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「これが、今日から僕が通うことになる学校か~」


 私立千間寺(せんげんじ)高校。県内でも一、二を争うほどの進学校で、全国模試でも常に上位の成績を取るような生徒ばかりが集まる高校だ。だが、成績優秀者だけが通うというわけではなく、スポーツ推薦や、特待生として入学する者もいる。そして、今年その特待生枠に選ばれたのが彼──、如月(きさらぎ)ヒカルだった。これまでの内気な自分の殻を破り、新しい自分へと生まれ変わりたい。そう思って受験した結果、彼は合格へと至ったのだ。


 特別成績が良いというわけでなく、悪いというわけでもない。平々凡々な彼は、ごく普通の家庭に生まれ育ち、何不自由なく過ごしてきた。ただひとつだけ、普通と違う点を挙げるとすれば、それは彼の【運】が良かったというだけだ。特待生枠に応募した一万もの受験者の中で選ばれたのは、彼ひとりだけだった。



***


「よし、それじゃあお前たちには、これから体育館で能力審査を行ってもらう。この学園に入学した者には、少なくともひとつは特殊な才能が芽生えると言われている。それが何かは人それぞれだが……、まあ、だいたいは自分の長所を生かした能力だな。本校に入学したお前たちなら、きっと大丈夫だと思うが、もし自分の能力について不安があったりした場合は、遠慮せずに俺に言ってくれ」


 各クラスの担任教師の思い思いの言葉を耳にした生徒たちは、心を躍らせながら、体育館内へと入っていく。中には緊張しているのか、少し表情が固い者もいるようだ。それも仕方がない。なにせ、人生で一度しか体験できない特別なイベントであり、この学校に入学したのは、皆その特別な能力を手に入れるためなのだから。そしてそれは、ヒカルも同様だった。


 千間寺高校に優秀な生徒たちが集まる理由のひとつには、この高校だけで毎年行われる新入生の能力審査というものが存在するからだ。特殊能力という異質な存在が世界で確認されてからというもの、日本政府は超能力研究に力を入れるようになった。そのおかげで、現在では能力者の数もかなり増えている。

 しかし、むやみやたらに能力者を増やすわけにはいかない。そんななか、政府が打ち出した政策のひとつが、有益な能力を生み出すであろう優れた人材を見つけ出し、育成することであった。そして現在、千間寺高校はその優れた能力を有するであろう子供たちを集め、その能力を強制的に発現させ、育成するために設立された教育機関となっている。



 炎を自在に操る能力、氷を生み出す能力、風を自由に巻き起こす能力など、生徒たちの多種多様な能力が判明するなか、ついにヒカルの能力を判別する順番が来た。ゴクリと唾を飲み込んで、彼は広場の真ん中に設置された台の上に置かれた、透明の水晶玉に手を置いた。


『──乗っ取りガチャ』


 水晶玉の上に浮かんだ、その文字を見た瞬間、それを見ていたオーディエンスたちは首を傾げてざわつき始めた。


「……えっ? なんだ、あれ……?」


「なんかの間違いじゃないのか?」


「ガチャって、ソーシャルゲームとかのアレだよな? なんの能力だ?」


「うわぁ~! すっごいレアな能力じゃん! 悪い意味で! プッ、くっくっく……」


 ヒカルもまた、その結果に唖然としていた。これまでに聞いたことのない名称の能力。レアな能力であることに変わりはないが、ガチャという名称がついている時点で、あまり良い予感はしない。


(これってどう考えても……、ハズレだよな……?)


 彼がそう思った直後、目を開けていられないほどの閃光が襲い掛かり、突如として巨大なガチャボックスが現れた。大げさなネオン管のような装飾が施されたその箱からは、大きなドラムロールが流れ始める。


──ドッドッドッドッ!! ドゥルルルルルルル~…… ガラガラポンッ!!!


『ガチャスキル 【体強奪】』


 ガチャボックスの出口から、掌にカプセルが転がり落ちてきた。開けてみると、中身はカードと肌色の何かだった。ひとまずその薄っぺらいカードに目を通してみたヒカルは、そこに書かれた内容に目を疑った。


【体強奪】


 スキルが身に着いた影響からか、瞬時にしてヒカルは理解した。この効果は、選ばれた相手の体を奪い、自分の体と入れ替えることができるというものだと。手の上に乗ったカードに、ジワリと対象となる人間の名前が浮かんでくる。


【蔵持謙介(くらもちけんすけ)】


 全校生徒およそ四百人に、教師百人。その中から選ばれたのは、ヒカルの担任教師であり体育教師でもある蔵持だった。

 ヒカルが困惑していると、カプセルからひとりでにもう一つの中身、頭部の無いガチムチ体型のビニール人形のような物体が飛び出した。反射的にそれを掌で受け止めた瞬間、ヒカルの全身からぶわりと汗が噴き出し、心臓が激しく鳴り始めた。鼓動が早くなるにつれて、肉体が徐々に肥大していくのを感じる。ゴキゴキと骨が軋み、筋肉が膨れ上がる感覚とともに、皮膚の表面には血管が太く浮き出してきた。産毛のような体毛しか生えていなかった肌にも変化が現れ始め、艶のある黒い毛が生え揃う。


 当然のように手足も伸び、骨格までもが変わり果てていくなか、股間もまた膨張し、やがて立派なイチモツへと変貌を遂げていった。真性包茎だったチンポからは、強引に亀頭が顔を出し、ムクムクとその大きさを増しながらズル剥けへと成長していく。


「うああ゛あ゛あぁぁぁぁ~~~♥♥♥」


 ガチムチボディを手に入れたヒカルは、知らず知らずのうちに歓喜の声を上げていた。鍛え上げられた肉体。反り返りビクビク脈打つ極太巨根。その先端からは、産声を上げるようにビュウビュウと熱い白濁液が溢れ出している。そして、その精力も凄まじかった。まるでオナ禁でもしていたかのように、いくら射精しても衰えることを知らない。その重みで垂れ下がった玉袋の中の睾丸では、次から次へと子種が作られ、グツグツと煮え滾っていた。




「はぁ……、はぁ……、終わったのか……?」


 肉体は変化を終え、そこには身長180センチを越える筋肉隆々の男が立っていた。あまりにも変わり果てた姿。しかし、周りの人間は何事もなかったかのよう平然としている。このスキルによって両者の肉体が交換されても、他者は誰も気付くことがないようだ。当の本人である蔵持も、あれほど鍛え上げていた筋肉が、他者によって奪われたというのに、まったく気が付いていない様子だった。


 彼らの変化などよそに、能力審査も滞りなく進んでいく。彼を笑っていた生徒たちも、すでに他の生徒の能力開花に興味を移してしまっていた。

 そんな彼らを横目に、ヒカルは体育館からそっと抜け出し、遠く離れたトイレへと向かい、その中へと駆け込んだ。壁には全身を写せるほどの大きな鏡が備え付けられている。ヒカルはその前に立ち、自らの姿を眺めてみた。


「これが僕なの……? なんか……、気持ち悪い……」


 そこに映っていたのは、童顔な顔に対して異様に筋肉質な肉体。違和感がものすごく、一言で言って不気味だ。肉体の変化に合わせ、不思議な力で制服も大きくなったようだが、それでもサイズが合わなくなっている。

 パツパツになった学生服から覗く胸板は厚く、腹筋が見事に割れているのが、制服の上からでもくっきりと見てとれる。腕や脚も太くたくましくなっていて、シャツのボタンは弾け飛びそうだ。そして下半身に視線を移すと、ズボンのベルトも悲鳴を上げており、今にもちぎれてしまいそうな状態だった。


 急いでベルトを外し、スラックスとパンツをずり下ろすと、ブルンと音を立てて巨大なペニスが飛び出してきた。度重なるセックスにより、淫水焼けして赤黒く変色したソレは、大きくエラを張り、ドクンドクンと力強く脈打っている。


「すごい……、自分以外のおチンチン、初めて見たかも……! これが、先生の大人チンポ?」


 恐る恐る右手を伸ばし、竿の部分を握ってみると、その感触に思わず背筋がゾクリとした。分厚い皮。だが、その表面は酷く敏感だった。


「んあっ……!」


 その瞬間、突然ヒカルの脳裏にイメージが流れ込んできた。映し出されたのは、蔵持が妻の体を貪る姿だった。妻を犯しながら、激しく腰を打ち付けるその姿は、まさに野獣そのもの。激しいピストン運動に合わせて、揺れ動く豊満な乳房。愛おしそうに見つめ合い、濃厚なキスを交わす二人。そして、フィニッシュを迎えると同時に、蔵持の剛直から大量の精子が放出され、子宮の奥深くまでその濃厚な子種が注がれていく──。


「あぁっ……、いいっ……! これ、すっごいぃっ!! はぁはぁ……、イ゛クッ……イッちゃうぅっ!! うああ゛あ゛ぁ~~!!」


 脳内で再生された男女のセックスの映像がトリガーとなり、ヒカルは勢いよく精を放った。今まで経験したことの無いような快楽。まるで、身体中の細胞が生まれ変わったかのような快感。首から下の神経が繋がっていくように、全身に未知の刺激が駆け巡り、上を向いた極太の肉棒から噴水のように白濁液を吹き上げる。


──ドピュッ!! ドピュルルルッ! ドピュッ、ビュウゥゥゥ!!!


「出るぅっ! 止まんないよぉ、先生の大人の精液!! チンポの先から、ビュービュー出てるぅ!!」


 ヒカルは、下半身をひたすら痙攣させながら、何度も絶頂を迎えた。生まれて初めての他人のチンポからの射精は、これまでの自慰行為とは比べ物にならないほど心地好かった。ポンプが水を汲み出すように、延々と続く射精。睾丸で生み出されたザーメンが尿道を通り抜け、外へ放出されるたびに、ヒカルの全身には言い知れぬ充実感が広がっていった。


「はぁ……、はぁ……、こんなの知らない。気持ち良すぎておかしくなりそう……」


 全身を帯びる熱に耐えられなくなり、制服を乱暴に脱ぎ捨てると、汗だくの全裸像が目の前の鏡に映し出された。趣味と言ってもいいほどに、蔵持が毎日筋トレを行ったことで付いた、分厚く盛り上がった筋肉。そしてその上にほどよく乗った、加齢による脂肪。その肌の表面は、毛むくじゃらで、遠目から見ればまるでゴリラか熊のようだ。汗をかきやすい体質なのか、腋はすでにじっとりと湿っており、閉じられたその隙間からはムッとするような匂いが漂ってくる。その匂いが鼻に届くたびに、硬く反り返ったチンポがヒクヒクと震えて止まらない。


「これが僕の体……。今の僕って、首から下は本当にあの先生の──、【蔵持謙介】の体なんだ……」


 鏡の前でポーズを取り、屈強になった自分の肉体を見回してみる。毛深い体に、真っ黒な陰毛が生え揃った股間。そこには、これまで見たことも無かった大きさのイチモツがぶら下がっている。大きくなった掌で下から支えてやると、ズッシリとした重みを感じ、同時に痺れるような感覚が走る。


「これが先生のチンポ……、この重さも形も、全部もう僕のモノなんだ……」



 優しく握るように掴み、ゆっくりと前後に動かしてみると、先端から透明な液体がドロリと溢れ出してきた。こんなふうに、物理的に他の人間になりたいと思ったわけではなかった。ただ、もう少し、ほんの少しだけ前向きな自分へと生まれ変わりたかっただけなはずなのに──。今はもう、自分ではない別人になりたくて仕方がなかった。欲しくてたまらない……。体だけじゃなく、蔵持謙介の顔も、記憶も。そして彼の人生すべても──。


 ドクンドクンと激しく脈打つ硬い陰茎を激しく擦ると、彼は押し寄せる耐え難い快感に身を任せ、肉体に従うままにオナニーを続けた。




 【乗っ取りガチャ】の能力を手に入れ、蔵持の肉体を手に入れたヒカルは、翌日から来る日も来る日もガチャを回し続けた。


 【体強奪】の次に使用できるようになったのは、【顔強奪】だった。ヒカルの【乗っ取りガチャ】のスキルはレベル1のため、範囲対象は学園の人間のみだった。だが彼にとっては、それはむしろ都合がよかった。

 全校生徒と教職員合わせた人数は、およそ五百人。それでも、蔵持の顔が欲しいヒカルには多すぎる数に思われたが、体が男性なせいか、ガチャで選ばれる顔はどうやら男性のみに固定されてしまっているらしい。


 おまけに肉体に親和性のある顔が選ばれるようで、この二週間でガチャを行うたびに乗っ取ってきた顔は、ガチムチの蔵持の体に見合った、厳つく大人びた顔ばかりであった。


 野球部や柔道部、ラグビー部などの体育会系の学生の中でも、特に中年男性のような顔つきの男子生徒や、強面な教職員の顔。


 どれも悪くはなかった。ワイルドな肉体にくっついた、多種多様な精悍な顔面。顔面が交換されるたびに、彼は蔵持の分厚い掌で極太チンポを強く扱き上げた。延々と子種を生み出す睾丸は、常にパンパンに膨れ上がり、精液を吐き出し続ける。しかし、物足りない……。そう考え始めていた、次の日──。


「やった! ついに先生の顔をゲットしたぞ!!」


 十五日目にしてようやく手に入れた、念願の蔵持の顔面。ガチャのカプセルから飛び出した蔵持の顔が、ヒカルの顔の皮膚に吸い付いてくる。


「んんん゛ん゛~~~っ♥♥♥」


 これまでとは比べ物にならないほどの吸引力。肉体との親和性が百パーセントである顔面が融合する感覚は、全身が溶けるような快楽だった。まるで全身を舐めまわされているようなゾワッとした快感が襲い掛かり、同時に身体中の細胞ひとつひとつに、電気が走ったかのような衝撃が駆け巡る。


 今現在の顔も、決して悪いモノではなかった。柔道部副主将の佐々木。高校生にしては大人びていて、これまでの顔の中では最も蔵持の体に見合った素晴らしい顔だった。しかし、その組み合わせも、完璧な相性の前では敵うはずもない。


 今、彼はすみずみまで【蔵持謙介】へと生まれ変わっていた。額が、目が、鼻が、唇が、顎が、耳が、頭髪が、すべてが蔵持のモノへと置き変わろうとしている。そして、蔵持の肉体から流れ込んでくる膨大な情報量。脳をかき混ぜ、狂わせんばかりのエクスタシーが、ヒカルの意識を一気に刈り取っていく。


「ああっ……、ダメっ! 気持ちいいっ!! もっとぉっ! もっとぉっ!! ヌッハァ~~……、【俺】のぉ、俺のチンポが止まんねーよぉ!!」


 脳内に流れ込んできたのは、今までに体験したことの無いような強烈な快感。【蔵持謙介】が経験してきたすべての快楽。高校生になったばかりのヒカルは、今までの人生で感じたことの無い幸福感に包まれながら、中年男性の使い込まれた肉棒から勢いよく大量の精液を噴出させた。そのたびに、新しいヒカルの肉体に、新たな情報が刻み込まれる。これまで経験してきた倍以上の人生の記憶が、ヒカルの頭の中に詰め込まれていくのだ。蔵持がこれまで得てきた、勉学や仕事の知識。彼の恋愛遍歴や、趣味嗜好、性癖に至るまで。【蔵持謙介】という人間が歩んできた人生が、丸ごとヒカルの中に入ってくる。そして、それと同時に【蔵持謙介】の人格までもが流れ込み、ヒカルの精神を侵食していく。


 凄まじいまでの絶頂感。そして、これまでの人生で一度も味わったことも無い、圧倒的な充足感。それが、ヒカルの思考を徐々に鈍らせ、彼の全身をわななかせ、脳を震えさせる。そして、ついには完全に【蔵持謙介】そのものに成り果てようとする感覚が全身を襲い、同時にこれまで以上に激しい射精の瞬間が訪れた。


「おお゛ぉ!! イクッ、イッちゃう゛ぅっ! チンポからまた出るッ! 先生のチンポ汁ッ! いっぱい出ちまうッ!!! ああぁッ……、【俺】のチンポ、イックゥウ゛ウッーーーッ♥♥♥」


──ドピュルルルッ! ビュククククッ、ビュッ、ビューッ!! 、ドクッドクン、ブビュルルルルーーーーーッ!!!


 チンポが、脈を打ち続けて止まらない。硬くなった肉棒は忙しなく上下し、その先端からは壊れた蛇口のようにザーメンが溢れ出してくる。それは、これまで射精したことのないほどの量の精液だった。まるで、ホースから放水するように噴き出すザーメンは、瞬く間に部屋の鏡と床を白く染め上げていった。


「はひぃ……、しゅごい……。こんなに出るなんて……。これが蔵持先生のチンポと金玉の中身……。それに、これが新しい俺の顔……。めちゃくちゃエロくて、カッコいいじゃねえか……」


 白濁液まみれの指先で顔面をなぞると、粘っこく糸を引いた。ゴリラのような雄臭い顔は、発情期の猿よりも浅ましく歪んでいる。頬はだらしなく緩み、鼻の下が伸びて、半開きになった口からはヨダレと舌先が覗いている。


「へへっ……。あと少しで、俺は【俺】の人生を生きられるようになるんだな……♥」


 【体強奪】、【顔強奪】、残るは【立場強奪】だけだ。最後に【蔵持謙介】の立場を強奪するガチャを引けば、彼は完全に【蔵持謙介】になることができる。そうなれば、もう二度と元に戻ることはできないかもしれない。だが、それで構わない。もはやそれこそが、今の彼にとっての最高の幸せになるのだから。


「ふひっ、 んっ、 ンフ~~♥ 」


 分厚い胸板に掌を這わせ、乳首を摘んでみる。コリッコリッとした弾力が伝わってくると同時に、甘い快感が脳を痺れさせ、極太の肉棒が前後に震えた。つい二週間前までは見たこともなかった、他人のチンポ。それも、担任教師のズル剥けチンポだ。指でギュッと乳首を引っ張ると、喜んだように【蔵持謙介】の勃起マラからトロリと溢れた先走りが飛び散った。


(たまらねえっ! 先生の乳首! 先生のチンポッ!! メスのマンコに何度もハメてきたチンポも、雄臭えゴリラ顔も、俺のモノになっちまってる!!)


 股間が激しく疼き、興奮が抑えきれなくなったヒカルは、硬くなった両乳首を弄りながら、デカい尻を振り始めた。




「如月、進路相談の時間だぞ? 早く来なさい!」


「あ、はい。すみません先生、今行きます……」


 放課後の教室。ホームルームを終えたヒカルが教室を出ると、廊下で待ち構えていた蔵持に声を掛けられた。


「どうしたんだ、浮かない顔をして。何か気になることでもあるのか?」


 気になること? 気になることだらけだ。蔵持の肉体はすでに、【如月ヒカル】のモノとすべて交換されていて、体育教師の彼は貧弱な体にぶかぶかのジャージを身に着けていた。彼はつい先日まで見下ろす相手だったヒカルを、見上げているというのに、それに気付く様子もなく高圧的に接してきている。


「いえ、なんでもありません。ちょっと考え事してただけです」


「そうか。ならいいが……、悩みがあるんならいつでも聞くから、遠慮無く言ってくれよ」


 優しく微笑む蔵持。もはや懐かしささえも感じる、かつての自分の笑顔に狂おしく欲情しながら、ヒカルも愛想笑いを浮かべて応えた。


「ありがとうございます、先生」


 肉体全身を奪われたというのに、それに気付くことなく、奪った相手を気遣う蔵持の姿に、ゾクリとした背徳的な快楽が走る。


──ああ、堪らない……。【蔵持謙介】は、俺のモノだ! 誰にも渡さない! 絶対に!


 ドクンドクンと、ヒカルの心臓が高鳴る。そんな彼の前を悠然と歩き、蔵持は進路相談室へと足を踏み入れた。その彼の後ろ姿を眺めながら、ヒカルはゆっくりと口角を上げると、後ろ手で扉の鍵を閉めた。


──もう我慢できない……。早く【蔵持謙介】になりたい。その一心で、ヒカルは蔵持の背中に抱き付き、そのまま彼の尻に手を伸ばした。


「うわっ! ど、どうしたんだ如月、急に! 危ないじゃないか!!」


 驚いた蔵持が声を上げるのも構わず、ヒカルは彼の体を抱きしめたまま耳元で囁いた。


「ごめんなさい、先生。でも俺、どうしても先生とセックスしたいんです……」


「せ、せっくす……だとぉ!? お、お前何を言って……」


 上ずった声で慌てる蔵持。かつての彼なら、襲い掛かる生徒など跳ね除け、容易く押さえつけていたことだろう。だが、今は違う。今の彼の筋力は、冴えない高校一年生のモノだ。肉体だけではなく、精神的にも弱っている今の蔵持には、力づくで抵抗することができなかった。


「先生だって、本当は俺としたいんでしょう? ほら、チンポがこんなになってるじゃないですか」


「そ、それは……、ちがっ……」


 二週間前までは自分のモノだった身体。それに彼の精神が反応しているのだろう。蔵持の幼くなったチンポは、以前の自分の肉体を前にしたことで、ギンギンに反り返っていた。大きな掌で体を地面に押さえつけられ、近寄ってくる顔。懐かしく感じる、男らしい唇が迫ってくる。


「やめてくれぇ! 俺は、俺はそんなつもりじゃ……! 男とキスなんてしたくねえっ!!」


 必死に抵抗する蔵持。だが、その腕力はあまりにも非力で、ヒカルの巨体を押し返すことなど到底できなかった。いや、押し返そうとしていなかったのかもしれない。精悍な顔、屈強な肉体。汗にまみれた咽るような男の匂いが、彼の鼻腔を刺激して離さないのだ。


「ぐひひっ……、せんせい……♥」


 興奮を抑えきれず、舌なめずりをするヒカル。そして、ついに二人の唇は重なり合った。


「ンッ! んふぅっ、ちゅっ、んぢゅっ♥」


「んんっ! んっふ、んっふ……♥」


 舌と舌が絡み合い、次第に蔵持の呼吸も荒くなる。生徒に押し倒され、硬くなったチンポが自分の股間に擦り付けられている。異性が相手だろうが、同性が相手だろうが、生徒と教師という立場でこんなことをしてはいけない。それは、百も承知だというのに──


「んふっ♥ んっ、ンッ! んっはぁっ! だめだ、如月ぃ! それ以上やったら、俺っ、俺はぁっ……!」


 口ではそう言いながらも、蔵持の表情はどこか嬉しげに歪んでいた。無意識にヒカルのたくましい背中に手を回し、その腰を引き寄せようとしている。チンポがジャージの中で硬く張り詰めていくのが分かる。なんで? どうして?そんな疑問が頭を過るが、深く考えようとすると、頭の中にモヤがかかったように思考がぼやけてしまう。


「先生、好きです……。大好きです!」


 ヒカルによってジャージもパンツも脱がされ、貧相なイチモツが露になる。それを、まるで宝物のように優しく掴むと、ヒカルはその先端を自身の肛門にあてがい、一気に腰を下ろした。


「ああっ、ダメだ如月っ! それは……、それだけはダメだっ!! お願いだ、それだけはぁ!!」


──ヌルッ、ヌブブブブブブッ!!


「あ、うがあ゛ぁ……、入ってる……! 如月の……中に……!!」


 どれだけ理性を働かせて否定しようとしても、体は正直だった。蔵持の魂が、【蔵持謙介】の肉体を求めてしまっているのだ。郷愁を感じさせる目の前の男の体温に、蔵持の心が揺さぶられる。


「うへっ、うへっ、うへへっ……、先生の、先生のおチンポだぁ……♥」


「うあぁ……、如月ぃ……、頼むから抜いてくれ……。俺、俺……、おかしくなっちまうよぉ……」


 ヒカルの野太い喘ぎ声を聞いていると、高揚感が抑えられなくなる。生徒を犯しているというのに、不思議と罪悪感や嫌悪感が湧いてこない。それどころか、もっと奥まで突いてしまいたいとさえ思ってしまう。


「先生ッ、俺のっ、ケツマンコ気持ちいいですか……? 先生のチンポ、俺の一番深いトコロにまで届いちゃってますよぉ……?」


「うああ……、すごい、凄すぎる……。男とセックスして、こんな……、こんな……。俺、俺ぁ……、もうイキそうだ……」


 同僚や生徒たちには、ゴリラだ、熊だと言われているが、彼にもそれなりに女性経験はある。しかし、こんなに激しい快楽を感じたのは初めてのことだった。それもこれも、相手が自分の教え子だからだろうか? そうではない何かがあると、彼の心の奥底で警鐘が鳴り響いているのだが、今の蔵持にそんなことを考えている余裕はなかった。


「ぬおぉ、イクぞ如月! お前の中に出しちまうっ! すまん、全部受け止めてくれぇっ!!」


「はいっ! 先生の精子、俺のケツ穴に出してください! そうすれば俺は先生に……、完全に【蔵持謙介】に……」


 ヒカルの口から漏れ出た不可解な言葉が、蔵持の脳内に染み渡ることはなかった。限界を迎えた蔵持が、「おおおっ!」と雄叫びを上げながら射精すると、その熱い精液を腸内で受け止めたヒカルもまた、そのデカい肉体を痙攣させ、パンパンに張り詰めた睾丸の中身を吐き出した。




 大股を開いて、最大限に開いた穴の中にドクンドクンと熱く濃厚なザーメンを流し込まれる。男同士の性交など初めてだというのに、【蔵持謙介】の身体はそれを受け入れてしまっていた。これもすべてガチャの影響だろうが、そんなことはどうでもいい。この雄臭い肉体が、【教え子】であり、かつての自分のチンポのザーメンで満たされていく感覚がたまらなく心地好かった。


「はぁ、はぁ……、すごかったよ……、如月……」


「ハァ……♥ 俺も、俺も良かったです……。先生のチンポ……、めちゃくちゃ小さい【如月ヒカル】の、ガキチンポですけどね♥」


「はっ? えっ……?!」


 ヒカルの言葉にハッとした蔵持は、己の下半身を見下ろして絶句した。そこには、つい先日まで彼の股間にあった巨大なペニスは無く、小さくなったチンポがあったからだ。チンポだけではない。身体全体が、自分のモノではなくなっている。そして、目の前で熱い吐息を漏らすヒカルの肉体こそ、以前の自分の身体だった。彼と自分の肉体すべてが、気付かぬうちに入れ替わっていたのだ。


「ど、どういうことだ!? どうして……、何がいったい……。まさか、これはお前の能力なのか?!」


 蔵持は細くなってしまった足を、ガクガクと震わせることしかできなかった。突然認識させられてしまったこの状況に、思考が追い付かない。二人の肉体が入れ替わってしまうなどという能力が存在していたなんて。しかもその能力で、自分の肉体が他人に奪われるなどということは、蔵持にとってまったく予期していなかった事態だった。ただただ、自分のモノではない未熟なチンポの先端から、ドロリと白濁液が流れ出るのを眺めていることしかできない。

 目の前では、さっきまで慣れ親しんでいた自分──【蔵持謙介】の姿をしたヒカルが、精悍な顔を歪ませて笑っている。他人にならないと気付くことのなかった、魅力的で力強い肉体。ごつい腕に太い脚。小山のように盛り上がった、豊満な胸板と割れた腹筋。それが今は、自分以外のモノになってしまっている。それはもはや、絶望以外の何物でもなかった。



──ジャジャジャジャーン!! 攻略任務、達成で~~~す!!!


 突如として空中に現れたガチャボックスが、軽快なファンファーレと共に紙吹雪を振り撒いた。


──おめでとうございます! あなたは見事、ミッションを達成しました! これで【如月ヒカル】様は、【立場強奪】の確定ガチャチケットを入手しました!


「やった……! ついに手に入れたぞ! これで、これでやっと……!」


 歓喜の声を上げるヒカル。蔵持にはガチャボックスが見えないため、ヒカルが何を喜んでいるのかは分かりようがなかったが、嫌な胸騒ぎだけはしていた。


「おい、如月……! 俺の身体を返せ!! お前の能力で入れ替わったんだから、元にも戻せるんだろ?! なぁ、頼むよ! 頼むからぁ!!」


「うるさいですよ、先生……♥ もう遅いんですってば……。このガチムチの先生の体と顔は、俺が貰っちゃいましたから……♥ 愛しくて愛しくて、もう手放したくないんですよぉ……♥♥」


 まなじりを垂らしながら、舌なめずりをするヒカル。みっちりと筋肉の詰まった太い腕で、鋼のような自身の体をナルシストのように抱擁した彼は、ヒラリと宙から舞い降りてきた確定ガチャチケットを破り捨てると、野太い声で叫んだ。


「【立場強奪】! 対象は【蔵持謙介】ッ!!」


「や、やめてくれぇええっ!!!」


 肉体だけでは飽き足らず、人生すべてを奪われる。そう直感した蔵持の悲痛の叫び声が響き渡る中、辺りが光に覆われ、瞬時に二人の位置が入れ替わった。変わったのは位置だけではない。二人の着ていた衣服も入れ替わっており、ヒカルがジャージを、蔵持が学生服に身を包む形に。さらには、体内に中出しされ、先ほどまで精液を垂れ流していたヒカルの尻の穴は、何事もなかったかのようにすぼまっており、それとは逆に蔵持のアナルがヒクヒクと震えながらザーメンを吐き出している。


「「あ、あああぁぁ……♥♥♥」」


 立場が、存在が入れ替わっていく。脳味噌の中に、別の人間の人生が走馬灯のように浮かび上がってくる。【顔強奪】だけでは手に入りきらなかった記憶が、ひとつ、またひとつと脳裏に蘇るたびに、得も言われぬ快感が包み込んでいく。悦びで身悶えする二人の肉棒は反り返り、激しく痙攣しながら射精を繰り返し続けた。





「うへっ、うへへっ♥ 俺の名前は【蔵持謙介】……。42歳、女房子持ちで、趣味は競馬とパチンコ……。身長187cm、体重105kg……。学生時代はラグビー部の主将を務め、県大会優勝の経験もある……」


 蔵持謙介は、自らの肉体を舐めるように見つめながら呟いた。そういった大まかな情報は、【顔強奪】をした時点ですでに手に入っていた。しかし、改めてその情報を口にしてみると、【蔵持謙介】の存在すべてが自身のモノになったのだと実感して、言い知れぬ喜びで心が満たされていく。他人の顔、体だけでなく、人生すべてを奪い、自分のモノにしてしまった背徳的な行為に、興奮して仕方がない。

 呼吸を整え、視点が定まってくると、その先には仰向けになりアナルをヒクつかせている、かつての自分の姿が目に入った。


 如月ヒカル。もはや縁遠い存在へと成り果てた彼が、虚ろな瞳で蔵持のことを見上げていた。教師であった頃の威厳などとうに失せ、怯えた視線を向ける生徒へと化したヒカルの姿に、蔵持は優越感を覚えずにはいられなかった。


 再び元気を取り戻したイチモツを、ヒカルのパクつく尻穴にあてがうと、蔵持はそれを一気に押し込んだ。


「ひぎぃいっ!?」


「おっほお゛お゛ぉおぉお~~~~~!! いいぞ、すごく締まってるぞ! さすが元・俺のケツだっ! どうだ、如月ィ? 懐かしい自分のチンポを味わえて嬉しいかぁ? 嬉しいよなぁ? 大好きな先生のおチンポ、咥えられてるもんなぁ♥」


 硬くなった太い肉棒で、腸内を抉られ、掻き回される。自分の姿をした男に、狂気に満ちた表情で何度も何度もチンポをケツの穴に出し入れされる。それは、ヒカルにとって耐え難い屈辱だった。自分はこんな人間じゃ──、教え子を犯すような人間ではない。脳内でそう否定すればするほど、【蔵持謙介】であったときの記憶がかすれていき、代わりに【如月ヒカル】として生きてきた記憶が鮮明になっていく。それはまるで、【蔵持謙介】という人格が消えて無くなってしまうようで、ヒカルは恐怖に慄いた。


「やめ……、やめて……! やめてください、先生……! そんなことしたら、俺が……、【俺】が消えちゃいます……! お願いだから、やめ……!」


「ははは! 何言ってるんだ、如月ィ♥ お前は、【如月ヒカル】だぁ♥ 担任の体育教師に向かって、ケツマンコをおっぴろげて発情する、淫乱生徒なんだよぉ♥♥ 俺の極太おチンポハメられるところ想像して、オナニーしてたんだろ? 俺は全部知ってんだぞ! お前の恥ずかしいとこ、ぜ~んぶ知ってるんだからよぉ♥♥ もっと、このぶっといチンポが欲しいんだろう? 正直になれよぉ♥」


「ち、違う……、僕じゃない……、そう思ってたのは【僕】じゃないんだ……!」


 頭を振っても、その中身が尻の穴に挿入されたチンポのことでいっぱいになっていく。体育教師として過ごしてきた日々が──、妻子と過ごした幸せな時間が、精液の白で塗り潰されていく。若く敏感になった肌が、【蔵持謙介】の肉棒によって生じた快楽を、余さず拾い上げる。その太く硬い竿が、ゴリゴリと彼の前立腺を擦り上げた瞬間、ヒカルの脳味噌が悲鳴を上げた。


「イギッ! イグゥウウッッ!!!!!」


 高校生の血気盛んなチンポ。精巣では、次から次へと生み出されながら乱れ狂う精子が、勢いよく尿道を駆け上がっていく。ガクンガクンと腰を震わせると、ヒカルは激しく絶頂を迎えた。精液を吐き出しながら、無意識に尻をキュッと締め付けると、蔵持の口から野太い喘ぎ声が漏れた。


「ぐっふぅううっ♥♥ きつい、きつすぎるぞぉ、如月ィ♥ 俺の金玉の中身、根こそぎ持っていってくれぇええっ♥♥♥」


──どぴゅっ♥ びゅーっ♥ びゅるびゅるびゅる~~~っ♥♥♥


 肉壁に包まれた竿から熱いザーメンを吐き出しながら、蔵持は笑みを浮かべていた。他人の人生を奪う。それが、こんなにも気持ちの良いことだったとは、夢にも思わなかった。顔と体を奪った相手から人生すらも奪い、そのすべてを貪り尽くす快感は、おそらく他の何物でも代えようがないだろう。


「あぁ、最高だ……。これが【立場強奪】の力なのか……。この能力さえあれば、何度でもこの快感を味わえるのか……♥」


 たったひとりの肉体、そしてその人生を乗っ取っただけでこれほどの快感を得られるのだ。もし、これからも大勢の人間の顔と体、そして人生を奪い、そのすべてを手に入れればどれほど素晴らしいことになるだろう。考えただけでも、興奮して仕方がない。だが──。


 射精しすぎて気を失ったヒカルの横で、蔵持はゆっくりと立ち上がり、壁に掛かった鏡に自分の姿を映した。顔は厳つく、鍛え上げて蓄えた筋肉は、もじゃもじゃとした体毛に覆われており、お世辞にも格好いいとは言えない。だが、彼はその肉体にもはや夢中になってしまっていた。射精しても萎えないチンポから垂れ流される精液は、あとからあとから地面に落ち、床に小さな溜りを作っている。


「【蔵持謙介】の身体と記憶が完璧に融合した感覚、気に入ったぞ……。しばらくは、この肉体を堪能させてもらうとしようか……♥」


 蔵持はニヤリと笑うと、自分の顔を両手で撫でまわし、そのまま首筋、胸板、腹と順番に揉んでいった。贅肉がうっすらと付いた柔らかい体に手を這わせると、ゾクゾクするような快感が背筋を走り抜ける。他人の存在を、我が物にした征服欲。まるで初恋の相手と添い遂げたような幸福感に満たされた彼は、さらに猛り狂った肉棒を扱いて、精巣の中で産み出され続ける子種を吐き出した。



***


「今年はどんな能力を持った生徒が現れるんですかね、蔵持先生?」


 職員室でコーヒーを口にしていると、隣に座る後輩の体育教師が話しかけてきた。


「さあな。まぁ、楽しみにしてるよ」


 【乗っ取りガチャ】の能力を手に入れてから、もう一年が経ったのか。蔵持は感慨深げに顎鬚を撫でると、新入生全員の顔写真が収められたファイルを取り出して眺め始めた。あれ以来、蔵持──かつての【如月ヒカル】は、ガチャ能力を使って多くの人間に成り代わり、彼らの人生を謳歌してきた。

 他者の顔を強奪し、体を強奪し、立場を強奪する。まったく別の人間へと姿も存在も変え、別人として生きていく。それはとても刺激的で、楽しい毎日だった。数百という肉体を弄び、快楽に浸る日々を過ごしてきたが、結局は古巣である【蔵持謙介】の肉体へと舞い戻り、彼の妻を寝取っていることに興奮しながらのセックスで、心の渇きを癒していた。しかし、そろそろ新しい刺激を味わいたいと思っていたところだった。


(今年は、なかなかの粒ぞろいみたいだし……、久しぶりに楽しめそうだな♥)


 手にしたファイルには、肉体に恵まれ、高校生離れした大人びた顔つきの男子生徒たちや、魅力溢れるマッチョな新任教師たちの写真がずらりと並んでいる。

 そんな彼らの姿を一瞥した蔵持は、むさ苦しい顔の口元をうっすらと緩めると、ジャージの下で盛り上がった股間を撫でながら、淫靡な吐息を漏らした。


(了)

Files

Comments

黒竜Leo

少しずつ変化し、最後は完全に入れ替わった物が大好物です! ガチャ系の能力はランダム性があったから、その不確定性も楽しめそうですね! そういえば、新たな顔を強奪する時、前の顔が元の対象に戻る設定の様ですが、もし顔や体が戻さないまま交換し続けるなら、色々面白そうな組み合わせが出ているかも。

ムチユキ

少しずつ体が入れ替わる物語は、僕も大好きです!🤤 入れ替わった人たちの顔や体が、全員バラバラになっていくのは面白いかもと僕も思ったのですが、物語を書き進めていくうちに、自分自身が混乱して訳が分からなくなりそうだったので止めました😂