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学校で行われる健康診断で一人異常が認められた 三条みこは、近くにある一族経営の私立病院で さらなる診察を受けることになる。 一週間に一度の女医による診察はしごく真っ当な ものであり、少女の病歴や家族構成などの聞き取り、 そして雑談の一環として、学校生活の様子や 少女が密かに憧れているクラスメイトとの恋愛相談 などが行われていた。 一見何の変哲もない診察ではあったが、巧妙に 聞き出されたそれらの情報をつなぎ合わせると、 精神的に縛る枷となっていることに少女は気づかない。 三度目の診察になるとみこは女医に対して少しずつ 心を開き始め、特別な「診察」を受け入れ始める。 女医はみこに対して性器に異常があるかもしれないと 説明をし採尿室のビデオカメラの前で、今後の診察のために 排尿の様子を記録させるよう要求をする。 自らの最も恥ずべき行為を記録されるということに みこは恥じらい躊躇するが、性器以外の場所は撮影はしないという 説明が事務的に行われると、少女は性を意識をする自分のほうが おかしいのではないかと思い始め、意を決してカメラの前に しゃがみ込む。 「撮影を…お願いします」 採尿室の外にいる女医に対してみこがお願いをすると ビデオカメラがランプが点灯し撮影が始まる。 当然採尿室の中には複数のカメラが隠されており、 おずおずと排尿を始める少女の様子は様々な角度から 撮影をされ、それはまるで特殊な性癖を持つ 愛好家への映像作品のように仕立て上げられていく。 病院側の卑劣な罠。少しずつ見えない枷を心に嵌められて いることに気づくことも出来ず、少女は女医の出す 〈演技指導〉に従いつづけるのだった。

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