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【終章 END1】 「ああ……❤ そんな……ダメ……❤」 「おいおい、意識もねぇのにこんなに濡れるもんかよ、ああ? エリザ様はドスケベってわけか? 欲求不満のババァかよ、笑えねぇ♥」  自分の目の前で、自分の本当の身体が弄ばれていく姿をじっくりと見ていくことになるエリザ。  グズの太い指でまんこをほじられて、意識0のまま、魂すら入っていないその身体はピクピクと震えてはマン汁を垂らしていた。  寝顔は穏やかそのもの、しかし、エリザの身体は劣等種族(オナホメス)に負けないほどの淫乱さを見せていた。 「こんだけ濡れればいけるだろ……❤」  そう呟くとグズはチンポを、太くて長い、散々エリザの身体を犯したそれを見せつける。  その、何度も自分を犯したものを見て生唾を飲むエリザ。   「っ……❤(チンポっ❤ なんで、こんなにヨダレがっ❤ あぁああ❤)」  しかし、それを与えられるのは、牝穴人形(オナホムンクルス)の身体の自分ではなく、本当の自分、エリザベート1世だ。。  羨ましそうに見ながら、まんこを激しくほじくって、デカパイを揺らす彼女の前でグズは楽しそうに微笑んだ。  かつては自分を虐げて支配していた主人、その身体を『本人を目の前に』好き放題出来るという最高の復讐を前に笑わぬわけにもいかないだろう。 「そこでじっくり見てやがれ、色狂いの淫乱貧乳ババァ❤ おっと、今はデカパイか❤」  もうオナニーをするしかない程に興奮して、マン汁、潮を漏らして期待しているオナホ・エリザを前にして、その表情を見ながら勃起したチンポを本当にエリザのまんこに押し当てた。  明らかにサイズが違うそこ、入りそうもないのだけれども、しっかりと濡れていることと、魂が入っておらず筋肉が緩んでいることもあり―――。 「ぉぅっぉ……! こりゃキツぃ……が……! おぉ……お!」  ―――ゆっくりと、400年間何者も招かなかった割れ目にチンポが押し入っていく。 「おらっ! もっとしっかり見てやれ! 貧乳ババァのカビ生えたような処女穴の貫通シーンだ❤」 「ひぃいいっ❤ ツノやめっ❤ あっ……❤ ああ……❤ わ、私の、おまんこ……ずっと、ずっと大切にしていた……初めて……がっ❤」    ツノを掴まれて引き寄せられたエリザは、自分が、自分の処女まんこが犯されていくのを間近で見ていくことになる。  太いチンポが、ぴったりと閉じていた割れ目を押し広げていき、下腹部をその形に膨らませながら挿入されていくのを見ていく。  破瓜の血が垂れていくのすら目に焼き付けるようにして瞬きもしないで焼き付けていた。  その瞳にくっきりと、自分が守り続けた処女が奪われるのを見た瞬間、エリザの中にあった、『反抗心』もしくは『プライド』と呼ばれるものが消し飛んだ。  そうなると頭の中に残るのは、劣等種族(オナホメス)として刻み込まれた男への服従心、そして自分の飼い主への忠誠心と性欲だけだった。 「ご……さま……❤」 「あ?」  自分のまんこを、完全に処女を奪われたまんこを見ながらエリザは小さく呟いた。  その呟きをグズが聞き返すよりも先に、彼女は顔をあげると緩んだ笑みと、媚びた声で―――。 「ご主人、さまぁ……❤」  ―――完全に、完璧に堕ち切った宣言の様に『ご主人様』とグズを呼んだ。  自分を、自分の処女を奪った、いや、処女を貰ってくれたグズに、自分をどこまでも追い詰めて壊(愛)してくれる男に、心からの忠誠を誓った瞬間だった。  この瞬間、完全に女王エリザベート1世は死んだ。  残ったのは、劣等種族(オナホメス)のエリザだけ。 「ご主人様ぁ❤ もっと❤ もっと、エリザを犯して壊してくださいまし……❤ もっと、取り返しつかないところまで……❤ ああ……❤」 「く、は…………は、はは……ぐひひひひっ……❤」  一瞬驚きに呆けたグズだったが直ぐに下卑た笑顔を見せた。  理解したのだ、演技でも何でもなく、エリザが、自分を苦しめ、虐げてきたエリザが自分に服従したということを。  それを笑うと、オナホ・エリザのツノを再び掴んで、自分と目を合わさせた。 「言われるまでもなくぶっ壊して、ぶっ殺してやっからなぁ?」 「あああ……❤ ありがたき、幸、きゃぁ❤」  血走った目で、殺すとまで宣言したらツノを掴む腕に力を込めて、エリザを床に倒させて、改めて両手で、本当のエリザの腰を掴んだ。  ゴツイ手で、劣等種族(オナホメス)にも負けないほどにむっちり実ったデカケツとは対照的にくびれた腰を掴んだら―――。 「よ、おっとぉ!」  ”ずぷぅっ!”  ―――その身体を無理矢理に犯していく。  意識のない、抜け殻のエリザの身体を壊す様に犯していく。 「へへっ❤ 初めての硬さはあるけどっ! まぁまぁの穴、だなぁ❤ お、っと、入れただけでまんこ吸い付いてきやがる❤ 意識もねぇのに……!」 「ご主人様ぁ❤ もっと、はい❤ スケベなおまんこしているエリザを犯してくださいませ❤」  魂がなく、空っぽながらも快感には反応するエリザの身体。  チンポを入れられたことに興奮していいき、劣等種族(オナホメス)ばりに感じていて、まんこを痙攣させていた。  犯されている自分を羨ましそうに見ながらオナニーを続けるエリザ。  グズは身動き一つしない、それなのにまんこだけはしっかりと痙攣するように震わせていくそこを何度も何度もピストンしていく。 「ほれっ! ほれぇ……! ほれっ❤ まんこ、ぶっ壊れるまでっ! つかってやっから、なぁ!」  ”ずっぷっ❤ どちゅっ!”  強烈な初体験。  エリザの処女まんこの奥までしっかりと、内臓の位置が変わるような勢いで腰を打ち付けていく。  グズのチンポは、誰も到達したことのないエリザの奥の奥まで刺激していき、子宮を殴りつける。  しかし、それで良い、もはやエリザはグズの支配下にあるのだから。  意識のない女王の身体ももはや、グズのオナホでしかない。 「はぁはぁ❤ ぁああ❤ 私が、私のおまんこ❤ こんな、太くて凄いのでズボズボされたら……❤ ぜったい、ダメになっちゃう❤ チンポしか考えられない色キチガイになっちゃう❤ 狂ぅ❤ 狂うぅうっ❤ はぁ❤ はぁああ❤」  犯され、壊されていく自分を見てオナニーをするエリザ。  床に飛び散るグズの汗を舐めとりながらそのむっちりしたケツを振っていた。  その間も一瞬も休むことなくチンポは出し入れされていく。  魂がなく意識もない、何より処女だったはずのエリザの本体は―――。  ”ぷしぃいい❤” 「おほっ❤ マジかこいつ……❤」  ―――意識も何もないままチンポに屈しましたというように潮吹きをしていた。  何も気づいていないような寝顔のまま、まんこから汁を垂らして媚びていく。  それはもう、完全にエリザ自身がグズに屈服した証とも言えるだろう。 「私もっ❤ は、早くっ❤ ああ……❤ オチンポ様❤ 早くぅ❤」 「ったくっ! 大人しく、待って、ぃやがれっての、ぉ! すぐに、お前もっ❤ ぶっ壊してやっからなぁ!」 「はいぃっ❤ よろしくお願いいたしますっ❤ 壊して❤ チンポでぶっ殺してくださいませぇ❤」  チンポを欲しがるエリザ、どこまでも浅ましい姿を見せる。  自分の身体が犯されていき、媚び切った声をあげるエリザの目の前で、グズは激しく腰を打ち付けていき、そしてブルリと震えた。 「っしっ❤ このまま、出すっっぞぉっ!」 「っっっ❤」  ごっちゅん! と音がするほど激しくまんこを突いていき、そのまま―――。  ”びゅるっ! びゅるるるる!!” 「お……ぉお……! お……!」  ―――射精していく。  処女だったはずの、意識もないエリザのまんこにたっぷりと射精。   「お……おぉ……意識ねぇのに子宮でチンポ吸ってやがる❤ 根っからの淫乱だなぁ? ああ?」  エリザの身体は抜け殻のままでも絶頂し、射精されたことを喜ぶように奥まで挿入されたチンポに吸い付いていた。  精液を一滴残らず搾り取ろうとする無様な媚び方を晒していた。  その姿をグズは笑っていき、チンポを引き抜いて立ち上がると、それをエリザの口の中に押し込んでいった。 「へ、へへ❤ チンポの掃除くらいにしか役に立たねぇんだからなぁ、この口は❤」 「あ❤ あああ……❤ ま、まだ、キスもしてない、のにぃ……❤」  ファーストキスすらしていない清らかな口はグズのチンポ掃除の為に使われていく。  グズは、エリザの身体のことなんて一切考えずにチンポを押し込んで、その口の利用しての掃除を楽しんでいた。 「キスだぁ? へっ、こんな貧乳ババァのキスに価値なんざねぇよ❤ こぉやって、チンポを洗う穴くらいにしかなりゃしねぇ❤」  可憐な唇を押し広げるようにしてグズの太いチンポが奥まで入っていく。  ”ぐぷぐぷ❤”と空気を押し出す音がしていき、エリザの身体のことなんて何一つ考慮に入れていない動きでその喉を犯していた。  気持ち良さよりも、かつて支配者だった女王の口をチンポ掃除の穴として使うことにグズは興奮していた。  その姿を見て、エリザはまんこを激しく指でほじり、潮を何度も噴いていく。 「ふぃいい……❤ こりゃくせになるなぁ❤」    意識のない、なんの抵抗も出来ないエリザの口をチンポが雑に出入りする。  絶対的な支配者だった彼女の身体をオナホ扱い、いやそれ以下の肉穴として使っていた。  その光景を見ながら劣等種族(オナホメス)と化したエリザも絶頂していく。 「中出しっ❤ んぁああ❤ 私の、私のおまんこにご主人様のザーメンが……❤ あ……あああ❤ お口まで❤ 全部、ご主人さまに捧げちゃった……❤」  自分の今の身体、牝穴人形(オナホムンクルス)のおまんこに出された訳でもないのに、こっちでも潮吹きをしてしまうエリザ。  身体の快感がリンクしている訳でもない、ただただ自分が惨めな扱いを受けていることに強く興奮しているのだった。  デカパイを揺らして、ヨダレを垂らす惨めな姿を晒しながらグズを、自分のご主人様を見上げていく。  これから自分も犯される、そのことを考えながら、さっきまで犯されていた自分の身体を見る。  意識もなく、ただ雑に床に投げ出されていてまんこから精液を垂らしていくその無様な姿に生唾をゴクリと飲んだ。  チンポが抜かれた後、イキ痙攣するまんこはぽっかりと開いていて奥からザーメンが垂れていた。 「はぁ……はぁ……❤ れろぉ❤ ざぇめん❤ ご主人、ひゃまの❤ じゅるるる❤」  その垂れていく精液に舌を伸ばしていく。  床に垂れたものまで必死に舐めとっていき、オナニーを続けるエリザ。  女王のプライドなど一片もない姿を見せた彼女が床を綺麗に舐め切ってまんんこの中まで舐めて精液を啜ると、床で仰向けになり足を広げた。 「ご主人さまぁ……❤」  ムチムチした足を広げて、蕩けて濡れた穴を指で広げていく。  オナニーだけで何度も絶頂して、糸をひくほどの濃ゆいマン汁を垂らしているそこを見せつけた。 「お願いします❤ ご主人さまの太くて立派なオチンポ様で……❤ エリザのオナホまんこ❤ ぶっ殺してくださいませっ❤ そんな、貧乳ババァのおまんこよりも気持ち良い自信がありますからぁ❤」   「ほぉぉぉ?」  コンプレックスでもあった貧乳を自分でバカにしながらもグズへのおねだりをしていくエリザ。  その眼には興奮と発情の色しか載っていない。  目の前で自分の身体が犯されることにとことん興奮している一匹のメスがそこにはいた。  グズが、エリザの口からチンポを抜いて立ち上がった。  既に固くなりでしているチンポを揺らせばそれだけで、オナホ・エリザはマン汁を漏らしていく。 「チンポ❤ おねがい……します❤ ああ……❤ チンポ様❤」  全てを、頭の奥まで全てをチンポに支配され切っているエリザは涎を垂らして、チンポが挿入されるのを期待していた。  もう、エリザの頭の中にはご主人様たるグズに服従し、弄んで貰うことしか残っていなかった。  ―――。  ――――――。 「ぐぇぇっ❤ ひ、ひぃい……❤ あ、かっはぁ❤」 「どぉだ? お前も劣等種族(オナホメス)たちと同じ最後を迎える訳だけどよぉ」  あれから数か月。  エリザの本当の身体と、劣等種族(オナホメス)と化した、竜人のエリザを散々弄んで楽しんだグズだったが―――。 「飽きたな」  ―――の一言で、エリザを処刑することを決めたのだった。  屋敷の前の首吊り台に、劣等種族(オナホメス)のエリザを吊るしていく。  その身体には手足がない。  グズにより切断されて、珍しい竜人の肉として食されていた。  ツノも散々遊ばれた挙句に、両方とも根元から切断されていた。  もう遊ぶところがなくなっとして彼女は殺されるのだ。  エリザは処刑される興奮に、じんわりと縄が首に食い込んで死に向かう感覚を楽しみに、400年を生きる自分が終わる事実に、吊るされながら潮を噴いていた。 「おーおー、最後までクソマゾだったなぁ? ま、これからは屋敷も金も……『国』もぜぇんぶ俺が使ってやっからなぁ?」 「は、はひぃ……❤ どうか、ぁ……ごじゅうに、おぉおお……!」  死に向かいながら絶頂するエリザ。  グズはそのエリザに一枚の紙を見せていた。  それはただの紙ではなく、書いたものにその契約を守らせる効果のある魔術、もはや呪いとも言える力の込められた『刻印契約魔術紙(ギアススクロール)』と呼ばれるものだった。  そこには―――。  『エリザベート1世の死後、王位含めたこの国の全ての権利と権限をグズ様に譲渡いたします』  『エリザベート1世はグズ様の忠実な僕であり、この決定は万年覆されないものとする』  ―――という文言が書かれていて、エリザにしか押せない、本人証明とも言える魔術刻印もされていた。  つまり、この書類に書かれていることは全て事実であり、全てが実現されるということだった。  グズは、エリザを処刑する前に、この書類を書くように命令していた。  それに対して、グズに服従した彼女は一つの抵抗もしないで書き切って差し出したのだった。 「まさか俺が王にまでなるとはなぁ……ま、お前のこたぁしばらく忘れねぇよっと!」  感慨深そうに頷いた後に、グズは同じく手足がなく、魂も意識もない本当のエリザの身体も同じく吊るしていく。  全身に痣をつけて、嬲り者にされた痕が残る彼女の腹は明らかに膨らんでいた。  毎日のように中出しをした結果、当然の様にエリザは意識がないまま妊娠していたのだ。  この処刑も、子供が生まれてきたらそれはそれで面倒だというグズの思い付きでもあったりしたのだ。 「ま、お前の財産は全て、俺が使ってやっから、安心して……死ねよ❤」 「ぁりが……ひょ、ごじゃ……まふっ…………❤」  劣等種族(オナホメス)のエリザは食い込む縄に呼吸を奪われてゆっくりと死に向かっていく。  その隣で穏やかなまま、意識も何もなく本物のエリザ、この国の女王『だった』エリザベート1世も並んで吊るされている。  瓜二つの顔の美少女が手足無く吊るされているという悪趣味なオブジェの様な光景をグズは笑みを浮かべて見つめていく。  そして、先に吊るした劣等種族(オナホメス)のエリザの方がゆっくりと、ゆっくりと目を閉じ―――。 「っっっっ❤❤❤❤」  ”ぷっしぃぃぃいいぃいいいいぃいいい❤❤”  ―――過去最大の潮吹きをしながら死んだ。  死ぬ瞬間まで絶頂するドM極まりない姿をグズは笑い、屋敷に戻ろうとしたが―――。 「かっは! ……ご主人、ひゃ、ま……❤」 「あん?」  ―――死んだはずのエリザの声に足を止めた。  「まだ生きていたか?」と思い、吊るされた劣等種族(オナホメス)のエリザを見るが、まんこから汁を垂らしてはいるが、明らかに死んでいる。  そこでグズは気が付いた。  エリザから聞いた話を思い出した、牝穴人形(オナホムンクルス)の身体が死ぬと本体に魂が戻るという話を。  そう、声を出したのは、本当の身体に魂が戻ったエリザだった。  数か月ぶりに自分の身体に戻ったエリザ、彼女はやろうと思えばこの状況から抜け出せる力はあった。  本当の身体に戻った以上、魔力は戻っているので、魔術を利用すれば死の運命から逃れられる。 「ぐっふぅ……❤ ごしゅじ、ん……ひゃ……❤ ひぅ❤」  しかし、エリザはそれを選ばなかった。  首に食い込む縄、身体全体から感じる痛み、快感を味わいながら、さっき死んだばかりの『快感』を思い出して、これから自分が向かう『完全なる死』を前に―――   「ありがとうござい、まひ、たぁ❤ これから……も…………お゛❤」  ―――飼い主に、自分を弄んでくれた感謝を述べたのだった。  そこにはいるのはエリザベート1世ではなく、ただの劣等種族(オナホメス)のエリザだった。  媚び切った笑みを浮かべて、自分を処刑して全てを奪っていくグズへの強い感謝をしながら、先ほどと同じく潮吹きをして絶頂死していくのだった。 「…………」  残されたのは幸せそうな二つの劣等種族(オナホメス)の死体だけだった。  グズは少しだけ風に揺れるその二つを見ていたが、直ぐに飽きて屋敷に戻っていた。 【エピローグ 万年仕えたメス犬】  ―――。  ――――――。  そして時は流れ十数年後。  使用人から王にまでなったグズに最初は民からの困惑と反発もあったものの、国は意外にも順調にめぐっていった。  グズ王から発表された『エリザ様は死の病にかかっていた』という嘘と、本人直筆の書簡。  そして、エリザが死する前に「もし愚民どもがご主人様にっ従わなかった場合に❤」と用意した策。  それは、自作自演の疫病とそれに対する治療薬だった。  生前エリザがグズにだけ話したもので、300年ほど前に彼女がこの国を作る為に行った邪悪な手法だった。  国の外でエリザが『聖女』などと呼ばれることになる所業だ。  エリザは過去に自分で作った『当時の技術では治療不可能な疫病』を大陸中にバラ撒いて流行らせ、多くの人が死に、苦しんだ頃に、「治療法が見つかった」として、それの治療を無償で行ったことで、信用を得たという。  そんな、彼女が過去に行ったことと全く同じことをしてグズはその地位を固めていたのだった。  それプラス、エリザの様な暴君としての振る舞いはせずに、政治はそこそこ、何よりも自分が楽しむために生きていた。  劣等種族(オナホメス)は変わらず、いや、以前よりも多いくらいの数、王の元を訪れていて、そのメスたちにより酒池肉林の様相を極めている。  エリザの別邸もそのままであり、今もまた―――。 「ふぅむ、王というのも楽ではないなぁ……」  ―――王となったグズは慣れない政治を行いつつ、この屋敷で身体を癒すのを楽しみとしていた。  屋敷に着けば、それぞれが一級品の美貌を持った劣等種族(オナホメス)たちが並んで出迎える。  「グズ様……本日もお疲れさまでした❤」 「おかえりなさいませグズ様❤」 「本日は、わ、私を使ってくださいませんか?」  20匹以上はいる厳選された劣等種族(オナホメス)たち、それぞれが媚びるようにグズに視線を向けてくる。  それを受けながら屋敷の中を進み、大きな広間に出ると、その部屋の真ん中で一匹のメスが四つん這いとなり待ち構えていた。  そこにグズが当たり前の様に巨体を座らせた。 「ぁんっ❤ ぁ、ありがとうござい、まひゅっ……❤」  大きく重いグズの身体をその小さい身体で支えて、手足を震わせ、それに合わせてデカパイを揺らす劣等種族(オナホメス)だが、その顔には恍惚とした表情が浮かんでいる。  重さと、椅子として使われる喜びに彼女はマン汁を垂らしていた。  椅子として扱われても感じていて、それを見ている劣等種族(オナホメス)たちも羨ましそうに見ていた。  座りながらグズは、今日は誰とどうやって遊ぼうかと視線を巡らせていた頃―――。  ”タッタッタッタ”  ―――軽い足音が響いてくるのを聞いた。  それが誰のものかとグズは直ぐに気づいていた。  小さくグズが微笑むと、その広間にデカ乳&デカケツwith低身長の美少女が入ってきた。  その大きすぎる乳を揺らして、小生意気そうな顔を見せる姿、それはどこからどう見ても劣等種族(オナホメス)なのだけれども―――、 「ご主人様❤ お帰りなさいませっ❤」 「おう、エリザ❤ イイ子にしてたかぁ?」  ―――劣等種族(オナホメス)ではない、正真正銘の人間の女の子だった。   ツリ目の美少女顔に、ややウェーブがかった高貴な艶のある黒髪をツインテールにしていて、まるで劣等種族(オナホメス)のような身体のエリザ、本名をエリザベート2世。  そう、妊娠したまま吊るされたエリザベート1世から産れた娘だった。  あの日、あの後、祝杯を挙げるグズの耳に赤子の鳴き声が届いた。  まさかと思い屋敷の外に出ると、吊るしたエリザから生まれ落ちた赤子がいたのだ。  死体から産れたその子供を不気味に思い、グズは捨てるか迷った末に、劣等種族(オナホメス)たちに育てさせた結果、まるで『生前のエリザが憧れた自分』のようなドスケベな肉体を持った美少女に育っていた。   「今日もたっくさん新しい薬を開発しましたわっ❤ ご主人様……❤」  頬を赤らめてグズに駆け寄ったエリザは、座っているグズさえも見上げる低身長で上目遣いをしながら頭を差し出した。  頑張ったから誉めて、というアピールだ。  それにグズは笑顔で応える。 「そりゃ頑張ったなぁ、褒めてやる❤」 「あ、はわ……❤ ああ……❤ ナデナデしゅきぃ❤ ご主人しゃまぁ❤ んんぅ❤」  武骨な手で撫でられるだけでエリザはマン汁をそのムチムチした太ももに垂らしていた。  劣等種族(オナホメス)と同じような反応を見せるエリザ2世、本人もグズも知らないことだが彼女は、エリザが自分が死ぬ際に残したグズへの贈り物の一つだった。  妊娠をし、自分の子宮の中に出来た命に、様々な改良をほどこし、劣等種族(オナホメス)のような低身長でデカパイで、とことんグズに媚びて、それでいて自分の知能を引き継ぐ個体へと作り替えたのだった。  人体の錬成は不可能であり、それはエリザベート1世の知識と技術でも不可能だった。  しかしながら、劣等種族(オナホメス)の作成は可能。  そう、つまりエリザベート1世は完全に神から『劣等種族(オナホメス)』と認められたに等しい、唯一の人間だった。  故に、錬金術により『自分の理想とする自分』を作り、そこに命まで宿すことに成功したのだった。  ある種『エリザベート』という一属一種の新種の劣等種族(オナホメス)を作り出したに等しい。  母の子宮にいるうちから本能的に改良を施されて、産まれたらグズにその命の全てを使って仕え、そして死ぬ前には新しい『エリザベート』を生む。  そんなまったく新しい『エリザベート』という劣等種族(オナホメス)を作り出すことに成功していたのだ。  この事実は誰に知られることはない。  非常に希少な異常事態でありながら、誰からも知られることは無くこの先も続いていく、続けられていくことになる。  その2世の知能もあり、この国はグズが王でありながら、医術の大国としての地位を維持できているのだった。  エリザ1世の知能を余ることなく受け継いだ2世は、魔術師としても非常に優秀で、有能であった。  彼女が作り出したものは全てグズの手柄となるのだが、エリザはそれが喜びであった、グズの役に立てること、ご主人様が喜ぶことがエリザの全てだ。  そんな人間でありながら劣等種族(オナホメス)、それはエリザが憧れた自分であった。  理想の自分を、愛するご主人様に捧げたのだ。  そして何よりも―――。  『エリザベート1世はグズ様の忠実な僕であり、この決定は万年覆されないものとする』  ―――この約定を守るためのものであった。  エリザ2世もまた、本能の様に自分のなすべきことを理解していた。  グズに服従し、グズの役に立つことだけをして、そしてまた優秀な子を産んで死ぬ。  それを繰り返し続ける、エリザベートは万年グズ様の僕であり続けるのだ。  その約定を違えることはない。 「ご主人様❤ どうか、どうかこれからもエリザをお仕えさせてくださいまし❤」  エリザ2世は媚びた笑みを浮かべて、グズの足元にしゃがみ込んでその足を舐めていく。  実に幸せそうに足を舐め、面白半分に頭を踏まれては潮を噴く。  この先、この国の王位には『エリザベート』という名は刻まれることはなかった。  しかし数百か、数千、万年か後、滅んだこの国に訪れた歴史学者はあるものを発見した。  王族の邸宅と思われる跡地に残された石碑―――。   『ここに、■■王に万年仕えた忠実なメス犬が眠る』    ―――そう刻まれていたという。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ _(:3 」∠ )_〈魂換奴隷アナザーストーリーのEND1です! _(:3 」∠ )_〈一番綺麗に終わったエンディングでもあります!

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双nari

_(:3 」∠ )_〈ありがとうございます! _(:3 」∠ )_〈もはやエリザという新しいオナホメスなのです! _(:3 」∠ )_〈END1のおまけも今月中にアップしますのでお待ちを!

Gator

立派な結末だ。 高貴だった人間エリーザがアイン族と同じように処理されてすがりつく場面や、連続死を経験する場面が特に良かったです」 新しいアイン族であるエリザ種族と表現した部分もとても印象的でした。 序盤で人間エリーザに嫉妬したアイン族エリーザが、腹立ちまぎれに本体の体を哀れに改造するのではないかとドキドキしました。 結局、自分が帰る身なのに。 残りの結末も楽しみです。 いつも応援してます。 面白い小説、本当にありがとうございます。 (Translated)