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今、俺の家にはLippsが全員揃っている。 志希が最初に能力を発現して以降、能力のことを詳しく教えられなかったので我慢の限界に来てしまったそうだ。 それで5人そろって、俺の能力の実験台になるとかなんとか。 ということで、志希に俺に今できることを教えるために、フレデリカを手乗りサイズにしたり、逆に大きくしたり、志希を見た目だけ5歳児程度にしたり、周子の胸を大きくしたりした。 そして、奏の番となったのだが、奏は特に使ってほしい能力の要望はないらしく、俺に任せるとのことだった。 「うーん」 「結構悩むんだね」 「俺にできることって、体の大きさを変えること、胸の大きさを変えること、年齢を変えることくらいだから3人との差別化を考えると…」 「別に差別化なんてしなくてもいいわよ。Pさんの好きにすれば」 「そうなんだけどな…。せっかくならな……。あ、そう言えばまだやったことがないパターンがあったわ。えい」 「え?」 俺は奏に能力を使う。 「奏ちゃん、何か変わった?」 「何も変わってないように見えるけど」 他の面々は奏の変化に気づいておらず、疑問を浮かべているようだ。 確かに、今回、俺は奏の容姿は一切弄っていない。 外が変化していないということは当然変化したのは奏の内側ということになる。 だが、見た目が変わらないと正直俺もちゃんと能力が発動したのか判断できない。 「多分変わったはずだが、どうだ、奏?」 「ん~?奏、わかんない」 奏以外の動きが止まった。 俺以外の全員が何か信じられないようなものを見る目で奏を見つめている。 「みんな、どうしたの?奏、変かな?」 奏はコテンと首を傾けて、聞いてきた。 「ちょっと、奏ちゃんがめちゃくちゃかわいいんだけど!」 「元々じゃねえか」 「そうだけどそうじゃない!わかってるでしょ!あれ、どうなってるの!?」 「見た目はそのまま精神年齢を5歳にした」 「えっと、おっきな子どもってこと?」 「まあ、そんなとこじゃないか。奏」 「なぁに?」 「今、何歳だっけ」 「17歳!」 奏は両手合わせて、7本の指を立て、満面の笑みで手を俺たちに見せている。 その笑みは普段のクールな笑みではなく、まさに子どもが見せるような純粋な屈託のない笑みだった。 「と、自分の年齢とかはしっかり把握したまま、精神年齢だけが子どもになっている感じだな」 「じゃあ、志希ちゃんと逆の状態ってこと?」 「そういうことになるのかな、多分」 「ねえ、Pさん」 「どうした、奏」 「Pさんは奏のこと好き?」 「大好きだぞ」 「奏もPさんのこと好き!」 「おい、何だこのかわいい生物。生体兵器か!?」 「Pさん、チューしよ!チュー!」 「キスが好きなのは変わらないみたいだね」 「なぜか今の奏とキスするのは罪悪感を覚えそうだ。 ま、いっか。おいで、奏」 「わーいっ!」 奏は俺の胸に飛び込んできて、そのままキスをした。 「えへへ」 「ギャップで死にそうなんですけど」 「よし、一旦周子引き取ってくれ。俺の精神が持たん」 「はいはい。ほ~ら、奏ちゃん、おいでぇ。私と一緒に遊ぼうね」 「は~い」 「うわ。マジで普段とのギャップえぐいなぁ。何して遊ぶ?」 「ちゅー!」 「女の子同士だよ?」 「周子ちゃんは奏とキスしたくないの……?奏のこと嫌いなの?」 奏は目にうっすらと涙を浮かべている。 精神年齢が大人だろうが子どもだろうが、速水奏は魔性の女みたいだ。 「そ、そんなわけないでしょ!私も奏ちゃんのこと大好きだよ」 「ホント?」 「ホントホント」 「ならチューして」 「……1回だけだからね」 「うん!」 「奏ちゃん、キス好きすぎない?見境ないけど?」 「17歳までの知識が入ってる分、余計に質が悪そうだな。 よし、最後は美嘉だな」 「え、私はこのままで問題ないというか」 「気に入ってるみたいだもんな。その体」 「気に入ってるというかその」 「なんだ、言ってみ?」 「Pさんが好きそうな体だったし、そのうち襲ってくれないかな…なんて」 「パパ、あの人、淫乱だよ」 「そうだな。危ないから近づかないようにしような」 「ちょっと!」 「いや、襲われたいとかいう理由だとは思わなかった。ちょっと美嘉のこと舐めてたわ」 「待って!違うの!そうじゃなくて、えっと」 「未だに恋人っぽいことはすぐ照れるくせに」 「それは関係ないじゃん!」 「とりあえず美嘉はもう変化してるわけだし、これで全員やったかな。どうだ、志希?」 「うんうん。なんか精神年齢まで変えるとかちょっとびっくりだけど、おもしろ~い」 「ならよかった」 「もう、Pさん!奏ももっとかまって!」 奏が周子のもとから俺のもとへとかけてきた。 「幼い奏ちゃんって結構かまってちゃんだったんだね」 「周子にはたくさん遊んでもらったか?」 「うん!」 「そうかそうか。じゃあ、周子にお礼を言わないとな」 「はっ!周子ちゃん、ありがとう!」 「あはは、遊ぶのはほどほどにね…」 「周子ちゃん、めっちゃ疲れてるじゃん」 「いや、奏ちゃんって結構お転婆だったんだなって」 「今からは想像もできないね」 「よしよし、奏はいい子だな」 「えへへ」 「普段とのギャップがとんでもないことになってるよ」 「世の奏ファンが今の奏を見たら漏れなく卒倒するんじゃない?」 「見せるわけねえだろ。そうだ、奏。奏は大人になってみたいか?」 「大人に?なりたい!」 「そうかそうか。それじゃあ行くぞ。えい!」 俺は奏に能力を使う。 奏には大人にするとは言ったが、正確には違う。正しくは元に戻す、だ。 精神年齢が10ほどあがるんだから、それは大人に近づいているのだから決して嘘ではない。 それにそんなことはもう関係ない。 それは奏を見ていればすぐわかる。 さっきの奏の精神を幼稚化したときは奏の見た目は全く変わらなかったが、今回は違うようだ。 ”ようだ”というのは俺がもたらした変化ではないからだ。 元の状態に戻った奏は一瞬で顔を真っ赤に染め上げた。 「……さい」 「え?」 「忘れなさい!」 「うわっと」 激高した奏が俺を押し倒し、俺の上に馬乗りになり、俺の首元を掴んだ。 「私にあんな恥ずかしいこと言わせて…っ」 「言わせてないだろ。奏が自分で言ってただけじゃないか。 それと一人称は”奏”じゃないのか?」 「わお、Pも煽るねぇ」 「このっ」 「まあまあ、奏ちゃんもそうかっかしないの。 大好きなPさんにちゅーしてもらえば?」 「周子!?」 「なんだ、ちゅーしてほしかったのか?俺はいつでもウェルカムだぞ」 「もういや…」 「もう、2人とも奏のこといじめすぎだよ」 「はいはい。悪かったな奏」 俺は押し倒された状態のまま、奏を抱きしめた。 「ダメ、許さないから…」 「どうしたら許してくる?」 「……キス」 「やっぱ、キスじゃねえか。ほれ、こっち向け」 「ん。んぁ、ちゅ」 奏は俺の方を向き、俺にキスをした。 さっきやった時とは違い、しっかり舌まで入れてきやがった。 奏と情熱的なキスをやり取りしていたら、奏の身体がふわっと浮いた。 「いつまで、フレちゃんたち放っておくつもり?」 フレデリカが奏を持ち上げたのか。 まあ、今のフレデリカの大きさなら女性の力でも、持ち上げられるだろうな。 「あら、残念。いいところだったのに」 「ホントに奏ちゃんって油断も隙もないよね」 「誉め言葉として受け取っておくわね。大体私だけあんな恥ずかしい目にあわされたんだから、これくらいの謝罪はしてもらわないと割に合わないわ」 「でも、精神の幼稚化って結構意外な面が見えてよかったな。今度ほかのだれかでやってみようかな」 「あらら、新たな被害者が誕生しちゃうね」 「あ、今のままだと奏だけまた何も変わってないことになるな」 「そう言えばそうね。どうする?今度は胸でも小さくしてみる?」 「うーん。それもありだが、せっかくLipps5人がそろってるわけだしな」 俺は5人全員に同時に能力を使った。 全員の身体と胸がどんどん成長していく。志希を元の年齢に戻すのも忘れていない。 身長やら胸の大きさやら、かなり俺の能力でばらついていたが、大体同じくらいのサイズになったはずだ。 5人の身長を伸ばすのに合わせて、部屋のサイズも5人に合うようにサイズアップしていく。 この状態だと俺の周りだけが大きくなっていくから、俺が縮んでいるような感じになるんだよな。 俺自体は何も変わってないのに不思議なもんだ。 やがて、全員の成長が止まった。 俺の前に5人が並んでいるが、俺の視線は彼女たちのへそあたりで、俺の頭頂部は5人のより豊満になった胸にすら届いていない。 「これはPさんが縮んだの?」 「いや、お前らが大きくなった」 「でも、周りのものも私たちくらいのサイズだよ?」 「そういうこともできる。服もピッタリになってるだろ?」 「わお、それは聞いてなかった!まあ、人の大きさも変えられるんだし、ものの大きさも変えられるって考える方が自然なのかな?さすがに超常過ぎて、志希ちゃんでもわからないや」 「で、どれくらい大きくしたの?」 「身長は全員3mちょうど。胸は元の身長だと120cmくらいだけど、今の大きさは知らん」 「さすがに大きくしすぎな気はするけど、Pさんの性癖が性癖だしね」 「というか、今私たちの胸何カップくらいあるの?」 「元の身長換算だとPとかQとかRくらいじゃない?」 「志希ちゃん、計算速っ」 「PとかRって聞いたことないサイズだねっ。」 カップ数はトップバストとアンダーバストの差で決まる。 身長が約1.8倍になってるんだから、トップやアンダーも当然大きくなっている。 そうなると当然、トップとアンダーの差もより大きくなる。 わかりやすく説明するなら仮にトップが100でアンダー50とかいうサイズだったとする。 さすがにそんなやついないが。で、トップとアンダーがともに倍になるとトップが200、アンダーは100になる。差は元々が50だったものが100になっている。 と、まあこのように実際に5人が3mになったことで胸がどれだけ大きくなったかは知らないが、通常サイズで考えると今の5人の胸はZカップはくだらないと思う。 それにしても俺のはるか頭上で言葉が交わされているというだけで興奮してくるな…、 「この状況ってPさんが絶対好きだよね?」 「え、当たり前じゃん?」 「当たり前なんだ」 「5人全員大きくしてる時点でお察してやつだね」 5人が俺のことを見下ろしながら、会話をする。 めちゃくちゃいい。 「これだけ身長差があると、どっちが年上なのかわからないよね」 「さっきまでPがパパだったのに今は私の方がお姉さんかぁ。ふふん。なんかいい感じだね。それじゃ、ちょっと作戦タ~イム」 「作戦タイム?」 「Pはちょっと待っててね」 「まあ、別に構わないが」 5人はないやら話し合っているようだが、その様子は俺から全く見えない。 身長差があるのは当然のこと、デカすぎる胸で顔が全く見えない。 別に5人は耳を突き合わせて内緒話しているわけじゃないけど会話している場所が高すぎて、俺には声は聞こえない。 これが俺と5人の今の差か…。興奮するな…。 少しして、話が終わったようだ。 何を話していたのか非常に気になるところだ。 「ごめんなさいね、待たせてしまって」 「別にいいぞ」 「それで、ボクはお姉さんたちと何をして遊びたいのかしら?」 「志希お姉ちゃんがイケない遊び、教えて、あ・げ・る」 身長差がかなりあるため、奏と志希が俺と同じ視線になる程度までかがんで言った。 2人の胸元から特大サイズの胸が見え、俺の視線が自然と釘付けになる。 「あれれ~?お姉さんたちと視線が合わないよ~? わざわざかがんで視線合わせてあげてるのにおかしいにゃ~」 「視線が下がってるけど、どこを見ているのかしらね」 奏がそう言うと、2人は首元をつまみ、下に下げた。 2人の胸は少し胸元を見せてもらったくらいではその全容を確認することはできないほど巨大だ。 どこを見ているって完全にわかってるじゃないか。 俺も隠すような気はさらさらないけど! 「あれ~。視線がエッチだよ?」 2人の胸に視線が釘付けになっていると、後ろからムギュッと抱き着かれた。 「周子!?」 「あぁ、お姉さんのこと呼び捨てなんて悪い子だなぁ」 俺の背中いっぱいに周子の極大の胸が当たっている。 そして、俺の腹の方まで回されている周子の腕は長く、手は大きい。 ふと、足元を見ると、周子はいわゆる女の子座りの状態だった。 よくよく考えれば当たり前だ。 俺の身長は175cmで、5人の身長は3m。 この身長差を埋めるには俺が何か高い台に乗るか、5人に屈んでもらうか座ってもらうしかない。 女の子座りをしてもらってようやく同じくらいの高さか…。 前には奏と志希の胸が、後ろには周子の胸が。 そして、上を向けばフレデリカと美嘉の胸がある。 フレデリカと美嘉に関しては胸がデカすぎて、顔が全く見えない。 フレデリカと美嘉はわざとなのか、直立したままだ。 立っているだけなのに圧倒的存在感を放っている。 もしかしたら下を向いているのかもしれないが、俺からは全く見えない。多分、2人からも見えていない。 にしても、2人が立ったままだから改めて思うが、スタイル良いよな。 もちろん背とか胸は俺が大きくしたがそれ以外の部分はノータッチだ。つまり、脚の長さや腰の細さの比率はありのままということだ。 この腰の細さでこの胸なんて、どんな遺伝子を継いでどんな生活をしたらここまで理想的な肉のつき方になるんだろうな。 胸以外に一切余分な肉がつかずにこの体型なんだもんな…。 実際にいたらマジで化け物だな。 「目の前にこんな美少女がいるのに上ばかり見るなんて失礼な子ね」 「ホントホント。もぉっと穴があくまでお姉さんたちのこと見てていいのにな」 「うぉっ!」 俺が前を向いたら、そこには先ほどよりも近く、眼前にまで迫った、奏と志希の胸があった。 前を向いた俺の視界のすべては2人の巨大な胸で完全に支配されていた。 「ふふ、ボクが大好きなおっぱいが目の前にあるわよ?」 「ほれほれ。私たちの大きくて柔らかいおっぱい触ってみたくなぁい?」 俺は目の前にある桃源郷に手を伸ばそうとした。 「だぁめ♡周子お姉ちゃんのおっぱい堪能してるくせに他のおっぱいに浮気なんて感心しないなぁ」 伸ばそうとした俺の両腕を周子がしっかりつかんで離さない。 俺の力ではこれだけのサイズ差がある周子の手を振りほどくことなど不可能だ。 「こんなに目の前にあるのに触らないの?」 「それならいつまでもこの体勢だとつらいし、普通に立っちゃおうか」 「そうね」 奏と志希はそう言って立ち上がった。 目の前にあった2人の胸はエレベーターのようにゆっくりと俺の視線よりも上に上がっていく。 「あ~あ。2人とも立っちゃったね。それじゃあ、私も立とうかな」 「え」 周子も立ち上がり、さっきまでと同じように全員立った状態になってしまった。 そして、なぜか3人は少し離れた場所に行ってしまった。 何してるんだ? ん?美嘉とフレデリカがこっちに歩いて来たな。 次は2人の番ってことか? って、2人とも止まらないんだけど! 「んおっ」 2人にぶつかって簡単に飛ばされてしまった。 「ああ、もうフレちゃん。ちゃんと周り見なきゃ危ないでしょ?」 「ごめんごめん。でも下見えないからさ。ごめんね、ボク」 「もう。ほら、手かしてあげるね」 俺は差し出された美嘉の手を握ると美嘉はいとも簡単に俺を引っ張って起こしてくれた。それに美嘉の手、デカい。 俺が握るというか、美嘉が俺の手を普通につかんでたもんな。 「ありがとう」 ありがとうとは言ったものの十中八九わざとだろうな。 美嘉とフレデリカは少しかがむようにしているため、俺を少し上から見下ろすような体勢になっている。 多分だが、普段の美嘉は仮に自分より小さな子にぶつかったときに、こんな体勢になることはない。 理由は簡単で、このようにすぐ近くでかがんだ態勢で上から見下ろされると、顔とかが影になって、威圧感を与えるからだ。 子ども大好きな美嘉が子どもに威圧感を与えるようなことはしないだろう。 おそらく、完全にしゃがんで同じ視線か、自分の方が見上げるようにするだろう。 ではなぜそうしないのか。 恐らくではあるが、こちらも理由は簡単で、俺がそう言うのを好きだから、である。 非常に助かる。 「ごめんね。怪我とかない?」 「ない、けど」 さすがに大の大人がそんなことで怪我はしない。 こういうので怪我すると一部の子が二度と同じシチュエーションをしてくれない可能性もあるし、怪我とかは気をつけないとな。 「うんうん、えらいえらい」 そう言って、フレデリカは俺の頭を優しくなでる。 さっきの3人もそうだったけど、完全に子ども扱いだな。 俺の呼び方”ボク”だしな。好きだから全然いいけどな。むしろもっとやってほしい。 「お姉さんたちさ」 とフレデリカが言うと2人とも再び直立の状態に戻った。 この状態になるたびに改めてでけぇ、と思ってしまうな。 まあ、実際俺の倍弱でかいわけだしな。 「ボクより背がとっても大きいし」 「おっぱいもこんなに大きいからさ」 2人はそう言って、俺を挟むように移動した。 2人は胸を突き合わせるようにしている。 俺は2人の胸の下にすっぽりと収まってしまった。 「「胸よりも背が小さい子は見えないの♡」」 ああ、なんと的確に俺のツボをついてくるんだ。 2人の巨大な胸が頭上にあるため、顔すら拝めないというこの状況下において、そういう発言は俺にかなり効く。 そして、2人はまた、少しかがんでようやく俺からも2人の顔が見えるようになった。 「こうやってかがんであげないと顔が見えないね」 「かがんでも私たちの方が余裕で大きいけどね」 2人に遥か頭上から見下ろされるというのは、ホントにくるものがあるなぁ。 「2人ともいつまで遊んでるの?」 2人に見下ろされていると、奏と周子と志希がまた現れた。 ただし、今度は下着だけを身につけた状態になって。 ブラジャーとパンティ以外の衣服を脱ぎ捨て、体の9割以上を露出している。 「あはは、楽しいから仕方ないじゃん。 それにフレちゃん的にはそんなに時間たってないと思うけどな?」 「それは奏ちゃんが待ちきれなかっただけだから気にしなくていいよ」 「周子、余計なこと言わないでくれる?」 「否定はしないんだね。まあ、じゃあ私たちも脱いじゃおうか」 「そうだねっ!」 フレデリカと美嘉も衣服を脱ぎ始める。 そして、すぐに2人も下着だけの状態になった。 5人の着用している下着は色こそ、それぞれのイメージカラーをつけてきているようだが、デザインは全く同じに見える。 見えるというのは、下に関しては目の前にあるから確認できるのだが、ブラに関しては上の方が全く見えないので判断できないのだ。 にしても、俺の能力で体を好きに弄っているとはいえ、全員エロい…。 下着だけになると、余計に5人のスタイルの良さが際立つ。 背は高いがその割に顔は小さい。胸はデカいのに腰は細い。それに脚も長い。 スタイルだけでも俺視点で文句のつけようがないのに全員圧倒的なまでに顔がいいときている。そこらへんの女優やモデルやグラビアアイドルでは歯が立たないな。 さすがは俺の担当アイドルたちだ。 「あら、P。もしかして見惚れてるのかしら?」 奏は俺のことを呼ぶときはさん付けだ。わざわざ呼び捨てにしているというのは俺を喜ばせるためだろうな。実際、嬉しいし。 「こんなにスタイルが良くてかわいい女の子が5人も揃ったらそりゃ、見惚れもするよね?」 「自分で言っちゃうんだ」 「確かにスタイルはめちゃくちゃいいよね。フレちゃん、自分でもびっくりしちゃう」 「顔もアイドルやってるくらいだし、いい方だよねぇ。美嘉ちゃんもカリスマJKなんだし、自分の容姿に自信はあるでしょ?」 「ないとカリスマJKとか無理でしょ」 「あれ、なんで私が攻められる流れに!?今日はPでしょ!」 「はっ、フレちゃんとしたことがターゲットを誤るなんて!」 「よし、じゃあ、本題に戻ろう!というわけで、えいっ」 「うおっ!急に持ち上げるなよ。ビックリするじゃないか」 俺は軽々と志希に持ち上げられた。 普段のサイズだと俺が持ち上げる側なんだが、さすがにこうも体格差があると俺がも違えるのは無理だな。 持ち上げられた俺は初めて大きくなった5人を見下ろす形になった。 すると、当然5人の胸も見下ろすことになるのだが、下から見上げるのと上から見るのではやっぱなんか違うな。 谷間長っ。 「にゃはは、P軽~いっ。ほ~らしっかり捕まっててね」 志希は俺を志希の方に向け、自分の胸の間に俺を挟むようにした。 俺は志希の首に手を回し、志希の腰回りに脚をかける。 志希はそんな俺の尻と背中に手を回し、優しく抱きかかえている。 ただの抱っこですね、これ。女子高生に子どもの様に抱っこされるなんて、興奮が止まらないんだがっ。 しかも、俺を挟んでいる志希の特大サイズのバストもある。普通抱っこをするときって、さすがに胸の上から抱っこするのだろうが、このサイズだとそれは無理だな…。 「こうしてみると、ホントにただの子どもにしか見えないね」 「写真に残してあげよっか」 「いいね、志希ちゃん、Pくんこっち向いて!はいチーズ!」 フレデリカに撮ってもらった写真を見せてもらうことにした(抱っこされたまま)。 しっかり、志希の全身が写るように撮ってくれていた。 俺が志希の胸の間に挟まり、志希に優しく抱きしめられている写真がそこには写っていた。 これはもう紛うことなく、子どもと大人だ。 いうまでもなく、俺が子どもで、俺を抱いている志希が大人だ。 客観的にこの画像を見ると俺の小ささがよくわかる。 俺が小さいというよりは志希含め5人が大きいだけなんだけどな。 いや、何度見てもこの写真良いな。 5人から見たら俺はこんなに小さいんだな。 そりゃ子ども扱いもするよな。 俺はこの後、他の4人にも回され、結局Lipps全員と抱っこされた状態で写真を撮った。 この画像は夜のお供確定だな。

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