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「っっ……!はーっ、はー……!ぁ、ぅ、んぅぅ……っ!」


 SRT特殊学園の地下――――かつては懲罰房として使われていた窓すらない小部屋。

 どこか湿った空気が満ちるその場所で、一人の少女がどこか艶めかしい吐息を零しながら、唯一の扉に扉に縋りつくように、針金を用いてそれを開こうと苦闘していた。


 少女――月雪ミヤコがこの部屋に閉じ込められているのは、懲罰のためではない。

 SRT特殊学園に所属し、特殊作戦チームとしての任務に従事するための訓練—―――その中でも最も過酷と言われる"捕縛された際の脱出訓練"のために、ミヤコは窓すらない地下の一室に放り込まれている。


(この扉、最新式の金庫なんかに使われるタイプの……!

 こんなの、針金一本じゃ、難しすぎて…………っ!全然開く気配も……っ!)


 その”訓練”がSRT特殊学園の訓練の中で最も過酷と言われるのは、その条件によるものだ。

 窓のない小部屋に存在するのは、大銀行の金庫なんかに用いられる分厚い鉄製の扉と、これ見よがしに天井の四隅に鎮座する監視カメラだけ。

 訓練は脱出に成功するか、丸二日が経つまで続き途中退場は当然認められず、時間が経てば経つほどに飢えや渇きに苛まれてパフォーマンスは落ちていく。

 そして何より部屋に持ち込むことが出来るもののが、頼りない針金一本だけという点こそが、SRT特殊学園に所属する少女たちの心を折る"最悪"の条件となる。


 "針金"以外は部屋に持ち込めない――――それは最低限の衣服なんかも同様だ。

 『捕らわれた特殊部隊員に衣服なんかは与えられない』――――どこまでも最悪の事態を想定した訓練内容は確かに合理的だが、訓練生に過ぎない少女たちにとってはあまりに負担が大きすぎる。


(それにこの部屋、薄くだけど媚薬が充満し始めてる……!

 こんな中に二日間も閉じ込められたら、どうなってしまうかわかりません……!)


 薄暗い部屋。監視カメラの前に未成熟な裸身を晒しながら、ミヤコは必死に羞恥と焦燥を抑え込みつつ、指先に神経と意識を集中させて針金を鍵穴のうちで蠢かす。

 けれど意識を指先に集中させればさせる程、一呼吸ごとに全身に染みわたっていく疼きが華奢な身体から汗を染み出させ、ミヤコの意識から集中を書かせてしまう。


 空気中に混ざる僅かな甘い匂い――――訓練前には説明されなかった"媚薬"という更なる試練。

 鋭敏な嗅覚でそれを感じ取り、けれどその新たな試練を理解する事が出来てしまう聡明さこそが、ミヤコをより一層窮地に追い詰めていくようだった。


「ふ、ぁ、うぅぅ…………!しゅう、ちゅう、しなくては…………ッ!」


 緻密でなければならない指の動きを、込み上げてくる焦りが狂わせる。

 荒くなった呼吸はミヤコの全身に媚薬の効能をゆっくりとだが着実に広げていって、華奢な身体を内側からじわじわと嬲るように疼かせてしまう。


 膨らみかけの乳房の先端の肉蕾は刺激を求めてそそり立ち、未だ陰毛の痕跡がない貞淑な秘部は、内側から濡れそぼってひくひくと蠢きながら愛液を滴らせるばかり。

 艶めかしい吐息の音に集中力が削がれ、緻密に指先を蠢かす度に乳首の疼きや秘部の潤みが意識させられて、必死の我慢も秘部から愛液が零れる感覚ですぐさま断ち切られてしまう。


「しゅうちゅう……っ!しゅぅ、ちゅ……っ!は、ぁ、あぁぁ……っ!

 ふーっ、ふーっ、ふーっ、ふ、んぅぅ…………!ふ、ぁ、や、や、や、ぁう……っ!あ……っ!」


 年頃とは言えど、月雪ミヤコは生真面目で清廉な少女である。

 性的な事柄に対する興味はあっても、未だ嫌悪感が先立つような年頃。つまり自慰すら経験した事のないミヤコは、快楽への抗い方など何一つとして知らないままだ。


「はーっ、はー…………ッ!!っ、うぅぅ――――ぁ、ぁ、あぁ、だめっ!!」


 震える身体ともつれる指先。目は潤んで視界は霞む。

 身体は内側から突き動かされるように跳ねて、ミヤコはとうとう針金を手放してしまった。


 からん、からん、と無慈悲な音を立てて床に転がる針金。

 必死になって進めていたピッキングは最初からやり直しになって、けれどミヤコはそんな事を考えることも出来ずに床に転がって息を荒げるばかりになってしまう。


(だめ、これ、これだめです……っ!ピッキングなんて無理……!

 身体、熱くて、切なくて…………!先に、これ、切ないの、なんとかしないと…………!)


 針金を摘んでいたミヤコの右手が華奢な秘部へ、左手が膨らみかけの胸の先端へ伸びていく。

 無機質なコンクリートの床に裸で横たわり、潤んだ目で性感帯に手を伸ばすその姿。それはどこまでも淫靡であると同時に、特殊作戦チームの一員としてあってはならない姿だった。


「ふ、ぁ、……っ!はぁ、ぁ、んく……ぅうぅっ!」


 けれど"SRT特殊学園の生徒"としての自覚など、今のミヤコの内には生まれ出る隙間すらない。

 焦燥によって荒くなった息。そうして吸い込み続けた媚薬は、小柄で華奢な少女の身体に深々と染みわたり、秘部と胸先に柔らかな指の先端が触れるだけでひどく浅ましい吐息を零させる。


 ミヤコの清廉さを際立たせる薄桃色の可憐な乳首は、微かな刺激にすらふるふると打ち震える。

 その先端を恐る恐る指が滑ると、ミヤコの口からは「ふぁっ!」と可憐ながら明らかに蕩けた声が上がり、ひくひくと蠢く膣口からとろりとした愛液が滴り落ちた。


(これは……これ、は、仕方ない事、です…………っ!

 こんな、身体じゃ、ピッキングも出来ない、から……っ!だから、疼きを鎮めるため……!)


 誰に言い訳を述べるでもなく、ミヤコは必死に自分を納得させようとしながら、先立つ嫌悪感もかなぐり捨てて乳首と秘部へとゆっくりと指を滑らせる。

 仰向けに横たわっているミヤコの目には、天井の四隅から自分を見下ろす監視カメラの姿が明らかに映っていて、けれどそれすら指を止める理由にならない程に彼女は追い込まれてしまっていた。


「ふ…………ぁ、ぁうっ!!ぁ、ぁ、ぁ、これ……ッ!

 ふぁ、や、や、や、ぁあぁぁ……っ!うっ、ふ、ぅうぅ、あぅ、あぁぁ……!」


 左手で乳首をゆっくりと撫でつつ、右手で濡れそぼったクレバスをなぞるように刺激する。

 右手の指先に伝わってくる濡れそぼった感触。ゆっくりとクレバスを撫でれば、ただそれだけで膣奥からじっとりと愛液が染みだしてきて、得も言われぬ性感が華奢な身体をびくりと跳ねさせる。


 細い脚がゆっくりとガニ股になるように開いていき、けれどミヤコはその事実に気づかない。

 自慰すら経験した事のない、SRT特殊学園に入学したばかりの少女。そんな身体を媚薬に塗れた状態で刺激してしまえば、少女の脆い理性はあっという間に音を立てて崩れていくだけだ。


「は、ぁ……ッッ!!ふ、ぅうぅ、ぅ、んく……ッ!!

 ふぁっ!?や、や、ぁ、う、んぅうぅうぅぅっ!うぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ダメ……ッッ!!」


 か細い理性が警鐘を鳴らしても、乳首と秘部を嬲る指の蠢きは止まらない。

 小さな乳首はいつの間にか細い指で摘まんで扱き上げられ、華奢な秘部にはゆっくりと細い指の先が埋まり、ぐちゅぐちゅと音を立てながら掻き混ぜられていく。


 ミヤコにとって、その快感は"与えられている"としか思えない程に現実離れしていた。

 自分ではない何者かによって、胸先と秘部の浅い場所をくすぐるように刺激されて、身の内側からこみ上げてくる異様な感覚によって全てを塗り替えられようとしている恐怖。

 けれど乳首を指で嬲っているのも、秘部を指で掻き混ぜているのもミヤコ自身――――彼女の内側に存在する本能こそが、その身と心を徹底的に嬲り続けているだけだった。


「――――~~~~っっ!!は、ぁ、ぁぐ……っ!

 ぅ、く、ぅうぅぅ…………っ!!こ、れ、何……っ!?私、なんで……!?」


 ”ぐちゅり”と淫らに粘ついた音が膣の浅い場所から零れ、同時にミヤコの細い腰が持ち上がる。

 そのまま痙攣と共に膣口から噴出する潮の飛沫。空気中に混ぜ込まれた媚薬の匂いが"雌"のにおいに上書きされ、ミヤコは息を荒げて快感を貪るように、空気中に満ちた媚薬を身の内に招いてしまう。


 "イく"という状態を知ってはいても、ミヤコはそれを知識としてしか理解していなかった。

 だからこそ彼女は、自分が今どうなったのかをまるで理解できぬままに痙攣しながら目を白黒させ、けれどそのまま乳首と秘部を嬲る指を休むことなく蠢かし続けてしまう。


「や、や、いや……っ!指、とまらな、い゛ッッ!!

 っっ~~~~!は、ぁ、ふ、ぁぐっ!や、や、や、ぁ、ダメ……っ!だめ、なのに……!」


 何者かに操られているような錯覚と共に、ミヤコは絶頂の中で更に自分を追い込んでいく。

 媚薬に侵された身体はミヤコの意思とは無関係に快楽を求め、細く柔らかな指を膣内から逃がさないように強く締めつけつつ、浮かされるようにしなやかな指を蠢かせ続ける。


 くちゅ、くちゅ、ぐちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ。

 少女らしい恐れが残る稚拙な指遣いは、けれど柔らかく濡れそぼった膣内で蠢くことで淫らな水音を奏で、稚拙であるが故の淫靡さでミヤコの心身を染め上げてしまっていた。


「ふぁ、ぁ、あんっ!や、ぁ、だめ、また――――~~――っっ!!

 ぅぁあぁっ!や、ぁ、これ、変……っ!ぅうぅぅぅっ!ふ、ぅうぅあぁぁ――――っっ!!」


 染み出てくる脂汗に濡れた顔にさらさらとした髪が貼りついて、ミヤコの表情は淫らに彩られていた。

 白い肌を真っ赤に染め、目を潤ませて恥ずかしそうに唇を噛み、けれど抗う方法も知らずに全身をビクビクと跳ねさせる姿は、”媚態”としか形容できない淫靡で染め上げられている。


 脚をガニ股に開き、膣口に指を突っ込んでぐちゅぐちゅと音を立てて掻き回し続ける姿。

 そそり立った乳首は乳房の中心でありありとその存在を主張し、その身が絶頂に跳ねるたびに僅かに打ち震えて悦んでいるようですらある。

 おおよそ"特殊作戦チーム"としての姿ではありえない姿は、けれど直接的に咎められることもなければ同情されるようなこともなく、ただただ窓すらない部屋の中で蕩かされ続けていく。


「だめ、だめ……っ!止まって、止まって下さい…………っ!

 も、もぉだめ、これ以上、これ以上は、変になる……っ!へんに、なっちゃうぅぅ……っ!」


 そして何より、生来の生真面目さが半端に理性を残してしまう事がミヤコを追い詰めていた。

 このような姿を晒すのはあまりにも恥ずかしい――――そんな感覚が心の片隅に残ってしまうからこそ、むしろミヤコは自らの痴態と染み出てくる快楽によって心身を捕らわれ続けてしまう。


 このような状況でも冷静に事を運べるような強さや聡明さはなく、けれど状況に呑み込まれて理性を手放すことが出来るほど弱く愚かにもなれない。

 どこまでも"普通の少女"でしかないからこそ、月雪ミヤコは地下の小部屋の中であまりに苦しい試練を受け、少女としての尊厳を徹底的に自らの手で陵辱し続けるしかなくなってしまっていた。


「なん、で……っ!?指、わたし、とめる、とめたい、のぉ……っ!!

 ぁ、あ、ぁ、なんで、どうしてぇ……っ!!っ、く、うぅぅ~~~―――っっっぁぁああぁっ!」


 ゆっくりと膣の深い場所にまで埋まっていく、細くしなやかで柔らかな指。

 蠢くそれはミヤコ自身にとっても未知の場所にまで簡単に到達し、より一層淫らに水音を響かせながら、本能の蠢動を以てして少女の理性と尊厳を蹂躙する。


 悶えながら床の上で身体を跳ねさせる姿は、期せずして彼女のコールサインと繋がるようだった。

 RABBIT01—―――可憐な見目を内側からこみ上げる淫らな衝動に跳ねさせて、ヒクヒクと全身を痙攣させる姿は、それこそ発情しきって苦しむ”兎”の有様に酷似している。

 そして同時に、内側からこみ上げてくる衝動に抗う事の出来ない脆弱さも、肉食の獣を相手にしては狩られるしかない兎の脆弱さを象徴しているようだった。


「だめ、だめ、だめ……っっ!!も、やめ、やめなきゃ、やめ、るぅっ!

 い、一回……っ!あと、一回、あと、あと、一回で……っぁ、やめ、る……っ!やめたい、のにッッ!」


 "あと一回だけ"――――そう繰り返しながら、ミヤコは既に何度も果てていた。

 口にした言葉一つ守れない。監視カメラの向こうでミヤコに対する減点が無慈悲に重なっていく中、それでもミヤコは目を白黒させながら、どこまでも無様にイキ狂う様を晒し続けるしかない。


 可憐な顔立ちは快楽に蕩け、小さな口は半開きになったまま舌先を突き出させる。

 華奢な秘部は既にミヤコの指を根元まで深く咥えこんでいて、それが"じゅぽじゅぽ"と音を立てながら抜き差しされるたびに、小さな口からは無様を極めた喘ぎ声が湧き出しては湿った空気を揺さぶる。


「ふぁっ!ぅ、や、ぁ、あんっ!ぁ、あ、ぁ、あ゛ッッだめイぐっ!!

 ぁ、はぅ、ぅうぅぁあぁっ!や゛――――っぅうぅぅぅぁあぁっ!あぁぁっ!ああ゛――――ッッ!!」


 こちゅこちゅこちゅこちゅ、ちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐ、ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ。

 膣内を抜き差ししながら蠢かされる指。噴出する潮は綺麗な放物線のアーチを描くように薄汚れた床を汚し、指によって掻き出された愛液は白く濁って粘り気を帯びたものへと成り果てている。


「ふぁ、ぁ、ぁぐっ!ぁ、あぁぁあと、一回、一回、だけ……っ!!

 これ、だって、ぜんぜんおさまらない……っ!だか、だから、しかたない、しかたない、のぉっ!!」


 SRT特殊学園への入学を許可された時から、月雪ミヤコは自分の能力に多少の自負を抱いていた。

 ヴァルキューレ警察学校よりも即応性が高い案件を扱う学園—―――少なくともそこで教育を受けるに足るだけの素養を見出されたのだと、ミヤコは僅かに浮かれてしまっていた。


 けれど違った。見出されたのは"素養"ではなく"可能性"だけだったのだと、ミヤコは自らの指で自らの尊厳を陵辱しながら、僅かに残った理性によって思い至ってしまう。

 作戦の中で自分に嘘を吐くように欺瞞を述べて、媚薬に侵された身体をどこまでもどこまでも自らの指で嬲り回して果てていく浅ましさは、ミヤコの自負を叩き折るにはあまりにも十分すぎた。


「ふゃっ!!ぁ、かはっ!ぅうぅぅぅぅ……っっ!!

 も、もぉ、だめ、やめなきゃ、やめ、なきゃ……っ!!ぁぁ、あ、あぁぁぁうぅ――――ッッ!」


 だが"自負"が叩き折られ、屈辱に精神が疲弊しても、本能は何処までも浅ましく性感を求め続ける。

 ミヤコがこれまで自慰をした事がなかったのは、ただただ彼女がまだ未成熟であっただけで、一度性感を知ってしまった彼女はどこまでも浅ましく性感を求め続けてしまう。

 一度恐怖と嫌悪感が取り払われてしまえば、むしろミヤコの身体は思春期の持て余す欲望に駆られ続けて、絡め取られるように淫蕩へと堕ち果てていくだけだ。


「や、や、ぁぅっ!ちが、ちがぅ、んです……っ!こんな、ちが、ちがうぅぅ……っ!

 わた、わたし、イきたくな、仕方なくて、だって、だって、こんな、こんなのむり、なのぉっ!」


 これもまた"兎"のような性欲の強さ――――どれだけ指で掻き回しても満足には遠く及ばない淫らな衝動が、無慈悲に注がれ続ける媚薬によって一層高められていく。

 "ぐちゅぐちゅ"、"にちゅにちゅ"、"ちゅぐちゅぐちゅぐ"と淫らな水音が連鎖しては、浅ましく響く濁った喘ぎと共に床に愛液の水たまりが広がっていき、華奢な身体が愛液に浸りながら何度も跳ねる。


 果てて、果てて、果てて、果てて、果てて、果てて、果てて、果てて。

 『ピッキングに戻らなければならない』と叫ぶ理性を置き去りに、ミヤコは完全にこみあげてくる性感に憑りつかれて、狂った獣のようにひたすらに淫らな悦を貪り続けてしまっていた。


「ふ、ぁあぁぁぁ……っ!ぁ、ぁ、あぅっ!うぅうぅぅぅ……!

 う、や、だめ、も、抜く……っ!指、ぬく……っ!ぬくのぉぉ…………っ!!」


 わずかに残った理性が、獣同然と化した身体の内側で抵抗を叫び続ける。

 けれどゆっくりと膣から指が抜かれていく感覚だけで、ミヤコの身体はあまりに重すぎる絶頂に苛まれ、声もないままビクビクと痙攣しつつ果ててしまう。


 そそり立った乳首から指を放そうとしても、ひくひくと蠢く膣から指を引き抜こうとしても、月雪ミヤコのか細い理性は、蕩かされきった本能の前ではあまりにも無力だった。

 発情期を迎えた兎が本能的に見境をなくしてしまうように、ミヤコの肉体も完全に見境をなくして、込み上げる淫らな衝動が収まるまで――――媚薬ガスが止まるまで、徹底的に快楽を貪ってしまう。


「――――ッッ!!――~~~~――ぁぁあぁぁぁっっ!むり、なんで、なんでぇ……っ!

 こ、んな、こんなのちがうっ!ちが、いますっっ!わたし、こんな――こんな事したくないのに……!」


 ぷっくりとそそり立った乳首を二本の指で徹底的に扱き上げ、とろとろに解されきった膣を指で掻き混ぜて、月雪ミヤコは"媚薬"を逃げ道として何度も何度も果て続ける。

 形ばかりの抵抗は、言葉だけで行動には一切現れることなく、監視カメラの向こうで無慈悲な減点が積もっていく中、段々と彼女は理性すら蕩かされて快楽を貪るだけになっていく。


「あ、あ、あ、あぁんっ!や、ぁ、あぁぁぁイくっっ!!!

 ぁあぁイく、イく、イく、イく…………ッッ!!ぁ、あぁああぁぁああぁ――――~~~~ッッ!!」


 獣のような嬌声が、地下深くの小部屋の内側に虚しく反響していた。

 けれど鉄の扉が開くことはなく、淡々と流し込まれる媚薬ガスが止まる事もなく、月雪ミヤコはただ無明の地下室に遺棄されるように、その身を徹底的な恥辱に苛まれながら自らを慰め続けるだけだった。


≪了≫



お読みいただきありがとうございました!


次回は1月6日に更新予定。

内容は『FGO』より「メイドカーマちゃんが変態男にご奉仕させられる話」もしくは『原神』より「ファルザン先輩ちゃんが拘束機械姦でイキ狂わせられる話」を予定しています。


次回も楽しみにお待ちいただけると嬉しいです!

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