流体スーツの本来の機能は、装着した者への性的な拷問や拘束を兼ねている。
マテリアルも濃縮されたエネルギーの塊であり、それを制御するブーツやグローブがあるからこそ、防護スーツとして機能するのだ。
しかし、その制御を担うパーツを無しにスーツの機能を使おうとすれば、装着者に多大な負荷を与えることになる。
黒アルトことうおとらは、怪人からの責苦に堪える為の鍛練と言い聞かせ、敢えてその機能を再び己の肉体に使用してみるが……?