コズミック・イラがマジカルチンポで支配されるお話(本番) (Pixiv Fanbox)
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(前)
コズミック・イラがマジカルチンポで支配されるお話(導入)
【01:ラクス・クラインの堕落と、ヤリオのマジカルチンポチャンネルっ!】 遺伝子を調整し、生まれながらにして優れた身体能力や頭脳を持つ人類、『コーディネイター』。 自然のままに生まれた人類、『ナチュラル』。 二つの人種が入り混じって存在する時代――――それが、『コズミック・イラ』である。 コーディ...
【03:ラクス・クラインの焦燥と、メイリン・ホークによる侵食】
ラクス・クラインは焦っていた。
それはひとえに、先日の『ヤリオのマジカルチンポチャンネルっ!』で公表されたイベントが原因である。
このイベント、ラクスにとってはヤリオのチャンネルの初の動画視聴であったために、思い入れというものがあるのだ。
前回は女学校へと『招待』されたヤリオが、厳選された美少女女学生や美女教師たちに奉仕を受けて、一突きずつで処女を奪っていくというあまりにも画期的で先進的なエンターテイメントである(と、マジカルチンポに魂を侵されてしまっているラクスは本気で思っている)。
その前は、とある家庭に入り込んで、本来は大黒柱であるはずの父が玄関の土間で座り込んで粗末なチンポを勃起しながら、愛する妻や娘たちを犯されている姿を見つめるというものだった。
つまり、このイベントとは視聴者が応募をして、団体でヤリオを歓迎するというものなのである。
これが何を意味するかと言えば――――ラクス一人ではどう足掻いてもそのイベントに参加することは出来ない、ということだ。
ならば、どうすればいい。
「……コンパスの皆さんに啓蒙をしなければいけませんね」
それしかなかった。
幸いにも、世界平和監視機構コンパスには見目の整った女性が大勢所属している。
その顔立ちやラクス以上の爆乳を持ち、さらには婚約者もいることで寝取り欲求を満たすことが出来る、成熟した魅力を持つマリュー・ラミアス。
こちらもマリューには劣るもののラクスに比肩するほどの爆乳を持つ、ザフトの赤服という過去による付加価値も存在するルナマリア・ホーク。
そのルナマリアの旧友であり、こちらも『月光のワルキューレ』という二つ名を抱える優秀な兵士でありつつ多くの男を翻弄する小悪魔的な魅力を放っているアグネス・ギーベンラート。
どれもラクス・クラインに勝るとも劣らない美少女と美女たちである。
間違いなく、ヤリオの琴線に触れるであろう。
だが、どうしたものか。
いきなり『この男性の配信イベントに参加しましょう。なので、オチンポ媚び媚び挨拶を考えてもらってもよいですか?』などと持ちかけても、マジカルチンポの魅力を知らない相手ならば、ついに激務で錯乱状態に陥ったと心配されるのがオチというものだ。
『あ~、あ~。ラクス様、こちらメイリン・ホークです。頼まれていた情報、回収を終えましたのでご報告に参りました』
「っ! メイリンさん……! ありがとうございます、そのまま報告をお願いします」
そんなラクスへと、ルナマリア・ホークの実妹であり、現在は各国の非戦派が集まって作られた組織の『ターミナル』に所属しているメイリン・ホークからの連絡が来た。
メイリンは高い諜報能力を持っており、彼女に時間さえ与えてやればどんな機密も丸裸になると断言をしてもいいほどである。
優秀な諜報員のメイリンへと、ラクスは一つの命令を行っていたのだ。
それは、ブルーコスモスの首魁であるミケール大佐の所在でもなければ、きな臭くなっているユーラシア連邦周辺の新興国たちの動向でもない。
「そ、それでは……ヤリオ様の情報について、なにか新たなものを得たのですか?」
そう、政治的になんの力も持たないエロ動画配信者のヤリオの情報であった。
公私混同という言葉すら生ぬるい、才媛ラクス・クラインとは思えない暴挙である。
だが、それをおかしいと思う思考能力さえラクスには残されていない。
何度も何度も、ヤリオの動画を見続けたことで今のラクスはマジカルチンポのことしか考えることが出来ないのである。
そして、メイリンはそんなラクスの命令になんの疑問も持たずに忠実に、極秘でヤリオの情報を集めていったのだ。
『はい。動画配信者ヤリオ、本名は不定で所在はオーブ首長国連邦。周囲にはコーディネイターではなく、ナチュラルだと主張しています。身長や体重などのパーソナルデータは文書データでお送りしますね。それで、プライベートな情報ですが……』
「ごくりっ……!」
メイリンの報告はもったいぶるような言葉使いが含まれていた。
この命令自体がおかしなことであるとは言え、とても上司に行うものとは思えない芝居がかったその報告は、どこかおかしなところがある。
そんなことにも気づかず、自身がすでに心酔している男性の情報を得られるという興奮に至っているラクスは鼻息を荒くして、その奇跡の歌声をもたらすように『設計』されている白い喉を鳴らしてメイリンの言葉を待つだけだった。
『彼は、自身の侍らせる女性のスペックを非常に重要視しますね』
「……と、言うと?」
『言うならば、ただ美しいだけ、ただ身体が淫靡なだけでは興味を抱きづらいということです。その女性が持つ能力や、その能力に準じる肩書に興奮を抱く節があるとでも言いましょうか……?
例えば、前々回の配信でオナホ採用されている女性はオーブの女性政治家で、社会的地位の高い女性です。犯している際に何度も自身を卑下させる言葉を口にするよう命じていたのは、そんな社会的地位の高い人物を媚びさせることに愉悦を覚えているからでしょう』
「な、なんてこと……! 全く気づきませんでしたわ……!」
『……ふふふっ❤』
この報告を聞けば簡単に気づけることだろうが、メイリンはすでにヤリオのマゾ牝に堕ちている。
なんなら、ラクスよりも先に『オナホ』として使用されているほどだ。
一時期は短くしていた髪を再び伸ばして、幼さすら感じさせる『ツインテール』に戻したことも、ヤリオに自室で犯してもらった際に飾っていた写真を見て、『あ~、こっちの方が手綱に出来るしマゾ牝には似合いそうじゃね?』と適当な言葉を口にしたことが原因なぐらいだ。
今も、そうだ。
ラクス・クラインという最上級の獲物を、最上級の方法でヤリオが『いただける』ように調整しているだけに過ぎない。
そのための種を、どんどんとメイリンはラクスへと植え付けていくのだった。
『それから、これは調査を進めるうちに気づいたことなんですが……』
「なんでしょうか? 彼に関することなら、余すことなく報告をお願いします」
『はい。どうも、彼にオナホとして利用していただいた女性は、皆がその後に能力を向上させている傾向にあります。女性パイロットならばその操縦技能が向上し、女性政治家ならば頭脳が冴えているかのような政策や立ち振舞を行う、とでも言うんでしょうか。あくまで傾向に過ぎず、確定情報ではないのですが……』
「まあ……! ヤリオ様のオチンポ様には、そんな魔法のような能力が……!?」
『可能性は高いと思われます、偶然で片付けるには数が多すぎますので』
「それは……まさしく、王の資質というものでは……?」
これは事実であった。
不思議なことだが、マジカルチンポに犯された女は非常に集中力が増すのである。
それは神秘的でオカルト的な、現在の人間には数字で表すことの出来ないものなのだった。
一種のカリスマと言っても良いだろう。
それを聞いて、ラクスは明確に目をキラキラと輝かせたのである。
あまりにも無邪気で考え足らずな、ラクス・クラインという女からは本来ならばもっとも遠い反応であった。
マジカルチンポは、天才を凡夫に落とす呪いなのである。
そして、凡夫に堕ちてもラクスは天才と呼ばれるに相応しい支配者の素質を持つ女傑だ。
その独自の感性は、一つの結論を導いた。
「……この世界を、ヤリオ様に統べていただければ戦乱の時代は終わるのではないでしょうか?」
ただヤリオに媚びてマジカルチンポを恵んでもらうという普通のマゾ牝では至らない、全人類の頂点にヤリオが立ってより良い世界を作るべきだという考えである。
あるいはそれは、ラクス・クラインという女からは切り離すことの出来ない――『救世主』的な思考なのかもしれない。
『コーディネイター』を越え、『スーパーコーディネイター』などという紛い物ですらなく、地球人類を救うべしというコンセプトから生み出された『アコード』――その中でも頂点に並び立つツガイの一匹として生み出された、王の才。
ラクス・クラインは、マジカルチンポに堕ちてもその性根を素にして構成されている。
例えそれが歪んだ形であったとしても、ラクスはラクス・クラインであるという証明でもあった。
『以上が報告になります。詳細は別途のデータで送っていますので、ご確認ください』
「ありがとうございます、メイリンさん」
ぷつり、と通信が切れると、ラクスは静かに目をつぶった。
覚悟はすでに決まっている。
後は、どのように『演出』をするのかということを考えるだけであった――――。
◆
【04:ヤリオの嘲笑と、コンパスの崩壊】
ヤリオには無数のマゾ牝がいる。
文字通り、全世界に、だ。
地球上はもちろん、コーディネイターたちの住まうプラントでもそうであり、恐らく今もっとも世界で差別や偏見を持たずに接することがで切るコンテンツは『ヤリオのマジカルチンポチャンネルっ!』だと断言しても良いほどである。
「おしおしっ! ついに、ついに来たぜぇ! あのラクス・クラインを犯すビッグイベントがよ! 本当によくやったよメイリン!」
「あぁっ❤ ありがとうございますっ❤ コンパスにヤリオ様のオナニー動画を配布した甲斐が、んひぃぃっ❤ あ、ありますぅぅっ❤ お、お礼に、もっと私にオチンポ様を、ぉぉおぉっ❤」
「へへ、わかってんよ! たっぷりとオレのマジカルチンポを味わいな!」
「んひぃぃっ❤ と、届いてるぅっ❤ 一番奥にぃ❤ オマンコの奥ゴリゴリしながら、オマンコの道をガリガリ削られるの、き、気持ちいいぃ❤ カリ高な牝殺しチンポ、好きぃぃっ❤」
その中には、ターミナルの一員であるメイリン・ホークも含まれていた。
ヤリオはベッドに寝かしたメイリンを正常位の姿勢で犯しながら、タブレットに繋いだ大画面のモニターである画像をスライドショー形式で見つめていく。
「ククク……本当に、コンパスにはエロい女が多すぎるなぁ♪ どいつもこいつも、オレの使用済みコンドームが欲しいってキス待ち顔を送ってきやがるんだからな♪」
「あぁんっ❤ お、お姉ちゃんも、ラミアス艦長もぉ❤ パートナーが居るはずなのに、こんなエッチな顔を送ってくるなんてぇ……❤ 本当に、ヤリオ様のオチンポは罪作りですね❤」
その大画面モニターには、コンパスに所属している美女たちの卑猥なキス待ち顔がどんどんと流れてきていた。
コンパスでは重鎮とも言える英雄マリュー・ラミアスも、メイリンの姉であり優れたパイロットであるルナマリア・ホークも、例外なく『ヤリオ様の使用済みコンドームをくださいっ❤』と媚びるようにキス待ち顔を自撮りしてDMで送ってきていたのである。
使用済みコンドームどころか生ハメチンポを味わえているメイリンは、なんとも優越感に満ちた顔で自身の姉や、二度の大戦を生き抜いた英雄艦長であるマリューのキス待ち顔へと嘲笑を向けるのだった。
「それはお前も同じだろ、メイリン? パトリック・ザラのイケメンな息子くんといい関係だったんじゃないか?」
「んぅっ❤ そ、そんなことないですよぉ❤ 一瞬だけは良いかもなぁって思ったけど……内面に問題有りすぎて、すぐに冷めちゃいました❤ それに……あぁんっ❤ このオチンポを知っちゃったらぁ❤ コーディネイターのバイブチンポもナチュラルの粗チンもぉ❤ どうでも良くなっちゃいます❤」
「くははは! ば、バイブチンポか! 良いこと言うじゃないか! まさか、コーディネイターのやつら、世代が進んだら子作りができなくなるなんてな! こりゃ、オレが代わりに種付けしてやってやらないとな♪」
ぶるるん、ぶるるんと腰を叩きつけるたびに卑猥に揺れるメイリンの爆乳とコンパスのメンバーのキス待ち顔を交互に見ながら、ヤリオは肉体的にも精神的にも巨大な快感を味わっていた。
メイリン・ホークには、マジカルチンポがなければただの体格の良いナチュラルに過ぎないヤリオでは手も足も出ないザフトの英雄であり忌み子となってしまったアスラン・ザラという想い人が居たのである。
そんなアスランのことを貶しながらヤリオを持ち上げさせることは、男としての自尊心をこれ以上なく満たしてくれることであった。
それも、その相手がメイリンほどの爆乳美少女なのだから、より強烈なものである。
「あぁ、アスラン・ザラでこれなら……! あのラクス・クラインに、あのキラ・ヤマトを馬鹿にさせながらオレを持ち上げさせたら、どんだけ気持ちいいんだろうなぁ……♪」
そして、画面がラクス・クラインのキス待ち顔に切り替わる。
手元のスイッチを使って、スライドショーを一時停止させて、そのキス待ち顔を見つめるヤリオは、画面できずに自身もまたキス顔に変えて――――メイリンの唇にむしゃぶりついた。
「んぅぅっ❤ じゅるるっぅ❤ れろぉ、ちゅぅぅ~~❤ ちゅっ、ちゅっ❤ むちゅぅぅ❤」
自身の厚い胸板でその爆乳を押しつぶすような『種付けプレス』の体勢でメイリンを犯しながらその唇を貪り、しかし、それでいて視線は大画面モニターに移るラクス・クラインのキス待ち顔に固定されている。
明らかに、メイリンという美少女の尊厳をずたずたに斬り裂くような行為だった。
(あぁぁっ❤ か、かっこよすぎるっ❤ ヤリオ様、かっこよすぎるっ❤ 女のことを本気で牝だと思ってるっ❤ ただの性的な玩具にすぎないと本気で考えている人間にしか出来ない、かっこよすぎる侮辱的なキス❤ 駄目なのにっ❤ こんな最低な男尊女卑思想の人を好きになっちゃいけないのに❤ 女性を軽んじる姿がかっこよすぎて、め、牝になっちゃうぅぅ~❤)
だが、当のメイリンはそのあまりにも侮辱的なプレイにどうしようもないほどに悶えていた。
コツコツと浅い腰振りで何度も子宮口をノックされることで、その牝としての全てを明け渡す心地になってしまったメイリンにとって、もはやヤリオのすることはどのようなことでも愉悦に感じてしまうものなのである。
催眠でも洗脳でもない、そうとしか思えないものでも――全てはマジカルチンポの魔性による魅力が女の全てを変えてしまうのだ。
(あぁっ、アスランさん❤ 本当に、残念ですね❤ 恋人も、仕事のパートナーもヤリオ様に奪われて❤ それも気づかないおマヌケっぷり❤ 本当に、貴方に相応しい結末ですね❤ どうか、ヤリオ様が気持ちよくシコシコパコパコできる世界のために頑張ってくださいね❤)
その改変は、メイリンという女性の性根を歪ませてしまうほどの凄まじさであった。
メイリンがただヤリオに惚れただけならば、アスラン・ザラにそのような悪意に塗れた考えは抱かなかったはずなのだが、それを容易く考えてしまう程度には『ヤリオ至上主義』であり、『ヤリオ以外の人間への蔑視』へと変えられてしまったのである。
マジカルチンポは運命を壊す魔性なのだ。
「ふぅぅ~……! ラクス・クラインの全部、貪ってやるぜ……! おらっ、射精すぞ! 全部受け止めろよ、この人間コンドームが!」
「んちゅぅぅ~❤ は、はいっ❤ 人間コンドームのメイリン❤ ヤリオ様のザーメンを全部受け止めます❤ だ、だから、気持ちよく射精してくださいぃっ❤」
そんなマジカルチンポの持ち主であるヤリオは、たっぷりと『ラクスとの妄想キス』をメイリンという玩具を使って味わったのか、射精宣言をした。
自身を女ではなくコンドーム呼ばわりされてもなお、メイリンは嬉しそうに顔を破顔させて射精を受け入れる。
そのあまりにも男に都合の良い牝としての姿に、ヤリオはニタリと性根の悪さがにじみ出た笑みを浮かべながら、思い切り子宮を突き上げる形で射精をするのだった。
「くぉぉおっ! ぉおっっ! くぅ、射精るぅっ!」
どびゅるるるるっ! びゅるるうっ! どぶびゅっ! びゅっ! ぶびゅぴゅぅうぅ~!
「おほぉぉぉぉっ❤ おぉぉ、んほぉぉっ❤ ほぉ、ぉぉおっ❤ お、溺れるっ❤ 子宮が満たされて、ふぎゅぅぅっ❤ 脳みそがおかしくなって、溺れちゃうっ❤ 精液で溺れりゅぅぅっ❤❤❤❤」
マジカルチンポの射精は、コンドーム越しであっても容易く女をアクメに導くものだ。
射精を受けると同時に、メイリンの愛らしい顔が崩れていく。
それを子宮に注がれるのだから、メイリンの快感は凄まじいものである。
その大きな瞳はぐるりと裏返り、大きく開かれた鼻からは鼻水が流れ出す、なんとも無様なアへ顔へと変わっていくのだ。
「おぉぉ~……! いいぞぉ、しっかり搾り取れぇ……!」
「おほぉ、ほぉぉ、んほぉぉ~~……❤」
そんな快感の嵐に悶えるメイリンを無視するかのように、ヤリオはぶるぶると腰を震わせながら精液を一滴も残さずに子宮へと注ぎ込んでいく。
その射精は非常に長いものだった。
人間の射精というよりも、犬や豚と言ったほうが納得できるほどの長さだ。
とは言え、永遠に続くわけではない。
たぷたぷと揺れる巨大な金玉に相応しいその長い射精が終えて、ヤリオはメイリンのオマンコからそのマジカルチンポを引き抜いていくのだった。
「ふひぃ~……えがった、えがった……♪ おい、いつまで寝てんだ。オチンポ様を綺麗にしろ、それが役目だろ」
「は、はひぃぃっ❤ オチンポビンタ、ありがとうございますっ❤ メ、メイリン・ホーク❤ オチンポお掃除、させていただきましゅっ❤ はっ、はっ❤ んんぅ、んんぅぅ~~❤」
そして、ヤリオはアへ顔を晒しているメイリンの頭部にチンポでペチペチと叩くと、メイリンは全身を大きくいななかせて、その差し出されたチンポへと舌を伸ばしていった。
頭上から額を叩かれているのだから、どれだけ伸ばしても鼻より上まで届くことも出来ないその舌がなんとも無様で、あの聡明な頭脳を持つ天才的な諜報員のメイリンとは思えない。
そんな無様な姿に自身のチンポがさせたのだと思うと、ヤリオはそれだけで再びチンポを勃起させるほどの精神的な興奮を抱いてしまうのだった。
「……おっ、動画だ。一緒に見ようぜ、メイリン。お前が落とした、コンパスの終わりをよ♪」
「は、はいっ❤ わかりました❤」
ヤリオはコンパスの美女たちが披露したキス待ち顔のスライドショーから、そのコンパスのトップ――――すなわち、ラクス・クラインから送られてきた動画をモニターへと映し出した。
すでに、その顔には隠しきれない愉悦の表情で染められている。
「マジで上手く行ったよな……こいつら、身内のSNSで情報交換してるんだろ?」
「そうですね❤ 匿名アカウントも含めて、毎日毎日ヤリオ様のことばかり書き込んでいます❤ お目当ての総帥は他の人に明かせて居なかったみたいですけど……お姉ちゃんやマリュー艦長、それにあのヒルダ隊長でさえも、頻繁に『女子会』でヤリオ様の話題で盛り上がっていたみたいですしね❤ もちろん、世界の平和を守るコンパスの人材がオチンポ様に夢中などと、同じマゾ牝である同志以外に公言できるわけもないので……いわゆる、公然の秘密というものでしょうか❤」
コンパスはすでに堕ちており、ただ、ヤリオが直接犯していないというだけの状態だった。
そして、その犯す瞬間が来ようとしているのである。
ヤリオは顔に張り付いては消えてくれないニヤついた表情で、その大画面モニターでラクスから送られてきた動画を再生するのだった。
『私は、世界平和監視機構コンパス総帥、ラクス・クラインです。『ヤリオのマジカルチンポチャンネルっ!』のチャンネル主であられるヤリオ様、お初にお目にかかります。本日は、貴方様の動画に参加させていただきたく、この度はこのような動画を送らせていただきました』
大画面モニターには、その美麗な顔をズームで映し出されるラクス・クラインの姿があった。
髪を下ろした姿ではなく、ヤリオも幾度か見たことのある髪を上げて整えている公的な姿であるのだが、少しだけ奇妙なものがある。
それは、首元と肩にあった。
衣服が見当たらないのである。
それだけならば、単純に肩を出した少し露出度の高いドレス姿かもしれないと思うだろうが、しかし、マジカルチンポの力を誰よりも知っているヤリオはその意味をすぐさま理解し、その歪で醜悪な笑みを更に深めていく。
その理解を肯定するように、徐々にカメラが引いていく。
すると、そこには――――。
「あら、まあ❤」
「ふははは! こ、これは……いい眺めだ! さすがはラクス・クライン! ポルノ映像を作らせても一流だな!」
――――全裸で正座をした、ラクスとコンパスの女性メンバーが映し出されたのである。
『卑小の身である私には、どのような手法を取れば貴方様の感心を買えるのか、中々思い至りませんでした。
それ故に、大変失礼ではありますが、妥協の産物であるこのような形で懇願をさせていただきます。
ヤリオ様。
どうか、どうか、このコンパスの面々を……その御威光で、お照らしくださいませ❤ そのオチンポ様で、足りない頭の我々を教育くださいませ❤ そのザーメンで、未熟な牝をお導きくださいませ❤ 我ら迷える子羊は、ヤリオ様という偉大な羊飼いを求めているのでございます❤
どうか、どうか……このように、伏して願いますっ❤』
いや、全裸で正座をしているだけでは終わらない。
ラクスが、そのたおやかな指先はゆっくりと前へと突き出すと、そのまま顔を床へと向けて下ろしていったのだ。
全裸土下座である。
『『『どうか、お願いいたしますっ❤❤❤❤』』』
そのラクスに合わせて、マリュー・ラミアスが、ルナマリア・ホークが、アグネス・ギーベンラートが、ヒルダ・ハーケンが、同じように床に頭を擦り付けたのである。
ラクスを頂点として、恐らくはラクスが『性的な魅力に優れつつ、その他の才能に満ちている人物であろう』と判断をした順番にピラミッドを作るように並べられていた。
すなわち、全裸土下座ピラミッドだ。
『また、ここにすでに我々がヤリオ様のマゾ牝の一因であることを示すために……忠誠のダンスを踊らせていただきます……❤
あ、そ~れっ❤』
『『『ふりふりっ❤ ふりふりっ❤ ふりふりぃ~んっ❤』』』
ラクス・クラインが主導して撮影されている無様動画はそれだけで終わらない。
ラクスの合図とともに、コンパスの美女たちが一斉にそのぷりんとしつつも迫力のあるデカ尻を持ち上げると、『ふりふりっ❤ ふりふりっ❤』と勢いよく左右に振り出したのである。
しかも、ピッタリと揃っているだけのはその掛け声だけではなく、尻を無様に揺らす動きまで一つの生き物のようにタイミングぴったりに左右へ振っているのだ。
こんなものが何もせずに行えるわけがない。
つまり、何が言いたいかと言うと。
コンパスの美女たちは、ヤリオに媚びて確実に今回の『イベント』に選んでもらえるように、この無様すぎる全裸土下座+尻振りダンスを『練習していた』ということになるのだ。
「ク、ハハハハ! ば、馬鹿だ! こいつら、本物の馬鹿だぞ、メイリン!」
「さ、さすがにこれは私でも引いちゃいますねぇ❤ ちょっと、オチンポをお預けしすぎたっ……って、うわっ❤ お姉ちゃんったら、嬉ションしてるみたいに潮吹いちゃってる❤ 無様すぎるんじゃないかな、それっ❤」
さしものヤリオでも見たことのない無様すぎる出し物に大笑してしまい、メイリンもまた思わずお腹を抱えて笑いだしてしまった。
しかも、その最中にラクスの後ろでマリューとともに二人並んでいた実姉のルナマリアが無様な潮吹きアクメをキメたものだから、なんとも悪意に満ちた嘲笑を漏らしてしまう。
「ここまでされては……クククッ! さすがに無視はできんな! ラクス・クライン、抱いてやろうではないか!」
最初からそのつもりだというのに、ヤリオはなんとももったいぶった言い方で次の獲物をコンパスにすると、確かに宣言をした。
その日には、この全裸土下座と尻振りダンス以上に無様な言葉を口に出させてやると決意する。
あの救世主、間違いなく後の世の世界史の教科書に乗ることが決定づけられているラクス・クラインを犯せる悦びに、ヤリオはそのマジカルチンポを固く勃起させるのだった――――。
◆
【05:ラクス・クラインの服従と、ヤリオの絶頂】
コンパスの女性メンバーたちほぼ全員でヤリオを迎え入れるとなると、その会場は非常に限定されてくる。
まず第一に、世界平和監視機構コンパスであるということが明確にバレては問題となる。
これは、ヤリオが女性の社会的地位を貶めるような行為を嫌うためだ。
カガリをハメ潰した際にも下品なサングラスとマスクを着用させながらの動画内に登場させたように、あくまで見るものが見れば、『あれ、ひょっとしてこれって……?』と分かる範囲に留めることを好むのである。
それは、ヤリオの中にある『陰の実力者』志向の現れと言っても良いかもしれない。
かつての大戦でその姿を表に引きずり出された、歴史を裏から操っていたとされる死の商人『ロゴス』のような振る舞いにロマンを感じているのだろう。
そんなこともあって、コンパスの関連施設を用いるのは避けるべきだとされた。
そこで選ばれたのが、ラクスが実父シーゲル・クラインより受け継いだ財産の中に存在する隠れアジトであった。
軍事施設も兼ねているそこは現在閉鎖されているものの、そこは世界平和監視機構コンパスの総帥であり、人類圏においてはまさしく救世主がごとき発言力を持つラクスが強硬的な行動を取れば、少なくとも『パーティー』の会場とするには十分に利用できるものであった。
「ふぅぅぅ~~❤ ふぅぅぅぅ~~~~❤❤❤❤」
その会場で今、ラクス・クラインはここ数ヶ月での『悲願』が達成されようとしていた。
その身に纏うものは、ラクスが一人の人間として公的な場に出る際に着込んでいく覚悟を決めた服装である。
今はなき日本の色を感じさせる、ミニスカ羽織とでも言おうか。
第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦や、ダイダロス・レクイエム攻防戦などでも着込み、公式的な声明を出している際にも纏っていたその衣装はあまりにも有名なものである。
そんな、ラクス・クラインという後世に名を残すであろう英雄のコスチュームは、一種の神聖さすらまとい出しているのだが――――今回に限り、その神聖なイメージは一切感じさせないものであった。
「くくくっ……いい姿だなぁ、ラクス・クライン様♪」
「ほ、本日は、お越しください、まことにありがとうございますぅっ❤」
トロトロに甘く蕩けた声で、ラクスはヤリオへと媚びへつらった印象さえ与える挨拶を行う。
ヤリオの嘲笑を向けられるほどに、ラクスは自身の身体が溶けていくほどの強烈な快感を覚えてしまう。
これは、ラクス自身にマゾ牝としてのマゾ性癖が芽生えていることで崇拝するヤリオに貶されて感じていることも理由であるが、もう一つ、ヤリオの表情から彼が持つ『無様な女をあざ笑う』という性癖が満たされていることがわかったからだ。
(メイリン……貴女は流石ですね❤ 我々の……改造制服ガニ股捕虜ポーズでの出迎えを、ヤリオ様はひどく悦んでいるようですわ❤)
今、ヤリオの性癖をメイリンからのタレコミでいくつも得たラクスたちは、最高で最低な出迎えを行っているのだ。。
まず、出迎えの陣形。
コンパスの女性メンバーたちは、『どうか私達を犯してください❤』という最低最悪の、それこそ流出してしまえば世界平和監視機構コンパスの威権が瞬く間に失墜し、ひいては英雄ラクス・クラインの威光も失って世界をさらなる混沌の時代に落としかねないあの無様映像と同じで、ラクスを頂点としたピラミッド型のフォーメーションを組んでいた。
ただし、今回は全裸土下座ではなく、普段着込んでいる衣装をミニスカ&胸元の谷間丸見えのものへとドスケベ改造した痴女コスチュームで、さらにはエロ捕虜のポーズを取っているのである。
エロ捕虜のポーズとは、足をピタリとくっつけたまま足を菱形に外股で開いて奇妙なガニ股となり、それでいて中腰に腰を落として足で作る菱形を大きくした後に、その両手を後頭部で組むことで一切の抵抗を行わないということを示しているのである。
足を揃えることで急な動きを出来なくし、後頭部で手を組むことで基本的な攻撃も行えない、まさしく全面的に降伏した捕虜のポーズだった。
コーディネイターとナチュラルのかつての戦争は過激化して、互いに捕虜さえもいるものかと降伏している人間への攻撃すらあった、あまりにも野蛮な過去もあるが――ヤリオは、このようなスケベな捕虜を受け入れるのが大好きなのである。
「まずは、出迎えのお下品ダンスを受取くださいませ❤ ほっ、ほっ❤ おほぉぉ~~❤」
『ほっ、ほっ❤ おほぉぉ~~❤』
そして、より盛大に『恥』をかこうと、ラクスの号令一下にコンパスの女性メンバーたちは一斉に腰を前後に振っていく。
それは足を合わせるように閉じているために、膝を上手く使うことも出来ず純粋に腰の動きだけで行われるドスケベダンスであった。
しかも、恐らくはその爆乳を包んでいるブラジャーもつけていないノーブラ衣装なのか、『ぶるるんっ❤ ぶるるんっ❤』と激しく揺れる様子がなんともエロティックであった。
さらにそれだけでなく、あまりにも激しいドスケベダンスであるためにスカートの裾がズリズリと上へと上がっていくことで、ブラジャーだけでなくパンツをつけていないノーパン状態だということもわかるのだった。
「ははは! ほ、本当に変態だな、お前らは! そんなにオレのチンポが欲しいなんて……うんうん、良いじゃないか! 男冥利に尽きるってものさ!」
「お喜びいただき、ありがとうございますっ❤」
『ありがとうございますっ❤』
それをヤリオが下品にも手を叩いて喜んで見せると、その馬鹿にされているはずのラクスたちもまたなんとも嬉しそうに、そして、淫らに笑ってみせた。
ヤリオの配信を見てマジカルチンポの魔性に侵されてしまっている今の彼女たちは、もはやかつての凛々しく誇り高い、使命というものを帯びていた存在からは遠くかけ離れてしまったことの、何よりの証明である。
「よし、それじゃまずはラクスからだな。お前らが用意した、この下品なピンク色の丸ベッドに上がってこい。たっぷりと愛してやるよ♪」
「は、はいっ❤ありがとうございます❤」
撮影機能を持つ特殊ドローンが複数台ブンブンと飛び回っている中で、ヤリオはベッドの上にあぐらをかいて座り込み、ラクスを指名した。
ラクスは『陶酔』という言葉がよく似合うほどに顔を蕩けさせて、あまりの興奮でフラフラと危なげな足取りでゆっくりとベッドの上へと乗っていく。
そして、あぐらをかいている
その姿は英雄としてのラクス・クラインではなく、一人の乙女としてのラクス・クラインの姿であった。
(うぉぉっ……! こ、これが、ラクス・クライン……! あの英雄が、歌姫が、俺の前に……! 胸デカすぎんだろ……矯正下着とかで抑えつけてたのか? ククク、こんだけデカけりゃ清純な歌姫や毅然とした英雄の振りなんて出来ないか。誰がどう見てもドスケベ娼婦だもんな)
あのラクスとベッドの上で向かい合っているというだけで、多くの男にとってはたまらないほどの興奮を覚えるだろう。
それは、数多もの美少女や美女をマジカルチンポで堕としてきたヤリオであっても例外ではない。
ドキドキとまるで学生の頃に戻ったかのような胸の高鳴りを覚え、その高鳴りはチンポにも伝わってすでに大きく勃起していたチンポがズボンの下でさらに大きくなっていくのを感じた。
今の時点で忘れることの出来ない最高のセックスになると確信するものだったが、しかし、マジカルチンポを持つヤリオならば、もっと最高のセックスを演出できるのである。
「後は……その後ろの爆乳、マリューとルナマリアもサポートに入れよ。オレのセックスはハーレムプレイが基本なんだからな!」
「あぁっ❤ ありがとうございますっ❤」
「トップバッターじゃないのは残念だけど……精一杯ご奉仕しますね❤」
そう、他のメンバーを利用したハーレムセックスである。
ヤリオはラクスの他にも注目をしていた、ラクス以上の爆乳とデカ尻、どこか落ち着いた雰囲気の顔立ちが成熟した魅力を感じさせるマリュー・ラミアスと、ラクスに比肩するほどの爆乳を持ち、さらにはザフトの赤服という高い身体能力と実績を持つルナマリア・ホークもまた自分自身に侍るように指示を出したのだ。
「やり方は、オレの動画を見てきたんならわかるな? 後はテキトーにアレンジを加えてやりゃいいから、たっぷりオレを楽しませろよ」
「はぁ~い……❤ なんの役にも立たないと思っていた私の爆乳だけど、貴方の動画を見てからいろんなテクニックを覚えたので、たっぷりとご奉仕しますね……❤」
「ラミアス艦長のやわやわな規格外のナチュラル爆乳には負けるけど……❤ ハリに関しては自信があるから、弾力たっぷりのコーディネイター爆乳で楽しませてみせまぁ~す……❤」
中身も何も無い指示に対して、マリューとルナマリアはあまりにも淫靡な表情を浮かべながら、背後からヤリオへと抱きついて『むぎゅぅ~っ❤』とそのノーブラ爆乳を押し付けていく。
ルナマリアの申告通り、マリューはまさしく熟れた果実と呼ぶに相応しい実りに実った大きさと『ぐにゅにゅぅ❤』とどこまでも沈んでいくような柔らかすぎる感触が魅力である。
一方で、ルナマリアはサイズこそ劣るものの、まるでヤリオの身体を弾き返して前へと突き出そうとしていると誤解してしまうほどの瑞々しい弾力が持ち味だ。
ヤリオはその二つの異なる爆乳の感触を背中で味わいながら、指名されなかった他のメンバーへとも偉そうに指示を出していく。
「他の奴らはオナって見てろよ。なに、いつも画面の前でしてるように、オレへと感謝しながらガチオナすりゃいいからな」
『ありがとうございます、ヤリオ様っ❤』
くちゅくちゅ、もみもみ❤
『きゃぁ~❤』と黄色い歓声を上げながら、他のメンバーたちはエロ捕虜のポーズを解除して、その場で立ったまま自身のおっぱいと股間へと手を素早く伸ばしていく。
マジカルチンポの極まった魔性は、もはやチンポではなくヤリオの顔や姿を見るだけでも十分なほどの興奮を掻き立てていったのである。
卑猥な音と、発情した牝の臭いがどんどんと巨大なホールの中に立ち込めていく。
この臭いが、ヤリオはたまらなく好きなのだ。
「それじゃ……ラクス。まずは、挨拶のキスからだぞ」
「はいっ❤ よ、よろしく、お願いいたします❤」
「マリュー、ルナマリア。ズボンと下着を脱がして……ラクスにチンポを見せつけてやりな」
そう言うと、あぐらをかいていたヤリオはスクリと仁王立ちになる。
体格はいいものの、脚の長さ自体は平均的なヤリオの股間がちょうどラクスの頭上に位置する。
これは、ラクスが足長美人であるために胴の長さだけならば小柄な少女のようになるためだ。
ドキドキ、と。
ラクスは胸と子宮を高鳴らせながら、瞬きすらせずに目を見開いてその股間を注視していた。
あまりにも卑しいその姿は、同じマゾ牝であるマリューやルナマリアでも思わず笑ってしまうほどであった。
「ふ、ふふふ……❤ ラクスさん、よぉく見ててね……❤ ごくりっ……❤」
「ラクス様、必死すぎ……❤ はぁ~い❤ マジカルチンポ様ぁ……ご開帳ぉ~❤」
じじじじ~…………ぼろぉぉ~~んっ❤
「はぅわぁ❤ わ、ぁぁっ❤ ふわぁぁ~…………❤ こ、これが……リアルな、オチンポ様……❤ すんっ❤ すんすんっ❤ はぁ、すぅぅぅ~~❤ はぁぁぁ~~❤」
苦しそうにズボンの中から飛び出てきたチンポは、あまりにも大きかった。
まさしく魔性、偉大な人物の進むべき道を阻害する人類の天敵そのものの魅力を放っている。
その大きさが、その太さが、その長さが――――何よりも、その匂いが、『女を殺す』ためだけに作られているかのようだった。
「すぅぅ~~~~❤ はぁぁ~~~~❤ すぅぅ~~~~❤ はぁぁ~~~~❤」
何度も何度も、眼前に突きつけられたチンポの裏側の匂いをラクスは深呼吸をするように大きく吸っていく。
ナマと映像の最大の違いは、言うまでもなく匂いである。
多くの映像でその形や逞しさを称える、幸運にもオナホに選ばれたマゾ牝たちに強い共感を覚えていたラクスであったが、唯一マゾ牝たちが褒め称える匂いの魅力というものだけはわからなかった。
嫌々ではあるが、近いものを感じられるのではないかと同性をしている恋人、キラの使用済みの下着の匂いを嗅いでみたものの、不快感しか覚えなかったのである。
これは、マジカルチンポに魅了されたラクスの中に芽生えた、『ヤリオ以外の男への嫌悪感』というものが原因の一つではあるが、何よりもマジカルチンポが放つ媚薬ならぬ媚香は、他の何物にも例えられない唯一無二のものであるからだ。
「ほらほら、ラクスさん❤ いつまでも、すんすんっ❤ 匂いを嗅いでないで❤」
「そうですよ❤ 確かに……すぅぅ~~、はぁぁ~~❤ とってもいい匂いですけどぉ、挨拶のキスも出来ないようじゃ、マゾ牝失格ですから❤」
「あっ……も、申し訳ありません❤ こんな醜態を……❤」
「いやいや、気にしなくていいって。オレのチンポを見たらだいたいの牝はそうなっちゃうからさ。まっ、あのラクス・クラインも普通の女の子ってことだね♪」
「……お優しいのですね❤」
今の一連の流れにどんな優しさがあるのかと問いただしたくなるが、マジカルチンポに魅了されているラクスたちマゾ牝は、ヤリオの取る全ての言動が好意的に解釈してしまう状態に陥ってしまっているのだ。
今だって、『本来ならば叱責をされてセックスを取り上げられてもおかしくない失態なのに、笑って流すなんてなんて懐の深い大人物なのでしょうか……❤』とラクスがうっとりと見つめているほどだ。
「それでは、ラクス・クライン……❤ マジカルチンポ様へと、忠誠の誓いを行わさせていただきます……❤」
そんな風にヤリオへと更にメロメロになりながら、ヤリオが決まって行わさせる『挨拶のキス』をラクスは行っていくのだった。
乙女らしく崩していた脚を正座に整え、ピンと背筋を伸ばしたその姿は凛々しいようにも見えるが――――しかしやはり、その表情はトロトロに蕩けた発情した牝の顔である。
「私、ラクス・クラインは、人間が持つとされるありとあらゆる権利を放棄し、ヤリオ様とそのオチンポ様に侍る一介の牝へと堕ちることをここに誓います。ヤリオ様。オチンポ様。どうぞ、性欲に支配されて全てを捨て去る人間失格のはしたない牝の忠誠を、お受け取りください……」
あまりにも馬鹿らしすぎる文面を、なんとも真面目な様子で言い切ったラクス。
そして、そのまま瞳を閉じて、唇をすぼめながら、ゆっくりとチンポへと顔を近づけていき――。
「ん~、ちゅっ❤」
――まるで神前で愛を誓うかのように、チンポの先端と唇を重ねるだけの初々しいキスを捧げるのだった。
「おめでとう、ラクスさん❤」
「ラクス様、おめでとうございます❤」
『おめでとうございます、総帥❤』
そんな異常な光景を、なんとも心温まるハートフルな光景であるかのように周囲の女たちはパチパチと拍手をしながら祝福するのであった。
そんな異常を自身のチンポだけで引き起こしたのだと思うと、ヤリオの心身にはゾクゾクとするほどの優越感が溢れてくる。
このチンポがあればどんなことだってできるという、根拠のない万能感だ。
その万能感を、目の前のチンポにキスをした牝があのラクス・クラインであるという事実が更に強めくれる。
苦行にてマジカルチンポというオカルティックな逸物を手に入れるまでは平凡なオーブ国民に過ぎなかったヤリオの魂は、未だに一市民の域を出ていない。
故に超然とした支配者の振りなど続けられるわけもなく、その性欲を堪えられるはずもなかった。
「ぉぉっ! も、もう我慢できん!」
「ひゃぁっ❤」
ヤリオは目を血走らせながら勢いよく、正座をしていたラクスの身体を押し倒していく。
肩を両手で掴んで思い切りベッドへと縫い付けるように押し付けて、そのまま声明を発表したあの動画を何度も見たことで目に焼き付いている衣装、そのドスケベ改造された服を乱暴に脱がしていくのである。
上衣は肩からずり落ち、股下数センチというマイクロミニスカートは腰までまくれあがり、その公的なイメージの強いその服装は腰の位置で留められていった。
「うぉぉっ……エ、エロすぎるっ……!」
そのラクスの姿は、多くの美女を犯してきたヤリオでさえも感嘆の声を思わず漏らしてしまうほどの官能さであった。
近代トレーニングと古典的訓練を兼ね合わせて鍛え上げた痩せマッチョなヤリオの身体と比べるとあまりにも細い肩と、そのくせラクスの小さな頭蓋骨ほどの大きさもありそうな爆乳がぶらぶらと垂れ下がっているのだ。
その小さな肩と大きな爆乳の組み合わせは慢性的な肩こりに悩まされていないほどの差があるのだが、しかし、コーディネイターであるラクスならばそういった問題点も解消されているのだろう。
そして、豊満なのは爆乳だけではない。
元気な子どもをたくさん産めそうな、骨格の時点で大きなデカ尻にはその上からむっちりとした媚肉が乗っているではないか。
そんな爆乳とデカ尻を持っているというのに、衣服が重なった腰は驚くほどに細く、その細さは『コーディネイターとは内臓の数も減らせるのか?』と馬鹿らしい考えを抱いてしまいかねないほどのものだった。
「ごくりっ……!」
その下品なエロさが一周して神秘的な印象さえ与えるラクスの爆乳デカ尻くびれボディを見たヤリオは、犯すと決めたというのに動きを止めて思わず喉を鳴らしてしまう。
だが、それも一瞬だ。
マジカルチンポはこの女神らしい神聖さえ保ったエロさを持つボディを前にしてビキビキになったままである以上、その本能に抗えるわけがないのである。
「くぉっ! 挿入れるぞっ、ラクスぅ!」
ずぶりゅぅ! ぬぷ、ぬぷぷぅ! ずっちゅずぶりゅぅうっぅぅ~~!
「いっひぎぃぃっぃいっぃ❤ おっぉ、んほぉぉぉぉっ❤ おぉっ❤ ひ、拡がるぅぅっ❤ わ、私の膣内が、ど、どんどん拡がっていきますぅぅっ❤」
それは、処女にも等しい締付けであった。
いや、等しいではない。
ラクス・クラインは――――。
「えっ……ら、ラクスさん? そ、その、それって……?」
「えぇっ!? オ、オマンコから、血が……で、でも、ヤマト隊長と同棲……えぇ!?」
――――処女、だったのである。
「ぷ、ははは! な、なんだこりゃ! ラクス・クラインはキラ・ヤマトと恋人になってるって聞いたから処女は諦めて寝取りを楽しむつもりだったのに……! ク、ククク! まさかセックスもしてないおきれいな関係だったとはなぁ♪」
「あぁっ❤ キ、キラは……その、心因性の性的不能、でして、あぁんっ❤ せ、戦争の辛い体験がっ❤ フレイ・アルスターさんとの出来事も原因となってぇ❤ わ、私達は、よ、夜を伴にしたことがないのですっ❤ んひぃぃっ❤ い、痛いはずなのに、気持ちいいぃっ❤」
それは、キラ・ヤマトが壮絶な戦争体験によって生まれてしまった心因性のインポテンツによって、セックスを行うことが出来なかったためである。
かつての婚約者であったアスランとはどこか友情めいた感情が近かったため、婚姻前の性交などを行っているわけもなく、故にラクスは当然のように処女なのだ。
しかも、その処女はずのラクスは、マジカルチンポの力によって初めてのセックスで快感に身悶えしてしまっているではないか。
ラクスが処女であるという事実と、その処女のラクスがチンポに快感を覚えているということに、どうしようもないほどに、征服欲を下地にした興奮を抱いてしまう。
「とろとろのマンコ……すでに柔らかい……! この最高の名器マンコもそういうふうに作られたのか? チンポを気持ちよくするように遺伝子組換えたのか? 本当に生まれながらのオナホだったんだな、ラクス・クラインは!」
「ふぎゅぅぅ、ぉおっっ❤ つ、突き当りぃ❤ 子宮口をゴリゴリって削られてぇ❤ こ、これが、動画で皆さんが言っていた感覚❤ オマンコをボロボロに壊されてぇ❤ 作り変えられる、この快感っ❤ コーディネイターであっても後付で淫乱女にさせられる、おチンポ様の凄さを感じられるっ❤ はぁ、はぁぁ❤ 好き、好きです❤ あ、貴方を愛していますっ❤ オマンコがオチンポに恋をしてしまったんですぅっ❤」
ラクスの爆乳を胸板で感じようと、ヤリオは身体を前屈させていって鍛えた胸板で押しつぶすようにしてピストンを続けていく。
メイリンにも行ったような、杭打ちピストンによる種付けプレスを行っていくのだ。
ラクスの処女マンコにはあまりにも負担の大きなセックスになるのだが、ラクスのオマンコは喜び勇んで『きゅうきゅうっ❤』と締め付けてくるではないか。
「うぉぉっ……こ、これがラクス・クラインのマンコぉ……! 吸い付いてくるのに、締め付けてきて……! 媚肉は使い込まれてるみたいに柔らかく絡みついてくるっ……! 処女だとは思えないぞ、これ……! こ、これから使い込んだらどうなるんだ……!」
「あんっ❤ あぁ、んおぉっっ❤ おほぉぉ、ほぉぉぉ~~❤ オ、オチンポ様ぁ❤ ら、ラクスは、ま、またイキますっ❤ 処女喪失セックスなのに、またイッてしまいますぅ❤」
ラクスこそを自身の最大の獲物になるだろうと思っていたヤリオであったが、実際のラクスはその想像を遥かに上回るほどの『上物』であった。
きゅうきゅうと締め付けながらも決して痛みを与えないように媚肉が柔らかく包みこんでくれて、それでいてその膣襞がうねうねと唸ってチンポをオマンコの中でマッサージを行っていく。
さらに、種付けプレスで肌と肌を重ねることで、その全身のふわふわとしたマシュマロのような柔らかさもまたセックスを心地よいものへと増加させてくれる。
それだけではなく、チンポで突き入れれば入れるほどに漏れ出す声は、歌姫と謳われた美声に相応しい雄の情欲を掻き立てるものであった。
「ふふふ、ラクスさんってば、ものすごく幸せそう……❤ キラくんには悪いけど、ラクスさんもこの時代に翻弄されて人生を犠牲に捧げた人だから、こんなに幸せなのは見ていて私も嬉しいわ❤ これも全て、ヤリオ様のお力によるもの……❤ 全ての牝を幸せにしてくれる、偉大な支配者様……❤ もっともっと、この時代の象徴であり、生贄でもあるラクスさんに牝としての幸せを与えてあげてください……❤」
「あ~あ、なんだか情けなくてがっかりかも……❤ 私もプラントの出身のコーディネイターだから、ラクス・クラインって言ったら、それこそジョージ・グレン並の偉人だと思ってたのに……❤ ヤリオ様のオチンポ様に犯されたら、ラクス様でもただの牝に過ぎないんだってわかっちゃう❤ やっぱりヤリオ様、すごすぎっ❤ コーディネイターとかナチュラルとか、全然関係ない❤ 遺伝子をイジっても越えられない壁が、私たちマゾ牝と寝取られ雑魚の間にはあるんだって、あのラクス・クラインを犯すことでわからせてくださ~い❤」
しかも、ラクスとの完全征服セックスだけでも極楽浄土が形になったかのような多幸感溢れる快感を覚えてしまうというのに、そこにピストンの反動を爆乳クッションで受け止めるかのように身体を寄せているマリューとルナマリアの『エロ囁き』が追加されていくのである。
マリューの女性にしては低めの声でラクスの生い立ちと大きな負担を語った後にそれを払拭できるヤリオの素晴らしさを褒め称えられ、ルナマリアは一人のプラントの民としてラクス・クラインという英雄もヤリオという支配者の前では一匹の牝には過ぎないと嘲笑混じりに媚びてくるのだ。
その極楽のエロ囁きにヤリオが全身をいななかせるように興奮を露にすると、マリューとルナマリアは味をしめたようにその囁きを加速させていく。
「は~い、パンパンっ❤ パンパ~ン❤ 牝を幸せにする最強ピストン、パンパ~ン❤ どんな銃口を向けても屈服させられない、ラクスさんの気高い魂をチンポでボッコボコ~❤ どんな素晴らしい人物でも牝ならヤリオ様には屈服せざるを得ませ~ん……ふふふ❤」
「『おらおら~❤ どうだ、オレ様のチンポはっ❤ このチンポに支配されるのが世界平和なんだってわかったか~❤ 雄はオレに服従して自分のパートナーの牝を捧げてぇ、牝はオレ様のチンポに愛情と忠誠を誓え~❤ コズミック・イラはおしまいっ❤ これからは新しい時代……オチンポ・イラだ~❤』って言わんばかりのピストン、かっこよすぎですっ❤」
二人は意識してむにゅむにゅと爆乳を押し付けては離し、押し付けては離しと続けることでその柔らかさを意識させる。
今のメインディッシュはラクス・クラインと言えども、自分たちの性的魅力をアピールすることでその『次』に選ばれることを期待しているのだ。
なんとも浅ましいマゾ牝根性であり、それを知っているヤリオはさらに興奮を高めていく。
「おぉっ! ら、ラクスっ! ラクスぅっ!」
「あぁっ❤ ヤリオ様、ヤリオ様❤」 もっともっと、愛してください❤ あ、愛されば愛されるほどぉ、子宮口が開いていきます❤ 尊いお子種を授かるために、準備が万端になってます❤ イグッ❤ 軽いアクメでどんどんイグっ❤ こ、これぇ❤ ザーメンを注がれたら、どうなってしまうのでしょうか❤ あぁ、い、今以上の本格的なアクメに、た、耐えられる気がしません❤ こわい、怖いですぅっ❤」
「うおっ……! こ、恋人繋ぎ……! あ、あのラクス・クラインと恋人繋ぎをしながらのラブラブ種付けプレスセックスっ! た、たまらんっ!」
ラクスは強烈な感覚に襲われているというのに、今以上の快感が訪れる予感を覚えて心の底から怯えてしまった。
戦場にあっても震えらしい震えを己の中に隠し切り、凛とした女傑であろうとあり続けたラクスが、その恐怖から逃れるためにヤリオの手に指を絡ませていったのである。
俗にいう、恋人繋ぎである。
恐らくはキラ・ヤマト相手にしか行っていないであろうその愛情に満ちた握り方に、このセックスの間でなんども覚えた『自分はあのラクス・クラインとセックスをしている』という感覚に、『まるで恋人さながらの関係になった』というものまで加わったのだ。
もはや、ヤリオの快感は限界まで高まってしまったのである。
「くおぉぉっ! き、金玉の全部が射精るっ! う、受け止めろぉ!」
どびゅるっるるるっ! びゅるるっ! びゅぅ、びゅっ! どぶぴゅううぅぅぅ~~!
「おおっぉぉっ❤ いひぐぅぅっっ❤ イグッ❤ こ、これが、ガチアクメ、んほぉぉぉっぉ❤ おぉぉっ❤ く、狂うぅ❤ ザーメンで狂う❤ オチンポ様で狂う❤ せ、世界が塗り替わるぅぅっぅっ❤ んほほぉぉぉぉぉぉっぉっ~~❤❤❤❤」
ラクスは、精液を子宮を注がれた瞬間に崩壊した。
今までかろうじて存在していたラクス・クラインという少女はチンポによって粉々に砕かれた後にザーメンによってあらぬところまで流されてしまい、新たにクライン派も何も関係ない、ラクスというマゾ牝が誕生したのである。
その誕生の衝撃は凄まじいもので、ラクスの美麗な顔がどんどんと崩れていく。
目がぐるりと裏返り、鼻の穴が大きく広がりながら鼻水を垂れ流し、口はOの字に開かれながら泡を零しつつ地球圏を魅了した歌姫とは思えない野太いオホ声が漏れ出していったのである。
今のラクスを見て、どれだけラクスの姿が皆のよく知るラクスであっても決して本物とは思われないであろう。
それこそ、かつてのギルバート・デュランダル前議長の野望を打ち砕くために偽ラクス、ミーア・キャンベルの前に現れたときにヤリオが襲いかかって公開レイプをしてこの姿をさらせば、間違いなく全世界の人間がミーア・キャンベルこそを本物のラクス・クラインだと断定したはずだ。
それほどに、今のラクスは無様な姿なのである。
「はい、お疲れ様でした❤ ラクスさんったら、たった一回のセックスでボロボロ❤ もうこのマゾ牝オナホ、使い物にならないんじゃないんでしょうか❤」
「ラクス・クラインも所詮はバカ牝なんだぞ~ってわからせる最強セックス、かっこよすぎですよ❤ こ、これが私にもしてもらえると思うと……あぁ❤ たまらないっ❤」
「おほぉ……ほぉぉ……んほぉ~……❤」
そんな惨めなアへ顔を晒しながらオホ声を思い出したように漏らすアクメ失神に至ったラクスを小馬鹿にするようにマリューとルナマリアがなんともいやらしいエロ囁きを行っていく。
そこには、やっとラクスのセックスが終わったのだから自分を犯してもらえるはずだという浅ましい願いが見え透いていた。
事実、普段のイベントでのハーレムセックスならばこのアクメ失神に至ったマゾ牝を捨て置いて、どんどん次々と別のマゾ牝を犯していっただろう。
だが――――。
「寝ぼけたこと言ってんじゃないぞ、マゾ牝ども……!」
――――今日の獲物は、何度もいうがあのラクス・クラインなのだ。
「おらっ、いつまでも寝てるんじゃないっ!」
「ふぎゅぅぅぅぅっっぅぅ~~❤❤❤❤ おぎょ、ほぎょぉぉっ❤ にゃ、にゃにが、あぎぃぃぃっぃ~~❤」
パンパンッ❤ パンパンッ❤
ヤリオは幸せ絶頂でアクメ失神に至っていたラクスのオマンコからチンポを引き抜かず、むしろザーメンを注がれてパンパンになっている子宮へとさらに突き立てるように責め立てていったのである。
その衝撃に、失神していたラクスはすぐさま回復してしまう。
それでも今目の前で行われているかも理解できずに、顔をキョロキョロとさせて状況把握に努めようとするものの、激しい杭打ちピストンは止むこともないために新たな快感を送られてしまって、アクメ地獄に再び叩き落されてしまったのである。
「な、なんて……鬼畜っ……❤ か、かっこよすぎるっ……❤」
「う、うわぁ……可哀想ぉ……❤ で、でも、羨ましいぃ……❤」
それを見たマリューとルナマリアは、自分の番を飛ばされてラクスへのレイプが続行されたというのに、なんともうっとりとヤリオを崇拝の目で見つめていた。
無条件でヤリオの言動を肯定してしまうマジカルチンポの魔性に犯された二人、いや、ベッドを囲んでオナニーをしているマゾ牝はもちろん、後々に編集をして配信される動画を見ているマゾ牝たちにとって、この行いはラクスをより強烈な幸福へと導く、偉大なレイプなのである。
「おらおらぁ! このくびれた腰をザーメンでボテ腹に見間違うデブ腹にするまでは、離してやらないからな!」
「おひぃぃっっ❤ あ、ありがとう、ございましゅぅぅっ❤ わ、わたくし、と、とっても幸せで種ぅぅっっ❤❤❤❤」
ラクス・クラインを征服するという快感は、たった一度のセックスで終わるわけがないのだ。
ヤリオの中に眠る獣欲は暴走をしだし、その金玉の中で生成されるザーメンの全てをラクスへと注ぎ込まんばかりの無限レイプ地獄はこうして始まっていくのだった――――。
◆
【06:ラクス・クラインの忠誠とコズミック・イラの終焉】
コンパスのハーレム乱交プレイは、ついに二十四時間を超えることとなった。
マジカルチンポはただ太く大きいだけではなく、精力を常軌を逸したレベルまで鍛え上げているため、それこそ数十回の射精も可能とするため、この場に居たマゾ牝たちをしっかりと抱きつくすことを可能としていた。
そうして、今もまた新たに二周目のマゾ牝を犯していた。
「あぁっ❤ ヤリオ様、ヤリオ様ぁ❤ もっと、マリューのオマンコを犯してください❤ ナチュラルもコーディネイターも関係ないっ❤ この世には貴方とそれ以外の雑魚しか存在しないんだって、このだらしない肉体に叩き込んでぇ❤」
「ははっ! この身体……たまらないな! 全身がむっちりもっちり! 触れた指先がどこまでも沈んでいきそうな柔らかい腰と太もも……なのに、決してデブじゃない! マリュー、お前、ナチュラルのくせにそこらのコーディネイターマンコを軽々と上回る最高のマゾ牝だ!」
その相手とは、マリュー・ラミアスであった。
二度の戦争を戦艦アーク・エンジェルの艦長で渡り歩いた、不沈艦の象徴が四つん這いになってケダモノのようにチンポに犯されている姿は、その偉大な艦長を打ちのめしたかのような幻想を抱かせてくれるものだ。
間違いなく英雄と呼べるほどの人材であり、その肩書と能力はただでさえ抱き心地の良い熟れた大人の肉体から覚える快感を強めてくれる。
チンポを挿入すればどんどんと奥へ奥へと誘うように膣襞を蠢かせるそのオマンコは、まさしく名器と呼ぶに相応しいものだった。
抱けば抱くほど肉が柔らかく火照りだし、挿入したチンポと触れる肌を心地よく包みこんでくれるマリューの身体は、並の男ならば全財産を貢いででも抱きたくなるような中毒性に溢れたものである。
だが、今のヤリオの相手はマリューだけではない。
「それで……次は、こっちだ!」
「ふぎゅぅぅっっっ❤ オチンポ様、きたぁぁっ❤ あぁ、気持ちいいっ❤ 気持ちいいっ❤ こ、こんなの知らなかった❤ これさえあれば他に何もいらないって本気で思える、最高のオチンポ様❤ あぁ、捧げますぅ❤ わ、私っ❤ 今までの人生もこれからの人生もぉ、全部、ヤリオ様にお捧げしますぅっ❤」
「くぅっ……! マリューの後だと、余計にルナの締め付けが心地いいな……! どっちがいいのではなく、同時に味わうのが最高のオマンコだ! この生意気マンコと負けん気の強い爆乳とデカ尻ぃ、徹底的に躾けてやるからな……!」
マリューの横に、ルナマリアが尻を並べるように四つん這いになっていた。
そのルナマリアのオマンコへと、マリューのオマンコから引き抜いたばかりのチンポを突っ込んでいく。
すると、その貪欲さが形になったかのような締め付けつの強いオマンコがチンポに応えてくれる。
マリューが柔らかさの極地だとするのならば、ルナマリアは弾力の極地と言うべきだろうか。
どれだけ強く突き入れても生意気なほどに弾き返してくるその瑞々しさは、無数の牝を犯してきたヤリオでも思わず夢中になってしまいそうな味わいがあった。
その爆乳とデカ尻も同様で、指を添えてぎゅっと力を込めれば、まるで内側から弾き返してくるような凄まじい弾力を持っているのだ。
「いいぞ……! マリュー、ルナ! お前らはラクスと一緒に一軍マンコにするからな!」
「あぁっ❤ ありがとうございますっ❤ 身に余る、光栄ですぅっ❤」
「んひぃぃっ❤ し、幸せぇ❤ このオチンポに選ばれたの、嬉しすぎるぅっ❤」
柔らかさのマリュー。
弾力のルナマリア。
そして、その矛盾するはずの二つを矛盾することなく両立させた奇跡の存在がラクス
この三人は、間違いなくヤリオが抱いてきたマゾ牝の中でも上澄みに位置する最高の美女だった。
さて、では残りのラクスはこのハーレムセックスの中で何をしているのだろうか。
「んちゅぅぅっ❤ ちゅっ、むちゅぅぅ~❤ じゅるる、れろれおぉぉ~ん❤ はぁ、はぁぁ❤ ヤリオ様ぁ❤ こ、このケツ穴舐め舐め奴隷のラクスもぉ、お気に入りマンコに入れてくださり、ありがとうございますぅっっ❤」
その答えは、『セックスをして腰を振っているヤリオのケツへと、その美貌を埋めてアナル舐め奉仕を行っている』である。
あの奇跡の歌姫が、多くの人々を魅了してきた歌声を披露するはずのその口を男のケツ穴を舐めるために使っている――――その事実だけで、ラクスのことを女神のごとく信望している人物は憤死してしまうであろう。
だが、神様でもなければ想像もできないその屈辱的な行為に対して、ラクス本人はこれ以上ないほど幸せそうに顔を蕩けさせているではないか。
「んちゅぅぅ~❤ 好き、です❤ 愛しています、ヤリオ様❤ 貴方様こそが、この宇宙の支配者❤ 全ての愚民を導くべき真の救世主❤ オマンコにチンポを突っ込まれればあんあんあえぐ牝豚に過ぎない私など、所詮は偽物の救世主にすぎませんでした❤ も、もちろん、自分がそのような存在だと思い上がったことはありませんが……それでも、真の救世主様の前に、救世主のように持ち上げられていたことを、ここに謝罪いたしますぅ❤ じゅるるる、れろれろぉぉ~ん❤」
ラクスは、マジカルチンポによってその魂を破壊されてしまった。
「くくく、たまらないな……! コンパスも落としたし……次は、ファウンデーションに旅行でも行くか♪ あそこのロリっ子女王とその側近の美女もオレのマゾ牝だからな。後でお前らにも見せてやるよ……! 一国の君主が、まだ生理も来ていないような幼女の体で、オレのチンポ欲しさにエアフェラチオとかキス待ち顔を晒したり、ドスケベ腰振りダンスをしている映像よ♪」
そして、そのマジカルチンポで破壊されたものはラクスだけではない。
ユーラシアから独立をしたばかりである新興国であるファウンデーションは目を瞠るほどの経済成長と軍事成長を同時に果たして、今もっとも注目されている国なっているのだ。
その国家元首である、未だにローティーンと思われる幼い体つきのアウラ女帝とその側近であるイングリッドなる美女もまた、『ヤリオのマジカルチンポチャンネルっ!』の熱烈な信者であった。
そのため、『本来の世界』ならば不穏な動きを見せるはずのアウラ女帝はヤリオに媚びを売ることに夢中になって、人類の救済だとか世界の征服だとかを放り捨て、自身に忠言を放ったオルフェ・ラム・タオ宰相を放逐して、新たにイングリッド・トラドールを側近に汲み上げたのである。
そんな歴史の変換など知るよしもなく、ラクスはその壊れた魂に相応しい惨めな媚びた言葉をヤリオへと投げかけていくのだった。
「あぁっ❤ 今ならば、わかりますっ❤ 愛とは何なのか❤ 何故、人は愛を求めて、愛に狂ってしまうのか❤ キラとの日々でわかっていたそれらが偽物だとも、わかりました❤ 必要だから、愛するのではないなどと……効いた風なことを思っていましたぁ❤ 違いますっ❤ 全ては、必要だから愛するのです❤ 本能で何を求めているのかを知って、それを稚拙な頭脳が愛だと感じて、だから必要だと感じる――――全て嘘っぱちっ❤ 女が貴方様を求めるのは、運命だから❤ そのように定められているから❤ 定められた真実の人生を歩めるのは……なんて、幸せなのでしょうか❤」
ラクス・クラインという高潔な人物が絶対に口にするはずのなかった、奴隷根性に満ちた最低最悪の、人々が長い間で流した血で河を作るように、積み上げた死体で山を作るような悲惨な歴史から定めたもっとも尊いもの――『心の自由』というものを、否定しているのだ。
ひとえにヤリオというただただチンポが凄いだけの男に媚びるために、だ。
それは、あまりにも冒涜的で、あまりにも侮辱的で、あまりにも倒錯的な言葉である。
だが、間違いなくマジカルチンポによって壊されたラクス・クラインの残骸が口にしている言葉なのだ。
それは、ラクスだけではない。
マリューも、ルナマリアも、それぞれがお互いの恋人への愛情を捨て去り、浅ましくチンポに媚びていく。
「あぁっ❤ 好き、愛しています❤ ムゥよりも、ずっと好き❤ 貴方こそが、私の本当の愛する人なのぉ❤」
「もっともっとぉ❤ シンの粗チンじゃ絶対に届かないところを犯してくださいぃ❤ 私に種を植え付けてくださいぃっ❤」
「んちゅぅぅ❤ あ、愛しています❤ 私の運命は、貴方とともにあります❤ キラ・ヤマトへの想いなど、若さゆえの過ちでした❤ 貴方が先に会えばずっと貴方を愛し、現実のように貴方が後から現れれば貴方をそこから永遠に愛する❤ 後先など一切関係ない、本物の運命❤ 愛しております、ヤリオ様ぁ~❤」
人間ならば誰でも宇宙を動かせるほどの力と感情を持っていたのに、それが失われていくのだ。
その力を破壊と殺戮に使われるのもまた、その感情がどうしようもないほどに巨大であるがゆえにその巨大さに心が耐えられなかっただけに過ぎない。
あらゆる生命の源を絶やすまいそるう心。
人類史を宇宙進出まで駆り立ててたのに、そんな果てでも争いを消せなかった儚い想い。
人は、それを愛情と呼んだ。
なのに、彼女たちマゾ牝の口にする、ヤリオを『愛する』という言葉のなんと薄っぺらなことか。
それは、これからの世界の縮図であった。
本来、人が何よりも大事に抱え込むはずの、『愛』というものがゴミのように扱われる未来なのだ。
ヤリオは、その虚しさを感じることはない。
この愛情を踏みつけにすることに強烈な性的快感を覚えながら、多くの美女を自分の性的玩弄物へと貶めて、地球圏という巨大な箱庭で一生を過ごすことが出来る、薄っぺらい人間なのだから――――。
◆
私の中に、貴方が居ます。
貴方の中に、私はいますか。
私の中に貴方がいるという喜び、あなたの中に私がいるという力。
明るいか暗いかもわからない。
未来は何も見えぬもの。
だけど、繋げる手があれば、見えぬふたりも進めるでしょう。
繋ぐ二人の手のために、その手を強くするために、互いのことを知りましょう。
話します。
私の心にあるたくさんのこと。
小さなこと。
だから、貴方も私に話してください。
貴方の心のなかにある、たくさんの小さなこと。
――――で~も❤ そんな想い、全て嘘っぱちでした❤
私の中に、オチンポ様があります❤
あなたの中の私は、気取っている偽物です❤
私の中にオチンポ様があるという悦び❤
オチンポ様に私が必要とされるという力❤
明るい未来しか見えない幸福っ❤
未来とはオチンポ様に示されるものっ❤
オチンポ様と繋げれる卑しいマンコがあれば、愚かなマゾ牝と雑魚雄でも進めるでしょう❤
羊のように導かれる愚民のために、羊飼いの支配を強めるために、互いにひれ伏しましょう❤
離します❤
私の心にあったたくさんの想い出❤
小さな喜び❤
だから、貴方も私を離してください❤
貴方の心と私と繋がっていたという、たくさんの勘違いを❤
(終)