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グレイス達がファウストを倒し、ついに世界征服にこぎつけたダークワールド。

首領、ダークマスター直々にこの地に出向いてくるという事で国土防衛少女隊本部の屋上にてグレイスとドロシーは空を見上げその時を待つ。

「……そろそろね」

視線の先の空間が裂け、暗黒の空間から何かがやってくる。

「あれが……」

『よくぞ障害を排除した、グレイスよ……』

ダークワールド首領、ダークマスター。

その姿はグレイスですら見たことはなく、ただ絶大な力を持っているダークワールドの頂点、という事だけしかわかっていない。

「お待ちしておりました、ダークマスター様……これよりいかがいたしましょうか?」

膝をつき、首領からの命を待つ。

『私が望むのはこの惑星の支配……存在する生命は私には必要ない』

「……!?」

「それはどういう……!?」

つい顔を上げ、声を出してしまうドロシー

『言葉通りの意味だ、この惑星の生命をすべて消去し我々の領土とする……グレイスよ、貴様が実行するのだ』

「そんな…!」

ダークマスターから放たれる言葉に衝撃を受けるドロシー。

そもそも彼女たちは世界征服を実行するために数々の作戦を行ってきたが『何のため』か、とは今まで考えてもみなかった。

「お言葉ですが首領!この地の障害は排除し、抵抗する存在はありません!!力のない者を消すというのは……!」

流石にグレイスも残虐な命令に異を唱える。

しかしその声は届かない。

『……我が命に従えぬというなら組織には不要だ、消えてもらう……!』

黒いローブ姿から両腕を出し戦闘態勢となるダークマスター。

すぐさまグレイスもレーザーブレードを抜き、戦いに挑む。

「グレイス様!!」

「ドロシーは下がってなさい!……ダークワールドの世界征服は人類滅亡なんかじゃない、私はあんたを倒して私の世界征服を成し遂げて見せるわ!」

懐へ飛び込み、ブレードを振り下ろす。

ダークマスターは魔術が使えるのだろうか、手でバリアのようなものを作りグレイスの攻撃を防いでいく。

『愚かな……!』

間髪入れず攻撃を繰り出していく。ダークマスターの隙を作りだすべく、攻撃の手をやめないグレイス。

やがて展開していたバリアが弱まってきた。このチャンスを逃さない、とブレードを大きく振りかぶる。

「はぁーーっ!!」

ガキィンッ!!

力を込めた一撃、しかしそれも防がれ攻撃の反動の隙をついてダークマスターの拳が懐に入ってしまう。

「うぐぅっ!?」

「グレイス様!!」

あまりの一撃にブレードが手から離れ、その場にうずくまってしまうグレイス。

『小娘如きが……首領たる我に逆らうからそうなる……せめてもの情け、楽にあの世へ……!』

黒いローブ姿から片腕を伸ばし、グレイスへ迫っていく……!

その腕から放たれる圧倒的な力に身動き一つ取れない、そんな時だった。

『んぐぅおっ…!?』

ダークマスターの胸部から刃が突き出す。

その背後には……

「へっ…へへ……グレイス様には……私以外……触らせ…ねぇ…よ……!」

「ファウスト!?」

全身ボロボロになったファウストがダークマスターを愛刀で貫いていた。

肥満化したエイミーの下敷きになっていたはずだが……

「ちょっと様子を見に来てみりゃ……グレイス様ぁ…いるじゃないですかぁ……私…役に…立てましたかぁ……?」

どうにか自力で巨体となったエイミーから抜け出し、グレイス達とダークマスターのやり取りをファウストは見ていたようだ。

その中で自分の世界征服を掲げたグレイスにファウストが過去に憧れたグレイスの姿を感じ彼女を守るためにその刃をダークマスターへ突き立てたのだった。

『貴様っ……ふざけた真似をっ…!!』

「グレイス様、今です!」

「ぐっ…!はぁぁぁーーー!!」

ブレードを拾い、ファウストに気を取られたダークマスターを貫く。

『んぐぅおっ……!わ、私が……小娘如きに……この……私がぁぁぁああ!!』

急所を射抜いたのか、ダークマスターは身体のあちこちが塵となり、崩れていく。

数秒もたてば悲鳴は消え、塵は風で飛ばされその姿は消失してしまった。

「グレイス様……これで、よかったんでしょうか……?」

「少なくともアイツに人類を消されるよりはマシよ……それに」

「それに?」

「首領が居なくなった…つまり私がダークワールドの新しい首領ってことよね?」

「……と、いうことは……」

「そう!ドロシー、これから忙しくなるわよ!新生ダークワールドの世界征服、開始よ!!」

「はい!グレイス様!」

少女隊本部陥落から1年。

あれからグレイス達はどうなったかと言うと……

「んぶふぅっ…ふひぃ…はふぅ…」

「まだまだ!あと50個ハンバーガー食べないと私達みたいに太れないよ~!」

「おらおら!気合見せてみろ!ドロシー様特製の高カロリーバーガー、残したらタダじゃおかねぇからな!」

叱咤激励するのはジャージ姿に身を包んだ二人の女性……ミラクルガールとファイティングガールである。

でっぷりとおおきくお腹を膨らませた戦闘員……それも1年前とは比較にならないほどブクブクに太った巨体の女性が大量の更に囲まれながら苦しそうにお腹をさすっている。

あれから二人は戦闘員たちの管理を任されていた。太る事への快感を得ている彼女や戦闘員たちは戦闘が無い以上こうして毎日の体重増加に励んでいた。

「ん~私も我慢できなくなってきちゃった!いただきまぁ~す!」

「あ!てめぇずるいぞMガール!あたしだって!」

ガツガツムシャムシャバクバク…………!!

ぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶく…………!!

「あぁ~むっ…んぐっ…ぐぇぇえええっぷぅ♡はぁぁんばぁぁがぁぁ…おいじぃぃぃ♡」

「ぶひゅぅぅぅっ…♡やっぱぁぁ…どろぉぉじぃぃざまぁのぉ…はんばぁぁがぁぁ…ざぁぁいごぉぉだなぁぁああ…♡」

戦闘員の前でバクバクとハンバーガーを貪りながら本来の姿へ戻る二人。

その姿は以前の倍以上に増量しており先ほどまで叱咤激励されていた戦闘員がまるで子供のように見えてしまう。

目の前に姿を現した超肥満体の二人に戦闘員の彼女は終始見惚れていた。

そして新ダークワールド本部、その建物の地下……

グレイス達はそこに居た。

しかしその姿は……


「んぶふぅぅぅううううう……はひゅぅぅぅぅ……どぉろぉじぃぃぃ……おながぁ…ずぅいだぁわぁぁああ…♡」

「はぁぁあああい♡ぐぅれいずぅぅ…ざまぁぁああ…♡いまぁぁずぐぅぅ…わだぁじぃのぉぉ…ひぃまんが……みるぐぅ…ぶひゅーっ…ざじあげまぁずねぇぇ…♡」

「までぇぇぇええ!あだじぃが…ぐぅれいずぅ…ざまぁにぃぃ……おっぱぁい…あげるんだぁぁああ……!」

巨大な肉の塊が三つ……奥に居る巨大な肉塊がグレイス、手前の二つの肉塊がファウストとドロシーだ。

少女隊との闘いが終わり世界征服を果たしたグレイスはまずリャン・ファンの肉まんを世界へ流通させることにした。

結果、世の女性はブクブクと太っていきそのすべてがグレイスを崇拝する戦闘員の素質を得た。

しかし戦う相手もおらず、一部の太る才能を持った者だけをダークワールドに迎え入れ、今やダークワールドは己の身体を理想の肥満体へと育てる施設となっていた。

その過程でグレイスも一度太った身体を経験していたこともあり、太る事への快楽に目覚め、ドロシーもグレイスについていくべく自己肥育を開始したのだった。

また、ボロボロだったファウストも治療後、グレイスにべったりで「グレイス様が太るなら私もお手伝いさせてください!」とダークワールドに入団、現在に至る。

ファウストの部下たちもダークワールドに所属し、各々肥満体生活を満喫しているようだ。

「ごぉらぁぁあああ……おまえはぁ…ぶひゅっ…しんいりなんだからぁ…はふぅ…すこしは…えんりょをだなぁああ…!」

「うるぜぇぇえ!…はふぅーっ…私のほうがぁぁあ…さぎぃにぃ…ぐれいず…さまどぉ…しりあっでるんだぁああ……さぁ。ぐれいずざまぁぁあ…ぶっふぅぅ…あだじぃの…でぶでぶぅ…おっぱいぃい…のぉんでぐだざぁい♡」

ぶよんっぶよんっ!と肉をぶつけあいながら自分の胸をグレイスに与えるべく喧嘩するドロシーとファウスト。

「ごぉらぁあごらぁぁああ…んぶふぅぅ…げんかぁ…じなぁいのぉ…♡いぃっじょに…のんでぇ…あげるんだからぁあ♡」

そう言うとグレイスは二人の巨大な胸を口元へ寄せ一気にしゃぶりつく。

ごきゅっごきゅっと凄まじい吸引にドロシーとファウストは顔を赤らめ喜びに打ち震える。

「んぶふぅぅぅうう♡ありがどぉぉござぁいまずぅぅ!ぐれいずぅざまぁぁあああ♡」

「ぶひゅぅぅぅうう♡もっどぉぉ…わだじぃのおっぱいぃのんでぇ!ぐれいずぅざまぁぁあああ♡」

だぶんっ!だぶんっ!ぶよんっぶるんっ♡ぼいんっぼよぉんっ♡

全身の贅肉を揺らしながらグレイスにおっぱいを吸われることを喜ぶ二つの肉塊。

そして吸っているグレイスはぶくぶくとその巨体をさらに大きく肉で太らせていく。

四六時中肉をいじっては食べ物を食べて太る……ただそれだけを繰り返し、部下たちにもそうさせる。

そしてより濃度の高い肥満化母乳を肉まんへ転用し、世界の女性の体重を底上げしていく……

こうしてダークワールドによって支配された世界は肥満女性で溢れかえり、また支配するグレイスたちもぶくぶくと太り続けていくのであった。

それはもう皆幸せそうに……

おや、おやつに肉まんを食べようと考えていますか?気を付けてください……もしかするとそれは……

END

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Comments

メタリアン

おおお!なっとくのハッピーエンド!みんな太った体で幸せそうで良かったです! 肉の海で 頬を赤めたグレイス様凄く 魅力的でしたよ~ 肥満要素もりもりで ヒロイン要素もあり 全て良かったです 素晴らしい作品をありがとうございました! 完走お疲れ様です!

むらさきサニキ

ありがとうございます!無事完結しました! 色々と粗が目立つ作品でしたがひとまず続けられて良かったと思っております~