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〈シシリー編 その1 完敗〉


孝介とクロエの二人は、ネットから次なる協力者の情報を得るべくひたすらタブレット端末に齧り付いていた。

次の協力者とは・・・・・

地球上に存在する最強のメガモンスター級女子ビルダーだ。モンスター級程度では、筋肉美女好きの男達の精神崩壊は期待できない。

「うーん、メガモンスター級女子ビルダーのナンバー1って誰なんだろう・・・」

「試合に出ている女子ビルダーが全てとはいえませんの。」

「そうなんだよねぇ。試合に出ていない女子ビルダーだっていくらでもいそうだからね。特にメガモンスター級ともなれば、周りの人達の理解も得られないからって人知れず鍛えている可能性だってあるからね。」

「そうですわね。」

クロエの時は、結構情報がネットに転がっていたが、メガモンスター級女子ビルダーの情報はかなり少ない。ごく普通の、女子ビルダーの情報ならば腐るほどあるが、モンスター級やメガモンスター級となると一向に情報が見つからないでいた。

「マスター?一層のこと、現地調査といきませんか?」

「現地調査?」

「はい、マニアックなボディビルジムに直接出向いて情報を得るのです。“蛇の道は蛇”ということわざがあるように、ビルダー同士でなら何か情報交換があるやもしれませんわ。」

「うーん、そうだね。・・・でも、ああいう所って、僕みたいな子供がいくと・・・」

「そこはこの私にお任せ下さい。男の扱いには慣れておりますので。」

「そうだったね!」じゃ宜しく頼むね?」

「はーい!承知しましたの!」

こうして二人は、都内にあるマニアックなボディビルジムを片っ端から当たってみることにした。



少しずつ情報を集め、それを精査しターゲットがいそうな所を絞っていく。

しかし、そのターゲットが都内に在住しているとは限らない。場合によっては、日本全土を探し回らなければならない覚悟が必要となるやもしれない。

そう考えていたある日の事・・・

「これで何軒目かな?」

連日の肉体的情報収集の疲れで根を上げそうな孝介。

セックスならば、性欲異常者のクロエさえも余裕でねじ伏せられる孝介だが、それ以外の肉体労働はからっきしダメだった。

「二十七軒目ですが、私はまだまだ大丈夫です!マスターは?・・・・・・あっ、かなり堪えてますね〜」

通りの角に汗だくになりながら腰を下ろす孝介は、日頃の疲れが蓄積し疲労困憊のようだ。

「私、何か飲み物を買ってきますね?」

「頼むよぉ〜」

もう一歩も歩けないと言いたげな顔をクロエに向ける孝介とは対照的に、

「はい、お任せを!」

と、元気にガッツポーズを取り、胸元から溢れんばかりの超乳おっぱいをバウンッ!と激しく弾ませながらクロエはどこかへと走り去ってしまう。

「クロエは元気だよなぁ〜どうして僕って、エッチの時しか体力持たないんだろう・・・情けない・・・。」

俯きながらそう呟いていると、何やら通行人がざわめき出した。

孝介は、どうせクロエがただでさえ目を引くあの超乳を弾ませて周りの注目を集めているとばかり思い、じっと俯いたままでいると、

「おい見ろよ!あの女、バカみたいにムキムキだぜ!」

「マジかよっ!あれで人間って嘘だろっ!」

などと口にする人達で通りはお祭り騒ぎになっていた。

慌てて人混みを掻き分け注目のその女の姿を見つけ、孝介は絶句する。

その女は、特注だと思しきTシャツからゴツゴツとした分厚い腹筋を丸出しにし、胸元を今にも破かんばかりに胸の筋肉で押し広げ、人一人分はあろうかという太ももをショートスパッツから剥き出しにして歩いていた。

足を踏み出すたびに躍動する全身の筋肉は、明らかに男子ビルダーを凌駕している。

「居たっ!・・・でもメガサイズじゃ無いや。」

孝介は、探し求めていたメガモンスター級では無いが、明らかに尋常では無い筋肉を全身に盛り上げるその女の元に、一目散に駆け寄り声をかけた。

「お、お姉さん!ちょっと聞きことがあるんだけど?」

「あら?こんな私にこんな可愛いボクが何の用かしら?もしかして、この筋肉おっぱいを触ってみたいのかしら?」

「ええーっ!そ、そんな事は・・・・」

満更でも無い様子だ。

父、雄大の遺伝子を受け継いでいるのだから、筋肉美女も大好きな孝介だ。

「ここだとみんなが見てるから、どこか落ち着いて話せるところって無い?」

「そうねぇ・・・じゃあ私が通ってるジムに行ってみない?」

「ジム?」

「そうよ、私みたいな女ばかりが通ってるジムよ。私は梨香子、宜しくね。」

そう言って梨香子と名乗る女は、孝介に手を差し出し、

「あっ、僕は孝介です。ヨロシク。」

孝介はニヤリと笑みを浮かべ握手した。

「さっ、行きましょうか?」

その頃、飲み物を買いに行ったクロエは・・・



自販機を探し歩いていると、店舗が殆ど入っていない雑居ビルの一階に寂れた小さなジムがあ事に気づく。

窓も無く、通りからは見落とされがちな小さなジムだ。

しかし、ドアを少し開け、いざ中の様子を窺ってみると意外にもトレーニングをしている人は多く、十四、五人の男達が汗だくになって鍛えていた。そして、その誰もがデカく筋肉も凄かった。

クロエは ヘビーウェイトで筋肉を徹底的に虐め抜く逞しい男達の姿に、忽ち欲情してしまう。

「ウフッ!マスターからも許可を頂いていますの。ですから、あの男達を思う存分・・・ウフフフッ!」

不敵な笑みを浮かべクロエはジムへと入って行く。

扉を開け放つと同時に、クロエに襲い掛かる男臭と熱気がクロエを更に欲情させる。こうなったらもうマスター以外にクロエを止められる者は居ない。

男を犯し尽くす妖艶な雌の獣に変貌するクロエ。催淫能力が無意識に発動し、クロエがトレーニングエリアに一歩足を踏み入れた途端、その場の空気が一変する。

甘く、ねっとりと体にまとわりつくような淫乱な空気が男達を包み込み、精神を支配し催淫する。

催淫効果の範囲内にいる男達は一人残らずクロエの異常性欲の餌食となり、それは今まで孝介以外の男達には100パーセント現実となり犯し尽くされてしまう。

クロエは先ずシャツを脱ぎ捨て、スカートを足元に落としつつパンツも脱ぎ捨て全裸となる。

3L寸か、もっとそれ以上と思える大きめのシャツから、半分以上をはみ出させていた超乳が完全に解放され、本来の巨大な肉の塊となって胸元で大きく弾む。淫部を曝け出し、むっちりとした太腿も露わになると男達の興奮は更に高まる。

早速、男達はトレーニングの手を止め性欲の赴くままにクロエの超乳に視線を向け欲情する。

クロエの、否応なく男達を引き寄せてしまうその尋常では無いデカいおっぱいは、催淫効果が無くともこの超乳に性欲をむき出しにする事は必須だといえる。それが催淫効果で倍増されているのであろう、皆の股間からは雄汁が既にダラダラと溢れ出してきている。

中には既に絶頂に達したのか、喘ぎ声を上げなら小便のように白濁した精液を撒き散らしている者も居た。

クロエは既にイッた男は後回しと考え、他の男達を物色する。が、一人の男が走り寄りクロエの超乳に顔を埋める。

クロエは男のパンツの中を弄り、掴みごたえのある逸物をギュッと握り締め引っ張り出しすと淫部へ咥え込んだ。

男は超乳に顔を埋めながらクロエの尻に手を当てがい、持ち上げ、駅弁スタイルに持ち込んだ。

自重による扱きと、男の激しく突き上げる腰使いに感度が良くなったクロエが喘ぎ声を上げるが、すぐさま男が我慢出来ずに射精してしまう。

男は立ったまま腰を小刻みに振るわせ、接合部からダラダラと精液を垂れ流している。

「あらあら、もうイッてしまったの?なんて情けない子なのかしらっ!まあ良いわ、後は私が最後まで面倒を見てあげるからしっかりと立ってなさいっ!」

強い口調で罵るように男に言うと、男はううっと唸り声をあげてクロエの尻を力強く掴み直し足を踏ん張った。

クロエは男の両肩に手をつき、腰を持ち上げ一気に落とし逸物を扱き出す。

子宮口に亀頭が打ち付けられる感触を堪能しながら動きを更に激しくしていくクロエに、男はもう辛抱ならんといった様子で、体を身震いさせている。

「まだイカせないんだからっ!」

クロエの淫部が逸物を強烈に締め上げる。

しかし男はその締め付けに更に興奮して息が上がり、顔を包み込んでいる乳肉の気持ち良さも加わり、ものの数回扱かれただけ二発目をぶち撒けてしまう。

「何やってるのかしらっ!ホント役立たずなおちんぽだことっ!マスターなら何十回でもこの扱きに耐えてくださると言うのにっ!体ばっかりゴツくておちんぽもマスターの半分以下ですの!こんな使えない男は側溝に頭を沈めて死んでしまいなさい!」

クロエはそう罵って、二度目の射精で腰砕けになって跪く男を結合したまま押し倒し、本気で扱きにかかった。激しい興奮に、たっぷりな乳肉で顔の全ての穴を塞がれてしまっている男は、窒息寸前だ。乳肉から顔を引き離そうと必死にもがくが、クロエの本気モードによる扱きの前にはその余りの気持ち良さから本来の力を発揮出来ず、三度目の射精と同時に窒息し、事切れてしまった。

この男を皮切りに、次々と男達を犯していくクロエ。

折角じっくり男を犯して楽しむつもりが、さっきの男の不甲斐なさに興醒めしてしまったのだろう、それは殆ど拷問に近いセックスだった。

男に跨り、逸物が引き千切られんばかりの強力な締め付けで扱き続ける。男は悲鳴を上げるも、途切れぬ絶頂にとめどなく精液をクロエの中へとぶっ放し、完全に絞り切るまでに2分とかからなかった。

これが、クロエの恐ろしいまでの搾精能力だが、孝介はこれをものともせずクロエをセックスでねじ伏せたのだから、孝介のその精力と性欲、そして催淫能力は恐ろしいばかりだ。

クロエは、辛うじて意識がある男から情報を得ようと催淫能力をカットし、男の顔面に覆い被さるように軽くおっぱいを押し付ける。それでも男の頭二つ分以上はあろうかという乳肉の多さと柔らかさから、顔面の殆どが乳肉にめり込んでしまう。

たっぷりな乳肉に、鼻と口を完全に塞がれ呼吸困難を起こしもがき苦しむが、有り余る乳肉はその重さも半端ない。ズシリとのし掛かる上に吸い付くように顔面にピッタリとくっつき張り付いている。

「フフッ、暴れたってムダですの!このおっぱいからは逃れられないわ。・・・一度このおっぱいに直接触れた男は、アリだって殺させないくらい非力になっちゃいますの!私には絶対抗えないわ!・・・このまま窒息死するか、私にからっからになるまで搾り尽くされてイキ死ぬかのどちらかなんですから諦めなさい。ウフッ!・・・・・あっ、いけないっ!何か情報を聞き出しておかないと、マスターに叱られてしまいますわね!」

男の意識がもう少しで落ちる寸前にクロエは気づき、ズシリとのし掛かるおっぱいを浮かせて顔面を解放させ質問する。

「この辺りに、モンスター級の女子ビルダーが通うジムってあるのかしら?」

男はボーッとしながら小さく頷くだけで何も話さない。

「それは何処にあるのっ!答えなさいよっ!」

もう一度、乳肉に顔面を沈めるクロエ。先ほどよりも深く埋める。

今度は耳まで塞がれ何も聞こえず何も見えない真っ暗闇の中、クロエのぞくっとさせられるフェロモンの香りだけが鼻腔をくすぐる。

催淫能力が発動していない今でも、男には快楽と恐怖が入り混じる感覚に精神が崩壊寸前となる。

暫くして、顔面を乳肉から引き上げると、その顔にはもう正気が漂っていない事をクロエは感じ取る。

もうココで、動く者は一人もいない。

「致し方ありませんの、ココの男達が不甲斐ないのがいけないのですわ!取り敢えず情報はあったと判断しますわ。」

クロエがそう呟き、身支度を整えジムから出ようと戸口に近づいたその瞬間、扉が開き一人の男と鉢合わせとなる。

「だ、誰だ!貴様、何者だっ!」

口髭を生やし、少々脂が乗った貫禄のあるその男はクロエの存在に驚くも、咄嗟に彼女を突き飛ばし怒鳴りつける。

「いたぁーい!何をしますの?私は聞きたい事があってここに来ただけですの、悪い!?」

地面に倒れた拍子に、仕舞い込んでいた超乳がシャツの胸元を破きそこから溢れ出し丸見えになる。

「悪いも何もこれは一体どういう事なんだ!なんで俺のジムでコイツらが裸でぶっ倒れてんだっ!説明しろっ!場合によっちゃ、タダじゃおかねぇからなっ!」

男はこのジムのオーナーだった。

クロエは男の恫喝に呆れた表情で、大きくため息を吐く。

「ふぅ〜また一人、このおっぱいの餌食になる男が増えましたの。・・・早くマスターの所へ戻りたいと思っているのですが・・・仕方ありませんわね。あなたもあそこにいる男達と同じようにして差し上げますわ。」

クロエがそう言いながら立ち上がると、男の視線は既にクロエのおっぱいに魅入られたかのようにじっと見つめ息を荒らげ股間を大きくさせ、何も話さなくなっていた。

「ホント、男って大っきなおっぱいには目が無いんですの。・・・マスターもこのおっぱいに興奮なさってましたわね。嬉しいですのっ!・・・ああっ!早くマスターの元へ帰りたいですわっ!とっととこの男を始末して帰るといたしましょう!」

クロエは、その男の顔をそのたっぷりな乳肉へと押し付ける。しかし、クロエは思い直し、男をおっぱいから解放して近くにあった椅子に座らせた。

すっかり大人しくなってしまった男を椅子の背凭れに後ろ手に紐で縛り付けた。

「コレで良いですわ。この状態でたっぷり扱き取ってあげますのっ!」

クロエはスカートを再び脱ぎ淫部を曝け出すと、熱い息を男の顔面に吐きかけながら腰を屈め両手を背凭れに置き、囁く。

「気持ち良すぎて、死んでしまうかもしれませんわよ!フフッ!」

超乳のたっぷりな乳肉は、男の膝の上にズシリとのし掛かかるが、男の膝ではこの乳肉は余りにも大き過ぎ、受け止めきれずこぼれ落ちそうになる。

乳肉の重さに両側から既に最大までいきり勃つ逸物を根元まで挟み込み、ゆっくりと揺らす。

振り子のように前後へと揺れる超乳は、逸物を挟み込んだまま揺れて扱き、男を快楽の淵へと落とし込む。

男の表情は声にこそ出せないが、このおっぱいの扱きがいかに気持ち良いかを見せつけている様だ。

口はだらしなく開かれ、舌は涎を垂らしながら長く伸び切ってしまっている。時折、呻き声を上げるも、次に押し寄せる激しい興奮に息を詰まらせ、何度も果てている。

男の足元は、もうすっかりぶち撒けた精液で白濁した水溜りのようになり、男臭を漂わせている。

数分後・・・

滴り落ちていく精液も一滴、二滴程度まで激減し、男の息遣いも虫の息だ。

「フフッ、もう限界ですわね?でも、コレでお仕舞いには致しませんわっ!ここから徹底的に搾り取ってあげますの!」

既に、消えかける蝋燭のように虚な目を宙に向け、男はただ黙っている。

「あらあら?もう、壊れてしまってますの。」

クロエは腰を大きく動かして超乳を激しく揺らす。

「何も分からないうちに、あの世へと送って差し上げましょう!」

ダップン!ダップン!と乳牛の乳房並みかそれ以上の大きなクロエのおっぱいは、大きく揺れ動き、ただそれだけで男の逸物を激しく扱いていく。

男の目が静かに閉じられ腰が一度ビクンッと動いたかと思うと、逸物からダラダラと精液を垂れ流し、遂にはピクリとも動かなくなってしまった。

「やっとマスターの所へ帰れますの。ホント、男ってこのおっぱいだけで死んでしまうのですわね!」

そう言って、クロエはジムから出て行った。



梨香子に連れられやって来た孝介は、そのジムがあるという建物の中へと入って行く。

ジムは二階だった。

階段を上がって通路をどんつきまで進むと、そこには大きく頑丈そうな鉄製の引き戸が行く手を塞いでいた。どうやらこの中がジムのようだ。

その引き戸になっている扉の取手に梨香子が両手を引っ掛けて開けようとするが、筋肉隆々な彼女でさえも苦労しているようだ。そんなにもこの扉は重いのかと孝介は不思議そうな顔をしていると、

「こ、この扉って、かなりの力が無いと開けられない様に造ってあるんだけど、私の力じゃ結構重いのよね。フンッ!」

梨香子の全身の筋肉が一気に隆起し、血管までもが浮き出るほどに力を込め、Tシャツの胸元と袖口を大きく引き裂き、凄まじく太い腕と分厚く盛り上がる大胸筋が露わになると・・・・・扉が動き、開いた。

「さあ、ココよ。」

と、額から玉のような汗を滴らせた顔を孝介に向け、肩で息をし苦笑いしながら言う。

扉が開け放たれた途端、一気に蒸せ返るような熱気と耳障りな金属音に混じって奇妙な音が孝介の耳に入ってきた。

ガコンッ!ガコンッ!ガシャーン!

ギュギューッ!ギュブッ!

そして同時に、全く別次元とも思える光景が広がり、孝介を唖然とさせた。

そこには数多くの頑丈な作りのトレーニングマシーンや尋常ではない大きさの巨大プレートが幾つも並べられ、最小の物でも50kgと刻印されていた。最大のプレートともなると、一つで200kgにもなる高重量のプレートが多数置かれていた。

それを当然のように片手で持ち運び、何枚も取りつけたバーベルやダンベルを一心不乱に持ち上げる人達は・・・・・皆、孝介をココまで連れて来たモンスター級女子ビルダーの梨香子以上の筋肉を全身に盛り上げる女達だった。

その手に握られているダンベルの重量は、200kg以上、バーベルともなれば1,000kgを超える物でベンチプレスしている者も居た。

そんな馬鹿げた重量で一心不乱にトレーニングしている彼女達の中の一人がその手を止め、ダンベルを手に持ったまま孝介に近付いてくる。

孝介の目にはそのダンベルがバーベルにしか見えないほど分厚く大きなプレートが何枚も付けられていた。その重さは、なんと片方だけで360kgもあった。

さっきまで彼女は、このダンベルを使って腕を鍛えていたのだ。片方ずつゆっくりと腕を曲げカールして持ち上げる。この動作を反動を付けることなくゆっくりとだ。

ガシャーンッ!ドドーンッ!

そのダンベルを足元に置くと、地響きのような振動が地面を伝って孝介の体を揺らした。

そして、梨香子に話しかける。

「あら?こんなところに珍しいお客さんが来てるわね?梨香子の知り合い?」

「いいえ、この子が何処か落ち着いた場所で、何か私に聞きたい事があるって言ったから連れてきたのよ。何処か空いてるかしら?」

孝介がモンスター級だと思っていた梨香子がこの時そうで無いことが、話しかけて来た女の筋肉の凄さで分かり、あの大きな鉄製の扉がこの女達を基準に作られている事も同時に理解した。

「オーナー室を使えばいいんじゃない?雅美オーナーは今出掛けてるみたいだから大丈夫よ。」

「じゃ、使わせてもらうわね!」

孝介は、二人のやり取りを黙って聞いていた。

皆のトレーニングの邪魔にならぬよう、孝介は彼女達の間を縫って歩き、奥のオーナー室へと向かう。

孝介が側を通り掛かると女達は動きを止めて自慢げに筋肉を盛り上げ、孝介を誘惑しようとする。

彼女達にとって、男がこのジムに立ち入ることは滅多にない事だった。このジムの存在を知っていても、あの扉を動かせるほどの怪力がなければ入ることができないからだ。それが孝介のような可愛い男の子となれば母性が刺激され、つい、手を出したくなるのだろう。

このジムに来る女達は、皆、世間一般の男より遥かに逞しく強い。

強く逞しすぎる女は男にはモテないという考え方は、少なからず当たっている。

本来、男という生き物は支配されるより支配したいと考える。そして女はそんな強い男に惹かれる傾向にあるようだ。今は、そんな考え方が通用しない事もあるだろうが、自然界の生き物の本能レベルで考えれば強い雄に雌がくっつく事は否めない。

しかしココにいる女達は、殆ど体脂肪のない体で、大きなおっぱいと思える部分にも鍛え上げられた筋肉がぎっしりと詰め込まれ、クッキリと六つに割れる腹筋はただ割れているのではなく一つ一つが煉瓦の如く厚みがあり、腕は一般男性の太腿ほどは優にある。そんな肉体から発揮される力は数百キロのダンベルを持ち上げ、数トンのバーベルを押し上げられるほどだ。そんな強靭で凄まじい怪力を有する彼女達が、強い男を求めるのかと言えば・・・否と言えよう。寧ろ、孝介の様な可愛い異性に母性がくすぐられる傾向にあるようだ。



彼女達が孝介に向けるその表情は・・・欲情している女の顔だった。

目を細め、うっすらと開ける口元は、息が荒い。

その鍛え上げられた筋肉を押し付けんばかりに身を寄せてくる彼女達から発せられる蒸せ返るような熱気は、今にも火傷してしまいそうだ。

「孝介君、早くあそこへ!」

梨香子が彼女達の間に割って入り、ここから見える、すりガラス張りの窓がある部屋を指差した。

孝介は頷き、身を竦めながら息を呑み、筋肉が犇く様な回廊をくぐり抜けオーナー室を目指した。

滅多に、というよりも未だかつて男が立ち入ったことなど一度も無いといわれているこのジムに、男の子の孝介が入り込んで来た。体を鍛えすぎた副産物として性欲旺盛となった彼女達にとって、孝介がまだ子供であっても雄は雄。孝介から漂う男の匂いに激しい性欲が彼女達を駆り立て孝介に熱い息を吹きかける。

「あはぁ〜ん!可愛いわぁ〜ん!食べちゃいたいのぉ〜!」

手に握られているダンベルのシャフトがメリメリと音を立てて握り潰されていく。

「坊やぁ〜この筋肉はいかがかしらぁ〜ん!ご希望なら、この筋肉おっぱいに埋もれてみるぅ〜?それともこの腹筋におちんぽを挟んであげようかぁ〜?」

甘く、鼻にかかる猫撫で声で孝介に言いよる筋肉美女達の体は、その興奮にパンプアップが進み、爆乳並みの大胸筋がバルンッ!バルンッ!と激しく躍動し孝介を誘惑する。もうココは異次元とも思える空間と化し、次々に自慢の筋肉を盛り上げ女達が我先に孝介を自分のものにしようと近寄ってくる。彼女達の体に隆起する大きな筋肉は、皆互いに激しく擦れ合いギュッ!ギュッと音を立て始める。もう孝介の周りは分厚い筋肉の城壁となって聳え立ち孝介一人がそこに取り残されていた。

「フフッ、逃さないわよぉ〜お姉さんとエッチな事しましょう?」

目の前の女の筋肉が一際大きく盛り上がり、他の女を弾き飛ばした。彼女はこのジムの中でもかなりの筋量なのだろう、他の女達はその様子に諦め元の場所へと戻って行く。

「フフッ、ほら、もう誰も居なくなったわ!お姉さんとボクとで良いコトしましょうね?」

彼女大きな影が孝介を呑み込もうとする。

と、そこへ梨香子が必死な形相で割って入り、孝介を奪還してオーナー室へと無事辿り着く。

「ふぅーっ!あんな状態の中に孝介君を置き去りにしちゃったら、目も当てられない状態にされてしまってたわね?さっきの人ね、このジムの中でも一番筋肉が凄い人なのよ。たまに、他のジムに押しかけては男の人を襲ってるって噂がある人だから危なかったわね?」

梨香子が額の汗を拭いながらそう言うと、孝介は気にして無いと言わんばかりに、

「ふ〜ん、そうなんだ。」

と落ち着いた表情で答え、梨香子はそんな孝介に違和感を覚える。

梨香子は孝介を奥のソファーに座るように言うと、自分は反対側のソファーに腰を下ろし一息ついてから話を切り出した。

「それで、話って何かしら?私に協力できる事なら手伝わせて?」

「ありがとう!あのね、僕ね訳あってモンスター級を超えるメガモンスター級の女子ビルダーを探してるんだ。」

「メガモンスター級をねぇ・・・・。」

フーンと、その存在に心当たりがあるような素振りを見せる梨香子は

「さっきの人達じゃダメなの?」

と聞き返し

「うーん・・・・確かに凄い体してたけど、僕のアソコが何も反応しなかったんだ。だから・・・」

と残念そうに答えた孝介の視線が、股間へと落とされる。

「アソコって・・・ま、まさか?・・・・・フフッ、まだ子供ですものね、違うわよね?」

「・・・・・・。」

梨香子の問いに黙っている孝介の股間に、チラリと梨香子の目が向けられ・・・・・息を呑む。

「う・・・・・そ、でしょう?」

ソファーに座る事で孝介の股間には、あの男経験が豊富なクロエを押し黙らせるほどに驚愕させた逸物のシルエットが、クッキリと浮かび上がっていた。

無意識に梨香子はソファーから立ち上がると、孝介の股間へと手が伸ばされ触れそうになる。・・・刹那

「あら?お客さん?」

突然、女の声が梨香子の背後から飛び込んできた。

梨香子はハッと我に返り伸ばしていた手を慌てて引っ込めると、ソファーに座り直した。

しかし、さっきまでとは違う孝介の様子に、梨香子の目線が再び孝介の股間へと向けられ唖然としていると、声の主が孝介に声をかける。

「フフッ、この私を見て欲情しているのかしら、坊や?」

艶のある大人の声の主は、ソファーを回り込んで梨香子の横に腰を下ろした。

モンスター級とも思われた梨香子の筋肉ボディ。それにさっき孝介を誘惑した女が霞んで見えてしまうほどその声の主である女の体は筋肉で盛り上がっていた。

それは、シルクと思しきピンク色のブラスの中に、明らかに先ほどの女達よりも鍛え上げられた大きな筋肉が押し込まれ、その為に生地がぱつんぱつんに引き伸ばされる事で彼女の筋肉の凄さとボリューム感を遺憾無く孝介に見せつけていた。

特にその胸元は大きくはだけ、いかにもおっぱいを強調している様だが、そこからはみ出すほどに盛られているのは勿論筋肉の塊だ。それはクロエの超乳ほどでは無いにせよ、爆乳並み以上の大きさがあり見る者を驚愕させるには十分なボリュームと力強さが感じられ、かなり丈の短い黒いスカートから伸びる太腿と脹脛は、上半身に見劣りしないほどのボリュームがあった。

ソファーに座る事で直角に曲げられた脚は、大腿筋群の異様なまでの発達でビヤ樽の様に丸々と太い。孝介の体なら二人分はありそうなボリュームで、180cmはあろうかという身長がより迫力ある体つきに見せている。

孝介は思わず俯き加減で股間を両手で覆い隠し、視線だけを彼女に向ける。

梨香子が座ってもクッションが少し形を変える程度だったものが、彼女の尻はクッションに完全に沈み込み、フレームまでもが変形してしまっていた。

「私はこのジムのオーナーの猪堂 雅美(ししどう まさみ)よ。」

ビヤ樽の如く、筋肉が盛り上がる太腿を重ねて足を組み、腕組みをする雅美の姿に孝介は圧倒され縮こまる。

腕組みされたその手元は、大きく迫り出す大胸筋によって隠れてしまっている。それに腕にも孝介の頭より二回りはデカい力瘤が盛り上がり、常軌を逸した量の筋肉が密集する大きな筋肉おっぱいとで犇き合っていた。

孝介は、この名前に聞き覚えがあった。

(獅堂 雅美・・・・・“ししどう”?珍しい苗字だなぁ。・・・・・メガモンスター級・・・・・あっ!)

孝介は思い出した。

父、雄大の浮気を知った孝介は、雄大の机の中を黙って探った事があった。母、佐知江に見られては困るものが無いかと探していた。その時、一番下の引き出しを探していると、引き出しの奥からこぼれ落ちたように思われた何かが、そこに有った。

孝介は、一番下の引き出しを引き抜くと、そこには数冊の雑誌が“置かれて”いた。明らかに意図的に隠されていた物で、引き出しに仕舞って置いた本がそこから奥へとこぼれ落ちた物ではない事が分かる。

それは、ボディビルの雑誌だった。それも、男子ビルダーなどが普通の人に見えてしまうほどに筋肉を鍛え上げた女ばかりが載っていた雑誌だった。その名も”モンスターマッスル・ボム“。

どのページにも、目を疑わんばかりの凄まじい筋肉を盛り上げ、笑顔でポーズをとる女が載っていた。

その中の一冊に、メガモンスター級女子ビルダーの特集号があり、その年のチャンピオンが獅堂 雅美だったのだ。

ブルネットの長い髪をサラリと垂らし、男を誘惑するように投げキスをし、爆乳グラビアアイドル顔負けの分厚く丸々と盛り上がる大胸筋を強調するようなポーズを取っていた。

この手の女が好きな男には堪らない一冊だろう。表紙だけでも三発は抜けるのでは?という代物だろう。

雄大もこれで抜いた事があったのか、表紙の一部が一度濡れて乾きカピカピになっているところがあり、重ねられた雑誌の裏表紙の広告面の一部が張り付いていた。

今、目の前に座る雅美は、その時よりも更に筋量が増してより美しくなっているように思えた。

「あ、あのメガモンスター級女子ビルダーチャンピオンの獅堂 雅美?」

「あら、光栄ね!私の事を知っている子が居るなんて。子供はボディビルの事なんて知らないと思っていたわ。・・・そうよ、10年前からの六年間、チャンピオンだったわ。」

「だからこんなに凄いんだっ!・・・ぼ、僕は、大島 孝介十二歳。」

「十二歳?・・・じゃ、小学生ね、今日学校はお休みなのか?」

「・・・・ううん。もう大分前から行ってない。・・・あんな所、行きたくないから。」

雅美と梨香子は何か訳ありだと感じ、それ以上聞く事はしなかった。

「ねぇ?おばさんってメガモンスター級のビルダーなの?」

「お、おばさんって、オーナーに失礼でしょう?」

梨香子がつい叫んでしまうが、雅美はくすくす笑って梨香子を制止させる。

「フフッ、十二歳の孝介君からしたら、四十近い私は確かにおばさんよね?」

「ゴ、ゴメンなさい。・・・・・じゃあ雅美さんでいい?」

「フフッ、おばさんでも構わないわないのよ。」

梨香子は納得がいかない様子で、頬を膨らませて孝介を睨んでいる。

「梨香子さんが怒ってるみたいだから・・・“雅美”さんで?」

孝介が梨香子の方をチラリと見る。

「はーい、じゃ、それで。・・・フフッ梨香子さんは不服のようね?でも、いいのよ。何だか息子みたいで可愛いくって、それだけで何でも許しちゃえるわ!」

本当に気にせず明るく笑う雅美に、

「オーナーが本当にそれで良ければ、構いませんわ。」

と苦笑いし、承諾する。

「ところで、どうしてメガモンスター級の女子ビルダーを探しているのかしら?答えによっては、私も協力してあげてもいいのよ?」

話を本題に戻す雅美。子供の話だとはいえ、雅美の目は真剣だ。

「訳を話さないと・・・・・ダメ?」

「そうねぇ、“できれば”だけど。・・・まぁ、ダメもとで話してみたらどうかしら?」

孝介は少し考えてから、全てを話した。

「ふーん、なるほどねぇ・・・真剣にこの地球の事を考えているんなて感心な子ね。“人類滅亡計画“、とても大それた計画だけど、・・・・・・成功するのかしら?それもたった三人で。」

「大丈夫だもん!他に協力者が居れば仲間になってもらうけど、そんな都合のいい事なんて無いしさ、雅美さんが協力してくれたら、僕以外にもクロエって女の人がいるからこの三人で大丈夫だよ!」

「見上げた自信ね?」

ビヤ樽のような脚を組み替えながら、雅美は窮屈そうにブラウスに押し込まれた筋肉おっぱいを押し潰さんばかりに身を乗り出して言う。

「そうでなきゃ、実行しようとは思わないよっ!」

「そう・・・よね。だったら、私と勝負して勝ったら、私が仲間になってあげるわ!」

「オ、オーナー!な、何言ってるんですかっ!こんな子供が考えた変な計画に大人が協力しちゃダメじゃないですかーっ!」

梨香子はドンッ!とテーブルを両手で叩き、ソファーから立ち上がり険しい表情で雅美に詰め寄るが、雅美の考えはもう決まっていた。孝介をまっすぐ見据え・・・て、いるように見えるが、

「こんな大それた計画を君から何の対価も無く、君の資質も分からない状態でただ協力するのは大人として複数の会社経営をする社長としては快諾する訳にはいかないの。君の本気度と資質を確かめさせてほしいの。どう?この勝負受けてみる?・・・これくらいの事が出来なきゃ、その計画だって成功しないんじゃないかしら?」

と言う。

どうやら雅美は、孝介を煽っているようだ。本当に孝介の意気込みと資質を見極める事が目的なのか・・・それは“否”だ。それは、雅美の視線が向けられている所にあった。

孝介の・・・逸物だ。

実のところ、雅美はオーナー室に入って来るや否や直ぐに孝介の逸物のデカさに目を奪われていたのだった。いたって平常心を装ってみせる雅美だったが、その頭の中は性欲に塗れていた。

“こんな小さな子が、どうしてこんな大っきなモノを!?”この疑問と、それが本物ならヤリたいという思いだけが雅美の頭の中を埋め尽くしていた。

それがどれ程のサイズで挿れた時にどんな刺激が得られるのか、未だ感じたことのない興奮が得られるんじゃないのかと、雅美の体は既にウズウズしていた。勿論、アソコは濡れ切っていた。

雅美は普段から欲求が満たされていなかった。

体をここまで鍛え上げた副作用というべきなのか、常に性欲に苛まれていた。

一般人を超えるスタミナと怪力。性欲は普通の男相手では全く満たされないでいた。

そんな性欲を満たせるものなら、モテる資金を全て出し切ってでも叶えたいと考えていた。

孝介はグッと堪えている。雅美にその計画が本当に可能なのか?と言われ悔しいのか、その表情は真剣だ。

「絶対勝つもんっ!」

孝介はすっくと立ち上がり、そう宣言するとズボンに手をかけズリ下げようとした。その時、雅美が声を上げた。

「フフッ!待ってたわっ!」

雅美がそう叫んだかと思うと、雅美が着ていたブラウスとスカートが消し飛んでしまい、黒いレースのパンツだけが残り、その股間からは透き通る液体が太ももを伝い滴り落ちていく。

見上げる孝介の目に映ったのは、海外の映画に出来てくる“緑の男”と同様の、筋肉の塊のような体だった。

腕の太さだけでも孝介の体ほどもあり、おっぱいは押さえ付けられるものが無くなったことでより大きさを増し、バインッ!バインッ!と激しく弾んだ後、ビキンッ!と引き締まり岩石のような固いおっぱいに変わる。

太ももは、大腿四頭筋一つ一つがくっきりと形を成し、深い切り込みを作り出すほどの盛り上がりを見せていた。

「フフッ、この部屋に入ってきた時から孝介君からは“雄”の匂いがプンプンしているのを感じていたのよ!タプついたズボンを履いて誤魔化していたんでしょうけど、少し勃起しただけでも君のそのおちんぽとキンタマの形がクッキリと浮かびあがちゃってるじゃない!それに、キンタマもとても大っきいわね?ズボンを履いてたって丸分かりなんだから!今すぐにでも、女を犯したいって叫んでいるようだわっ!フフフフッ!」

孝介は自分でも意外だった。巨乳好きなのは分かってはいた。それに雄大譲りの筋肉女子フェチである事も分かっていた。しかし、自分がここまで雅美のような体を欲し逸物が反応するとは思ってはいなかった。

雅美が言った通り、彼女がこの部屋に入ってきた時から孝介はビクンビクンと跳ね上がりそうな逸物を手でグッと押さえつけて話をしていた。それでも亀頭の先からはじわりじわりと我慢汁が溢れ出し、バレないかと心配していた。

「フフッ、そのデカさのキンタマだと、性欲もかなりなもんなじゃないの?君程じゃないけど、今までに抱いた男の中にかなりデカかったのが居て、その男の性欲はかなりなものだったわ!そのデカさなら、性欲は相当なもの、普段からそれを我慢するのって大変だったんじゃないのかしら?」

「・・・・・うん、そうだよ。今仲間になってくれてるクロエって人も、僕がセックスで落としたんだ。その人、風俗嬢だったんだ。一日に何人も男の人とヤッても満足出来なくて僕が相手をしたら、死にそうになるくらい凄かったって言ってくれた。今は僕から離れられなくなっちゃってるよ。・・・雅美さんも、そうなりたいのかな?」

「言ってくれるわね?でも、その股間の大きさを見れば、今の話も頷けるわ。私もセックスが大好きよ!出来ることならこの私を尽きない性欲から解放してほしいものだわ!・・・でもこの体でしょう?自分でも呆れるくらい性欲旺盛なのよ。それに鍛え過ぎたせいか、スタミナも底無しときたものよ。一日でも男を抱かなきゃ気が狂いそうになるわ!困った事にたった一人が相手だと、簡単に死んじゃうのよね。だから最低でも三人は必要かしら。フフッ。孝介君は、そんな柔じゃない事を祈ってるわ。」

「大丈夫だよ!」

「まぁ、頼もしいわね!フフッ!・・・さあ!セックスで私を負かしてちょうだい!そうしたら君を“ご主人様”と呼んで、一生君に仕えて、私が所有する全財産を君が好きなようにその計画の為に使えるようにしてあげるわ!・・・それと、あともう一人、頼りになる人材を紹介してあげる。」

(楽勝だ。いくら体力がバケモノじみていたって、催淫能力でこの人もクロエのようにイキ狂わせてあげるだけだもん。そうなれば、もう僕から離れられなくなるんだっ!)

「雅美さん?僕を子供だと思って甘く見ない方が良いよ。」

「フフッ、ご忠告、痛み入るはね!・・・じゃあ、始めましょう!フフフフッ!」

「うんっ!」

孝介はズボンを下ろし、シャツも脱いだ。

その姿は異様だった。

華奢な体つきにはとても似つかわしくない巨大な二つの睾丸をパンパンに腫らしてぶら下げ、その中央からは、孝介のほっそりとした脚がもう一本垂直に生えているかような極太の逸物が太い血管を無数に浮き立たせていた。

その極太の竿に対してカリと呼ばれるくびれ部分の差は2cmほどもあり、クロエはこのカリ高の亀頭に狂い死しそうなほどに興奮させられた。

既に雅美の体に欲情していた孝介の逸物は、大きな亀頭に傘を咲かせ、雄々しく天に向かって鎌首をもたげていた。・・・が、それはまだ完全とは言えぬ形態のようだ。

「今日ばっかりは、あの浮気パパに感謝するよ!僕がここまで雅美さんのような筋肉美女に興奮するとは思わなかったからね!」

勃起し切ったと思われた逸物が、ビクビクンッ!と激しく暴れ、一般男性の一回分の射精量を超える我慢汁を撒き散らしながら睾丸をブリュッっと震わせたかと思うと、余裕がある陰嚢の中を埋め尽くさんばかりに睾丸が大きく膨らんだ。それと同時に、逸物も更に大量の我慢汁をグブグブと垂れ流しながら一回り大きくなっていった。

「孝介君、本当に十二歳なの?こんな馬鹿げたデカさのおちんぽなんて、見た事ないわ!」

雅美は、呆れ顔だ。

「ヘヘッ、僕自身驚いてるんだ、クロエの時はもう少し小さかったからね。」

この時、孝介と雅美は、もう一人の存在をすっかり忘れてしまっていた事に気づく。

梨香子だ。

梨香子は、雅美が筋肉の膨張で服をはち切れさせた時にソファーから転げ落ち、床に尻餅をついてそのまま二人の話を聞いていた。そして今は、孝介の信じ難い大きさの逸物に驚愕し、顔を真っ赤にさせポカンと口を開け、じっと見つめていた。

ようやく、梨香子が声を絞り出すように発した。

「オ・・・・・・オ、オーナー?」

「梨香子さんは、ここから出て行った方がいいわね。私達の巻き添えを食ってしまうわよ、きっと。」

「ゴメンね、梨香子さん。すっかり忘れてた!後は僕一人で大丈夫だからね!」

そう言って余裕の表情でニコリと笑う孝介の股間から雄々しく鎌首をもたげる巨大な逸物に、息を詰まらせながら梨香子は頷き足早に部屋から出て行った。

「さぁ、これで二人きりになれたわね。」

雅美は、重厚なソファーとテーブルを片手で軽々払い除け、床に仰向けに横たわった。

「フフッ、脱がせて頂けるかしら?」

“女”の顔で孝介に艶のある声でそう言って目を瞑ると、孝介は跪き、黒いレースのパンツに手をかけた。

手慣れた手つきでスルリとパンツを脱がせると、華奢な体を重ねる。

脂肪が程よく乗ったクロエの体とは全く違い、桁外れの筋肉に覆われた上に微塵の体脂肪が無い雅美の体の感触は、まるで敷き詰められた石の上に横たわっている様だったが、それがまたなんとも言えぬ興奮を誘った。

自分の腹と雅美の分厚くゴツゴツした腹筋に挟まれた逸物は、自重によって逸物が押さえつけられ、少し動くだけでカリが腹筋の割れ目に引っ掛かり激しい刺激を孝介に与える。

「おおーっ!な、何この硬い腹筋は!カリが擦れてコレだけでもイキそうだよっ!」

「フフッ、おちんぽに自信がある男に限って私のこの腹筋は堪らない刺激になるのよ!ほら、こうすればカリが反り返ってもっと気持ち良くなるわよ!」

雅美の手が孝介の腰を掴み、胸元まで引き上げる。

深みのある腹筋の割れ目に大きく括れたカリが引っ掛かり、激しい刺激が孝介を襲う。

特に、孝介の尋常ではないデカさを誇る逸物は、そのカリの段差も人間離れしていて2cmにも及ぶ。それが、指が根元まで埋まるほどの深みがある雅美の固い腹筋に引っ掛かかるのだからその時の刺激は言葉にならぬほどだろう。

「ううーっ!!」

先制攻撃ともいえる雅美の腹筋での刺激は、孝介を容赦なく快楽の淵に突き落とす。

見た目こそまだまだ子供と思える孝介だが、女経験な孝介が既にイカされそうになっている。

学校からの下校時には決まって通り掛かりの女に声をかけられた。その目的は孝介の目を疑いたくなるような逸物だった。

いくらタプついたズボンを履こうがその巨大な逸物の存在を隠しきれない。

逸物を太ももに沿わせてズボンを履いても、他の男の子よりもかなり早く精通を迎えた孝介の性欲は凄まじく、おっぱいが大きい女とすれ違っただけで勃起し、その存在を否応なくアピールしてしまっていた。

孝介の性欲は、雅美が言った通り、逸物と同様にそのデカさを誇る睾丸によって生産される精液の量により、“ごく普通”の性欲旺盛と言われる男よりも数倍も凄まじかった。

学校でも、トイレに行く度に小便を出すふりをして便器に向けて射精し、大量の精液を放っていた。

そんな孝介に、セックス目的で声を掛けてくる女の末路は酷いものだった。

当然とも言える子宮破壊や意識喪失、ひどい時には精神崩壊までも引き起こした。

女は連れ込んだ自室で孝介の逸物を目の当たりにして先ずは肝を冷やす。しかし、それでも女は高まった性欲には抗えず判断が鈍り、孝介の逸物を無理やり咥え込もうとして道半ばで悲鳴をあげる。しかし孝介はの高まる性欲の前では、膣道の途中からでも大量の精液を勢い良く放ち、強引に子宮まで届かせる。女が未だ悲鳴を上げ続ける中、孝介の逸物は子宮を目指し更に奥へと押し込まれ、そして腰を振り始める。

子供とは思えぬその力強い腰使いによって、大きく傘を開かせたカリが膣壁を激しく引っ掻き回す。

対外からでも確認できるほど、孝介の亀頭は大きい。

クッキリと浮き出る亀頭の形が忙しなく前後へと移動を繰り返す。

いつしか女の叫び声は静まり、代わりに孝介の悦に浸り切りる喘ぎだけが部屋中に響いていた。

既に女には殆ど意識は無くマグロ状態だ。動きは更に激しさを増し、孝介にされるがままに犯され続ける。

次第に押し寄せる興奮の波に、孝介は一気に精液を中に放つ。

極太の逸物に強引に広げられた膣内を凄まじい勢いで大量の性液が子宮目指してぶち撒けられる。それは数秒で子宮内が精液で満杯となり、それでもまだ射精は収まらずにどんどん子宮を押し広げて行く。

女の腹は臨月の妊婦の如く大きく膨らみ、その急激な皮膚の膨張について来れず“肉割れ”まで引き起こす。たった一回の射精でこの有様だ。

孝介は二度三度と射精を繰り返し、子宮を破壊し尽くし女を壊してしまう。

こんな女関係を孝介は何度も重ね、今に至っている。

そんな孝介も、雅美のようなメガモンスター級ビルダーとの経験は初めてだった。まあ、それは当然の事だろう。メガモンスター級のビルダーなど、数えるほどしか居ないからだ。



雅美との性行為はまだ始まったばかりだというのに孝介にしては珍しく、もう限界に来ていた。それほど腹筋による扱きが衝撃的だったのだろう。

雅美はすぅ〜と息を吸い、腹筋を縦に割った。

これはマッスルコントロールというものだ。

雅美まではいかずとも、筋肉がよく鍛え上げられたビルダー達なら手も使わずに容易く大胸筋などを躍動させる事が出来る。しかし、雅美ほどの筋量ともなれば、それは神技に等しいコントロールが可能となる。腹筋を、聖書に出てくる十戒の如く、左右に縦に割って広げる事など朝飯前だった。

「イクのはまだ早過ぎるんじゃないかしら?我慢しなさいっ!」

雅美がきつい口調で孝介に言うと、縦に大きく広げられた溝の中に逸物の竿を挟み込んだ。上へと湾曲する孝介の馬鹿デカい逸物は、一番太い部分が腹筋の中に挟み込まれ林檎大の亀頭だけが飛び出ているように見える。雅美はこのままの状態で腹筋を巧みに、力強く躍動させる。

ギュリッギュリッ!グググッ!

腹筋は、それぞれが左右交互に蠢き逸物全体を激しく扱く。時にはバイブレーションのように微振動で刺激を与えたり左右からギューっと締め付けても来た。

「はぁはぁ・・・・・き、気持ちイイーッ!!こ、こんな事されたのは・・・・・は、初めてだよぉ〜!」

孝介はもう我慢の限界だと、情け無い表情を雅美に向け唇を強く噛み締める。

「あらあら、普通の女とのセックスには強くても、メガモンスター級のこの筋肉にはやっぱりお手上げのようね?良いわ!イカせてあげるっ!」

そう言って雅美は腹筋の締め付けを少し緩め、逸物の竿の部分を挟み込んだまま孝介を胸元の方へと引き上げ、亀頭を大胸筋の中に挟み込んだ。

「気を確かに持っていなさいよっ!快楽に身を任せちゃったらそのまま終わりよっ!」

死の宣告とも取れる雅美の今の発言に、孝介は困惑する。

孝介の逸物は巨大さ故に雅美の腹筋で挟み込んでもまだ亀頭がはみ出していた。雅美はそれを大胸筋へと押し込み挟んだ。これで逸物は雅美の筋肉に完全に埋もれた状態となった。

「さあ!これで思いっきりイカせてあげるっ!一発で全部搾り取ってあげるからっ!」

そう叫んだ雅美の筋肉が一気に引き締まり強烈な痛みを逸物に与え、直後、弛緩と緊張を交互に繰り返し、逸物を激しく締め付けながら扱いた。

逸物の竿は腹筋に、亀頭は大胸筋に締め付けられて弛緩と緊張が絶え間なく繰り返される。それは孝介を長時間絶頂の状態に晒し、精神を崩壊させそうにまで至らせ、遂には・・・

「!!!」

何の言葉も発することも出来ずに、孝介は勢い良く果ててしまう。

ビュルゥゥゥーーーーッ!!!

ジュバ!ジュバ!ジュバババァーーーーッ!!!

部屋中に響き渡る、精液が勢い良くぶち撒けられ壁にぶち当たる音。それは1分以上も続いた。

すりガラスや天井へと勢い良くぶつかり音を立てる。

その音は、部屋の外にも漏れ聞こえ、梨香子がその音に思わず扉を開け中を覗き見る。

「げっ!?」

中の様子に梨香子は声も出ない。

ソファーやテーブルが部屋の隅に無造作に置かれる中、部屋の中央で雅美が孝介を上に乗せ抱き、笑みを浮かべている。

上になる孝介は、目を瞑り小さな手で雅美の大胸筋にしがみ付くようにしっかりと掴み、大胸筋の谷間から白濁した液体が絶え間なくぶち撒けられる様が否応なく梨香子の目に映り込み、見入る。

そうとは知らずに二人のセックスは続く。

漸く射精が収まった孝介は雅美の胸元で突っ伏し、息を荒げている。

しかし雅美は、そんな孝介に対して容赦無く次の一手を与える。

「フフッ、まだまだこれからよ!オマンコに挿れるまでは、簡単にくたばらないでね?」

と言って、雅美は唇を重ねた。

突然の、腹筋と大胸筋による激しい扱きの後の雅美のキスに、部屋の中が静まり返る。

一見穏やかに見えるが、その口内ではそれだけで狂い死させられてしまうのではと思わせるほど激しい舌使いが孝介を襲っていた。

クロエの時とは大違いだと、孝介は感じた。

雅美の口が孝介に触れた途端、舌が強引に捻れ込まれ孝介の舌を絡め取る。抗うにも、舌の筋肉も鍛えていたのかと感じるほど、その力はアナコンダのような強烈な絡み付き方だった。

孝介の可愛い舌など雅美の筋肉質な大人の舌にかかれば抗う事など全く出来ない。それは経験という武器も雅美は持ち合わせているからだ。いくら孝介の女経験が多いとはいえ、ニ十近い歳の差による男経験の多さとは比較にはならない。それが筋肉を鍛え続けているがゆえの性欲の強さを加味すれば、その男経験の数は孝介などが到達できぬレベルだ。

ただただ舌を強引に弄ばれる孝介。目は・・・・・虚だ。

逸物からは無意識に濃厚な精液がドプドプと泡を拭きながら溢れ出ている。それは床を濡らし、大きな精液溜まりを作り、部屋中に孝介の男臭さと一緒に催淫効果を撒き散らしていた。

朦朧とする意識の中・・・

(経験が・・・・・・違いすぎる。雅美さんを攻略しないと・・・・・・いけないんだ。)

どうにか無意識の射精を止めると、孝介は舌を動かそうと試みるが全く無駄に終わる。

「フフッ、少しは意識が戻ってきたのかしら?」

「はぁはぁ・・・・」息が上がる中、頷いて見せる孝介。

「それじゃ、第二関門といきましょうか?今度はパイズリよ。孝介君のおちんぽは、どれだけ耐えられるかしらね?」

まだまだこれからよ、と言わんばかりに雅美の行動には余裕があった。



クロエの時は終始孝介が主導権を握っていた。しかし今回は違う。雅美の、通常の女には無い凄まじい筋肉による異次元の刺激に、孝介は序盤から翻弄されていた。そして更に追い討ちを掛けるように雅美は激しいキスで孝介の意識を奪いにかかった。それを辛うじて回避した孝介だったが、次の死刑執行とも思えるパイズリが執り行われようとしている。



孝介を鳩尾辺りに座らせ、極太の逸物を大胸筋でしっかりと挟み込む。流石に、この大きさの逸物を完全に挟み込むのは不可能だった。亀頭が大胸筋から大きくはみ出し雅美の顔面へと迫る。

「まあ!これは凄いわっ!私の筋肉おっぱいから顔を出したおちんぽは孝介君のが初めてよ!流石にこれには私も驚きだわっ!フフフッ、扱き甲斐がありそうってものね!」

孝介は逸物を引き抜こうとするが、常軌を逸するほどの凄まじい量の筋肉の塊だ。ガッチガチに挟み込まれてビクともしない。

「無駄なことはしない方がいいわよ?体力が無駄に消費されるだけなんだから。」

と言われ、孝介は動きを止める。

「初めて経験する男はこのパイズリだけでイキ狂うわ!気絶する男も多いのよ。フフッ、孝介君はどれだけもつかしらね?フフッ!」

「くっ!」

そう言われて悔しくなるが、未ださっきの腹筋の扱きと接吻の快楽から抜けきれない孝介は、雅美の成すがままにされ、逸物を激しく扱かれる。

正に筋肉の塊というべきおっぱいに挟まれた逸物は、筋肉の表面のストリエーションによって固い襞を感じさせるような激しい刺激を与えるが、驚いたことに、その動きに手は使われていない。マッスルコントロールによるものだ。筋肉の躍動のみで逸物を扱いている。

これほどの筋量ともなれば、両腕を頭の後ろに組んでいてもその躍動を起こす事が出来る。

雅美は巨大な筋肉の塊二つに挟まれ扱かれるその刺激に、孝介が翻弄されている様子を欠伸をしながら眺めている。

「ほら?もう限界かしら?」

「あうっ!」

「フフッ!気持ち良過ぎて堪んないんでしょう?」

「ううーっ!」

答えることも出来ないほどの気持ち良さだ。

「フフッ、よく耐えてるじゃない?褒めてあげるわ!・・・・・でも、これでどうかしら?フンッ!」

グボッ!ゴリュゴリュ!

ただの扱きに加えて、筋肉に畝りが生じて単調な扱きが一変して正しく膣内と同様の刺激が逸物を扱きまくる。

「ぐわっ!ヒィィィィーーーーーッ!」

よもや、自分がこんな激しい喘ぎ声を上げようとは夢にも思っていなかっただろう。孝介の両の手は、雅美のおっぱいである大胸筋をしっかりと掴み天を見上げ、雄叫びにも似た喘ぎ声を上げてしまう。

「この大胸筋のストリエーションでおちんぽを激しく扱かれるのは、男にとって死にそうなくらいの気持ち良さでしょう?フフッ、さあ!二発目を思いっきり射精しちゃいなさいっ!ほらほらーっ!」

更に大胸筋の躍動の激しさが増す。

余りの激しい筋肉の躍動に、孝介の華奢な体はロデオの牛に乗せられているように弾き飛ばされそうになっている。

「ああぁーーーっ!おおぉーーーーーっ!」

自らの体が激しく動くことで、更なる扱きが逸物に加わる。

「フフッ、この辺で終わらせないと、孝介君の身が持ちそうに無いわね!」

大胸筋が激しく上下に蠢き、逸物を扱き上げると同時に、大胸筋から大きくはみ出す亀頭に雅美は舌を這わせた。

唾液で濡らされ、大蛇の如きマッチョな厚みのある舌が亀頭を舐め回す。

滑りと舌のざらつきが更に興奮を高め、孝介を一気に快楽の淵に呑み込んでしまい・・・・

ドビュッ!ドビュビューッ!ビュルルルーーーーーーッ!

放水車のような太い束の精液を部屋中にぶち撒けた。

精液の凄まじい噴射は、壁に飾られた額縁や高級そうな花瓶などを片っ端から破壊していく。

未だ続けられる大胸筋の締め付けと扱きに、射精が止まらない。

孝介自らもその気持ち良さに腰を振り、更に激しい快楽へと浸ろうとしているようだ。

その一部始終を伺っていた梨香子も二人の様子に当てられ、同時に孝介が放った催淫能力の影響を受け、顔を真っ赤にさせながらパンツの中に手を入れ淫部を弄る。床には既に大きな水溜まりを作り荒い息を吐いていた。

オーナー室の中の影響を受けていたのは梨香子だけではなかった。梨香子が部屋の中を覗き見するために開けた扉の隙間から漏れ出した雄臭と孝介の催淫能力が、トレーニングに励んでいた女達も欲情させていた。皆、イキ狂うほどに興奮し、各々が憧れる雄の姿を思い浮かべ快楽に耽り、ジム中が彼女達が漏らした大量の水蜜によって床一面が水浸しとなってしまっていた。

その頃、部屋の中では孝介の催淫効果の影響を受けても、それが尚も雅美の性欲をただ高めるだけで、胸元に突っ伏して荒い息を吐く孝介に、再び性欲の牙が向けられようとしていた。

「あぁーーーん!この感じ、さっきの不思議な君の力が私を更に燃えさせるのぉ〜!イイ〜イイわぁ

〜もっと孝介君を犯したいーーっ!!」

雅美の前では孝介も無力に等しい。

雅美は孝介をただの性具のように扱い、未だ収まらぬ性欲を満たしにかかった。

意識が朦朧とする中で、孝介の逸物が雅美に喰われていく。女の誰もがその逸物に驚愕しその挿入に叫び声をあげ喘ぎ犯されてきた。しかし、それも雅美にとってはちょうどいい性具だった。

雅美は孝介を潰さないように気を使いながらも逸物はこれ以上ないくない激しく扱き続けた。

延々と、その性欲が満たされるまで何度も何度も扱かれる。

いつしか孝介の意識は、途絶えていた。

孝介が覚醒する頃には、雅美は満足した表情を孝介へと向け笑みを浮かべていた。

「フフッ、私の勝ちね?」

「・・・・・僕の、負けなんだね。・・・・・・・計画も、ここで終わりなんだ。」

まだ意識が完全に覚醒しない中、自分の敗北だけを認識していた。

「とても気持ちよかったわ!今までの男なら、今頃死んでいたくらいよ?でも孝介君は生きてる。そして私を満足させたわ。」

「だからって、僕が負けた事には変わりないんだよね?」

「まぁそうなんだけど・・・フフッ、ここからは“ビジネスライク”といきましょう?」

「ビジネスライクって?」

「お互い事務的に、対価を支払おうって言ってるのよ。」

「対価を支払う?」

孝介はキョトンとしている。

「そう、孝介君のその性欲と精力。それにその類のないおちんちんと特別な何か、それって催淫能力よね?それを私は無駄にしたくないの。・・・つまり、このままお別れなんて、嫌だわっ!私が求めた時に、今日のような激しいセックスが出来る相手が欲しいのよっ!もう孝介君以外の男は要らないっ!君一人を独占したいって事よ!」

「だから?」

「もう!まだ頭がハッキリしていないのかしら?孝介君なら分かるでしょう?君が計画に必要なものは、機材でも人材でも私が全て用意するって事よ!その代わりに孝介君に私のセフレになってちょうだいって言ってるのよ!」

「じゃ?」

漸く良い方向へと話が進んでいる事が理解でき、孝介は期待に胸を膨らませる。

「ええ、そうよ!君の返答次第で何でも協力してあげるわ!私には、財力は十分にあるから心配しなくていいわよ!」

「じゃ、計画をこのまま進められるんだね?」

孝介の顔に、笑顔が戻った。

「ええ。やっちゃいなさいよ、その人類滅亡計画とやらをね!全力でサポートしてあげるから!」

「うん!」

「そこでもう一人、頼りになる人材を紹介してあげるわ。」

「そういえば、さっきそう言ってたような・・・・。」

「君の計画にある、筋肉美女フェチの男達を狂わせるメガモンスター級の女子ビルダーは、私程度じゃ効果が薄いわね。もっと強力な子がココに居るのよ。」

雅美が人差し指を床へと向ける。

「ええーっ?雅美さん以上の女子ビルダーがココに?」

「ええ。この私でも400kgあるかどうかだけど、彼女はギガモンスター級とでもい言うのかしら、優に500kgを超える体重なの。まぁ会ってみれば如何に物凄いかは、そのアンテナが反応して分かるんじゃないかしら?」

「ア、アンテナ?」

首を傾げる孝介に、雅美は“それよ”と言って孝介の逸物を指差し、ニコリと笑う。

「あっ、そっか。僕もその一人だし、これで確かめれば良いんだね!ハハハッ!」

こうして、雅美の一方的な責めで負けてしまった孝介だったが、雅美が求める対価として孝介がセフレになることで協力を得ることができ、もう一人の協力者の元へ会いに行く事となった。

その場所とは、このジムの地下にある倉庫だという。



孝介達が身支度をし、オーナー室を出ようと出入り口へと向かった時、雅美は忘れ物をしたと言ってもう一度部屋の奥へと戻った。

部屋の片隅に置かれた着替えを入れてあるロッカー。その扉にもおびただしい量の孝介の精液がぶっかけられ滴り落ちている。

漂白剤にも似た孝介の男臭に、雅美は苦笑いしながらも孝介の精力と性欲に感心しながらロッカーの中から靴箱サイズよりも一回り大きな段ボール箱を取り出し、それを小脇に抱えて孝介の元へと戻った。

「待たせたわね、さあ行きましょうか?」

そう言って雅美は、扉が少し開けられていた事に気づきながらも押し開けると、そこに広がる異様な状況に、孝介は

「あっ、僕の催淫能力が漏れ出ちゃったみたい。みんなには悪い事しちゃったなぁ。」

と、申し訳なさそうに苦笑いしていると、雅美はクスッと笑い、

「フフッ、みんな気持ち良くイカされて幸せだったんじゃないの?見てみなさいよ、みんなあんなにも幸せそうな顔をして気絶してるじゃない?梨香子さんなんて、かなり興奮してたみたいね。彼女の周りだけがラブジュースの海みたいになってるわよ!フフッ!」

「ハハハ・・・」

孝介は、ただ笑うしかなかった。



孝介の催淫能力の影響で性的欲求が高まり、ジムでトレーニングをしていた女達は皆、イキ狂うまでに興奮し気を失い倒れている。そんな彼女達に孝介は申し訳なさそうな顔で雅美と一緒に通り抜け、ジムの重い扉を開ける。

梨香子と違って、雅美はその重い扉を片手だけで難なく開けると、

「マスター!探しましたのーっ!」

と、雅美とは違うベクトルで、凄まじい肉体を見せつけ大きすぎる乳肉を孝介に押し付け抱き付いて来る。すっかり彼女の事を忘れていた。クロエだ。

「あっ、ゴメンよ!クロエが飲み物を買ってくるって何処かにいってる間にいろんな事が起こってさぁ」

孝介が申し訳なさそうに、詳細を説明しようとしていると、クロエは直ぐに雅美の存在に気づき、ジロリと睨みつける。

「マスター、その方は何方ですのっ!?」

かなり攻撃的な口調だ。

「孝介君は、マスターと呼ばれているのかしら?」

「本名を使うよりその方がいいかなぁって。彼女のクロエって名前も本名じゃ無いんだ。」

「なるほどね、コードネームみたいなものかしら。だったら私にもつけて欲しいわね!コードネームを!」

「ま、まぁ良いけど、何が良いかなぁ・・・・」

雅美も物好きだと内心呆れるも、腕組みをして孝介は考えを巡らせる。

「雅美さんだから・・・“マーサ”ってのは?」

「良いわね!マーサと呼んでちょうだい!宜しくね、クロエさん?」

「致し方ありませんの、マスターがお決めになられた事なので、従うしかないですわ!こちらこそ、宜しくお願い致しますわ。あっ、クロエで、呼び捨てで良いですわ。だって、私より老けていらっしゃる様なので!」

「ク、クロエ!失礼だよーっ!ご、ごめんマーサ!」

慌てて孝介が雅美に謝罪する。

「フフッ!べ、別に良いのよ!き、気にしないで!」

そう言う割には、雅美の体からは殺気が漏れ出しているような、そんな気がしてならない孝介。

「これからは仲良くやっていきましょうよ?ねっ?」

「ま、まぁ構いませんけど、仲間が増えるとマスターを独り占めできなくなりますわね!フンッ!」

クロエは、機嫌斜めの様だ。

雅美はその様子に、苦笑いしている。



つづく



※あまりにも長文になってしまいましたので、前・後編に分けての掲載となりました。

シシリーの登場は次回です。

(後編は只今加湿修正中ですので、まだ時間がかかると思います、ご了承ください。)


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Lupenn

English translation?

Erlkönig

Try using DeepL: https://www.deepl.com/es/translator It's not a perfect translation but at least you can get the gist of the story.