Live2DのR&D（舌ペロ編） (Pixiv Fanbox)

覚え書き的に、今回Live2Dで色々試した事の解説です。

主に絵描き系向けなので見るだけの人は最初の動画観るだけでもいいかも。

まずは動画から。

舌なめずり2

ちょっとだけカメラワークを付けてみる。ていうかLive2Dのアニメ、変化のカーブ付けられるのはパラメータだけでキャンバス位置の設定とかには付けられないっぽい？

というのはさておき、

今回、上下左右にXYの2軸で操作できる様にしてみました。無駄に。

舌レロ

煽ってんのか……！　このメスガキ……ッ！

口の構造ですが、レイヤー5つに分かれてます。（統合してLive2Dに持って行った状態でなのでクリスタ上だともっと多いですよ）

上から順に、舌裏、上唇、舌、口、下唇

今回は口を閉じた状態を前提で組んだので口自体で舌っぽい＆唾液もある描き込みになってますが、口を開いている状態でもやろうとするともう少し工夫が必要そうで。

まず口を閉じるのに最終的に上唇＆下唇になる様に口を変形縮小させて上唇内に収める様にしました。

舌レイヤーに関しては透明にしておいて、口の閉じきる直前から透明度を上げていくようにキーを打ってます。

閉じ切ったところで口レイヤーは完全に上唇の中に取り込まれて見えなくなり、舌レイヤーが出てます。上唇をにっこり顔に変形させてるので舌もそれに合わせて。

これは上唇の変形を継承させないで自前で変形させた方が良いんじゃないかな、と。

舌とか口の変形でずれて隙間が見えないように、そのためのマージンとして上唇の肌色部分があります

舌を出さないで口を閉じた顔も当然ありますけど今回は用途的に舌出し専用で。

下方向への変形はまぁ素直に変形させるだけですねｗ

問題は上に舌を伸ばす時ですが、構造的に上唇が舌の上に来ています。

なので、舌の上下の途中で舌裏のレイヤーの透明度を上げて表示するキーを打ち、

上方向へはそちらを伸ばす様にしました。舌裏の根元は舌の下部と同じ色で繋ぎ目が判らない様に。後は左右への変形も舌裏と舌を上手く変形させて対応ですね。

大体これで自分としてはいい感じにできました。

欠点と言えば丁度中間の口の辺りは変形が歪なので綺麗に制御しづらいです。

舌も舌裏も上下の向きなので仕方ないと言えば仕方ないですが。

次回はおっぱいスライダー編です。