【エロ文・リクエスト・艦隊これくしょん】かつて国を守った娼婦。 (Pixiv Fanbox)
Published:
2020-11-27 09:53:30
Imported:
2022-09
Content
「すぅぅぅ……はぁあ…………まっず」
タバコを吸って吐き出す。
別にタバコが好きな訳じゃないけれどいつしか吸い出していた。
私―――鈴谷は今、公園のベンチに座ってタバコを吹かしてるの。
さっきまで仕事してて、またこれから続きの仕事だから仕事前の些細な休息タイム。
それがタバコを吸ってぼんやりするだけっていうんだから悲しくなるよね。
「…………今更だけど」
ぼんやりと呟く通りに今更。
公園だから鈴谷の近くを通る人もいるけど、その人たちはこっちを見ては視線を逸らしていく。
男の人だとニヤニヤした視線を向けてくる人がいるからそういう時は笑顔で―――。
「お店に来てくれたらサービスするよ~❤」
―――片手でチンポを握るジェスチャーをしながら舌をレロレロ❤
そ、鈴谷の今のお仕事は風俗嬢。元艦娘だけの格安風俗店勤務。
それが今のお仕事❤
ほんの半年前まではお国の為にって働いていたんだけどね?
鈴谷たちの提督が不祥事―――まぁ責任を押し付けられただけ―――を起こしちゃって鎮守府解体。
それに伴って艦娘も解体になるはずだったんだけど、色々あって今は風俗嬢の売春ビッチってやつ❤
しかも―――。
「っ……ぁ~、やば……疼いてきてるっ……❤」
―――鈴谷たちは全員『淫乱化』させられちゃってるんだよね~。
性格とか基本的なことには手を加えられてないけど、全員が全員、男好きでチンポ好きでザーメン中毒にさせられちゃってる。
あのお淑やかだった鳳翔さんだってそうだし、小さい娘たちだってチンポ欲しさに必死に媚びるレベル。
最低の淫乱売春ビッチにまで落とされちゃって、今はただただエッチしてお金を稼ぐのが鈴谷たちのお仕事ってわけ。
今や全員がチンポ中毒、セックス依存症の淫乱の集まりがかつての艦娘。
「ふ~…………お店いこ……っ……❤」
我慢できなくなっちゃって少し早いけど休憩は終了。
格安で、かつ艦娘は美人揃いなのでかなり繁盛しているお店だから出勤すればすぐにチンポを貰えるはず。
そう考えて、子宮が疼くのを片手でそっと抑えながら立ち上がるとふと視線を感じた。
「? ………………ぁ……」
「鈴谷…………」
振り向いた先にいたのは若い男。
まだ若く、でもどこかやつれた男。
良く知っている、よぉ~く知っている男がそこに立っていた。
その姿を見て急速に子宮の疼きが収まるのを感じてしまう。
「なにしてんの……てーとく……」
そう、そこにいたのはかつての提督。
鈴谷たちを指揮していて、不祥事の責任を押し付けられて追い出された彼がそこにいた。
―――。
――――――。
「…………」
「…………」
出勤しようとした鈴谷だけど、今はさっきのベンチに提督と並んで座っている。
お互い無言で、なんの時間なんだろ? って思いながらタバコを咥えて火をつけるとそこで初めて提督が口を開いた。
「タバコ…………吸ってるんだ、ね……」
「ん? あ~…………まぁね……別に好きじゃないけど」
煙を吐き出して、一瞬の会話の後に続く沈黙の時間を過ごす。
さっさと出勤しとけば良かったかも、ってか、何でこんな風にしてるんだっけ? と並んでベンチに座った理由を考えていると、再び提督が口を開いた。提督って言うか元提督、だけど。
「……今は……なにしてるの?」
「………………」
その質問になんて答えようか迷う。
迷いつつ、以前もそんなに自信満々な性格ではなかったし、小心者で内気で、初心でどこかからかい易かった提督が『卑屈』にまでなっているのを感じて空を見上げる。
お互いに色々あったのは間違いなくて、提督を卑屈にするだけのことがあって、鈴谷を売春婦にするだけのことはあったことを再認識する。
また煙を吐いからハッキリと―――。
「鈴谷たちは今はクッソ安い風俗店で風俗嬢やってるけど? 知らなかった? 鳳翔さんのお店をドピンクに改造した格安風俗なんだけど❤」
「っ!?!」
―――鈴谷たちの『今』を教えてあげる。
昔、少し身体に触れられるだけで顔を真っ赤にしていた彼をからかったときのようにであり、それよりもどこか悪意を込めた笑顔を向ける。
「なんでOKでNGなしの風俗❤ ほら、艦娘って丈夫だし手荒なことしても問題なしってわけ❤」
想像もしてなかったって顔をして今にも泣きそうな彼に現実を教えてあげる。
艦娘が―――鈴谷たちがどうなってしまったのかって現実を。
「毎日毎日休みなくお客さん取ってて~、鈴谷で一日平均11チンポくらいかな~? もー、ひっきりなしにお客さん来るから休んでる暇なんてほとんどなし❤ 今日だって朝からもう4チンポ❤ 脂っこいおじさんのくっさぁいチンポおしゃぶりしてきたんだよ?」
舌を口から出して、レロレロとエアおしゃぶり❤
思い出すと少しだけおまんこが濡れてきちゃう感覚があるほどに、鈴谷の身体がチンポ中毒になっちゃってる❤
提督だった彼が絶望的な顔するのが楽しくて、『あの頃』を思い出すような気持になりながらどんどん喋っていく。
「鳳翔さんのお店、さっき言ったとおりで今はピンク色のどう見てもお下品なゲバエロになってるんだよ? あ、一応、お酒も飲めるスペースあって、そこのステージでは鳳翔さんがストリップしたりしてんの❤ ガニ股で腰を開いて必死にチン媚びダンスステージ❤ 結構人気なんだよ? ラストはいつも鳳翔さんによるガニ股チン媚びオナニーからの潮吹き❤ これ定番ね★」
きっと、想像もできてないでしょ?
あの鳳翔さんがストリップしてオナニーダンスしてるなんて❤
で・も❤ 全部が全部現実だからね?
「それを見ながらサービスで駆逐艦の娘たちがおしゃぶりして回るの❤ 机の下に潜り込んで土下座からのチンしゃぶ❤ みぃんなチンポ大好きだから大喜びでレロレロ❤舐めてんだよ?」
チンポ大好きに改造されたなんてことは言わずに教えてあげる。
提督は搾りだすような声で「嘘だ……」なんて言ってるけど、嘘じゃないんだよね~、これが❤
「あ、ちなみに提督お気に入りの浜風は今は整備士のおじさん、覚えてる? よく鈴谷たちがエロい目で見てくるって苦情入れてたあのおじさん❤ あのおじさんとラブラブで~す❤」
浜風の今を教えてあげると提督は目を見開いて、歯をカチカチ鳴らして震えているみたい。
また「嘘だ」を連呼しているけど、どんだけ現実を見たくないの? って呆れてくる。
「マ・ジ❤ お店に何度かくるうちに浜風がおじさんチンポにハマっちゃって今はもうお店の安いお給料使って養ってるレベル❤ 休みの日はずぅっとおまんこしっぱなしなんだってさ~❤ ね、ね❤ どんな気持ち? 手を出しとけば良かったって思ってる? 今更遅いけど❤」
「っ…………!!」
想像するだけで辛いみたいで提督がガクガク震えてる。
『あの頃』はいい雰囲気になっていた浜風が、今や嫌われてたおじさんの彼女なんて考えるだけで苦しくなっちゃうんだろうね?
ま、鈴谷には関係ない話だけど、提督のその表情見ると楽しくなってくる。
「あ、ちなみに~❤ 高雄の今とか……知りたい?」
「っ!?」
高雄。凛々しく厳しく、だけど誰よりも提督を支えた彼のお姉さんのような存在の艦娘。
提督という立場だから、誰にも甘えられない彼が唯一弱音を吐ける相手が高雄❤
その彼女が今どうなっているかなんて知りたくてたまらないのかもだけど、それと同時に―――。
「っ……っ…………!」
―――ここまでの鈴谷の話を聞けば聞きたくないって気持ちも湧いてきちゃってるみたい❤
それも当然。みんながみんが風俗やっているような状況で、高雄だけ前と変わらずなんてありえないって想像くらい簡単に出来るから。
聞きたい。でも聞きたくない葛藤をして震えている提督を見ながらにっこり微笑んでプレゼント❤
それは、お店で配っているチラシ❤ ケバケバしくピンクを使った露骨にもほどがあるそれを見せてあげる。
「? ………………っ?!」
「ふふふふ❤ どう?」
チラシを見て、一瞬をの意味を理解出来なかった提督だけど、内容を認識して驚愕に目を見開いてる。
そのリアクションが面白くてついつい笑っちゃうけど、しっかりと説明してあげなきゃね~❤
「高雄のデビュー作❤ 『キモオタ大好き変態艦娘による逆ナンビッチチャレンジ❤』なんだけど、買う? 高雄がやらせなしで逆ナンして路地裏でチンポしゃぶったり即ハメしたりするやつなんだけど❤」
「な……ぁ……っ……ぁ…………」
脳が理解を拒否しだしているのか、提督はまともな言葉も喋れていない。
呻くようにして、涙を流してヨダレまで垂らす姿を笑いそうになりながら高雄のデビュー作の宣伝チラシのある場所を指差した。
「ここ、ほら❤ 明後日、お店でイベントやるからくれば? 購入者全員相手にフェラサービスってのやってるから❤」
「っ……!!」
AVの販売会でサインとか、写真一枚とかはあるけど高雄の場合はフェラサービス❤
艦娘は丈夫だし何日かけても全員しゃぶり切ることを命令されているし、最後まで提督の無実を訴えた彼女は特にチンポ好き改造されちゃってる❤
美人な顔台無しでチンポしゃぶる高雄の顔を見た提督はどんな顔するかな?
興奮するか、絶望するか、泣くか、怒るか、どうなるか❤
なんにしても楽しそうなことになる予感にワクワクしながら鈴谷はベンチから立ち上がりタバコをポイ捨てして踏みにじる。
「じゃ、そろそろ鈴谷チンポ咥えこむお仕事いくから❤ またね~❤」
泣きそうで震えている提督の姿をじっくり楽しんで、手をフリフリ振ってその場を後にする。
他の娘と再会したときの提督の顔、どんな風になるかな~?