大鷽文庫『個体群と魔法性』より抜粋《群棲型》魔法使いについて (Pixiv Fanbox)
Published:
2020-11-08 07:51:06
Edited:
2022-03-01 05:27:38
Imported:
2024-05
Content
一般的な魔法使いとされる群棲型は大きく3つの部類に別れる。
1. 才能,2. 知識, 3. 血胤
(1) - 生まれ持った才能が無意識に開花する事によって発生する。過去に背負ったトラウマや悲劇が起因する事が多いため、コミュニケーション能力が著しく欠如した者が多い。しかしながら、個体によって十人十色の想像力を持ち、アドリブ能力に非常に長けている。非道的な形状・または形骸化しない魔法を用いる。
(2) -「魔法使い」の研究が進み、魔法学校で学ぶことにより魔法の覚え方や使い方を合法的に覚える事ができるようになった。学びへの時間は要するが身体への悪影響はない。現在では群棲型魔法使いのスタンダードな型である。基本的に横並びなためやる気のないものとあるものでの能力差は顕著である。
(3) - 血筋から魔法使いと成る者達の総称。魔力の才を血を経てして受け継いでいる。人間とは異なる姿が多い。過去にイレギュラーな████のため発生し始めた者達であるとの内部告発がされ、石を投げられる事は少なくなかった。長い時間を経て現在彼らは新たな種族及び魔法使いとして受け入れられ始めている。
「特性と杖」へ続く。