淫気の光からは逃げられず (Pixiv Fanbox)
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淫紋を刻まれたこととアサルトフォームであるために快楽で打ちのめされてしまってから抵抗らしい抵抗もできずに弄ばれる初夏。最奥に届く淫魔のイチモツは自身の体重も相まって少し揺らされれば脳まで貫き蕩けさせるほどの悦楽となっているのだが……
それよりもなによりも、淫魔の顔とでも言うべき部位から放たれる淫気と耳に挿入された触手から放たれる淫気があまりにも凶悪だった。
この光が灯ってから、初夏は淫魔から顔を背けることができなくなった。それだけならばよかったのだろうが、光を認識した瞬間、脳が快楽に染まった。
何が起こったのか理解できないままに、ただただ「気持ちいい」が生み出され埋め尽くされる。
ただでさえアサルトフォームのエネルギーラインが既に淫気に侵食されきっている上に、淫紋のせいで体が信じられないほど発情し快楽を覚えてしまっている。呑まれないように耐えているのもギリギリと言っていいほどに追い詰められていたのに、それをゆうに超えてくるくらいの快楽を与えられてしまったのだ。
目を閉じれば幾分かはマシになるのかもしれないが、そもそも掌握されてしまっているのか目をそらすことも閉じることも許されない。
脳が直に溶けていってしまっていると錯覚するほどの快感に初夏はなすすべもなく翻弄されてしまう。
だというのに、淫魔は更に触手を伸ばし耳を塞ぎ淫気を流し込む。
淫気の光だけでも十分過ぎるのに、そこに加えて淫気を流しながら、初夏の最奥を無遠慮に叩きえぐり潰す。時折淫液を注ぎ込み、女の中心部からも快楽で追い詰めていく。
ぶちゅごちゅと粘質で淫らな音と艷やかで本気で、余裕のない嬌声が淫魔の巣の中に響く。
かすかな抵抗さえも許さない徹底的で絶望的な状況に、初夏は打開策を考えなくてはいけないはずなのに、快楽をどうにかすることに思考を奪われてしまい更に淫獄に引きずり込まれていく。
しかし淫魔に初夏を気遣うことはない。
何故ならば獲物の体を淫気で満たしてからこそ淫魔の目的があるのだから。
今はただ、徹底的に快楽と淫気で儀式を行うだけで──
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