三条姉妹【プロローグ4】 (Pixiv Fanbox)

男の陽物に装着された性具によって本能と肉体を 支配されてしまった沙織は、まるで最愛の恋人と 睦み合うかのようにまぐわい、苦悩と快楽の混ざった 魂を搾りだすかのような愛の言葉を男と交わし続ける。 気高く優しい姉が目の前で陵辱され、痴態を晒す姿を 妹のみこは信じられない気持ちで見続ける。 後ろ手に縛られた縄によって大きく開脚した状態で ベッドの脇に座らされた彼女の股には、禍々しい貞操帯が 嵌められており、数週間に渡る強制的な禁欲生活を強いていた。 特等席で見せられるポルノショーに、みこの幼い官能の火は 否応なく燃え上がり、それは彼女の中に嫉妬と羨望の混ざった 感情を生じさせる。 自分の順番を待ち続けるみこだったが、 姉の沙織が自らが犠牲になることで男と交わした 「妹の純潔を守る」という誓約があるかぎり、 彼女の純潔は男によって守られ続けるという残酷な事実に 未だ気づかない。 異なる方法で劣情を支配された姉妹。だがそれは男の悪辣な企みの始まりに過ぎないのだった。