Home Artists Posts Import Register

Content

 山もあって海もある。  美人美少女あってエロは自由な街、架空都市・渋成。  その街にいくつかあるドーム型施設で、あるイベントが行われていた。  それは―――。 「さぁ! 今期もはっじまりましたぁ♥ 第163回! おじさまチンポNUKI2選手権♥」  ―――おじさまチンポNUKI2(ヌキヌキ)選手権!  この渋成では年4回行われているイベントである。  ドーム内には大量のおじさまが集まり、用意された大きなステージの上でマイク片手に渋成アイドルの美少女(御柳 沙紀)がMCをやっている。  彼女の声に呼応するようにステージの周りに集まったでっぷりおじさまたちも、満員の観客たち―――およそ3万人も声をあげる。  外の人から見れば邪教の奇祭めいたものだが、渋成では40年以上続く大人気のイベントなのだ。  内容は徐々に変化するが、簡単に言えば―――。 『おじさま好きな女が集まって、おじさまを興奮させてザーメン搾り取って楽しむ』  ―――というもの。  色々な競技が用意されていたりはするけれど、明確な勝ち負けよりも楽しみ優先。  最終的には観客、選手、おじさま投票で一番輝いていたおじさま好き女子が選ばれるというもの。  ちなみに、その優勝者には『渋成市内おじさま系風俗で使える地域振興券50万円分』が副賞として与えられるために、中年フェチの渋成女子はマジでやる気になっている。  ついでに、このドームで行われているのは本選で、予選もあったりする。  そんな異常で異様なイベントすらアリなのが渋成なのだ。  そして、そのステージの上、大量のおじさまがステージの下で汗を垂らして興奮して待機する姿を見降ろすそこには予選を勝ち抜いた戦士たちがそろっているのだ! 「さぁ! それでは競技開始前に! まずは恒例の自己アピールからお願いしまーっす!」  沙紀がマイクで呼びかけながらステージに並ぶ、この街えりすぐりのおじさま好きの美女、美少女たちに視線が集まる。  そこにいるのは8人の英雄たち!  その彼女たちが意気込みや自分のアピールポイントを語ったり、おじさまへのサービスをしたりしていく。  1人2人と続いていき、会場のテンションもおじさまたちの興奮もどんどん高まっていく。 「はいっ♥ ありがとうございました~♥ 渋成警察署から参加の七瀬宇海さんでした~♥ 続きましては~、エントリーナンバー3! あたしと同じ、渋成学園高等部からの参加の花奏すずちゃんでーす♥ 張り切ってよろしくお願いしまーす♥ すずちゃんふぁいと~♥」  デカパイ婦警さんのアピールが終了して次に紹介されたのは、黒髪ショートカットの太ももムッチリ系の美少女花奏すず♥  このアピールタイムではエロい格好をする人も多く、先ほどのデカパイ婦警さんはマイクロビキニでその自慢のおっぱいを見せつけていた。  対してすずはファスナーで締めるタイプのパーカーミニワンピ♥ ふわもこ可愛いそれでムッチリ太ももを見せつけながらステージ中央に出る。  選手はハンズフリーのマイクをつけているので、マイクは持たずにアピール可能。当然すずもだ♥  ステージ下で汗を垂らして興奮するおじさまたちは、正統派美少女っぽいすずを見て大興奮♥  まぁ、誰が出て来ても大興奮だけど、何にしても性欲を漏らす勢いで興奮して声をあげていく。  清楚そうな黒髪美少女がどんなアピールをするのか、と期待する中ですずは―――。 「みなさーん♥ こーんチンポ~♥ おじさまチンポ大好きの花奏すずでーっす♥ 私はもーっれつにおじさまチンポ大好きでっ♥ 月のおじさまチンポ代金は先月23万円でした~♥ でっぷりおじさま見かけたら即声掛け♥ 即逆援交しちゃうレベルのドスケベでーっす♥」  ―――可愛い声で、元気いっぱいにお下品めなスケベトーク開始♥  一瞬会場は静まり返るも即座にさっきまで以上の興奮が波のように帰ってきた♥ 「はぁああ♥ おじさまにエロい目で見られてるってだけでモーレツ興奮しちゃうなぁ……♥ ぁ、ん……♥ ほらぁ、これ、カメラさんこっちおねがーい♥」  うっとり顔のすずは、恋する乙女みたいな顔しながら、ややガニ股になると片手を自分のパーカーワンピの下から手を入れてモゾモゾ。  モゾモゾしてから、その手を抜いてピースして見せる。  その指をカメラがアップで撮ると、そこにはマン汁が付着して指の間に糸を垂らしていた。  既におまんこが濡れまくっているアピールをしたすずは更に―――。 「私、おっぱいは自信ないけど♥ 太ももとお尻には自信大、でっす♥ 特に、ドMなのでお尻叩かれるだけで軽イキしちゃうのでお手柔らかに♥ ぁ、でも、思いっきり叩かれると好きになっちゃう変態系マゾなので……♥ そこも注意お願いしまーす♥」  ―――手でむっちむちの太ももを撫でて、更にくるっと後ろを向いて大き目のお尻を突き出して見せた。  布越しにもわかるほどのデカケツを見せつけて、左右にフリフリしてマゾケツアピール♥   「私って本当におじさま大好きで……って、あ…………」 「おや、どうかしましたか~? すずちゃーん?」  デカケツアピールを終えたすずは、両手を頬に当てて、おじさまへの思いを恋する乙女スタイルで語ろうとしていくのだが、そこで動きを止めた。  MCの沙紀が不思議そうに見つめる先で、すずはステージ下に集まるおじさまの1人を見ていた。  お互いに目が合っている状態で、おじさまもすずの視線に気が付いてニヤニヤ笑いながらノシノシとデブ腹揺らしてステージにあがってきた。  沙紀は面白そうなのでスルーしていると、そのおじさま顔真っ赤になっちゃっているすずちゃんの近くまでくると―――。 「本当にすずちゃんはおじさま大好きでなんですよぉ、なんたって僕もつい先週告白されたばっかりだからねぇ? ほら、その時の告白動画あるよぉ♥ これ、繋げられる?」  ―――なんとすずちゃんに告白されたことのあるおじさまだと宣言!  すずちゃんは顔真っ赤にして両手で顔を隠すようにしている。  そして、どうやらその時の映像があるらしく、おじさまはスマホをスタッフに手渡した。  数分と待たずに映像がスクリーンに大写しになる。  映し出されたのはどこかの路上、人通りもそこそこある道。そこに映るのは制服姿のすずちゃんだ。  そのすずちゃんを正面から映している動画。動画の中のすずちゃんは凄く真面目な顔をしていて、覚悟を決めたような表情を見せると―――。 『おじさまっ♥ ぁ、あの、肉便器とか都合の良いマゾメスとか欲しく、ない? あのっ♥ 一目惚れ、ですっ♥ なんでも、なんでもするから付き合ってください♥』  ―――開幕土下座での告白シーン♥   しかもその後も、おじさまが「なんでもするって本当?」なんて言って、その場で全裸、渋成でも路上全裸は流石に引かれるレベルだけど、それをさせたり、全裸でガニ股腰を振りをさせたりなんだりさせた末に「趣味じゃない」とフッた動画だった。  あまりにもあまにもな動画に会場は爆笑の渦に包まれていくのだった。  動画を公開し終えたおじさまはまたステージの下に戻って、すずちゃんは顔真っ赤でフラフラしながらアピール終了していくのだった。  かなり出鼻を挫かれる形になったがすずちゃんの戦いはこれからだ!  

Comments

No comments found for this post.