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前回

奴隷ギルド04:エルフの長老・ヨハンナ

前回  大陸には五つ存在する『大森林』という、人が暮らすには過酷なその地に永住し続ける完成された種族『エルフ』。  それはこの世界に存在する超越種の名である。  尖った耳は神との血筋の濃さであると言われており、魔力量は一人ひとりが大魔道士級の力を誇り、それでいて運動能力は聖騎士の上位を軽く凌駕する。...



「『風が新緑の香りを届けてくれることを感じる季節、その後いかがお過ごしでしょうか。

 お師匠様、お久しぶりです。月に一度の定期連絡のお手紙をお送りします。早いもので、私がこの都市に来てからもうニヶ月が経ってしまいました。目が回るような日々で忘れていましたが、明日は私の誕生日となります。昨年まではお師匠様が祝ってくださった誕生日ですが、今年はそのお師匠様がいらっしゃらないということがなんだか奇妙な想いになります。昨年の誕生日にお師匠様がお送りくださった『火吹きトカゲ』の牙を使ったアクセサリーを撫でながら、お師匠様から怒られそうな感慨を抱いてしまうが軽いホームシックだとお流しください。と言っても、ホープ村とこの都市の距離を考えると、この手紙が届くのは十日後でしょうか? その頃にはもう私が年を取っていると思うと、なんだか不思議な気持ちになります』……これで書き始めは大丈夫、かな?」


 ホープ村に隠遁している大魔女の愛弟子であるレナ・ホープが修行代わりにと冒険者都市ザガンへ訪れてから、早いもので二ヶ月が過ぎようとしている。

 そんなレナは就寝の前に、故郷の大魔女へと向けて手紙を書いているのだった。

 今日も忙しく、魔導時計を見ると、すでに夜の十一時になろうとしている。成長には良くないため、様々な人から睡眠時間はじっくりと取るべきだと言われているのだが、今回の案件はレナのような優秀な魔術師が必要とされているため、こんな時間になってしまったのである。


「黄金の軍、さすがザガンで一番って呼ばれるギルドだよね。わたしみたいな未熟な魔女がそんなギルドに参加できるなんて……わたしが凄いって言うより、やっぱり師匠の修行を受けてたおかげなのかな?」


 『黄金の軍』と呼ばれる、この冒険者都市ザガンでも有数の冒険者ギルドに入団できたことはめでたいのだが、さすが領主お抱えの超一流ギルドと言うべきか、忙しさも際立ったものだったのである。そのニヶ月はレナが今まで生きてきた短い人生のすべてを合わせても劣ってしまうほどの濃厚な日々であり、『目が回るような』という慣用句の意味を深く理解できるようになったほどだ。


 故郷であるホープ村では比較対象と言えば伝説級の魔女である師匠しか存在しなかったことと、大魔女が非常にスパルタでありながらも過保護でもあったために知る由もないことだったが、どうにもレナは世間一般の基準を考えると超がいくつもつくほどの天才魔術師だったのである。何気なしに無詠唱で鑑定の上級魔術を使用して詐欺師を見破ってしまったり、故郷の裏山に住んでいるボストカゲの半分ぐらいの大きさのそこそこ強そうなトカゲを火属性の超上級魔術で焼き払ったらそれがそのダンジョンの階層の難関ボスだったり、このニヶ月で「私、なにかやってしまいましたか?」と何度口にしたのかわからないほどのハプニングを起こしてしまったのだ。

 そんなことを繰り返していたこともあり、黄金の軍でも『一軍』と呼ばれるような上位層と同等の力を持っていると見込まれてしまい、それはもう多くの仕事をこなす羽目になってしまったのである。


「『前回の文にもお書きした通り、特別つらい目に遭っているということはありません。むしろ、この都市ではたくさんのいい人と出会いい、非常にやりがいのある仕事を体験し、毎日が楽しくて仕方ありません』……と」


 故郷を旅立つ前に師匠から厳命されていた近況報告の手紙を認めながら、レナはこの都市で出会えた素晴らしい人たちのことを思い返す。


 まずは何と言っても、同じ『黄金の軍』のギルドメンバーである『ダイドウジ・リン』であろう。

 東洋から海を超えてはるばる冒険者都市まで訪れた美しき『サムライ』は、なんと竜殺しと呼ばれる、武を極めんとする人々の間では知らぬものはいないとまで呼ばれる剣聖だったのである。武術に心得のないレナであってもひと目で達人だとわかる厳しい男たちが、リンに教えを乞うためにこの黄金の軍のギルドハウスへと日参している姿は何度となく見ていた。

 しかし、リンはその凄まじい肩書や実力をしているというのに、レナにとっては非常に朗らかで優しいお姉さんと言った存在である。ホープ村というど田舎から、大都会であるザガンに訪れた『お上りさん』であるために非常識な一面が目立つレナを嘲笑うこともなく、公私を分けず面倒を見てくれているのだ。レナは凛々しい美しさを持ちながらも人好きのする柔らかな笑み浮かべるこのサムライ美女のことが、たった半年の付き合いだというのに大好きになってしまったのである。


 次に思い浮かぶ人物は、このザガンを治める大貴族スペシュールド侯爵夫人、『ステラリア・スペシュールド』だ。金色にきらめくボリュームのある髪と新雪のように美しい肌をしたその整った容貌はもちろんだが、『貴族』という存在が『平民』と最も違うのはその『所作』の美しさなのだと思い知らされてしまったほどの、高貴な誇り高き美女である。

 本来ならば辺境の平民に過ぎないレナはその姿を見ることさえも出来ない天上人なのだが、ギルドの都合でその屋敷に踏み入れた時、今まさにロック・スペシュールド侯爵へと大胆にも贋作の美術品を売りつけようとしていた詐欺師を鑑定の魔術で見抜いて逮捕の一助となったことから、かの高貴な美女から寵愛をされるようになったのだ。ステラリア夫人は愛らしい少女や少年を愛でる性癖も持っているようで、『黄金の軍』を脱退してスペシュールド家お抱えの魔術師にならないと熱烈なラブコールをもらっている。もちろん、丁重にお断りをしているのだが、時折お茶会に招かれて、今までの人生で一度も食べたことがないほどの高級なお菓子とお茶を頂いているほどの溺愛を受けていた。


 また、珍しいと言えば『ハイエルフ』とも出会ってしまったのである。大魔女である師匠からも時折お話を伺っていた、神にも等しい超越種だ。事実、そのハイエルフの『ヨハンナ』を見た時にはその溢れ出る神聖な魔力の威圧感に思わず跪いてしまったし、伝説の大魔女である師匠に勝るとも劣らない実力を感じ取ったことから日々の修練のトラウマが再発して、畏れながらも恐怖に震えてしまったほどである。

 だが、その不敬が咎められることはなかった。ヨハンナと師匠は古い知人であるようで、破天荒というか唯我独尊というか、レナの師匠の性格は筋金入りのようでヨハンナの語る魔女の姿はレナの知るものと何の違いもないものだった。そんなこともありあの女神様のようなハイエルフ様と会話が盛り上がってしまい、さらには直々に神話の時代から伝わる秘術の手ほどきを受けるという、この世の魔術師ならば命に変えても体験したい出来事を味わってしまったほどである。


 しかし、何よりも忘れていけない人物が一人いる。


「『特に、ギルドマスターであるキモオ様はとても素晴らしい人物です。ギルドメンバーのリンさんはもちろんですが、本来は雇い主であるステラリア様に、ハイエルフという人間を凌駕する御方であるヨハンナ様でさえも、キモオ様のことを不世出の大人物だと称しています。人との交流を厭ってホープ村に隠居をされたお師匠様の流儀には背くかもしれませんが、きっとお師匠様もキモオ様とお話が弾むのではと思います。不肖の弟子としては、尊敬するお師匠様と同じく敬愛するキモオ様が、どうか一度お会いして欲しく思う次第であります』……こんなところかな?」



 ────現在進行系でこの冒険都市ザガンを蝕んでいる下劣なる男、キモオ・ブータのことである。



 品性に欠けた、その心根が腐臭を放っているかのようなその男は、『奴隷ギルド帳』という神話が伝える世界よりもさらに古くに存在したと言われる、超古代文明が残したその遺物、『アーティファクト』と呼ばれている超常的な現象を引き起こすこともある道具を使って、多くの人物を意のままに操っているのである。

 キモオがこの奴隷ギルド帳を手に入れた経緯は、それこそ猿がピアノを叩いて有名な戯曲を奏でたかのような、そんなあり得ない『奇跡』が起こったためとだけ記させてもらおう。キモオの経緯はこれ以降の話に必要なことではないためだ。


「ふひひ~、何書いてるの~?」

「あっ、マスター!」


 そうして現れたこのキモオ、上京組であるためにギルドハウスに用意してもらったレナの個室へとノックの一つも入れずにガツガツとした足取りで入室してきたのである。プライバシーもなにもないその横柄なやり取りは、思春期に入っている年齢のレナならば強い不快感を示して反抗心を隠そうともせずに示すだろう。

 だが、当のレナはぱぁっとその愛らしい顔立ちに笑みという花を満開に咲かせて受け入れているではないか。これがキモオの持つアーティファクト、奴隷ギルド帳の恐るべき効果である。醜悪で不潔な男性であるキモオを、レナは尊敬と恋慕が入り混じった、まさしく歳上の素敵な王子様へ心を寄せる乙女そのものの顔へ向けてしまうのだ。


「おっ、お手紙かな? なんて書いてあるのかな~? ふんふん……ふひひ♪ そうだねぇ、レナちゃんは明日がお誕生日なんだよねぇ♪」

「あんっ❤」


 もはや傍若無人とさえ言えるキモオの言動は留まるところを知らない。その太鼓腹が特徴的な肥満体型の体で、レナの小さな体を隠すようにギュッと抱きしめながら、彼女が書いていた手紙の内容を許可もなく読み始めたのである。手持ち無沙汰な様子でレナのぷりっとした可愛らしいお尻を揉み揉みと揉みしだくのだが、これにレナは幼い見た目に相応しくない官能的な喘ぎ声を漏らすのだった。この未成熟な少女の体は、ニヶ月の間で娼婦も驚いてしまうほどに性的快感を覚えるように開発されてしまっているのである。


「ぶひひ、僕たちからもレナちゃんにとっておきのプレゼントを用意してるからね。楽しみにしておいてよ♪」

「あんっ❤ ふぅ、ぅぅっぅっ❤ あ、ありがとう、んひぃっ❤ ございますぅ❤ ふわぁぁ……❤ マスターの大きな体で包まれながらぁ……すんすんっ❤ 素敵な匂いを嗅ぐの、大好きです……❤」


 キモオは相変わらずレナの小ぶりだが形の良いお尻を揉みしだいているが、その胸に埋めている顔に不快といったものは一切ない。むしろ、鼻を鳴らしてキモオの臭いを嬉しそうに嗅いでいるほどである。本来ならば生理的な嫌悪感を抱いてもおかしくない臭いを発しているキモオなのだが、催眠と洗脳と調教で思考も肉体も無茶苦茶に改造されているレナにとってはこれ以上ないほどの芳香となっているのだ。


「レ、レナちゃんってばそんな鼻を鳴らしちゃってさぁ……すっかりワンちゃんみたいだねぇ♪」

「は、はいぃ……❤ わたしは、レナはぁ、マスターの飼い犬です、わんっ❤」

「ふひひ、それじゃ、今日も寝る前の練習しようか♪ みんなみたいな、素敵なレディになるための練習だよぉ♪」

「はいっ❤ よろしくお願いしますっ❤」


 そう言った瞬間に、レナは寝間着として利用しているダボッとした服を脱ぎ捨てていく。

 そこに現れたのは、まだ未成熟な少女の体には似つかわしくないなんとも卑猥な下着が身につけられているではないか。


「ふひひ……! う~ん、まだまだ下着に着られてる感じが抜けないねぇ♪」

「す、すみません……せっかくマスターから頂いた、『ギルド専用コスチューム』なのに……」


 レナの身にまとう下着は、色合いだけならばレナが持っている清純な雰囲気に見合った純白で彩られているものの、その形状はあまりにも卑猥なものだった。

 たっぷりのレースを施されているものの、布面積が非常に小さな、それこそ上は乳輪が隠れるかはみ出るかほどと言った様子で、下に至っては前は隠せているもののお尻はその薄い尻肉の谷間に潜り込んで丸見えになっているTバック仕様である。さらに、ブラジャーもショーツも中心に切れ目が入っており、少し指をかければぱくりと開けるように作られているのだ。

 そんなセックス専用のドスケベ下着を、まだ幼さの抜けきっていないレナが身に纏っているとちぐはぐな印象を与えるのは当然である。もちろん、このちぐはぐさこそが背徳的な魅力を放っているということは決して否定出来ないものだが、それはあくまでも『似合っていない』からこ『似合っている』という『矛盾した魅力』の話だ。身の丈に合っていないという点では、キモオの言った通りレナは『服に着られている』と評価されても仕方ないであろう。


「いやいや、良いんだよぉ! 責めてるわけじゃないしね……それに最初に比べたら、少しだけど肉付きも良くなったし、この調子ならすぐにそのエロエロ、じゃない、大人っぽい下着が似合うように成長するんじゃないかな、ぶひひ!」

「マスター……❤ ありがとうございますっ❤」


 だが、肩を落としたレナに向かって慰めにもなっていない言葉をキモオが投げかける。それだけでレナはあまりにも簡単に頬を染めて嬉しそうに笑うのだった。奴隷ギルド帳の効果によってキモオへの好感度が限界まで、いや、限界を越えて高められているレナは、この外見も内面も醜悪な男の言動の全てを好意的に感じてしまう都合のいいお人形に書き換えられているためである。


「それじゃ……伏せっ!」

「わんっ❤」


 そんなレナを楽しそうに見下ろしているキモオは軽い言葉で『伏せ』と伝えると、レナはやはり嬉しそうに犬の鳴き真似をしながらその指示に従っていく。

 キモオは『伏せ』と言ったものの、股を大きく拡げる形の蹲踞の姿勢を取りながら手を軽く握った状態で顔の横に添えるレナの姿は、犬が取る『ちんちん』そのものであった。

 以前に比べれば腰やお尻に肉がついているものの、それでもまだまだ子供の体。そんな美少女が自分の前で犬のように、しかも、まさしく尻尾を振っているかのように嬉しそうな笑顔を向けているのだから、倒錯的な快感がゾクゾクとキモオの体に襲いかかってくる。今のレナを前にすれば、どんな聖人であろうとも最低のロリコン犯罪者になるだろうほどと断言できるようなエロさを放っていた。


「ふぅ、それじゃ、はじめよっかぁ♪」


 かちゃかちゃ、じぃぃ~~……ぽろんっ!


「おぉぉ、ぉぉぉぉ~~~❤❤❤❤ おちんぽっ❤ おちんぽ様っ❤ あ、相変わらず……すっごく、かっこいいですっ❤ きょ、今日は、皆さんのキスマークまでつけてて……❤ はわわっ❤ や、やっぱりマスターは男性としての魅力に溢れてて、皆さんから好かれている素晴らしい男性なんですね……❤」


 そんなレナへと至近距離まで近寄ったキモオは、ズボンを下ろしてその肉棒を露出していく。すでにビキビキに勃起している竿には微妙に色の異なるルージュが痕を残しており、それは無数の女からキス奉仕を受けた証明であった。生粋のヤリチンでもなかなか作れないハーレムメイクを施したチンポに、レナは瞳を潤ませながらうっとりと見つめる。自分が敬愛している男が他の女性からも高い評価を得ている優れた男であるという事実は、奇妙な言い回しだが承認欲求を満たされるような、そんな不思議な快感を与えてくれる。

 奴隷ギルド帳で魅了洗脳を施されているレナは、そのチンポを前にして自然と唇を舌で舐め回してしまう。まさしく、ご馳走を前にした犬と同じ反応である。


「ふぅぅぅ……❤ ふぅぅぅ……❤ ま、マスター❤ 臭いが、臭いがしますぅ❤ オチンポ様の芳しい臭いが、わたしのお鼻に届いてぇ、が、我慢できませんっ❤」

「『待て』っ! 『待て』だよぉ、レナ!」

「うぅぅぅぅぅぅっ❤❤」


 我慢できないからフェラチオをさせてくれと訴えるものの、キモオはガチガチに勃起しているチンポを見せつけながらも、『待て』と命令を行ってきた。敬愛する『マスター』からの命令には絶対に従ってみせると、レナはその未熟な精神を強く保って、今にもしゃぶりつきたいと訴えかける本能を決死の思いで堪えるのだった。


「ふぅぅ、れろっ、れろろぉぉぉっ❤ ぅぅぅ❤ お、おちんぽ、おちんぽ~っ❤」

「ふ、ふひっ! あ、あの可愛いレナちゃんが、こんな無様なエアフェラをするなんてぇ!」


 だが、その思いでも堪えられないことはあるようで、チンポには届かないものの舌を必死に伸ばしながら空中でレロレロと卑猥に動かしていく。レナほどの清純な美少女のその姿に、これ以上ないほどに勃起していたはずのキモオのチンポはさらに大きく膨張し、先走りの汁をダラダラと流していく。


「んじゅるるぅっぅっ❤ ちゅぅぅ、ちゅっ❤ れろれろぉぉっっ❤ じゅるるっ❤ ちゅぅぅ~~~❤ ちゅっ❤ ちゅっ❤ はむっ❤ れろぉぉぉおっ❤」

「あっ! こらっ! 待てって言ったのに! ふひひ……本当に駄目な雌犬だなぁ、レナちゃんは♪」

「ひょめんなしゃいぃぃっ❤ でも、でもぉぉっ❤ みゃすたーの、おちんぽしゃまっ❤ かっこよすぎて、がまんできないんですぅぅっ❤❤❤❤」


 その雄としての威容をさらに示すように膨らんだ姿と鼻孔を擽る芳しい先走りの臭いに、レナが我慢できるわけがなかった。『待て』が解かれていないのにレナはその顔を前へと突き出して激しいフェラチオを行ってしまったのである。

 小さなお口を顎が外れるほどに大きく開いて、その短めの舌をまるでそれ自体が別の生き物であるかのような素早く動かしていくレナのフェラチオは、キモオが所有している『オナホ女』たちのどのフェラチオとも異なる快感を産むのだった。まさしく天性の才能、そして、成長しきる前のロリ奴隷だからこそのフェラチオはキモオの大のお気に入りの性奉仕である。その上、レナほどの性格に何の問題もない、外見も内面も天使のような美少女が、不細工なひょっとこ顔をしながらチンポにむしゃぶりついているというシチュエーションもたまらない。


「ふふ、このままフェラチオをしてもいいけど……そろそろ良い時間だし、まずは……おらっ!」

「ぢゅるぅ、ちゅぅぅ……❤ あっ、ひゃぅんっ❤」


 そのフェラチオを楽しんでも良かったのだが、しかし、実は今日はとびっきりの『サプライズ』を用意していた。時間は日付が変わる少し前、そして、日付が変わるとレナは誕生日を迎える。お気に入りオナホ女であるレナのプロフィールはしっかりと覚えているキモオはそのためのプレゼントを用意しているのだ。それを見せつけたくてしょうがないため、キモオはこんな時間にレナの部屋に訪れたという次第である。そのためにも、レナとゆっくりとセックスを楽しんでいるとそのとびっきりの時間を逃してしまいそうだ。


「ふひひ、こ、このロリマンコをたっぷりと犯してやるからなぁ♪」

「わんっ❤ 御主人様のおちんぽ、レナのオマンコで食べさせてくださいわんっ❤」


 それでも脳みそが海綿体で出来ているようなキモオが性欲の発散を我慢できるわけがない。レナの細い腕を掴んでをベッドへと投げつけるのだった。戦士クラスの冒険者と比べれば貧弱な、脂肪だらけの醜男であるキモオと言っても、レナのような小柄な体ならばそれぐらいのことは出来る。

 乱暴な扱いを受けたというのにレナは嬉しそうな声をあげて、上等なベッドへとその華奢な体を沈めていく。ギルドハウスに暮らしている女たちの部屋に備え付けられたベッドはどれも王都の職人が作り上げた最上級のベッドなのだが、これは女たちを思いやってのことではなく、この部屋はキモオのセックスルームも兼用しているため、キモオが気持ちよくセックスをするためのベッドだから金をかけられているだけに過ぎないのだ。


「おらぁっ! だ、駄犬の御主人様チンポだっ! しっかり、ほ、奉仕しろよっ!」


 じゅぶぅ、ぢゅぶぢゅぶぅぅ、ずぶぶぅぅぅ……ずしぃんっ!


「ぉぉおっ❤ ぎぃ、ひぃぃっ❤ んおぉぉぉ~~~~っ❤❤ きたっ❤ きたぁぁっ~~❤ ま、マスターのぶっといチンポでっ、わ、わたしのロリマンコ、ひ、拡がっていきましゅぅぅっ❤❤」


 セックスの直前に突然イキリだすのはキモオの悪癖である。可憐な少女を征服するシチュエーションに酔っているキモオはそのデカすぎる魔羅チンポで、レナの未成熟な、それでもダラダラと愛液を流してパクパクと開閉しているレナの肉壺の一番奥まで挿入していったのだ。

 挿入しただけでマンコの中の肉襞が絡みついてくる絶品の名器マンコである。ただ可憐なだけではキモオのお気に入りオナホにはなれない、セックスにおける才能も天才的なレナなのだ。


「おぉぉ❤ ほっ❤ んほぉぉっ❤ おへぇっ❤ んひぃぃっ❤ お、おちんぽが、オマンコのなかであばれまわってぇ❤ きもちいい、ですぅぅっ❤」

「そうだぞ! 喘いでばっかいない、でっ……ぼ、僕を気持ちよくするんだぞっ! くぅっ、相変わらず凄い締付けだっ……!」

「ふぅぅっ❤ ふぎぃっ❤ しめましゅぅ❤ ま、マスターが気持ちよくなれる、ようにぃぃっ❤ おちんぽをいっぱいいっぱい締めましゅぅぅっ❤」


 キモオのテクニックもなにもない乱暴なピストンに、しかし、レナは喘ぎ声を抑えることが出来ないほどの強い快感を覚えてしまっている。これも洗脳と調教の成果である。キモオは女性が泣きわめく様子よりも、むしろ自分のことを崇拝しながら快感と幸福に溺れている姿を見ることを好む、ある意味では前者と同じぐらいに悪辣な性癖の持ち主なのであった。

 レナは調教の成果を見せつけるように、腰をわずかに浮かせながらただでさえきつい膣圧をぎゅぅっと高めていき、キモオの魔羅チンポへと快感を与えていく。さらに、その言葉からは先ほどから男が好むような卑猥な言葉を意識して口にしていき、できる限りの快感をキモオへと与えようとしていた。

 これが奴隷ギルド帳を使った卑劣な男とのセックスでなければ、なんともいじらしい姿である。


「こ、これでっ❤ これでどうでしょうかっ❤ おぉっ❤ きもちよく、なってくれてましゅかぁっ❤」

「ふひひ、き、気持ちいい……い、いやっ! こらっ! は、話してる暇があったらもっと、せ、セックスに集中するんだよぉ! ちょ、ちょっとかわいくてマンコが気持ちよくて魔術の才能があるからって、ちょ、調子に乗るなっ!」


 バンッ! バンッ! バンッ!


 レナのセックステクニックは恐ろしいほどの勢いで向上しており、すでに熟練のオナホ奴隷であるはずのダイドウジ・リンに比肩するほどに上昇していた。正常位セックスにおける腰の動かし方とマンコの中の蠢かせ方の巧みさを味わっていたキモオは、それでも自分勝手な言葉を投げつける。

 時折、あえて女性上位のプレイを楽しむこともあるが、基本的には女性を蹂躙する男性上位のセックスを好むキモオは、レナのような幼い見た目の美少女に翻弄されているようでどうやら癪に触ったようである。顔を真っ赤にしながら、さらに激しくピストンを行っていく。その奥にあるレナの子宮口が壊れてもかまわないと思っているような、そんな暴力的な動きだった。


「おぉぉっ❤ しゅ、しゅみませんっ❤ しゅうちゅうっ❤ 集中しますっ❤ オチンポ気持ちいいっ❤ ま、マスターに本気になられたらっ❤ 簡単にイッちゃいましゅぅっっ❤」


 その細い腰を捕まえて腰を打ち付けてくるレナの体は、それこそピストンの一突きごとに壊れてしまいそうなほどに激しくガクガクと震えだしていた。それでもレナの表情は蕩けたものから変わることはなく、レナの喉から出る言葉は甘い響きを持った嬌声である。

 ぎゅうぎゅうと締め付ける腟内の襞による肉体的な興奮と、視覚や聴覚から入手できるレナほどの美少女が感じているという事実による精神的な興奮の両方がキモオへと襲いかかっていく。肉棒や金玉だけではなく、キモオの胴長短足で脂肪をたっぷりと蓄えた全身に溜まりに溜まった欲望が、出口を求めて暴れまわりだすのであった。


「んひぃいっ❤ お、おちんぽ様がびくびくって震えてるっ❤ 射精っ❤ 射精してくれるんですね❤ きてくださいっ❤ いつでもっ❤ いつでもぉ❤ 今もイキまくってるオマンコで、頑張ってご奉仕しますから❤ た、たっぷり、レナの雑魚雑魚オマンコで射精してくださいっ❤」

「そ、そうだぞっ! お、お前は僕のオナホ奴隷なんだからなぁ! 腰を振ってっ、マンコ締め付けてっ、僕を気持ちよくするんだ!」

「はひぃっ❤ がんばりましゅっ❤ み、みなさんのように立派なオナホ奴隷になれるようにっ❤ 素敵な御主人様なマスターに相応しい女になれるようにっ❤ おほっ❤ いぐっ❤ いぎますっ❤ 今までとはくらべものにならない、ガチアクメ、キメちゃいますっ❤ いくっ❤ いくいくっ❤ いくぅぅぅっっ~~❤❤」

「うぉぉおっ! 射精るっ! 射精るよぉぉっ!」


 どびゅっ! びゅるるっ! ぶびゅびゅううぅうぅっっ! びゅっ! びゅっ! どびゅどびゅうううぅぅぅっっ!


「お゛ほ゛っ゛っ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛お゛っ゛ぉ゛っ゛っ゛ぉ゛っ゛っ゛~゛~゛~゛~゛❤❤❤❤ ザーメンきたぁぁぁ~~~~っ❤❤❤❤」


 キモオがレナの子宮へと目掛けてザーメンを放っていく。液体というよりも固体というほうが近いような粘性を持ったザーメンは、この可憐な美少女の卵子の一匹も逃しはしないとオマンコの中へと泳ぎ回り、あぶれた精子でさえもオマンコの襞の一つ一つにこびりついて、その臭いを染み付かせて別の男から本能的に遠ざけようとする専用オマンコへと改造していくのだった。


「おぉぉっ……❤ ほっ……❤ ほぉぉ~~……❤ しゅ、しゅごぃぃ……❤ ま、ますたー、すごしゅぎましゅぅ……❤ れなは、レナはなにもできませんでしたぁ……❤」

「ふうぅっぅ~~……♪ いやいや、レナちゃんのオマンコも中々よかったよぉ♪ 本当に、犯すたびに具合がよくなっていくなぁ♪ 今日のオマンコは92点ってところかな♪」

「こ、高得点、ありがとうございますぅ……❤」


 チンポを引き抜いたキモオは偉そうにマンコの点数をつけていく。強烈なセックス体験に息も絶え絶えなレナは、そのあまりにも女をものとしか考えていない言動に対しても嬉しそうに微笑むのだった。


「おっと、もうこんな時間かぁ。レナちゃん、お誕生日おめでとうっ!」

「へっ……あ、ほ、ほんとうだ……❤ えへへ、ありがとうございます❤ 今年の誕生日はマスターと迎えられて、今までの誕生日で一番嬉しい日になりそうですっ❤」


 気づけば、すでに日付が変わってしまっていた。

 新たに歳を重ねたレナは、その日をこれ以上ない日だと嘯く。厳しくも優しかった師匠との日々よりも優れたものだと口にしていることは無自覚だろうが、それでも改めて問われればキモオとの日々のほうがずっと満たされていると笑顔で答えるだろう。奴隷ギルド帳とはそれほど強力な力を秘めた恐るべきアーティファクトなのである。


「うれしいこと言ってくれるなぁ♪ そ、それじゃ、そんなレナちゃんに僕からのプレゼントで~す!」


 自分勝手に作り変えた人形が自分好みの反応をすることに満足げな笑みを浮かべたキモオは、その短くて太い指をした見るからに不器用そうな、元とは言え『レンジャー』のジョブとして冒険者をしていたとは思えない手をパンパンと叩く。

 するとレナの部屋の扉が開き、そこから一人の美女、そう、目を見開くほどの美しい女性が現れたのだった。


「え、えええええっ!? お、お師匠様ぁぁっ!?」

「まったく……なんて顔をしているのだ、この馬鹿弟子は。魔女たるもの、いかなる状況でも常に冷静であれという師の教えを忘れたのか?」

「い、いやいやいやっ! お、驚きますよぉっ! ど、どうして!? あんな人嫌いだった師匠が、なんでこんな人しか居ないような街にいるんですかぁ!?」


 レナと同じ、魔術において天才的な才能を示すピンクブロンドの髪をした、それでいてレナとは比べ物にならないほどの長身と女性的な肉付きをした美女こそ、レナの言う『お師匠様』であり、この世に存在する全ての魔術を身に着けたとさえ謳われる伝説的な大魔道士、『千年の魔女』であった。

 人を嫌ってホープ村という辺境の地のさらに山奥に隠遁をしていた師匠だが、やはりそのグラマラスな肉体を見せつけるようなぴっちりとした黒いドレスを身に纏ってレナの前に現れたのである。


「何故か、だと? そんな理由、一つしかあるまい。そんなこともわからぬのか?」


 そんな大魔女は、カツカツとベッドまで歩み寄る。それだけで思わず震えるレナの体は、師匠によるスパルタ教育が生み出した軽いトラウマが原因であった。この大魔女は人を人と思っていないとしか考えられない行動を起こすのである。

 例を上げるだけでも、いや、例を上げたくもないほどに恐ろしい女だ。それでも一つ上げるならば、ホープ村に訪れた何も知らなかったキャラバンの商人がこの大魔女を口説きだした時、めんどくさそうに溜息を一つついて、その商人を蛙の姿に変えてしまったのである。

 この商人カエルはなんとかレナが保護をして、必死に頼み込んでなんとか一ヶ月後には元の人間に戻してもらえたために事なきを得たが、おそらく、レナが師匠に拾われる前にはこれと同じような、いや、もっとひどい事件を起こしていたに違いない。

 それぐらい人嫌い、特に野蛮な男を嫌う師匠がなぜここに、というのはどれだけ考えてもレナにはわからないことであった。


「はぁぁ…………本当にわからないとはな。ならば、儂自らが教えてやろう」


 一人称が『儂』という古風な大魔女は、その冷たい瞳で愛弟子を見下ろしながらゆっくりと唇を開いていく。それに合わせて、無詠唱の魔術によってそのぴっちりと体に貼り付いた淫猥なドレスが姿を消していった。その下には、『レナと同じ卑猥な下着を身に着けている』ではないか。



「この偉大なる男性、『黄金の軍』のギルドマスターのキモオ・ブータ様にお呼び出されたために決まっておろうっ❤ 御主人様っ❤ 千年の魔女──いえ、賞味期限ギリギリのオナホ、『年増の便女』っ❤ 師弟揃ってあなた様の雌奴隷となることをここに改めて誓わせていただきますぅっっ❤」



 そう、恐るべき大魔女は、キモオの卑劣な作戦ですでに洗脳奴隷に堕落していたのである。

 誰かに媚びる姿など想像さえできない、レナにとってはそれこそ神に等しいお師匠様がキモオへと『ちんちん』のポーズであるエロ蹲踞を取りながら、舌をレロレロと卑猥に動かして媚びへつらっていた。

 あまりにも衝撃的な光景、それこそ天と地がひっくり返るほどに信じられないことが起こっている。


「……………そっか」


 だが、不思議なことにレナはその事実を簡単に受け入れることが出来た。

 何故ならば、『マスター』であるキモオへの崇拝はお師匠様への尊敬を容易く上回るほどに巨大なものになっていたからである。


「えへへっ❤ 嬉しいです❤ わたし、ずっとお師匠様もマスターの奴隷になればいいと思ってたんです❤ お師匠様ぐらいすごい魔女で、すごく綺麗な女の人がマスターのために働けないのは可哀想だって❤ でもでも、お師匠様のことは孤児だった私を拾ってくれたご恩があるから、その生活に口出しするのは良くないかなって思ってて……❤ そんなの、いらない心配でしたね❤ さすがはマスターですっ❤ 人生に退屈していたお師匠様のことも『救って』くださるなんて❤」


 こうして、また一人雌奴隷が増えていく。

 それだけではない。

 この冒険者都市ザガンで、この王国の王女が成人を迎えた記念式典が開かれる。

 そこにはアーティファクトを複数献上し、さらには未踏の地であったはずのエルフの大森林の奥にあるダンジョンを、条件付きとはいえ探索できるようにしたキモオもまたゲストとして招かれているのだ。

 そこで、王家の覚えもめでたいスペシュールド侯爵家の伝手を使って、女王と王女の美人母娘に奴隷ギルド帳へと名を記帳させれば──もはや、キモオの魔の手は留まるところは知らない。


「御主人様ァっ❤ どうか、この年増便所をかわいがってくださいませぇ❤」

「マスター❤ わたしもお師匠様のついででもいいので、まだまだオマンコを可愛がってくださいっ❤」


 だが、それもまた先の話。こうしてキモオは美人師弟を貪り、明日には貴族を抱き、剣聖を抱き、ハイエルフを抱き、世界を抱くだけだ。

 それはまさしく、キモオ以外の人間にとっては絶望という他なかった。


「ふひひ! 洗脳、最高~~!」


 しかし、あるいは────それこそ世界中の人間を不幸にできるこれほどの強力なものを、こんな低能で愚劣な醜男が性欲のためだけに使っている現状は、まだマシなのかもしれない。

 神の如き力をただただ、戦争が増えることもなく、食べ物を巻き上げられることもなく、気持ちよく射精するためにだけ使うキモオの日々は続いていくのだった。


(エピローグへ続く)

Comments

カツ

輝かしい実績をつんだ天才美少女が都合の良いオ○オ天才美少女になっているは最高ですね 名残惜しいようですが次回でこのシリーズの最終回ですが次回の更新楽しみにしています