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女性たちの戦い 6th Day ついに男子トイレでさえも監視下に置かれるようになり、女性たちの排泄事情がさらに絶望的となった日。 幸運にも男子トイレへ入ることのできた女性たちにとっても絶望的なこの状況であるが、しかし彼女たちはまだましな部類に入る。 「ア……あ……お゛……ねが……じまず……おぢっご……おしっこ……させてぇ……」 『あーだめだめ。女の人の男子トイレ利用は当然禁止……何のために警官がいるかわかるでしょ?君らがルール守んないのが悪いんだよ』 真に絶望なのは、それさえも叶わなかった者たち。 いかに男子トイレへ駆けこむのが暗黙となろうと、それでも数千から数万もの人出である。とても捌ききれたものではなく、全体の約半数ほどは男子トイレでさえ済ませることができていない。 そんな彼女たちの尿意は、未だ解消されないままだ。大きくぽっこりとお腹を膨らませ、些細な身体の動きで中身が波打ち地獄の苦痛を生み出す、蓄積された排泄物。それは未だ彼女たちを苛み続けている。 掠れた声で尿意を懇願する女性をにべもなく跳ねのける警官。強行突破などできようはずもなく、女性は目に涙を浮かべながらすごすごと退いていく。 しかしそんな女性の居場所は既になく、一度列から離れた彼女に与えられるのは当然の報いにして最上級の厳罰。 今まで並んできた成果を全て失い、最後尾に並びなおす。これまで2日近くも耐え続けてきた成果は、今この瞬間無となったのだ。 「あ………………」 霞んだ瞳でそれを目にした女性は、絶望に打ちひしがれながら…… ふらふらと街に向かって歩いていき、そしてそのしばらく後、水道管が破裂したかというほどの爆発的な噴射音が辺りに轟いた。 ブッッッッシュウウウウゥウゥウゥウウウウウウウゥウッッッッ!!!!! 盛大に盛大に、何百メートルも先にまで届くほど途轍もない音がするのと同時、近くにいた警官がその音の発生源へと駆けていく。 絶望の中心折れた一人の女性に対し、残酷な裁きがこれから与えられるのだ。 その有様をどこか他人事のように、霞がかった意識の中で見ていた列の女性たち。もはやまともな知性のほとんどが消失した彼女たちにも、たったひとつわかっていることがあった。 このまま並んでいてもああなるだけだ、と。 その意識が、女性たちをひとつの暴挙へと導いた。 時は移り、その日の夕方。男子トイレに警官が配備されてから数時間後。 都内某所の公園に位置する女子トイレ。その前にずらりとあった女性たちの行列は今や跡形もなくなっていた。 それはなぜか。その理由は、周辺の学校やオフィス、あるいは商業施設のトイレで明らかとなる。 「はぁーっ、はぁーっ……!」 「あ……あ、んぐっ……!はや、ぐ……はやぐ……でてぇ……!」 各地にある女子トイレの「跡地」 かつてはここで用を足すことができたはずの場所。今は個室の存在しない、トイレの抜け殻とでも言うべきただの何もない部屋。そこに女性たちが幾人も幾人も集い、列をなす。 そして女性たちの並ぶただの部屋と化した元女子トイレからは、外にも響くほど大きな大きな水の噴射音がしていた。 もはや考えるまでもなく、この中で何が起きているかは明らかだった。 外に並ぶ何人もの女性たちは、中から人が出てくるのをただじっと待っているのだ。中にいる人たちが事を済ませ、自分に番を譲ることを。 そして数分後、中から足を震わせる一人の女性が出てきた。入れ替わり、最前列にいた女性がずるずると中へ入っていく。 中に入った女性の目に飛び込んできたのは、あまりに壮観な光景だった。 バシュウウウゥウゥウウウウウウウウッッッッッ!!!!!!びしびしびしししいいぃいぃいいいいっっっっ!!!!! びしゅういいぃいいいいいいぃいいいいいいいーーーーーーーーっっっっ!!!!!! ブジュゥオオオオォオオオオオオッッッッ!!!!!!ばしゅびぢびぢびぢびぢぢぢぢぢっっっ!!!! 「あ……あ……!」 部屋に入った幾人もの女性が奏でる、耳をつんざくばかりの狂騒曲。四方八方から響く爆尿音のオーケストラ。 あまりに鮮烈すぎるその音と、緩み切った女性たちの心地よさそうな顔が、入った女性の下腹部を切なく射抜く。 もう一瞬も我慢ならない。女性はストッキングを引き千切り、下着をずらしてこの3日溜めに溜めたオシッコを解き放った。 びゅしいっっっ!!! びしししししいっっっっ!!!しぃぃしししいいいいいいぃいいぃいいいいいーーーーーっっっ!!!!!びしゅしゅしぃびしゅいしゅしゅしゅしいいぃいぃいいいいいいーーーーーーっっっっ!!!!! 「……っっっ!?ンはっ……!?」 溜まりに溜まった、お腹をぼこんと大きく膨らませるほど大量の小便。それをやっと解き放つことができたその瞬間、女性の脳は甘美なエクスタシーに焼き尽くされた。 瞳をぱちぱちと瞬かせ、天を仰いでその爆発的な快感を全身で受け止める。しかしその間にも出口からは恐ろしい勢いでオシッコが迸っていて。 極太のそれが尿道をごりごりとかき削る度、電撃のような快楽信号が背筋を突き抜け追加の絶頂を叩き込む。 放尿という、人間として当たり前の生理現象。その最中にあってこの女性は、トイレにいる全ての女性たちは、連続絶頂に叩き込まれていた。 もはや体勢を保ってなどいられない。がに股で腰を突き出して、下半身を上下にぶんぶんと振りたくる。 その動きに連動してオシッコもその向きを変え、床に壁に天井に、トイレ内のあらゆる場所が女性たちのオシッコまみれになっていく。 もう部屋の隅にある小さな排水口などではとても追いつかず、狭い女子トイレ内は瞬く間に冠水。外にまで女性たちのオシッコが流れ出していく事態となった。 そしてこの光景は今や、国内中の元女子トイレで見受けられる事態となり…… 各地の女子トイレは女性たちの小便に塗れ、あるいは女子トイレからすらあふれ出たそれの始末に追われることとなる。 当然ながらこれを見逃す政府ではなく、ついに政府はかかる事態に際し、最後の切り札を切ることになった。 実のところ怪奇現象が確認された当初から開発だけは進めていたもの。そのもたらす効果は絶大だが、しかし肉体への負荷が大きすぎることから強制することは最後まで渋られていたもの。 それがこの緊急事態に際し、とうとう解禁されることになったのだ。 この期に及んで投入されることになった国の切り札。それは…… 《緊急速報!女性への尿道プラグ挿入義務化法案、本日中にも可決の見通しか!?》 尿道プラグの挿入義務化。 それは目覚ましいまでの成果をこの国にもたらした。 既にジョークグッズ界隈では一ジャンルを築いていた尿道プラグ。それに医療で用いられるカテーテル技術と、最先端ラバー素材とを組み合わせることで誕生した新型の尿道プラグ。 それにより従来の尿道プラグと異なり、内側からの圧力では絶対に抜けることのない代物が誕生したのだ。 仕組みとしてはまずプラグを尿道に挿入。膀胱まで到達したところでラバー素材の傘を展開。 膀胱内に吸着する素材の傘を開くことにより、絶対に引き抜けることも一滴たりと漏らすこともない完全な尿道の封鎖を可能としたのだ。 さらにはそれにマイクロチップを埋め込むことで、傘のオンとオフをアプリケーション上で管理することが可能となった。 これらの技術により、女性たちの我慢は更なる高いステージへと登ることになったのだ。 女性たちの戦い 13th Day 『ねえ聞いた?特区に向かう電車、また止まったって話……いい加減整備して欲しいよね』 『ねー……もうおしっこできるのあそこしかないんだし、なんとかしてほしいよ。今のところは昨日行ったからいいけどさあ、昨日だって大変だったんだから』 『わかる。毎回毎回必死になる方の身にもなれっての。過疎地だかなんだか知んないけど、もうちょっと行きやすいところにしてほしいよね』 何の変哲もない、町ゆく女性たちの会話。しかしそれは今のこの国において、逆に異様であった。 この数日間排泄を禁じられ続けているはずの女性たちが、なぜこうも冷静にしていられるのか。その理由は女性たちの話す内容の中に隠されていた。 女性たちが話していた「特区」。これこそ現在のこの国において唯一と言って差し支えのない、女性たちへの救いであるのだ。 正式名を「暫定的緊急野外排泄指定特別区域」 通称を「おしっこ特区」と呼ばれる、この国において現状一地域だけの行政特区。 それは過疎化が進んでいた首都圏郊外の一部地域を指定し、そこを極めて一時的に軽犯罪法の一部罪状に問われない特別区域としたのだ。 つまりそれは特別な一部の町でだけ、野外排泄が可能になったということである。 彼女たちは昨日この特区に行っていたことで、尿道に栓をされて排泄を封じられていても少量の鎮痛薬を飲むだけで普通に振舞えていたのである。 しかしこの特区の制定は、国にとって苦渋の決断でもあった。 怪異の全貌が判明しておらず、女子トイレと認定されたものが消失してしまうというその性質から、下手をすればこの特区ごと消滅してしまうリスクを否定することはできなかったからである。 しかしこの特区はこれまでと異なり、過疎とはいえ通常の人々が暮らす生活空間でもある。政府はそこに希望を見出したことと、また女性たちの暴動を恐れてこの特区の制定に踏み切ったのだ。 「おしっこをしていい場所」であると同時に「人が住む場所」でもある混沌たる地。おしっこ特区。 そこの状況は、やはり壮絶極まるものだった。 プシュゥゥゥゥ…… 『ッッッッッガアアアアアアああああぁぁあああああああっっっっっ!!!!!!!!』 ギチギチに人が詰まった電車のドアが開くなり、獣のような雄叫びがいくつも轟く。 女性のものとは思えない低く野太い声を響かせて駆け出した女性たちのお腹は、見るも無残に飛び出していた。 それも無理はない。彼女らは遠方に住んでいたがため、これまでこの特区で済ませることができていなかった者たちなのだから。 そんな彼女たちを出迎えるのは物々しい機械のゲートと、その奥の自動改札機。 自動改札機はともかくとして、その前に鎮座する空港の金属探知機にも似たゲートは果たして何なのか。 その正体は、女性たちの「出口」を塞ぐプラグと深く関わっていた。 だんだんと地団太を踏みながら一人一人ゲートを潜っていく女性たち。ゲートを出た女性たちは皆、手元にスマートホンを握っている。 このゲートの持つ役割。それはマイクロチップを搭載し、傘の伸縮をアプリで操作することが可能な尿道プラグの機能を解放すること。 すなわちこのゲートがアプリの機能をアンロックするまで女性たち自身の操作では解除できなかった尿道プラグを、ようやく取り外すことができるということである。 それがゆえだろうか。自動改札機を出てすぐ、駅の敷地内にはいくつも巨大な水溜まりの跡が残されていた。 恐らく辛抱堪らず、改札を出てすぐ栓を引き抜いてしまったためにできたのだろうその水溜まり。いくつもいくつも折り重なった濃密なアンモニア臭を放つそれは、今電車から降りてきた女性たちの理性を狂わせるには十分だった。 何日も何日もできなくて、溜まり続けた尿意と排泄欲。妊婦よりもなお大きなお腹をぶら下げて、鎮痛剤をいくら飲んでも一向に消えない痛みに悩まされ続けてきたのが、ようやく解放される。 そのあまりに甘美な誘惑に抗える者など、そう多くは無く…… 『ああアああっっっっっ……!!!!おぢっご……!おぢっご、おじっごおおっ……!!』 『おしっこするっ、おしっこだすっ、おしっこ、できるぅっ……!』 ちゅぽんっ! じゅばばばばばばばばばばっっっっっ!!!!!じゅばっっっっしゅうううぅぅううううううううううぅうううううーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!! びっっっっっっしいぃいぃいいしいいいいぃいいいいーーーーーーーーっっっっっ!!!!!!!!!!ばしゅしゅしゅばしゅびしゅししししいいいいいいいいいいーーーーーーーー!!!!!! 今回もまた、駅を出てすぐのところで2人の女性が豪快な水柱を地面に打ち立てた。 何日も出させてもらえず溜め込み続けてきた人外レベルの超絶な尿意。それを解放した勢いたるや、石をも穿ちかねないほどの爆流だった。 とても人間から放たれているとは思えないそれは遠く遠く十数メートルも飛距離を伸ばし、遠い地面の小石を吹き飛ばして放射状の水溜まりを形作っていく。 ほかほかの湯気を放つその鮮明な放尿姿は、後ろを通り過ぎる女性たちの心にも確かに刻まれていた。 うらやましい きもちよさそう はやく わたしも そんな女性たちの滾る熱情は、しばらく後……町中に解き放たれることとなる。 さびれ果てたシャッター街のただ中で…… 人っ子一人通らぬ薄暗い路地裏で…… 過疎地の往来の真ん中で…… 至るところから響き渡る、盛大な盛大な噴射音。耳をも劈かんばかりの壮絶な身体の悲鳴。 長きにわたって押し込められ続けた「おしっこしたい」が解き放たれた歓喜の悲鳴。 バシュウウウゥウゥウウウウウウウウウウウーーーーーーーッッッッ!!!!!!!! ぶっっっっっっっしいいいしいいいいいいいぃいいいいいいいいいーーーーーーーーーっっっっ!!!!!! そこら中から響く音が束ねる盛大なカーニバル。いくつも折り重なった音が、匂いが、この街に消えない因果を刻み込んでいくのだ。 女性たちがそこで気持ちよく解放すればするほど濃く、深く、刻まれてゆく因果。 それは数日後、最悪の形で女性たちの元へ返ってくることとなる。 おしっこ特区制定から10日。女性たちが尿意に悩まされるようになってから数えれば20日の節目。 この日、日本に大きな大きなクレーターが出来上がった。 そのできた場所は他でもない。元「おしっこ特区」と呼ばれていた場所。人が住む場所であると同時に「女子トイレ」でもあった場所。 ついに人が住む場所ですら、消滅の対象となってしまったのだ。 かくて女性たちは、ついに国のどんな場所であっても排泄をすることが許されなくなってしまった。 女性たちが排泄をした場所は、それそのものが消滅の対象となり得る。土地でさえ例外でないのなら、もはや放尿という行為はそれそのものが大罪だ。 ここに至って女性たちの放尿はさらに厳罰化。外患誘致と同等という、刑法上において最高の罰則が与えられる運びとなった。 外患誘致。それは外国と内通し、この国に武力を行使した場合に適用されるもの。言わば国そのものを裏切った場合にのみ適用される、国家破壊級の超大罪である。 その大罪に与えられる罰則は当然、たったひとつのみ。死を以て償うしかない。 今やこの国において女性が排泄をするということは、戦争を仕掛けるに等しい大罪となったのだ。 国をも滅ぼしかねない爆弾を、女性の誰もが有する。そんな最悪の状況にあって、国家はもはや女性から排泄の自由を全て奪うことを選ぶしかなかった。 女性たちのお腹をぱんぱんに膨らませる国家破壊の爆弾。巨大なオシッコ爆弾を今もなお膨らませながら、女性たちはいつになるかもわからない解放の時をただただ待つしかできないのだ。 『……………………さま…………』 『…………み……さま……かみさま…………』 『…………ど……か……ゆるし…………ぉし…………させ……』 『……かみさま…………どうか……どうか……』 『どうかおしっこ…………させてください…………』

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