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「あっ……あっ、あっ……あぁ……っ……あ……っ」

(く……そ……だめ……だ……突かれるたび……に……思考が……できな……っぁ……ぁ……っちか、らも……はいら、ない……)


最初から怪しい依頼であったのは間違いない。自分を指名してきたということだけでも怪しむには十分で、会ってみればやっぱり黒だった。

こっちを見る目が、明らかに欲望にまみれて濁りに濁りきっていたからだ。これなら人がいい我らが団長であったとしても素直に話は聞くことはないだろう。


だからこそ、自分だけで処理をしようと思った。依頼人の屋敷に一人で赴き何かが起こる前に静かに終わらせる。

オレ様であれば、罠があったとしても正面から踏み潰せる。実際に依頼人を目にしてそれが可能だと判断できた。

多少魔術等にかじって入るようだが、魔力の量も練り方も三流以下だ。そんなやつがどうしてオレ様に用があったのかは、なんとなくは想像がつくが一応聞いてみることにした。

ちょっとした好奇心でもあった。


だが……それがいけなかった。


部屋に仕込まれていた魔法にあえて気づかないふりをして踏み入れたのだが、瞬間に展開された魔法陣をあろうことか、解読することに手間取ってしまった。理解しきれなかったのだ。

オレ様ともあろうものが、それによって動揺して対応が遅れ、そうこうしている間に腹部に生まれた熱に、立っていられなくなり、膝をついてしまった。


何が起こったのか。どうにかしなくては……頭には何かしらの思考が巡るが何も答えにたどり着いてくれない。それどころか、体がどんどん熱くなって思考にどんどん霞がかっていく。

呼吸も気づけば粗くなっていて思考も行動もうまくすることができない。


そうしているうちに、今度は触手を持つグロテスクな生物を差し向けてオレ様の体を嬲りだした。

だがそれによって嫌悪は確かにあるのだが、体を這い回られ、胸をいじくり回され股間部をねぶられると信じられない刺激が……駆け抜け腰が跳ね上がった。

視界がチカチカと光って脳が焼けるような感覚を覚えた。


ガクガクと腰がひきつるのに、しかし体には力が入らず何もすることができない。

一体オレ様に何をと思い、依頼主に視線を向けると、依頼主はオレ様を見下しながらそそり立つ男のそれを、オレ様のあそこに突き立てた。


その瞬間から信じられない刺激……快楽に包まれて、オレ様はただただ果て続けた。

息も絶え絶えになり、呼吸もほとんどままならないまでに追い詰められた。


「ふふふ……さすがの開祖様といえども、快楽を前にはどうすることもできないようですな。私のような三流術師でも……ほら……」

「んはぁ……っ!?」

「こうして奥を突いてしまえばあなたを征服することができる」

「ぅぁ……は……ぁ……ぁ、ぁぁ……はぁ……ぁ……こな……こと、し……て……なにが……もくてき……なん……だ……」

「そんなものは明白ですよ。私はあなたをこうやって組み敷いてしまいたいのですよ。ただそれだけです。そしてそれがかなっている今、最高の気分ですさぁ、もう一度いきますよ、開祖様!」

「……っやめ──っああ、あっ!? あっあっああああ!」


どちゅどちゅと、無遠慮なピストンを繰り広げられると、頭も体も快楽に染まり何もかもできずに翻弄され男の言う通りに征服されてしまう。


(おれさま……が、こんな……しゅうたい……を……くそ……どう……した……ら……なに……も……かんがえ……られ……な──────)


「さぁイキなさい開祖様! 自身が雌だということを。男の前には無力だということを刻みながら!!」

「っっっっ!? っっあ、っっあっっ──あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!?!?!?!?!」


恥も外聞もない全力の嬌声。

最奥に放たれる熱、刺激、圧迫感。それらを受けての体の内側からせり上がってくる信じられない多幸感。

すべてが噛み合って、オレ様が今まで感じたことのない快楽となって全身を襲った。


体が勝手にひきつる。でも指先、つま先、脳天にまで駆け抜ける甘い刺激にオレ様というものが蕩けてしまうのではと言うほどの錯覚を覚えている。


生まれたばかりの不格好な呼吸を繰り返しなんとか足りない酸素を取り込もうとするが、まったく追いつけずにどんどん脳が虚ろになっていく。


「ふぅぅぅ……さすが最高の体と評されているだけはある。思った以上ですよ、開祖様」

「は……ぁ……ぁ……くっぁ……は…………っぁ……は……」

「しかしこれだけではまだまだ物足りないでしょう。でも大丈夫です。私はまだまだいけますから、絶対に満足させて私から離れられないようにしてあげますとも」


(……すま……ねぇ……だんちょ……で、でも……なんとかして、みせる……から……すぐに……かえ……って────────)



「──────❤」




↓文字なし

おそらく誰もが思いつくだろうカリオストロとろというワードでやりたくなってやってしまいました……


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