【挿絵有り】キャプテン・ヴァロール 洗脳バケーション【SS】 (Pixiv Fanbox)
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制作したゲームの番外編小説を書きました。操られたヒーローがビーチ淫らな挑戦を強制され、その結果―という内容です。
あー届いた?
今どき紙の絵葉書なんて珍しいだろ? 俺も初めて送ったしな。
え、コラージュ?コスプレ? 違う違う、せっかくの初海外旅行で、そんなさもしい真似してどうするんだよ。
ホンモノ。マジ写真だって。
ホンモノのキャプテン。キャプテン・ヴァロールだよ。旅行先のビーチで彼と撮影したんだ。
まあまあちょっと面白い話があるから、少しばかり俺の自慢話に付き合ってくれよ。
あれは旅行の三日目だったかな。文化的に博物館とか公園の鑑賞ってのは、二日間で飽きた……いやいや満足したから、三日目はそりゃあもう解放的に行こうってことでビーチに向かったわけよ。ま、この気持ちわかるだろ?
いやなかなかすごかったね、夏に合わせて体を仕上げてきた男たち、豊満な美女、俺みたいな浮かれた観光客。海と砂浜の色はこの国とは比べ物にならないほどキレイで、いいガタイの人間も沢山だ。――まあそれはいいんだけど、だからといって海でやることが増えるわけでもなし、ナンパするほどの度胸もなし、ってことで俺は来てそうそうゴロンと寝っ転がった。
海外の刺激的なマッチョやダディの水着姿を横目に、普段働いている時間にごろ寝するっていうのはそりゃあまあいい気分だったね。俺は旅行の疲れもあって、少しウトウトして……まあ三十分くらいパラソルの下で眠ったんだ。
で、目が覚めたら、巨人が目の前に立ってた。
シルバーとレッド、ブルーの差し色のぴっちりしたスーツ。逆三角形に絞れているのに、どこもかしこも膨れ上がった特大の筋肉。潮風に赤いマントが煽られて、いかにもヒーローですって感じの音がバタバタ鳴っていた。
いや、勿論夢だと思ったよ。この国に所属しているヒーローとは知っていたけど、トップもトップの超有名ヒーローだからな。あーこんな光景見れたらいいなーって妄想がそのまま目の前に現れたって考えるのが自然だよな。
おまけにビーチのド真ん中なのに、全身ぴっちりヒーロースーツ姿っていうのも浮いてたしな。体のデカさも、表情の真剣さも、どれもこれも非現実感しかなかった。
ところが、その妄想は口を開いて、俺に話しかけてきたんだよ。
「やあ、起こしてしまったかな? もし暇だったら、少し私に付き合ってくれないか?」
って、まるで下手くそなナンパでもするみたいに。片手を上げた、いかにもヒーローらしいポーズで聞いてきた。
どう返事したと思う?軽やかに「俺で良ければもちろん、キャプテン」なんて答え……られたら良かったんだけどな。勿論俺はそんな性格じゃないし、寝起きでうまく頭も働いてないしで「え、そ、そそ、それって俺のことですか」なんて間抜けな質問をしちまった。
「ああ、そのとおりだ」
そんな俺を笑うでもなく、キャプテンは大真面目な顔のまま頷いた。ブラックとホワイトの髪と髭を俺に近づけてきた。
ぐいっと詰め寄られると、顔以上に逞しい胸板や腹筋が目の前に広がってくるんだよ。
圧倒的なバルク、なんて言い方をするけど、ありゃ真実だね。あまりに立派な体ってのは、それだけで圧倒されるんだ。
太陽は随分上にある筈なのに、パラソルよりも大きく俺の体に日陰ができていた。すぅっと体感気温が下がるような、だけど目の前のヒーローから発せられる熱気で蒸し暑いような、不思議な体験だった。
「あの、付き合うって一体何をすりゃあいいんですか?」
「なに、難しいことではない。ヒーローは君達を助けることはあっても、助けられる存在ではないからな。つまり、私に君の手伝いをさせてもらいたいんだ」
「手伝いって……?」
「うむ、今なにか困っていることはないか? 聞かせてはくれないか? どんなことでも、この私キャプテン・ヴァロールが解決してみせよう」
ヒーローらしい?
いやいや、なんかちょっと変だよな、コレって。
そりゃあ今は平和な世界で、正義の味方が日夜忙しなく戦っている時代じゃないとはいえ、縁もゆかりも無いうえにそのうえビーチでごろ寝している俺を『助ける』なんて、大真面目に言うことじゃないだろ?
「さあどんなことでもいいぞ。私の目であれば人探しなど一瞬だ。君を抱えたまま海の上をサーフィンして思い出づくりをするのもいい。旅行で疲れているならば、ヒーローエナジーを少しだけ分けてあげることも構わないぞ。それとも、この大きな手でマッサージをされるというのはどうかな?」
俺は勿論、答えたね。
「いえ、特には……今困ってないし………」
…………。
いやいや、しょうがないだろ。
突然本物のヒーローが現れたんだぜ。そうなるって!
実際目の前にするとスゲエんだよ。絶対ありえないとはいえ、ちょっと力を入れれば俺の腰なんてポキっと折れるくらいに二の腕がぶっ太いんだぜ。
下心出して、「じゃあ俺の全身にオイルを塗ってくれるかな、丹念になあへっへっへ」なんて言えねえって!「ゲヘヘ、一度その股間のデカイ膨らみを触りたかったんだぁ」とか、思ってても声に出ねえよ!
あぁ、なんでよりによってヒーローを下心で見ている俺のところに……って、ヒーローの不運さを俺は嘆いたり――ああ大丈夫大丈夫、こっからちゃんと面白くなってくるから!
「本当にいいのか? なにか私にしたいことがあるんじゃないのか?」
俺の方から辞退したっていうのに、キャプテンは譲らなかった。
「ヒーローに手助けしてもらいたい、と考えるのは自然のことだ。キミはとくに、その傾向があるように思えたのだが……」
「どうしてまた……そんなにこだわるんっすか?」
俺はついに尋ねた。
「うむ、当然の疑問だ、答えよう。これは、私に課せられた任務であり、戦いなのだ」
「どういうことっすか?」
余計わからない答えが返ってきた。
そんな俺を見て、キャプテンは人差し指を空に向けて突き出して説明をしてくれた。
「ヒーローというのは、人々の心の光を信じているもののだ」
いきなり話が飛躍したけど、とりあえず俺は黙って聞いた。
「私はヒーローが正しい姿を見せ続ければ、人々はまっすぐ歩んでいくものだと考えているのだ」
「このようなバカンス地においても、人々はヒーローに対する信頼や、敬意を忘れないと私は主張したのだ。だが、私の主は違った」
主。
突然現れた異物に俺は大きな瞬きをした。
「このような場所で遊興に耽る人々は、ヒーローの魅力的な肉体にガマンなど出来るはずがない。ヒーローを性愛と対象とする人間に対し、ヒーローが呼びかければきっと享楽的な要求をするに違いない、と……そう言うのだ」
ヒーローの堅苦しい説明を片耳で聞きながら、俺はビーチを見回した。
なるほど……主、支配者、マスターらしき存在が確認できた。
遠目でこちらを観察している細身の男と太った禿頭が、ヒーローをみてニヤニヤと観察していた。あんなのがこの屈強なヒーローから崇拝されているとは、過程がまるで想像できないけれど、とにかく事実には違いないらしい。
「つまり、俺は試されているってこと、ですか?」
「そういう言い方も、できてしまうな」
ヒーローは眉間にシワを寄せながら、しかしハッキリと返答した。
「人々はヒーローの魅力的な肉体にガマンできない、か」
「ああ、だがヒーローの真の魅力は、肉体や顔などではない。我々の活躍の歴史や、正義を愛する心こそ人々は見つめている、そのはずなのだ」
そう言いながらも、キャプテン・ヴァロールは予め動作が定められているかのように俺の前で筋肉を強調したポージングをしてみせた。
見事なまでのアブドミナル&サイ。グッと押しつぶされた腹筋がスーツを押して、ボコボコの筋肉の波を見せつける。
俺は生唾を飲み込んで、膨らんだ鼻の穴から大きく息を吸った。
俺はそこで気がついた。緊張で全く気が付いてなかったんだ。潮の匂いに混じって、キャプテン・ヴァロールの体から雄の臭気がムンと漂っていたんだよ。
「俺以外は、どんな要求をしたんですか」
「今日の成果は、全身オイルまみれになってマッサージ。ヒーローポージングショーをしながらの卑猥なオナニー。そして、フェラチオからの飲み込みをこなしている」
それはそれは、見事なまで享楽的な結果だった。
目を凝らしてヒーローを見ると、スーツは全身が汗でテカテカして、出して出された精液の痕があちこちに残っていた。スーツの機能はオフになっているようだった。
「じゃあ、本当になにをしてもいいんですね、俺が……キャプテン・ヴァロールにどんな事を頼んでも、いいわけだ」
「私の正義の心は押し潰されそうになるが、要求にはすべて応えるだろう。私はキミを叱責したりもしない、どのような、ことでも――ンぬぅッ!?」
「つまり、コレも?」
そう言いながら俺は海のように青いヒーローの股間をムニュりと揉んだ。
「そ、そうだ、私は……自らの実力を以ってキミの要求や行動を妨げはしない……ッ! 正義の心を信じるということは、つまり……自主性を重んじるということに――あぁっ!」
「へへ……キャプテン・ヴァロールって、意外とキモチイイことにはすぐ声が出るタイプなんっすね」
「あ、ああ、そのとおりだっ、私は、快楽に対する忍耐を鍛えていない……! そのようなものは不用として切り捨てていたからだっ……! ぬ、ぬぅ、むぅう❤」
「そのうえ、なんでも声に出る。いや、出さなきゃいけないのかな」
俺にもなんとなくルールが分かってきた。
つまり、自由になるヒーローを目の前にぶら下げられて、本当にヒトは我慢ができるのかって話だ。ヒーロー望む通り清く正しく敬意を持って接するか、欲望のままに筋肉や肉棒を味わうか。
で、俺は勿論……。
ヒーローの望み通りにしたってことだ。
ヒーローの……肉棒の求める通りにね。
「お、すぐに大きくなってきた。へえ……スーツの中で勃起するとこんなふうになるんだ」
「ああ、き、気持ちがいい……ヒーローのペニスが、スーツの上から刺激されている……はあぁ……❤」
「低い声でそんなこと言うなんて、誘ってるとしか思えないっすよキャプテン」
「そ、そのような意図はないッ……! 私は願っているのだ、どうか欲望に負けず、それぞれに備わっている心の光を、むぉッ❤ ン――むうぅぅおぉおっ❤」
股間をピクピクとさせながら、そんな事を言うのもまた別の意味で誘われているみたいな気分になった。
ヒーローらしいことを言いながら、実際は俺の手で喘いでるんだぜ。頭がぐっちゃぐちゃになりそうな興奮だった。
善性と悪性が試されるとかなんとかいうけど、そんな大げさ事じゃないだろって気分になってきた。
ヒーローの股間をちょっと気持ちよくしているだけだぜ? ヒーローも気持ちいいし、俺も興奮。なんにも悪いことは起きてない。だろ?
「じゃあ俺が今、ヒーローに助けてもらいたいことを言うよ、キャプテン」
「ムッ❤ ぬぅぅ……な、なんだ、なんでも、言ってっ、くれ……っ❤」
「俺がやっているみたいに、返してくれ。キャプテン・ヴァロール。俺のココも触って欲しい」
「ぬぅぅう❤❤」
その要求に、流石にヒーローの顔面が変わった。筋肉にグッと力が入るのがわかる。さすがに調子に乗りすぎたか? 俺は少しビビったが、すぐにヒーローの変化以上の変貌が起きた。
「ン――ムゥゥウ❤❤❤」
俺の握りしめていたヒーローの股間が、激しく緑に光っていた。
手を離してみると、得体のしれない鍵マークが明滅していた。
その光が強まるとヒーローはブルブルと震え、表情を崩し、気持ちよさそうに腰を回していた。
「も、もももも………もちろん、だ、ヒーローは、約束を違えないッ、キミの要求、キミの願いを、叶えようぅぅう❤❤」
何があったかわからないが、変化は一目瞭然だった。
ヒーローの股間にあった巨大な膨らみが、バッキバキに勃起して青い肉棒そのものに変化していた。
今までの人生で、コレほど立派で、無様な勃起は初めて見た。
サイズは特大。幹は太くて、ヒーローの筋肉に負けず劣らず力強い。玉もずっしりと重たそうで、いかにも大量の精子が生産されていそうだ。竿も太いけど、それよりもっとデカイのは亀頭だ。ぱっくりと鈴口が空いていて、ブリンと開いたカサはたっぷりのカリを作っている。この段差担ってる部分が特に敏感っていう通説どおりなら、ヒーローのチンポはめちゃくちゃにモロカンのデカマラってことになる。
そんな特上チンポが、ヒーロースーツの色味そのまんまにハッキリくっきり露出してるんだ。
とんでもなく立派。それでいて最高に無様。
俺は目を奪われた。
「これは……勃起率80%。ヒーローペニス完全隆起モードだ❤ さあ、キミの望む通り、私も全力でキミと同じ動きをしよう。キミも私のように、肉棒に血流を集中させ勃起状態になっていてくれると、トレースがしやすくて助かるのだが」
そんな要求、不成立にするほうが無理ってもんだ。
ヒーローのこんな勃起を見せられて、興奮するなって話だろ。絶対無理だ。
キャプテンの肉棒とは全く大きさは違うけど、俺のちんぽも水着の中でガチガチのビンビンになっていた。
「どれ、では取り出させてもらおうッ❤」
ヒーローは優しそうに微笑みながら、俺の為に砂浜を一歩踏み出してきた。勃起と微笑み、そして俺の水着をジロジロ見ているヒーローは、どんなに善人そうな笑みを浮かべていても変態に見えた。
俺のチンポはますます固くなった。
「どれ、失礼っ❤」
キャプテンはヒーロースーツに覆われた分厚い手を俺の水着の中に潜入させた。
すぐに俺のチンポは見つかった。
「ああ、よかった、勃起をしているな。さあ、さあ、望む通りのことを、私のペニスにしてくれたまえ」
俺の頭上からヒーローの誘う声がして、同時にがっしりと分厚い手に掴まれた。
こうやって能動的に動かれると、あっという間に立場が逆転したような気持ちになる。それだけヒーローはデカくて雄々しくて、なにより雄の部位が凄まじかった。
「う……!」
俺はヒーローの手の感触に呻いた。
テカテカ光るスーツ。あの青いスーツに触られている。すべすべしていて、テカテカしていて、新しい刺激。そりゃあもう気持ちが良かった。肌とは違う滑らかさで、だけれどヒーローの手は素手のように繊細でもあってさ。
「よ、よし、始めるぞ」
「む、うムッ……❤」
あんまりにも圧倒されるのが悔しくなって、俺はヤケになったように手を動かした。
そうしたら、そりゃあもう驚きよ。
「う❤ ぬぅぅ❤ ふぬぅぅううッ❤❤」
あっという間に再逆転。
やっぱね、キャプテン・ヴァロールってめちゃくちゃ敏感。勃起してない状態ですら感じまくりだったけど、勃起したら感じ方は段違い。ちょっと竿を擦るだけで汁が出てくるし、カリの部分をなぞったら声が出るし、玉なんて小指で突いただけでヨダレを飲む音が聞こえてくるくらい。
「うっわ、キャプテンってこんなデカイ弱点抱えてヒーロー活動していたなんて、すげえ意外。よく今まで無事でしたね。ああ、無事じゃないから今こうなってるのかな」
「そ、そのようなことを、ヒーローに言うべきではないッ❤ ぬぅッ、ヒーローは、快楽や欲望など、超越した存在であり続けたから、今日の平和がッむぅぅ❤❤❤」
ヒーローは言葉責めでさらに感じまくっていたけれど、それでも俺を止めることはせずに、それどころか積極的に俺の手の動きのコピーペーストをこなしていた。
ヒーローは今、俺の手の一部。
道具どころのはなしじゃない。
俺の体の一部分になってるんだ。
俺がもうちょっと竿を刺激したいと思ったらそのとおりになる。一気に気持ちよくなりたいと思ってもそのとおり。射精が近づいてきたからガマンしようと主思っても、もちろんそのとおり。
「ハァ❤ ハァハァ❤ ぬあぁぁッ❤❤」
おまけに激しいよがり声つきだ。
自分の感じる動き。だけど他人の手。最高ののハンドジョブで、最高のオナニーだったね、ありゃ。
「ああッ、ま、待ってくれ、少し❤ あ、少し待ってくれ❤」
「あれ、俺のやってることは止めないんじゃなかったっけ」
正直、ヒーローが俺を止めた理由はわかっていた。
ヒーローの口より先に、俺が握りしめてるチンポのほうが正直で、雄弁だったからな。
「も、勿論そうだ、そう……なのだがっ❤ わ、私はキミの動きをそのまま返すと約束したッ❤ し、しかし、しかし、だ、キミの動きは真似できても、身体の反応は、違っている、わけだッ❤ その場合、わ、私はどうしたらッ❤❤」
「つまり?」
「つ、つまり!? ――ぬ、ぬぅうぅうッッ❤❤」
キャプテン特有のかたっ苦しい言い回しを、今回は許さなかった。
俺はそのまま追い込んだ。そう、激しく竿を扱いたんだ。
効果はてきめん。ヒーローは大声で言い直した。
「ぬぅぅぅうう❤❤❤ つまり、このままでは、先に、先にイッてしまううぅぅうう❤❤❤ このままでは、私の……キャプテン・ヴァロールのチンポからッ❤ 精液が噴き出してしまうのだぁあああッ❤❤ そ、その場合は約束の不履行になってしまうのではぁああアァァアッッ❤❤」
俺より遥かに巨大なヒーローは、膝をガクガクさせながらギリギリ歯を食いしばった。
そう。
ヒーローは俺のテクで、もうメロメロの射精直前だったのだ。
「ああッ、ヒーローの勃起率は90%を超えているッ❤ 私は本来ならば肉体を自在に管理できるかッ、様々な制限がかけられている結果ッ、今ッ、キミの手によってッ、あえなく射精してしまいそうになっているのだぁあ、ヌァアア、ムホォォオッッ❤❤❤❤」
「同じ動きなのに、ヒーローは俺より先にイッちゃうんだ? 忍耐でなんとか我慢すればいいんじゃないですか、キャプテン・ヴァロールなんだから」
「も、もう限界ッなのだッ❤❤ さっきからもうずっと、ずっと、もう、もうッ❤❤」
「ハァ……ハハ、いいね、いいねえ、正義のヒーローは、俺のチンポより弱いってことだ?」
「ヒ、ヒーローは……人々の盾となる存在だッ❤ 人々より優れた肉体と精神を使い、導き、勝利する存在ッ、なのだ……がッ❤❤ グゥ……ムゥゥウ❤❤❤」
敗北を認めるわけにはいかなかったようで、キャプテンは最後の意地を俺に見せてきた。
もう、その瞬間俺の興奮と嗜虐心はマックス。
俺はトドメのムーブをかましてやった。
この……青いスーツに覆われた、でっかいカリと竿の境目。
感じやすい場所を……めちゃくちゃ激しく擦ってやったんだ。
このデッカイ亀頭がまるごととろけるくらいに、俺の全テクを使ってな。手首を少しスナップしてでもスピードは出して、それでいて力入れすぎずに、そりゃあもう全神経を使ってヒーローのビッグペニスをストロークだ。
―――結果?
へへ、わかりきってるだろ?
「ムォ――――オホォォオオ❤❤❤ オホォォオオオオ、オォォォオッ、キ、キ、きもちよすぎるぅぅぅうう❤❤❤ オォォオイクゥゥ❤ イッってしまうゥゥウウイクイクイクゥゥウホウォオオオッッッ❤❤❤❤❤❤」
ヒーローはあえなく陥落。
俺の前で、そりゃあもう激しい雄叫びを上げて大ッ量に射精しちまった。
青いスーツにくっきり浮き上がったチンポから、真っ白な精液をドックンドックン吐き出した。
握りしめている俺の手に、すごい感触がハッキリ伝わってきた。
ヒーローのデカマラの中心に流れているぶっとい尿道から、雄汁がドクンドクンと込み上げるの感触。
チンポがでかすぎるとこんなものも感じるのかって、ちょっと笑っちまうくらい卑猥だったね。
「オォォオオ❤ す、す、すまない、私は、私は、キミより先にイッてしまった❤ 私は、ヒーローなのに、キミのテクニックに敗北した❤ み、認める、私はキミのテクニックに完全敗北してしまったあッ❤❤」
ヒーローは片手を上げて、宣誓をするように俺に敗北を伝えた。
………まあ俺の方も限界だったからな。その光景を見てすげえ量射精しちまった。
――で、最後に撮ったのがこの写真ってワケ。
キャプテン・ヴァロールを使わせてくれた例の「主」の二人にお礼を言って、ヒーローのココがエロいとか、ヒーローのチンポの弱さをネタに色々盛り上がってさ。
で、最後になにか記念をって話になって、じゃあうちの国にこういう風習あるからって、ヒーローを中心に置いてパシャっと撮ったんだよ。
皆水着なのに、一人だけヒーロースーツで勃起している正義のスーパーヒーロー。
かなりエロくね? な?
ハハ、エロいし……すごいだろこの勃起っ。
写真のためにもう一回ガチガチにさせたんじゃないんだぜ。俺たちが話している間じゅう、射精後だってのにずっとガッチガチだったんだよ、キャプテン。
よっぽど『キモチイイ』に弱いんだろうな、あのデカマラ。
俺は去り際に「今度は亀頭責めとかしてやったら、きっといい反応するぜ」ってキャプテン・ヴァロールにも聞こえるように教えてやったらさ、青いスーツに包まれた勃起チンポがビクって大きく跳ねるのが見えた。
ありゃあまだまだたっぷり開発できるぜ、へへ。
また旅費たまったら会いに行こうかな。
終