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『https://www.fanbox.cc/@mizuumi-sui/posts/3026333』の続編です。 よろしければ前作からお願いします! ◆  調教、調整、尋問、拷問。あるいは単純に凌辱と呼ぶべきだろうか。  それを表す言葉は数多くあれど、それらが一日で済むほど単純なものではないのは自明だ。 「あ、あぅぅぐっ……!!うぅぅぅ、ぅぅぅやっ……!  あ、あぁぁいや……っ!!痛い、痛いです……っ!!ぅ、ぁあぁぁぁ……っ!」  内腿だけを露出させる黒い長足袋と、柔らかそうな髪を彩る手裏剣を模した意匠のカチューシャ。  それ以外の全ての衣服を剥かれた、いっそ全裸よりも淫らで屈辱的な姿を晒して、カムイは任務失敗のツケを払わされるように、地下牢で男によって犯されていた。  天井から伸びた鎖と木の手枷によって両手を頭上に一まとめにされ、自由なはずの両脚は魔道によって感覚を麻痺させられ、指の一つも動かせない状態に陥っている。  そんな状態で石の床に寝転がった男の上に跨ることを強要され、下から子宮口を圧迫するようにペニスを突き付けられている状態――――騎乗位の体勢で男に跨らされているのが、今のカムイの現状だ。 「う、ぅうぅぅぅっ!ぁ、やっ、やうっ!!  っっあ、あぁぁう、や、やめ……っ!!ぁ、あ、あ、あぁぁぁぁっ!!」  太く長いペニスで子宮口を穿たれたまま、腰を掴まれた状態でゆっくりと犯されるという責め苦。  激しさはなく、しかし子宮口を重く抉られる責めに身を跳ねさせるたび、少女らしい顔立ちに反し、明らかなほどに成熟した豊かな胸が揺れる。  そしてそんな身じろぎの些細な振動ですら、散々に味わわされた調教によって鋭敏に変えられてしまった乳首が、激しく重い淫らな悦を叫んでしまっていた。 「あ、あぅぅぐ……っ!やっ、やっ、やっ、やめて……っ!あぁぁやめて、ください……っ!」  だが、カムイを犯す男は、跳ねまわる豊かな胸には一切触れることはない。  子宮口をゆっくりと、犯される感覚を意識させるようにペニスで嬲りつけるか、カムイの細い腰を掴んだ指でゆっくりと子宮を腹の上から圧迫する程度。  確かな性感が何度も何度も与えられて、けれど乳首を縊られて達する絶頂には届かなくて。もどかしさに気が狂いそうになりながらも、カムイは虜囚として犯されるしかなかった。 「本当にエロい身体してるよ、アンタ。  気を抜いたらそのままぶっ壊したくなる。尋問なんかどうでも良くなりそうだ」  カムイの下で腰を持ち上げ、その身の最奥を深々と抉りながら男が嗤った。  カムイの乳首を散々に犯しぬいたのとは別の、女を苦しめ辱しめるための手管にとりわけ長けた、尋問官と名乗ることを許された悪辣な男。  そんな男に数日にわたって、乳首には触れられぬまま子宮口ばかりを辱しめられ、カムイは既に被虐の悦から逃れられなくなっている。 「っうぅぅ!ぁ、あ、ぁ、あ……ぅぅぅっ!  こ、こわされません……っ!このくらいで、私は……っあ!ぁ、あ、あぁぁんっ!」 「へぇ、そう。じゃあこれも平気なんだよなぁ?」 「っっひぅぅあぁぁぁっ!!や、やめ――――っ!!  やめっ、あ、あぁぁぁっ!やあっ!あぁんっ!!あぁぁああぁ―――っっ!!」  僅かな強がりの言葉すら、男が少し手を伸ばして豊かな白い胸を揺さぶれば潰えてしまう。  羞恥に赤く染まってはいるが、それでも真っ白く形のいい、男の目を引き付けてやまないだろう、カムイの少女らしい見目とは不釣り合いなほど豊かな乳房。  その中心に若芽のように存在する乳首は、未だ小さくこそあれ調教によって内実を淫らに作り替えられ、身じろぎによって空気が擦れるだけで悦を叫ぶまでに成り果ててしまっている。 「強がったって無駄だって、まだ分かって無いみたいだなぁ?」 「ふ、ぅうぅぅぅっ!!ぅ、ぅあ、ぁ、あぁぁう……っ!!  やっ!ぁ、あ、ぁぁぁ今ダメ!ダメですっ!!あ、あ、あ、あぁぁやぁぁぁっ!!!」  乳房を下から掬い上げるように揺さぶってから、間髪を入れずに少し勢いをつけて膣奥を抉る。  ただそれだけで勢いよく背を反らし、がくがくと身を震わせて絶頂に至って、甲高く媚びるような嬌声と共に締まりなく潮まで噴いてしまうカムイ。  "尋問"あるいは"拷問"と称して、カムイは数日で何度も膣奥を穿たれ陵辱された。  にもかかわらず、カムイの膣はそれこそ名器と呼ぶべき締まりを保ったまま、むしろ男を誘う肉穴として完成させられてしまっている。  挿入するだけで濡れそぼる淫らさ。蠢くヒダの動きは柔らかく、男の精を一滴たりとて残さず搾り取るようで、しかし一方で処女のような締まりも失っていない。  並の男であったなら、数秒も射精を堪えられないだろう名器と呼べるカムイの膣。  しかしカムイを犯し辱しめ調教する男――――この場でカムイを捕らえている男たちは、この程度の拷問は基礎として行うほどの"慣れた"外道共だ。 「ぁ、あぁやぁぁぁ……っ!!い、ぃっ、ぁあぁぁうぅぅぅ……っ!  う、ぅぅ、ぅ、ぁぁぁいたい、いたいです……っ!ぁ、あぁぁも、いやぁぁぁぁ……っ!!」  カムイの膣肉がどれだけ媚びるようにペニスを包んで刺激しようとも、男は眉一つ動かさない。  これ以上の名器を持つ女を調教したことも、これ以上の締まりを持つ幼い処女を拷問したこともある男にとって、この場はそれこそ"慣れた作業"のようなものでしかなかった。 「でもさ、『まだ壊れない』なんて言ってくれてよかったよ。  この程度で調教を終わらせるなんざ、不完全燃焼にも程があるからな」  言いながら男は、カムイの細い腰を両手で挟むように掴んで、親指で指圧するようにカムイの子宮を上から刺激して、ゆっくりとゆっくりとそこに熱を浸透させていく。  乳首やクリトリスを刺激するのとは違い、すぐには効果が現れない地味な調教。しかしこれをするとしないとでは成果が段違いであることを、男は経験として知っている。 「っう……!ぁ、あぁぁうぐっ!!うぅぅぅぅっ!!」  子宮を腹の上から指圧しつつ、腰を跳ね上げて子宮口も拉ぐ形で刺激してやる。  調教は既に数日にわたっている。初日は子宮口を突かれるだけで痛がって泣き叫び、何度も気絶しては失禁するまでに至っていたカムイだが、今ではもう苦痛混じりながら喘ぎを漏らすまでになっていた。 「ふ、ぁぁぁうぅ、う……っ!ぁ、あ、あ、ぁぁぁやぁぁっ!!」 「ほら、痛いだけなんじゃなかったのか?エロい声が出てるぜ?  乳首も胸も、今は一切触られてないのに、何でそんな声が出ちまってるんだろうなぁ?」  隠しようのない喘ぎ声を殊更にあげつらって嘲笑してやれば、カムイの顔はそれでも未だ羞恥に染まる。  脆い女ならもう堕ちきって、羞恥すらない淫乱にまで成り下がっている頃だろうに、快楽に対する身体の脆さと反比例するように、精神の方は随分と強靭だ。  とはいえ精神が強靭であればあるほど、調教も拷問も長引かせられる。  嗜虐的な欲望に心を満ちさせ、男はあくまでもカムイの敏感な場所には触れぬまま、ゆっくりと騎乗位の体勢でカムイの最奥を穿ち犯して調教を進めていくだけ。 「っっ……!!ぅぅぅっ!あ、あぁぁぁっ!ふ、ぅぅぅ……っ、っあ、あぁぁ……っ!!」  声を殺そうと必死になっているカムイの有様は、あまりにも無意味であるが故に可愛らしく、そして何よりも愚かしくて哀れましい。  だから男は、あえてそこで調教の手を緩めて、カムイの愚かしい苦闘を一度じっくりと、焦らしの意味も含めて観察することにした。 「っあ、ぁ、あぁぁうぅ、ぅぅ……っっ!!あ、あ、あ、はぅ……っ!」  ふわりとした白銀の髪と、それをまとめる手裏剣の衣装のカチューシャ。  白銀の髪は数日にわたる尋問で乱されて、それでもなおどこか高貴な雰囲気を少女に与えている。  しかしその一方で、汗ばんだ頬に銀糸のような乱れ髪の数房が張り付いて、印象的な高貴を穢す淫靡さを少女の印象に付け加えてしまってもいた。  顔立ちは清楚可憐で、少女性を色濃く残しているコケティッシュなタイプ。  優し気な印象の目は大きく、唇は薄くありつつ肉感的で、絶世の美少女と呼ぶに何ら不測のない印象だ。  だが現状、優しげなはずの目は性感で蕩けるように潤み、唇は耐えるように引き結ばれて、けれど耐えきることなどできずに時折淫らな単音の声を奏でてしまっている。 「っうぅぅ……!ぁ、あ、ぁ、あぁ…………!」  真っ白な肌と細い首。乱れ髪がほんの少しだけ貼りついた鎖骨のラインすらもが、汗ばんで紅潮した白い肌と相合わさって妙に扇情的な様相を見せる。  そして何より、幼さを残す顔立ちと反した、豊かに膨らんで成熟した乳房が、鮮烈に男の目を引いた。  華奢な身が揺さぶられるたびに乳房が揺れて、ただそれだけで少女の口から喘ぎが漏れる。執拗な調教に晒された乳首の色素は薄く、大きさは幼すぎるほどに小さいまま。  しかし小さくとも鋭敏にそそり立っているそれの様相は、幼い顔立ちと成熟した体つきのアンバランスさも相まって男の欲情を痛烈に煽ってしまう。 「やっ……!ぁ、あ、ぁぁぁうぅ……っ!ひぅっ、ぃ、やめ……ぁ、やめ、てぇ……っ!」  そしてその下には、汗の雫が伝う白い腹。形の良い臍は細い腰も相まって嗜虐心を煽る。  くびれた腰は豊かに膨らんだ乳房と反して折れそうなほどに細く華奢で、その華奢さもまた少女と呼ぶには成熟しすぎた抜群のプロポーションを引き立てていた。  そして乳房の他に目を引くのは、やはり少女の秘部である。  奇妙な形状の長足袋によって、現状ではいっそ引き立たせられるように晒されてしまっているその場所は、深々と男のペニスを咥えこんで、媚びるように媚肉を蠢動させ続けている。  陰毛が生えた痕跡すらない白く輝くような恥丘。そこは噴出した愛液で濡れそぼり、膣口がパクパクと苦しそうに蠢いていることが外部からもはっきり見えてしまうほどだった。 「あ、あぁぁ、はぁっ……!はっ、はぁ…………!  っっ……!!う、ぅうぅぅぅっ!うぁ……っ!はぁっ、はっ、はぁ、ぅ…………っ!」 「『ちょっとは慣れてきた』なんて思ったりしちゃったか?」 「――――はっ、ぁあぁうぅぅぅっ!!やっ……!!やっ!やっ!やぁぁぁっ!  ぁ、あ、あ、あぁぁぁぁっ!!やめっ!あ、あ、あ、奥、奥やめ……っっひぅぁあああ!!」  観察によって緩んだ責め。  その中で少しだけカムイが呼吸を整えたところで、男は間髪を入れずに深々と子宮口を突く。  同時に腹の上から子宮を指圧してやれば、カムイの身体は乳房を強く揺さぶってビクリビクリと反りあがり、その口から淫らな悲鳴を上げつつどうしようもなく果ててしまう。 「っっああぁぁぁぁっ!!やっやっやっ、ぁあぁぁやだやだやだイくっ!!!  あ、あ――――っっ!!ああああやぁぁぁあぁぁっ!!あっっ!あ――――――ッッ!!!」  淫らな悲鳴が地下の小さな空間に反響して、空間を照らす蝋燭の明かりが僅かに揺らめく。  男のペニスに縋り乞うように媚肉が絡みつき、カムイの股下にある男の身体へ、愛液と潮がどうしようもなく降り掛かってしまう。 「あ、あぁ、ぁ、あぁぁいや……っ!いやぁぁぁっ!  あ、あ、あ、あぁぁごめんなさいごめんなさい!ぁ、あぁぁやっ、あぁぁやめっ!!あぁぁんっ!」  そしてそのまま、男はカムイの腰を掴んで強く強く膣奥を穿ち抜く。  子宮口を破壊するように強く膣奥を穿ってやれば、ばちゅ、ぐちゅ、と淫らな水音が強く強く響き渡って、同時に背は反り、表情がどうしようもない淫らに染まっていく。 「うぅぅぅぅぐ……っ!ぁあ、ぁぁぁぁ!  いやっ、いや、ぁ、あぁぁぁぁぐっっ!!うぅうぅぅぅっ!!」  目の焦点を合わせることすらできず、ただ強すぎるだけの性感だけが少女を辱しめていた。  痛いだけだった筈の子宮口への責め苦。それがだんだんと快楽に変わっていることに、カムイはもう気付いていながら気づかないふりをし続けるしかない。  認めてしまえば際限なく堕ちてしまう――――そう理解できてしまうから、認めることはできなかった。 「はーっ、はーっ、はっ……!!ぁ、あぁぁぅぐ……っ!!  う、ぅぅぅぐっ!ぁ、あ、ぁ、あ、はぁぁうぅぅっ!んぅっ、んっ、んぁぁぁ……っ!!」  強く子宮口を刺激されての絶頂。痛みと快楽が同時にカムイを打ちのめす。  それから間を置くこともなく、あえて小刻みにノックするように子宮口を何度も何度も軽くではあるがつつかれて、敏感な場所を小刻みに震わせられる。 「あ、あ、あ、ぁ、あ、ああぁぁやめ……っ!ぁ、あ、あ、ぁぁあっっ!」  膣奥から全身に向けて、直接響くように流れ込む性感。  身を震わせられることで、調教され尽くした乳首にも僅かな刺激がもたらされ、カムイは数秒もしないうちに新たな快感に絡めとられて身を震わせて絶頂してしまう。 「あ、あ、あ、あぁぁっ!ぁ、あぅっ、あぁんっ!あぁぁぁぁっ!!  や、や、や、やぁぁぁっ!やめ、やめて、やめてくださっぅうぅぅ!!も、もう無理です……っ!!」 「経験上、まだそういう風に喋れるうちは全然余裕なんだよ。  喋ることが出来なくなったら、また改めて考えてやるから心配すんな?」  残酷に吐き捨てて、男は小刻みにカムイの身体の最奥を貫き続ける。  腰を掴んだ手でゆっくりと子宮を腹の上から撫でまわし、時折きゅっと締めるようにカムイの女としての器官を触れることもなく調教しながら、少女の身を快楽の渦に浸し尽くしていく。 「うぅぅぎぅっ!?ぁ、あぁぁうぅっ!やっ、ぁ、無理、無理なんですってばぁ……っ!  も、ダメ、あ、だめ、だめ!だめ!あ、だめぇぇっっ!!ふ、ぅぁぁぁぁイぐッッ!!ぅぅ、っっうぅぅぅぅ……ッ、ぁあぁうぅ……っ!!!!」  ボロボロと涙を流し、無意味な懇願と共に静かかつ深く果ててしまうカムイ。  跳ねる身体に合わせて鎖が虚しく音を立て、すすり泣く声が虚しく空気を揺さぶりながら、カムイの惨めさと男の欲情を同時に深く煽り立ててしまっていた。 「や、やだ、もういやぁぁぁ……っ!あ、あ、ぁぁぁやっ、ぁ、あぁぁ……!  抜いて、抜いてくださ……っ!あ、ぁぁぁう、もうむり、無理です……!ぅ、うぁ、あぁぁぁっ!」  痛い、苦しい。そんな感覚が段々と薄れていくことが、それこそ痛いほどに苦しかった。  膣奥を深々と穿たれて、強引に暴かれてはいけない筈の場所を強引に嬲られて、それでも女として体を反応させられてしまうことが、いっそ死にたくなるほどに苦しかった。 「はははは、嫌に決まってんだろ。馬鹿じゃねぇの?  捕まった忍者がこうなることくらい、最初からわかってなかったアンタが悪いんだよ」  けれど、そんなカムイの苦しみを慮る存在は、この場には誰も存在しない。  兄も姉も弟妹も、仲間たちも友人たちも誰もいない孤立無援。風すら吹かない地下空間――祭りの喧騒など何処にもない場所に留め置かれて、ゆっくりと子宮口を蝕まれ、身体を快楽で作り替えられる。 「うぅ~~~~っっ……!!ぅ、うぅ、ぁ、あぁぁぁ……っ!!  は、ぁ、あぁぁう、ぅう~~っっ!!う、ぅぅぅあ、あ、あぁぁ、あぁぁんっ!!」  必死で膣奥までを穿つペニスから逃れようとしても、現状ではそれも不可能だ。  縄抜けを標準技能とする忍や密偵を拘束するために作られた拘束具は、カムイの力や技術なんかで破れるようなものではあり得ない。  むしろ身じろぎをしようとするカムイの動きは、期せずして騎乗位で自ら腰を振るような動きになってしまっていて、だからこそ男の責めの格好の餌食となってしまう。 「随分と積極的だけど、もしかして堕ちちゃったかぁ?」 「ぁ、あぁぁんんっ!!ち、ちがっ、ぁ、ちがいま――――っっ!!  んぅっ!んっ!!ん――――――ッッ!!!!――あ、あぁぁうっ!あ、あ、あ、あぁぁんっ!!いやっ!いやぁぁぁぁっ!!」  カムイの動きに合わせるように、男がリズミカルに腰を打ち付ける。  ぐりぐりと刺激される子宮口。痛い筈なのに性感が痛覚を覆い尽くし、拉がれた子宮口をコーティングするかのように、あまりに大量の愛液が噴出してしまう。 「ぁ、あぁぁうぅ、う、ぅぅぅっ!あ、あぁぁぁっ!!  やっ、やっ、やだっ!やですっ!!ぁ、あぁぁいやぁぁぁっ!!あぁぁやぁぁぁぁっ!」  そうして果てて、更に搾り出すように下腹部を揉みしだかれて、その感覚にすら緩く果てる。  ペニスを咥えこんだままで愛液を噴き出してしまうカムイの膣。ぽっかりと開いてしまっているその場所は、しかし締まりだけはそのままに男の巨根を咥え続けてしまう。 「あ、あぁぁ、いや……っ!ぁ、あ、ぁ、お腹、お腹止めて……!  お、おぉぉ、ぁ、あぁぁやだ、ぁぁぁやだ、やだやだやだいやぁぁぁぁああああっっ!!」  下腹部をぎゅっと指圧されながら、子宮口を連続で勢いよく突かれる。  快感の逃げ場がない、上下から快楽に潰されるような残酷を極めた責められ方。  華奢な身体に受け入れられないほどの性感が叩きつけられ、更にふるふると乳房が揺れるだけでも軽い絶頂が積み重なるという快楽の地獄がそこに展開される。 「あ゛、ぁ、ぁ、あぁぁやっ……!ぁ、あ、ぁ、あう、ぁ、ひ、ぃぁあぁぁ!?  ぁ、あぁぁイってる!イってますっ!ぁ、あぁぁ今無理、無理ですっ!!あぁぁやめて……!!」  軽い絶頂の中にある状態でも、下腹部を揉まれながら子宮口をぐりぐりと刺激される責めは終わらない。  耐え方なんてわからない、身体の中心から重く響いてくる性感。耐えられない事なんてわかっているのに、男はあえて焦らすようにゆっくりと快感を刻んでくる。 「ぅ、うぁぁぁやっ、やっ、やっ、ぁあぁいやぁぁぁぁ……!」  焦らすように動かなくなったペニス。拉がれた子宮口の感覚が妙に鮮明に感じられてしまう。  息が荒くなりつつ苦しくなって、どうしようもなく涙が零れて、心音が自分でわかるほど高鳴っていく。吐き出せない快楽が子宮を伝って全身を蝕んでいく。 「あぁぁ、ぁ、ぁ、あぁぁやだ、いやです……っ!も、やだ、ぁぁぁやだ、やだぁぁぁ……!」  身体が熱くなってしまう。どうしようもなく身の奥が疼いてしまう。  竜の力を発露した時とはまた違う、女としてどうしようもない本能的で根源的な疼き。  いやだ、いやだ、いやだ、いやだ。  心だけは抗おうとしているのに、体だけがどうしようもなく快楽に抗えない。 「ひっ……!ぅうぅぅぅっ!ぁ、あ、ぁ、あ、ああ、ぁ、あぁぁやぁぁっ……!!」  みっともなく身体が跳ねる。その先の快感を身体が想像して浅ましく跳ねてしまう。  嫌なのに、惨めで死にたくなるほど嫌なのに、どうしようもなく身体だけがその先を求めてしまう。  ただ子宮口を貫かれたまま、指でゆっくりと下腹部を撫でられているだけだ。  なのに疼きが高められてしまう。その先に待つ快楽を期待して、膣がペニスを締めつけてしまう。  浅ましくて恥ずかしくて、消えてしまいたいほどに惨めなのに。  下腹部から全身を浸す疼きが止まらない。子宮を強制的に蠢動させられて、淫らな熱が体を浸したまま、絶頂の寸前で感覚を寸止めされてしまう。  どうしようもなく戻れない責め苦の坩堝に、カムイはいつの間にか落とされてしまっていた。 「うぅぅぅぐ……っ!ぁ、あぁぁうぅっ、ぁ、あぁ、ぁ、あぁぁぁ…………っ!!」 「随分辛そうじゃないか。イけないのがそんなに嫌か?  気付いてないのかもしれないが、さっきからずっと腰が動いてるぞ?」  無意識のうちに腰が動いている。それを指摘されてカムイはすぐに腰の動きを止めた。  けれど腰の動きを止めてしまえば、どうしようもない疼きが揉みしだかれる下腹部からこみ上げ続けて、気が狂いそうになるほどの感覚に襲われてしまう。 「ふぅぅっ……!んっ、んぅぅぅっ、んぁ、ぁ、ぁぁぁ……っ!!ぁ、あぁぁぁっ……!!」  どれだけ必死で耐えようとしても、身の内から炙られるような疼きには耐えられない。  段々と勝手に動き出してしまう腰。ペニスの先端が子宮口に擦りつけられて、カムイは快楽を貪る淫乱な娼婦のように、体全体をくねらせて鎖の音を鳴らしてしまう。 「んぅ、ぅうぅぅ……っ!ふぅぅっ、ぅ、うぅぅ――~~~~っ!!」  地下牢の中で繰り広げられている光景は、いつの間にか倒錯に塗りつぶされてしまっていた。  縛められているはずの女が騎乗位で腰を振り、性感に赤らんだ顔でどうしようもなく快楽を貪ろうと裸身をくねらせている光景がそこでは展開されていた。 「やっ、やぁぁぁ……っ!!っう、ぅうぅぅっ!ぅあ、ぁ、あぁぁっ、あん……っ!!」  じっとりと、ゆっくりと、粘つくように。カムイの身の内で快感が高められていく。  けれど足りない。身の内にわだかまる疼きに比して、与えられる快感があまりにも足りなさすぎる。  じっくりと外側から子宮を弄られ、そうして高められた快楽を疼きに変換されてしまう。  快楽を吐き出したいのに吐き出せない。絶頂が近い筈なのに、男の悪辣な手練手管はカムイの眼前に"絶頂"というゴールをちらつかせながらも、絶対にそこには至らせない方法でその身を嬲ってしまう。 「ふっ、うぅぅぅっ!!うぅぅぐっ、んんんっ!んっ、んぁ、ぁ、やぁぁぁ……っ!!」  至れない。足りない。子宮口を拉がれたまま物足りない快感だけが蟠る。  軽い絶頂だけでは足りない。もっと重い絶頂でなければ、身の内に溜め込まれた快楽が収まらない。 「やっ、ぁぁぁ、いや、やです……っ!!もう、おかしくなるぅぅ……!」  いつの間にかカムイの中にあった目的は、完全な逆方向に向けられてしまっていた。  あれ程までに『もうイきたくない』と思っていたはずなのに、子宮口を穿たれたまま指と言葉で責め立てられている間に、今では彼女は『イきたい』という衝動を抑えられなくなっている。  この場で行われているのは調教であると同時に拷問で、更に下準備のようなものだった。  ここから先に続く尋問を円滑に進めるため、実力も能力も見誤って捕らえられた、見目だけは麗しい愚かな女忍者を調教して心身を折るための拷問。 「やっ……!ぁ、あ、うぅぅぅぅ……!  お、おなかぁぁ……っ!も、やめて……っやめてくださ、ぁ、あぁぁひぅぅっ!!」  性感帯でも何でもない筈の下腹部――つまりは子宮の直上。そこを撫でられるだけで疼きが高まる。  下腹部に熱が集中して、痺れるほどの性感が全身を駆け巡って、湧き出す愛液どころか口をつく喘ぎ声や、勝手に動いてしまう腰の動きすら止められない。  イっているはずなのにイききれない感覚がカムイの身体を打ちのめして、少女の清廉が心だけを置き去りに、肉体の観点からだけ惨たらしく壊されていく。 「だったら、こうやって奥を突かれるのはいいのか?  さっきはあんなに嫌がってたからやめてやったのに、随分我儘じゃないか」 「んぅぅぅぅっ!!ぁ、は、ぁぁうぅっ!やっ!やっ!あ、あぁぁいやぁぁっ!!  ちがっ、違う!違いますっ!ぁ、あ、あぁんっ!やっ、やめ……っぁぁやぁぁぁっ!!」  さもカムイの望みを叶えてやったとでも言わんばかりに、男はカムイの腰を両手で掴み、何度も小刻みに叩くようにカムイの膣奥を亀頭で壊すように強く突き崩す。  直接的な性感にカムイはのけ反って悲鳴のように嬌声を上げ――――しかしそれでも、身の内に溜め込まれた疼きを吐き出し尽くすことが出来ない。  男の責め方はあまりにも悪辣で、同時にカムイという少女の弱点を熟知しすぎていた。  子宮口という僅かな性感帯。そのどの部分をどの強さで突けば絶頂して、どの部分を突けば物足りない快楽で少女を責め苛むことが出来るのか。男は経験則として少女以上に熟知してしまっている。 「うぅぅあぁぁぁ、あ、あ、ぁぁ、あ、あぁぁやぁぁぁっ……!  もう、もういやです……っ!もうやだぁぁ……!むり、むりです、壊れちゃいますからぁぁ……!」  溜め込まれる疼き。目の前に見えるほどに至っている絶頂。  けれどどうしても届かない。どれだけ絶頂を希求しようとも、男の腰遣いや責め方はあまりにも巧みで、カムイの身体を絶頂の寸前で留めたまま、その疼きだけを段々と鮮明にしてしまう。  カムイの腰を掴んだままの手。逃げ場がないように少女の体を固定しつつ、小刻みにノックするように子宮口を責め立てながら、腰を掴んだ手の指をくすぐるように蠢かせる。  ただ僅かに神経を昂らせるためのその動きは、しかし現状のカムイの身には耐えがたい拷問の一つとなって発露し、その身を勢いよくビクビクと跳ねまわらせる。 「はぁっ!あぁぁうぅぅぅっ!!ぁ、あぁぁうぁああっ!!  ぁ、あぁぁやっ、ぁ、イきたい!!イぅぅぅっ!!イきたいですっ!!うぁ、あ、あぁぁうぅぅっ!!」  とうとうカムイの口から、完全に逆転してしまった望みが漏れた。  本心から望んでいるわけではない。それでもこれ以上快楽を溜め込まれてしまえば、心も体も完全に壊されてしまう。だからそう言って慈悲を乞うしかない。  腰の辺りをくすぐられるだけで、耐えがたい淫悦が全身を駆け抜ける。  子宮口を小刻みに突かれるだけで身が跳ね、ピリピリと痺れるほど屹立した乳首が、身を跳ねさせるたびに空気に擦れあわされて、軽い絶頂と重い疼きを同時に与えられてしまう。  どうしたって無理だった。逃げ場もなく快楽に耐えることなどもうできなかった。  せめて一度。一度でいいから激しく絶頂して快楽を逃がさないと、本当に気が狂ってしまいそうだった。 「お願い、します……っ!も、もう無理、無理です、無理なんですぅぅぅ……!  やだ、も、イかせて、イかせてください……っ!ぁ、あぁぁ、も、やっ!あ、あ、あぁうぅぅ……!」  涙を流し、淫らな言葉を用い、どうしようもなく懇願する哀れで惨めな姿。  下腹部を軽く撫でられるだけで、カムイの身体がビクリと跳ねる。絡繰り人形のスイッチを入れるように、下腹部のトリガーが少女の身を跳ねさせて、秘部から愛液を噴出させる。  どうしようもなく壊されてしまった少女の肉体。  おそらくは衣服を纏うだけでも快楽に絶頂してしまうだろう、人として最低限の尊厳すら崩壊させられ、それでもなお意識を保ててしまっている哀れな少女の現状。  哀れましくすすり泣きながら懇願する少女の表情は、あまりに壮絶な淫らと悲壮に染まっている。  けれど男は、それを下から見上げながら、あくまでも冷徹にこう言い放った。 「だからさ、さっきも言っただろ?  ――――そういう風に喋れるうちは、まだまだ全然余裕なんだよ」  カムイの表情が引きつって、そのまま残酷な責めが続けられる。  子宮口を深々と抉ったまま動かずに、下腹部を撫でまわし揉みしだき、敏感な場所には一切触れることなく、ただ少女の身体の女の部分を際限なく高めていくという性的拷問。 「やっ、やっ、やぁぁぁ……っ!むり、むりですっ!!もう無理なんです!!  あ、あ、あぁぁイきたい、イきたいですっ!!ぁ、あ、あ、ぁぁぁむり!ぁ、あぁぁやぁぁぁっ!」  少し強めに下腹部を押し込まれ、ポンプのように性感を全身に浸透させられて絶頂する。  けれど足りない。身を震わせ潮を噴き、絶頂には至れているはずなのに、溜め込まれた快感を吐き出しきるにはあまりにも足りなさ過ぎる。 「ぁ、あぁぁうぅ……っ!!ひぅ、ぅぅぅっ、ぁ、あぁ、ぁ、あぁぁぁ……!!  やっ、ぅぅぅっ、ぅぅぅぐっ、う、うぅぅ、イかせて、イかせてぇぇ……っ!!やだぁぁぁ……!」  跳ね続けてしまう身体。乳首を空気に擦られるだけではイキきれない。  ガタガタと身が震えて、どうしたって限界なのは分かり切っているのに、男はカムイの痴態を眼前に晒されても眉一つとして動かさずに、ただ少女の身を責め嬲り続ける。 「やっ、やっ、やっ、やぁぁぁうぅぅぅ……っ!!  ふぐっ、ぃ、ぁ、あぁぁうぅぅっ、ぁ、あ、あ、あぅぅぅっ!!んっ、んぅぅぁ、あぁぁぁっ!!」  悲痛な声は響き続ける。足りない絶頂に悶える少女の声が地下牢に反響する。  けれど、カムイという少女を責める男は自らの欲望よりも、尋問であり調教であり拷問である責め苦を優先して、ただ少女のくびれた腰回りを撫で続けるだけだ。 「ぅぅ、う、ぅぅぅぅ、ひどい、ひどいです……っ!こんな、ぁ、こんなぁぁ……っ!  ぁ、あ、ぁ、イ、イくっ!ぅぅぅ!ぅあ、ぁぁっ、ぁ、ぁ止めないで……っ!!うぅ、ぁ、あぁうぅ、やっ、やぁぁぁ……っ!!」  延々と、延々と、延々と。ただ絶頂の感覚が引き伸ばされるような責めが続く。  人格を失って狂い果てることも、性感によって壊されることも、気を失ってしまう事すら許されない執拗な責めの中で、カムイはただ叫ぶこともできずにすすり泣かされるだけだった。 ◆ 「――――っうぅぅぅ!!……はっ、ぁぁぁ!…………やっ、ぁ、あ、あぅぅっ!!!」  そしてそのまま、さらに数日が経過した。  度重なる尋問――――そんな言葉を借りただけの拷問であり陵辱の中で、既にカムイは知り得る限り全ての情報を吐かされてしまっている。  だがそれでも、全てはどうしようもなく無駄でしかなかった。  まだ吐いていない情報がある筈だ。そんな形だけの言葉を残酷に並べ立てて、男たちはカムイの身体を弄ぶでもなく、少女の身体を用いて”遊んで”いく。 「うぅぅぐぅぅぅ――――っっひぁぁぅっ!!  ひぅ、ぃ、ひどい、ひどい……っっうぁぁっ!こん、な……っ、あぁあ!あぁんっ!!」  台座に座らされたカムイは、常通りに両手を天井から伸びた鎖で頭上に一纏めの形で拘束されているが、しかしその脚の拘束は、これまで以上に悪質だった。  "M"の字を描くように開脚させられた状態で、膝の裏を起点として天井から伸びた縄に絡めとられて吊し上げられ、身じろぎの一つも許されない状態に成り果てている。  そして何より目を引くのは、カムイの秘部が加え込んでいる銀色の器具だ。  一般に膣鏡――――あるいはクスコと呼ばれるその器具は、カムイの華奢な膣には大きすぎ、限界近くまで華奢な膣を広げ、内側の媚肉どころか子宮口すらありありと目視できるほどにしてしまっている。 「早く情報を全部吐いた方がいいぜぇ、カムイちゃん?  何日もそうされ続けたら、きっと頭がおかしくなっちまうだろうからよぉ!」  下劣な笑い声を響かせながら、野人のような髭面の男がカムイの乳首を軽く抓った。  ただそれだけで「ひぎぅぅっ!!」と甲高い悲鳴を上げて絶頂してしまうカムイ。クスコによって開かれた膣から、噴水のように勢いよく潮が噴出する。 「はぁっ、ぁ、あぁぁぁ、ぁ、やぁぁ……っ!!っう、ぅぅぅ!う―――っっひぁぁぁっ!!」  厳重な拘束の中では、身を震わせて快感を逃がすことすら満足にできやしない。  そしてさらに悪辣だったのが、晒されたカムイの膣肉の直上に垂らされたスポイトから、一定のペースで一滴ずつ、子宮口をほんの僅かだけ掠める場所へ媚薬入りの水が滴らされている事だ。  この数日間、カムイはずっと焦らされるような責めで性感を炙られ続けてきた。  あれ程までに激しく無情な感覚だった乳首での絶頂すら、今のカムイの身に溜め込まれた性感を吐き出させるには至らない、些末な刺激に過ぎなくされている。  乱暴に犯され尽くさなければ、この感覚はきっと身体を苛んだままになってしまう。  カムイ自身も男たちも、それは言われるまでもなく理解していて、しかしだからこそ男たちは限界を迎えたカムイの身を、ただ遊ぶためだけに壊し尽くさんばかりに嬲っていた。 「い、いぅぅぅぅぅ……っ!!ぁ、あぁ……!!やぁぅうぅぅぅ……っっ!!」  あと僅か、ほんの僅かだけでも媚薬液が違う場所に垂らされれば。  そんなもどかしい感覚が、意識を削るような一定のペースでカムイの心身を責め苛む。  愛液に濡れそぼった膣肉は媚薬の成分を即座に吸収して、カムイの身を一層強い疼きで責め立てる。  限界まで希釈された媚薬は、ただ少女の身に炙られるような疼きを溜め込むばかりで、しかし纏まった絶頂だけはお預けにしてしまう。 「あーあ、そんなに顔をぐしゃぐしゃにしたら、可愛い顔が台無しだぜ?」  カムイの周囲を取り囲み、その痴態を肴に酒を呷りつつその身を嬲る男たち。  酒臭い息が振りかけられ、そんな状態で男たちの手指が、愛撫する意図すらなくカムイの肌の上をくすぐるように這い廻って、その神経が一層鋭敏に高められていってしまう。 「っうぅぅぅぅ!!ぁ、あぁぁいやっ!!ぁぁぁやぁぁやめ……っ!!!」  下腹部を指でくすぐられ、脇に指を這わせられ、愛玩するように首筋をなぞられる。  ただそれだけで性感が起こってしまう。乳首が張りつめ、クリトリスが包皮から飛び出さんばかりにパンパンに勃起して、晒された膣奥から愛液が惨めな噴水のように噴出した。  なのにイけない。イっているのにイききれない。  疼きが身の内から消えてくれない。屈辱と快楽で身体が壊されてしまっているのに、目覚めさせられてしまった女としての本能が、浅ましくもその先を求めてしまっている。 「ほら、早く情報を吐いた方がいいぜ?  そうしたら解放してやるよ。擽られただけでイかされるようなの、もう嫌だろ?」 「あ、あ、あ、ぁぁ、も、ちが、ぁ、、ぜんぶ、あ、あぅっ!ぜ、ぜんぶ喋ったんです……っ!!  私もう知らない……知らなっ!!あ、あ、あ、あぅうぅぅっ!!!うぅぅっ!う、うぁああぁっ!!」  ガタガタと身を震わせて、けれど疼きからも男たちの指からも逃れられない。  媚肉を蠢かせ、時折愛液を噴き、乳首とクリトリスを震わせる。涙は止まらず体は汗ばみ紅潮し、全身が細かく震える感覚だけでわずかに絶頂してしまうほどの敏感な身体。  いっそ壊れ果て、狂い果てて淫売と成り果てない方が不思議なほどの状況。  しかし男たちはその状況すら幸いとするかのように、カムイの身体を慰み者ですらない玩具として、ただじっくりと嬲り尽くして弄び続けてしまう。 「はぁっ、は、ぁぁぁ、あ、ぁぁうぅぅっ、も、やっ……!やぁぁぁぁぁ……っ!!」  限界なんてとっくに超えている。もう何処を弄られても耐えられなくなっている。  惨めで浅ましい衝動。耐えるための理由――――女としての矜持だとか、王女としての信念だとか。  そんなものを容易く覆い潰さんばかりに、淫らな熱ばかりが体の中で醸成されてしまう。 「――――っひぃうぅぅっ!!あ゛……っっ!!あ、あぁぁっ!!」  子宮口を掠めるように、媚薬の一雫がカムイの膣奥を容赦なく穿った。  びくびくと身体が跳ねて、鎖が鳴りつつも縄が軋む。しかし男たちの責める気すらない”遊び”の責めは止まらず、一定のペースで滴る媚薬の雫もまた、未だ尽きる気配すらない。  どう考えたって限界だった。これ以上耐えてしまえば、それこそ頭がおかしくなってしまう。  もう全部、知り得る限りの情報は吐いてしまった。家族も仲間も友人も、皆を裏切った自分には、もう戻ることが出来る場所すら何処にもない。 「ひっ……!!うぅぅぅぅっ!うぁ、ぁぁぁ、っっ!!うぅぅぅぅっ!あぁぁぁぁ…………っ!!」  性感と惨めさと、祭りの高揚で身の程を見失ったことへの後悔と。  そうして張り詰めた心が千切れたように泣き叫んでしまえば、もう闇よりも深い底に沈んでいく以外に、カムイにできることなど何もなかった。 「っぐ、ぅぅぅうっ!ぁ、あぁぁぁ、ぁ、イか、せてぇ……ぇうぅぁぁああああっ!!」  言葉の途中で媚薬に膣奥を穿たれ、その身と言葉が大きく跳ねあがる。  男たちはその言葉を聴きながら、あえて何も聞こえていないように、ただずっとカムイの肌の上を指先でなぞり上げて、鋭敏すぎるその反応を肴に酒を吞み続ける。  カムイが拘束されているこの場所は、一応は地下牢における共用スペースだ。  それこそ現状のカムイのような、見目麗しい女の虜囚を吊るし弄び辱しめて、尋問とは名ばかりの性的拷問――――あるいは陵辱によって使い潰すための場所。  そんな場所で酒を呑み、見目麗しい美少女の悲痛な懇願を聞き続け、湿った空気に付加される淫らなにおいを嗅ぎ続けて、段々と男たちも欲望を抑えられなくなっていく。 「あ、あ、あぁぁやぁぁ……っ!!ぅうぅぐっ!ぁ、あ、あ、ぁあっ!」  そして、男たちはただ無言のままで顔を合わせ、下種な顔で笑い合った。  首領からは壊すなと言われているが、ここで口裏を合わせておけば問題ないだろう。視線だけでそんな意図を確認し合い、男たちは肌の上を這わせるだけだった指を、乳首とクリトリスへ近づけていく。 「あっ、ぁ、あ……っっ!!うぅっ、ぅ、ぅぁぁぁっ!やっ、やぁぁぁっ……!あ、あ……!」 「きゃんきゃん喚いてうるせーからよぉ。一回お望み通りにしてやるよカムイちゃん」  一人が右乳首、もう一人が左乳首、そして野人のような髭面の男がクリトリス。  それぞれがその場所に触れる瀬戸際に指を置いて、髭面の男が嬲るようなトーンで言った。  カムイの表情が引きつって、期待と絶望が綺麗に混ざった奇妙な表情が少女の顔を染める。  そしてそのまま、男は言葉を続けて―――――― 「だからまぁ――――簡単に壊れるんじゃねぇぞ!?」  三人分の手指が一斉に、カムイの敏感を極めた場所を弾き嬲り始めた。 「っっっ――――~~~~ぅううぅううう!!!!!  ぅあ、ぁ、ああぁぁうぅぅっっ!!やっやっやっぁああぁっっ!!あっっあ――――っっ!!!!」  ガクガクビクビクと身体を跳ねさせ、目を半ば裏返してカムイは大きく絶頂した。  失禁し、潮を噴き、その状態でも膣内に垂らされる媚薬の雫も止まらない。鋭敏を極めた乳首とクリトリスを嬲られ、さらに太い指で子宮口すらノックするように嬲りつけられる。 「お゛っっ!!お、お、ぉぉぉうぅううぐぁぁやぅぅうぅぅっっ!!  んぅぅっ!んっ!んっ!んぁ、ぁ、あ、ぁぁぁやめてやめてとめてぁああぁいやぁぁぁぁっ!!」  あれ程までに希求していた――――言葉にこそ出せずとも、嬲られ続ける責めよりはマシだと思っていた、敏感な場所を散々に嬲られて味わわされる重い絶頂。  けれどそれは、それこそ嬲られ続けるのと同等かそれ以上の地獄でしかなかった。地獄の先に待っていたのは、より一層どうしようもない地獄でしかあり得なかった。 「おら、おら、おら、嬉しいだろ!?  あんなにイきたいって喚いてたんだからよぉ!」 「あ、あ、あ、ゆ、ゆるして!!ゆるしてください!!ぁああぁぁいくいくいくぅううううっっ!!!  やだ、や、ぁぁぁむり、いけない!いけないですっ!!ぁぁぁやだやだぁぁぁいやぁあああ!!」  疼きはもう感じられない。”疼き程度”はもう感じ取ることすらできない。  意識すら押し流さんばかりの圧倒的な快感。それを一切逃がすことのできない強固な拘束の中で与えられて、軋む鎖と縄の内側で味わわされ続けてしまう。  髭面の男が吊るされていたスポイトを毟り取り、その中身を絞り出すようにカムイの膣奥にぶちまける。  勢いよく水流によって子宮口を縊られて絶頂し、媚薬が膣だけでなく内側から子宮全体に染みわたって、カムイの身体が異様な熱と共に快感によって浸し尽くされていく。 「ぁああぁぁぁいやぁぁぁぁっ!!あ、あ、あ、あぅぅぐっ!!んぅぅっ!んぅぅぃいいいいっ!!  あ、あ、あ、あぁぁぁうぅぅっ!!ひぅっ!?ぃ、ぁあぁやだやだやだあつい!あついですっ!!ぅうぅあぁぁヤダヤダヤダああぁぁぁ!!!あ、あ、あぅぅひぅぁあぁぁっっ!!」  両の乳首をそれぞれ弾く男たちは、もう片方の手でカムイの下腹部を撫でていく。  左右の乳首とクリトリス。子宮口と下腹部。念入りに調教された場所と性感帯を一度に嬲られ、どれだけ叫んでも責め苦を止めてもらえずに、カムイはただ狂ったように叫ぶだけ。 「やっ!やっ!ぁ、あぁぁうぅぅっ!!んぅぅぐっ!ぁ、あ、あぁぁぁっ!  やっ、ぁ、あぁぁたすけて、たすけてください!だれか!ぁぁぁだれかぁぁぁっっ!!!」 「だから助けてやってんだろ?頭おかしくなっちゃったか?  あれだけイきたがってたんだ。望みが叶ってよかっただろ?なぁ?嬉しいよなぁ?」  助けを乞いながら暴れるカムイ。身じろぎが少女の身を絶頂に誘う。  鎖を鳴らして絶頂し、縄を軋ませて絶頂する。ただそれだけで絶頂するまでに成り果てている少女の身体の中で、性感帯などはもう少女を破壊するためのスイッチでしかない。 「あ、あ、あ、やぁぁぁっっ!!いやっ、ああいやぁぁぁぁぁっっ!!  ナカ、ナカもうやめて、痛い、いたいですっ!!やだやだやだぁぁぁそこやめてっ、や、ぁぁぁやめてぇぇえええぇぇぇっ!!」  子宮口を指で軽く叩かれて、痛みに錯覚するほどの性感によって絶頂させられる。  身をのけ反らせ、半ばほどまで白目を剥いて、しかし気絶して然るべきはずなのに、その他の場所から与えられる性感がカムイの意識が現実から逃れることを許さない。  そそり立った乳首が、男たちの指で爪弾かれてふるふると揺れ動きながら性感を叫ぶ。  既に屹立したまま数日にわたって留められてしまっているそこ。既に疼きと呼ぶには暴力的すぎる性感に晒されて、カムイの乳首は弾けてしまいそうなほどの熱に支配されてしまっている。  クリトリスは包皮から剥かれ、武骨な指で挟み込まれて勢いよく扱かれ続けている。  膣からは愛液が噴出し続けていて、クリトリスを扱かれているだけなのにぐちゅぐちゅと音が立つような惨状が、カムイの秘部付近を淫らに濡らし彩っていた。 「あぁぁぁぁぁっっ!!ああああああっ!!あ、あ、あぁぁんっ!!  やっ、やっ、やぁぁぁぁぁっっ!!とめ、とぇて、とめてくださ、ぁあ、あ、あ、あぁぁぁこわれる!こわれちゃうんですっ!!もうイけな――――っっああああぁぁああああ!!!!」 「イけないって言ってるくせに、さっきからずっと潮噴いてんじゃねぇか。  いやらしいなぁカムイちゃん。これまで色々な女を尋問したけど、ここまでの女はいなかったぜ?」  下種な哄笑が響く。挿入すらされていないのに、華奢な身体を性感が打ちのめす。  目が眩むほどの快感の奔流。正確な認識が歪んで、意識よりも先に性感が炸裂して、訳が分からないままに絶頂に追いやられて、口から悲鳴と嬌声が漏れていく。 「あぁぁやめて!やめてくださいぃぃぃイぐぅうぅぅうぅっっ!!  あ、あ、あ、も、無理なんですイけないんですっ!!か、身体っ、もう壊れて、もうわかんない!わかんないんですっ!!っあぁぁ!!やっ、やっやぁぁぁあああぁぁまたイぐぅぅぅぅぅっっ!!!!」  イけないと言いながら絶頂する。限界なんてもう彼方に消えている。  体全体が絶頂の最中のように痙攣して、乳首もクリトリスも痛むほどにそそり立って、子宮は内外からの刺激と媚薬によって、ただ性感を全身に運ぶポンプに成り果ててしまった。  女としての身だけではない。少女としての清廉だけでもない。  人間としての尊厳すらもカムイは男たちによって毟り取るように奪い取られて、現状のカムイの身にはもう何一つとして残されてはいなかった。 「ぉ、ぉ、お、ぉぉぉあぁぁぁぁイぐっっ!!!  イぅうぅぐぅぅぅあ、ぁあぁぁやだやだやだぁぁぁイっっくぅううううっっ!!!!」  くちゅくちゅくちゅくちゅと音を立てて、子宮口の際を指で掻き回されて絶頂する。  表情は悲痛に歪み、可愛らしく優し気な美少女の面立ちは、苦悶と性感でぐちゃぐちゃに蕩けている。  眉間に皺をよせ、必死に性感に抗おうとしながらも抗えない姿はひどく悲惨で、故に男たちの嗜虐心を煽って止まなくなってしまっていた。 「はぁっ、はぁっ、は、ぁ、あぁゆるして、ゆるしてください……!  ゆるし、てぇぇええぁあぁぁぁっ!あっ、あっ、あぁぁうぅぅぅぐぅぅうううっっ!!!」 「おーおー許す、許すよー、許す許す。  これに耐えきったら許してやるから、もう少し頑張れよー」 「あ゛っ!!あ、あぁぁうぅぅぐっっ!!はぁぁうっ!あ、あ、あ、あぁうぅぅぅぅっっ!!!  いやっ、ぁ、あぁぁやだやだやだ乳首やらぁぁぁぅぅっっ!!!!んぅぅっ――――――ッッ!!!!」  男たちがカムイを嬲る理由は、もはや性欲などでは断じてあり得なかった。  男たちはただ愉しむためだけに、カムイの身体を使ってその反応を音楽や玩具のようにして楽しむ。見目麗しい美少女の身を”犯す”のではなく”辱しめる”ことだけが、彼らの目的であり愉楽だった。  性欲の発散が目的であれば、それこそ終わりがいつかは来たかもしれない。  カムイの心が壊れ果てれば。身体が壊れ果てれば。男たちがその身を嬲り尽くして満足すれば。そうすれば終わりはきたかもしれなかった。  あるいは本当に情報が目的であれば、それでも終わりは来ただろう。  情報を絞り切ったと――――あるいは搾り取れないと判断されれば、責め苦は終わったかもしれない。  だが、男たちの目的はカムイを嬲ることだ。その身を用いて遊ぶことだ。  鋭敏に調教された乳首を弾き、下腹部を撫でられただけで淫悦を叫ぶ子宮を内外から縊り、膨れ上がった陰核を爪弾きながら膣壁を引っ掻いて、そうして潮と嬌声を少女の尊厳と諸共に搾り取る。  カムイが苦しみながら喘ぎ、絶頂しながら泣き喚く様そのものが男たちの目的だった。  少女の身が解放される方法など、狂い果てるか壊され尽くすかしか、そもそも用意されてもいなかった。 「は、ぁ、あぁぁうぅうぅぅぅっっ!!ぅううぅぅっ!!ぅあっ!やっぁああああ!!!  やぁぁうぅううぅううっっっぐぁぅううぅあああああああ!!!あっっあ――――――!!」  獣のように喚き、噴水のように膣から潮を止めどなく垂れ流すカムイの淫らな姿。  それでも狂いには至れず、身体が壊れ果てることすらもできず、苦悶と性感に満ちた表情で時折許しを乞いながら、カムイはただ男たちの玩具へと成り果てていく。 「おい、ニザヴェリルから買ったアレも使ってみねぇか?」 「ああ、魔道科学技術を使ったバイブだっけ?そんなもん使ったら壊れちまうんじゃねぇの?」  男たちはカムイの身体を指先で嬲りつけながら、途方もなく下劣な会話を繰り広げる。  カムイはもう虜囚としてどころか人間としてすら見なされず、恐怖と苦痛に満ちた喘ぎ声すら素通りして、ただ愉楽の種として消費されていくだけだ。 「うぁぅぅうぅぅっ!!ゆるして、ゆるし、ゆるしてぇぇぇっっ!!  あ、あ、あ、もうやだ、ぁぁぁゆるしてくださいっ!いやっ!あぁぁやぁぁぁあああああっっ!!!!」  媚薬と愛液にまみれた子宮口を指で縊られて、カムイは重く深く絶頂する。  意識が白く染まるほどの絶頂に、しかし乳首を捻られる感覚で覚醒させられ、今度は乳首を根元から扱き上げられて絶頂して、クリトリスを抓られる感覚で覚醒する。  欲無き祭りは終わらない。玩具遊びは終わらない。  嬲り、爪弾き、弄び、縊り、抓り、弾き、掻き回す。舐めて揉んで啜って挿れて、焦らして遊んで潮を噴かせて、留めて叩いて犯させて、舐めさせ弄らせ強姦する。 「やっ、やっ、やっ、やっ!!ぁ、あぁぁうっ!やめ、やめてっ!やめてくださいっ!  あああっ!あぁぁぁっ!!あぁぁいやいやいややだやだやだぁぁぁっ!!あああいやぁぁぁあああ!!」  叫んでも喚いても、男たちの遊びは終わらない。  手を変え品を変え、責める場所を変え、責める者が変わりやがて日付が変わっても終わらない。  終わらない責め苦。許しを乞おうと泣き叫ぼうと、鬼畜共には何も響かない。  虜囚となった女の末路。嬲り者でも慰み者でもなくなった女の末路。  忍でもない少女がそれに思い至ったところで、しかしそれはもう無意味な”後の祭り”に過ぎなかった。 ≪了≫

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