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1.はじめに

この記事では、竿役向きのキャラ属性タグを紹介していきます。


複数人(例:2boys)が登場する画像を生成する時に、特に何もしない場合は、指定したキャラ属性(例:blonde hair)がどのキャラに適用されるかは一見ランダムに見えます。

全員に適用されることもあれば、誰か一人のみに適用されることもあります。


この問題は、適用するプロンプトを描画領域ごとに切り替える拡張機能「Regional Prompter」で解決することが多いです。



ただし、領域指定に加えて領域ごとのプロンプトを書いていくとなると、手間がかかります。

そのため、なるべくプロンプトのみで対応していきたいところです。


このような時に有用なのが、竿役向きのキャラ属性タグです。

キャラ属性タグも、役割によって効きやすさに違いがあり、竿役の方に効きやすいタグが存在します。

そのようなタグを活用すると、領域ごとにプロンプトを分けなくても、竿役としての2人目を登場させやすいです。


竿役向きのキャラ属性タグを紹介していきます。


2.竿役向きのキャラ属性タグ

①penis, multiple penises

 ←TNTN、複数のTNTN

 竿役を登場させるためには必須のモノになります。

 また、yaoiやbaraシチュの場合は少なくても2本あるはずなので、「multiple penises」を含めることが多いです。


faceless, muscular

 ←顔の見えない人物、筋肉質

 上のタグを含めることで、顔の見えない筋肉モブを登場させやすくなります。なお、muscularをfat(肥満)に変えて、肥満モブを登場させるアプローチもあります。

 この利点として、顔は見えないが特徴のあるキャラとなりやすいので、比較的簡単に統一感のある竿役が生成しやすくなります。また、顔に関係するキャラ属性(例:blonde hair, long hair, brown eyes)を、ヒロイン役に集中して適用させられます。

 逆に顔を出してしまうと、その竿役にもヒロイン役用に用意したキャラ属性が適用されてしまうことが多いです。


 ※右奥の人物は、顔が出ているため、long hair(長髪)が適用されかかっています。


③dark-skinned male, interracial

 ←浅黒い肌の男性、異人種間

 上のタグを含めることで、竿役を浅黒い肌にしやすいです。

 この利点としては、竿役に追加で特徴を付けられることもありますが、キャラを交差させやすくなるものがあります。

 キャラの肌の色が同じである場合、キャラ同士が接触する画像では、その境目がimg2imgで溶けやすくなります。逆に、キャラの肌の色が違う場合、溶けにくくなり、キャラ同士の交差がさせやすくなります。


 この特性は、TNTNをつかむシチュで使い勝手が良いです。同じ色だと指とTNTNの血管が混ざりやすいのですが、違う色だと分けやすいです。


なお、上記特徴の竿役を登場させやすくなるLoRAモデルとして、次のものが出ました。

これを使うと、この記事で意図する竿役が生成しやすくなります。



3.おわりに

この記事の解説では、「竿役向きのキャラ属性タグ」の生成者視点での利点を解説してきました。

しかし、消費者視点でも、そのタグが表している竿役は利点があります。

・顔が見えないことで、人物というよりも舞台装置としての意味合いが強くなります。それにより、ヒロイン役の方に意識が集中されます。

・体が大きいことで、より攻め竿役が攻めらしくなります。

もちろん人により好みは違いますので、私が竿役向きと思うものでも、他の人にとってはそうではないかもしれません。

あなたにとっての理想の竿役を生成しましょう。


※リンク





(おわり)

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