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※『ツングースカ・サンクチュアリ』のネタバレを含みます。 ※拙作の独自設定がございます。苦手な方はご注意ください。 ≪あらすじ≫ 『ツングースカ・サンクチュアリ』解決後、かつ闇のコヤンスカヤ召喚後。 アナスタシアが闇コヤンに騙されて、眷属ヤガによって背面座位で犯される話。 ◆ 「これは一体どういうおつもりかしら。説明していただける?」  シミュレーター内に広がる奇妙な光景――――作戦名として『ツングースカ・サンクチュアリ』と名付けられた決戦における、ビーストⅣによる浸食空間を模した景色。  毒々しい紫色の光が射しこむ、さながら生物の体内のような空間でアナスタシアはそう問いかけた。  こんな不気味なだけの場所、自ら望んで訪れるわけもない。  となればその空間の中心――アナスタシアの目の前に立つ女がシミュレーターに細工を行い、アナスタシアをここに呼びつけたと考えるのが当然だ。 「あらあら、随分と剣呑ですのね?  もう少し優雅で冷静な方だと把握していたのですが」  アナスタシアの視線の先に立つ女――――ここ最近カルデアに呼び出されたばかりの、通称"闇のコヤンスカヤ"は、手にした長鞭をくるくるとリボンのように弄びながら、そう肩を竦めた。  NFFサービス改め、NFFサーカスの座長――――そう名乗るにふさわしい派手で扇情的な衣服は、しかし奇妙なまでに不気味な空間の雰囲気に合致している。 「質問に答えなさい、コヤンスカヤ。  何の目的があって、私をこんな空間に呼び寄せたのか」  優美な声音に冷ややかな怒りを込めて、アナスタシアはもう一度問いかける。  そもそも信用はしていない。そしてそれ以上に、シミュレーターに干渉した理由を知る必要がある。カルデアという組織に害を成す下準備のつもりなら、黙って見過ごすわけにはいかない。 「そう警戒されずとも、同類同士仲良く致しません?」 「……カルデア壊滅に手を貸した者同士、という事かしら。  生憎だけれど、もうそのお話は終わっているの。ここにいる私は、あの私とは違うのだから」 「いえいえ!そうした馬鹿らしい精神論とは無関係な部分です!  …………ああ、でも、少しは関係してくるのかしら。ねぇ、”獣国の皇女”サマ?」  ロシア異聞帯にて、自分ではないアナスタシアが名乗っていたというその通称。  この場にいるアナスタシアにとっては記録でしかないそれを、さも当然のように目の前のアナスタシアと同一視しつつ、コヤンスカヤは嗜虐的な肉食獣の貌で微笑む。 「……貴女、自殺願望でもあるのかしら。  カルデアの記録をご覧になっていれば、当然ご存じだと思うのだけど」 「まぁ、コワーイ💛そんなに睨まなくともよろしいじゃありませんか☆  ――――だって、そう。貴女が獣国の皇女であることで、一層マスターの力になれるのですから」  コヤンスカヤの言葉に、アナスタシアの殺気が少しだけ和らいだ。『マスターの力になれる』という甘言であり繰言は、見事にアナスタシアの心に染み入ったらしい。  "釣れた"と冷酷な見下しを含む所感を抱きながら、コヤンスカヤは皇女の心の隙に付け込むように、甘い声音で朗々と言葉の糸を手繰り続ける。 「私のスキルは、ケモノの因子に働きかけての魔力ブーストが主です。  そしてそれはどういうわけか、虎の着ぐるみや兎の耳のようなモノにも効果を発揮するようでして」  と、その言葉を受けてアナスタシアは一足先に結論を悟った。  そしてそうなれば、回りくどい言い回しは好きではない。アナスタシアは掴んだ結論をそのまま、コヤンスカヤの言葉を遮るように口にする。 「……つまり、私が獣国の皇女としての記憶を励起させれば、貴女のスキルによる支援を受けられるようになるという事かしら?」 「ええ、理論上――――というよりも、仮定の話ですが💛  とはいえ、使えるものは何でも使い、あらゆる可能性を考慮するのがカルデアという組織でしょう?」  言葉のトーンこそ胡散臭いとはいえ、コヤンスカヤの語る内容は正論だ。  異聞帯との戦いも佳境を迎えているし、異星の神への対抗手段にはなれずとも、どんなサーヴァントがどのような相手に対して特効存在になり得るかはわからない。  記録によれば"自分ではないアナスタシア"なんかも、生前には関わりすらなかった米国の英霊――――ビリー・ザ・キッドによる"銃撃"で討ち取られたのだという。  そしてそうであるならば、例えば"凍死"なんかを死因とした敵相手に、アナスタシアが特効存在になる可能性だって否定はできないし、そのためには役目を果たすための地力も不可欠だ。 「……要するに貴女は、私に"獣国の皇女"の記憶を励起させたいということかしら」 「ええ、その通り。話が早くて大変助かります💛  ……それで、どうです?このお話に乗るか否か、ご判断はお任せいたしましょう💛」  コヤンスカヤはそう言ったが、しかしアナスタシアからすれば答えは定まっているも同然だ。  乗らない理由がない。記憶を励起させられれば、それこそ辛い記憶のフラッシュバックもあるかもしれないが、しかしそれらとの折り合いはもう付けてあるつもりだ。  白銀の世界で皇帝を目指したアナスタシアはもういない。  どこにも存在しない記憶を利用して強くなることが出来るのならば、それこそ願ったり叶ったりだ。 「乗るわ。乗らない理由がありません。  ――――それで、私は何をすればいいのかしら」  アナスタシアの言葉に、コヤンスカヤは吊り上げるように口角を持ち上げた。  あまりにも容易い――――冷えた所感を確信に変えて、けれど声音だけは商売人のトーンのままで、コヤンスカヤは甲高く媚びるような声で返す。 「いえいえ、何もしてもらう必要などございません☆  しいて言うならば――――この場で、抵抗せず、大人しくしていていただけましたら💛」 「え……?」  どことなく不穏さが漂う言葉。何かを致命的に踏み外した感覚。  そして同時に、アナスタシアの身体が背後から何かに押されて、地面に引き倒される。  結論から言って、アナスタシアは致命的に間違えていた。  より正確に言うならば、正解から不正解に向けて歩み続けてしまっていた。  重大な悪事を働く可能性――――彼女が最初に抱いていた所感こそが正しかったのだ。  そもそも"カルデアのため"を標榜するならば、最初からシミュレーターに細工をせずとも、公式的にアナスタシアをシミュレーターに呼び出せばよかった筈だ。  なのにわざわざシミュレーターに細工を施した時点で、コヤンスカヤの本性と狙いは知れる。  だが結局のところ、後悔が先に立つことはない。  ヴィイとのパスもいつの間にか切られていて、そうなれば今ここにいるのは、常人より頑丈なだけの見た目通りの華奢な少女に過ぎない。  不気味に蠢動する地面に引き倒され、背後から起き上がれないように押さえこまれた状態のアナスタシアに抵抗ができる余地は、会話の間に削ぎ落されてしまっていた。  抵抗する術を失い、地面に引き倒された見目器しい華奢な少女。  そんな存在を二重の意味で"見下し"ながら、コヤンスカヤは腐り落ちた果実のような、甘いだけの悪意に満ちた声音で、ただ朗々と告げていく。 「それでは、許可もいただいたことですし。  ――――"皇女ケモノ化大作戦"、早速開始と行きましょうか💛」  そんな言葉と同時に、アナスタシアを押さえ込む影が、豪奢なドレスに爪を立てて引き裂いていく。  "皇女ケモノ化大作戦"――――銘打たれただけの暇つぶしの悪意を示すように、布が引き裂かれる悲惨な音が、止めようもなく何度も何度も響き渡った。 ◆ 「っっ!やめ…………っ!」  背後から抑え込まれつつ、ドレスに爪を立てられて布地を裂かれる。  乱雑なようでありながら、白い肌には傷一つとして付けないその動きは、明らかにコヤンスカヤらしい悪意によって彩られ、その場をあくまでも”陵辱”の場と規定していく。 「やはりお綺麗な、嫉妬しそうなほどの美白ですわねぇ。  雪焼けなどというものもあると聞きますが、皇女殿下はそうでは無いようで💛」 「っ……!や、やめなさい……!あ、あぁ…………っ!」  褒め言葉のように見せかけて、コヤンスカヤはアナスタシアの羞恥を煽るために言葉を紡ぐ。  睨む表情が屈辱で赤く染まり、けれどそれはすぐさま布を裂かれる音によって恐怖へと変わって、その口から僅かな悲鳴が漏れた。  アナスタシアを押さえ込んでいるのは、眷属Ⅰの試作品だった廃棄物――の再現体だ。  まだ内界に、野生を色濃く残した食物連鎖を作り上げようとしていた頃の名残――――生殖能力に特化し、"奪い合い"を刻み込まれた獣人の雄を、霊基の中から再現して組み上げただけの代物。  それはケモノの生殖本能が赴くままに、生みの親であるコヤンスカヤを除く、この場における唯一の雌であるアナスタシアに覆い被さり、交尾には邪魔な衣服と呼ばれる布を鋭い爪で剥いでいく。  壮麗なドレスを纏った優美な皇女。美しくも可愛らしい過渡期の少女。それをただの女どころか雌に貶める蛮行を働きながら、ケダモノは荒い息と共に目を爛々と輝かせていた。 「や、やめなさい、コヤンスカヤ!  こんなことをして、何の意味があると言うの……!?」 「あら、お分かりになりません?  獣国ロシア由来の濃密な魔力によって、霊基の内に眠る記憶を強制励起させるだけですが💛」  残酷な笑みと酷薄な言葉に、アナスタシアの表情が引きつる。  何をされるのかが言葉から理解できてしまう――――コヤンスカヤが何をしようとしているのか、女としてどうしようもなく悍ましい結論に至れてしまう。 「やっ……そんな、ぁ、あああやめなさい!  そんなこと許されるわけが――――やっ、やめ……あぁぁいやぁぁぁ!」 「あら、マスターのために強くなるのではなかったの?  それに、そんなに怯えなくても大丈夫よ――――ちゃぁんと気持ちよくなれますから☆」  背中部分をビリビリに裂かれ、衣服としての体裁すら成さなくなったドレスとブラジャー。  華奢で真っ白な背中を晒すアナスタシアを抱き寄せるように、眷属はケモノの手でアナスタシアの胸を掴みながら、勢いよくその身体を背面座位のような体勢で抱き起こす。  ケモノのように背後から組み敷くのではないその動作は、交尾としての意図よりも辱しめとしての意図が窺えて、だからこそコヤンスカヤらしい悪意に満ちていた。 「あ……っ!?ぁ、あ、ぁ、やめ……っ、見ないで……!やぁぁぁ……っ!!」 「ん~、流石はロシア系美少女☆  真っ白な肌に小さくて色素の薄い乳首。くびれた腰付きもとってもセクシーですねぇ💛」  コヤンスカヤが煽る中で、ケモノの手がアナスタシアの胸を揉みしだく。  華奢な体格に見合わない、形と大きさを両立した美乳。ヤガの形を借りた眷属は、ケモノらしからぬ繊細な動きでアナスタシアの胸を揉みしだきつつ、爪の先で小さな乳首を責め嬲る。 「ふぁ……!ぁ、うぅぅぅ……っ!  あぁぁやっ、やっ、やぁ……っ!いやっ、ぁ!やめて……っ!」 「ふふ、感度も良好なようで結構なことですねぇ?  ……では私は、下の方も拝見させていただく事に致しましょう」  じっとりと責め立てられる乳首は、新芽が萌えるようにゆっくりと屹立していく。  そして同時に、コヤンスカヤによって脱がされていくドレスのスカート部分。華奢な太ももと薄水色の下着が晒されて、それを無言のまま観察されるという羞恥に満ちた数秒。  そうして高められた羞恥の中で、最後の砦である薄布のウエストに指が掛けられ、そのままゆっくりと知らしめるように引き下げられていく。 「やっ、やっ、ぁ、やだ……!やめて、それはいや……!いやぁぁ……!」 「ふふ、何を仰るのやら。私にはとんと理解できません。  ケモノに衣服は不要なものでしょう?それこそ"愛玩動物"でもなければね?」  残酷な微笑みと共に、スカートと諸共に下着がアナスタシアの身から離れた。  恐怖に竦む足は精緻な彫刻のように白く、太ももの肉付きも華奢で、何より無毛かつ貞淑に閉じられたクレバスが、アナスタシアという少女の純潔と純真を象徴している。 「あ、あ、あぁぁ……っ!いや……っ!いやぁぁぁ……!  ――――ぁ、あぁぁ!?ふ。ぅうぅ、ぁ、あああやめ……っ!やっ、やっ、あぁぁぁっ!」  だがその貞淑さは、あまりにも容易くケモノの爪先によって崩されてしまう。  屹立してなお小さく、桜より薄い淡さを保つ乳首。それを何度も爪弾かれては玩弄されることで、アナスタシアの華奢な秘裂からは、僅かではあるが愛液が噴出してしまっていた。 「あらあら、いやらしい。清楚な顔して随分と💛  こんな可愛くてエッチなものを見てしまったら、私もちょっと昂ってしまいますねぇ?」 「や、ぁあぁうぅっ!!そんな、ことない……っ!――ぁ、あぁぁ、やめっ!やめて!  あ、あ、あぁん!あっ!やぁぁっ!やっ、や、やめっ――――やぁあああああぁぁぁっっ!」  勃起しきった醜悪な外観を晒して、アナスタシアの秘部の付近でピクピクと蠢いている眷属のペニス。  コヤンスカヤはそれを道具のように掴んでアナスタシアの秘部の付近に宛がい、責め具として小さなクリトリスに押し付けて、敏感な肉芽を何度も亀頭で弾いていく。 「やっ、やっ、やっ、あぁぁぁっ!は、ぁぁぁやっ!そこダメ!ダメぇぇっ!」 「ふふ、そう言う割には何度もイっているご様子ですわねぇ?  ――――どうです?おちんちんでクリトリス虐められる感覚。本能に直接クるでしょう?」  電マやバイブのような責め具とは違う、温度を持つ肉によって敏感な場所を擦られる感覚。  拒否したいはずなのに、本能が性感を叫んでしまう。小さなクリトリスが熱をもって、ゆっくりとその包皮が剥かれて、じっとりと身体が汗ばんでいく。  雪のような白肌が羞恥と性感で染められていくように、アナスタシアの身が紅潮していく。  乳首とクリトリスを嬲られて、必死に拒否の言葉を吐こうとしながらも、嬌声を上げて身を捩ってしまうその姿はひどく淫靡で背徳的だった。 「んっ、んぅ……っ!は、ぁ、ぁ、あああいやっ!やめ、てぇ……っ!!  あ、あ、あ、!いや、いやっ!やっ、やっ――やぅっ!!うぅぅうううぅぅ――――!!」  そしてそのまま、クリトリスを弾かれつつ乳首をぎゅっと締め付けられて絶頂する。  華奢な身が震え、揉みしだかれる白い乳房が柔く震える。膣から愛液の雫が噴出する。  汗ばんだ身体に白銀の美髪が張り付いて、ケモノへと落とされていく少女の有様を淫らに彩ってしまう。 「はぁ、はっ、ぁ、あぁ――――ひっ!?」 「あら、『一仕事終えた』とでもお思いでした?残念ながら本番はここから。  少しばかり痛いでしょうけれど、大丈夫ですわよね?愛しい愛しいマスターのため、強くなるためなのですもの。この程度の事は当然、ねぇ?」  だが一度絶頂したところで、無限のような悪意によって与えられる責めと辱しめは終わらない。  コヤンスカヤの手によって、眷属のペニスがアナスタシアの膣口に"セッティング"され、その感覚にアナスタシアの口からは悲鳴にも似た吐息が漏れた。  胸先はケモノの爪の硬質な感触で嬲られ続け、絶頂した身体の感覚が更に高められていく。  そんな性感を与えられたまま、少しでも腰を押し出されれば膣を深く抉られてしまう状態にされ、アナスタシアは優美な美貌を恐怖に歪め、涙目で何度も首を振って懇願するしかない。 「いや……っ!あああ、いや、いやです……っ!  こんな、こんなの嫌……!あぁぁいやっ、ぁ――――あああ待って!!待ってぇ!」  しかしその懇願には言葉ではなく、残酷な行動しか返ってこなかった。  胸先を爪で絞られたまま、太くて硬いペニスが華奢な膣内をゆっくりと穿っていく。  残酷な熱量が、美しい少女の白雪のような秘奥を――誰にも見せたことも許したこともない場所を、ただ無遠慮に蹂躙していく。 「あ、あ、あ、あぁぁいや……――――っっあ゛!!」  そのまま止まることなく穿たれ、容易く突き破られてしまうアナスタシアの処女の証。  じっとりと滲む破瓜の血を、コヤンスカヤは醜悪な表情で眺めやって、そのままゆっくりと最奥を穿たれたアナスタシアへと酷薄なトーンで問いかけた。 「どうです?何か思い出せそうですか?  獣国の皇女の記憶――――ふふ、本当に思い出せるのならば、ですが」  残酷な反語を潜ませた言葉に、アナスタシアの瞳が絶望に見開かれた。  けれど、アナスタシアが言葉を紡ぐよりも早く、本能にのみ従う”ケダモノ”が、一刻も早く目の前の雌を孕ませようと乱暴な調子で腰を振り始めてしまう。 「ひっ!ぁ、あ、あぁぁやっ!!あ、あぁぁいやっ!  あ、ああ、あ、やめっ――――っっ!!ぁ、あんっ!ぅ、ぅあ!?あぁああっ!」  がくがくと背面座位で揺さぶられるアナスタシア。  暴力的なピストンが、残酷な熱を華奢な身体の奥底に叩きつける。  汗ばみ紅潮した白い乳房が震え、長い白銀の美髪が揺れる。  華奢な身体の奥底にグロテスクな欲望が叩きつけられるたびに、ぱんぱんぐちゅぐちゅと淫らな音が響いて、アナスタシアを聴覚から陵辱してしまう。 「は、ぁ、あぁぁうぅっ!んぁっ!ぁ、あんっ!!  こ、こんな、こと!意味なんて、な――――っっうぅ!ぁ、ああっ!ひぅうぅ!」  そして、そんな暴力的な抽挿に反して、胸を責める指の動きはどこまでも精緻だった。  小さな肉芽から的確に性感を引き出し、暴力的なピストンにすら確かな快感をもたらしてしまう、あまりにも精密で機械めいてすらいる乳首責め。  野性的な生殖行動でありながら、それはどこまでも"陵辱"だ。  性的な手段によって辱しめられる少女と、それを愉楽として愉しむ外道。二つのファクターが重なり合うその場は、ケモノの生殖と呼ぶには悪意に満ち溢れすぎていた。 「ふぁっ!?ぁ、あ、あ、ぁぁぁ!やっ、やっ、やっ!!あぁぁんっ!  は、ぁ、あああっ!や、やめて、もう乳首やっ!ぁあぁぁっ!あ、ひぅぅぅッッ!!」  膣奥を乱暴に抉られて絶頂し、そのまま背を反らした体勢で乳首を縊られて絶頂する。  雪のような白い肌は汗ばんで紅潮し、美髪は淫らに乱れて汗ばむ肌に張り付いて流麗なボディラインを強調し、淫らを極めてしまった華奢な少女の有様を一層の淫らさに貶めてしまっていた。 「イイお顔になられていますねぇ?お楽しみいただけているようで何より。  本能に逆らえない雌の顔――――正しい意味で"ケモノ"の様ではないですか💛」  コヤンスカヤが煽れば、アナスタシアの表情が性感の中でも羞恥と屈辱に歪む。  けれど結局はそれだけだ。杭打ちのような暴力的なピストンに晒されて、嬌声を堪えることもできずに、アナスタシアという少女はどこまでも"ケモノ"へと堕していく。 「あ、あ、あ、ダメ……っ!あああダメ、ダメ、ダメぇっ!!」  アナスタシアの声のトーンが、暴力的なピストンによって淫らに跳ね上がっていく。  ぐちゅぐちゅと響く水音。パンパンと響く肉の音。精密に扱かれ続けた乳首は小さいながらに目いっぱい屹立し、優美な皇女の身をただの雌へと作り変えてしまう。 「んっ、んっ、んんっ、ぁ、あ、あぁぁあんっ!!  やっ、やだ――――ぁ、あああっ!!あああぁぁあああああ!!!」  そして何の前触れもないままに、少女の膣奥が深く穿たれた。  次いで、勢いよく膣奥へと吐き出されていく穢れた魔力――――精液を模していることが瞭然に理解できてしまうそれは、アナスタシアの最奥に絡みつきながら霊基の奥底に染み入っていく。 「あ、あ、あ――――――…………!!  う、うそ、嘘……!あ、あぁぁやっ、やだ、ぁぁぁ!やっ、やっ、や……――っ!!」  霊基の奥底に流れ込む、穢れきった奇妙な魔力。  それはアナスタシアの霊基に何かをもたらすわけではなく、ただ"犯された"という強烈な自負ばかりを少女に刻む、ある意味で最も残酷な呪いだった。  絶頂すらもなく、胸を揉みしだかれてさらに快感を高められながら、獣人ですらないバケモノの精液を最奥に流し込まれるだけの時間。  絶頂には足りなくとも与えられる快感に身が震えて、目を細めるコヤンスカヤに、淫らな有様を無言で嘲笑されながら、アナスタシアは初めての性交を残酷な形で終えさせられた。 「…………はーい、お疲れ様でしたー☆  それで、どうです?何か思い出せました?"獣国の皇女"サマ💛」 「ぅ、ぁあぁ、ぁ……!  やっ、いや、いやぁぁぁ……!」  膣内にペニスを咥え込まされ胸を揉みしだかれたまま、アナスタシアは問われても答えられない。  少女の身に与えられた深すぎる絶望は、その口からはすすり泣く僅かな声以外を零させてはくれなかった。 「…………ンー、残念。記憶の回帰はならず、と。  ――――まぁわかり切った結果でしたが、もう少しだけ試してみましょうか☆」 「あ、ぁ、え…………?」  だが、コヤンスカヤの悪意はその程度では終わらない。  試作した眷属の生殖欲求は底なしだ。孕ませられる女が目の前にあれば、自身の存在が崩壊するまでそれを犯して子孫を紡いでいこうとするようにプログラムしてある。 「や、や、嘘――――ぁ、あ、ぁぁぁやっ!!や、やめて!やぁぁぁ!  あ、あああいやっ!ぁ、う、動かないで!いやっ!やだっ!あああもういやぁぁあああっ!!」  再び動き出す眷属の肉体。悲鳴。嬌声。肉の音。水の音。  アナスタシアは犯される。コヤンスカヤの愉楽のために"ケモノ"以下のヒトとされる。  抱いた使命感と愛――”人間”故の感情による過ちによって、皇女は底のない淫獄にて壊され続ける。 「やっ、やっ、ぁ、あああいやっ、ぁぁぁやだ、いやぁぁああ!!  も、無理、無理です!!ぁ、ああぁあ、出さないで、やっ、やっ、やぁぁあああああああ――!!!!」  “獣国の皇女”も“悲劇の皇女”も、ゆっくりとその場から消えていく。  その後に残るのは“ケモノ”であるのか、それとも“人間”であるのか。それを知る者はコヤンスカヤの他に誰もおらず、その末路を知る者もまた、コヤンスカヤ以外に誰もいなかった。 ≪了≫ お読みいただきありがとうございました! 次回は1月9日頃にファイアーエムブレムより『マクベス×フローラ(快楽尋問)』もしくは『モブ兵士×プルメリア(輪姦)』を投稿したいと思っています。 そちらも何卒よろしくお願い致します!

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Anonymous

ありがとうございました!異種姦よいですね!

ミズウミ

こちらこそお読みいただきありがとうございました! 異種姦かどうかは微妙なラインかもですが、お楽しみいただけたなら幸いです!