その代わり、ダンジョンに繋がる硬い扉がゆっくりと開く。
ほの暗い内装がロウを出迎える。
「……へへ、成功! ココをクリアすりゃ後は楽勝! 階段を登っててっぺんに行くだけだっ!」
小さなバッグを背負い直し、特殊ダンジョンを攻略した『気になっている』ハクロが大股で塔の内部へと踏み込んでいく。
怪しい雰囲気を醸し出す塔の中、意気揚々と響く足跡だけがカラッと陽気に響いていた。
◆
フロア1
『も゛ぅッ! ぐッむ゛もぉお゛ッ! おも゛、う゛……む゛んもぉお゛お゛お゛ッ!』
天井からぶら下がった肉の袋。
元気に揺れるその中から、ハクロのくぐもった声が聞こえてくる。
袋の形はぴったりと内部を圧迫しており、ハクロの小さなショタボディがくっきり浮き上がっていた。
『むぐぐぐぐッ! ぐも! ふもッ! う゛むぁお゛ッ!』
無防備な直立姿勢のハクロを取り込んだのは、天井に張り付いていた触手モンスター。
「自分に罠は発動しない」と油断しまくりなハクロの身体一瞬で飲み込んだ。
その名をテンセイトックリ。
飲み込んだ人間から分泌される体液を吸い、養分とする半食人モンスター。
吐き出された人間が『全くの別人になっていた』という伝説からこの名が付けられた。
当然のように餌とするのは人間種の女性。
花の蕾のように窄まった口の先で、牝性の強い『匂い』を感知して動くのだ。
『むもぉ゛ーーーッ! ふンも゛ぁ゛ーーーッ! ほ、ほ、ふ、ふ、ふ……ッ! ふン゛む゛ぅう゛う゛う゛〜〜〜〜〜〜ッ!』
ハクロが中で暴れている。
しかしトックリとてせっかくの獲物を逃すことはない。
バキュームベッドのように内側の空気を限界まで吸い上げ、ハクロの動きを完全に封じ込める。
内壁から滲み出る粘液のおかげで窒息こそしないものの、逆に言えば呼吸以外には何もできない。
ショタボディが時折全身を力ませる。
指一本でも動けとばかり、あらゆる筋肉をぶるぶる振るわせてバキュームに抵抗する。
が、全て無駄だ。
不要な体力消費を産んだだけ。
トックリの口はびくともしない。
『ふむぅ゛〜ッ! ぐむぅ゛〜ッ! むふぉ、むふぉ、ぐむぉ〜〜〜ッ!』
一瞬でも気付くのが早ければ、結果は大きく違っていただろう。
完全にトックリに取り込まれた今、ハクロに逆転の手は残っていない。
じゅるるる……ずぞ、ずぞぞ……ぞぼぼぼッ❤︎ じゅる❤︎ ずるるるるぼぼ❤︎
『ッ!? ん゛……ッぶぁ゛! あ゛うむ゛ッ! ッ! ッ! ッ❤︎ む゛ぁッあ゛ーーーッ!❤︎!』
トックリの内側から何かを啜るような音が聞こえてくる。
これまでの声とはまるで違う、ひっくり返るような甲高い声。
同時、ハクロのシルエットがビクン❤︎ と飛び上がった。
どれだけ暴れようとも全く動けなかった身体が、あまりの衝撃でくの字に跳ねる。
トックリの見た目は変わらない。
だが、啜るような音と共に、下に向けられた口から何かが滲み出てくる。
ずるるッ❤︎ じゅぽ❤︎ じゅぽ❤︎ じゅぽ❤︎ じゅぽ❤︎
『むォ゛ーーーッ❤︎ お゛ッ❤︎ ぐッ❤︎ ぶふぅお゛ーーーッ❤︎ む゛ッぐ❤︎ む゛ッぎぶぐゥう゛う゛う゛ッ❤︎❤︎❤︎』
トックリの啜る音、ハクロのヒトが出しているとは思えない悲鳴。
そして、トックリの口から染み出してくるピンクの媚薬液。
ハクロがもがき、全身を震わせる度、ぽたぽたと垂れ、地面に落ちていく。
最初は小さな雫として。
次第に雫のサイズが大きく変化する。
そして、
ずぞずぞずぞずぞッ❤︎ ずるるるるるるッ❤︎ じゅぶ❤︎ じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶるるるるるるッ❤︎❤︎❤︎
「〜〜〜〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎ む゛❤︎ ごッ❤︎ ぶォ❤︎❤︎❤︎ も゛……む゛ンご❤︎❤︎❤︎ ぶご❤︎ お゛ッぶぐーーーーーー❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
あっという間に一本のピンクの流れにまで液量を増す。
ぼたぼたともったりした水音を上げ、締め忘れた水道のように地面に広がっていく。
薬液に詳しいものが見れば驚くだろう。
その夥しい量に、空気中に揮発する程の濃度に、これをたった一人に向けて使用しているという事実に。
これがテンセイトックリの捕食風景。
一見すればただただ餌であるハクロが暴れているだけ。
しかしその実、口の内側では微差な触手が少年の全身を余す所なくマッサージしている。
全身から栄養分を吸い上げて、その報酬かのように肉体を作り替えるのだ。
ぐむ……ずむ、う゛むぐぐぐ……❤︎ むぐ❤︎ むぐ❤︎ むぐぐぐっ❤︎❤︎❤︎
「む゛❤︎ ンぅ゛ッ!? むォ❤︎ う゛むォ❤︎ ぐッ❤︎ ぐッ❤︎ う゛むッぐぅう゛う゛う゛❤︎❤︎❤︎」
膨らむ。
少年のシルエットが不自然な程立派に成長していく。
太ももが太くなり、むっちりと柔らかな曲線を描いていく。
手足は細く長く、繊細な陶器のようなシルエットを形造る。
む゛❤︎ む゛、む゛、む゛む゛む゛……む゛ッぐぅう゛ッ❤︎❤︎❤︎
「ォ❤︎❤︎❤︎ う゛ンッ、む゛❤︎❤︎❤︎ ぐぅ❤︎ むふぅ゛う゛う゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎」
胸が、尻が、風船でも取り付けられたかのように膨らんでいく。
少年ながらに鍛えられていた胸板は、柔らかく大きく、二つの巨大な乳房に変形する。
ぴくぴくと震える乳肉の先には、これまたびんびんに膨張した乳頭までもがくっきりと浮かんでいた。
冒険慣れして引き締まったヒップもまた、握り心地の良さそうなデカケツに肥大化しきっていた。
ハクロが悶え喘ぐ度、ぶるんぶるんと不必要な程元気に肉を揺らしてくる。
「ぐォ……う゛……ン゛ッ❤︎ お゛……❤︎ お゛ぅッ❤︎ ぐぅ❤︎ お゛ンむ゛……っ❤︎」
既に、テンセイトックリに浮かぶシルエットはハクロのソレではなくなっていた。
生まれ変わったかのように、転生を果たしたかのように、全くの別人のようなカタチへと作り替えられていた。
ぶるぶると喘ぎながら痙攣するシルエットは、少年冒険者ではない。
むっちりと肉付きの良い女性のカラダ。
くぐもって溢れる声は、声変わりを迎えた少年のそれではない。
成熟しきったメスの盛り声。
テンセイトックリに肉体を取り込まれたハクロは生まれ変わる。
全てを奪われ、全く異なる現実を与えられる。
相応しい形に。
この、『淫魔の塔』を登るのに相応しい肉体に。
「ぐッ❤︎❤︎❤︎ う゛❤︎ う゛ッ❤︎❤︎❤︎ う゛む❤︎ ぐンう゛❤︎❤︎❤︎ ふゥう゛ンむふぉお゛お゛お゛〜〜〜〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
直立姿勢のむちむち卑猥肉。
ぼたぼたと溢れていく媚薬液に悶えるように、凹凸満点のボディを震わせた。
◆
フロア1〜2
淫魔の塔、2階に続く階段を、一人の女性が登っていた。
登る、などと表現すれば快活だが、実際は『這い上がる』と表現するのが正しいだろう。
壁に手をつけ、全身をぶるぶる震わせながら、重たそうな足をゆっくりと一段ずつ踏んでいく。
全身ピンクの媚薬液にまみれ、彼女が這い進んだ道の壁や床に染み付いている。
纏う布地は糸クズひとつ残されておらず、艶かしいボディを余すことなく晒していた。
「ふぅーッ❤︎ ふぅーッ❤︎ この……ッ❤︎ 負けるかよッ❤︎ こンな罠ごときで……ッ❤︎ は、はく、は、ふッ❤︎ 『ウルピン』は挫けねぇぞ……ッ❤︎」
ウルピンは下唇を噛み締めながら階段を登る。
女性としては長身な身体つきは頭の先から足の先まで肉肉しく、雌的魅力に溢れていた。
全身を覆う媚薬液と同じ派手なピンク色に染まった髪。
しっとりと濡れ、ウルピンの身体に艶かしく張り付いている。
髪が張り付く顔は澄ましていれば絶世の美人……それこそ淫魔のような魅力を放っていたことだろう。
細い眉に鋭い瞳、小さな鼻や潤んだ唇に目を奪われる男は多いはず。
「ンふーッ❤︎ く、ふーッ❤︎ く、ひょッ❤︎ カラダッ❤︎ オンナのカラダッでこんなッ❤︎ ビリビリくンのかよぉ……❤︎」
しかし、身体中にへばりついた媚薬液の影響か、既に顔はみっともないアヘ顔一歩手前にまでとろけていた。
僅かな動作にも敏感に反応し、腹の底から快楽の声をこぼし続ける。
輝く瞳はくりっとひっくり返ったまま、半白目状態で揺れていた。
手足は白く細く長く、発情をアピールするかのようにテカテカと蝋燭の光を反射する。
ウルピンが呻きながら足を持ち上げれば、巨大な乳房とヒップが荒々しく揺れる。
目測でいずれも100センチは遥かに超えているであろう巨乳に巨尻。
前と後ろに大きく迫り出した淫肉は、ウルピンの一挙手一投足に敏感に揺れる。
手を壁にくっ付ければおっぱいがたぷたぷと左右に踊る。
足を踏ん張って持ち上げれば、筋肉皆無のデカヒップがぶるるっと弾む。
そして、そんな僅かな揺れ弾みが周囲の光を反射して、メスボディをより淫乱に輝かせる。
雄を誘うようなウルピンの呼吸が、メスボディにスパイスを効かせる。
「ウルピン……? ち、違うッ! オレはウルピンじゃ……う、うる……? ウルピン、くそッ、違う……ウルピンじゃな、う、ウルピン……ッ!」
察しの良い方は既にご理解いただけただろう。
彼女こそ、少年でありながら淫魔の塔に挑戦したかの盗賊冒険者。
無様にもテンセイトックリに飲み込まれたハクロの新たな姿だ。
肉体を作り替えられ、存在の定義すらも変化してしまった元少年の名前は、ハクロからウルピンという可愛らしい名前に変貌していた。
女性しか入ることを許されない淫魔の塔。
女性にしか反応しないトラップばかりのダンジョン。
ルールの外を突いたつもりのハクロだったが、ものの見事にペナルティを受けてしまったのだ。
これからはウルピンとして、引き続きダンジョンを登っていくしか道はない。
女体化したことでしっかりと稼働するようになってしまったトラップの中を、進んでいくしかない。
「ふーッ❤︎ ふーッ❤︎ な、なめンッ❤︎ な、よ……! オレは盗賊(シーフ)ッ❤︎ 罠なんてかんたん゛ンッ❤︎ に、みやぶッへぇ❤︎ へ❤︎ へ❤︎ へぇッォ゛……❤︎❤︎❤︎」
盗賊としてのプライドを痛く傷つけられたウルピン。
焦りと悔しさに身を任せ、強引に階段を登っていく。
「もどる゛ッ❤︎ ダンジョン踏破できりゃッ❤︎ カラダ……元に戻せるだろぅッ❤︎ だったら……ヤることはかわんねってのぉ゛ッ❤︎ ぐ❤︎ おっぱい揺れる゛ッ❤︎ ケツッ❤︎ ぶるぶるクる゛ゥ゛ッ❤︎❤︎❤︎」
階段を登るだけで快感に足が止まる敏感ボディ。
ウルピンはしかし、諦めていない。
自らの知識は女体化などでは揺らがないと確信し、ダンジョンクリアを目指していく。
淫魔の塔に女体化させられたという事実に潜む危険性など微塵も考えないままに。
淫魔の塔が、『絶対に踏破できないような敗北ボディ』に改造を施したという可能性を考慮できないままに。
ウルピンは存在しない希望に向かって歩を進める。
◆
フロア2
もにゅおんっ❤︎
「うォ゛❤︎……ぉ? なんだコレ、全然痛くねぇじゃん……?」
突如として突き上がり、ウルピンの身体を持ち上げたトラップ。
おっぱいとヒップのせいで完全に死角となった足元からの攻撃だ。
あれだけ盗賊(シーフ)の技術を誇っていながらのトラップ発動には、ウルピンの目論見の甘さが隠せていない。
が、しかし。
発動させたトラップはウルピンがこれまで経験してきたどんなトラップよりも甘っちょろいモノだった。
「ん〜? ははッ、むにむにしててスライムみてぇじゃんっ! おちゃらけトラップかぁ?」
ウルピンの股間目掛けて飛び出したのは、U字型の窪みを持った小さな石柱。
窪みはすっぽりとウルピンの股間を捕え、勢いそのままで身体を宙に浮き上げた。
おっぱいが弾み、尻肉が揺れ、ウルピンの足が地面を見失う。
そのスピードと力、男なら思わず股間がじんわり痛くなる衝撃だったはず。
だが、
「おいおいっ! なんだぁコレ、こんなんで攻撃したつもりになってンの?」
肝心のU字窪みは薄ピンクのぷにぷに素材になっており、ウルピンの敏感おまんこを丁寧に包み込んでいた。
打ち上げられる衝撃こそあったものの、人肌の温もりに守られた股間にはまるでダメージがない。
最初こそ驚いていたウルピンも、すぐにその間抜けたトラップに嘲笑を見せた。
ふとそこで、ウルピンに一つの可能性が降りてきた。
「もしかして、女の身体になっても関係ないとか? オレの心が男だから、トラップもうまいこと作動できてない……? さてはオレ、まだ勝ち確のまんまだなっ!」
女体化トラップは見掛け倒し。
そこで心を折るためのものであり、結局男相手にはトラップが通じない可能性だ。
びっくり箱レベルにも満たない粗末なぷるぷるを見れば、十分あり得る説だと言えよう。
「へ、へへ、へへへへっ! なンだぁ、結局楽勝かよ! ビビらせやがって……損したぜ全くようっ!」
次第にウルピンの口元は緩みだす。
男の身体に忘れてきていた笑顔が、ここにきてようやく戻ってくる。
股を包む柔らか素材をからかうように突っつきながら、自らの勝利を再確認する。
「はぁ〜ったく! 後はどうやって身体を元に戻すかだ『う゛ぉんッ❤︎❤︎❤︎』お゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
どッくん❤︎❤︎❤︎ と。
心臓が引き絞られた。
視界を真っ白な火花が明滅し、全身が空にでも打ち上げられたかのように上下の感覚を失っていく。
「お゛❤︎ う゛ッ、お゛❤︎ な゛、ぁ……ンッぐぉ……❤︎」
わからない。
さっきまで下を向いていたはずなのにどうして天井を見上げているのか。
全身が勝手に強ばり、ビクビクと収縮運動を繰り返しているのか。
知覚できるはずのない神経の揺らぎや筋肉の伸縮が、どうしてこうも熱く感受できるのか。
「お゛……う゛ッお゛❤︎ ぐッ❤︎ ぐゥッ❤︎ ンふ❤︎ ふ❤︎ ふ❤︎ ふ❤︎ ふゥッ❤︎ う゛ふぅ゛ッ❤︎❤︎❤︎」
指先も足先もびィん❤︎ と張り詰めており、ウルピンがどうしようもないほどに固まっている。
体表面でぱちぱちと弾けるような快感の刺激。
小さな火花のようなそれら一つ一つが、ウルピンの肉体を強ばらせ、思考をかき回す。
ウルピンが震える度、迫り出した爆乳おっぱいが跳ねる。
跳ねる程、その先端の硬く尖った乳首に火花が伝わっていく。
「ほ……ぉお゛ッ? こりぇッ❤︎ な、なひ……なッに゛ィ……?」
ぶるッ❤︎ ぶるるッ❤︎❤︎❤︎ びぐびぐびぐッ❤︎ じゅぶぶ……ぶッじゅ❤︎ ぐじゅじゅ……❤︎
ウルピンは知らない。
牝となった身体がどんな状況に陥っているのか。
どうして乳首が破裂しそうなほどに痺れ、全身の神経が狂ったかのように滅茶苦茶な動きをするのか。
お腹の奥底から、無限に熱が湧き上がってくるのか。
みっともない声と、はしたないお漏らしが止められないのか。
ソレが絶頂という概念であることを、ウルピンは知らない。
ハクロだった頃にも、チンポの利用手段を知らなかった少年だ。
「ほッお゛……は❤︎ はッ❤︎ どォなッへ……うぉんッ? うぉんって、揺れ、て……?」
股間を包み込むぷるぷる素材が『う゛ぉんッ❤︎❤︎❤︎』と揺れ、自らの股間を刺激してきたことだけはどうにか把握した。
それ以上は理解の外側。
どくどくと血を巡らせるおまんこの鼓動も、じくじくと今にも破裂しそうな乳首の痺れも、じょばじょばと溢れるアクメ汁も、未知の現象ばかりだった。
「ぐッふ❤︎ ふゥッ❤︎ ふゥッ❤︎ やべ……なンッ❤︎ わかンらッけど……コイツッやべぇッ❤︎」
ウルピンはアクメに悶える手足を奮い立たせ、自らを支える石柱からの脱出を測る。
理由も現象も意味不明、しかし原因は分かっているとなれば、合理的かつ最善な判断だ。
最善とは言うものの、
う゛ぉんッ❤︎ う゛ぉんッ❤︎❤︎❤︎ じゅッぶるるんッ❤︎❤︎❤︎
「ん゛ォ❤︎❤︎❤︎ ぐッ❤︎ ぶぉごッ❤︎❤︎❤︎ ぬ゛ほォ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎」
そんな合理的思考に身体が追いついたのなら、の話だが。
股間を包んだ柔らかゼリーはウルピンのおまんこにピタリと密着し、二度、三度と振動する。
ウルピンは当然のように即絶頂。
おっぱいを跳ね上げ、上体を仰け反らせ、ビクビクとおまんこバイブに身体中を震わせる。
う゛ぉッう゛ぉッう゛ぉッ❤︎❤︎
「お゛❤︎❤︎❤︎ う゛❤︎❤︎❤︎ う゛ーッ❤︎❤︎❤︎」
(なン……ッ❤︎ うごけないッ❤︎ こんな弱っちい振動なのにッ❤︎❤︎❤︎)
何度も何度も、ぷにぷにはウルピンのおまんこをアクメ振動で包み込む。
う゛ぅう゛ぅう゛ぅお゛ッ❤︎
「くッ❤︎❤︎❤︎ う゛❤︎ ン❤︎ ン❤︎ んッ❤︎❤︎❤︎ う゛❤︎❤︎❤︎」
(ヌけるッ❤︎ ぶるぶるされるだけなのにちからヌけるッ❤︎ 力ヌけてンのに全身力んでるッ❤︎ なにっ❤︎ これ❤︎ オレのカラダどうなッて…………!)
振動は生じる度に変動する。
ウルピンの思考に弾ける火花のカタチがその都度変化する。
お゛んお゛んお゛んお゛んお゛んお゛ん❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎
「お゛❤︎❤︎❤︎ お゛❤︎❤︎❤︎ お゛ッ❤︎ お゛ッ❤︎ お゛ッ❤︎ お゛ッ❤︎ お゛ッ❤︎❤︎❤︎ ッ❤︎❤︎❤︎」
(ヤバ❤︎❤︎❤︎ ぶるぶるまだ強く……ッ❤︎ アタマまっしろォ❤︎ なんも❤︎ 考え……むり❤︎ こきゅ……すえな……❤︎❤︎❤︎)
着地する床を求めるように、足の指先をピンピンと張り詰める。
どうすることもできない両手が、無駄な抵抗とばかりに石柱を握りしめている。
お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎
「ッ❤︎❤︎❤︎ ォ❤︎❤︎❤︎ ォ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ う゛ッ❤︎❤︎❤︎ う゛❤︎❤︎❤︎ う゛ぅう゛ぅう゛ぅう゛う゛う゛ぎィいぃいい゛い゛い゛い゛い゛い゛❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
(だめッ❤︎❤︎❤︎ 全部ブッとぶ❤︎ おッぱいも痺れッ❤︎❤︎❤︎ おなかぐちゃぐちゃッ❤︎❤︎❤︎ こわれッ❤︎ カラダこわれ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎)
痙攣は全て、タプタプの爆乳おっぱいへと帰結する。
敏感乳首を容赦なく振りしだき、べちべちばちんと汗ばむ乳肉を打ちつけ合う。
「う゛❤︎❤︎❤︎」
(ぬ゛ッ❤︎❤︎❤︎)
「お❤︎❤︎❤︎」
(しぬッ❤︎❤︎❤︎)
「ぐぉおぉおぉおお゛お゛お゛ァーーーーーー〜〜〜〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
(しンぬ゛ゥう゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎)
ぶじッ❤︎❤︎❤︎ ぶじじじじばッ❤︎❤︎❤︎ ぶじゅあああああああ〜〜〜〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎
ぷにぷに素材にこれでもかとアクメ汁をぶちまけて、ウルピンは腹の底から絶叫を巻き上げた。
おっぱいをこれでもかと跳ね上げて、頭蓋を首から転げ落とさんばかりに揺らして、無様なおまんこ絶頂に全身をトばしきる。
「ぬ゛ッぐ❤︎ ふんぉ゛❤︎❤︎❤︎ ぬ゛ふゥッ❤︎ ぐッふ❤︎ ひぬッ❤︎ ひぬ❤︎ ひぬぅ゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」
振動は止まっていた。
ウルピンを責め立てる震えは存在しない。
だが、一度突き上げられた壮絶な絶頂は彼女の敏感ボディに深い敗北を刻みつけていた。
触れてもいない乳首は真っ赤に膨れ、先端からはぴゅるぴゅると白旗ミルクが吹き出している。
四肢はガクビクと壊れたように伸縮を繰り返す。
のけぞった顔は天を向いたまま、その美しい願望を無様な白目アヘ顔に歪めていた。
ぽぉ……❤︎
「う゛……ぉッ❤︎ ぅぉッ❤︎」
下腹部、子宮の位置にピンクの輝きが生まれる。
ハート型にも、子宮の形にも見える魔力の紋様……淫紋だ。
くっきりとその場に定着した淫紋には、『13』という数字にも見える模様が中央に浮かんでいた。
「ほ❤︎ へ❤︎ へぇッ❤︎ ひぬ❤︎ ひッ❤︎ ひぬ❤︎ ゆる、ひへ❤︎ も、も、むひィっ❤︎❤︎❤︎」
しかし。
おまんこ振動に屈服したウルピンがうわ言のように呟くと。
13だった数字が歪み、『12』へと変化した。
『げぇ〜む、オーバー❤︎』
どこからともなく響いてくる、楽しげな女性の声。
『残念だったねウルピンちゃん❤︎ リトライ、待ってるよ〜❤︎』
「……ッ❤︎ ッ❤︎ く❤︎ ふく……ッ❤︎❤︎❤︎」
気絶したままのウルピンに、声は『バイバイ❤︎』と別れを告げた。
声に従うかのように、ウルピンの肉体は転移の魔法に包まれる。
次の瞬間、のけ反りイき負けボディは消失。
静かに床へと戻っていく、おまんこ屈服トラップだけが残された。
◆
「く……くそッ❤︎ なんだこのカラダ……ッ❤︎ み、み、見られるだけでッ❤︎ ずくずくッ❤︎ クる……ッ❤︎」
ウルピンは顔を真っ赤に染め上げて、街から淫魔の塔を目指して歩いていた。
当然のように女体化ボディはそのままで、元の名前さえも思い出せない。
むちむちの敏感ボディは、かつて着ていたようなぴっちりボディスーツで包み込まれていた。
雄の視線を誘うようなおっぱいもおケツも丸出し同然、びんびんに勃起しっぱなしの乳首までくっきりとスーツから見えていた。
「くそ❤︎ くそっくそぉ……❤︎ こんな……街の奴らと同じ変な格好ッ❤︎ ふざけんなっ❤︎」
こんな変態ちっくな格好、ウルピンが望んだものではない。
目を覚ました時には既にこの装備が着せられていたのだ。
あの日あの時、壮絶なおまんこ屈服絶頂によって気絶したウルピンは、そのままリタイアとしてダンジョンから弾き出された。
目を覚ましたのは、朝出てきた宿の一室。
身体は神経を逆立てるかのようなこのぴっちりスーツに包まれており、下腹部には『12』と書かれた淫紋が浮かんでいた。
スーツはどう頑張っても脱ぐことはできず、敏感ボディをいじめるばかり。
いわゆる呪いのアイテムだった。
そしてスーツ以外にもう一つ見慣れないものが。
ベッド脇に置かれた小さな手紙だ。
『ウルピンちゃんへ
ダンジョン失敗残念でした……今回は名前も身体も返せません。
でも、チャンスはまだ12回あるから諦めちゃダメだよ☆
今回の結果は……フロア1クリア!
ご褒美にお洋服あげちゃう❤︎
街の仕立て屋さんでデコれるから、自分だけのデザインにしてみてね❤︎
フロア2……は、クリアできずにリタイア。
初回は3までは行ってほしかったから、ペナルティを与えます。
フロア3に到達しないと外せないから、1日でも早く遊びにきてね❤︎
ウルピンちゃんのガッツがあればきっと達成できるハズ。頑張っていこー❤︎』
名前はない。
だが、淫魔の塔を守る何者かであることは確実だった。
ウルピンの作戦など微塵も通じない、圧倒的強者たる何者か。
ウルピンの身体と名前を改造した諸悪の権化。
「くそッ❤︎ 絶対っ、次こそ絶対にクリアしてはりゅぉッ❤︎ う゛❤︎ くぅ……!」
子宮の淫紋に刻まれた数字はウルピンに許されたダンジョンへの挑戦回数だろう。
カードの文言を見るに、この回数以内にクリアできなければウルピンの身体は……。
かの存在に急かされずとも、ウルピンはあと12回以内に塔をクリアしなければならないのだ。
この敏感牝ボディで。
こうして歩くだけでおまんこに振動が蘇ってしまうこのこの雑魚ボディで。
ぴっちりスーツに締め付けられ、全身の快感神経が逆立っているこのアクメボディで。
この時点でウルピンの劣勢は間違いない。
1回目の挑戦から、遥かに難易度が上がっているのは確実だ。
そして、更なるもう一つの要素がウルピンをまた一歩絶望へと近付けていた。
「う゛ぉ……ぢょッ❤︎ まッへ❤︎ イく❤︎ いまむかッへる❤︎ う゛お゛❤︎❤︎❤︎ ぶるぶるやめッ❤︎ 『おまんこ』ぶるぶるやめ゛へぇお゛ッ❤︎❤︎❤︎ お゛❤︎ お゛❤︎ お゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
ペナルティ。
カードにも記載があった、フロア2をクリアできなかった代償だ。
ぴっちりテカテカスーツのおまんこ部分には、ピンク色のハートシールが貼り付けられていた。
ただただおまんこを淫らに彩るアクセサリーかと思いきや……そんな訳もなし。
ぶるッ❤︎ ぶるるるッ❤︎ ぶるぶるぶるッ❤︎❤︎❤︎
「くほぉお゛〜〜〜ッ❤︎ おまんごぶるぶるッ❤︎ りゃめへ❤︎ くッ❤︎ またひぬッ❤︎ ダンジョン前なのにおまんこヒンぬぅう゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
ウルピンがあの敗北を忘れないように。
定期的にバイブ振動が発生し、敗北まんこにあの時の絶頂を思い出させるのだ。
一度振動が生じれば、ウルピンにできることはない。
スーツ同様外すことのできない呪いのアイテムを相手に、装着者はその機能を受け止めるだけなのだ。
むっちり太ももをすり合わせ、今にも倒れそうになりながら、ひたすらぷにまんバイブにオホ声をあげるだけ。
みっともない蕩けアヘ顔を辺りに晒し、石畳を自らのアクメ汁で黒く濡らす。
そうして振動が収まるまで、シールにおまんこ屈服し続けるだけだ。
「くほぉ゛〜ッ❤︎ う゛ぉほぉ゛〜ッ❤︎ まけッにゃぃい゛ッ❤︎ オレはッ❤︎ 必ず……カラダをとりもどしゅぅう゛ッ❤︎❤︎❤︎」
振動が止まったウルピンはぽたぽたとおツユを垂らしながら再び歩き出す。
自らの最終目標を呟きながら、足を引きずって塔へと向かう。
「……」
「……」
「……」
そんなウルピンを、街の人々はただ静かに見守っていた。
ぴっちりスーツにムッチムチのエロボディを詰め込んだ女性たち。
その下腹部には13を超える……マイナスがかかった数字を浮かべ。
『まだ』チャンスが残っているウルピンの背中を見送っていた。
◆
「く……❤︎ ふッ❤︎ ふッ❤︎ ふぅう゛❤︎❤︎❤︎ こ、ここまでクんのまでッ❤︎ 一苦労かよ……❤︎」
ウルピンは再び塔の前に到着した。
最初の挑戦時より3倍近くの時間をかけての到達。
相変わらずの古めかしい塔がウルピンを出迎える。
しかし、塔の入り口は前回とまるで違う形をしていた。
『ようこそウルピンちゃん❤︎』
『好きなステージを選んでね❤︎』
そんな看板が並び、目の前には三つの扉。
『乳首カイハツ❤︎』
『おまんこ調教❤︎』
『アナル覚醒❤︎』
「……ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
ぶるぶるッ❤︎ と文字列だけでウルピンの身体は疼き出す。
屈服快楽を教え込まされたおまんこがキュンキュンと牝ホルモンを絞り出す。
「ま……ッけねぇ……ッ❤︎」
発情しきった負け確ボディを奮い立たせ、ウルピンはのしのしと入り口へ向かう。
負けるしかないウルピンの挑戦が……始まった。