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 グリトニア塔の地下牢。かつては捕虜を収容するために存在していた場所。

 しかしクリミアとの戦線が拡大し、塔に前哨基地としての役割が求められなくなった今、そこは捕虜を"収容"するための牢獄ではなく、"実験"のための実験室へと変わり果てている。


「ふ、ぅぁっ!ぁぐっ!ぅ、うぅうぅぅっ!!

 はな、せ……っ!この、汚らわしいっ!!ぁ、んぅぅっ!は、ぁうっ!ぁあぁぁっ!!」


 そんな地下牢の一室に、未だ抵抗を色濃く残した声が響き渡っていた。

 深紅の髪と勝気な印象の顔立ちが印象的な少女――――ジル・フィザット。数奇な縁の末にデインから離反し、その上で捕らわれた彼女は、鎧も衣服も剥がれて地下牢の湿った床にその身を押し付けられている。


 うつ伏せに湿った床に押し潰される事で、年頃の割に成熟した豊かな乳房が潰れひしゃげていた。

 しかしヒトであれば須らく欲情を煽られるだろうそんな有様は、ジルを背後から組み敷いている"巨怪"にとってはまるで目にも入らない些事に過ぎない。


「フーッ、フーッ、フゥゥゥ…………ッッ、ォ、オオオオ゛ォォォォッッ!!」


 ジルをうつ伏せに押し倒す巨怪――あるいは"肉塊"と形容すべき怪物が、大口を開けて叫びながらジルの身体に体重をかけ、深々と穿った膣の奥にまで自身のペニスを押し進める。

 純潔を奪われたばかりの膣が巨大な質量によって無理矢理に割り開かれ、ジルは目を剥いて歯を食い縛りながら、ただ激痛に悶絶して床の上で無様に身を捩るしかない。


「うぁ……っ!は、ぁ、ぁぐ、ぅ、うぅぅぅ…………っ!!」


 見開いた目から涙が零れ、その情けなさが更にジルを追い詰めていく。

 シハラムの娘でありハールの部下。英雄と呼ぶべき二人を間近で見ていた筈なのに、この程度の辱めで折れそうになってしまう自分の弱さがたまらなく恥ずかしかった。


(泣くな、喚くな、絶望するな……っ!!

 絶対、絶対に生きて帰るんだ……!どんな辱めを受けても、どれだけ辛く苦しくても……!)


「ふ、ぅうぅぐ……っ!ぁ、は、ぅうぅぐぅぅうぅ…………っ!!

 あ゛っ!が、ひぎ……っ!こ、の……ッ!半獣、半獣め……………ッ!!」


 悔し気に罵倒の言葉を投げかけても反応は帰ってこない。巨怪はジルの身体に体重を掛けながら、ゆっくりと嬲るように抽挿を繰り返す。

 純潔を失ったばかりで破瓜の血を滲ませる膣穴を太い質量で圧し拡げ、槍のような長すぎる程の怒張をもって最奥をぐりぐりと刺激し、ヒレのようにせり出したカリ首で膣壁を嬲る。


 虎だったのか、猫だったのか、それとも鷹や鴉だったのか。

 元がどのようなラグズなのか判然としないほどに、どろりと溶けた肉の塊と化しているそれは、明確な意思すら発せないまま、液状化した肉を零しつつ本能のままにジルを嬲るだけだ。


「はーっ、は、ぁうっ!!ん、んぅぅ、は、ぁあぁっ!あぁっ!!

 や、や、いや、だ……っ!!やめろ、それ、やめて、ぁ、あぁあぁぁっっ!!」


 ひどく緩慢な抽挿は、ジルの弱い場所をじわじわと責め立てる事にもなる。

 ゆっくりと引かれていく肉茎。その最中にせり出したカリの段差に引っかかれるGスポット。そこが僅かに刺激を受けるだけで、ジルの内側で苦痛とは違う感覚がじっとりと染み出してしまう。


「は、ぁ、ちが、違う……っ!

 私は、私は、この程度で……っ!!ふ、んぁ、ぁ……っ!」


 全身が酷く汗ばみ、身体が奇妙な熱を帯びて感覚が鋭敏に変わっていく。

 湿った石の床に押し付けられた乳首が痒みに似た疼きを発し、むくむくと屹立していく感覚がある。

 無理やりに押し広げられた膣穴が、奥底からジワリと愛液を染み出させているのが分かってしまう。


「っっ……!!ふ、んんぅぅ……っ!は、はぁぁ…………っ!!

 んぁ、ぁ、あぁ、うぅ――~~っっ!!ふ、ふーっ、ふ、ぅ、んぅ、うぅう……!」


 士官としての教育を受けた以上、そうした知識もジルは当然持ち合わせている。

 だがそれでも、ジル・フィザットという少女は年頃の娘としてはあまりにも生真面目で高潔であり、それ故に自らを慰めるような浅ましい行為に耽ることも今までなかった。


 唇を必死で噛んで血を滲ませながら、ジルは湧き上がる声を隠そうとする。

 自分の耳を犯して羞恥を醸成するような声。それさえ聞こえなくなれば、少しは耐えられるだけの余裕が生まれるだろうという、年若いが故の短絡的な発想。


「っっ、は、ぁう……っ!!――――ぅ、んぁっ!あ、ぁ、あ、や、あぁっ!!

 は、ぁあぁ、なん、で……っ!わた、私……っ!は、んぁ、ぅうぅっ!ぁ、あぁんっ!!」


 だが当然、そんな短絡的な発想で逃れられるほど"本能"は甘くない。

 膣口寸前にまで引かれたペニスが、先刻までの緩慢さが嘘のような素早さで再び膣奥の脆い場所を叩きのめし、その衝撃はジルの口から媚びるような蕩声を染み出させてしまう。


「は、ぇ、ぁ、え、え!?な、ぁ、今、声、な、なに―――っ、ぁ、あぁぁっ!!

 や、や、やめ、やめてっ!ま、また……っぁあぁ、それやだ、ゆっくり、引くのやめてぇ……っ!」


 自分の口から響いた、自分のものとは思えない――――思いたくない甘い声。

 けれど絶望と動揺に浸ることも許さずに、ジルを犯す巨怪はただ腐乱臭漂う息を全身の孔から噴き出しつつ、またゆっくりとジルの膣壁をせり出したカリの段差で嬲っていく。


 肉ひだの多い場所と少ない場所。敏感な場所と鈍感な場所。屈曲した場所と真っすぐな場所。

 ジルの膣穴の形をジル自身に理解させるかのように、それはひどく緩慢な動きできつく締まった孔の内側を逆撫でしながら引かれていく。


「は、ぁあぁぁ、ぁあぁ、あ…………っ!!い、やだ、やだ、やめ――ッッ!!」


 そしてそのまま、”弱点”を擦られた時にジルの身体が明確に反応を変えた。

 かび臭い石の床に額を擦り付けるように突っ伏し、巨怪に押し潰された腰を何度か跳ね上げるようにびくつかせて、ジルは膣穴をきゅっと締めて明確に快楽の果てを味わってしまう。


「ひ、ぃ……っ!!は、ぁ、あぁ、ぁ…………っ!!

 や、や、やだ、ぁ、あぁぁっ!だめ……っ!や、ぁ、んぅうぅぅ……!」


 膣肉がきゅっと窄まるように太い肉の楔を締め上げ、膣内がじんわりと濡れていく。身体がゾクゾクと震えて名状しがたい感覚が全身に満ち、石床に押し付けられた乳首が痺れるように疼く。

 そんな感覚を表現できる言葉を、ジルは"気持ちいい"以外に持ち合わせる事が出来ていない。


 言い訳のしようがない程の、教科書通りの"オーガズム"。

 ジルは自分がそれを与えられてしまった事――――半獣と呼ぶことすら汚らわしいバケモノによってそれを与えられてしまった事実に、目を見開いて涙を零す。


「え、う、嘘……!うそ、嘘だ、嘘だ…………っ!

 ち、ちがうっ!私は――私は、私は誇り高き竜騎士で……っ、ぁ、あぐぅっ!!」


 恋人でもなく、自らの指でもなく、それどころか人でもない怪物に初めてのオーガズムを与えられた。

 そんな事実から目をそらすために"竜騎士の誇り"に縋ろうとしても、そんなジルの弱さを嘲笑うかのように、再び膣奥への深い挿入がジルの覚悟を打ち崩す。


 "ばちゅ"と粘ついた音が響き、ジルの身体がビクリと跳ねる。

 ただの痛みではなく、間違いなく挿入の中に存在してしまう性感—―――そしてそれに気づいてしまった事が、ジルの内側の純粋な恐怖を煽り立ててしまう。


「うぁ、あぁぁ、放せっ!放して……っ!!

 いやだ、も、いや……っ!ふ、ぁぐ……っ!ぁ、あ、んぅぅっ!!」


 ゆっくりと引かれていくペニスと、執拗に知らしめられる膣穴のカタチ。

 知らしめられるそれらが溶けあうように密着していく感覚が、ジルを恐怖の底へ叩き落す。


 汚らわしいバケモノに犯されて、なのに女としての悦楽を感じてしまう自分がいて。

 シハラム・フィザットの娘として――――誇り高い竜騎士として在ってはならない醜態をこれ以上晒したくないと思っている筈なのに、ジルの身体は意思や誇りを無視して破滅へと突き進んでいてしまう。


「っ、う、この……っ!も、やめ、ろっ!!

 放せ、放し、てっ!!ぁ、んぁっ!ひ、んぅ、ぐぅぅっ!!」


 ゆっくりと引かれていったペニスが、また勢いよく子宮口を叩く。

 早くなることも遅くなることも、強くなることも弱くなることもない一定のピストン。けれどそれは一定であるからこそ、ジルに自身の身体の変化を理解させてしまう。


 激痛しかなかった筈の膣内や膣奥は、愛液で蕩けて誤魔化しきれない性感で満ちてしまった。

 かび臭い石床に擦り付けられた乳首は、見るのが恐ろしく感じるほどに痺れる疼きを発し、ジルが身じろぎをする度に床に擦れて耐えがたい淫らな熱を発してしまう。


「ふーっ、ふー……っぁ゛!!か、ぁ、うぅうぅぅ……っ!!

 も、やめ、やめろっ、やだ…………っ!ぁ、あぁぁっ、そこ、ダメなのに……っ!!」


 カリの段差がまたGスポットをゆっくりと拉ぎ、悶絶しそうな性感がジルの内側を潤ませる。

 軽い絶頂によってジルは顔を地に伏せ、鉄格子の向こうにいる"何か"に対して許しを請うような無様な体勢のままで、かび臭い床を舐めながら淫らな絶叫を地下牢に反響させた。


「――――~~~~ッッ!!は、ぁ、ぁ、ぅうぅぅぅっ!!

 く、はぁぁっ、ぁ――――っぎ、ぃッ!!ふ、んぅぅぅっ!ぁ、うぅぅ、またぁ…………っ!」


 薄汚れた顔は紅潮し、繰り返すだけの陵辱の中で淫らに蕩けかけている。

 強気な目はまだ吊り上がってはいたけれど、それすらもう長くは保たないだろうことが透けて見える程に、ジルの表情は快楽の中に染め上げられてしまっていた。


 そしてそのまま、また繰り返しの感覚がジルの身体を奥から手前へと嬲っていく。

 せり出したカリが膣壁を擦り、ビクビクと脈打つ歪な血管の形や肉茎の内側で醸成される熱なんかが、媚びるようにひくひくと蠢く膣壁越しに伝えられてしまう。


「んぅ、ぎぃぃ……っ!ぁ、あ、ぁ、あぁぁ、だめ……っ!!

 や、や、や、ぁう……っ!!は、ぁ、や、や、ぁあぁ、ぅ、んぅううぅぅぁあぁぁっ!!」


 そしてまたGスポットを擦られ、ジルはビクビクと跳ねながらうつ伏せで絶頂を味わう。

 段々と深められていく絶頂感は、とうとう膣口から僅かに飛沫を散らさせるまでに至り、ジルは失禁してしまっているかのような羞恥に、伏した顔すら上げられなくなってしまった。


「はーっ、は、ぁ、うぅぅぅ……っ!!

 こ、んなッ!!――――ぅ、こんな、こんな、酷い……っ!」


「――――この程度で"酷い"だと?

 シハラム・フィザットの娘が聞いて呆れる醜態であるな」


 だがそんなジルの頭上に、鉄格子の向こう側からそんな嘲りが降り注ぐ。

 地に伏して耐え続ける事も許されず、ジルは嘲りの主を睨み返そうと顔を上げるしかない。


「イズカ……っ!貴様、よくも…………っ!」


「もう少し耐えていると思ったが、存外に落ちぶれたものだ。

 シハラム・フィザットの血統である以上、少しは頑丈な実験体として期待していたのだが」


 陰気な印象の老人――――"なりそこない"の研究に憑りつかれた狂科学者イズカは、ほとんど潰れたような白い目でジルを見下ろし、手元の魔道書に不気味な魔力を流し込む。

 魔道書から伸びていく触手状の闇の魔力。それはジルを犯す肉塊同然の"なりそこない"の身体へと溶け込んでは腐乱した身体をビクビクと震えさせ、半ば液状化した肉を牢の床やジルの身体に飛び散らせた。


「何を……っ!何をするつもりだ……!?」


「これだから愚者は困る。実験体に対して行う事など、"実験"以外に何があると?」


 当然のようにイズカは言って、ようやく魔道書を閉じて鼻を鳴らす。

 その態度に欲情はなく、ただ狂った知識欲にのみ目を輝かせるその有様は、ジルにとっては自らを犯す怪物とはまた別種の恐怖の象徴のように映った。


「は、ぁ、実験……!?な、何を言って――――」


「黙っていろ。舌を噛まれて死なれては何のデータも取ることが出来ん。

 言われずともすぐに理解できるだろうよ――――その身体であれば猶更にな?」


 答えはなく、けれど這い上ってくる恐怖がジルの心を焦燥に駆らせる。

 だがイズカの言葉通り、"実験"という言葉の意味ではなく"何をされるか"は、言われるまでもなく残酷な感覚と共に理解させられることとなった。


「――――ウ、ゥウゥゥゥ…………ッッ!!ォ、オオオ゛ォ゛ォォォrrrrrォォォォッッ!!!」


「ひ、ぃぎっ!?ぁ、ぁ、え、ま、待ってっ!!や――――ッッ!!」


 咆哮、あるいは絶叫と共に"なりそこない"はジルにより強く体重をかける。

 飛竜よりもなお重いだろうその重さにジルは呻き、そしてそれ以上に続けざまに与えられた連続しての抽挿—―――貪るようなピストンに、長い悲鳴を上げる事になった。


「うぁっ!ぁ、あぐっっっああああ゛ぁぁぁ――――――――ッッ!!!!

 や、やぇっ!が、ぁぐっ!いだ、痛いッッ!!や、いやだっ!ぁ、ああぁぁやめろ、やめ、ろぉぉっ!!」


 流し込まれた闇の魔力による、強制的な肉体活性。

 イズカの邪法によって"生殖能力"を歪に高められたなりそこないは、ジルの細腕ほどに太くなってしまったペニスによって、少女騎士の膣を何度も何度も性急な速度で打ち壊すように貪っていく。


「ぅぁっ!や、や、やだっ!やめ、てっっ!!やぇ、ぁ、ぐぅぅぅっ!!

 あ、あぁぁ、止まって、今、今、だめッッ!!ぁ、が、ぅぅうぁあぁあいやぁああぁぁっっ!!」


 激痛も悲鳴も、涙ながらの命令も懇願も、身体だけが示してしまう絶頂の反応も。

 それは壊れきった怪物の耳には届かず、かつては存在していた筈の心を呼び覚ますには至らない。


 無理やりに狭い膣穴を抉り挿され、肉と肉がぶつかる音を響かせながらジルは犯され続ける。

 Gスポットを擦られる感覚――――ジルにとって心底嫌だった粘つくようなあの感覚すら感じられず、ただ暴力的に膣奥までを揺さぶられる感覚は、その惨めさでジルの心を急速に追い込んでいく。


「や、ぁぐっ!ぁあぁぁ、父上、ハールさ――――っぁ、あぁあぁぁっっ!!!

 や、や、やだっ!やめて、許してぇっ!!も、やだっ!ぁあぁやだやだやだだめっ!!も、もぉ突かないで!!突かないでください――ぁ、あぁぁいやっ!やぁああぁぁっっ!!」


 ”竜騎士の誇り”など思考の端にも浮かべられず、父と上官に助けを求める。

 だが助けが来るわけもない。父もハールも既に戦死している以上、どれだけ助けを求めたとしても、ジルにそんな救いがもたらされる事などあり得なかった。


 なりそこないは腐肉を撒き散らしながら、杭打機のような強さと速さでジルの膣奥を犯していく。

 引いては打ちつけるだけのピストン運動。しかしそれは獣特有の筋力と膂力、そしてイズカの非道な実験で取り払われた脳のセーフティと高められた生殖欲求によって、拷問に等しい苛烈さを引き出されていた。


「んぁっ!!ぁ、あ、ぁ゛ッッッあ゛あ゛ぁぁ――――――――ッッ!!!!

 は、ぁ、くひ、ぃぃぃぃ、も、やだ、や、や、ぁ、やめ、てっ!許して、許してくださいッッ!!」


 パンパンパンパンパンパンと連なるような肉と肉がぶつかり合う音の中、ジルは必死に許しを請う。

 "シハラム・フィザットの娘"だとか"黒疾風ハールの部下"だとか。ジル・フィザットという少女を騎士たらしめていた全てを打ち壊されるように、彼女は金切り声で悲鳴を上げるしかない。


「あぁぁっ!!ぁ、いやっ!いや、いやぁぁあああぁぁぁぁっっっ!!!

 痛い、痛い痛い痛い痛い痛いっ!!やめて許してっっ!!ぁ、ああぁぁやだやだやだぁ゛ッッ!!」


 戦場を駆ける竜騎士としての勇壮など、とっくに壊れきっていた。

 ジルという少女は"強者"ではなく、ただ"強く在ろうとしているだけの少女"に過ぎなかったから。


 腐肉同然の怪物によって何度も何度も膣奥を突かれ、女としての尊厳を極限まで辱しめられる。

 騎士としての尊厳を悲鳴と懇願が徹底的に凌辱し、”獣”と交わって女としての反応を示してしまう事実が突き付けられることで、ヒトとしての尊厳すらジルは徹底的に貶められてしまう。


「地下では声が響きすぎるな。まったく喧しい……!

 実験室に連れていければよかったが、繁殖用の実験体どもめ……!」


 ワユ、ステラ、マーシャ、ネフェニー、イレース。

 イズカからすれば名前も忘れるような"実験体"どもをなりそこないの”母胎”とするために、実験室は全てなりそこないによる陵辱の舞台として使用されてしまっている。


 とっとと受け入れて狂い果てれば良いものを、想像以上に実験体どもは粘ってしまう。

 実験が思い通りに進まない苛立ちは、イズカの神経質さをこれ以上なく高め、ジルの悲痛な悲鳴が地下牢に反響する事もまた、どうしようもなくその皺だらけの額に青筋を浮かばせた。


「ぅぁっ!ぁぐっ!や、や、ぁあぁぁぁいやっ!や、いやだっ!!

 ぁ、あ、ぁ、あぁぁやだやだやだ許して……っ!!これ、壊れ、壊れるッ!!ぁ、あぁ――――ッ!!」


 そして現状、イズカにとって最も望む反応を示しているのはジルだった。

 半獣――"ラグズ"に対する拭えぬ嫌悪感。祖国を裏切った事への罪悪感。父と兄貴分を失った喪失感。あらゆる要因がジルの精神力をジル自身にも無自覚に弱め、その身体を陥落へと引きずり込んでいく。


 肉と肉がぶつかり合う音。泣き顔と涙声で必死にイズカに縋ろうとするジル。

 だがどれだけ懇願の言葉を並べ、どれだけ無様に媚びへつらおうとも、"誇り高い竜騎士"を志していた少女の零落は、"なりそこないの母胎"を求めるイズカからすればむしろ責めを強める理由にしかならない。


「は、ぁ、うぅうぅぅぅっっ!!ぁ、ぅぁっ!や、ぁ゛ぁああぁぁっっ!!

 やめ、ぇ、ぁぐっ!ゆるし――ゆるしてっっ!!だ、ぁ、やだっ!だめだめだめだめだめ……ッ!!」


 陥落を間近にしたジルにとどめを刺すように、イズカは邪法の魔力をなりそこないに流し込む。

 なりそこないの生命—―――それと引き換えに異常な量の精液をその身の奥に作り出すという"生殖"に特化した邪法は、ジルの膣内で異常な太さに膨れていくペニスの感覚として発露してしまう。


「や、や、やだっ!!ゆる、許して!許してくださいっっ!!!!

 ぁ、あぁぁやだやだやだこれだめ、絶対ダメ……!!こわ、こわれ、ぁあぁやだ、壊れちゃう!!」


 膣口が異常に押し広げられ、”ブヂ”と何かが裂けるような感触と共に感覚を失った。

 痛みもなく、自分の身体がどうなっているのかもわからず。そして当然許しなどもないままに、ジルの内側で穢れきった腐肉のペニスが砲口のように膨らんで――――



「―――――ッッッぁあああぁぁいやっ!!いや、いやだ!!!!

 ちちうえ、たいちょぉ、たすけ――――ぁ、あ、あ、ぁあ、ぁあぁぁ、ぁあ゛ああ゛ぁあああ゛あぁああああああ――――――ッッッ!!!」



 凄まじい量の精液が、未だ少女でしかないジルの未成熟な胎内へと一斉に押し寄せる。

 押し込むように子宮口が白濁に包まれ、無理矢理に流し込まれる精液は即座に子宮を埋め尽くし、裂けた膣口から逆流したそれは滾々と石床の上に汚臭を放つ粘液だまりを形作る。


 凄まじい量の射精の最中、引き換えに絶命したなりそこないの巨躯がジルの身体に覆い被さる。

 腐った肉の塊に押し潰され、ジルは起き上がることも出来ぬまま絶命した身体から精液を注がれ続け、地に伏してすすり泣く以外に何もできない。


 グリトニア塔に運び込まれた捕虜—―――その中で最初に完成した母胎。

 そこから生まれたという”赤髪のなりそこない”の群れがクリミアの残党たちを蹂躙するのは、その完成から数か月が経ったころだったという。


≪了≫



お読みいただきありがとうございました!


次回は11月18日に更新予定。

内容は『原神』より、「行き過ぎた勧誘のせいで千岩軍に捕まった胡桃ちゃんが、罪を償うために自分からディルドで処女を失う話」です。


次回も楽しみにお待ちいただけると嬉しいです!

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