証明不要の徹底屈服(モブ女生徒×早瀬ユウカ) (Pixiv Fanbox)
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※拙作の独自設定があります。苦手な方はご注意ください。
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「ふふ、ふふふふ……!無様な姿ね、”冷酷な算術使い”早瀬ユウカ……!」
ミレニアムサイエンススクールの部室棟。その端に存在する空き室にて。
不気味に光を反射する瓶底眼鏡をかけた少女が、目の前で分娩台に拘束された少女――――早瀬ユウカに向けて、勝ち誇った顔でそう告げた。
「我が”性具開発部”の誇る発明品が一つ、”副作用の出ない睡眠薬”……!
まさか、一番初歩的なコーヒーに混ぜておいたものに引っかかるだなんて……ふ、ふふふふ!流石に油断が過ぎたんじゃないかしら!」
ふふふと不気味に笑う少女に、だがユウカは冷たい目を向けるだけだ。
両手は頭上に一纏め。脚は大きく開いた状態で拘束され、短いスカートの下に隠されるべき大人びた黒の下着は開け広げにされている。
まさに女囚—―――それも、下種な意図によって今にも辱しめられんとする姿ではあったが、それでもユウカの顔に滲むのは恐怖ではなく呆れの感情だ。
恐怖がないとは言わないが、ユウカはセミナーの一員である。
早瀬ユウカという少女は、行動のほとんど全てを分刻みのスケジュールによって管理されているに等しく、ミレニアムにおいては殆ど公人に等しい。
「……とりあえず、”C&C”が出てくる前に拘束は解いてくれる?
もしもの事を考えたら、貴女にとってもその方がいいんじゃないかと思うけど」
つまりユウカが数時間も姿を見せなくなれば、間違いなくノアをはじめとしたセミナーの面々や連邦生徒会が異常に気付く。
そしてそうなれば、ミレニアムの中でも屈指の武闘派組織である”C&C”が捜索に出張ってくる可能性だって決して低くはない。
比較的穏健派であるカリンかアスナが発見者であればまだマシだが、武闘派のネルや、ある意味一番危険なアカネに発見されてしまえば、おそらく無事では済まない筈だ。
「ぅ……そ、そうやって、私の主張を煙に巻くつもり!?」
「そんなつもりはないけれど……というか、性具開発部の件は既に解決したでしょう?」
“性具開発部”の廃部は、セミナー全員の賛成によって決定されて覆りようもない。
確かにブラックマーケットでは一定の評価を受けているようだが、それはあくまでも非正規での活動—―――セミナーの認可は絶対に不可能な活動への評価だ。
正規の形での活動報告はゼロだし、そもそも未成年である高校生がおおっぴらに研究していい内容でもない以上、ゲーム開発部のように廃部を取り下げる手段もない。
「廃部理由の書面は既に送付が完了してる。
異議申し立ては所定の書類を使って、期日までにセミナーまで直接—―――」
「――――あぁぁぁもう!うるさいうるさいうるさいうるさいっ!!」
あくまでも冷静に、事を穏便に済ませようとするユウカ。
けれどそんな冷静な態度は、瓶底眼鏡の少女のヒステリックな怒りを煽ってしまう。
「出したわよ!所定の書類を通知の後すぐに!!
それを蹴ったのはアンタたちセミナーでしょう!?馬鹿にしてるんじゃないわよ!」
だが一方で、ユウカは知らなかった。
確かに”性具開発部”の廃部撤回を求める署名は数日前に提出されて、その上で書記である生塩ノアによって捌かれている。
本来ならばセミナーに提出された書類は、処理者だけでなく全員が確認しておく必要があるが、現状のセミナーは晄輪大祭の準備にかかりきりで、事務処理を終えた書類の確認なんかはどうしたって後回しになってしまっている。
「もういい!もう怒った!もう話し合いなんかしてやらない!
こうなったら私の発明した性具の素晴らしさ、その身体にちゃんと教え込んで廃部の撤回をさせてやるしかないわ!」
だがセミナー側の事情など、性具開発部にとっては何の関係もない。
“廃部”というデッドエンドまで追い込まれてしまった現状、少女にすでに失うものはなく、だからこそ彼女は衝動的な怒りのままに拘束されたユウカに近づいていく。
「ちょ、ちょっと……!か、確認が遅れたのは悪かったけれど……!」
言葉通り、もう話し合いが通用するような状況ではなくなった。
そしてそうなってしまえば、頑強な分娩台に拘束されたユウカに、この状況から無事で抜け出すだけの方法は存在しなくなってしまう。
ユウカが抵抗に身を揺さぶると、拘束が僅かに重い音を響かせた。
トリニティやゲヘナの部室棟なんかであれば、あるいはこのような異音に気づく者もいたかもしれないが、ここはミレニアムサイエンススクールの部室棟だ。
機器開発なんかに伴う振動や電子音が日常茶飯事のこの場所では、ユウカが身じろいで拘束を揺るがしている程度の音は誰の注意も引くことはない。
「ふ、ふふふふ……!覚悟しなさい早瀬ユウカ……!」
縛められたユウカに近づき、その姿を見下ろしながら少女は不気味に眼鏡を光らせる。
ユウカの表情が引きつり、それから少女はベストの内側から自身が開発した小型の性玩具――――一見すると何の変哲もないピンクローターを取り出した。
「そのエロい黒パンツ、ぐちゃぐちゃのスケスケにしてやるんだから……!」
少女の指がリモコンのスイッチを上下させると、ぶぶぶ、ぶぶぶぶ、と小刻みにローターの振動音が響いて、生理的な焦燥感がユウカの全身を震えさせる。
ユウカの視線が泳ぎ、拘束が僅かな音と共に揺さぶられ、けれどユウカは何もすることが出来ぬまま、その身を湿った快楽の渦に投げ込まれる以外になかった。
◆
「っ、ふ、んぁ……っ!ぁ、あ、ぁ、あぐっ!は、ぁあぁっ!!」
羞恥に満ちた喘ぎ声と、拘束を揺さぶる身じろぎの音。そしてローターの無機質な振動音が、空き室の内側で淫靡に響く。
晒された布地の薄い黒の下着――――生真面目さと少しばかりの背伸びを感じさせるそれの上から貼りついたピンクローターは、内側に僅かに下着の布地を吸引する形で巻き込みつつ、ユウカの秘部の”とある一点”ばかりを責め立てていた。
「ふふ、ふふふふふ……!性具開発部一番の売れ筋商品!どうかしら早瀬ユウカ!」
薄布越しの敏感な一点――――クリトリスを吸引されつつ振動で責められるユウカに向けて、少女は眼鏡のレンズを妖しく輝かせながら勝ち誇る。
ブラックマーケットでの売れ筋商品—―――ゲヘナやトリニティの一部生徒の間でも秘密裏に流通しているそれは、確かに性玩具としては非常に出来がいい。
「んぅっ!は、ぁ、っっ、ふぁっ!ぁ、あぁっ!!
こ、これ、やめ――――と、取りなさ、いっっ!ふ、んぁ、ぁ、あぁんっ!!」
乳首やクリトリスを吸い込むための開口部は、敏感な場所を傷つける心配がないように軟性ゴムで覆われていて、ゴムゆえにフィット感は折り紙付き。
電源はエンジニア部の協力で極小型化に成功し、その分だけ犠牲になった電源そのもののパワーは、内側のゴムに振動を伝えて振るわせる形にすることで誤魔化した。
可能な材料の中で、予算と折り合いをつけたうえで組み上げた逸品。
方向性が“性玩具”でさえなければ、それこそミレニアムプレイスでそれなりの評価を受けていても不思議ではないそれは、現状では”ユウカへの責め具”にしかなっていない。
「は、ぁ、これ……っ!ぁ、だめっ!ぁ、あ、ぁ、んぅぅっ!
や、や、ぁ゛っっ!は、んぅぐっ!ひ……っん、んぁっ!ぁ――――あぁぁあっっ!!」
吸引されながらクリトリスを震わせられ、ユウカは大きく脚を開かされた状態のままで全身を揺さぶりながら性感を高められ続ける。
晒された下着にはじわじわと染みが拡がり、それは薄布の下から少しだけ盛り上がったクレバスを浮き立たせ、その感覚だけでもユウカの羞恥と屈辱を煽っていく。
「はーっ、は、ぁ、ぁひっ!ん、んぅぅぐっ!あ、あぁぁっ!」
「ふふふふ、随分とイイ反応をするじゃない……!
アソコの形、パンツが濡れてるせいでで浮き彫りになってるわよ?」
ローターに繋がるリモコンを操作し、その振動を細かく操作しながら少女は眼鏡のレンズを光らせ、ユウカの反応を満足げに眺め続ける。
振動の伝達率を変化させることで可能にした、段階的な変化ではなくシームレスな振動の変化。それを実践するための被験者が憎きセミナーの会計であるというのも、言うべきことがない程最高のシチュエーションである。
「んぅっ!ぁ、やっ、違……っ!は、ぁ、んぅぅぐっ!!
ふーっ、ふーっ、ふ――んぅぅぁあっ!ぁ、あ、ぁ、やっ!や……っっあぁあぁっ!」
最強から最弱へ。また最弱から最強へ。
スイッチ部をそんな風に動かしてもローターはきちんと駆動し続け、ユウカはローターの強弱に合わせて、少女の想定通りの反応を示してしまう。
一定ではない振動は、ユウカの無垢な身体を性感で埋め尽くしてしまう。
大人びた態度と大人顔負けの頭脳。けれどユウカは間違いなく16歳の少女――――年頃の中でも、とりわけ生真面目で潔癖な少女に過ぎなかった。
「ふぅぅぐ……っ!は、ぁ、あ、あ、ぁあぁぁぁ……っ!!
ちょ、っと……!これ、取って、取りなさい……っ!ふ、ぅうぅぅあぁぁっ!あ、あぁぁっ!う、く、ふぅぅ――~~~~っっ……!!」
自慰行為すらろくに経験したことのない清い身体――――性的な行為に少女らしい嫌悪感を宿したままの心身が、性感によって強制的にビクビクと跳ねさせられる。
顔を真っ赤に染め、肉感的な太ももをひどく汗ばませて真っ赤に染めながら、ユウカはじんわりと濡れていく秘部の感覚を味わわされるしかない。
焦燥感にも似た熱――――くすぐったさでもなく、痒みや痛みとも似て非なる感覚に全身を冒されながら、ユウカは必死に拘束から逃れようと身を捩る。
ローターの振動にクリトリスただ一点を責め立てられ、それでも必死に分娩台を揺さぶって、ユウカは荒い息を吐きながらそれでも必死に呼びかける。
「ふ、ふふふふ……!無駄、無駄よ!
拘束プレイ用に作り上げた”圧縮鋼の分娩台”!睡眠薬と同時に仕込んでおいた筋弛緩剤も効いてる以上、アンタにこれを破れるわけがない!」
だがそんなユウカに対し、少女はなおも三下の悪役のように勝ち誇った。
だが態度こそは三下じみていても、その言葉は確かな説得力で事実を捉え、ユウカの心をじっくりと絶望に浸していくようだ。
ユウカの身体を縛める分娩台は、キヴォトスで暮らす少女たちをも拘束可能な特別製—―――超圧縮鋼を全面に使用した特別製だ。
コストがかさむゆえに大量生産は出来ず、しかしその分だけ頑丈さは折り紙付きのそれは、超高度と僅かな弾性を掛け合わせてユウカの身体を縛めから逃がさない。
「はぁっ、は、ぁ、ぅうぅぅうぅっっ!あ、あ、あ、はぁ……っっ!!
こ、んな事に、貴重な資材を……っ!は、ぁんっ!!や、や、ぁ、だめ……っ!あぁぁぁっっ!ぁ、あ、ぁ、あぁぁだめぇっっ!!」
呆れたようなユウカの言葉は、ローターの振動によって喘ぎへと変えてられてしまう。
最強からほんの少し振動を引き下げ、それからまた最強に押し上げる。シームレスに切り替わる振動の強弱は、ユウカの身体が性感に慣れることすら許さない。
ローターの内側に吸引されたクリトリスが、濡れそぼった黒い薄布に包まれながら包皮から覗き、むくむくと性感を帯びてそそり立っていく。
軟性ゴムに包まれて、全体を振動に嬲られ続けるその場所は耐えがたい程の熱を帯びていき、ユウカはそれを冷ますように何度も何度も膣口から淫らな液を噴かされてしまう。
「は、ぁ……っ!ふ、んぅぅぅっ!ひっ、んぁっ!あぁぁっ!!
やめ……っっぁ、ぁ、だめっ!や゛…………っ!あ、ぁ、あ、んぅ、くぅぅぅっっ!!」
低い振動音と共にローターは振動を続け、そそり立ったクリトリスを柔く咥えこむように固定しながら責め立てる。
絶頂する度に責めは激しさを増し、ユウカは絶頂から降りる事も許されぬままに、ただその身を執拗な快楽に浸され続けてしまう。
「はーっ、はーっ、ぁ……!ぅぅ、く、んぅぅぅひぃ……っ!!
や、や、ぁ、だめ……っ!ちょっと、これ、も、もぉ、ホント、だめぇ……っ!」
大人びた黒い下着は既に内側から濡れそぼり、秘すべきクレバスの形はほとんどまるわかりになるほどに浮き上がってしまった。
物欲しそうにひくひくと割れ目が蠢き、内側から染み出してくる愛液は黒い布地をなお一層濃く染め上げて、拘束具のようにユウカの肌に纏わりついていく。
「だったら今ここで、廃部撤回を宣言しなさい!
性具開発部の技術の素晴らしさは、貴女も今ここで理解したはずよ!」
例えば生塩ノアが今のユウカの立場になったなら、ひとまずは相手の提案を呑むフリをする事で、まずは現状の事態の収拾を図っただろう。
書記にせよ会計にせよ、セミナーの中での決済権はそれほど多く認められているわけではない。つまりこの場での口約束を守る必要性は彼女たちにはないとも言える。
「は、ぁっ!ぅ、うぅぅぁあぁっ!それ、は、できない……っ!
私一人の、決裁権で……っ!それを、認めるのは、不可能でぇ…………ぁ、ぁ、あぁぁっ!」
だがユウカの愚直とも言える生真面目さは、その場しのぎのために自身の職責を用いる事を彼女自身に許そうとしなかった。
語尾を跳ねさせ、下着の隙間から愛液を座面に滴らせ、ビクビクと身体を淫らに痙攣させながら、それでもユウカは与えられる責めを真正面から受け止めてしまう。
「っ……!そう、そうなの……!これでもまだ理解できないって事!」
そして同時に、そんなユウカの生真面目さは少女の怒りに油を注ぐ。
眼鏡の下の目を血走らせ、忌々し気に歯ぎしりをしながら、少女は手にしたリモコンの中のスイッチの一つを、親指の腹で強く押し込んだ。
「は、ぁ、ひ……っ!?ぁ、ぁ、あ、何!?な、ぁ、あぁぁっ!!
や……っ!ぁ、うっ!ぁひっ!や、や、や、ぁ、あ゛ぁあぁ――――っっ!!」
クリトリスを包み込んでいた軟性ゴムがヒダのようにばらけ、モーターの駆動音と共に回転運動を開始する。
柔らかなブラシにクリトリスの全てを磨かれているような――――欠片の痛みもない徹底的な快楽が敏感な一点を押し包み、ユウカの口から獣めいた悲鳴が迸った。
「うぁっ!ぁ、あああやめ……っ!は、ぃ、ぃぎぅぅっ!!
あ……っっあぁぁぁあっ!あぁぁっ!あっ!あぁっ!あぁぁ――~~~っっ!!」
布地越しとは言え、最早濡れそぼった薄布程度ではクリトリスへの刺激を弱めることなどできるわけもなく、ユウカはただ徹底的な快楽に身をガクガクと揺さぶるしかない。
ひくひくと蠢く秘部。その奥からは勢いよく粘ついた潮の飛沫が迸り、下着からじわじわと沁みては座面や床を淫らな水溜りが汚していく。
「や、や、やめっ!ぁ、これ、とめ、止めなさいっ!!止めてぇっ!!
ふ、ぁ、ぁあぁだめだめだめだめぁあぁまた……っ!あっ!あぁあだめぇぇっっ!!」
自慰も知らない無垢な身体には、クリトリスへの徹底的な責めはあまりにも重すぎる。
耐える事など当然できず、逃れる方法も思い浮かばず、ユウカはただ与えられる無機質な責めに翻弄されて、淫らな水を噴き出す以外に何もできなくなってしまう。
思考も分析も、徹底的な快楽の前では結び合わせる事も不可能だ。
異様なほどの熱に浮かされ、痙攣するように肉感的な太ももがビクビクと波打つように震えて、同時に薄布を透過するように潮の飛沫が勢いよく噴出する。
思考が結び合わさる前にほどけ、どうしようもない熱で頭が煮えるようだった。
肉体的な抵抗を封じられ、その上で思考まで封じられてしまえば、それこそユウカに出来るのは無様に懇願して許しを求める事だけだ。
「ぁう……っ!わか、わかっ、た!から……っ!!
便宜……っ、図る、はかり、ます……っっ!!ぁ、あ、ぁ、だか、らっ!も、やめぇぇっ!!」
快楽に耐える事などできるわけもなく、少女の主張を汲む形の提案をする。
本来のユウカであれば絶対に許さないだろう、職権の乱用とも言うべき行為。しかしそれはこの状況ではどう考えても遅すぎた。
返される言葉はなく、少女はただ食い入るようにユウカの痴態を見つめるだけだ。
あまりにも淫らすぎる光景を眼前に据えられた少女は、時折思い出したようにローターの振動を調整するだけになってしまっている。
ユウカがそうであるように、彼女を責め立てる少女もまだ16歳程度の若者だ。
“性具開発”などという耳年増めいた趣味を持っていても、所詮はまだ異性と付き合った経験すらもない少女には、目の前の淫靡な光景はあまりに刺激が強すぎた。
「ふぁっ!ぁ、ぁうっ!ぁ、ね、ねぇっ!聞いて……っ!聞いてってば……!
ぁ、あ、ぁ、わた、私、も、もう、無理……っ!せめ、せめて弱に……っ!一番弱い刺激にして……っぁ、あ、ぁ、あぁぁあぁぁっっ!!」
何を言っても、何を提案しても、それが相手の耳に届かなければ意味はない。
既にユウカが譲歩の姿勢を見せた時点で、この場で行われる快楽責めは意味を失ったと言ってもいい筈で、なのに呆然と立ち尽くすだけの少女はそんな事にも気づかない。
「んぁっ!は、ぁあぁうぅぅっ!んひっ!ぃ、んぅぅぁあぁっ!あぁぁ――――ッッ!」
目の前で繰り広げられる徹底的に淫らな光景が、少女の目に焼き付いていく。
大股開きで分娩台に拘束され、整った顔を羞恥と屈辱と性感に染めて、白い肌を汗ばませながら何度も何度もその身体を淫らに跳ねさせる姿。
大人びた黒い下着は染み出てくる愛液と潮を吸って、その下の滑らかな肌を僅かに透かせ、ひくひくと蠢く秘部の形までも徹底的に浮き彫りにする。
そして何より、黒い布地と対を成すようなローターのピンク色の毒々しさが目を引き、その内側で嬲られるクリトリスを強制的に想像させる。
響く低い振動音。ユウカの口から迸る淫らな喘ぎと懇願の言葉。ピチャピチャと音を立てて座面から床に滴る愛液と潮は、ユウカの痴態を中心に視認できるほどに広がっていた。
「は、ぁ……っ!ぁうっ!んぅぅくっ!ひ、ぅぅぅあぁぁっ!!
も、もぉ、無理……っ!ぁ、あぁんっ!やめ、てっ!これ、これ、止めてぇぇっっ!!」
常の強気もかなぐり捨てて、ユウカは解放を求めて叫ぶ。
身体はひくひくと跳ね続け、肉感的な太ももには汗の雫が伝い、拘束の中で僅かに腰を持ち上げて潮を噴く有様はもう、”冷酷な算術使い”の面影など残していない。
クリトリスというただ一点――――人体の中の1%にも満たない大きさの肉芽を嬲られるだけで、早瀬ユウカは完全に快楽に敗北してしまった。
モーターの駆動音と共にローター内部の柔らかなヒダが回転し、痛むほどに疼き屹立したクリトリスを全方位から震わせつつ、根から先端に至るまでを責め潰す。
衣服は一枚たりとて脱がされておらず、それどころかクリトリス以外の性感帯――――乳首や秘部なんかには触れられもしていない。
だがそれでも、ユウカに与えられた責めはクリトリスただ一点だけを狙うからこそ残酷に、ユウカの身体を快楽の渦の中に突き落としてしまっていた。
「はぁ……っ!ぁ、あぁぁっ!や、や、や、ぁあぁだめ……っ!!
これ、ぁ、来る、また…………っっあ゛ッッ!!ぁあぁやだっ!も、やだぁぁっ!!」
そしてとうとう、ユウカの身体が臨界の間際へと至る。
何度も何度も絶頂を与えられ、それでもなお吐き出しきれない性感が身の内で結びつき、真の意味での”臨界点”へとユウカの心身を運んでいってしまう。
触れられもしていない筈の秘部がひくひくと蠢き、臍の内側に存在する子宮が熱を帯びながら収縮を繰り返しているのがユウカにもはっきりと分かった。
自分の身体がどうなってしまうのかはわからない――――けれど行きつくだろう果てが”屈辱的で恥ずかしいもの”だという事は、ユウカにも理解できてしまった。
「うぁっ!ぁ、せん、せ……っ!たす、けて…………っ!!
も、もぉ、やだっ!ぁあぁこわいっ!こわい、ですっっ!や、や、ぁあぁやだやだやだもうや゛――――――っっ!!!」
屈辱と恐怖に震え、誰よりも信頼する”大人”に助けを求め。
それでも救いは何処にもなく、ユウカはただ呆然とした視線に晒される中で、まずは一度ビクリと大きく拘束を揺さぶってしまう。
「は、ぁ…………っっ!!ぁ、あ゛……っっぁぁああぁぁぁっっ!!!」
心臓がドクンと大きく鼓動を跳ねさせ、全身が異様に熱く感じられる。
全身から汗が噴き出し、けれど身体がカタカタと震え、やがて全身の熱がすぅっと引いて、その熱が腹の底—―――子宮に集まっていった時だった。
「ふ、ぅぅぅ……っ!は、はぁぁっ!ぁ、いや……っ!いや、ぁ…………っ!!」
クリトリスが痛いほどに硬く硬く屹立しきり、そしてヒリヒリと焼けるように疼くその場所を、回転するヒダが数度にわたって弾いたその時。
子宮の熱とクリトリスの熱が一気に解放されて、ユウカは何もかも理解できない異様な感覚の中に、心身の全てを放り出される事になった。
「ぁ――――ぁああぁぁいやっっ!!!ぁ、だめ――――だめぇっっ!!!
ぁ……ぁ、あ、ぁ、ああぁぁあぁぁやだやだやだっっっ――――ぁああぁいやぁああああああああぁぁあああぁぁぁあぁぁぁぁっっっ!!!!!!!!」
ガクン、ガクン、と何かに憑かれたようにユウカの身体が大きく痙攣する。
同時に薄布越しの秘部がひくひくと蠢き、そこからピッタリと貼りついた薄布を透過して、勢いよく粘ついた淫らな液がぼたぼたと座面と床へ滴り落ちていった。
「ぁ…………あ、ぁ、あ、ぁ…………――――――――」
許容量を超えた快楽によって、ユウカは全身を痙攣させたまま意識を闇に沈める。
秘部から愛液を垂れ流し、全身を淫らに跳ねさせ、そして未だ止まることもないローターによるクリトリスへの責めを受けながら、ユウカは意識を闇に閉ざすしかなかった。
「ぁ、あは……あははははは………………!」
呆然とした調子での少女の笑い声は、もうユウカの耳には届かない。
少女はもう何もできず――――自分がしでかしたことの残酷さから逃避する以外に何もできずに、ノアから要請を受けた”C&C”が踏み込んでくるその瞬間まで、ローターのリモコンを弄り続けるだけだった。
≪了≫
お読みいただきありがとうございました!
次回は10月29日に更新予定。
内容は『FEH』より、「ハロウィン衣装のカムイちゃんが触手責めされる話」を予定してます。
よろしければ次回も楽しみにお待ちいただけると嬉しいです!