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◆ 「ふぅむ……どうにも信用なりませんなァ?」  暗夜王国の王城、その地下牢の中でも最も薄暗い最奥の独房。  揺らめく蝋燭の明かりだけが照らす、薄暗く湿ったその場所に、どこまでも粘着質に神経を逆なでするような演技めかされた声――――軍師マクベスの声が反響した。 「……信用も何も、それが事実の全てです。  カムイ王子の離反は私の知るところではない――――私は何の手引きもしていません」  粘着質なその言葉に向けて、独房の中で拘束された少女――フローラが毅然と返す。  両手は天井から垂れさがった鎖によって頭上に一まとめに吊し上げられ、つま先立ちの不安定な体勢のままで留められていながら、その表情はあくまでも冷静なままだ。 「ふぅむ……しかし、貴殿の妹めが王子と共に行動していたという証言もあります。  その状況で関わりがないと申すには――――少しばかり、説得力が弱いとはお思いにならない?」  だがフローラの冷静な言葉に、マクベスはあくまでも悪意を込めた言葉で対応する。  フローラがどんな言葉を語ろうと意味は無い。そもそも尋問をするまでもなく、暗夜王たるガロンはカムイに関わった者たちの全てを殺すことを望んでいる。  つまり現状のフローラがあくまでも"虜囚"の扱いを受けているのは、ただマクベスの思惑以外に理由がない。  じっとりとしたマクベスの視線が、縛められたフローラの身を這いまわる。  可憐な二つ結びに結われた、透き通るような薄青の髪。メイドという職掌を示すホワイトプリムもまた、彼女の美貌に可愛らしい清楚さを付け加える。  万人が振り返るだろう美しい顔立ちは、同時に少女の可憐さも未だ色濃く残していて、フローラという女をあまりに魅力的に映し出していた。  全体的に華奢な身体は、清楚なデザインでありながらボディラインを浮かすメイド服に覆われている。  胸はさほど大きくないが、それを補って余りあるほどにくびれた腰が扇情的。  そして何より、大きく広がる短い黒のスカートと、内腿を露出させるような形状の黒いニーハイソックスの間から覗く白い太ももが、輝くようにしてマクベスの視線を引き付けていた。 「……フェリシアは関係ありません。  あの子が暗夜王国を裏切るなど、残念なことです」 「ええ、それはもう。ガロン王様も大層お嘆きでしたとも。  姉君の苦労も知らず、まったく羨ましい限りでしょう?お察しいたします」  マクベスの視線――欲情の意図を敏感に察知して、フローラは拘束の中で身を捩る。  しかしマクベスは、そんなフローラの意図を愉しむようににたにたといやらしく笑みながら、ゆっくりと彼女の腰に腕を回し、その身体を自身と密着させてしまう。 「っ、何をするつもりですか……!?」 「ボディチェックですとも。兵卒共の手では不完全かもしれぬ故。  この私が自らの手と目を用いて、その身の全てを詳らかにせねば安心できますまい?」  欲情を薄っぺらな大義に包み込み、あたかもそれらしく語りながら、マクベスはフローラの短いスカートをゆっくりと焦らすように持ち上げた。  白い肌と対を成すような、フローラの年頃にしては大人びた黒い下着。それが粘ついた欲情の視線に晒されて、フローラは身じろぎと共に脚を閉じようとする。 「おっと、脚を閉じるということは隠すものがあるという事ですかな?  これはこれは、もっとじっくりと見分していく必要がありそうですねぇ」  少女の羞恥を理解しながら曲解し、マクベスはフローラの太ももを骨ばった手で撫でまわす。  常人よりも低い体温。ひんやりとしつつも柔らかく滑らかな肌はマクベスの感情を仄暗く昂らせて、その嗜虐と肉欲を吸い寄せてしまう。 「っう、ぅ……!お、おやめください……っ!  隠しているものなどありません……!私は、何も――」 「そう言えば、王族付きの執事やメイドは暗器の技術も学ぶのでしたか。  まったく、暗器の技術を持つものに"隠し場所"を与えるなど愚の骨頂だというのに」  言いながらマクベスは、好色な笑みを浮かべたままフローラのメイド服の胸元を掴み、それをただ腕力だけで縦に引き裂いてしまう。  布が裂ける残酷な音と共に、マクベスの視線の先に晒される白い肌と黒いブラジャー。フローラの口から上がった短い悲鳴すら黙殺して、マクベスは布切れと化した衣服を剥いでいく。 「あ、や……っ!やめて……っ!やめてください!!  何も、何も隠してなどいません!私は、何も…………っ!」  メイド服を剥ぎ取られて、スカートを脱がされて、ニーハイソックスとホワイトプリム、そして上下セットの黒く大人びた下着だけを残した倒錯的な姿に剥かれてしまったフローラ。  誰にも晒したことのない姿を、嫌悪すべき下種な男の眼前に晒されるという恐怖と羞恥が、フローラの表情を怯えるように引き攣らせる。 「残念ながら、それを決めるのは尋問官である私ですので。  それにしても随分と背伸びをした下着だ。見せたい相手でもいらっしゃったのですかな?」  顔を真っ赤に染めた彼女を更に追い込むように、マクベスはその下着のデザインを論いながら、まずは下着越しに形の良い真っ白な胸を揉みしだく。  ゆっくりとゆっくりと、その感覚を意識させるように揉みしだかれる胸。嫌味ったらしいその感覚は、体温の低いフローラの肌に、淫靡な熱をゆっくりと染み込ませてしまう。 「そんな、事……っ!答える必要がありません……!」 「いえいえ、懸想した相手がカムイ王子の軍に加入していれば、それが内通の理由となるやもしれぬ。  ……ああ、確か王子付きの執事が一人いましたなぁ?確かジョーカーだかいう男でしたか。いかがです?同僚として以上の感情は何もなかったと?」  フローラの胸を下着越しに揉みしだきながら、粘つく声音でマクベスは問うた。  誰にも告げたことのない思慕――偶然とはいえそれを言い当てられて、フローラは現状の羞恥と相まって、言葉を失ったままその白い顔を紅潮させてしまう。 「……これはどうやら、もっと詳細に訊ねねばならないようですなァ?」  そして、そんな表情の変化をマクベスは見逃さない。  黒いブラジャーのホックを知らしめるようにゆっくりと外し、肩紐を風の刃で切り裂いてから、マクベスは嫌らしい笑みを浮かべたまま剥ぎ取った下着を懐に収めてしまう。 ◆ 「やっ……!!ち、違う!違います!  彼とは同僚で……それだけ、です……!私は何も……ひぅっ!?」  あまりにも容易く晒されてしまった形の良い胸。誰にも見せたことのないその場所。  大きくはないが白くハリがあるそれを、骨ばったマクベスの指がいやらしく撫でまわして、フローラの言葉を途中で意味を成さない悲鳴へと変えた。 「ふぅ……っ!ひうっ、ぁあっ、やめて、ください……っ!  わ、私は何も……何も知らない……………っ!――ひぁぁっ!やっ、やっ、やぁぁっ!!」  氷の部族であるが故の低い体温は、触れられる感覚を一層鋭敏に感じ取らせてしまう。  お椀型の乳房を触れるか触れないかもタッチでなぞられつつ、時折弾くように中心の肉芽を嬲られて、フローラは本能的な嫌悪と性感に身を跳ねさせた。  真っ白な乳房に溶け込むような、薄桃色の小さな乳輪と小さな乳首。  自分で慰めた経験すら数えるほどしかないその場所を、嫌悪しかない嫌味な笑みを浮かべる男に、どうしようもなく好き勝手に嬲られてしまう恐怖。 「ふふ、随分と敏感ですが、カムイ王子の夜伽も担当していたのですかな?  たかが胸先を弄られただけでこの反応。余程手馴れているか、余程の淫乱かでしかあり得ない」  あえて羞恥と屈辱を煽る物言いで、尋問を長引かせるつもりでマクベスが嘲笑した。  そんな狙いにそのまま乗ってしまう形で、何も答えずに涙目で口を引き結んでしまうフローラ。  そんな彼女の敏感な胸先を、マクベスはねっとりと指と舌で弄ぶ。 「ぁ、あぁぁやめ……っうぅぅぅ!ぁ、はぅ……っんぅうぅ……!  やっ、やっ、やっ、ぁ、いや……っ!!舌、やめてください……っ!!あ、あ、やっ、うぅぅっ!!」  指先でくすぐるように嬲られる右乳首と、舌で搾るように扱き上げられる左乳首。  そして間髪を入れず、もう片方の手がフローラの秘部に忍び寄り、その場所を薄布越しに撫で上げた。 「あ、ひぅ……っ!!やぁぁっ……!  やっ、やめて……!あ、あぁぁひぅっ……!!ぅ、ひぁぁ……っ!!」  乳首に対する粘つく刺激によって、少しずつではあるが潤みを帯びてしまったその場所。  マクベスは無遠慮に下着の内側に手を突っ込んで、潤みを帯びたフローラの秘部をゆっくりと撫でまわしながら、その濡れ方を検分するように責め立てる。  くすぐられているだけの乳首は、ゆっくりと着実に弾力を帯びて屹立していく。  舌で舐られるそれは既に痛い程に勃起しきり、甘噛みされるだけで甲高い嬌声を止められない。 「はぁっ、はぁ、っう……!!んっ、んっ、んぁっ!やっ、やぁぁっ!!」 「くふふ、はは……!随分と淫らな声をお上げになりますなぁ?  これが尋問であると理解していないのでしょうか。まさか浅ましくも感じているとでも?」  ゆっくりとフローラの乳首から口を放し、唾液の糸を拭う事もなくマクベスは嘲笑を浮かべた。  羞恥と屈辱のまま、フローラはその表情を睨む。しかしそんな抵抗にすらならない抵抗をマクベスは鼻で笑って、そのままゆっくりと秘部を隠す下着をずり下げてしまう。 「あっ……!!やっ、やめ……っ!!」 「まぁ答えずとも、こちらは随分と素直に濡れておられますがねぇ?  聞こえるでしょう?貴殿の下の口が奏でる、浅ましいまでの淫らな水音が」  乳首への責めで濡れそぼってしまった秘部。その入り口に指を挿入されて掻き回される。  ぐちゅぐちゅと水音が響き、フローラの感情が羞恥一色に塗りつぶされて、嫌悪感が見の内を焼く。  しかしそうだというのに全身が性感を叫んで、嫌な筈なのに嬌声が止まってくれない。 「あ、あ、あ、あぁんっ!!は、はぅ……!んっ、んぅぅっ!んぁ、や……っ!!  やっ、やっ、やっ、いや……っ!!や、やめて!やめてくださいっ!!や、やあぁんっ!!」 「いえいえ、優れた女暗殺者は、こうした場所にも暗器を仕込むと聞いています。  奥までしっかりと確かめなければ、安全性など担保することはできますまい?わかるでしょう?」  適当な屁理屈をこねながら、マクベスは欲の赴くままにフローラの膣を嬲る。  低い体温と反比例するように、熱く蕩け切っているフローラの膣内。柔らかくも締まりのあるそれは間違いなく"名器"と呼ばれる類のもので、マクベスはこの先に待つ"展開"を思って興奮を抑えられない。 「クク、想像よりも蕩けておりますが、そんなに胸先が良かったので?  蕩けるような熱と潤み。これでは暗器など仕込めるわけもありませんなぁ?んん?」 「ふぅっ!んっ、んぁ、ぁ、あぁぁ……っ!  な、ならば、もう疑いは晴れた、でしょう……っ!?は、早く抜いて、あ、あぁんっ!」  フローラが身を捩る度に、鎖が虚しく音を立てて彼女の抵抗を物語る。  マクベス自身が言った通り、フローラにはそもそもの話として叛意はない。  しかしマクベスはあくまでも詭弁を弄してフローラの身を責め辱しめて、自らの愉楽へ変えていく。 「いえいえ、貴殿自身に叛意はなくとも、内通の咎はあるやもしれませぬ。  知っている事の一つや二つは吐いていただかねば、それこそ暗夜王の軍師の面目が立たぬというもの」  適当な屁理屈をこねながら、マクベスはフローラの膣内をゆっくりと嬲りだす。  閉じた肉ひだの一枚一枚に快楽を刻み込むように膣内で指を遊ばせて、ぐちゅぐちゅと技と音を立てて愛液を撹拌し、時折膣内から指を抜いてはこれ見よがしにフローラの眼前に濡れた指を突き付ける。 「やっ、やっ、いや……っ!知らない、です……っ!!  私は何も、何も知らな――――っあ!あぁぁっ!やっ、やめてくださいっ!!」 「クク、やはり女である以上、この場所は弱いものですか。  膣内のざらつく場所。陰核の根と接する場所。さぁ、言わねばココを嬲り続けますが?」  骨ばった指が膣内で曲げられて、指先がフローラのGスポットをくすぐるように嬲りだした。  理解できないほどの性感の奔流。恐怖がフローラの表情をひきつらせて、けれど本当に何も知らないフローラは、ただ真実と認められない事実を口にするしかない。 「し、知らない……!知らないんですっ!本当に、私は何も……!  ――――あ、あ、あ、ぁぁぁやめっ!やぁぁぁっ!やっ、いやっ、いやぁぁぁああ……っ!!」  ぐちゅぐちゅと音を立てて嬲られるGスポット。  全身が痙攣するほどの性感に、フローラは初めての絶頂と潮噴きを同時に味わわされる。 「おやおや、この程度で絶頂するとは、なんと浅ましい事か。  早めに情報を吐いた方が、それこそ貴殿の身のためではありませんかな?」 「あ、あ、あ、やっ、で、ですからっ!し、知らな、知らな、ぃいぅぅううっ!!  あ、あ、あぁんっ!うぅぅやめっ!やめてっ!ひぅっ、ぁ、あぁぁっ、やっやっ、やぁぁぁぁっ!!」  そして一度絶頂してしまえば、そこからの快楽には底も果てもなかった。  ただ女として隠しようのない脆い場所を抗う手段も知らないままに嬲られ続けて、言葉を紡ぐことすら許されずに何度も何度も絶頂して、潮を噴くことを強制的に繰り返させられる。 「やっ、やっ、やめて、やめてくださいっ!知らないです!  わ、私、何も――――何も知らないっ!!知らなっ――――っあ!あぁぁぁぁいやぁぁっ!!」 「なるほど、随分と強情ですなァ?これは隠しごとの種有りと見ました。  とは言え、この淫らさではいつまでも耐えられはしますまい?ほら、ほら!ほら!ほらァ!」 「んっ、ぁ、あ、あ、ぁぁぁやっ!!やぁぁぁああぁっ!  はぁっ、ぁ、あぁぁっ!!やっ、やだっ!いやっ、ぁああうぅうぅううぅ……っ!!」  Gスポットを嬲られながら、もう片方の手で乳首を縊られる。  何人もの女を"尋問"という名目で辱しめてきた、悪辣を極めたマクベスの指技。  その粘つくような責めは、普通の恋すら経験していない少女が受けるにははあまりにも苛烈が過ぎた。  白い肌に浮かぶ薄桃色の肉芽が、骨ばった血色の悪い指によって摘まみ上げられて扱かれる。  耐えがたい性感に潮を噴きながら背を反らすフローラ。絶対領域を形成していた太ももに愛液が伝い、ニーハイソックスが濡れそぼってフローラの肌に不快感と共に貼りつく。 「ふぅぅっ……!!んんっ、ぁ、あぁぁぁっ、ぁ、いやっ……!!」 「んんんふふふふ……!健気な事ですなぁ、フローラ殿。  しかしどれだけ堪えようとも、その程度では紙の盾にもなりますまいて」  優しげな大きな目からは涙が滲み、嬌声を堪えようと噛まれた唇には血が滲む。  しかしその程度の微かな抵抗は、マクベスの手技指技の前では何の抵抗にもなりはしない。 「ひ……っ!ぁ、あぁぁ、あぁぁああぁっ!!  やっ、やっ、やっ、あ、あぁぁうぅぅっ!!許して、もう、ゆるしてください……っ!」  潮を噴き、その直後に縊られる乳首。  フローラの口から悲痛な喘ぎが漏れて、大きな瞳から涙が零れ落ちる。  しかしマクベスは、フローラの悲痛な懇願も涙も愉楽としてしか考えない。  限界を超えた少女の身体を更に焦らすように責め立てながら、骨ばった細長い指を目いっぱいくねらせて、勢いよく指の腹と爪の先でGスポットを掻き回す。 「あ、あ、あ、いやっ!!いやぁぁああぁぁっ!やっ、うぅぅぁあぁぁまたイくっ!  あ、あ、あぁぁっ!!!やっ、やっや、ぁあぁうッ!!イくっ!!イくぅぅぅううっ!!」  連鎖する絶頂が、フローラの華奢な身体を嬲りながら跳ねまわらせる。  マクベスの指が水音と共に蠢くたびに、勢いよく数秒刻みで噴出してしまう潮。  つま先立ちになった足先までじっとりと滴っていくそれは、フローラの心を惨めさで満たしてしまう。  どれだけ『やめて』と『許して』と懇願しても、悪辣な軍師は懇願に耳を貸そうともしない。  むしろマクベスは、フローラの可憐な声音が歪むことに欲情を煽り立てられて、一層激しく悪辣に、目の前の華奢な少女の身体を嬲り尽くしていくだけだ。 「これでもまだ吐く気はありませんかな?  既に体の方は我が指にすら屈服しているようですが、心の方は如何に?」 「ふぅっ!ぅ、うぅぅ知らないっ!知らないんです……っ!  本当に、私は何も、なにもぉ……っ!!ひぅっ、あ、あ、あっ、やっ!やぁぁぁっ!!」 「うぅむ、中々に強情ですなぁ?  しかし耐えれば耐えるほどに、責めは激しくなっていくのですよ?」  言いながらマクベスは、右手でフローラの膣内を嬲りつつ、左手でクリトリスを摘まんで扱き始める。  小さくとも屹立して包皮から覗いたそれは、マクベスの指によって扱き上げられることで、フローラの身と心を容易く覆い尽くすほどの快楽を叫んでしまう。 「あ、あ、あ、あぁぁいやっ!!やっ、いや!やめて!そこダメですっ!!  あ、あ、あ、ぅううぅぅぅっ!!ひぅぅっ!!ぃ、ぁ、あぁ……っっやぁぁあああああ――ッッ!!」 「何でも構わないのですよ。  本当に『カムイ王子の反乱の兆しに繋がる情報』であればなんでもね?」  言外に『嘘であっても』という言葉が潜まされた、悪辣な策謀が滲む言葉。  しかし清廉で生真面目なフローラには、その言葉の裏の意味が理解できない。  だからこそ彼女は、”何も知らない”という事実を何度だって告げて、そのまま嬲られ続けるしかない。  ぐちゅぐちゅと水音を響かされては、乳首やクリトリスを縊られて潮を噴かされる。  地下牢の床はフローラの愛液によって既に濡れそぼり、二―ソックスは濡れて白肌に張り付いている。  真っ白な太ももは幾つもの潮の雫に這われていて、滑らかな白肌は歪んだ熱によって紅潮させられ、乳首は屹立して情欲を煽るように震えてしまっていた。 「あ、あ、あ――――っっ!!  やっ、いやっ、ぁ、あぁぁいやっ!!あぁぁぁぁ!!」  何度も何度も絶頂させられる。挿入すらされずに指だけで。  本当に情報を知っていれば、もうとっくに全て吐いている。それ程の悪辣な快楽責め。  なのに情報なんて何一つとして知らないから、フローラはこの地獄から逃れることもできない。 「……おや、そろそろ限界でしょうか?膣肉が浅ましく絡みついてくる。  ならば今日はこの程度でよろしいでしょう。どうせ時間はたっぷりとあります故」  掻き回され続けたフローラの膣内が、ビクビクと痙攣するように震え始める。  今までよりも数段高い絶頂。それを示す反応にマクベスは口角を持ち上げて、それからフローラの身体を今よりもさらに高い絶頂へと押し上げるために、より早く指を蠢かせた。 「あ、あ、あ、あぁぁ止めてっ!!やっ、やぅっ、ぁ、あぁぁダメです!!  ああ、あ、あ、変になる!!ダメ!変になっちゃいますからっ!!いやっ、いやぁぁぁっ!!!」  気が狂うほどの性感が、ぐちゅぐちゅと響く水音とともにこみあげてくる。  必死に身を揺さぶって、鎖が虚しく音を奏でて、視界が涙で滲みながら明滅する。  だがマクベスはそんな抵抗を愉しむように嗤うだけだ。  そしてそのまま、その時が訪れた。  Gスポットを掻き毟られながら、クリトリスを強く縊られたその時。  今までにない程の性感と共に、フローラの身体が一層強く大きく跳ねて、少女の意識が白く染まって。 「――――っあ、あ、あぁぁあああああああぁぁっっ!!!  は、ぅうぅぅぅイぐっ!!あ、あ、あ、あぁぁやっ!やぁぁぁっ!!ああああぁぁあぁっっっあ――――――――――ッッ!!!!!」  勢いよく、失禁もかくやの勢いでフローラの秘部から潮の奔流が噴出した。  フローラ自身の脚だけでなく、マクベスの手首までもを濡らしたそれは数秒に渡って噴出し続け、勢いを失ってからも僅かな滴を何度かに分けるように吐き出し続ける。 「あ……っ、ぁ、あぁぁ……!ぁ、いや……っ!いや、いやぁぁぁ…………っ!」  マクベスの指が膣内からずるりと引き抜かれると、フローラの膣口からは泡立つほどに撹拌された愛液が、ぽたぽたと雫となって床へ向けて滴っていく。  フローラはその華奢な身体を痙攣させて、譫言のように絶望を口にしながら静かに涙を流すだけ。 「ええ、では本日の尋問はこれまでと致しましょう」  指に纏わりつくフローラの愛液を、これ見よがしに舐め取りながらマクベスが嗤った。  彼はそのまま、フローラの顎に手をやって自分と視線を合わせて、下種な笑みと共に続ける。 「明日の尋問は、そうですねェ……魔道具でも使ってみましょうか。  魔道具、薬、改造したノスフェラトゥ――――尋問の手段はいくらでもあります故、お楽しみに」  フローラの表情が絶望に歪み、マクベスはその表情を網膜に焼き付けたまま牢を出た。  窮屈な王の側近としての務めの中の、一服の清涼剤――――明日はそのために何を用いようか、マクベスは嫌らしい笑みを浮かべたまま心を弾ませる。 「うぅぅ……っ、ぁ、ぁあぁ、いやっ……いやぁぁぁ……っ……!  たすけて、たすけて……!ジョーカー、みんな…………うぅぅうぅぅ……っ!」  歩むマクベスの背後からは、すすり泣きの声が響いている。  一人の王子の正義感が作り出した少女にとっての地獄は、未だ始まったばかりの序章に過ぎなかった。 ≪続≫ お読みいただきありがとうございました! 書いていて思ったよりも楽しかったのと、まだ色々やれそうなのでたぶん続きます。 とは言っても反響次第にはなるかと思いますので、よろしければ"いいね"やコメントなど頂ければ幸いです! 次回は1月23日頃に更新する予定です。 内容は未定ですが、『原神』か『デュエプレ』、あるいは『消滅都市』からになるんじゃないかと思ってます。 よろしければ、次回もお読みいただければ嬉しいです!

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