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「ハイグレ! ハイグレっ❤ ああっ❤」 「ハイグレっ❤ なんで、止まんないっ……❤」  かつて平和だった光坂高校はその姿を一変させていた。  校舎のいたるところで女子生徒が一様に身体のラインを見せる様なレオタード姿になり、ガニ股で『ハイグレ』の動きと言葉を繰り返していた。  しかも、女子たちは全員が言葉を発する度、手をスライドさせて『ハイグレ』をする度にまんこを濡らしていて、レオタードの股間に染みをつけていた。  これは突如現れた『ハイグレ魔王』という存在により生徒はほとんど洗脳されてしまった結果だった。  ガニ股で下品な動きを繰り返す女子生徒たち、それを見て楽しむ魔王に支配された光坂高校だが、まだ洗脳を受けていない生徒も極僅かだが存在していた。  それは岡崎朋也を中心としたごく少数の生徒たちであり、運動神経の良い彼らは必死に魔王に抵抗していた。  抵抗はしている、しかし、近づけば洗脳光線銃で撃たれてしまい魔王の支配下に置かれてしまい、どうしようもない状況であった。  そんな時、逃げ回る彼らに向けての校内放送が流された。  それは―――。 「本当に、俺たちがバスケで勝てばみんなを元に戻してお前らは出て行くんだな?」 「もっちろぉん、あたしは約束は守るわぁ……❤」  ―――3on3のバスケの試合をさせて、岡崎チームが勝てば、ハイグレ魔王たちは洗脳した生徒を元に戻して、学校からも手を引くというものだった。  罠かも知れないが、これ以上逃げ回るのも限界だと判断した岡崎らはその勝負に乗った。乗るしかなかった。  体育館にいけばそこには洗脳された女子生徒たちが集まっていて、全員がハイグレポーズをしながら、自分たちを洗脳した魔王やその手下のパンスト兵士に媚びた言葉を向けていた。    「みんな、直ぐに開放してやるからな……! 杏、智代……勝つぞ!」  「当たり前でしょ……!」  「負けるわけにはいかないな!」  その光景に改めてこの学校の未来は自分たちにかかっていると認識した岡崎は、試合に出る仲間の藤林杏と、坂上智代に声をかけた。  ブルマの体操服姿に身を包んだ二人、運動神経の良い彼女たちとバスケ経験者の岡崎が試合に臨む。  仲間の春原と、杏の妹の椋はベンチから必死の声援を送っていた。  もし自分たちが負けたら、杏も智代も、椋も洗脳されてしまうという不安を滲ませる岡崎だったが、そんな彼の肩を二人は同時に叩いた。 「不安がらないの、私たちなら勝てるって!」  長い髪を後ろでポニーテールに縛った杏は、自分も不安だろうに岡崎を励ましていく。  そして智代は長くきれいな髪はそのまま垂らしていき、自信のある笑みを浮かべて見せた。 「直ぐに元通りの学校になる、その時はお前も後片付けを手伝ってくれ」  そんな二人の言葉に岡崎は笑顔を見せた。  洗脳された女子生徒たちがハイグレをし続ける体育館で、三人はコートに足を踏み入れた。  相手となるパンスト兵を睨みつけるようにして、やる気に満ちた三人は試合に臨んでいく。  ―――。  ――――――。    ”パシュッ!” 「よしっ! これで35点目! よくやった杏!」 「このくらい任せときなさいっての……! 良かった……!」  岡崎チーム、経験者の岡崎の的確な指示とプレイに加えて、運動神経抜群の二人によって序盤からリードを広げていく。  敵であるパンスト兵は下手というかルールすら理解していないようで、反則を取られては結局は岡崎チームにボールを渡していく。  理不尽なルールや、相手の反則を見逃すような裁定はなく、試合は岡崎チーム優位で進んでいく中での杏のシュートによって3Pが加算されて更にハイグレ魔王のチームを引き離していく。  汗をかきながらも杏子は朋也とハイタッチを決めた。  そして、勝利が見えてきたことによって全員の顔に希望が見えだしていた。  勝てる、生徒全員を救えると思っていた。  前半戦を終了して、あとは自分たちのゴールを守るだけ、ディフェンスに専念しても勝てる状態だった。  ベンチで汗を拭き、ドリンクでの水分補給をした三人は―――。  「このまま勝つぞ!」  「「おー!」」  ―――拳を突き合わせて勝利を誓い、確信した。  そして後半戦が開始した矢先、ハイグレ魔王軍のメンバーチェンジで悲劇は起きた。  バネのある杏が後半開始のジャンプボールを行おうとして、タイミングを計っているその一瞬を狙いパンスト兵は隠し持っていたハイグレ洗脳光線銃を発射したのだ。  怪しい光が杏を照らした、それだけだったのだが、その光線銃が無害などはありえない。   「きゃぁああ!!」 「杏!! お前ら、なにを……!」 「朋也、あれを!」  響き渡る悲鳴に岡崎が慌てつつ怒りを露わにするが、智代はその怒りよりもあることに気が付いた。  それは洗脳光線で撃たれた杏だった、彼女は最初は自分の身体に怪我がないことに安堵していたのだが―――。 「ひっ! や、なに、これ、い、いやぁ! はいぐっ、やめっっ!」 「杏?!」 「手が、勝手に、はいぐっぅ! いや、なんで!? は、はいっぐぅうう……!!」  ―――足は自然とガニ股になり、両手をそれぞれ自分の足の付け根のラインをなぞらせるようにスライドさせてのハイグレをしそうになっていた。  しかし、それを杏は強い意志で堪えて、キッと強い瞳をハイグレ魔王に向けた。 「こんなので、私を、っ、ハイグっ……どうにか出来ると思わいない、ハイっ……でよ、ね!?」  気の強い美少女顔に怒りを乗せて睨みつけながらも、そのブルマにはマン汁の染みが浮き出していた。  ポタポタと溢れた汁が体育館の床に垂れていくけれど、何とか杏はハイグレの誘惑に耐えていた。  手は今にもダイナミックにスライドしそうになっているけれど、小刻みに震えながら、ギリギリのラインでとどまっているようだった。 「っ、絶対、ま、負けない、んだからっ……!(なに、これっ、直ぐにでもハイグレ、したいっ❤ したら絶対気持ち良いってわかってるのにっ……!)」  耐えながらも限界は近いようで、息を荒くして、腰をカクカクと情けなく揺らしてしまっている杏。  キリっとした顔をしていたのに、手が動く度に、その表情は周囲の生徒たとと同じく蕩けたものになっていく。  朋也も、智代も耐えている杏の集中を乱したくないと、声をかけることは出来ずにいるが彼女が洗脳に打ち勝つことを祈っていた。  しかし、そこに―――。  ”ピカッ!”  ―――天井に設置された高出力のハイグレ洗脳光線が浴びせかけられた。  その威力は、ただの高校生が耐えられるレベルではなく光が止んだ頃にはそこには―――。 「っ❤ ハイグレっ❤ ハイグレっ❤ 私っ❤ 藤林杏はハイグレ魔王様の手下にして頂きましたぁ❤ ハイグレっ❤」  ―――頭の芯まで洗脳されて、体操服まで身体のラインをハッキリと出したハイグレ衣装に変質させられた杏がいた。  スタイルの良い身体を見せつけるような服で、媚びた笑みでハイグレと連呼してガニ股のまま手をスライドさせてハイグレを繰り返す杏。  変わり果てた姿に岡崎も智代も、他の生き残りの生徒たちも絶句していると、杏は蕩けた笑みで―――。 「ハイグレっ❤ ハイグレっ❤ あぁん❤ 魔王様ぁ❤ 藤林杏っ❤ ハイグレ魔王様のチームに移籍しまぁす❤ ううん、移籍させてくだしゃぃ❤ ハイグレっ❤ 一番のハイグレ奴隷としてがんばりまぁす❤ ハイグレっ❤」  ―――ガニ股ハイグレポーズのまま魔王チームへの移籍を表明した。  岡崎も、妹である椋ですら聞いたことのないような甘えた媚びたメス声を出しながらパンスト兵たちの元に向かい、「よろしくお願いいたしますぅ❤ ハイグレっ❤」などと媚び始めていた。 「杏っ!? 何を言ってんだよ……おい!」  誰もが絶句する中で岡崎が声を発すると、それに反応して智代も声をあげた。 「魔王! これは反則ではないのか!? 彼女は私たちのチームメイトだ!」  綺麗な顔に怒りを乗せて智代は抗議をするが、そんなものを聞き入れる訳もなかった。  そう最初からまともに勝負などする気はなかったのだ。魔王は笑いながら「杏ちゃんの意志じゃなぁい❤」と主張していく。  それに応えるように本人も、まんこから汁を垂らしながらハイグレを繰り返していき―――。 「ハイグレっ❤ ハイグレっ❤ はぁい❤ 杏はぁ、ガニ股ハイグレの素晴らしさに感銘を受けて魔王様のハイグレ奴隷になりましたぁ❤ ハイグレっ❤ もう、とっても幸せですぅ❤ ハイグレっ❤」  ―――うっとりした表情で肯定をしていく。   「ハイグレっ❤ ハイグレっ❤ あっぁん❤ もう、ハイグレしているだけでおまんこキュンキュンしちゃって❤ これがない人生なんて無意味ぃ❤ ハイグレさいこぉ❤ ハイグレぇ❤ あっ❤ ハイグレイキしちゃぅっ❤ ひぃん❤ 魔王様ばんじゃーぃ❤ 万歳ハイグレっ❤」  何かに取りつかれたような蕩けた顔で、ヨダレを垂らしてハイグレの素晴らしさを語る杏。  手をスライドさせて、腰をカクカク揺らして絶頂して行き、無様な姿を晒していた。  それを見て、もう抗議も無意味だと知り、二人に減った岡崎たちは歯ぎしりをしながら試合を再開した。  たとえ2on4になっても、開いた点差を守れば良い、杏が追加されたところで残りの3人は素人以下……そう思っていたのだが―――。 「おっそぉい❤ ノロマすぎっ❤」 「なっ……! 智代っ!」 「くっ! 早いっ……! クソっ……!」  ―――洗脳された杏は、頭の中身だけではなく身体も改造されたようで岡崎と智代を一人で圧倒するほどの身体能力を手にしていた。  最初にセンターラインからの超ロングシュートを決めると、パス回しをしていこうとする岡崎たちからあっさりボールを奪ってそのままドリブル、普通に走る二人が追い付けない速さでゴールまで駆け寄ってそのままダンクシュート。  杏はダンクしたまま、ゴールリングに片手でぶら下がりながら「ハイグレっ❤」と片手ハイグレなどをする余裕まで見せていた。  あまりにも圧倒的な身体能力、パンスト兵3人は役立たずなのは変わらないままに、岡崎たちは追い詰められていた。  ゴールを決めた杏は、リングから手を離すと、以前はしていなかったようなお尻を左右に揺らす露骨な女の子走りでパンスト兵たちに元に駆け寄ると―――。 「ハイグレっ❤ しっかりゴールしてきましたぁ❤ ハイグレっ❤」  ―――などと蕩けた笑顔でまたハイグレポーズをしていく。  それをパンスト兵に褒められて頭を撫でられるだけで、腰をカクカク❤ 揺らして「ハイグレぇ❤」と間抜けな声を顔を晒して絶頂していた。 「ハイグレっ❤ ナデナデありがとうございましゅぅ❤ ハイグレっ❤ 杏はもっとお役に立ちますぅ❤ ハイグレぇ❤」  まんこに食い込んだ衣装で、撫でられる度に軽く絶頂しているのか、杏は声をあげて汁を垂らしていた。  まるでペットか何かの様に媚び捲る杏の姿に、岡崎はギリっと歯ぎしりをしていく。   「朋也……次のボール、私に回してくれ。このままでは直ぐに点差はひっくり返される……!」 「…………わかった」  岡崎と智代は、撫でられる度に「ハイグレぇっ❤ イっクぅ❤」と叫んで首を反らす無様な姿を晒す杏を見ながら、ゆっくりと近づく敗北に覚悟を決めた。  杏がゴールを決めたので、岡崎チームからのボールで開始となり、即座に智代にボールを回す。 「ハイグレっ❤ 無駄なあがきはやめてよねっ❤」  いちいちハイグレポーズをして、ガニ股になってからの走り出しなのに、異常な速さで智代に迫る杏。 「ハイげっとー❤」  ボールを叩き落とし、そのままボールはあっさりと杏の手に渡るが、その瞬間こそが智代の狙いだった。 「試合終了まで寝ていてくれっ!」 「!?」  杏がボールを持ってドリブルに移行しようとした一瞬、その隙に智代は握った拳を本気で杏の腹に叩きつけようとした。  いくら洗脳されている杏と言えど、智代の本気の一撃では昏倒は避けられない。  ここで杏を気絶させれば、岡崎と智代の二人でも十分に勝てると判断した。  智代は仲間に拳を向けることへの悲しみ、そうせざるを得ない状況にさせたハイグレ魔王たちへの怒りを滲ませて強く踏み込んだ―――のだが―――。 「……ざぁんねん❤ ハイグレっ❤」 「なっ!!?」  ―――その動きを読んでたように、余裕たっぷりにガニ股でハイグレポーズをした杏は、いつの間にか隠し持っていた洗脳光線銃を抜くとそれを智代に向けて撃った。 「智代!!」  杏に浴びせかけられたものと同じ光が智代を包んだ。  その光景に岡崎は悲鳴の様に声をあげた。 「くそっ! ハイグっ……! 負けるもの、か! ぐぅうう! はいぐれっぇ……!」  銃の光を浴びても尚、智代は強く意識をもってガニ股になりそうなのを耐えると、その細くもありムチムチの足で杏の手にしていた銃を蹴り落とした。   「きゃっ!」 「っ! はいぐっっぅ! まだ、っ!」  そのまま智代は杏に迫り、今度こそと拳を握るのだが、天井の設置された巨大洗脳装置からの光を、杏と同じく浴びてしまう。   「な! あ……あああああ!!」  響く絶叫。  光が智代を包んでいき、岡崎か、それとも他の誰かかの「嘘だろ……」という呟きを追うようにして―――。 「ハイグレっ❤ ハイグレっ❤ ああぁん❤ 智代も魔王様の手下になりまぁっす❤」 「やったぁ❤ ハイグレっ❤ 智代も一緒に手下になってくれたぁ❤ ハイグレっ❤」  ―――二人は並んで、ガニ股になり股関節のラインで手をスライドさせてハイグレ魔王へ媚びて忠誠を誓いだしていた。  その二人の顔には恍惚の色が浮かび、智代の体操服も、杏と同じレオタードのような衣装になりその股間を濡れていた。  その姿を見て、絶望しながらも岡崎は直ぐに動いて声をあげた。 「春原!! みんな! 逃げろ! このままじゃ全員やられる!」 「「「!!!」」」  岡崎の声に一瞬遅れて春原たちが逃げ出す。  しかし―――。 「逃げるということは試合放棄ねぇ? そ・れ・な・ら❤ ハイグレ奴隷1号、2号っ! 全員洗脳しておやりなさぁい!」 「「はぁい❤ ハイグレ魔王さまぁ❤ ハイグレっ❤」」  ―――逃げす訳もないと、杏と智代に洗脳命令を下した。  まずは忠誠のハイグレをして、興奮にマン汁を垂らした二人は光線銃を両手に持って、逃げようとする生徒たちを追いかけては容赦なく洗脳していく。 「はいはーい、逃げないの……よしっ❤ 追いついて、えーいっ❤ ハイグレっ❤」 「ぎゃぁあああ!!」 「お前ら全員ハイグレ魔王様に忠誠を誓って貰うぞ? ハイグレっ❤」 「助け、ぃやぁあああ!!」  二人の身体能力は圧倒的であり、もともと少なかった岡崎の仲間たちはどんどん捕まっていく。  一人洗脳するたびに、並んでハイグレポーズをキメているのに、体育館から逃げられもしない。  絶望する岡崎たちだったが、たった一人、椋、杏の妹が、姉の前に立ちはだかり手を両腕を広げた。 「お姉ちゃんもうやめて! ハイグレ魔王なんかに負けないで! みんなで、みんなでこの学校を救おうって言ったじゃない! お願い、だから……もう、やめて……!」 「椋…………」  妹の必死の訴えが洗脳された杏にも響いたのか動きを止めた。  その姿に岡崎も、椋も希望を抱いた。  いくら洗脳されたとしても自分たちの絆は負けやしないんだ、そう思った次の瞬間―――。 「や~だっ❤ だってぇ、杏はぁ、ハイグレ魔王様のハイグレ奴隷一号だしぃっ❤ ハイグレっ❤ ハイグレっ❤」 「おねえ…………ちゃん……」  ―――杏は、小ばかにしたような笑みを浮かべて、舌を「ベー」っと子供っぽく出すと両手に光線銃を持ったままハイグレをして見せてから、それらを妹に向けた。  離れた位置で洗脳を続ける智代が「私がハイグレ奴隷一号だぞ!?」などと張り合っていたが誰も聞いていない。  そして、一瞬でも生まれた希望を踏みつぶす様に杏の手にした光線銃から光線が発射されていき、椋を包んだ。  血を分けた姉に裏切られた絶望から悲鳴すら上げない椋だったが、光を止んだ頃には―――。 「ハイグレっ❤ ハイグレっ❤ ふあぁあ❤ お姉ちゃんっ❤ ハイグレ、これ❤ きもちぃ❤」 「でしょっ? ハイグレっ❤ 姉妹揃って魔王様の手下になれて嬉しいわ❤ ハイグレっ❤」  ―――服装も変化して、姉妹揃って股間部分の布に染みを付けてハイグレをする二人がいた。  杏は、妹を連れてパンスト兵のもとに駆け寄っていく。  姉妹揃って、並んでのハイグレを見せて洗脳完了の報告をする。 「ハイグレっ❤ 妹の椋も無事に洗脳完了しましたぁ❤ 姉妹ともどもこれからもお仕えいたしますぅ❤ ハイグレっ❤」 「ハイグレっ❤ ハイグレっ❤ ハイグレ奴隷三号❤ よろしくお願いいたしますぅ❤ ハイグレっ❤」  甘ったれた声を漏らしての姉妹ハイグレ。  そんな二人は、パンスト兵に頭を撫でられ、「よくやった」と褒められると―――。 「「ありがたき幸せ❤ ハイグレぇぇえ❤❤ イクぅうう❤」」  ―――仲良く声をあげて絶頂していた。  腰をガクガク、ヘコヘコさせてシンクロしたように潮吹きアクメをしてヨダレを垂らしている。 「お姉ちゃんっ❤ あ❤ これ、気持ち良すぎぃ❤」 「ハイグレの凄さっ❤ わかった、でしょっ❤」  可愛らしい顔なのに、そこに浮かぶのはだらしない笑みだった。  一回ハイグレをする度に絶頂していくような状態で、二人は競うようにハイグレを繰り返していた。  そんな二人を余所に、「私が一番魔王様のお役に立てるんだ!」と残った生徒を智代は洗脳していった。 「全員の洗脳終了しましたぁ❤ ハイグレっ❤ 智代も褒めて❤ ハイグレっ❤」  かつては決してしなかった媚びた声をあげる智代。  腰を揺らし、ケツを揺らしながらのハイグレ。  無様な姿を見せていき、藤林姉妹の様に頭を撫でられると、それだけで―――。 「ハイグレぇぇえええ❤ いくぅうう❤」    ”ぷっしぃいいい❤”    ―――ハイグレポーズをキメながらの絶頂をしていた。  そうなると気づけば体育館にまとな生徒は岡崎のみ、という状況になっていた。  誰も彼も洗脳済み、嬉しそうにハイグレをしていく生徒たち。  悪夢としか思えない光景に、岡崎は逃げることもしないで膝をついてしまっていた。  その背中に歩み寄る杏、その手には洗脳光線銃が握られている。   「杏……頼む、正気に戻ってくれ……」 絶望した表情のまま、岡崎は懇願した。 自分たちは仲間だったはず、そんな洗脳には負けないでくれ、と。 しかし、そんな言葉ももう杏には届かない 「ハイグレっ❤ ふふ、だぁいじょうぶ❤ 朋也も直ぐにハイグレの良さがわかるから❤」 「杏っ!」  嬉しそうにハイグレポーズを決める杏、そのまんこからはもうお漏らしのようにマン汁が垂れていた。  媚び切った笑みを浮かべる彼女は舌なめずりをしながら―――。 「魔王様の支配して頂いて、ハイグレ奴隷になるって本当に気持ち良いのよ? ほら、椋だってもうハイグレのと・り・こ❤ だから、朋也もすぅぐに私たちの仲間にしてあげる❤ ハイグレっ❤」 「ぃ、いやだ、やめろ……やめてくれ……!」  ―――ハイグレの素晴らしさを語っていく。  岡崎は腰が抜けてしまったのか、尻もちをついたままズリズリと逃げようとしていく。  それを杏は―――。 「ハイグレっ❤ ハイグレっ❤ イクっ❤ ハイグレっぁ❤ イクぅ❤ ハイグレ❤」  ―――ガニ股でハイグレをしながら追っていく。  正気を失い、イキながらマン汁を垂らしていくかつての仲間に恐怖する岡崎。  その彼に向かって杏は憐みの笑みを浮かべた  それは無知なる相手を見る目。 「これで、私たちはこれからも仲間よ❤ ハイグレっ❤」 「あ……ああ……やめてくれ……杏っ! あ……あああああ!」  悲しそうな哀れんだ視線、それはどんな思いからの表情かはわからないが、彼女は岡崎に向けて引き金を引いた。  絶望の叫びは直ぐに消えてしまう。  数分後には、また一つ「ハイグレ」の声が体育館に加わることになったのだった。  ―――。    ――――――。 「はいっ! 朝だからってだらけないの、みんな声をそろえてハイグレっ❤ イクっ❤」 「「「「ハイグレっ❤」」」」  完全に光坂高校はハイグレ魔王に支配されることになった。  生徒たちは校舎内で寝起きをして常に魔王への忠誠のハイグレをしていた。  そして、寮母であった相良美佐枝もまた洗脳され、今は杏、椋、智代らの前でハイグレ指導をしていく。  美人とは言え、歳のいった女性ながらキレの良いハイグレをして行き、生徒たちにお手本を見せていく。  マン汁を垂らして、ハイグレレッスンをしているとパンスト兵がやってきて、熱心にハイグレをしている美佐枝の頭を撫でると―――。 「きゃぅぅぅん❤ ありがとうございましゅぅ❤ ハイグレっ❤」  ―――かつては生徒会長だったなどと信じられないような甘ったれた声を出してマン汁を垂らしながらハイグレをしていく。  杏たちもそれを羨ましそうに見つめると、自分たちも褒めて! と言わんばかりにハイグレをしていくのだった。 「ハイグレっ❤ ぃっくっ❤ ハイグレぇっ❤」  杏は涎を垂らして、長い髪を揺らして腰をくねらせる。 「は、ハイグレっ❤ ぅうう❤ イクっ❤ あ❤ はいぐ、れぇ❤」  短い髪を揺らして椋は、敏感過ぎてイキまくりながらも必死にハイグレをしていた。  そして、美佐枝に憧れている智代は、綺麗な顔に凛々しい表情を浮かべながら―――。 「ハイグレっ❤ ハイグレっ❤ ハイグレっ❤」  ―――イキマン汁を漏らすも、キレの良いハイグレを見せてくのだった。  そんな光景がこれからも、この先も続いていくことになる。 「「「「」ハイグレばんじゃーぃ❤❤」」」」

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