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先程投稿したものの後編です。

本来ならこの後もう2,3話くらい続く予定だったのですが‥‥‥供養ですッ!

場合によってはリメイクもあり得るシリーズですので、もし気に入っていただけるようでしたらコメント等してくださると嬉しいです!


以下、本編です。


◆◇◆◇◆


(まずいッ! これ以上あのサキュバスの元にいちゃダメ! とっととアドルを連れて脱出しないと‥‥‥!)


 リーナは思考を巡らせる。

 ハンドリィはやはり、彼女が出会ってきた中でもトップクラスの強力なサキュバスだ。

 愛用の洗礼済み釘バットはなく、毒を弾くスーツも破かれた。

 今のリーナに残された手段は皆無に等しかった。

 おまけに側には人質ついでのアドル少年が付いて回る。

 彼を残して逃げるのならば、僅かに成功率は上がるだろう。

 だが、そんな非道を許せるリーナではない。


 だから待とう。

 二人揃って逃げられるチャンスを待とう。

 リーナはそう決意した。


「ね゛ェぢゃんッ! ねえちゃんのマンコやっぱ最高ッ! ぎも゛ぢぃいいッ! ぎぼぢィいぃい゛い゛よォッ! オレのチンコちぎれぢゃうンだよぉおッ!」

「ほぎッ❤︎ ふへえ゛ッ❤︎ え゛ッ❤︎ おんォっ❤︎ え゛ぁオッ❤︎❤︎❤︎ あ゛ッぉおほぉおおお゛お゛おぉおぉおぉおお゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ 」


(ほ、ホントに゛ぃッ❤︎❤︎❤︎ はやくシなぎゃッ❤︎ これじゃァッ❤︎ マジでイきコロされ゛ぢゃうッ❤︎❤︎❤︎ )


 そして、獣のように自分にしがみつくアドルに、涎を撒き散らしてアクメ声を返した。


 アドルとリーナに与えられたのは、ベッドが一つだけある窓のない小部屋。

 淫魔界に存在するハンドリィ本来の広大な城に備えられた通称「オモチャ箱」。

 ハンドリィの目が唯一届かない、裏工作にはもってこいの領域だ。

 リーナはこの場所に押し込められる度、この状況を打開する策を練っていた。


 しかし、同居人であるアドル少年には、そんなものを思考している余裕はない。

 アドルに浮かぶ感情の全ては、余すことなくリーナの穴へと注がれるために湧き上がるものだった。


 綺麗に整頓されていたベッドシーツを乱暴に握りしめて、リーナはアドルのペニスを飲み込むだけのオナホール同然に変わり果てていた。

 四つん這いで尻を振るリーナへと、アドルは腰を叩きつける。

 すっかりアドルのイチモツを受け入れ慣れた膣口は、馬のそれにも似た棍棒を易々と飲み込んでいた。


「ほッ! おッ! チンコでる゛ッ! ふグォッ! んん゛ぅう゛う゛ぅんぉお゛お゛! キンタマ絞られてぐッ! 」


 アドルが吼え、乱暴な腰つきでピストン運動を繰り返す。

 荒々しい一撃は、リーナのヴァギナを引っ掻き回し、精液に濡れた子宮を溶かし、何処までも深い絶頂を届ける。


「あ゛ッう゛あぁあぁあぁああ゛あ゛あ゛ッ❤︎❤︎❤︎ お゛ふゥ❤︎ ふごォッ❤︎ ぎゃゥッ❤︎ ふぎゅぅうう゛う゛う゛ぅうッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 リーナもリーナで負けてはいない。

 アドルが尻肉が震えるほどにペニスをねじ込むその度に、全身の肉を痙攣させていなないた。

 シーツに愛液を撒き散らし、時には小水すらも垂れ流し、脳まで届くようなまぐわいに溺れる。

 垂れ下がったたわわな乳房が、ピストンの度に元気に暴れる。

 淫猥に踊る乳房に負けんとばかりに、リーナは頭を降ってアクメ声をあげていた。


 本気を出せば、リーナの肉体はあっという間に少年を組み伏せ、壁まで軽々と投げ飛ばせるはずだ。

 気絶した少年を寝かしつけ、そのまま作戦を練ることだって、可能なはずなのだ。

 そう、本来ならば。


 だが、今日に至るまでのほぼ毎日、肉棒による屈服に漬け込まれたリーナ。

 その体はすっかりアドルのペニスに服従してしまっていた。

 アドルがペニスを滾らせれば、反射的にワレメから涎をこぼすほどに。

 一度このように組み伏せられようものならば、アドル(のペニス)が満足するまで反抗は許されない。

 今夜も夜通し、少年専用オナホとして喘ぎ声を奏で続ける肉と化してしまっていた。


「でッ! でァッ! ねえぢゃんッ! オレぇでるッ! ザーメンながにぜんぶだずッ! ふぐぅうぁおおぉおおおぉおお゛お゛お゛!」

「う゛あ゛ッ❤︎❤︎❤︎ あ゛ーッ❤︎❤︎❤︎ あ、あっツ❤︎ あづィっ❤︎❤︎❤︎ と、とげひゃッ❤︎ どけ‥‥‥ッ❤︎ くふう゛ぉおーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ お゛ッ❤︎ ひィお゛ぉーッ❤︎❤︎❤︎」


ごぼッ、くぶぼぼッ


 覆い被さる少年が揺れ、這いつくばった雌犬がそれに共鳴した。

 そして詰まった排水溝の唸りに似た音を奏でながら白濁液がベッドへと溢れていく。


 今日で何度目かもわからない膣内射精。

 頭の中にたっぷりと快楽を注がれたリーナは、水気をたっぷり含んだシーツに身体を打ち付けた。

 絶頂に次ぐ絶頂で体力は限界だった。

 幸いにもペニスは次のラウンドに移行することはなく、そのまま引きずり出される。

 そのままアドルの体がリーナの横へと落ちてきた。

 先程までの狂気は消え失せ、あどけない少年の寝顔がそこにあった。


「くふゥーッ❤︎❤︎❤︎ ふぐぅーッ❤︎❤︎❤︎ あ、ッ❤︎ 明日はもっとッ❤︎ がまんすんのよ‥‥‥ッ❤︎」


 憎らしいほどに無邪気なその顔を見て、リーナは喘ぎ混じりにそう呟く。

 くたびれた下半身は、だらしなく股を開き、その間に白い水溜りを広げている。

 だが、今のリーナにそれを片付けるほどの体力も気力も残ってはいなかった。


 シーツに乳首が擦れるだけで、声を漏らしてしまいそうになる。

 パクパクと元気に震えるワレメに意識を向ければ、また体が熱くなりそうだ。

 リーナはアクメに震える目を閉じ、強引に眠りにつく。


 今はまだその時ではない。

 体力を回復させ、日々を生き抜かなければならないのだ。

 時間が経てば、ハンドリィが迎えに来る。

 彼女の側をついて歩く日中こそ、最も体力のいる時間なのだから。


◆◆◆


 淫魔だけで構成された街、ファンバグ・シティ。

 人間界との平行空間に存在する、「存在するが認識できない世界」。

 朝、昼という概念のない夜で満たされた世界。

 赤黒い夜空には常に満月が輝き、星々を覆い隠すように淫毒の雲が浮かんでいる。

 淫毒は空気・水・あらゆる物質と同化して世界に染み込んでおり、サキュバスでもなければ10分と持たずに身体を弄りだしてしまうことだろう。


 それは淫毒に耐性を持つハンター達でも同じこと。

 人間界に降り立つサキュバスたちは、ファンバグ・シティと似たような空間を自己創生する。

 自身の本拠地に似せて、サキュバスが最も力を発揮できる淫気の満ちた空気を再現して、人間界での仮の根城を創り出すのだ。

 だがそれはあくまで使い捨ての粗雑な世界。

 特にその媚毒においてはファンバグ・シティに立ち込める濃密な空気の足下にも及ばない。

 故に、人間界でサキュバスを狩るハンターたちであっても、ファンバグ・シティに攻め込もうとする者はいなかった。


 最も前例が無いわけではない。

 過去、意気揚々と乗り込んでいった若きハンターは何人もいた。

 だが、その成果を上げて戻ってきた者は誰一人としていなかったというだけの話だ。


 サキュバスハンターたちが求める、サキュバス(獲物)の街。

 それでいて決して到達してはいけない「パンドラボックス」、それがファンバグ・シティなのだ。


 踏み入って1日もすれば、快楽による発狂か淫魔化の二択を迫られる街である。

 だが、街に入ればサキュバスだけが生活しているというわけでもない。

 メインストリートを見れば、際どい服装の女性に連れ立って、人間と思しき存在もちらほら見受けられた。

 サキュバスからの「許し」を得た人間ならば、発狂を免れ、正気を保ったまま街への残留が可能となる。


「ふごッ❤︎❤︎❤︎ ほぐッ❤︎ ふ❤︎ ふ❤︎ ふッ‥‥‥くふォおッ❤︎❤︎❤︎」

「どうしたのですか? 今日はいつもより5分もペースが落ちていますよ。このままでは毎日のスケジュールに影響が出てしまいます。ほら、急がせなさい」

「はぎッ! ね、ねえちゃんッ! い、い゛ぞい゛でェッ! ほら゛ぁ、ある゛けえ!」

「ん゛あぁおぉおおッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 だがそれは、彼ら彼女らが「サキュバスの所有物としてあらゆる権利を放棄した」ことを意味することになるのだ。

 淫魔の手に落ちた人間たちは、その全てをご主人様に捧げ、「発狂する権利」すらも与えられない「物」として街に受け入れられることとなる。


「困りましたね。全くスピードが上がりません。これは「飼い主」の躾の問題ではありませんか? 毎晩しっかり屈服させているのですか? あまりに躾が疎かなようでしたら‥‥‥お仕置きも考慮に入れなければいけませんね。勿論、連帯責任です」

「ふぅーッ! ふぅう゛ーッ! い、嫌だイヤだっ! お仕置きは嫌なんだ‥‥‥ねえちゃんッ! もっと急いでッ!俺、お仕置きされたくないよォっ!」

「ほも゛ぁッ❤︎❤︎❤︎ ふヒュぅうッ❤︎ くひい゛う゛ぅう❤︎❤︎❤︎」


 メインストリートを歩く3人組も、いや1人と「2匹」も。

 そういった失った者達の成れの果てだった。

 1人はキャリアウーマンさながらにかっちりとしたレディーススーツを纏った女性。

 1匹は体格に見合わぬ巨大な男根を提げた裸の少年。

 1匹は乳と尻を振って這いずる金髪の少女。


 すれ違うサキュバスたちがクスクスと笑い、成れの果てを覗き込む。

 少年は恥ずかしそうに顔を隠し、少女は悔しそうに目をつぶる。


 一見すると、1人のサキュバスが2匹の奴隷を連れていると勘違いすることだろう。

 だが、よくよく観察してみるとそれは大きな間違いだ。

 サキュバスは少年にペニスリングを取り付けて手綱を引いている。

 そしてペニスを縛り付けられた少年は、少女の金髪を手綱代わりに引っ張っているのだ。


 もはや説明するまでもないだろう。

 リーナとアドル、2匹の奴隷を手に入れたサキュバス、ハンドリィによる「朝のお散歩」だ。


「スピードが戻りましたね。結構なことです。私も余計なお仕置きに時間を割くことはしなくて良さそうで‥‥‥喜ばしいですね」


 ハンドリィは、まるで犬でも連れあるくようにして2匹の奴隷を散歩させていた。

 何時ものレディーススーツに黒タイツと黒手袋で、肌を神経質なまでに覆い隠した格好でロープを引く。

 街全体が乱交コスプレパーティじみた格好の女性しかいないファンバグ・シティにおいて、首から下の露出を一切見せないというハンドリィの服装は異端とも言えた。

 だが、前を歩く奴隷達は知っている。

 彼女がこのスーツをはだけさせた時、発汗と共に周囲に濃密な媚薬の蒸気を振りまくのだ。

 その匂いは一嗅ぎであらゆる生物の理性を弾き飛ばすほど。

 身体の芯までハンドリィに犯し尽くされた2人にとって、その匂いは核爆弾にも等しい脅威となっていた。


 ハンドリィが持つ手綱はアドルのペニスに繋がっている。

 それを巧みに操作して、少年の行動・意思・思考を操るのだ。


 ファンバグ・シティに満ちる淫気と、ハンドリィの改造によって生み出されたアドルの巨大な男根は、痛々しいほどにバンドが巻きつけられて、射精封じがかけられていた。

 ギンギンに張り詰めたそれを、アドルは血走った目で見つめている。

 少年の精神は、すべてこのペニスから吹き出る白濁液に支配されていると言っても過言ではなかった。

 ハンドリィの教育はアドルの精神奥深くにまで根を伸ばし、「射精する」「射精できない」の二択が行動の全てに枷をはめていた。


 今でこそ、こうして理性を保ってハンドリィの散歩に付き添っているアドルであるが、それはこの先に射精(ご褒美)が待っているからに他ならない。


「スピードが戻ったのは良いですが、もっと私の「犬」を大切にしなさい。貴方はあくまで「世話係」、傷付けて良い資格などありませんよ」

「ご、ごめ゛ん゛、なざいッ! きをつけます゛ぅっ!」


 ハンドリィの囁きに、一も二もなく謝罪を述べるアドル。

 そうしなければ射精(ご褒美)が得られないからだ。


 ハンドリィに従えばご褒美として男根は自由になる。

 ハンドリィに抗えば、罰として男根はさらにきつく縛り付けられる。

 脳髄まで精液で満たされた少年の精神が、どちらを選ぶかなど考えるまでもないことだった。


「謝ることは良いことです。さあ、それでは散歩を続けましょう」

「は、い゛‥‥‥ッ! い、行くぞ‥‥‥」

「ん゛ぅう゛ッ❤︎❤︎❤︎」


(くッ‥‥‥そぉッ❤︎ からだが‥‥‥動いちゃうッ❤︎)


 アドルはハンドリィに促されるがまま、リーナの髪を引っ張った。

 リーナは苦しげに唸り、猿轡から涎を零す。


 ハンドリィは2匹の奴隷に役割を与えていた。

 少年アドルには、「犬の世話係」。

 そして元サキュバスハンターのリーナには、「犬」の役割だ。

 あっさりと陥落した少年を上位に、手強いハンターを下位に置くことで、リーナの精神を追い詰めようとしているのだ。


 そして今、リーナはハンドリィからもアドルからも「犬」としての扱いを受けていた。

 リーナは精液で汚れた裸体で四つん這いになり、フゥフゥと苦しげに呻きながら歩を進めていた。

 大きな乳房は力なく地面に向かって垂れ下がり、おぼつかない四つ足歩きに合わせてペチペチと音を立てて揺れている。

 もっちりと大きな尻が突き出され、アドル少年の目の前で媚びるように揺れていた。

 ワイルドに伸ばしていた金髪は、幼い少女のように可愛らしいツインテールに結い合わせてあった。

 可愛らしくはあるのだが、グラマラスなリーナがする髪型にしてはいささか幼稚であり、垂れ揺れる乳房とのアンバランスさが目立ってしまう。

 ツインテールの先は、アドルが手綱代わりに握っており、リーナは度々乱暴に頭を引き戻された。

 猿轡を咬まされた口は、何をされても濁った悲鳴が吐き出され、本当に聞き分けの悪い犬にでもなった気分だった。

 そんな束縛された動きもまた、自由人なリーナには屈辱でしかなかった。


(からだ、あッつい❤︎ ‥‥‥乳首が揺れるだけでイっちゃいそうッ❤︎ まだ、まだ倒れちゃだめよリーナッ❤︎ 今は、耐えるしかないんだから!)


 ハンドリィの調教効果は凄まじい。

 圧倒的に戦闘力では格下であったはずのアドルですら、リーナの肉体は「格上」の存在であると認識するように調教させられていた。

 故に、こうして髪を引っ張られながらの散歩にも、リーナの身体は文句を言わない。

 むしろ犬として扱われるほどに喜びを感じてしまう。

 髪を引かれ、罵られるだけで、股座が濡れて太ももに汁が伝う。

 1人と2匹のヒエラルキーは、リーナを土台にして完成されていた。


「あら、可愛いワンちゃんですね。こんなに美味しそうなおっぱいとお尻❤︎ 血統書付きですか?」

「ありがとうございます。最近飼い始めたペットです。天然でこの淫乱な身体つきの個体は珍しいので、つい手元に置いてしまったのです」


「こんにちはハンドリィちゃん。それは‥‥‥牛ちゃん? それともワンちゃんかしら‥‥‥」

「こんにちは。これは犬ですね。雌牛顔負けの乳房ですが、私は「犬」として飼うことにしています」


「‥‥‥ッ!」


(好き勝手言ってくれるじゃないッ! いいの、我慢よリーナ! ここで暴れれば悪戯に体力を削るだけだから‥‥‥!)


 すれ違うサキュバスたちは、ハンドリィへの挨拶もそこそこにリーナへと視線を向けてくる。

 優しく頭を撫でる者もいれば、揺れる乳房をクリクリと虐めてくる者もいる。

 その何れもが、地を這うリーナへの嘲笑を顔に浮かべていた。

 リーナは猿轡に歯をキツく立て、それらの屈辱を飲み込む。


 激情に任せて反抗しても、待っているのは気の遠くなるほどのハンドリィのお仕置きだ。

 身じろぎするだけで全身が甘く痺れる濃密な媚薬の空気の中では、本来の30%も力を発揮できないだろう。

 ただでさえ体力を削るこのお散歩で、そんな危ないギャンブルをする訳にはいかない。

 プライドを喉の奥底に仕舞い込み、リーナは黙々と歩き続けた。


「あら、ハンドリィちゃんこんにちは。今日もみんな一緒で楽しそうねえ」


 また、ハンドリィに声がかかった。

 人間界で外を歩こうものならば5分足らずで警察が飛んでくるであろう、マイクロビキニ姿の女性がハンドリィに歩み寄ってくる。


「ぐ、ほぉッ‥‥‥」

「ふひぃッ❤︎ っくぅううッ❤︎❤︎❤︎」


 女性の放つ強烈な淫気で、2匹の奴隷は悲鳴をあげた。

 アドルはベルトを破壊せんばかりにペニスを膨らませ、リーナは地面に届きそうなほど乳首を勃起させていた。


「こんにちは。いえ、まだ反抗期が終わっていないようで手がかかります。見ての通り盛ってばかりで‥‥‥躾は学ぶことが多いですね」


 媚薬の毒に震えるリーナなど気にも留めず、ハンドリィはそのサキュバスと談笑を始める。


「それにしてもこのメスわんちゃん、おっきなおっぱいを持っているわねえ。うふふ、ハンドリィちゃんのことだから、きっとすっごいお薬で育てたんでしょう?」

「‥‥‥ッ❤︎❤︎❤︎」


 サキュバスはリーナの乳房を持ち上げて呟いた。

 細く冷たい指が乳房へと沈み込み、リーナは痺れる快楽に声を詰まらせた。

 サキュバスはアクセサリーでもいじるかのようにリーナの乳首をコロコロと指で転がす。

 地に向かって垂れる乳首には、乳房の重み全てがのしかかっていた。

 故に神経の張り詰め具合も普段の比ではない。

 それを、間近にサキュバスがいる状態で、好き放題弄られて、我慢できるはずもない。


「ふぎぉっ❤︎❤︎❤︎ ほひ❤︎ ひ❤︎ ひんッ❤︎ ひぎぅうぅう゛う゛ッ❤︎❤︎❤︎」

「あ、あららごめんなさい。この程度でイっちゃったのね」


 這いつくばって悶えるリーナに、サキュバスは軽く「ごめんね〜」と頭を撫でた。


「お誉めいただいて光栄なのですが、そちらの乳房は全て彼女の元からのものです。感度はかなりイジっていますが、サイズはナチュラルですよ」

「ふぎォおッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 リーナが反対の乳首を摘み上げ、同じようにコリコリと弄る。

 乳首アクメに溶けていたリーナの精神は、その刺激で再び覚醒させられた。


「へェ、人間でもこんなに大きく育つのねぇ。サキュバスの血が入っているわけでもないんでしょう?」

「純潔の人間であると確認できています。ですがまあ、長くハンターをやっていたせいで、少しずつ媚薬を摂取していった結果かもしれませんね」

「はッ❤︎ きひぁあ❤︎ あ゛ッぐゥ❤︎ お゛ッ❤︎ くふぅうお゛ぉンっ❤︎❤︎❤︎ ん゛ほぉっ❤︎ ひぐぉお゛ッ❤︎ ほぎィあぉお゛❤︎❤︎❤︎」


(や、めりょォッ❤︎❤︎❤︎ こ、ンのォ❤︎ あ、井戸端会議のついでみたいにぃっ❤︎ あ、あらヒのぉっ❤︎ 乳首をいじんなァっ❤︎ ひぎぅうう❤︎❤︎❤︎)


 リーナの両側にしゃがみ込み、会話をしながら乳首をいじめるサキュバスたち。

 小指の先ほどにまで勃起しきった敏感乳首をこねくり回され、リーナはひたすら惨めな声を上げるしかない。

 乳房が交互にスパークを散らし、リーナの心臓に打ち付ける。

 視界が真っ白に染まり、頭の中がジンジンと痺れていく。

 この短時間で何度乳首アクメを迎えたのか、既にわからなくなっていた。


「すっごい声、本当にサキュバスとの混血なんじゃないのお? 私のペットちゃんの中でも、街のど真ん中でこんなに乱れてくれるコ、なかなかいないのよ?」

「この部分は素体の才能ですね。内に変態的な趣向を秘めていたのでしょう。そういった意味でも、今回は「アタリ」を引けたかもしれませんね」

「はお゛ッ❤︎ くひぃ゛おッ❤︎ おぶぃおぉお゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎ おッほ❤︎ ほぎゅぅう゛に゛ぃい゛い゛い゛い゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


(くひょォっ❤︎ ば、ばか言ってんじゃなイわよぉッ❤︎ こ、混血なんてごめんらってのォっ❤︎❤︎❤︎)


 だが、サキュバスたちのおしゃべりは止まらない。

 会話が弾めば弾むほど、乳首に注がれる刺激も強まっていく。

 長く伸びた爪でカリカリと弾かれ続ける左乳首と、長く勃起した乳頭をシコシコと扱かれ続ける右乳首。

 リーナの目は、もう何者もとらえてはいなかった。

 パチパチと脳神経が弾ける音が響き渡り、その度にフラッシュが焚かれたように視界が白くなる。

たった二つの小さな(一般人と比較すれば余りにも大きすぎる)乳首を蹂躙され、リーナは地面に頭を擦り付けていた。

 誇らしげに道路の真ん中を歩いていたサキュバスハンターの面影は、もうどこにもない。

 絞り出すような喘ぎ声も、真っ赤に膨れた乳首も、懸命に揺らす尻肉も、全てが全て快楽に溺れた雌犬のそれであった。


 気づけば周囲はサキュバスたちが人だかりを作っていた。

 買い物帰りや「お散歩」途中の女性たちが、リーナの乳首アクメを楽しそうに見つめている。

 誰もがリーナを「恐るべきサキュバスハンター 」などとは思っていないだろう。

 嘲るように細めた瞳は、「イキの良さそうな雌犬」を眺めているそれであった。


(やばぃいッ❤︎❤︎❤︎ おちるッ❤︎ まけりゅッ❤︎ こんなの、ずっとなんて‥‥‥持つわけないッ❤︎❤︎❤︎ あ、アドル、守れないぃッ❤︎❤︎❤︎ アドル、あどるぅうッ❤︎)


 パチパチと火花が散る視界を動かして、リーナは少年の姿を探す。

 リーナがこうして無様に喘いでいるのも、快楽に飲み込まれそうになるところを歯を食いしばって悶えているのも、全てはアドルを逃がすためだ。

 勝手についてきてしまったとは言え、一般人をサキュバスの根城に連れ込んだのはリーナだ。

 街を出るとき、もう少し強く言い聞かせていれば、強引に気絶でもさせておけば、アドルはこうしてハンドリィに怯えることはなかったのだ。

 リーナが耐えているのは、アドルのため。

 アドルを元の生活に返すことだけがリーナの使命といっても過言ではなかった。


 そして、その思いは逆転し、リーナの支えとなってもいた。

 アドルが元気ならば頑張れる。

 どれだけ虐げられようと、どれだけ汚されようと、どれだけアドル本人に犯されようと、リーナはアドルの無事だけを願い、踏ん張っていた。

 今もまた、こうして乳首が溶けそうになるほどに責め立てられようと、アドルの姿を見ることさえできれば、耐えられると思った。


 だから、リーナは自分の尻を抱きしめた存在がナニであったのか理解できなかった。


(アドルぅ‥‥‥アドルどこォ! どこいっちゃったのぉッ!?)


「ふもぉお゛❤︎❤︎❤︎ はほふぅう゛ッ❤︎ ふブオォッ❤︎」

「‥‥‥リーナ、姉ちゃんッ!」


 饅頭のように柔らかな尻に、10本の指が押し込められる。

 リーナは驚き悲鳴をあげた。

 いくら振り返ろうにも、真後ろに立つ存在は視認できない。

 ふと、乳首をねじる手を止めて、ハンドリィが呟いた。

 その目はリーナの背後へと向けられていた。


「ああ、失念していました。拘束、千切れるようになっていたのですね」


(拘束‥‥‥千切るって、何のこと‥‥‥ッ!)


 ハンドリィの言葉から、リーナは尻にしがみつく人物に思い当たる。

 「正解」とでも言うように、アドルの荒い吐息が背中に吹きかかった。

 振り返らずともわかる。

 アドルは切羽詰まったような短い呼吸を繰り返す。

 それはリーナと共にベッドに横たわった時と同じだ。

 アドルが少年という皮を脱ぎ捨てて、ペニスに操られた獣に変わった時なのだ。


「ああ、良いですね。ついでにリーナも。轡は外してあげましょう」


 ハンドリィの気まぐれで、リーナの口から枷が解ける。

 顎の痛み、口の違和感に慣れるよりも早く、アドルがリーナの髪の毛を引き上げた。


「ねぇぢゃんっ! 入れる! 入れるよ俺ッ! チンポがさぁっ、ちんぽが全然ッ、おさまンねえんだよおッ!」

「ぎぅ‥‥‥待って、アド‥‥‥る゛ぅおぉおっ❤︎❤︎❤︎ ほ❤︎ しょ、こ、はぁあ❤︎❤︎❤︎」

「おや、焦りすぎですよアドル。飼い主失格ですね」


 制止を振り切り、アドルはリーナの尻肉にペニスを押し込んだ。

 だが、背骨を擦り上げるような快感は、リーナが感じたこれまでの絶頂とは全くの別物だった。

 きゅうきゅうと、直腸が異物を締め付ける。

 道の感覚に、S字結腸が滅茶苦茶に蠕動を始める。

 アドルの改造ペニスはリーナのアナル処女を貫き、少女の腸内を奥の奥まで蹂躙していた。


 排泄の機能しか経験してこなかった肛門が、アドルのペニスを受け入れるために限界まで拡張されている。

 苦しげに口がぴくぴくと震え、脈立つ浅黒い竿を一生懸命に圧迫していた。

 それは内側もまた同じこと。

 突如として現れたペニスに驚き、直腸ヒダが暴れ狂う。

 巨大すぎる異物を押し返さんがため、煮えたぎった肉棒に吸い付くときゅうきゅうと押し返すのだ。


「か、ヒュ❤︎ あ、どリュぅ❤︎ しょ、しょこはちッ‥‥‥ちがォほぉおッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 背骨を直接打ち付けられたような絶頂。

 たった一撃で、リーナの膀胱は理性を失った。

 筋肉が弛緩し、尿道からちょろちょろと小便を零す。

 息も絶え絶えになりながら、リーナは身体をよじってアドルを押しのけようとする。

 その動きが腸内のヒダをうねらせ、男根を誘惑しているとも知らずに。


「ふ、ふごォッ! きもちぃよねえちゃんッ! ねえちゃんのケツ、ぷにぷにできっつくって‥‥‥たまんねぇえッ」

「お゛ッ❤︎ アド、しょこはぁッ❤︎ や゛ッ❤︎ はぎぅッ❤︎ ひぎィうぅう゛う゛う゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 リーナの抵抗が、アドルの最後に残ったネジを弾き飛ばした。

 もがくリーナの上半身を、力任せに地面にねじ伏せて、半土下座の姿勢を強要する。

 豊満な乳房が冷たいタイルに押し潰され、不恰好なスライムのように潰れてしまう。

 サキュバスたちにオモチャにされ尽くしたコリコリの乳首が、熱い乳肉と冷え切ったタイルとの板挟みになり、滅茶苦茶な電気ショックを打ち広げた。


「はッ❤︎ ひホォおッ❤︎ あ、あ゛なる゛イぐッ❤︎❤︎❤︎ う、嘘うそうしょぉッ❤︎ い、いグッッ❤︎ アナルでイぐぅうう゛う゛う゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 直腸が捲れ上がる勢いで男根を引き抜かれ、リーナは顔を床に擦り付けたままで悲鳴を上げた。

 挿入も、引き抜きも、痛みや苦しみは一切感じなかった。

 ハンドリィにも一切触れられなかった肛門であったが、既にそこは媚薬を吸い上げ、長年開発した熟練アナルにも引けを取らない拡張性を会得していた。

 リーナのケツ穴は、リーナ本人も知らぬうち、乱暴なプレイにも快楽を見いだすことが出来るようなマゾ穴へと生まれ変わってしまっていたのだ。

 要するにその穴は、アドルのペニスを満足させるには十分な性能を有していたと言うことだ。


「姉ちゃんもっと! もっと緩めてよぉッ! きッキツすぎッ! 気持ち良すぎだッ! ごんなんッ! こ、腰とまんなくなッちまうよぉッ! お、おふッ! ふぐぉおおぉおぉお゛お゛お゛ッ!」

「は、へ、はぎぃッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ ふがぃい゛ッ❤︎❤︎❤︎ ケツマンコこわ゛れ゛ッ❤︎❤︎❤︎ ちょ、まっへ❤︎ イぐッ❤︎ おいつかなぃい゛い゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 尻肉に跡が残りそうなほど指を埋め、アドルは黒々とした凶器をリーナへとねじ込む。

 リーナが白目をむいて叫ぶ頃には、それはとっくに外界へと引き摺り出されており、リーナは呼吸の間も無く絶頂する。

 そして、再びS字結腸の先まで肉ヒダが擦り上げられ、アクメを重ねていく。

 腸内に打ち込められる熱棒の温度は、血を伝ってリーナの全身へと広がった。

 媚薬で発情させられ、乳首責めで準備を済ませた肉体は、アナルから届けられた絶頂を易々と受け止める。


(と、どッとかされるッ❤︎❤︎❤︎ のーみそバカにされ゛ぞうッ❤︎ イきすぎてアクメバカにされぢゃうぅうッ❤︎❤︎❤︎ とまってェ、おねがいもうおかしくしないでェッ❤︎❤︎❤︎)


 釣り針かと疑う程に反り返ったアドルのカリ首が、腸壁を介して脊髄を痺れさせる。

 太く長く、そして固い刀身が、発情して膨れ上がった子宮を外から愛撫した。


「へッ❤︎ へほぉッ❤︎ だ、タヒけへッ‥‥‥ひぬッ❤︎ ひぬゥッ❤︎❤︎❤︎ し、ひッ❤︎ しンぬぅうう゛う゛う゛❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 リーナは恥も外聞も捨て、駄々っ子のように暴れ出す。

 タイルに擦れた乳首がアクメした。

 アドルの腰が打ち付けられ、尻肉がアクメした。

 頭蓋骨の中で、脳神経がピンク色に染め上げられていくのが実感としてあった。

 だが、それを止める方法はリーナの手には残っていない。


「う゛ッ! で、でるでるっ! 姉ちゃんでるよッ! 姉ちゃんのケツにマンコみたいにだすぞおおッ!」

「うぅう゛う゛うッ❤︎❤︎❤︎ ま゛だおっぎくなるのぉッ❤︎ アナルさけぢゃうぅッ❤︎❤︎❤︎」


 アドルが咆哮し、リーナが絶叫した。

 アドルの睾丸が引き締まり、沸騰させた白濁液を砲台に装填する。

 リーナの腕ほどもある剛直は、発射に向けて更に一回り、大きく膨らんだ。

 爆発的に吹き出した精液が、リーナの直腸壁に打ち付けられた。


「ぎぅう゛ぅう゛ッ❤︎❤︎❤︎ ふぎぃいうぅううう゛う゛う゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 リーナのアナル射精アクメは、今日一番の嬌声に乗せて辺り一面に撒き散らされる。

 どっぷどっぷと音を立てて吹き出される精液の勢いは止まらない。

 あっという間に泡を吹いて肛門からも逆流し、ストリートに生臭い芳香を立ち上らせた。


「ふぅぅうぅぅうぅ‥‥‥ ぐぉッ」

「へッ❤︎ へひ❤︎ ひほぉ❤︎‥‥‥ほぉお゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 アドルが呻き、ペニスを引き抜いた。

 リーナもまた、カリ首が肛門に引っかかった衝撃で汚い悲鳴を立てる。

 ぽっかりと空いたアナルから、滝のように白い汁がこぼれ落ちていく。


「はァ、はァ、ねえちゃん‥‥‥気持ちよかったよぉ‥‥‥」

「ぎッ❤︎ ぎもぢィイッ❤︎❤︎❤︎ きもちイイッ❤︎❤︎❤︎ ぎも゛ぢぃぃいぃッ‥‥‥❤︎」


 アドルの言葉を、リーナは理解していたが認識していなかった。

 「気持ちイイ」と言われ、気持ちが良かったので「気持ちイイ」と答えただけだ。

 それによりアドルのペニスに屈服したことが、不浄のアナルで気持ちよくなってしまったことが、ぽっかりと肛門を開けて腸内を衆目に晒していることが、街中でサキュバスに笑われながら白目をむいていることが、全て「リーナの望んだ快楽である」と公言していることになることを認識していないのだ。


「リーナ、アナルでも気持ちよくなれるのですね。これは新しい発見です、今後はアナル開発もスケジュールに組み込むこととしましょう」

「は、ひぃッ❤︎ きもちィイのすきれすぅ‥‥‥アナル気持ちイイでしうぅ❤︎」


「へぇ〜流石はサキュバスハンター、多芸なのねえ。どう、初めてのケツアクメ気持ちイイ?」

「気持ちイイですぅ❤︎ ケツアクメしまひたぁ❤︎ アナルアクメしゅごいですぅ‥‥‥❤︎❤︎❤︎」


 一度答えてしまえば、誰に聞かれようと同じことだ。

 ハンドリィや周囲のサキュバスたちが訪ねる言葉に、全て馬鹿正直に「気持ちイイ」と回答する。

 パチパチと目の前で飛び散る花火が眩しく、弾ける度に宙に浮かび上がるような快感が広がる。


「これは予想外の事態ですね。リーナにこれほどアナルの才能があったとは思いませんでした」

「うふふ、この快感を知ったら、もう暫くはケツイキ以外できなくなっちゃうそうねえ。こっちの子も」

「ええ、これからまた反抗期を抑えなければいけなさそうですね」


 リーナの乳首をなおも弄りつつ、サキュバス二人はアドルを見上げた。


「ふぅう゛‥‥‥ね、ねェちゃ‥‥‥ね゛ぇちゃん‥‥‥ッ! ふぅうう゛う゛う゛‥‥‥ッ」


 射精以外の全てを忘れ、リーナの裸体だけをロックオンした少年、アドル。

 もはや吐き出す言葉は言葉と呼べるものはなく、発情期のオークにも似た鼻息を鳴らしている。

 汗が湯気となって立ち上る肉体も、瞬きを忘れた眼孔も、変わらず天を指し示す男根も、アドルの体力が半分も減っていないことを主張していた。 


「ねぇちゃん‥‥‥お、俺、俺のちんちん‥‥‥なんで、まだ‥‥‥全然‥‥‥」


 ポツリポツリと呟く少年。

 誰にと追いかけている訳でもない。

 ただ、浮かび上がった声をそのまま吐き出しているに過ぎない。


 真っ赤に充血した瞳で、喘ぎ悶えるリーナの肉体を舐めるように見つめている。

 腰を打ち付けると細いウエストをくねらせていたリーナ。

 アナルに肉棒をねじ込むと、ヒップの肉を震わせて答えたリーナ。

 悲鳴に合わせて背骨まで鳴動させていたリーナ。

 そんな記憶を思い起こすように、アドルは時折息を深く吐き出した。


「う゛ぅんッ❤︎❤︎❤︎」


 リーナが艶めかしく吐息を漏らし、あなるをきゅ❤︎とすぼめた。

 とぽとぽと精液を零すだけだったあなるが、その一息で一気に収縮する。


「‥‥‥ふぅうぅうう゛う゛う゛ッ!」


 その様子を視界に収めたその瞬間、赤い目が限界まで見開かれた。

 アドルの肉体を忠実に表現するものがあるとすれば、はためくマントを見せつけられた闘牛だろうか。

 リーナの引き締まった肛門を焼けるほど見据え、全身の筋肉が荒々しく盛り上がっていく。


「あ〜あ、あんなに誘っちゃってぇ」

「無意識のことでしょうが‥‥‥もう止まりませんね」


 サキュバスとハンドリィが言った。

 アドルを止めるものはどこにもいなかった。


「ね゛ぇぢゃあぁん゛ッ! まだッ! まだぜんぜんおさまんねぇよ゛ぉッ! 姉ちゃんのケツマンコつかわせでよぉお゛ッ!」

「いぎぃッ! い、ったぁッ! や、やめて、アド‥‥‥ッ!」


 アドルはリーナのツインテールを握りしめ、強引に引き寄せた。

 リーナはとっさに上半身を持ち上げて対応する。

 四つん這いの姿勢に戻ったリーナのアナルめがけ、勢いの衰えない男根が襲い掛かった。


 そこからはもう、理性なき獣と獣の狩り合いだった。


「ふごぉおッ! まんこッ! マンコあっづいッ! もっと、もっとヤら゛じでぇッ! チンポどろどろンなっちまうよぉッ! ほッ! ほッ! ぶふぅおぉお゛お゛お゛ッ!」


 汗ばんだ両手で金髪を握り締め、乱暴に腰を振り下ろすアドルという名の雄。


「お゛ひぇえ゛ッ❤︎❤︎❤︎ へッ❤︎ ひぉお゛ッ❤︎❤︎❤︎ いッぐ❤︎ イグッ❤︎❤︎❤︎ イグッいギュッ❤︎❤︎❤︎ ひぎぅううぅうう゛う゛う゛ぅン❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 対するは四つん這いで全身を海老反りに引きつらせ、アナルを蹂躙され続けるリーナという名の雌。

 地面の圧迫から解放されたリーナの乳房が、ピストンに合わせてぶりんぶりんと暴れ出す。

 汗の粒を輝かせ、真っ赤に濡れた乳首を擦り合わせ、リーナは全身でアドルを受け止める。


「ほふッ、へふッ、ウボォッ! だずッ! タマ上がってきたァッ! まただずよぉッ!」

「えぉお゛ッ❤︎ ほぼぉッ❤︎ んい゛ぅうぅう゛ぅッ❤︎❤︎❤︎ はひッ、ま、またくりゅッ! あっづいのきちゃうっ❤︎❤︎❤︎」


 互いの声が次第に混じり合い、2匹の奴隷は脇目も振らずに快楽を与え合う。


「いッ‥‥‥いクッ❤︎❤︎❤︎ すごいのでイぐッ❤︎❤︎❤︎ ケツイきまだしまじゅ‥‥‥ッくぅうぅうぅううぅううッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 リーナがアクメの声を上げ、地面に潮を吹き散らした。


「ほーッ! ほごぅううッ! だ、出すよ! 全部‥‥‥だすぞぉおッ! うぐぅううぅううッ!」


 アドルがリーナの髪を抱き寄せて、白濁した津波を流し込む。

 それでもアドルの腰つきは止まらない。

 ハンドリィの手を離れた以上、アドルの体力が尽き果てるまでピストン運動が止むことはない。


「ふっ! ふッ! ま、まだっ! まだ止まんねぇッ! ね、姉ちゃんのケツがきもちよすぎるんだぁっ! 全然タマが空かないよぉッ!」

「まって、ちょ、ちょっとまッ‥‥‥ふごぉッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ いぐッ❤︎ いッ❤︎ ぎひぅ❤︎❤︎❤︎ イギュぅううぅう゛ッ❤︎❤︎❤︎ と、まんないぃい゛い゛❤︎❤︎❤︎」


 白目を向いて「イク」と連呼する雌。

 アナルすらも雄に屈服し、リーナの肉体は完膚無きまでにアドルのペニス奴隷に堕ちていく。

 髪を引かれ、まるでオナホールのように穴を使われる。

 だが、上下関係を理解させられた肉体はそれすらも受け入れる。


「へはぁッ❤︎ きもぢぃ❤︎ ぎぼぢぃのぉッ❤︎❤︎❤︎ へほぉッ❤︎ イぎっぱになる゛ぅ‥‥‥❤︎❤︎❤︎」


 乳首をビンビンと勃起させ、蕩けた口からだらしなく赤い舌を垂れ下げる。

 白目を向いた無様な顔で「気持ちイイ」と繰り返す。

 互いの汗と、アドルの精液と、自身の涙に涎、あらゆる体液で汚れきった身体を震わせてリーナは叫ぶ。

 ハンドリィの言葉もサキュバスたちの嘲りも聞こえない。

 リーナは今この瞬間、アドルのオナホでしかないのだった。


◆◆◆


「あら、完全に伸びちゃったわね〜。ごめんなさいねお散歩を邪魔しちゃったみたいでぇ」


 連結したまま、気を失った2匹の奴隷。

 全身汁まみれで震えるそれらを見下ろして、サキュバスとハンドリィが言葉を交わす。


「いえ、むしろリーナのアナルへのキッカケを造ってくださって嬉しいくらいです。取り敢えずは散歩は切り上げですね。結局スケジュールを変えることになりそうです」


 ハンドリィはリーナからアドルを「引き抜く」と、脱力した少年を小脇に抱えた。

 もう一方の腕でリーナも軽々持ち上げる。

 そして小さく、ため息をついた。


「取り敢えずは命令違反のアドルから、お仕置きをすることにします。中々言いつけを守るようになってくれなくて困りますね」


 サキュバスは「あらあら」と頬に手を置いた。

 翼を広げて飛び上がろうとしたところを、手を挙げて呼び止める。


「ハンドリィちゃん、しっかり躾けるのもいいけれど、もうちょっと伸び伸びと育てることも考えてあげてねえ」

「伸び伸び、ですか? 確かに考慮したことはないですね」


 ハンドリィはまた「伸び伸び」と反芻する。


「そう、ルールやお仕置きで縛り付けすぎると、どんなペットもストレスが溜まっちゃうものよ。時には枷を緩めてあげることも必要なの。おちんちんにも「焦らし」と「射精」を交互に与えてあげるでしょう? それと同じことよ」

「なるほど。ペニスもまたヒトの一部であれば、ヒトの扱いもまたペニスと同じ方針が立てられるということですね」


 サキュバスは「ちょっと違うかもな〜」という顔をしているが笑顔で「そういうこと❤︎」と頷いた。


「アナルから何まで、ありがとうございました。次にお見せするときは、更に忠実なリーナをお見せしましょう」


 丁寧にお辞儀をし、ハンドリィは今度こそ空へと飛び上がった。

 奴隷2匹を小脇に抱え、赤い空の向こうへと消えていく。


「お仕置きもほどほどにね〜」


 絶対に聞こえていないことはわかっていたが、サキュバスはその背中に声をかけた。


Comments

エックス

めちゃくちゃえっちでした…!

さざんか

ありがとうございます! もう2,3話くらい書いてみようかと考えていたヤツなのですが、頓挫して1年ほど漬け込まれていました‥‥‥ 守ろうとしてきたモノからガッツリ犯される感じ、えっちで今後も書きたいですねえ!