【冒険の書】 エマの手記 (Pixiv Fanbox)
Content
はいどうもーこんにちはーお久しぶりです。
かれこれ一ヶ月開いてしまって申し訳ないです。
ツイッターへの浮上も激減、サブで日々のソシャゲ報告をするだけのマシーンになっております。
仕事の方が立て込んでるというのもありますが、同時に新作ラッシュが来てて身動きが取れません(結局私事じゃねえか!!w
という訳で(どういう訳だ)DQ11Sが発売されたので、ストーリーの進行に合わせて、冒険の書と題した妄想風小説風日記風をお送りしていこうかなと思います。
本編シナリオに関しては、多少の追加がある程度なので急いでクリアする必要も無いかなと。
それで思い出しついでに、妄想ポイントを見つけたら描く、みたいなノリの気まぐれ企画です!
いつもの事ですが唐突に終わる可能性がありますのでご了承下さい。
================================
どうしてこんなものが?
彼が旅立った後、彼の部屋の掃除は私にやらせて頂けるよう、ペルラおばさまに申し出た。
大きな汚れも無く整理されたその部屋は、真面目な彼らしいなと思いながらも、こういう所でさえ彼の為に出来る事が無いのだと少し寂しくもなる。
ふと衣装棚の隣に目立たないように置かれた箱を見つけた。
勝手に開けるのはあんまり良くないけれど、好奇心の方が勝ってしまった私は考える暇も無くそれを開けた。
「ええ!?」
そこにはいくつかの衣装が綺麗に収めてあり、その一つを手に取り考え込む。
(これ・・・誰が着るのかしら)
水着やフリルがあしらわれた衣装等、当然ながら彼自身が着るとは到底思えないものばかりだ。
(もしかして私に?)
彼が他の女性と親しくしてる様子は見たことが無いので、自然とその対象が自分だと思ってしまうのは少し自惚れだろうか。
(彼が着て欲しいというのであれば、別に私は着てもいいんだけど・・・)
彼へのイメージを大きく揺るがせながら私は少しの間立ちすくんでいた。
E あぶない水着(DQⅢ)
(うーん・・・やっぱりちょっと恥ずかしいな)
鏡に映る自分を見てますます顔が赤くなっていくのが分かる。
(これを着たら彼はなんて言ってくれるのかな・・・)
布地面積で言えばビキニの方がよっぽど少ないであろう。
でもこの水着はとても破廉恥な気がしてならない。
(あー、ダメダメ!何でこんな事してるのかしら。)
他人の部屋で勝手に衣装を着てドキドキしてる事の異様さに気づき、すぐさま元の場所に戻す。
「さ、掃除しましょ!」
水着の股布部分は少し湿っていた。