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 何も知らないでいられるなら、それが一番平和なのかも知れない。  そんな、哲学みたいなことを僕が考えていく。  だって、知ってしまえば『知らなかった』頃には戻れないんだから。  知ってしまうことが全てプラスになるなんてことはない。  知ってしまえば……僕は……。  そう、僕は知ってしまった。  暴いてしまった。  知りたかったことを知る為に知らなくて良いことまで。  誰よりも知っているつもりで、何も知らなかった彼女の秘密を――――――。  ―――。  ――――――。 「それじゃ、行ってきま~す」  朝、制服に着替えた僕は少しの眠気と気だるさを残しつつ家を出た。  特に何が入っている訳でもない鞄は重くもなく、それを持ちながらチラリと隣の家を見る。  と、そこには―――。 「おはようございます❤ ノリユキくん」  ―――小柄で、緩くウェーブがかった黒髪を左右で縛っている眼鏡女子、僕の幼馴染で同級生の『藤宮 優姫』がいた。  家が隣同士で子供の頃からずっと一緒に遊んできた相手。  大人しくて、優等生。図書委員なんかもやっている優姫。  子供のころから優しくて控えめな性格でいつも僕がみんなの輪へと引っ張っていってあげていた。  小学校くらいまではそんな感じで、流石に中学になれば一緒に騒いで遊ぶなんてこともなくなってきたけど、仲が悪い訳じゃない。  むしろ、ずっと仲は良い方だと思う。  今でも勉強が出来る優姫と一緒にテスト勉強をしたりするような仲ではあるし―――。 「お……はよ、優姫。…………ぃ、行こっか?」 「うんっ❤」  ―――こんな風に挨拶を交わして一緒に登校するのが当たり前の関係でもある。  と、言っても恋人ではない。  仲の良い幼馴染ってだけでその先の関係には一切至っていない。  僕としてはそろそろ一歩踏み込みたい気持ちはあるんだけど、控えめで優等生な優姫、ちょっとの下ネタでも顔真っ赤にしちゃうような純粋な女の子。  告白してもしっかりと想いが伝わるかは不安…………なんて言うのは言い訳で単純に僕に度胸がないから。 「…………」 「それでね、その本の主人公が凄く素敵なの。読んでいくと本当に引き込まれる感じがして、どんどん読み進めちゃうの❤」  隣で最近読んだ本の話を楽しそうに語る優姫。  控えめで、クラスでも目立たないけれどその顔が可愛いのは僕が一番知っている。  やや大きめの制服で隠している胸が、かなりあることも知っている。  彼女のことは誰よりも知っている、知っているけど……だからこそこの関係が壊れるのが怖い。  優しく目を細めて微笑んで、僕に暖かい言葉をかけてくれる優姫、その笑顔を消してしまうことが怖かった。  だから僕は今日も、きっと明日もこの関係を維持する。 「ノリユキくん? どうかした?」 「ん、なんでもないよ、ちょっとテストのこと考えたら気が重くてさ~」  黙ってしまったボクを心配そうに優しい視線で見つめてくる優姫、彼女の心配を拭い去るように手を振って応える。  名前の通り優しくて、控えめで、ずっとボクの隣にいてくれる彼女。  彼女を大切にしたい、だけど……やっぱり健全な男としては今一歩、あと少しだけでも前進したい気持ちがあるんだ。    ―――。  ――――――。 「ナニコレ……? 催眠……アプリ? …………あ~、エロ漫画で良くあるやつ」  優姫との関係は現状維持。そんな状況のまま授業を終えて帰宅したある日。  登校は一緒だけど、優姫とは下校は滅多に一緒にならない。  彼女にもボク以外の付き合いはあるから、恋人でもない以上そこまで深く踏み込む訳にはいかない。  そんな訳でいつものように一人で帰宅して、ベッドに転がりながらスマホでネットサーフィンってやつをしていると、妙な広告から広告に飛んで画面に映し出されたのは―――。  『あなたの意のままに相手を操れる催眠アプリ』  ―――なんて言うメチャクチャ怪しいものだった。  エロ漫画でも使い古されたようなやつで、今どきこんなのを信じる人がいるとは思えないようなソレ。 「はぁ……」  呆れながら、そのページを閉じようとしたけど少しだけ、ほんの少しだけ気になった。  もちろん、そんなものが偽物というか嘘だってことはわかっている。  わかっているけど、万が一、億が一にも本当なら、これを使えば優姫に告白というか、優姫がボクをどう思っているか、それくらい聞くことが出来るのかもしれない。  自分でも女々しいのはわかっているけど、頼ってしまいたい。  そう思っていると、自然にボクの指は『インストール』の文字をタップしていた。 「こんなの……本当のはずないけどね……」  そう、いくら子供のボクでも、こんなものが本当にあるなんて思ってはいない。  そこまで夢見がちじゃない。  ゆっくりと動くインストールバーを見ながら、静かに目を閉じた。  目を閉じるだけで直ぐに思い出せる優姫の姿を思い出しながら。  その、可愛い顔、柔らかそうな髪、小柄なのにある胸。  それをゆっくり思い出して、小さく「優姫」と呟いた。  呟いてから、例のアプリのインストールの終わったスマホを少しだけ強く握った。  ―――。  ――――――。 「ここは、こっちの参考書の方がわかりやすく書いてあるから、こっちの方が良いと私は思う、かな?」 「ん、ありがとう…………っ」  あれから数日後、普通に生活を送っていて、催眠アプリなんて怪しいものを使うタイミングはなかった。  最近は優姫、普段よりも忙しいみたいで中々朝の登校の時間以外に会う機会もなかったんだけど、今度のテストに向けて一緒に勉強しようという願ってもないことになった。  優等生、成績もかなり良くて教え上手な優姫、その優姫の部屋にて、座卓を囲んで勉強をしていく。  今日はお互い、両親が出かけていて完全に二人きり、その緊張感と興奮がどうにも頭の働きを邪魔していく。  丁寧に教えてくれてわかりやすいんだけど、失礼なことにボクは、緊張もありつつ、今日がチャンス? なんて、催眠アプリを使うべきかどうかなんてことに気を取られてケアレスミスが多い。  そんなボクを見かねてか―――。 「少しだけ休憩にしよっか? お菓子探してくるね」  ―――優姫は優しくそう提案してくれた。  彼女が立ち上がって部屋を出て行ったのを見送って一息つく。  そしてスマホを取り出して『催眠アプリ』を起動させる。   「…………この画面を見せるだけで催眠状態にって……ねぇ……」  催眠アプリ、起動させると怪しい色合いの画面が表示されるだけである。  どう見ても怪しくて、こんなものが効くとは思えない、思えないけど万が一ってことはある。 「……っ……」  もし、効かなかったら冗談ってことで済まそうと決めて優姫を待つ。  少しして優姫はトレイに乗せたお菓子やジュースを持ってきてくれた。  それを食べながら少し休憩して、「そろそろ勉強再開しよっか?」と言って優姫は大きく伸びをした。  グッと身体を伸ばしたことで、着痩せするけどかなりのサイズ、クラスでも一番なんじゃないかと思う様なおっぱいが揺れるのが制服越しに見えた。  こんな催眠なんて怪しいものに頼るなんて、そう思っていた感情もそのおっぱいの揺れに一瞬で奪われてしまう。  緊張に生唾を飲みながら―――。 「ゅ……優姫、これ……」 「? なぁに? ノリユキく……ん………………」  ―――スマホの画面、催眠アプリの画面を見せた。  途端に優姫の表情がぼんやりしたようなものになった。   「え…………嘘……本当に……これ……え? 優姫?」  まさか本当に効果があるなんて思ってもみなかったので驚いてしまう。  驚きながらも優姫の名前を呼んでみると彼女は寝ぼけているように、甘い声で「なぁに?」と反応するだけだった。  ペタンと座り込んだ優姫のその姿は催眠にかかっている状態にしか見えなかった。 「………………っ!」   ”ゴクリ”と、音がするくらい喉を鳴らして唾を飲みこんで、緊張に少し声を震わせながら何度も躊躇いながらも質問を口から吐き出した。 「優姫は……ボクのことを、どう……思ってる? その、お……男として……」 「…………ん~……」  本当ならこんな質問するのは男らしくない、それくらい分かっている。  するとしてもこんな、催眠アプリなんて怪しいものに頼らないで正面から聞くべきだって分かっている。  でも、そんな踏み込んだ質問をする勇気もない以上、こんな手段に頼っている。  ドキドキと心臓の音が響いていくのを感じながら何度目かの唾を飲みこんでいくと―――。 「ノリユキくんの……ことはぁ❤ ふふ……❤ ずっと前から……男の子として大好き、です……❤」 「っ!!」  ―――優姫からの答えがあり、しかも「前から好き」なんていう最高の答え。  催眠が解けてしまうかも知れない不安もあって大きな声はあげられないけれど、ガッツポーズをしてしまい口元がニヤニヤしてしまう。  ずっと好きだった女の子と両想いだって判明したんだからこれくらい仕方ないことだと思う。  止まらないニヤニヤに口元を隠す様に押さえながら、優姫の答えも聞けたしと催眠アプリを解除しようと思うけれどそこで動きを止める。 「………………両想い……なん、だし…………っ」  頭を過るのは最低の考えだと自分でも思う。  優姫と両想いだってことが判明したんだから、催眠を解いて告白してゆっくりと恋人として段階を踏んでいけば良いのに頭にはさっき伸びをした時のおっぱいの揺れが焼き付いて離れない。  小柄で大人しくて目立たないけど、クラスもかなり大きいおっぱい、それがすぐそこにある。  しかも、ボクらは両想いなんだし、少しくらい―――。   「…………優姫、服を脱いで……」  ―――なんて思ってしまい、つい命令をしてしまう。  見るだけ、見るだけだから、なんて言い訳をしながら優姫に服を脱ぐように指示を出した。  優姫はぼんやりとしたまま少し笑みを浮かべると、制服のワイシャツのボタンに手をかけ一つ一つ外していく。 「…………っ、あ……ぉ……」  その指の動作、動きをついつい目で追ってしまう。  そして、ボタンが外されてワイシャツの前が開けられると―――。 「すご……ぅわ……でかっ……!」  ―――露わになるのは下着、黒のセクシーなブラに包まれた優姫のかなり大きなおっぱい。  知っていたけど、こうして見ると圧巻のサイズだった。  つい「何カップ?」なんて聞いてしまうと、優姫は笑顔で「Eカップ❤」と教えてくれた。  ブラジャー自体も大人しくて控えめな優姫がつけるにはセクシー過ぎるもので、ギャップっていうのかな、ドキドキが止まらない。 「優姫が……こんなブラつけてるんだ…………」  大人っぽいというかもはやエロいって思えるそれを見て生唾をまた飲んだ。  ブラで寄せられた谷間、そのサイズ、かなり大きいEカップ。学年でもかなり上位の方なんじゃないのかな? なんてまじまじと見てしまう。  そして、さっきまでは「見るだけ、見たらもう終わりにして告白する」なんて思っていたのに、頭の中では「もう少し! どうせ、付き合いだしたらいつかするんだから!」なんて言い訳が産まれだして、欲望が止まらなくなっちゃってる。 「……キス、して……!」  少し顔を近づけて、自分からのキスじゃなくて、催眠状態の優姫に命令してのキスのお願い。  もう、情けないとかそんな気持ちもなくなっていて、今はもう優姫の身体を好き勝手したい、今日まで我慢したんだし! なんて思ってしまう。 「キス……うん❤ いいよ……」  ボクの命令に優姫は小さく頷くと、こっちに合わせて顔を近づけてきた。  近づいてくる優姫の顔。やっぱりカワイイ、なんて思っていて唇が触れた瞬間―――。 「ん❤ ちゅぅ……❤ れろぉ❤」 「ふっぅっ!? んん! ちゅっぅ!?」  ―――優姫はボクの首に腕を回す様にして抱き着いてくると、その舌を口の中に挿入してきた。  まさかというか、いきなりのキス。  優姫の柔らかい舌に口の中をかき回されていって、ボクの舌に絡みついてくる。 「れろぉ❤ んちゅ❤ じゅちゅ……❤ ん……ふ❤」  熱くて甘い優姫の吐息を味わっていって、その気持ち良さにおっぱいを見た時点で勃起していたチンポが更に硬くなってしまう。  そして、時間にしたら1分くらい? でも、その何倍も長く感じたディープキスから解放された。 「ぷっはぁ……❤」 「っ……はぁ……はぁ…………優姫っ……」  二人の唇の間を唾液の糸が一瞬光って消える。  それを見送りながら、ドキドキした心臓を片手で押さえる。  まさか優姫からこんな凄いキスをされるなんて思ってもみなかった。  これも催眠アプリの効果? なんて思いながら口元を手の甲で拭いつつ、もうこうなったら興奮が止まらない。  どうせ催眠で優姫は覚えていないんだし、なんて最低なことを考えながら次の指示を出す。 「ブラ……外してよ、おっぱい……見せて?」 「……❤ はぁい……❤」  口の中に残る優姫の味を思い出す様に舌を動かしながら出した命令はやっぱりおっぱい。  他の場所だって気になるけど、やっぱりまずはあのEカップのおっぱいをしっかりと見ておきたい。  優姫は指示を聞くと素直に頷いて、手を後ろに回してブラのホックを外していく。    ”たっぷんっ❤” 「うわ……」  ホックを外して支えを失ったおっぱいが跳ねる姿に、また生唾を飲んじゃう。  期待にチンポを更に硬くしているボクの目の前で、優姫はブラを外した。   「すっご…………」  ブラから解放されたおっぱい、大きくて、少し乳首がぷっくりと大きくて黒い?  ネットで見たエロ画像の女の人のものよりも黒い色をした乳首が気になるけど、そんなことよりも今はもう目の前のおっぱいに我慢が出来ない。  フラフラと優姫の背後の回り込むと、緊張しながらどうしたら良いかに少し悩んだけど、そんな悩みも忘れるようにその大きなおっぱいを鷲掴みにした。  ”むにゅぅんっ❤” 「あっ……❤ んん……❤」 「ぉ、あ、すご……柔らかくて……凄い……」  手のひらに吸い付くような手触りで、どこまでも指が食い込みそうな柔らかさのおっぱいに手は自然と揉んでしまう。  テクニックなんてある訳なくてただただ”モミモミ❤”と刺激をしてく。  どこかで止めなきゃと思っているのに、柔らかくて気持ち良い優姫のおっぱいを揉む手が止まらない。  そんな、ただ揉んでいるだけ。そんな刺激にも優姫は可愛い声を小さく「ぁんっ❤」と漏らしてくれている。  その声にも興奮しちゃって、少し乳首にも触れたりしていく。  そして、おっぱいを触ればもちろん、下も、おまんこも気になる。  小さく「足を開いて」なんて指示を出して、その指示に優姫が素直に従ってくれたら片手はおっぱいを揉んだまま、片方の手をそのおまんこへと伸ばしていく。  震える手で、スカートの奥、指示によって開かれた足の間。  触り心地の良い下着の中に手を入れて、緊張しつつも指をまずは割れ目に当てて、おまんこを探っていく。  柔らかくて気持ち良い穴、そこを2本の指で擦る様に刺激していく内に―――。 「ぁ……❤ ん❤」 「っ……わ……」  ―――あっさりとその指が2本ともするりと飲み込まれていく。  ヌルヌルとした熱い液体で濡れているそこに指が入っていくと、ピクピクと震える様な動きが伝わってくる。  指を入れているだけでもそこが「気持ち良い」ってことはわかってしまう。  ここにチンポを入れるなんて考えただけで、既に限界まで勃起していると思っているのが更に高くなっていく。 「んぅ……❤ あ……❤ んぅ……❤」  少し、ほんの少し指を動かすだけで優姫は身体をくねらせて、その度に大きなおっぱいが揺れる。  可愛い声、エロい声に耳からも興奮してしまい、そうなると我慢もしきれない。  何年も、何年も好きだった優姫。  どんどん可愛くなっていく姿をずっと見続けてきて、こんなチャンスが目の前に来たらもう、自分を抑えきれない。 「は……ぁ……はぁ……」  少し名残惜しく思いながらおっぱいとおまんこから手を離したら立ち上がって、急ぎながらズボンのベルトを外してズボンを脱いでいく。  慌てる指先、優姫の汁で濡れた指でズボン、パンツまで脱ぎ捨てて完全に下半身を露出させた。  勃起したチンポを見せつけるようにしていく。  彼女の目の前にチンポを突き出すと、優姫は上目遣いに見つめてくる。  その顔、そして上から見ても大きさがしっかりと伝わってくるおっぱいにドキドキしながら―――。 「えっと……ボクの、これを、気持ち良く、して……?」  ―――なんて、これまた最低な指示を出してしまう。  催眠状態の幼馴染に、両想いだから、なんてことを言い訳にして最低な命令。  キスもさっきファーストキスをしたっばかり、処女の優姫にこんなことをさせるなんて、と自己嫌悪も併発させていくんだけど―――。 「ふふふ❤ ……はぁぃ❤」 「あっ…………っ、えっ?」  ―――優姫は何の躊躇もなくチンポを細い、綺麗な指で掴んで下から上に馴染ませるようにシゴきだした。 「ん……❤ かたぁい……❤」  ボクが指示を出した、それは間違いないし、望んだことのはずなのにその手慣れた刺激に少し疑問を覚えるんだけど、それを上回るくらいに気持ち良い。  その気持ち良さが疑問の元なんだけど、それを考える暇もないほどに、チンポへの刺激が強烈だった。 「れろぉ❤ ん❤ ……少ししょっぱいよ? ちゃんと綺麗にしないと……れろぉ❤ ん❤ ちゅっ❤」 「うっぁ……すごっぃ……ぅうう……!」  先っぽを舐められて、軽くキスをされるだけでカウパーが漏れてしまう。  先走りの汁を漏らしてしまうボクを上目遣いで見つめる優姫は、自分でつけた唾液を指で広げていって、それをローションの様に使って手コキを速めていく。  唾液が加わったことで”ぬちゅぬちゅ❤”とエロい音までしだしていて、男を耳からも興奮させるようなそのテクニックにもう翻弄されっぱなし。  そのまま今度は優姫が小さな口を広げて―――。 「ぁむっ❤ じゅるる❤ ん❤ じゅちゅるる❤」 「ひっぅっぁ……! すっ……! あ!」  ―――本格的なフェラチオ開始。  それはもう、AVとかエロ動画で見たようなフェラチオ。  ボクのチンポを咥え込んで、ふわっとした髪を揺らしながら、エロい音を立ててしゃぶっていく。  メチャクチャ気持ち良くて自然と腰がカクカク震えてしまい、立っているのも辛くなるほどの快感。 「れるれる❤ れるる❤ ん~❤ ちゅぼっ❤」  頭を揺らして、柔らかい唇でチンポを扱かれる気持ち良さ、それに加えて亀頭を舐められる。  さらに、垂れてくる唾液とカウパーをローション代わりにするみたいにしての根元を扱く手コキ。  一つでも気持ち良いものが合わさって襲ってくるような快感はたまんなくて、本当に変な声が漏れそうになってくる。  そのまま、あっさりと本当に何の我慢も出来ずにそのまま射精しそうになるんだけど―――。 「ぷはぁ……❤ ん……❤」 「っ! え……な、ん……なんで……」  ―――優姫はギリギリでフェラを止めて口を離した。  本当にあと少しで射精だったのにって気持ちでいると、彼女は一旦ボクから離れて鞄から小さな透明の液体が入ったボトルを取り出した。 「?」  それが何か、優姫が何をしようとしているのか、そんな疑問を覚える。  でも、それを聞くのが、言葉にするのが怖いという気持ちでいたら彼女はそのボトル、細いノズルを咥えて中身を口の中に入れ出した。  本当に何をしているのか、それは飲み物なのか、それすらわからないでフェラへの名残惜しさにチンポを震わせていたら。 「ぐちゅ……くちゅ……ん❤」  優姫は口の中に液体を入れて、モゴモゴと、口内を漱ぐような動きをしていた。  そして、少ししてそれを「ぁぇ~❤」と自分のおっぱい、その谷間に向けて垂らしていった。 「……ロー、ション?」  優姫の口から垂れるのは透明だけど、ねっとりとしたもので、ボク自身は使ったことないけど、AVとかで見たことのある潤滑油、ローションだった。  何でそんなものを鞄の中に入れていたのか? それを口の中に入れたのはなんで? そんな疑問を持っているボクだったが、その疑問も直ぐに頭から消えてしまう。 「ふふ……❤」  エッチな、エッチ過ぎる雰囲気を滲ませながら微笑んだ優姫は、膝立ちになると、そのローションを垂らしたおっぱい、その谷間でボクのチンポを―――。  ”むにゅぅん❤” 「っわっ……!」  ―――挟み込んできた。  それは、当然知っているパイズリというプレイ、男の夢ってやつかも知れない。  大きなおっぱいにチンポを挟み込まれる気持ち良さ、柔らかくてスベスベの谷間で擦られる。  ただでさえ気持ち良いのに、ヌルヌルした少し暖かいローションがまた気持ち良い。  あまりの気持ち良さに意味のある言葉も出せないまま身体を震わせていきながら、優姫がローションを口の中に入れた理由を理解した。  常温だとひんやりするローションを、唾液と混ぜて自分の体温で温めようとしてたってことだった。  それに気付いて、改めて「優姫はなんでそんなことを知っている?」という疑問が浮かび上がるけれど、それよりも何よりも気持ち良すぎて頭が回らない。 「れろ❤ ん❤ れるれる❤ いつれも……ちゅっ❤ らひて、ね?」  ”むにゅんっ❤ むにゅぅ❤”  優姫が両手で自分のおっぱいを左右から挟み込んで上下に動かしたり、捏ねるように揉んだりしながらのパイズリに、さきっぽを咥えての亀頭舐め。  チンポ全体が気持ち良くてたまらない状態。  腰をガクガク震わせて、エロい音、刺激に脳みそまで蕩けそうになっていく。  下半身は気持良すぎてもはや感覚がなくてどう立っているかもわかんない。  わかんないけど―――。 「ぅっあ……っ! 優姫っ、出るっ……! 離れてっ、優姫っ……! っ!!」  ―――射精することくらいは理解出来て、このままだと先っぽを咥えて刺激する優姫の口の中に射精してしまうと慌てる。  離れてと言っているのに離れてくれずにパイズリフェラを続ける優姫、その頭を左右から掴むようにしてどうには引き離そうとしても、どうにも離れてくれない。  そのままチンポは気持良さにあっさりと限界を迎えてしまう。  柔らかいおっぱいと、口の刺激に耐えきれずに―――。 「っ! あっ……! 優姫っ……! あああ!」  ”びゅるるるっ!”  ―――そのまま彼女の口の中に射精してしまう。  興奮していたのもあって、かなり濃ゆい精液、量もあるそれを出してしまった感覚。   「ぅあ…………」  気持ち良すぎてもう足もガクガク、マラソンを走りきった後みたいに力が入らないでいたら―――。 「れろぉ❤ じゅるるっ❤」 「え? あ!」 「じゅるるるるる❤ ちゅじゅるるるるぅ❤」  ―――追い打ちをかけるように優姫は尿道に残った精液まで吸いつくそうとしていく。  射精直後で敏感になったチンポへの刺激に「ひあああ!」なんて悲鳴みたいな声をあげてしまう。  そして、吸いつくし切ったのか優姫がようやく口を離してくれて、そのままフラフラと床にへたりこんでしまった。  あまりの気持ち良さ、優姫がなんでこんなに上手いのか? という疑問を覚えるボクの前で―――。 「ん……❤ ごくんっ❤ ふぅうう……❤」  ―――優姫は口の中に溜まっていた精液を、ボクの出した汁を飲み込んでいく。  エロく、本当にうっとりしたような表情で片手を頬に当てた優姫は―――。 「ごちそうさまでした❤ おいしかったぁ❤ ……けっぷ❤」  ―――精液を当たり間の様に飲み込んで「美味しかった」とまで言ってきた。  小さく、可愛らしいゲップまでした優姫。  優しく可愛く、控えめな彼女。  何年もずっと見てきたはずなのに、優姫の初めて見る姿、表情だらけだった。  一番ボクが優姫をしっているはずなのに―――。 「…………っ!」  ―――きっとこの催眠アプリのせいだ、そう思って、もうこんなことは止めようとした。  したんだけれども―――。 「……優、姫…………」 「ん……❤」  ―――シュルリと軽い衣擦れの音をさせて優姫はボクの目の前でスカートも、そして少し濡れた下着まで脱いでいく。  まだ、何も命令していない、指示は出していないのに。  さっきまでは止めようとしていた、それは確かなのに、ハッキリと見せつけるように優姫が足を開くと、その気持ちは完全にどこかにいってしまっていた。  初めて見た生の、無修正のおまんこに完全に目は釘付けになってしまう。  少しはみ出て、色素の沈着しているそれ、だけどそんなことなんて気にもならないで凝視していると、優姫はそこを左右の指でそっと開いた。 「……❤ ノリユキくん…………おちんちん……挿れ、て?」   「!! ……っ!」  こんなことはもう止めないと、そう思っていたし、何の指示も出していないのに、何で優姫がこんなことをしているのかという疑問ももちろんある。  あるんだけれども、それでもボクは―――。 「っ、はぁ、はぁ、この、へん?」 「ん……❤ もう少し、下……ん~、もうちょっと、さっき指入れた時のこと思い出して?」  ―――完全に裸になると、仰向けで寝た優姫のおまんこにチンポを擦りつけていた。  コンドームもつけていないチンポで、ヌルヌルとした汁が溢れてくるそこを擦っていく。  優姫にリードして貰いながらという恥ずかしい状況だけど、上手く挿入できない以上仕方なくて、さっき射精したばっかりなのにもう硬くなっているチンポで擦っていく。   「っ……なんで……上手く入らな……い」 「ん~…………」  ヌルヌルと滑っていくことと緊張でどうにも上手く挿入できないでいく。  かなり恥ずかしい気持ちもあるけど、今はもう童貞卒業のことで頭がいっぱいで焦れば焦るほどに上手くいかない。  そんな状態のボクの腰に優姫の足がするりと巻き付いた。 「え?」 「動かなくて良いからね……? ん……ぁ❤」 「っ!!?」  何を? と思ったら、直ぐにその足がボクの腰を抱きかかえるようにして押してきた。  そのままさっきまであんなに苦労していたのは嘘みたいに、スルリと何の抵抗もなく挿入出来た。 「え……っ、なん……っ!」  初めてのセックス、ボクの童貞卒業は非常にあっさりと終了して、その気持ち良さに腰が震えていく。  震えていくんだけど、優姫のそこ、おまんこに何の抵抗もなく挿入出来てしまったことに疑問を覚える。  普通、もっと入れるときに苦労したり、何よりも―――。 「血が……出てない……?」  ―――チラリと二人の繋がっている場所を見ても、そこには処女喪失の血が出ている様子もない。  ボクのが小さすぎる? いや、そんなことは無いと思うけれど、なんでこんなにすんなりと当たり前みたいに挿入出来るんだ?  その疑問、さっきから何度も頭の浮かんできた疑問が形になっていく。   「ぁ❤ んぅ……❤ 結構大きい……❤」 「…………」  ウットリとまるで『他のチンポとのサイズを比較している』ような呟きを漏らす優姫。  それは、つまり『そう』なのかも知れない。  その疑問、もうここまで来たら無視なんて出来ないかも知れない。       なんで、こんなに手慣れてるんだ……?  強く疑問に思うけれど、その秘密に手をかけるのは怖かった。  ずっと好きだった大切な彼女、優姫のことは何でも知っているつもりだった。 「ん……ぅ❤ れろ❤ 精液の味……❤ まだ残ってる」  なのに、今目の前でまだ口の中に残る精液の味を楽しむ姿は一切知らない。  唾を飲みこむ音が大きく聞こえる様な緊張感の中で、僕は質問をした。 「優姫……今まで、誰と……いつ、どんなエッチなことを、し、てきたか…………教えて……。本当に…………ボクのこと好き……なの?」  その言葉に優姫はウットリとした表情で、凄く、凄くエッチな笑顔を見せた。  ずっと一緒にいて、一度も見たことのない笑顔を。

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