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俺と加蓮と奏は昼飯を食べ終わり、雑談を繰り広げていた。 「まさか、あれだけのポテトをペロッと食べるなんてね」 「いやぁ、ポテトなら無限に食べられるよ。  今は体も大きいしね。まさか大きくなることにこんな恩恵があるなんて!」 「いや、その恩恵は完全に想定外だったな」 さすがにアイドル2人を連れて外食とはいかないので、某配達アプリを使って、加蓮から強い要望があった某有名チェーン店に注文した。 その際、加蓮がこのままのサイズでたくさん食べたいとか言い出した。 プロデューサーとしては担当アイドルが炭水化物をバクバク食べるのに賛同はできないが、元が細いし、レッスン等による運動量も相当量あることも考慮して俺が折れることにした。 頼んだのは俺と奏が食べるハンバーガーと大量に頼んだポテト。 配達員さんも大人数でパーティーでもしてるのかと思っただろうな。 違うんです。めちゃくちゃデカい、ポテト大好きガールがいるだけなんです。 届いた決して3人で食い切れるはずもない大量のポテトは俺と奏もつまんではいたが、あれよあれよという間に加蓮の胃袋の中に入ってしまった。 「ちょっと、食べたりないけど概ね満足かな」 「あれで食べたりないのね…」 「こっちは見てるだけで胸やけしそうだったけどな」 「2人とも全然食べてなかったじゃん。  そんなんじゃ、私みたいに大きくならないよ?  奏の胸もちっちゃいままだよ?」 「余計なお世話よ」 加蓮と奏はさっきまでの体型のままだ。 加蓮は身長255㎝、バスト128㎝という人間離れした肢体。 俺に言わせれば、魅力がとどまるところを知らない。 それに引き換え、奏は身長は変わっていないもののバストは64㎝とアンダーの方が大きな状況。 2人のバストサイズがちょうどダブルスコアなのである。 おそらく、ポテトを食べて成長するのは胸や背ではなくお腹だと思う。 「それにしても、奏はほんとに胸がなくなったな」 「あなたがやったんでしょ?  あんな恥ずかしい目にまであわせて」 「それは加蓮に文句を言ってくれ。  俺は請け負った作業をこなしただけだ」 「えぇ~。連帯責任だよ、Pさん」 「だそうよ」 「仕方ない。とりあえず奏の胸を揉みしだくか」 「仕方なさを微塵も感じないのだけど?」 「別にいいだろ?貧乳の奏なんてそうそう拝めないんだから」 「Pさん、奏は貧乳ですらないよ?  乳なんてないんだから」 「その話はもう終わったでしょ?まったく。  加蓮が本当は優しい子だって知らなかったら絶交してるところね」 「えぇ!ひどいよ、奏」 「ひどいのはどっちかしらね、まったく」 ふふ、とやり取りを楽しんでいるかのように笑う奏。 さっきまで加蓮はかなりひどいことを奏に言ってたが、2人の関係性がしっかりしているようでよかった。これで仲が悪くなって共演NGみたいなことになれば、わが社の損害は正直計り知れない。 俺はふっ、一つ息をついた。 そして、奏の胸に手を伸ばす。 俺が触れた奏の胸は本来あるはずの膨らみは見てもわかるように一切なかった。 これまで揉んできたそれは跡形もなく、俺の手に触れているはずの柔らかな感触など当然存在しなかった。 「なんか、揉むというよりただただ触る、って感じだな」 「誰かさんのせいでまな板つるぺた高校生になっちゃったものね」 「ちょっと、北条さん?速水さん、かなり根に持ってらっしゃいますよ?」 「えぇ~、事実をわかりやすく口にしただけなのに」 「あの子、相変わらず悪びれない!」 俺は2人の仲介をしながら、奏の乳首をきゅっと抓った。 すると、奏の口からきゃんっ、というかわいらしい声が漏れた。 「本当に感じやすくなってるんだな」 「え、ええ。そうみたい。  私も加蓮にやられたときはビックリしたわ」 「それは私も同じだよ。強くやりすぎちゃったかなって思ったもん」 胸が小さい方が感度がいいみたいな話は聞いたことあるが、ここで証明されるとは。 うちのアイドルたちは大きいのも小さいのもまあまあ感じやすい子が多い。 奏もここまで敏感ではなくとも普通に感じやすくはあると思う。あんなかわいい声をあげるほどではないが。少なくとも、俺に余裕を見せようとするくらいに我慢はできるのだと思う。 同一人物でここまで差があるんだからきっとそうなんだろう。 俺は1人、勝手に納得しながらも奏の乳首をいじり続けた。 奏はそれを身悶えながら受けていた。 乳首をいじるだけでここまで反応する奏は珍しいな 俺はついつい興が乗っていじり続ける。 「ど、どうかしら加蓮」 「何が?」 「どうやらPさんはあなたのその脂肪の塊じゃなくて、私の胸にご執心みたいよ。  ひぐっ!」 「……えぇ~。胸なんてどこにあるの?  奏はまったいらだから全然わかんなぁい。  Pさんも言ってあげなよ。凹凸がなさ過ぎて胸とお腹の境目がわからない、って」 加蓮は一瞬冷たい視線を浮かべたがすぐにいつもの調子に戻る。 あれ?これもう奏のターン始まってるの? 「あら、ずいぶんよくしゃべるのね?  負け惜しみかしら?」 「負け惜しみ?えぇ、私が?  なんで?今の私はPさんの女として奏に負けてるところなんて何1つとしてないんだけど?  この胸も身長もPさんは大好きなんだから」 加蓮は胸の下で腕を組み、胸を強調するようなポーズをとる。 「でも、Pさんの興味は私の方を向いているみたいよ?」 「そこまで何もないのは珍しいからでしょ?小学生未満だもんね?  今の奏の横向きの姿を胸の部分だけシルエットにしたら100人中100人が壁って答えると思うよ?  私のはおっきなおっぱいってわかると思うけど。  もう板通り越して壁だよね。さっきの宣言に妖怪壁女です、って追加しとけばよかったなあ」 「その壁女にPさんの興味を持っていかれるなんて何のために大きくなったのかしらね?  ほらPさん、手が止まってるわよ?」 俺はいつの間にか止めてしまっていた手を再び動かす。 奏の胸で今、唯一その存在を小さくアピールしている乳首。 そんなかわいらしい乳首をきゅっと抓ったり、指ではじいてみたりして奏のいろんな反応を楽しむ。 普段奏は乳首いじるくらいでここまで敏感に反応することないからな。 こんなに悶えながらかわいらしい反応を繰り返す奏は新鮮だな。 奏は胸がなくても十分すぎるほど魅力的で魅惑的な少女だった。Q.E.D 「……ねえ、Pさん。いつまでそんな壁触ってるの?」 加蓮が放っておかれたことでイライラがたまってきたのか俺のすぐ後ろまでやってきて声をかけてきた。 パッと振り向くと、そこには不満そうに腕を組んでいる加蓮が立ってはるか頭上から俺たちを見下ろし、いや見下していた。 圧倒的上位者のような威厳がそこから漂っている。 「か、加蓮?」 「そんな胸か背中かわからないような体の何が楽しいの?」 「さすがに乳首は胸にしか」 「口答えしないでくれる?今、私が話してるんだけど。  私の機嫌が悪いの、わかるよね?」 「はい…」 「あら、さっきまでは胸が小さいと心が狭いとか言っていたようだけど、そんなに大きくても心は狭いみたいね。  ちょっとPさんが私の体に夢中になっていただけじゃない。  ほら、Pさん。短気な巨人は放っておいてもっと楽しみましょう?」 「奏ぇ?ちょっと生意気が過ぎるんじゃない?  私がPさんと楽しみたいから変われ、って言ってるのが聞こえないの?  Pさんだってそんな貧相で何もかもも小さな体より、すべてにおいて大きくて豊満な私の体の方がいいに決まってるんだから!」 加蓮は冷たい声で言い放った。 「あら、ごめんなさい。別に悪気はないのよ。  Pさんは見ての通り、私に夢中なの。もう少し、待ってもらえるかしら」 「……自分の状況がわかってないみたいねぇっ!」 加蓮は俺の後ろから身を乗り出し、奏を抱え上げた。 「さっきは手加減してあげたのわかってるでしょ!  この1m弱の体格差で本気でたたいてあげてもいいのよ!」 「そんなにかっかしなくていいじゃない。  大きいのは背と胸だけなのかしら?」 「ふぅん。奏が何されたいのかよくわかったわ。  わざわざ叩かれたいなんて、朝のことでMに目覚めたの?」 「まさか。私がMになるのはPさんに求められているときだけよ」 「え?そうなの?」 俺は思わず反応してしまった 「もちろんよ。私はPさんのためならどんなことでもできるのよ」「この状況で私のこと無視…?  いい度胸してるじゃない。これはもうお仕置き確定だね」 「ええ、そうね。  ただし、あなたが私にではなくて、私があなたにだけどね」 「アハハハ!何言ってるの?  この状況で奏が私にお仕置き?  おっぱいと一緒に脳みそもなくなってるんじゃないの!」 「じゃあ、試してみる?」 そう言って奏は加蓮の胸に手を伸ばす。 「何?また胸を揉むつもり?  何回やっても無駄ってことがわからないのかな?  それとも、ないものねだりかな?  それで気が済むならいくらでもどうぞ」 「それじゃあ、お言葉に甘えて」 奏は自信満々の加蓮の胸に手を当て、軽く揉んだ。 「ぁはぁぁぁぁぁんッ!!!!」 すると、加蓮は盛大なイキ声を上げた。 「へ?」 俺は思わず間抜けな声を出す。 「あら、ずいぶんとかわいい声で鳴くのね」 奏は力が抜けているであろう加蓮の手から抜け出していた。 「私の体に何したの!?」 加蓮がはぁはぁと息を漏らしながら言った。 「さすがに私もこの体格差で加蓮のことをどうにかできるなんて思ってないわ。  それは午前中に思い知らされたしね。  だから、1つだけ仕掛けを入れたの」 「仕掛け…?」 「ええ。当初の目的とは用途が変わってしまったけどね」 そう言いながら、奏は小瓶を1つ取り出した。 「この空の瓶、何が入ってたと思う?  入ってたのは、び♡や♡く♡」 「媚薬!?そんなものどこで!?」 「うちの問題児の作品よ」 「志希か」 「そうよ、今日Pさんの家に行くって言ったらくれたわ。  本当はPさんに使って激しい夜を過ごしたかったんだけど」 「ハハハ、加蓮を見る限り効果がとんでもなさそうだから遠慮したいかな」 「あら、残念。ちなみに志希曰く、もうとんでもなく凄いから、少量で使わないと快楽から戻れなくなっちゃうかも、らしいわよ」 「お前、何とんでもないもの使おうとしてんだ!  ってか加蓮に使ってんじゃねえか」 「まあ、それは原液を使ったときらしいわ。  これはちゃんと希釈してある安全なもの」 「それならいいが」 「そんなものいつ私に仕掛けたのよ!  そんな怪しいもの飲んだ記憶なんてないわよ!」 「何言ってるの?とっても美味しそうに食べてたじゃない」 「食べた…?  !?まさか!」 「あなたがバクバク食べてたポテトにこっそりかけたの。  体が大きいからか効きだすのに時間がかかったわね」 「あのポテトに…!」 「味も臭いもしなかったでしょ?  ホントに志希ってすごい薬作っちゃうわね」 「ポテトなら2人だって食べてたじゃん!」 「私は予め解毒作用のある薬を飲んでたから平気。  Pさんも接種はしてるからそのうち効果が出るんじゃないかしら。  まあ、でも摂取量なら間違いなくあなたが1番よ。  当然、効果のほども、ね」 奏は加蓮の勃起している乳首を指でピンとはじいた。 「いぎいぃぃぃっ」 「すごく感じてるのね。  加蓮、かわいいわよ」 「奏ぇ、あなたねぇ!」 「そんなに怒らないの、まったく」 奏はそう言って、再び加蓮の乳首に優しく触れる。 「きゃんっ」 「今この瞬間、私が主導権を握ったのよ。  その胸と背にばかり栄養が行った残念な頭でも理解できるでしょう?  でも、さっきみたいに捕まえられたりしたら面倒なのよね…。  加蓮、Pさんにあなたの身長元にも戻してもらえるようにお願いしてもらえるかしら?」 「だ、誰がそんなこと…!  せっかく、Pさんの好きな体け、ふぎっ!」 加蓮の言葉を遮り奏が加蓮の乳首をつまむ。 「あなたに見下ろされるの、なんかムカつくのよ。  早くしてもらえる?」 奏はそう言った後、加蓮の返答を待たずにまた加蓮の乳首をいじる。 加蓮はひたすらにいじり続けられ、襲ってくる快感に吐息と喘ぎ声が漏れ出るだけで、言葉らしき言葉は口から出せないようだ。 奏も意地が悪い。さっきから加蓮がイキそうなタイミングで愛撫をやめている。 加蓮にとってはひたすら生殺しの状態が続いているということになる。 「そんなに我慢することないじゃない。  もう観念しなさい」 「誰、がっ!」 加蓮は奏の手を振り切り立ち上がった。 「私にイかせないで、音を上げるのを待つつもりだったのかもしれないけど残念だったわね!  奏がイかせてくれないなら自分でイけばいいだけよ!」 なんか話が変な方向に進んでいるような気がする。 当然のごとく、今日の展開に台本なんて存在しない。 すべて、2人のアドリブによって生み出されている空間だからこそ、ということなのだろうか。 そんなことを考えていると加蓮は俺たちの目の前で自慰を始めた。 特大のバストを片腕でひたすらに揉み、下の口にもう片腕を持っていき、指でくちゅくちゅと弄っている。 うん、やっぱりなんか変な展開。 ちらっと奏の方を見ると、不敵に余裕そうな笑みを浮かべていた。 加蓮は俺たちのことなんて意にも介さず、ひたすらに自分を慰めていく。 きっと彼女の視界に小さな俺たちは映っていないのだろう。 「なあ、奏?」 「何かしら?」 「超展開すぎない?  なんで、加蓮がオナニーする展開になってるの?」 「成り行きかしらね。  まあ、心配しなくていいわよ。私はね、負けっぱなしなんて性に合わないのよ。  やられたらやり返すわ」 「いや、別に心配してるわけじゃないけど…。  まあ、奏も楽しそうで何よりだ」 俺たちの会話の最中も加蓮は自慰を続けている。 漏れ出る吐息がエロい。 身長差がありすぎて顔が見えないのが残念だ。 「なんで、なんで…」 「ん?」 加蓮が何かぶつぶつと呟いているようだ。 「イけない!なんで⁉️こんなにイきそうなのに!  もうダメ!なんで!」 加蓮は志希特性媚薬を飲んで、奏に胸を少し触られただけで感じるほど敏感になっているはず。 両手で胸とマンコを弄っているのだからイけないわけがない。 「そういえば言い忘れてたけど、あなたが飲んだ媚薬ね。  自慰行為ではイけなくなるそうよ」 「……⁉️でもさっきは!」 「人からされる分には問題ないそうよ。  なんでそうなるのかは私もわからないけど。  質の悪いことに自慰で絶頂はできないのに快感はしっかり感じるそうだから、自慰してもたまるだけたまって発散できないってことみたいよ」 「そんな…嘘…」 とんでもない薬だな。世間に絶対発表できない代物じゃねえか。 そんな危ないもん作るなよな。 「本当はPさんに飲ませて私がいじめるか、私が飲んでPさんにいじめられるのを想定してたんだけどね」 「俺に飲ませる気だったのか?」 「そう言ったじゃない。あなたがSの時でもMの時でも楽しめるかな、と思ってたのだけど迷惑だったかしら?」 「いや、全然、まったく」 「それならよかったわ」 「ああっ!イきたいっ!イかせてっ!誰でも、いいからっ!はやくっ!」 加蓮は俺と奏が話しているときもひたすら自身を慰め続けていた。 でも、仕方がないことだと思う。 加蓮は奏に絶頂の直前を何度も味合わされ、自分で慰めてさらにたまっている状態なのだ。 発散できないと聞いても、その状態で待つだけなんてことはできないだろう。 何とか発散させたくて、手を動かしてしまう。生物としては正しい反応なのではないだろうか。 ことこの状況においては絶対的に悪手なわけであるが。 「加蓮、イかせてほしかったらPさんにお願いしなさい。  できるでしょ?」 「わかったっ!言う!言うから!」 「じゃあ、すぐ言いましょう。言わないとイかせてあげないわよ?」 「Pさん!私の身長!元に戻して!」 俺は残念には感じながらも、加蓮の身長を元に戻した。 一瞬で胸以外が元に戻った加蓮の乳首を奏はカリッと噛んだ。 「アハァァァァァァァッ!」 加蓮はこれまで溜まっていたのも吐き出すかのように声を上げた。 もし、エロ同人であれば愛液と一緒に母乳まで噴出していたこと間違いなしだ。 だが、しかし元の加蓮の身長にこれだけの胸がついているのはアンバランス感が半端ないな エロくてとてもいいが。 「あら、随分へばってるみたいね。  そんなに気持ちよかったのかしら?」 「うるさいのよ、胸もないくせに!」 「胸がないことは今、何も関係ないわ、ね!」 「ひゃうんっ!」 奏は加蓮の発言の仕返しとばかりに胸を揉む。 加蓮はそれによって、声を上げてしまう。 「そろそろ、この胸ともお別れしたいのよね。  ねえ、加蓮?せっかくだから勝負しない?」 「…勝負?」 「ええ、2人でイかせ合うの。そして、イった方はイかせた方にバストを1㎝献上するの。  どうかしら?」 「…それ、私にメリットがないんじゃない?  そもそも、奏って私に渡す胸残ってないじゃん」 「まあ1cmずつだし、バストが減って死ぬくらいまでならなければ大丈夫じゃないかしら?  仮にバストが減らせなくなったら、身長からでも1㎝奪っていいわよ」 「へえ?でも、基本私が損するだけじゃん。  私はこの胸で十分だし」 加蓮は奏に見せつけんとばかりに自分の胸を下から持ち上げて、強調する。 「あら、そう。残念ね。  そういえば、加蓮に飲ませた媚薬。効果は誤差はあっても大体1週間程度続くそうよ」 「え?」 「あなたは今日から1週間、自慰ではいけなくなる。  Pさんとずっと一緒にいられるわけじゃないのはわかってるわよね?  当然、仕事もあるんだから。  Pさん以外の誰かにお願いするの?」 「……私が勝負に乗ったら?」 「もちろん、解毒剤をあげるわ。  奪われたら大変だから、あなたが勝負を受けてくれたらPさんに預けておくわ。  どうかしら?」 「いいわ。受けてやろうじゃない。  奏から何もかも絞りつくしてさらに貧相な体にしてあげる!」 「その敏感な体でどこまで持つかしらね」 おぉ。なんか2人の視線がぶつかってバチバチと火花を散らしているような錯覚を起こしてしまった。 「イったかどうかの審判はPさんにお願いするわね」 俺が大きさを変えるんだから、俺が審判をするというのは当然の流れではある。 最初はどうなることかと思ったが、なんか俺的にはいい感じの展開だな。 バストを奪い合う、か。なかなかいいな。 他の子にもやらせてみるか?せっかくなら他のものも奪い合った方が面白いかな? ゲーム性をもっと持たせてみるのもありだな。 「Pさん?」 「ん?ああ、スマン。  審判の件はわかったけど、イくの判断基準はどうするんだ?」 ついつい、妄想を走らせてしまった。 こんなことを考え付く奏が悪いな。うん、そうだ。そういうことにしておこう。 「声が明らかに我慢できてなかったらとかでいいんじゃないかしら。  声が大きかったら、Pさん判断でその分余分に奪う。  どう、加蓮?」 「私もそれでいいよ」 別にイってなくても声って漏れるものだと思うけど、まあ、そんな細かいことはどうでもいいか。さて、2人ともどんなシナリオを思い描いているのだろうか。 非常に楽しみだ。 「勝敗のつけ方は?」 「ギブアップしたら、でいいわよね?」 「そうね」 「でも、胸が大きい方のギブアップはなしにしましょう」 「なんでよ」 「始まってすぐ、ギブアップされたりしたらつまらないもの」 「胸は減っても、口は減らないみたいね」 おっ、うまい。 ってそんな感想どうでもいいや。 「わかった。じゃあいつでもどうぞ」 俺は開始の合図を出した。 きっと全国全世界に俺と同じ癖の人間がいたら、涎ものだな。 どうせなら、加蓮の背が高いままにして、身長も奪い合ってればなおよかったが、まあ今回はいいか。 そのうち、似たようなことやらせよう。 俺が合図を出したのと同時に奏が素早く動く。 胸がないだけあって動きが早い。 「Pさん、何か変なこと考えてない?」 「ぜ、ぜんぜん?」 奏ってエスパー? 図星過ぎて露骨な返しになってしまった。 奏もフーン、と俺に冷たい視線を向ける。 「隙あり!」 「え?きゃんっ!」 奏が俺に意識をそらした瞬間を見逃さなかった加蓮が先制で奏の乳首を弾いた。 すると、奏が声を上げた。 俺はルールに則り、奏から加蓮にバストを1㎝渡した。 あれ?奏のリベンジタイムって話だよね? なんか加蓮が優勢になりそうだけど大丈夫なのだろうか。 まあ、おっきいおっぱい好きだし、別にいいか。 「アハハ!ただでさえない胸がもっとなくなっちゃうね!  私をイかせればいいと思ってたかもしれないけど、自分も今、感じやすくなってるの忘れてたんじゃない!」 そういえばそうだったな。 加蓮はそう言ってもう一度、奏の乳首を抓る。 「っ!」 奏は歯を食いしばって声を出さないように耐えているようだ。 だが、加蓮は容赦なく、反対の乳首を抓る。 「あぁぁぁんっ!」 奏はこらえきれず、声を上げてしまった。 ん~、声大きいし、2cm移動するか。 また、2人の格差がわずかに広がる。 「奏の大事な2cmもらっちゃった♡  これで130cm♡」 「今のは俺の判断で2cm移動にしたから、131cmだな」 「だってよ、奏?  私の胸で2cmも3cmも誤差だけどそっちはそうじゃないよね?  大事な大事な3cmだもんね?」 加蓮は奏の胸に自分の手を当てる。 「うわっ、すごっ。  触った感じで胸のところがへこんでるのがわかっちゃうよ?  もう壁以下だよね?壁なんて壁に失礼だったね?  もう、平らですらないんだもんね」 「こんなに近づくなんて随分と不用意ね!」 奏は両手で加蓮の両乳を鷲摑みにした。 今の加蓮は普通の身長なわけだから、加蓮が奏の胸を揉めるということは逆もまた然りだ。 加蓮の方が胸が大きい分、同じ距離離れていても奏の方が相手の胸に近いのだ。 「んあぁぁぁっ!」 「Pさん、何cmかしら?」 「2㎝かな」 俺は2人のバストを変化させる。 奏の胸はわずかにへこんだままだが。 やっぱ、2㎝とかじゃ変化小さすぎか? もう少し、一回の変化量を増やすべきだろうか? でも、少しずつ変化するのもそれはそれで好きだしな…。 いや~、難しい! 「くっ、調子に乗らないでよ!  たった2㎝程度。そんなの私からしたら減ったうちに入らないのよ!」 確かに2/131と2/61では数値以上に全然違う。 奏の胸はわずかに膨らんだのが見て取れるが、加蓮の変化は全くわからない。 これが胸囲の格差ってやつなのか。 加蓮が奏の胸に手を伸ばすが奏は華麗によけて、あえなく失敗した。 今の奏はほんとに身軽だな。 そもそも狙える部分が乳首だけとピンポイントすぎる。 「ちょこまかとっ!」 その言葉、リアルで聞いたの初めてだな。 奈緒とかこういうセリフを実際に聞くとテンション上げそうだよな。 「あら、失礼」 奏は素早く、加蓮の懐に入り込むと、乳首を指で弾いた。 「きゃんっ!」 「1㎝。って毎回いうのめんどくさいな。  ちょっと待っててくれ」 俺は2人のバストを変化させてすぐ、物置部屋に向かった。 そこにはアイドル達が家に来るたびに置いていったものやら、なんやらが積み込まれている。 俺はそこから目的のものを取りだし、2人の元へ戻った。 俺が持ってきたのはスポーツなどで用いられるぺらぺらめくるタイプの得点板。 1の位、10の位、100の位がそれぞれめくれるようになっている。 「よく、そんなもの家に置いてるわね」 「俺も何であるのか覚えてないけど、多分、友紀か晴あたりが置いていったんじゃないか?  ともかくこれで2人のバストを出してればいいだろ。  変化させたらめくる感じで」 俺は得点板の片方を128、もう片方を64と表示する。 「あ~あ、元に戻っちゃった」 「何言ってるのかしら。戻るのはこれからよ」 2人は向かい合って、同時に攻撃を開始した。 普通にぶつかり合えば、胸が飛び出ている加蓮の方が不利。 加蓮は少しでも早く、奏の胸に触ろうと腕を伸ばす。 しかし、奏は自分の胸のなさを利用し、横向きになりかわす。 なっ、と声を漏らす加蓮の胸を今度は奏がその体制のまま右腕を伸ばし、揉む。 「あぁん!」 俺は1枚ずつ得点をめくる。 これで奏は65㎝、やっとトップとアンダーが同じ大きさになった。 加蓮は得点板を確認して、ふんっと馬鹿にしたように笑った。 「これでやっと壁になれたね。  まあ、私みたいなおっぱいには程遠いけどね。  私思うんだよね、大きなぱいだからおっぱいって言うんじゃないかって。  壁になったところで、ぱいと呼べるようなものは見当たらないし、小さなぱい…ちっぱいもまだまだ遠いね」 「そんなことないわよ!」 奏は加蓮の胸をつかんだまま反対側の乳首に嚙みついた。 「アァァァァァァァァァッン!!!!」 加蓮は特大の声を上げた。 俺は能力を発動させ、何枚か得点をめくる。 奏の胸がようやくわずかな膨らみを見せる。 本来の奏のものには遠く及ばないが、それでも数時間ぶりの膨らみである。 とは言っても本当に微かな膨らみだ。 奏は自分の胸を確認した後に得点板をチェックした。 奏のバストを表示している数値の10の位には”7”の文字が表れていた。 今ので移動したバストは5㎝。奏のバストは70㎝となった。 それでも加蓮は122㎝。この勝負が始まってから6㎝縮んでいても未だに120㎝を切らない特大バスト。 奏の変化は見てちゃんとわかるが、加蓮の胸が小さくなっているかなど正直見ているだけじゃわからない。 奏は再び自分の胸に目をやり、その小さくわずかな膨らみの存在を確かめるかのように優しく揉んだ。 散々揉むほどもないと言われてきた胸は、依然として小さいままではあるが、それでも確かに奏の指にその存在を伝えているようだ。 しかし、それでもたった70㎝である。悠貴と同じサイズだと言えばイメージがしやすいだろうか。 「ふふふふ…。  どうかしら加蓮?これで乳なしとは言わせないわよ!」 奏はそう言って、小さな胸を張った。 その動きとともにふるん、とほんのわずかにゆれる奏の胸と奏本人の様子がなんともいじらしい。 「何よ。たった70㎝でしょ?  ちょっとだけ膨らんだからっていいところAAAカップでしょ?  そういうのはブラジャーが必要になってからほざいたらっ!」 奏が歓喜のあまり、攻撃の手を緩めた隙に加蓮が奏のわずかに前に出てきた乳首を摘まむ。 「しまっ!っん!」 油断しまくりのポンコツな奏もかわいいな。 あんまり奏がアホなところなんて見る機会ないからな。 「せっかく、70cmの大台に乗ったところ悪いけどまた返してもらうね」 加蓮はわずかな膨らみの上にある両の乳首をきゅ~っとゆっくり抓った。 「いぎぃっ!…んっ!んんんっ!」 奏は一瞬声を漏らした後、両手で自身の口をふさぎ、声が漏れるのを必死で抑えていた。 だが、一瞬声は漏れたので、残念だが1㎝移動させる。 俺は移動させたのち、得点板もめくる。 これ、めちゃくちゃ長引きそうだな。 展開的に奏の方が圧倒的に有利そうだと思っていたが、意外と一進一退の攻防を繰り広げている。 「もう、意地張らずに声出しちゃいなよ。  そんな胸ならあってもなくても変わらないって」 「んっ!んんう~んっ!」 奏はひたすらに声を漏らさないように耐えている。 そして、奏は歯を食いしばって、加蓮の手を払いのける。 そして、そのまま加蓮にぶつかっていった。 2人の胸がぶつかる。 ぶつかるというよりは加蓮の胸が奏の胸との間で潰れているようにしか見えないが。 「…つっ!」 「あぁぁぁぁんっ!」 2人とも敏感なのは同じだが、ぶつかりに行った奏の方は覚悟ができていたからか声をかみ殺していたが、加蓮はそうもいかない。 俺は2枚ずつ得点をめくった。 奏のバストは再び70の大台を超えた。 ……70って大台か?まあいっか。 奏は攻めの手を休めない。 快感にのけぞる加蓮を押し倒して、自分の手で加蓮の両腕を抑えた。 「私の手を押さえたら奏も私を攻撃できないんじゃないの?」 「あら、そんなことないわよ。  あなたの胸が大きいおかげでね」 奏はそう言うと、器用に腕を離さないように顔や体を動かし、加蓮の両乳首を口に含む。 「ま、待って。奏!今の体でそんなことされたらっ!くっ!」 加蓮は腕や体を動かして、奏の束縛から解放されようとするが、残念ながらうまくいかない。 そして、ついにその時は来た。 「ひぎあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」 とても現役女子高生アイドルとは思えない声が加蓮の口から発せられた。 もう、声が漏れたなんてレベルじゃない。叫んでるもん。 っていうか奏は何したんだ? 噛んだのか?なめたのか?気になるな。 っと、2人のバストいじらないとな。 俺はまず、得点板をぺらっと1枚めくった。 めくったのは当然10の位。 あれだけ声出てたし、文句ないだろ。 これにより奏は81㎝、加蓮は111㎝になることになる。 奏はあっという間に元々との差が5㎝にまでなるな。 俺は10㎝という変化量に期待を膨らませて、能力を発動する。 流石の加蓮の胸でも目視で変化が確認できた。 その圧倒的存在感を誇るバストが一回りか二回りほど小さくなる。 10cmというとおよそ4カップほどだ。 EカップからAカップになるほどの変化だ。 流石にサイズが規格外すぎて、そこまでの変化には感じなかったが、確かにその体積を減らしている。 そして、奏である。 大きくなったとは言っても精々AAAカップがいいところだった奏の胸。 そこにまるで空気が入っていくように膨らんでいくバスト。 巨乳とは言えずとも普乳と言ってもいいだろう。 AAAカップから4カップ上がったらCカップか? 奏の胸には確かにおっぱいがあった。 まな板なんて決して呼べない。 加蓮の乳首を咥えている今の状況で奏は自分の変化は目視できない。 両手も奏を抑えるのに使っているため、触って確認することもできない。 そこで奏は体を前後に揺らした。 身体が揺れると、成長した胸が遅れて揺れる。 それを確かめたのか奏の口角がわずかに上がった。 乳首咥えながら器用な奴だな。 「イギアァァァァァァァァァッ!」 そんなことを考えていると加蓮が再び先ほど同じくらい大きな声を上げた。 ファンにはこんな声聞かせられないな。 俺はまた、ペラッと得点をめくる。 先ほどと同じくらいの声だったので同じく10cm。 加蓮の変化の過程は先ほどとそんなに変わらなかった。 明らかに小さくなってはいるが未だ101cmと1mオーバー。 一方奏である。 やっと、加蓮の乳首から口を離した奏。 腕も離し、立ち上がる。 姿勢を正した奏の胸を大きくする。 奏はんっ、一瞬声を漏らす。 そして、徐々に胸が膨らんでいく。 貧乳とすら呼べなかったことなど今は昔の話。 既に奏のバストは元の85cmを超えている。 91cmとグラビアアイドルと並んでても遜色ないほどのバスト。 加蓮との差もわずか10cmにまで縮んでいる。 いや、バストで10cmの差はさっきも言ったが4カップほどの差。 決してわずか、なんて表現できるものではないが、元々60cm差があったことを考えると、10cmなんて誤差みたいなものだろう。 奏は大きくなった胸を下から持ち上げる。 「やっと、元より大きくなったわ。  91cmだとGカップくらいかしらね…。  どうかしらPさん、Gカップの速水奏は?」 「滅茶苦茶いい」 奏は自分の成長した胸を見せつけるようにアピールしてきた。 俺は間髪入れずに返した。 「ねえ、加蓮はどう思うかしら?」 「はぁはぁ、ちょっとは大きくなったみたいだけどまだGカップでしょ?  私は101cmのLカップなの!  世間的には巨乳でも今、この場では相対的に貧乳でしょ!」 「それなら、加蓮より大きくなって巨乳になろうかしら?」 「そのつもりなら、私の胸を口から外したのは下策なんじゃないの?」 「私も出来ればもう少し乳首カリってしたり、ペロってしたりしてあげたかったのよ?  でも、あなたの胸が小さくなったから両方咥えておくのが大変だったのよ」 加蓮はギリッと苦虫を嚙み潰したような表情を浮かべる。 そして、何度目の光景かもはやわからないが、加蓮が奏の胸にとびかかる。 そのまま、加蓮は奏の胸を揉みしだくが奏は余裕そうな笑みを浮かべている。 「そんな……。なんで反応すらしないの!」 「加蓮ったら。一緒に何回もPさんとヤッたのに忘れたの?  私は元々、そこまで感じやすい体質じゃないわよ?  加蓮が言ったみたいに、多分小さくなったから感じやすくなってたんでしょうね。  でも、もうここまで育ったんだもの。小さい時ほどは感じないわね。  もちろん、全く感じてないわけじゃないから上手にやってくれればイケるかもしれないわね。  そんなに荒く揉むだけじゃ、気持ちよくなれないわ。  さあ、あなたはどうかしらね」 今度は奏が加蓮の乳首を指でピンとはじいた。 「ひぎぃっ!」 「大きくてもこんない敏感でうらやましいわ。  Pさんもさぞ喜んでくれることでしょうね」 「こんのっ!」 「そんな力任せに揉んでも駄目よ。  揉むのはこうするのよ?」 奏はそう言って、加蓮の胸を優しく揉む。 「ひゃうんっ!」 「ほら、加蓮。あの得点表見て」 「と、得点?」 「加蓮のバスト、ついに1m切ったわね」 「!!!!?うそ…」 「そんな絶望しなくてもいいじゃない。  99cmなんて、まだまだ爆乳と呼ばれても差し支えないサイズよ?」 奏の言う通りなのだが、さっきまで130cmというあまりに規格外のサイズだったことを考えると、何とも言えなくなるな。 芸能界どころか、世界中探してもなかなかお目にかかれないサイズだったものが、グラビア業界だと探せば出てきそうなサイズにまでスケールダウンしている。 奏はそのまま、加蓮の胸を優しく揉み続ける。 媚薬を盛られている加蓮はそんな小さな刺激にも声を我慢することが最早出来なくなっており、小さく声を何度か漏らした。 そして、ついに60cmほどあったはずの2人のバストの差は0になった。 お互いに96㎝。 何度も言うが、グラビアとして普通に通用するグラマラスな肢体である。 2人とも、胸のデカさは言わずもがな、腰の細さがよりエロさを際立たせている。 全体的に肉感のあるむっちりした方が好きな人が多いのも知っているが、俺としては細い体に大きな胸な方が好きなのだ。 「やっと同じ大きさになったわね。  どうかしら加蓮。貧乳の私と同じサイズになっちゃった気分は」 「ぬけぬけと…っ!」 「もう、アイドルがそんな顔したらダメじゃない。  笑顔よ、笑顔」 そう言って奏は最高の笑みを浮かべた。 最高の笑みだが、加蓮にとってはそう見えないんだろうな。 その綺麗な笑みを浮かべたまま、奏は加蓮にキスをした。 ……え?なんで? 加蓮も驚いたように目を見開いている。 奏は奏は加蓮が驚いている隙に加蓮の左胸に右手を、加蓮の下の口に左手をそれぞれあてがい、弄り始めた。 加蓮はんーっ!と何か声を発そうとしているようだが、口を塞がれているため、声を出せない。 奏は緩急をつけながら、ひたすらに弄り続ける。 加蓮が絶頂に達しそうなタイミングで弄るのをストップする。 加蓮はあまりの快楽に奏に抵抗することもできない。 そして、またすぐ奏が弄る。 これをひたすらに繰り返していく。 正直百合って俺の守備範囲じゃないんだが、美少女の百合ってのは絵になるな。 奏も随分とキスが上手になったなぁ、と何故かこんな状況で感慨深い気持ちになる。 あんなにキスせがんでくるくせに、いざするとなると緊張して全然上手にできていなかった。 あんなに顔が良いのに俺とするまでキスしたことなかったらしい。 それが、こんな立派になって…。 俺が回想に入っていた間、加蓮はどうやらかなり出来上がっているようだ。 奏は加蓮からようやく唇を離す。 加蓮はその場にへたり込み、奏は俺の元まで歩いてきた。 「どうだったかしら?」 「眼福」 「それはよかったわ。  でもそれにしては心ここに非ずみたいな目をしてたけど?」 「あんだけキスして加蓮のこと弄ってたくせによく見てるな」 「私がPさんの挙動を見逃すわけがないじゃない」 「それは喜べばいいのか…。  まあ、いいや。奏もキスがうまくなったな、って思ってたんだよ」 「…昔のことはもういいじゃない」 奏はぷいっと顔を俺から見えないように背けた。 「あれだけ、キスキスキスキス言ってたやつが……なぁ?」 「もうやめて…」 俺は背けられている奏の顔を無理やり俺の方を向かせた。 「Pさん?」 「俺にも成長した所見せてもらおうかな」 俺は奏にキスをしようと、顔を近づける。 だが、奏の人差し指を俺の口に当てられたことで止まってしまう。 「奏?」 「それはとっても魅力的な提案だけど、あとにしましょう。  まだメインディッシュが済んでいないもの」 そう言って奏は加蓮の方を向く。 加蓮は短い息を連続して吐きながら、自分の胸とまんこを弄っている。 「また、オナッてるのか?  イケないんだろ?」 「ええ。それでもさっき私は散々イカせないように慎重に快感だけをため続けたから。  本能的にそうしてしまうのも無理ないんじゃないかしら」 「わかってても止められないんだな。  ダイエット中の菓子みたいなもんか」 「無駄に例えるのがうまいわね。  きっと全国の女の子が賛同してくれるわよ」 「これでもプロデューサーなんでな。  女の子の気持ちはそこらへんのおじさんよりは理解してるつもりだ」 「そう。私たちのことは本命を決めずに弄んでいる悪い男の言葉とは思えないわね」 「そう言えば、加蓮はどうするんだ?」 「露骨に話題をそらしたわね…。  まあいいわ。メインディッシュをいただきましょうかね。  加蓮?イキたいかしら?」 「イキたい!イカせて!もう限界なの!」 そういう加蓮の手は全く止まらない。 それほど快感がたまっているということなのだろう。 快感を治めるためにオナニーしているのに快感は治まらず、余計に高まっていく。 奏もとんでもないこと考えるな。 「イかせてあげてもいいけど、加蓮のおっぱいきっとなくなっちゃうわよ」 「イヤ!おっぱいはダメ!」 「じゃあ、無理ね。  このままずっとオナニーしてなさい」 「ダメなの!オナニーじゃ!イケない!  でもおっぱいはダメ!」 「わがままね。あなたは今、どちらか一方しか叶えられないの。  ほら、選びなさい。このままだとオナニーし続ける選択になりそうね。これ以上快感が高まったらどうなるのかしらね?  もう、元の北条加蓮には戻れないかもしれないわよ?」 「そんなっ!」 「どっちを選ぶの?」 「イかせて!」 「おっぱいはいいのね?」 「いらない!おっぱいいらない!から!  はやく!イかせて!」 「わかったわ、それじゃあいくわね。  ほら、オナニー我慢しなさい」 「はやく!はやくっ!」 奏は加蓮に近づき、加蓮のオナニーが止まっている間に、顔を右胸に近づけ、左手はまんこに、右手は左胸にもっていく。 そしてそのまま同時に乳首を嚙み、まんこに指を入れ、乳首をギュッと抓る。 「イギャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!」 加蓮がとんでもない声をあげて果てた。 すごい溜まってたんだな…。 盛大にイった加蓮はピクピクと体が痙攣させているようだ。 「ほら、Pさん。早くバスト移動させて」 「あ、ああそうだな」 俺は奏に従い、バストを移動させることにした。 俺は10の位を3枚ずつめくって能力を発動した。 加蓮のバストが徐々に萎んでいく。 それと引き換えに奏のバストは膨らんでいく。 加蓮の胸が1周り小さくなると、奏の胸が1周り大きくなる。 「おっぱひ、わらひのおっぱい、なくなっひゃう」 快感が抜けきれないのか、加蓮が呂律の回らない様子で焦点の合わない虚ろな目で自分の小さくなる胸を見つめている。 最大で131㎝もあった胸が影も形もなくなっていく。 既に100㎝こそ切っていたが、それでも世間一般でいうところの巨乳、いや、爆乳と呼べるサイズではあった。 だが、どんどん小さくなる胸はもはやそう呼べるほどのサイズでは決してない。 逆に奏の胸はどんどんと体積を増していく。 既に1mの大台を突破したであろうバストはそれでもまだ大きくなろうと今にも暴れだしそうな勢いで大きくなっていく。 そして、ついに2人の変化が終わるときが来た。 「な、なくなっひゃった…。おっふぁい、どこにも…」 加蓮は未だ呂律がまわっていない様子で絶望した目で呟いた。 奏は得点表を確認して、加蓮の乳首を優しく触る。 ひゃんっ、と声を抑えられない加蓮。 もう一度、乳首に触れると、またひゃんっ、と先ほどまでとは違い、かわいい声が漏れる。 俺は2㎝を移動させた。 「奏も加蓮も大きくした後に1㎝とかにこだわるよな。  誤差だろ、そのサイズからしたら」 「1㎝を笑う者は1㎝に泣くのよ。  それにこの2㎝で加蓮はトップとアンダーが同じになったのよ」 「怖っ。ちゃんとアンダー覚えてて、復讐に使ってくるあたりさすがすぎる」 「おほめにあずかり光栄ね」 「いや、褒めてない…。あ、いや俺の癖的には褒めるべきか?」 「なんでそこで迷ってるのよ…」 「繊細な男心ってやつだな」 「Pさんの心が繊細だったなんて初耳ね。  そんなPさんには私の大きくなった胸を貸してあげましょうか?」 「ぜひ」 「胸がっ!ないっ!私の!おっぱいはどこ!」 加蓮の意識が覚醒したようだ。 先ほどまでのことをはっきりと覚えていないのか、自身の胸を触りながら動揺している。 胸を触るときももにゅ、などといった柔らかいものを揉んでいるというよりはペタペタと平らなものに触っているオノマトペがついていそうだな。 「あら、加蓮。ようやく起きたのね」 「奏…っ!  返して!私のおっぱい返して!」 「あら、おかしなことを言うわね。  あなたが言ってたじゃない。このおっぱいは私についてるんだから私のモノよ」 「この…っ!」 加蓮は奏に襲い掛かった。 襲い掛かるとは言っても胸を強く揉みしだくだけなのだが。 「それは効かないって言ったじゃない。  でも、あなたは違うでしょ?  これ以上小さくなりたくなかったら降参してくれないかしら?」 「誰が降参なんて!」 「じゃあ、いいの?  本当にもらっちゃうわよ?」 奏は加蓮の胸に手を伸ばす。 「これ以上とるものなんてないでしょ!」 「でも、あなたはそんな私からも奪ったじゃない。  あと1cmでもとられたらえぐれ乳になってしまうけどいいのね?」 「い、いやよ!」 「じゃあ、どうするの?  もう私の手が触れちゃうわよ?  敏感なあなたに耐えられるのかしら?」 「そ、それは…。  ……降参します」 「よかったわ。Pさん、加蓮に薬を渡してあげて」 「ん?ああ」 そう言えばそういう名目だったな。 すっかり忘れてた。 俺は奏から受け取っていた薬を加蓮に渡した。 加蓮はそれをすぐ服用した。 「さあ、加蓮。最終結果をPさんに見せましょう?」 「…そんな必要ないでしょ」 「そんなに不安にならないでよ。  私は胸がない辛さを知ってるからあなたみたいなことしないわ」 「……わかった」 加蓮と奏は横に並ぶ。 さっきとはバストがほぼ逆転しているだけだが、さっきとは違う不思議な感じがしてくる。 加蓮の真っ平な胸と奏のこれでもかと言わんばかりに膨れ上がった胸。 小さい方がいるから大きい方が余計に映えるな。 俺は引き寄せられるように奏の胸を揉んだ。 これが乳トンが言っていた万乳引力というやつか。 「あんっ。もうPさんったら、小さくても大きくても私の胸が好きなのね」 「ちょっとPさん!私のも、その、揉んでよ」 ちょっとしおらしくなった加蓮がいじらしくて、俺は片手に奏の胸、もう片手に加蓮の胸ととんでもない贅沢を楽しむ。 奏の胸は言うまでもなく、俺の手に収まりきるわけもなく、揉むたびに指の隙間から肉がはみ出してくる。 加蓮の胸は膨らみこそ一切なく、揉むなんて正直できないが、それでも揉むように触れる。 平坦な胸でもやはり、女性の胸。 硬さの中にそこには確かに柔らかさがあり、両手に広がる感触の対比がなんとも素晴らしいものだと改めて思う。 「もう、Pさん。  いつまで揉んでるのかしら」 俺は奏に言われてハッとした。 あまりの素晴らしさに無心で2人の胸をひたすら揉んでいた。 「いやあ、あまりに凄くてついつい」 「じゃあ、もっと楽しんでもらいましょうか。  私と加蓮の胸でPさんの元気な息子を包み込んであげるわ」 「え…」 俺はその絵を想像するだけで興奮が高まってきているが、加蓮は絶句している。 当然だろう。今の加蓮は包み込むどころか、挟むことすらできない。 何がひどいことしない、だ。 加蓮が恐怖での支配を演じていたのに対して、奏は俺のため、という名目を使っている。 無理やり行動させるのではなく、あくまで最終的に加蓮に決めさせている。 実にそそる展開だ。 「Pさんに喜んでほしくないの?」 「そんなわけ!ないけど…」 「ならいいじゃない。ほらやりましょう?  Pさんはもう下も脱いで準備万端みたいよ」 「いつのまに…。わかったわよ…。  やればいいんでしょ!やれば!」 奏と加蓮は俺を挟むように位置につき、膝立ちになる。 そして、お互いの胸を俺の息子を挟むようにしてぶつける。 ほぼすべて奏の胸に包まれているような感触しかないが、それでもわずかに硬いものに当たっている感触はある。 奏の胸で壁に押し付けられたような感じだ。 奏は両手でその巨大な胸を上下に動かして俺に刺激を与えてくれる。 加蓮は上半身を上下させることで何とか俺に刺激を与えようとしている。 正直、奏だけで十分な感じはある。 だが、加蓮が健気に俺になとか気持ち良くなってもらおうと涙ぐましい努力をしている姿がこう、グッとくる。 そんなことを考えているうちに既にはち切れそうなまでに勃起していたマイサンは限界を迎えた。 「やばい、でる!」 「なら早く出して。Pさんの精液私たちのおっぱいにぶっかけて!」 「んぐっ、あぁぁぁぁっ」 俺は精液を盛大ぶちまけた。 その精液の殆どは奏の胸に出ていた。 「随分とたくさん出したわね。朝にも加蓮の大きかった胸でたくさん出してたのに。それだけ私たちの胸が気持ちよかったのかしら?」 地味に”大きかった”と過去形を使うあたり、性格が悪いわ。 それに”私たち”って。自分だけの功績だとわかっているだろうに。 「ああ、とてもよかった」 「やったわね、加蓮。  Pさん、私たちの胸が気持ちよかったそうよ」 「くっ…。  そう、みたいね」 加蓮は恨みがましそうに奏の胸を見て答えた。 やっぱり、こういう逆転モノもいいよな。 凄くそそる。 「さて、次は何してあげようかしら」 「一回休もうよ。私、結構疲れてるんだけど」 加蓮がさっきまでの恨みがましそうな顔から一転、いつもの様子に戻った。 「確かに薬まで使われてイき狂ってたもんな」 「ホントだよ。ホントに壊れちゃうかとも思ったんだから」 「Pさんは興奮してたみたいよ?」 「それはわかってるけどぉ」 「とてもよかった。俺の中で百合と言う新しい扉が開きかけた」 「まだ、性癖増やすつもりなのかしら」 「Pさんはエッチなんだから」 「お前らが魅力的なのが悪いな」 俺たちは笑いながら加蓮の休憩のために、シチュエーションを切り上げることにした。

Comments

maxcan

UP、お疲れ様です。 次回も楽しみに待っています。