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私は漫画の描きた方という点においてはある程度知識もあるし、描ける人間だと思う。

だけど魅せ方についてはまだまだど素人もいいとこだと、そう最近感じた。


キッカケは最近完成した2作品だ。

ストーリーの作り方、コマ割りの配置は完璧だった。しかし、面白くない。私的にはやりたいこと、描きたいことを描き切った及第点な作品だと思う。しかし、私の中にもなんだかイマイチモヤモヤするものもあるし、周りの評価も前に描いた野球漫画の方が稚拙だったけど面白かったと。


前に描いた野球漫画は、まだまだストーリーの組み立てもコマ割りも甘々で、私的には全然イマイチな作品だったと思う。

だけど、私の中では描きたいものを描き切った作品だったし、なにより描いてて楽しかった作品だ。今でも胸を張って出せる作品の一つだ。


結局のところ、"魂"が乗ってるか乗ってないかだと思う。


根性論や感情論って私のもっとも嫌うところだけど、なんというのだろうか?

とにかくここ最近の2つの作品は、私の魂が全く入ってなかった。確かに漫画としては設計通りなのかもしれないけど、半ば作業化してたし、理論で作ってた感があるんだよね。


とにかく野球漫画は、野球って楽しいんだぞ!というのが全面に描くことが出来ていた。稚拙だったかもしれないけど、そういうところに魂は宿ってた。


結局は真に描きたいものにそういうのが出てきて、読者もそれを感じるのかもしれない。

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