Home Artists Posts Import Register

Content

絵をかくとき、自分できづかないうちに悪い癖がうまれてしまう事があります。

フリーで描く機会が多い自分はなかなか気づかず、絵描き友達に相談もできないので(お互い恐縮しちゃうから)「なにかが変だな」とやっと気づくと、それを見つける旅に出ることがあります。

大体それが起きる時は、メンタルに支障があった時とかで、人間の脳というものはかくも脆いものです。


「なんだか自分の目、さいきん目力が無い気がする」

そこからはじまる自分の絵の粗捜し。



まずひな形を作ります。

ここで大事なのは(自分の場合)下書きを描かずありのままの画力で一気に書き切ることです。特にテーマとかも考えず、今描きたいものを描きました。

何となく、変化が顕著に見えやすい子にしています。

今回は、目がいつも以上に変だと感じ、原因をつきとめることができました。

(上の絵は目などを描き直した状態のものです)

とはいえ人に説明するのがあまりにも下手なのですが、

重ねて陰影を作るタイプの線画の描き方をしているため、自分の空間把握能力が終わっていると二値で描くよりもっとぐちゃぐちゃになります。

今回はまつげの流れが上下バラバラになっており、それが狙った目線を描くことができない原因となっておりました。

どこで線を密集させ、どの方向から、どこから線を拡散させるか、目だけでも一つ間違えるとすごく変になってしまうんだなと…。

その辺りを直感で描いてしまうので、一つ間違えるとそのまま間違った方向に行きがちなんだと思います。

デフォルメでもなりがちなので時々矯正しています。

昔は平面がちな自分の絵柄に悩んでいたのに今は平面が恋しい。

立体的な描き方というものも問題が山積みなものです。


以上自分への備忘録でした。

Files

Comments

No comments found for this post.